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国際特許分類[F16D69/04]の内容

国際特許分類[F16D69/04]に分類される特許

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【課題】湿式摩擦材及びその製造方法において、摩擦面に充填材を多く分布させることによって確実に正勾配性のμ−V特性を得ることができ、ジャダー現象を低減できること。
【解決手段】桝状の容器10の底部に網11を張ったものを平板12で塞いで、この容器に大きさ5μm〜20μmの気泡3を含有させた水2を満たす。次に、気泡3を含有させた水2に繊維材料4及び充填材5を添加して、攪拌する。そして、所定時間静置することによって、繊維材料4は上方へ移動し、充填材5は下方へ移動して偏在した状態となる。そこで、平板12を外して底部から脱水することによって、底部の網11の面に充填材5が偏在し、その上に繊維材料4が堆積した基材前駆体6が得られる。この基材前駆体に熱硬化性樹脂を含浸して加熱硬化させることによって、充填材4が脱落することも目詰まりを起こすこともなく、湿式摩擦材用の摩擦材基材を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキシューと摩擦材との接着面に必要十分な接着性能を有し、制動時に強いせん断力を受けても、脱落のない安全安心なドラムブレーキ部材及びこの部材を用いたドラムブレーキを、提供する。
【解決手段】シューと、このシューに接着される摩擦材とを備え、この摩擦材が、シューとの接着面に、予め線状に塗布される接着剤を有し、この線状に塗布される接着剤が複数の線であり、線間幅を線幅よりも狭くする、ドラムブレーキ部材。複数の線が、最も外側となる2本の線幅に比べ、内側の線幅を太くする、ドラムブレーキ部材。複数の線の厚みを、全て等しくするドラムブレーキ部材。ドラムブレーキ部材を用いた、ドラムブレーキ。 (もっと読む)


【課題】フェノール樹脂・ポリビニルアセタール樹脂系接着剤であって、毒性や環境問題が小さい溶液型接着剤及び、毒性や環境問題が小さいフェノール樹脂・ポリビニルアセタール樹脂系接着剤であって、熱間接着強さ及び熱老化後の常態接着強さを有する接着剤を提供する。
【解決手段】(A)ポリビニルアセタール樹脂を100重量部、(B)フェノール樹脂を30〜300重量部、(C)炭酸エステルを100〜500重量部、及び(D)メタノールを10〜200重量部含有することを特徴とするフェノール樹脂・ポリビニルアセタール樹脂系接着剤。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、内周側からの潤滑油の供給がない仕様の場合や、外周に油溜まりを発生して攪拌トルクが大きくなる場合においても、確実により大きな引き摺りトルクの低減効果が得られること。
【解決手段】リングタイプ摩擦材6が回転することにより、リングタイプ摩擦材6の外周に溜まるATFとの相互作用によって発生する引き摺りトルクを、複数の油溝9に挟まれた島状部分8の外周側両角部の一方または両方または外周側全域を、R加工または面取り加工によって削除し、島状部分8の外周側を削除した周方向の長さが、外周側を削除した島状部分8を挟む複数の油溝9の外周開口部の幅の一以上が油溝9の最も細い部分の4倍以上になるように設け、外周部におけるATFによる攪拌トルクを抑制することにより、高い引き摺りトルク低減効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、C/SiC複合材料からなる円盤状摩擦部材であって、従来のものよりも更に強度に優れた円盤状摩擦部材を提供することにある。
【解決手段】本発明は、C/SiC複合材料からなり、中心軸周りに締結部を備えるブレーキロータR1のロータ本体1(円盤状摩擦部材)であって、前記締結部は炭素繊維を円筒形状に巻回したブロック体13を埋め込んで形成したことを特徴とする。このロータ本体1は、例えばハット部に締結するための締結部の強度が高められる。 (もっと読む)


