説明

組合せセンサシステム

【課題】屋外で使用する場合でも、センサ部への妨害行為を正確に判定できる組合せセンサシステムを提供する。
【解決手段】第1のセンサ(MWセンサ)3と第2のセンサ(PIRセンサ)4とを備えたセンサ部1と、前記第1のセンサ3からの第1検出信号d1に基づいて人体Pの移動距離M1を検出する移動距離検出回路21と、前記第1検出信号d1に基づいてセンサ部1から人体Pまでの距離D1を検出する距離検出回路20と、検出された前記移動距離M1が所定移動距離M0以上で、かつ、検出された前記距離D1が所定距離D0以下であるとき、妨害行為があったと判定して妨害検出信号a2を出力する妨害判定回路22とを有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、可視光線よりも長波長の電磁波を用いた能動型のセンサ例えばマイクロ波センサ(以下、MWセンサという)と、受動型赤外線センサ(以下、PIRセンサという)を用いて、センサ部に対するマスキングなどの妨害行為を確実に検知できる組合せセンサシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、MWセンサとPIRセンサとを用い、MWセンサおよびPIRセンサによる物体検出信号が検出された後、一定時間内にPIRセンサによる物体検出信号が出力されなくなったときに、妨害検知信号を出力してセンサ部に対するマスキング(例えばテープの貼り付け、塗料の塗布)などの妨害行為を検知するようにした組合せセンサシステムが知られている(特許文献1)。
【特許文献1】特開平11−39574号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、以上の組合せセンサシステムでは、屋外などで使用する場合、MWセンサが振動や雨又は蜘蛛や蛾などの影響を受け易いため、誤検知が多い。例えば、MWセンサが風などにより振動して発報を続けているときに、太陽光が反射してPIRセンサに入力し、このPIRセンサが一時的に発報した後に発報が停止すると、センサシステムが、マスキング行為を受けたと誤判定してしまう。
【0004】
そこで、本発明は、屋外などで使用する場合でも、センサ部に対するマスキングなどの妨害行為を正確に判定できる組合せセンサシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明の組合せセンサシステムは、可視光線よりも長波長の電磁波を第1の検知エリアに向けて発信し、物体からの反射波を受信して物体を検出する第1のセンサと、前記第1の検知エリアと少なくとも一部分が重なる第2の検知エリア内の物体からの赤外線を受けて物体を検知する第2のセンサとを有するセンサ部と、前記第1のセンサからの物体検出を示す検出信号に基づいて物体の移動距離を検出する移動距離検出回路と、前記検出信号に基づいて前記センサ部から物体までの距離を検出する距離検出回路と、検出された前記移動距離が第1の所定移動距離よりも大きく、かつ、検出された前記距離が第1の所定距離よりも小さいとき、妨害行為があったと判定して妨害検出信号を出力する妨害判定回路とを備えている。
【0006】
このシステムによれば、前記第1のセンサからの検出信号が移動距離検出回路および距離検出回路に入力され、物体の移動距離が第1の所定移動距離よりも大きく、かつ、センサ部から物体までの距離が第1の所定距離よりも小さいとき、前記妨害判定回路において妨害行為があったと判定されて妨害検出信号が出力される。つまり、人体のような物体がセンサ部に所定移動距離よりも大きく移動して所定距離未満にまで接近したとき、物体がセンサ部に妨害行為を行おうとしていると判断されて、妨害検出信号が出力される。これにより、屋外などで使用する場合でも、風や太陽光による影響を受けて誤判定することなく、センサ部に対するマスキングのような妨害行為を正確に検知できる。
【0007】
本発明の好ましい態様では、前記妨害判定回路が、前記第2のセンサが物体を検出しているときに、検出された前記移動距離が第1の所定移動距離よりも大きく、かつ、検出された前記距離が第1の所定距離よりも小さいとき、妨害行為があったと判定する。この構成によれば、第2のセンサにより物体を検出し、その後、前述した場合と同じく、第1のセンサからの検出信号に基づき前記物体の移動距離とセンサ部から物体までの距離を検出して、妨害検知信号を出力するようにしたので、第1および第2の両センサによって物体の存在を確認できるから、誤判定をさらに少なくして、センサ部に対する妨害行為の検知をより確実に行える。
【0008】
本発明の別の好ましい態様では、前記妨害判定回路は、前記第2のセンサが物体を検出しているときに、検出された前記移動距離がセンサ部に近づく方向に第1の所定移動距離よりも大きく、かつ、検出された前記距離が第1の所定距離よりも小さくなり、続いて、検出された前記移動距離がセンサ部から離れる方向に第2の所定移動距離よりも大きくなったときから一定時間内に第2のセンサが物体を検出しない一方で、検出された前記距離が第2の所定距離よりも大きく、かつ第1のセンサからの検出信号が存在するとき、妨害行為があったと判定する。この構成によれば、第2のセンサによる物体の検出、および第1のセンサからの検出信号に基づく接近の判定を行ったのち、さらに物体がセンサ部から第2の所定移動距離よりも大きな移動距離(一定時間内の移動距離)で離れた場合に、一定時間が経過するまでに第2のセンサが物体を検出しなくなり、かつ、物体の距離が第2の所定距離よりも大きくなったときに、妨害行為があったと判定するので、誤判定をさらに少なくして、センサ部に対する妨害行為の検知を一層正確に行える。
