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国際特許分類[F16J1/01]の内容

国際特許分類[F16J1/01]に分類される特許

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滑り対偶に属する機械部材(4)であって、当該機械部材は少なくとも当該機械部材と協働する機械部材に対向する面の領域に、金属マトリクス(8)に受容された比較的硬い粒子(9)と、粗く、かつ起伏のある表面とを備える耐摩耗性の構造体(6)とを有する機械部材において、以下の手段によって製造コストが低下し、良好な慣らし運転挙動が実現される。すなわち、前記耐摩耗性の構造体(6)に当該構造体の上部の起伏と粗さとを均一化する慣らし運転用被膜(7)が塗布され、当該慣らし運転用被膜は慣らし運転工程の間の磨耗に適した慣らし運転用材料から成り、当該慣らし運転用材料は当該慣らし運転用材料の下方にある前記耐摩耗性の構造体(6)の材料とは異なり、かつ、当該耐摩耗性の構造体と冶金学的に結合されており、当該慣らし運転用材料は前記耐摩耗性の構造体(6)よりも軟らかく、かつ、個々の対向する機械部材の滑り面と最大限でも同等の耐摩耗性を有する。
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【課題】ピストン低温時にピストン頂面の温度が過度に低くなることを防止して、燃料の結露を抑えることができるとともに、ピストン高温時にピストン頂面の温度が過度に高くなることを防止して、オイル劣化やノッキングを抑えることができる低熱伝導率シートを備えたピストンであって、熱膨張率の違いにより低熱伝導率シートが破損等することがなく、しかもその製造が容易なピストンを提供する。
【解決手段】燃焼室2に面するピストン頂面1aを有するピストン本体10と、ピストン頂面1aに形成された耐熱性樹脂よりなる弾性接着剤層11と、弾性接着剤層11上に形成され、ピストン本体10よりも低い熱伝導率を有する低熱伝導率シート12と、を備えている。弾性接着剤層11はポリイミドよりなり、低熱伝導率シート12はチタンシートよりなる。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のピストン(10,110)であって、ピストン頂部(12,112)と、環状の火炎ウェブ(13,113)と、リング溝(15a,15b,15c;115a,115b,115c)を備えた環状のリング部分(14,114)とを有するピストンヘッド(11,111)が設けられており、少なくとも1つのリング溝(15a,115a)がリング保持体(21,121)を備えている形式のものにおいて、リング部分(14,114)の上において火炎ウェブ(13,113)に環状の凹設部(23,123)が設けられていることを特徴とする。
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【課題】燃焼室内の温度を低下させることなく、かつ耐久性の高い内燃機関用のピストンとその製造方法を提供する。
【解決手段】内燃機関用のピストン10において、そのピストン頂面部1は、燃焼室側表面の一部を少なくとも含み、ピストンの母材金属に比して相対的に低比重の中空粒子(中空鉄粒子3,…)が母材金属内に分散されてなる第1の層がピストン頂面部1に形成されており、その下方に中空粒子を含有しない母材金属層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 軽量化可能なピストンを提供する。
【解決手段】CCコンポジットによって形成された部分であるCC部分と、CCコンポジット以外の材料によって形成された部分である他材質部分と、を備えてなる、内燃機関又は空気圧縮機に用いられるピストンである。シリンダ内部に内嵌され往復動するとき、該シリンダの内面に面する側面部分の全部がCC部分により形成されており、ピストンリング溝を有さないものであってもよい。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、摺動面への潤滑油供給を十分に行い、良好な油膜を形成して摩擦係数を十分に低いレベルに抑制できる被覆膜を有する摺動部材と、その被覆膜を短時間で形成することのできる製造方法とを提供することである。
【解決手段】本発明の摺動部材は、摺動面に摺動用樹脂組成物よりなる被覆膜を備え、その被覆膜は表面に開口する多数の気孔を有している。そして、この気孔の合計開口面積は被覆膜表面積の10〜85%である。気孔は、塗布された摺動用樹脂組成物を急速加熱して溶剤を突沸させることで形成される。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数が極めて小さくなる低摩擦摺動機構及びこれを用いた摺動システムを提供すること。
【解決手段】摺動部材がなす2面間に相対滑りが発生し、摺動面はイオン性液体の存在により潤滑になっており、摺動部材のいずれか一方又は両方にDLCやダイヤモンドが被覆されている低摩擦摺動機構である。イオン性液体がカチオン成分とアニオン成分と極性物質とを含有して成り、該カチオン成分は、イミダゾリウム誘導体カチオン、ピリジニウム誘導体カチオン、ピロリジニウム誘導体カチオン、アンモニウム誘導体カチオンなどであり、該アニオン成分は、四フッ化ホウ素アニオン、トリフルオロメタンサルフォネートアニオン、フッ化水素アニオン、硫酸一水素アニオン、リン酸二水素アニオンなどである。
上記低摩擦摺動機構を適用した自動車用内燃機関、自動車用変速機である。 (もっと読む)


【課題】低コストで容易に内燃機関用ピストンの機械的強度の向上等を得ることができる表面改質方法を得る。
【解決手段】鋳鍛造により得たAl-Si合金系ピストンに,該ピストンに拡散浸透して強度を向上させる強化元素を含有する噴射粉体を,所定条件で噴射して衝突させて表面改質層を形成する。表面改質層に燃料改質等の機能を付与する場合には,前記強化元素としてTi,Sn,Zn,W等の酸化により光触媒機能を発揮する元素を選択する。噴射粉体の衝突によりピストン表面で局部的に生じる発熱,冷却により,合金元素が再結晶により微細化し,噴射粉体中の強化元素が活性化吸着によりピストン表面に拡散浸透して,合金元素と強化元素とを含む金属組織が均一・微細化された改質層が形成されて,ピストンの強度が向上すると共に,前記Ti等の元素の選択により,併せて燃料改質等の触媒機能が発揮される。 (もっと読む)


【課題】 レシプロ内燃機関のピストンの軽量化を図るとともに、ピストンとシリンダ内壁面との間に生じる打音およびフリクションロスを低減する。
【解決手段】 ピストンスカート部22に2対のローラR,R…を組み付ける。2対のローラR,R…は、側面視においてピストンピン31の下方位置に配置されるとともに、平面視において、ピストンピン31を挟む対称位置に1対当て振分け配置され、各1対のローラR,Rは、ピストンピン31に直交する連接棒32の運動基準面P1を挟む対称位置に振分け配置される。この2対のローラR,R…は、従来のピストンのピストンスカートに代わってシリンダ内壁面に転動接触し、ピストン20Aの往復運動姿勢を安定化する。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用の鋼製ピストンであって、燃焼キャビティ(11)及び環状壁(5)を設けられた少なくとも1つのピストン上側部分(12)と、コネクティングロッド軸受(8)を設けられたピストン下側部分(13)とを備える鋼製ピストンに関する。鋼製ピストンは、低圧鋳造法によって、低密度合金鋼又は特別な合金鋼から単一構成要素として同一材料で鋳造される。
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