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国際特許分類[G01S7/292]の内容

国際特許分類[G01S7/292]に分類される特許

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【課題】 過去のスキャンで発生した雑音信号の影響を抑え、目標の位置を正確に検出することが可能なレーダ装置及び受信データ処理方法を提供する。
【解決手段】 レーダ装置は、無線部、パルス圧縮部、ドップラフィルタ処理部、信号処理部、予測部及び積分部を具備する。パルス圧縮部は、無線部で受信したパルス信号に対してパルス圧縮処理を施す。ドップラフィルタ処理部は、パルス圧縮後のデータに対してドップラフィルタ処理を施す。信号処理部は、ドップラフィルタ処理部で1スキャン毎に取得されるデータを固有データに変換する。予測部は、過去のスキャンで取得された固有データに基づいて次スキャン時の目標の位置を予測し、予測した位置に過去の固有データを累積した予測データを作成する。積分部は、次スキャン時に取得される固有データと、累積される積分数が予め設定された回数に抑えられた予測データとを積分する。 (もっと読む)


【課題】測定対象とする時間範囲の分解能を高めつつ周波数分解能を高め、しかもフーリエ変換におけるサンプリング周波数を低くしてサンプル数を少なくし、演算量を減らす。
【解決手段】受信信号を変調器5によって周波数変換し、アナログフィルタ7を介して周波数変換後の信号をA/D変換器61によりオーバーサンプリングでデジタル信号に変換し、デジタルBPF62により所望の周波数帯域幅Δfpに相当する成分を抽出し、抽出された信号をダウンサンプリング部63により最低周波数帯域にダウンサンプリングする。その後、信号切り出しゲート11により、ダウンサンプリング部63からのデジタルデータ列を所望の時間幅内で切り出し、周波数分解能を満たすようにゼロ付加部12によってゼロデータを付加し、ゼロデータが付加されたデジタルデータ列に対しFFT処理部13によって高速フーリエ変換を行う。 (もっと読む)


【課題】所望の周波数分解能力を維持しながらフーリエ変換におけるサンプリング周波数を低くしてサンプル数を少なくし、複素乗算回数を減らす。
【解決手段】周波数fcを含む所定の周波数帯域幅Δfp内で受信信号の周波数解析を行う装置は、受信信号の周波数変換を行う変調器3と、変調器3の出力に接続したアナログフィルタ4と、アナログフィルタ4の出力をオーバーサンプリングでデジタル信号に変換するA/D変換器6と、A/D変換器6の出力から周波数帯域幅Δfpに相当する成分を抽出するデジタルBPF(バンドパスフィルタ)7と、周波数ゼロからΔfpに相当する帯域幅内に配置されるように、デジタルBPF7から出力される信号をダウンサンプリングするダウンサンプリング部8と、ダウンサンプリング部8の出力に対して高速フーリエ変換を行うFFT処理部9とを備える。 (もっと読む)


【課題】新規な原理を用いた車両の周辺を監視する装置を実現する。
【解決手段】車両のボディを励振信号で励振する送信装置と車両のボディに近接して電磁波を受信する受信装置とを有する。受信装置は、復調器30と、目標周波数設定レジスタと、目標位相設定レジスタを有する。目標周波数と目標位相とに一致した周波数と位相の基準信号を出力するパルス発振器と、基準信号と送信監視信号との位相差を示す位相差信号を出力する位相比較器32を有する。位相差信号の時間変動から基準信号と送信監視信号の周波数差をもとめ、パルス発振器の目標周波数を制御する周波数制御装置と、位相差信号の示す位相差に基づいてパルス発振器の目標位相を制御する位相制御装置を有する。目標位相を、異なる時刻で検出し、その変動量が所定値以上か否かを判定し、変動量が所定値以上であると判定された場合には、車両の周辺に異常が発生したとして、警報する。 (もっと読む)