【発明の効果】
【0009】
以上の本発明によれば、屋外などで使用する場合でも、物体の距離および移動距離を検出して物体のセンサ部への接近を検知するから、誤判定を少なくして、センサ部に対するマスキングのような妨害行為を正確に検知することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明に係る組合せセンサシステムの実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明で用いるセンサユニットの一実施形態を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)のb−b線に沿った断面図である。このセンサユニットUは、センサ部1とこのセンサ部1を支持する回路基盤CBとをケース2内に収納したものである。センサ部1は第1および第2のセンサ3,4を有している。第1のセンサ3は、可視光線よりも長波長の電磁波であるマイクロウェーブを検知エリアに向けて発信し、人体のような物体からの反射波を受信して物体を検出するMWセンサであり、第2のセンサは、検知エリア内の物体からの電磁波である遠赤外線を受けて物体を検知するPIRセンサ4である。ケース2の前面はマイクロ波を透過するカバー5で覆されるとともに、PIRセンサ4の前面に、センサ素子に集光させるためのフレネルレンズ6が配置されている。前記MWセンサ3としては2周波方式のものが採用され、2つの反射波の位相差により物体までの距離および移動距離を計測する。
【0011】
なお、MWセンサ3としては、2周波方式のもの以外にFMCW方式やパルス方式のものも採用できる。また、MWセンサ3に代えて、超音波、近赤外線などを使用した能動型のセンサを使用することもできる。
【0012】
図2は、センサユニットUの配設位置とMW,PIRセンサ3,4の検知エリアとの関係を示す図で、同図(a)は側面図、(b)は平面図である。図3(a)および(b)において、センサ部1を含むセンサユニットUは部屋7の壁面9で扉8と対向する壁面9aの上部に設置されており、そのMWセンサ3によって、図の一点鎖線で示した第1の検知エリア10が設定されている。また、斜線を付したPIRセンサ4による第2の検知エリア12は、フレネルレンズ6によって複数の小エリアで室内7をカバーするように設定されており、これらMWセンサ3による第1の検知エリア10と、PIRセンサ4による第2の検知エリア12とは、大部分が互いに重なり合っている。また、図中のA,Bは、通常室内7に出入りする人体Pが通るエリアであり、AがセンサユニットUから最も遠く、BがAよりもセンサユニットUに近い。CはBよりもさらにセンサユニットUに近く、センサユニットUのメンテナンスを行う者を除いて、人体Pが接近することのないエリアである。
【0013】
図3は本発明に係る組合せセンサシステムの一実施形態を示すブロック図である。このシステムでは、前記MWセンサ3で検出された2つの周波数の第1物体検知信号m1,m2を第1および第2の増幅器13,14でそれぞれ増幅し、この増幅信号m3,m4をパーソナルコンピュータのマイクロプロセッサMPUのような信号処理回路30に内蔵した第1の検出回路15に入力する。また、前記PIRセンサ4による第2物体検知信号m5を第3の増幅器16で増幅し、この増幅信号m6を同じく信号処理回路30に内蔵した第2の検出回路17に入力する。これら増幅器13,14,16は回路基板CB上の装着されている。
【0014】
また、信号処理回路30には、前記第1および第2の検出回路15,17とともに、物体検知回路19、距離検出回路20、移動距離検出回路21および妨害判定回路22を含む判別回路32が内蔵されている。前記第1および第2の検出回路15,17は、増幅器13,14,16から出力される各増幅信号m3,m4,m5が所定の設定値(しきい値)を超えたとき、人体Pの検出を示す第1および第2検出信号d1,d2を出力する。
【0015】
前記第1および第2の検出回路15,17から出力される2つの第1および第2検出信号d1,d2は、前記第1の物体検知回路19に入力され、これら2つの検出信号d1,d2が両方とも入力されている場合に、人体Pが存在すると判定して、警報信号a1を出力する。第1検出信号d1は、2つの周波数の信号d11およびd12を含んでおり、距離検出回路20は両信号d11,d12の位相差により、センサ部1から人体Pまでの距離D1を検出する。移動距離検出回路21は、距離検出回路20から距離を示す距離信号D1を受けて、その時間的変化から、人体Pの移動距離M1を検出する。妨害判定回路22は、距離検出回路21で検出された移動距離M1が所定の設定値M0よりも大きく、かつ、距離検出回路20で検出されたセンサ部1から人体Pまでの距離D1が所定の設定値D0よりも小さいとき、妨害行為があると判定して、妨害検知信号a2を出力する。