【課題】裏金の保持面に生じる錆を抑制でき、その上で製造効率の低下を防止可能なブレーキパッドの提供。
【解決手段】フェノール樹脂の含有量が6〜8重量%の摩擦材14と、摩擦材14を保持面13に保持する板材であって保持面13の表面粗さが5〜15μmで板厚方向に貫通孔を持たない裏金12とを有し、裏金12にエポキシ−フェノール樹脂の接着剤を表面粗さの最頂部から5〜10μmの厚さで塗布して摩擦材14を接着してなる。 (もっと読む)


ブレーキパッド(10)が、プラスチック材料からなる裏打ち板(12)と、裏打ち板(12)を覆って成型された摩擦ライニング(14)と、裏打ち板(12)に埋め込まれた金属製の補強板(16)とを備えている。裏打ち板(12)が、中実な周辺構造(18)と、複数の穴(22)を有する格子状の網状構造として形成された内部構造(20)とを備えており、穴(22)が、裏打ち板(12)の表面に一様に分布し、摩擦ライニング(14)の材料によって少なくとも部分的に満たされている。穴(22)の少なくとも一部が貫通穴として形成されることで、摩擦ライニング(14)が、貫通穴(22)へと延びて摩擦ライニング(14)と裏打ち板(12)との間の接着を改善する複数の柱(24)を形成している。貫通穴(22)の面積は、摩擦ライニング(14)の裏打ち板(12)に接する面とは反対側の面の面積の少なくとも4.5%に達する。
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【課題】バックプレートとの密着性が確保された摩擦材及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】少なくとも繊維基材、結合材及び摩擦調整材を含む、造粒物Aと造粒物Bから、該造粒物Aの結合材比率A(質量比)と該造粒物Bの結合材比率B(質量比)が、結合材比率A/結合材比率B=1/5〜1/2であり、造粒物Aからなる層Aと造粒物Bからなる層Bを積層したものを一体に硬化してなり、該層Aを摩擦面側に設置したことを特徴とする摩擦材。バックプレート上に上記層A及び層Bを積層したものを加熱、及び加圧成形する摩擦材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】クラッチピストンに対して複数の扇形摩擦材の相互間の圧力を均一化し、互いに密着させて環状の摩擦材としたこと。
【解決手段】環状または略環状摩擦材10の一部を構成する扇形に打ち抜いてなる扇形摩擦材10-1〜10-8の相互間が、接触しない状態で、配置金型30に合わせて略環状に配置する。そして、扇形摩擦材10-1〜10-8を縮径金型50に移動する。そこで、扇形摩擦材10-1〜10-8をその径が小さくなるように、扇形摩擦材10-1〜10-8を環状の中心方向へ移動させて扇形摩擦材10-1〜10-8の相互間を環状または略環状とし、複数枚の扇形摩擦材10-1〜10-8の一面とクラッチピストン60の接合面の一方または両方に接着剤を塗布し、クラッチピストン60を複数枚の扇形摩擦材10-1〜10-8に押圧して、前記対向する面をクラッチピストン60に接着する。 (もっと読む)


【課題】クラッチピストンに対して複数の扇形摩擦材の相互間の圧力を均一化し、互いに密着させて環状の摩擦材としたこと。
【解決手段】環状または略環状摩擦材10の一部を構成する扇形に打ち抜いてなる扇形摩擦材10-1〜10-8の相互間が、接触しない状態で、配置金型30に合わせて略環状に配置する。そして、扇形摩擦材10-1〜10-8を取り出し、配置金型30とは異なる縮径金型50に移動する。そこで、扇形摩擦材10-1〜10-8をその径が小さくなるように、扇形摩擦材10-1〜10-8を環状の中心方向へ移動させて扇形摩擦材10-1〜10-8の相互間を接触させて環状とし、複数枚の扇形摩擦材10-1〜10-8の面とクラッチピストン60の面の一方または両方に接着剤を塗布し、クラッチピストン60を複数枚の扇形摩擦材10-1〜10-8に押圧して、前記対向する面をクラッチピストン60に接着する。 (もっと読む)


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