【課題】レーダ装置において、ターゲットからの反射波に含まれるドップラスペクトルの広がりに拘わらず、簡易な構成を用いてコヒーレント積分利得あるいはノンコヒーレント利得を高める。
【解決手段】レーダ送信部は、送信信号を高周波送信信号に変換して送信アンテナから送信する。レーダ受信部は、複数の受信アンテナを用いて、ターゲットにより反射された反射波の到来方向を推定する。レーダ受信部は、受信信号と送信信号との相関値を基に、複数のドップラ周波数に応じた位相変動の補正量を用いてコヒーレント積分する複数のアンテナ系統処理部と、複数のコヒーレント積分の各出力を基に、各受信アンテナの配置に起因する位相差情報である相関行列を、ドップラ周波数毎に生成する複数の相関行列生成部と、複数の相関行列生成部の出力を加算する加算部と、加算部の出力を基に、反射波の到来方向を推定する到来方向推定部と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 ドップラフィルタ処理後のデータをスキャン間で正確に積分することが可能なレーダ装置及びこのレーダ装置で用いられる受信データ処理方法を提供する。
【解決手段】 レーダ装置は、無線部、パルス圧縮部、ドップラフィルタ処理部及び積分処理部を具備する。無線部は、外部からパルス信号を受信し、パルス信号を、パルス圧縮係数を生成するサンプリング周波数よりも大きいサンプリング周波数でオーバーサンプリングしてデジタル変換する。パルス圧縮部は、デジタル変換でのオーバーサンプリングによりサンプル数が増加したデジタルデータに対して、パルス圧縮係数を用いてパルス圧縮処理を施し、パルス信号毎のレンジセル信号を生成する。ドップラフィルタ処理部は、レンジセル信号に対してドップラフィルタ処理を施すことで、レンジセル毎の周波数バンク信号を生成する。積分処理部は、周波数バンク信号をスキャン間でレンジセル毎に積分する。 (もっと読む)


【課題】レーダー信号の時空間適応処理を用いて不均一な環境においてターゲットを検出する方法の提供。
【解決手段】正規化トレーニングデータを得るために不均一な環境のトレーニングデータを正規化することと、正規化トレーニングデータを表す正規化サンプル共分散行列を求めることと、クラッター部分空間行列を得るために正規化サンプル共分散行列によって表される部分空間を追跡することと、クラッター部分空間行列およびステアリングベクトルに基づいてレーダー信号内のターゲットの存在の尤度を表す検定統計量を求めることと、ターゲットを検出するために検定統計量を閾値と比較すること。 (もっと読む)


【課題】ノイズ信号のレプリカ信号を生成して受信信号から除去することにより、対象物の情報を高精度に検出することが可能なパルスレーダ装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】パルスレーダ装置100では、高周波送信部110、高周波受信部120等を配置する高周波用基板103と、ベースバンド部130を配置する低周波用基板104との間を、多ピンのコネクタ105を用いて電気的に接続している。ディジタル信号処理部132は、コネクタ105において制御信号がベースバンド信号に与える干渉ノイズ信号や、搬送波が反射されてダウンコンバートされたセルフミキシングノイズからなる不要波のレプリカ信号を作成する。そして、対象物Tの検出時に得られる信号からレプリカ信号を除去する。本実施形態では、2回のレーダ動作でレプリカ信号を作成することができる。 (もっと読む)


【課題】複数の受信データを同時に処理可能な信号処理部を有する場合の信号処理の効率が改善されるレーダ装置を提供する。
【解決手段】空中線装置11からビーム受信信号r1 ,r2 ,…,rN が出力され、受信処理端末121 ,122 ,…,12N で処理が行われ、受信データ(IQデータu1 ,u2 ,…,uN )が生成される。IQデータu1 ,u2 ,…,uN のうち、たとえばIQデータu1 ,u2 のみが信号処理負荷調整手段(ネットワークスイッチ13)を経て信号処理端末141 へ送出され、目標検出データv1 ,v2 が生成されて表示処理装置4へ送出される。また、IQデータuN のみがネットワークスイッチ13を経て信号処理端末14M へ送出され、目標検出データvN が生成されて表示処理装置4へ送出される。表示処理装置4では、目標検出データv1 ,v2 ,…,vN に基づいて処理されて表示される。 (もっと読む)


【課題】対象物情報を常時検出可能にするとともにノイズ信号のレプリカ信号を逐次更新することで対象物の情報を高精度に検出することが可能なパルスレーダ装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】ステップS5で距離データの組数n1が全距離データの組数Nrを超えたと判定されると、対象物情報検出の処理が終了したと判定してレプリカ信号作成の処理に進む。ステップS13、S15、S16でレーダ機能を動作させてステップS17で距離データ毎ノイズ信号を取得する。その後、ステップS19、S21、S23でそれぞれ第1、第2、第3バックグラウンド信号を作成した後、ステップS23でレプリカ信号を作成する。 (もっと読む)


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