【0016】
次に、以上の構成としたセンサシステムによる物体侵入検知の判別動作について説明する。図4は前記センサシステムの一つの動作を説明するフローチャートである。先ず、スタート後、同図のステップS1において、図3のMWセンサ3から出力される2つの第1物体検知信号m1,m2が、第1および第2の増幅器13,14を経て増幅信号m3,m4となったのち、第1の検出回路15に入力され、その信号レベルL1が第1の検出回路15で検出される。次に、図4のステップS2で、前記信号レベルL1が所定の設定値L0(ここではMWセンサ3のしきい値に等しい)よりも大きいか否かが判断され、大きい場合、つまり、図2の第1検知エリア10内に人体Pが侵入したとき、第1の検出回路15において人体Pの侵入が検知され、人体Pの検出を示す第1検出信号d1(図3)が出力される。
【0017】
ステップS2で人体Pが検出された場合は、ステップS3で移動距離検出回路21(図3)により人体Pの移動距離M1が検出され、さらに、ステップS4において、前記移動距離M1が所定の設定値M0(例えば2秒間にマイナス1m)よりも大きいか否かが判断される。その判断結果がイエスの場合、つまり人体Pが所定の設定値M0よりも速い移動距離でセンサ部1に接近したとき、ステップS5において、距離検出回路20(図3)によりセンサ部1から人体Pまでの距離D1が検出される。さらに、ステップS6において、前記距離D1が第1の所定距離D0(例えば1m)よりも小さいかが判断され、イエスの場合、つまり人体Pがセンサ部1に第1の所定距離D0以内に接近したとき、ステップS7において、図3の妨害判定回路22がセンサ部1にマスキングなどの妨害行為があると判定して、妨害検知信号a2を出力する。これにより、屋外などで使用する場合でも、風や太陽光の影響による誤判定を少なくして、センサ部1への妨害行為の判定が正確に行われる。
【0018】
図5は本発明の第2実施形態に係る前記センサシステムの動作を説明するフローチャートである。この第2実施形態の回路構成は図3と同一である。図5では、先ず、スタート後に、ステップS10において、図3のPIRセンサ4からの第2物体検知信号m5が第3の増幅器16を経て増幅信号m6となったのち、第2の検出回路17に入力され、その信号レベルL2が第2の検出回路17で検出される。次に、図5のステップS11で、前記信号レベルL2が第1の所定レベルL3 (PIRセンサのしきい値)よりも大きいか否かが判断され、大きい場合、図2の第2の検知エリア12内に人体Pが侵入したことが検出され、第2の検出回路17から人体第2検出信号d2(図3)が出力される。この第2検出信号d2が存在するとき、以後ステップS1〜S7の動作を行って、センサ部1への妨害行為の有無を判断する。これらのステップS1〜S7は、図4のステップS1からS7までと同一である。つまり、図3のPIRセンサ4からの出力により人体Pの有無を検知した後に、MWセンサ3からの出力により人体Pの検知と人体Pの移動距離および移動距離を検知して、センサ部1への妨害行為の有無が判断される。このように、MWセンサ3およびPIRセンサ4の両方によって人体Pの存在が確認されるので、誤判定をさらに少なくして、センサ部1への妨害行為の判定がより正確に行える。
【0019】
図6は本発明の第3実施形態に係る組合せセンサシステムを示すブロック図である。このシステムでは、図3の判断回路32にタイマ回路23を追加して、人体Pがセンサ部1に近づくときの移動距離と距離、および、人体Pがセンサ部1から離れるときの移動距離と距離に加えて、タイマ回路23による所定時間経過前の人体Pの有無に基づいて、センサ部1への妨害行為の検知を行っている。つまり、センサ部1を含むセンサユニットUの前面にテープの貼付、塗料の塗布のような妨害行為が行われた場合、MWセンサ3の検知能力はさほど影響を受けないが、PIRセンサ4の検知能力は著しく低下し、人体Pの検出が不可能になる。このような相違を利用して、妨害行為の判定の正確化を図っている。
【0020】
図7は第6のセンサシステムの動作を説明するフローチャートである。この図7では、先ず、スタート後のステップS10,S11,S1〜S6までは、図5のステップS10,S11,S1〜S6と同一である。ステップS20において、移動距離検出回路21(図6)により、人体Pがセンサ部1から離れる方向の移動距離M2が検出され、この後、ステップS29で前記移動距離M2が所定の設定値M3(例えば2秒間にプラス1m)よりも大きいか否かが判断される。その判断結果がイエスの場合、つまり人体Pが設定値M3よりも大きな移動距離だけ移動してセンサ部1から離れたとき、ステップS22においてタイマ回路23がリセットされ、ステップS23でタイマ回路23による計時が開始される。タイマ回路23による計時が1分を経過するまでは、ステップS24において、図6のPIRセンサ4から第2の増幅器16を経て入力された増幅信号m6の信号レベルL2が第2の検出回路17で検出され、図7のステップS25で、前記信号レベルL2が第2の所定レベルL4(PIRセンサのしきい値であり、L3と同一)よりも大きいか否かが判断される。小さい場合には第2の検出回路17から第2検出信号d2が出力されない。この第2検出信号d2が存在しない場合、ステップS26で、図6の距離検出回路20によりセンサ部1から物体までの距離D2が検出される。
