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国際特許分類[G01N30/06]の内容

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【課題】PCB類を含む電気絶縁油等の油性液体から、簡単な操作により短時間で、PCB類の親水性抽出液を調製する。
【解決手段】硫酸シリカゲルの上層14と硝酸銀シリカゲルの下層15とが充填された第一カラム10と、その下端部に着脱可能に連結された、アルミナ23が充填された第二カラム20とを備えたカラム1を形成し、上層14へ油性液体を添加して上層14を35℃以上に加熱した状態で所定時間維持する。常温へ冷却した上層14へn−ヘキサンを供給すると、このn−ヘキサンは、第一カラム10において捕捉されているPCB類を溶解して第二カラム20へ流れる。PCB類は、第二カラム20の入口付近のアルミナ23により捕捉されるため、第二カラム20を第一カラム10から分離し、n−ヘキサンの通過方向とは逆方向に親水性溶媒を第二カラム20へ供給して通過させると、PCB類が少量の親水性溶媒に溶解した抽出液が得られる。 (もっと読む)


【課題】ポリフェノール化合物を特異的に検出又は分離する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ポリフェノール化合物を含有する試料を、ペプチド又はタンパク質にアルギニン及びリジンから選択されたアミノ酸の同一又は異なる種の2以上の残基を結合させた検出又は分離用反応剤と接触させることを特徴とする、ポリフェノール化合物の検出又は分離方法により、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】油入電気機器の絶縁油中のBTEXの生成状態から該電気機器の異常を検出し、さらに異常の形態(例えば、放電によるものか、過熱によるものか)を推定できる手法を提供する。
【解決手段】油入電気機器から絶縁油をサンプルとして採取する。このサンプル中のBTEX(ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン)のそれぞれの含有量を計測し、ついでこの分布を求める。得られた個々の含有量とその分布と、異常形態が既知のサンプルのBTEXの含有量と分布とを比較、解析し、油入電気機器の異常の有無、異常の形態を予測する。絶縁油中のBTEXのそれぞれの生成量を、固相マイクロ抽出−ガスクロマトグラフィ−質量分析法で測定することが望ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、固相抽出カラム内の水分除去の確認が簡単に行える固相抽出カラムの水分除去確認方法及び固相抽出カラムの水分除去確認装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、固相抽出カラム1に試料流体を通過させた後の脱水処理時に、前記固相抽出カラム1に、水分の存在に反応して変色する感水性物質を添加充填して、感水性物質の変色状況を目視するようにしたのである。
以上のように、感水性物質を添加し、この感水性物質の変色状況を目視することで、残留水分の有無を簡単に確認することができる。 (もっと読む)


【課題】分離能を向上させた熱分解ガスクロマトグラフ装置を提供する。
【解決手段】試料を熱分解する熱分解部11、熱分解部から導かれた試料を分離するカラム21、及びカラム21で分離された試料成分を検出する検出部31が積層されて一体化している。熱分解部11は基板15に加熱流路13が形成され加熱流路13内で試料を熱分解するものであり、カラム21は基板25に分離流路27が形成され分離流路27内で試料を分離するものであり、検出部31は基板35に検出流路33が形成され検出流路33内で試料を検出するものである。加熱流路13と分離流路27と検出流路33は基板の接合面を介して接続されており、接続部分のデッドボリュームが少なくなっている。 (もっと読む)


【課題】プラスチック素材に含有されるハロゲン化合物を、連続的に成分検査するには、前処理に時間を要する。
【解決手段】プラスチックを主成分とする試料を固着し、検査温度範囲でデカブロモジフェニルエーテルに対し不活性な試料保持部を保持する試料室20と、試料室20を載置する試料台11を上下動させるニードル13と、検査管10を介して試料室20を加熱する加熱ヒータ12と、加熱によって試料から発生するデカブロモジフェニルエーテルガスをキャリアガス18に還流しながら分析する分析装置15とで構成したプラスチックの成分検査装置1により、プラスチック素材中に含有するデカブロモジフェニルエーテルを短時間に連続して検査できるようにした。 (もっと読む)


【課題】微量な試料によって、簡便、迅速にかつ高い再現性で皮脂の構成成分を詳細に分析できる皮脂の分析方法を提供する。
【解決手段】熱分解ガスクロマトグラフィー・マススペクトル法を用いる皮脂の分析方法であって、遊離脂肪酸のみが熱分解され検出される温度、コレステロールエステル以外の全ての皮脂の構成脂質が熱分解され検出される温度、全ての皮脂の構成脂質が熱分解され検出される温度及びメチル化された皮脂の構成脂質を構成する脂肪酸が検出される温度において皮脂を熱分解し、各温度で検出された成分の情報を対比することを特徴とする皮脂の分析方法である。 (もっと読む)


【課題】油の除去が完全でなくとも微量のカルボニル化合物の分析が可能になる油中カルボニル化合物の分析方法を提供する。
【解決手段】油を公知技術によりカルボニル化合物とヒドラジンと反応せしめヒドラゾン誘導体とした後に、ガスクロマトグラフ質量分析装置により分析し、ヒドラゾンの分子イオンピークなど3本のフラグメントイオンピークが同時に検出されることをもってカルボニル化合物の検出をする。 (もっと読む)


ビチューメン材料中の炭化水素化合物を包括的多次元ガスクロマトグラフィーにより分析する方法が開示される。この方法を用いてビチューメン材料中の多環式芳香族化合物(PAC)の量を測定でき、またビチューメン材料の突然変異を起こさせる傾向を測定できる。 (もっと読む)


【課題】高価な分析機器や有機溶媒などを使用することなく、食品分析の専門家でなくても操作できる、水産物又はその加工品の脂質含有量の簡便・迅速な測定方法を提供する。
【解決手段】水産物又はその加工品から採取した試料を加熱して人為的に過酸化反応を誘導させ、生じた脂質過酸化物とその分解物をチオバルビツール酸と反応させ、反応生成物中の赤色色素の量を測定し、指標とする標準物質と対比することにより、該水産物又はその加工品の脂質含有量を測定する方法。反応生成物の赤色度を、標準物質の赤色度と目視で比較する方法、可視・紫外吸光度又は蛍光強度を測定して定量する方法、クロマトグラフィ−を用いて測定する方法のいずれかを採ることができる。 (もっと読む)


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