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国際特許分類[F16H53/02]の内容

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【課題】互いに摺動する一対の摺動部材の耐摩耗性を向上させると共に、摩擦係数を低減することができる摺動構造を提供する。
【解決手段】互いに摺動する一対の摺動部材の摺動面間に潤滑油を給油しながら少なくとも一方の摺動部材を摺動させる摺動構造であって、少なくとも一方の摺動部材の摺動面には、ラマン分光スペクトルにおけるDバンドとGバンドとの面積強度比が1.5〜2.0となる非晶質炭素被膜が形成され、摺動面間に存在する潤滑油は、モリブデンの量が潤滑油に対して400ppm以上となるように少なくともモリブデンと硫黄とを含有した化合物を含んでなる。 (もっと読む)


【課題】 カム部材等の回転偏心部材を、インクジェット法により高精度かつ低コストに提供する。
【解決手段】 カム部材1は、回転軸心を有する軸部2と、軸部2の外周に形成され、その外周面が、その輪郭線の曲率中心を回転軸心と異なる位置に配置した樹脂部3とで構成されている。 軸部2の両端部を支持部14により回転軸心より偏心した位置で支持し、軸部2を偏心回転させながら、紫外線硬化樹脂等の光硬化性樹脂をノズルヘッド11のノズル12から微小液滴状態のインク15として軸部2の外周面に噴霧して被膜を形成し、硬化部13の紫外線ランプの照射により硬化させて、樹脂部3を形成する。 軸部2の回転周速度を変化させたり、インク15の噴霧量を増減させたりすることにより、所望のカム面を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】 初期状態において、非晶質炭素材料からなる被膜の表面が粗い場合であっても、摺動初期の段階において、表面粗さを低減させて境界潤滑から流体潤滑に近づけることにより、低摩耗及び低フリクション化が可能な摺動部材と潤滑油の組合せを提供する。
【解決手段】 摺動面に非晶質炭素材料からなる被膜を形成した第一摺動部材と、該第一摺動部材の摺動面と摺動する摺動面にHv400以上の表面硬さを有する第二摺動部材と、第一摺動部材と第二摺動部材との摺動面に、カーボンスーツを0.2〜2重量%含有させた潤滑油と、を備えてなる。 (もっと読む)


本発明によれば、組み立てられたカムシャフトを製造する方法ならびに組み立てられたカムシャフトが提案される。この場合、シャフトを収容するための内側の切欠きを有する、別個の製作プロセスで製造された少なくとも1つの機能構成部分が設けられており、シャフトの、少なくとも機能構成部分が固定されるべき範囲が、少なくとも所定の区分にわたり拡開され、シャフトを収容するために機能構成部分に設けられた切欠きが、少なくとも片側でかつ少なくともその軸方向長さの一部にわたりホッパ状に拡開されており、ただし開口部は、拡開されたシャフト範囲の直径に少なくとも相当する直径を有しており、この場合、シャフトには、ローレット目付けによるシャフトの外周の材料変形加工により、シャフトの外周にわたり分配された複数の隆起部もしくは凸部がシャフト軸線の長手方向でシャフト外面に沿って施与され、引き続き、ほぼ円形の切欠きを有しかつホッパ状に拡開されていない範囲では、拡開された範囲に隣接したシャフトの直径よりも少しだけ大きくかつシャフトの外周にわたり分配された複数の凸部により描かれた直径よりも少しだけ小さく形成された直径を有している機能構成部分が、ホッパ状に拡開された範囲を先頭にしてシャフトの拡開された範囲に押し被され、この場合、凸部が、主として機能構成部分の切欠きの範囲における機能構成部分の材料の変形により該切欠き内に部分的に食い込むか、もしくはめり込み、機能構成部分が場合によっては少しだけ弾性的に拡開され、このときに機能構成部分をシャフトに摩擦接続的にかつ形状接続的に結合する。
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【課題】 カムシャフトの高周波焼入れ方法を提供する。
【解決手段】 エンジンのバルブを開閉するカムロブ4aを備えたカムシャフト1の高周波焼入れ方法であって、前記カムロブ4aの軸方向端面5aの所定領域5cをブロック6,7により両側から挟持し、前記ブロックにより前記カムロブを挟持した状態で、前記カムロブを加熱する高周波コイル9を設置し、前記高周波コイルに所定時間通電後、前記カムロブを冷却液で急冷する。 (もっと読む)