【0021】
さらに、図7のステップS27において、前記距離D2が第2の所定距離D3(例えば1m)よりも大きいかが判断され、イエスの場合、つまり人体Pがセンサ部1から第2の所定距離D3を越えて離れたとき、ステップS28において、図6のMWセンサ3から出力される第1検出信号d1の信号レベルL1が第1の検出回路15で検出される。次に、図7のステップS29で、前記信号レベルL1が所定の設定値L5(MWセンサのしきい値であり、L0と同一)よりも大きいか否かが判断され、大きい場合、PIRセンサ4では人体Pが検出されていないので、ステップS30においてPIRセンサ4が妨害を受けていると判断され、妨害判定回路22から妨害検知信号a2が出力される。このように、人体Pがセンサ部1から離れ、かつ、PIRセンサ4が人体Pを検知しなくなったことに基づいて妨害を判定するので、誤判定がさらに少なくなって、センサ部1へのマスキングのような妨害行為の判定が一層正確に行える。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明に係る組合せセンサシステムのセンサユニットを示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)中のb−b線方向から見た断面図である。
【図2】図1のセンサ部の配設位置と第1および第2の検知エリアとの関係を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る組合せセンサシステムを示すブロック図である。
【図4】同センサシステムの動作を説明するフローチャートである。
【図5】第2実施形態に係るセンサシステムの動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の第3実施形態に係る組合せセンサシステムを示すブロック図である。
【図7】同センサシステムの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
【0023】
1 センサ部
3 第1のセンサ(MW)
4 第2のセンサ(PIR)
10 第1の検知エリア
12 第2の検知エリア
20 距離検出回路
21 移動距離検出回路
22 妨害判定回路
a1 警報信号
a2 妨害検出信号
d1 第1検出信号
d2 第2検出信号
D0 第1の所定距離
D1 センサ部から物体までの距離
D3 第2の所定距離
M0 第1の所定の移動距離
M1 物体の移動距離
P 人体(物体)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
可視光線よりも長波長の電磁波を第1の検知エリアに向けて発信し、物体からの反射波を受信して物体を検出する第1のセンサと、前記第1の検知エリアと少なくとも一部分が重なる第2の検知エリア内の物体からの赤外線を受けて物体を検知する第2のセンサとを有するセンサ部と、
前記第1のセンサからの物体検出を示す検出信号に基づいて物体の移動距離を検出する移動距離検出回路と、
前記検出信号に基づいて前記センサ部から物体までの距離を検出する距離検出回路と、 検出された前記移動距離が第1の所定移動距離よりも大きく、かつ、検出された前記距離が第1の所定距離よりも小さいとき、妨害行為があったと判定して妨害検出信号を出力する妨害判定回路と、
を備えた組合せセンサシステム。
【請求項2】
請求項1において、前記妨害判定回路は、前記第2のセンサが物体を検出しているときに、検出された前記移動距離が第1の所定移動距離よりも大きく、かつ、検出された前記距離が第1の所定距離よりも小さいとき、妨害行為があったと判定する組合せセンサシステム。
【請求項3】
請求項1または2において、前記妨害判定回路は、前記第2のセンサからの第2検出信号が存在するときに、検出された前記移動距離がセンサ部に近づく方向に第1の所定移動距離よりも大きく、かつ、検出された前記距離が第1の所定距離よりも小さくなり、続いて、検出された前記移動距離がセンサ部から離れる方向に第2の所定移動距離よりも大きくなったときから一定時間内に第2のセンサが物体を検出しない一方で、検出された前記距離が第2の所定距離よりも大きく、かつ第1のセンサからの検出信号が存在するとき、妨害行為があったと判定する組合せセンサシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−183159(P2007−183159A)
【公開日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−1282(P2006−1282)
【出願日】平成18年1月6日(2006.1.6)
【出願人】(000103736)オプテックス株式会社 (116)
【Fターム(参考)】