【課題】主動節と従動節の接触部位への給油を省きながらも接触部位の焼き付き等を抑制する。
【解決手段】カム機構3は、重量%で炭素を0.6%〜1.3%、クロムを16%〜18%含有し、焼入処理及び焼もどし処理が施された第1の鋼材33a,34aの表面に窒化鉄層33b,34bが形成された第1のカム部材33,34と、第2の鋼材31a,32aの表面に窒化クロム層31b,32bが形成され、第1のカム部材33,34に線接触する第2のカム部材31,32と、を備える。 (もっと読む)


【課題】熱処理が容易な中空材より中空カム軸を塑性成形する。
【解決手段】肉厚中空の第1素材10の軸方向複数個所を、回転させた状態で段状部用ローラ28a,28bを押し付けて縮径変形し、この縮径部に隣接する部分を縮径による肉移動にて素材径より大径にし、ついで、この縮径部に隣接する部分を所定径の大径部7a〜7dになるよう加工して第2素材10とし、この第2素材の大径部で、かつこの大径部に成形しようとするカム2b′の頂点側とは反対側の表面に、自由回転するカム用ローラ30aを、大径部表面が塑性変形する力で押し付け、第2素材を略180°にわたって両方向に交互に回動し、この間において大径部とカム用ローラとの接触部が、上記カムの形状に沿う軌跡を通るようにカム用ローラを進退させ、カム用ローラによる押圧変形によりカムを塑性成形する。 (もっと読む)


【課題】 構造が簡便なものでありながら、単一の電源によりそれぞれのカム駒の同時加熱並びに均一加熱(ひいては焼入硬化層の均一化)を図ることができるようなカムシャフト高周波誘導加熱コイル及びカムシャフト高周波誘導加熱方法を提供する。
【解決手段】 複数のカム駒3d1,3a,3b,3c,3d2の外周のカム面Sにそれぞれ対応して配置される複数のコイル構成部材2d1,2a,2b,2c,2d2を一続きに連続するように結合して成る一体構造のコイル体Pから成り、カムシャフト1の一対のジャーナル部1a,1bにそれぞれ隣接する一対のカム駒3d1,3d2に対応して配置される一対のコイル構成部材を、1ターンの円環状コイル構成部材2d1,2d2とし、カム駒3d1,3d2の間に配置されるカム駒3a,3b,3cに対応して配置されるコイル構成部材を、1ターンの一部分を電気的に切断した円弧状コイル構成部材2a,2b,2cとする。 (もっと読む)


【課題】被加工物の円周面に対して精度良好に微細凹部を形成することができると共に、加工コストの低減を実現する微細凹部加工装置を提供する。
【解決手段】フォームローラ13と、ローラ支持部材12と、ローラ支持部材12を保持する工具ホルダ10と、フォームローラ13をシリンダボアBの内周面Baに圧接させるアダプタ10C及び圧縮コイルばね16と、工具ホルダ10を回転させる主軸3と、工具ホルダ10に対するフォームローラ13の変位を検出する変位検出手段18を備え、変位検出手段18による検出結果に基づいてアダプタ10C及び主軸3を制御することで、微細凹部を高精度に形成すると共に、内周面Baに対して低荷重で複数回加工を行って微細凹部を形成することで、フォームローラ13の工具寿命の長期化を実現した。 (もっと読む)


【課題】駆動状態の切り替わりがあっても十分な推力の発生を実現することができるトルクカム装置およびベルト式無段変速機を提供すること。
【解決手段】入力側駆動カム部材73と出力側駆動カム部材74とからなる第1カム装置71と、入力側被駆動カム部材76と入力側駆動カム部材73と一体に形成される出力側被駆動カム部材75とからなり、入力側被駆動カム部材76が出力側被駆動カム部材75に対して軸方向に移動可能に支持される第2カム装置72と、入力側被駆動カム部材76を出力側被駆動カム部材75に接触させるアクチュエータであるカム油室77とを備え、カム油室77の油圧を介して、入力側被駆動カム部材76を軸方向のうち一方向に押圧するカム押圧力を制御する。 (もっと読む)


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