説明

γ−セクレターゼモジュレーター

本発明は、γ−セクレターゼのモジュレーターである新規化合物を提供する。前記化合物は、以下の式(I)を有する


さらに、式(I)の化合物を用い、γ−セクレターゼ活性を調節する方法、およびアルツハイマー病を処置する方法も開示されている。本発明は、有効量の1つ以上の(例えば、1つの)式(I)の化合物、または医薬的に許容されるその塩、エステルまたは溶媒和物と、有効量の1つ以上の(例えば、1つの)他の医薬活性成分(例えば、薬物)と、医薬的に許容されるキャリアとを含む医薬組成物を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物
【化554】

または医薬的に許容されるその塩、エステルまたは溶媒和物:
〔式中、
1A、G、G、G、G、(B)、G、R、R10およびWは、独立して選択され;
式(I)中の文字(A)および(B)は、式(I)に存在する環を特定するための参照文字であり;
数字(1)、(2)、(3)、(4)および(5)は、環(A)の位置を特定するための参照番号であり;Gは、位置(1)にあり、Gは、位置(2)にあり、Gは、位置(3)にあり、Gは、位置(4)にあり、Nは、位置(5)にあり;
−G−R10−R部分は、Gを介してGまたはGに結合しており、GがGに結合している場合、Gは、−C−であり、GがGに結合している場合、Gは、−C−であり;
とGとの間にある点線は、任意の結合をあらわし;
環(B)は、位置(5)にあるNとGとから形成される環であり、Gは、炭素またはNであり、GがNである場合、GとGとの間には、前記任意の結合は存在せず;
前記環(B)は、4〜8員環のヘテロシクロアルキル環、ヘテロアリール環またはヘテロシクロアルケニル環であり;
前記ヘテロシクロアルキル環、前記ヘテロシクロアルケニル環または前記ヘテロアリール環である環(B)は、環(A)と環(B)に共通する窒素に加え、−NR−、−O−、−S−、−S(O)−および−S(O)−からなる群から選択される少なくとも1個の他のヘテロ原子を場合により含み;
前記環(B)は、1〜6個の独立して選択されるR21置換基で場合により置換されており;
dは、0または1であり;
mは、0〜6であり;
nは、1〜5であり;
pは、0〜5であり;
qは、0、1または2であり、qは、それぞれ独立して選択され;
rは、1〜5であり;
tは、1または2であり、
Wは、−C(O)−、−S(O)−、−S(O)−および−C(=NR)−からなる群から選択され(ある例では、Wは、−C(O)−であり);
Gは、直接結合、−C(O)−、−(C=NR)−、−(C=C(R)−、−CHR−(例えば、−CHOH)、C(R、−CF−、−N(R)−、−O−、−S−、−S(O)、−CR(OH)−、−CR(OR)−、−C=C−、アルキニル、−(CHN(R)−、−(CHRN(R)−、−(C(RN(R)−、−N(R)(CH−、−N(R)(CHR−、−N(R)(C(R−、−(CH−O−、−(CHR−O−、−(C(R−O−、−O−(CH−、−O−(CHR−、−O−(C(R−、−(CH−O−C(O)−、−(CHR−O−C(O)−、−(C(R−O−C(O)−、−C(O)−O−(CH−、−C(O)−O−(CHR−、−C(O)−O−(C(R−、−C(O)NR−、−O−C(O)−、−C(O)−O−、−O−C(O)−NR−、−NRC(O)−、−(CHNR−C(O)−、−(CHRNR−C(O)−、−(C(RNR−C(O)−、−C(O)NR(CH−、−C(O)NR(CHR−、−C(O)NR(C(R−、−NRS(O)−、−(CHNRS(O)−、−(CHRNRS(O)−、−(C(RNRS(O)−、−S(O)NR−、−S(O)NR(CH−、−S(O)NR(CHR−、−S(O)NR(C(R−、−NR−C(O)−O−、−NR−C(O)−NR−、−NR−S(O)−NR−、−NR−C(=NR)−NR−、−NR−C(=NR)−O−、−O−C(=NR)−NR−、−C(R)=N−O−、−O−N=C(R)−、−O−C(R)=N−、−N=C(R)−O−、−(CH2〜3−、−(C(R2〜3−および−(CHR2〜3−、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル(−O−、−NR−、−S−、−S(O)−および−S(O)からなる群から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を含む)からなる群から選択され;
は、
(1)−C(R21−(式中、前記任意の結合が存在する場合、qは0である)、
(2)−C(R21−(式中、前記任意の結合が存在しない場合、qは1である)、
(3)前記任意の結合が存在しない場合、−CH−、および
(4)−N(R−(式中、dは0であり、前記任意の結合は存在しない)
からなる群から選択され;
は、直接結合、−C(R21、−N(R−、−C(O)−、S(O)、S(O)、−C(N(R)−および−C(=NR)−からなる群から選択され、但し、
(1)GとGとの間に前記任意の結合が存在しない場合、Gは、−C(N(R)−ではなく、
(2)GとGとの間に前記任意の結合が存在する場合、
(a)−C(R21基のqは、0または1であり(qが0の場合、該炭素上にHが存在する)、
(b)−N(R−基のdは、0であり、
(c)Gは、直接結合、−C(O)−、−C(=NR)−)−、−S(O)またはS(O)−のいずれでもなく;
は、(a)−C(R21(qは0である)、(b)−CH−、(c)−C(R21(qは1である)、および(d)−N(R(dは0である)からなる群から選択され、但し、部分GがGに結合している場合、Gは炭素であり;
は、(a)−C(R21(qは0である)、(b)−CH−、(c)−C(R21(qは1である)、および(d)−N(R(dは0である)からなる群から選択され、但し、部分GがGに結合している場合、Gは炭素であり;
但し、前記G部分、前記G部分、前記G部分および前記G部分のうち0〜2個が−N(R−であり、Rは、それぞれ独立して選択され、dは、それぞれ独立して選択され、但し、環(A)は、連続した3個の環窒素原子を有しておらず;
1Aは、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル−、縮合ベンゾシクロアルキル−、縮合ベンゾヘテロシクロアルキル−、縮合ヘテロアリールシクロアルキル−、縮合ヘテロアリールヘテロシクロアルキル−、縮合シクロアルキルアリール、縮合ヘテロシクロアルキルアリール−、縮合シクロアルキルヘテロアリール−、縮合ヘテロシクロアルキルヘテロアリール−、縮合ベンゾシクロアルキルアルキル−、縮合ベンゾヘテロシクロアルキルアルキル−、縮合ヘテロアリールシクロアルキルアルキル−、縮合ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル−、縮合シクロアルキルアリールアルキル−、縮合ヘテロシクロアルキルアリールアルキル−、縮合シクロアルキルヘテロアリールアルキル−、縮合ヘテロシクロアルキルヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル−、ヘテロシクレニル−およびヘテロシクリルアルキル−(heterocyclyalkyl−)からなる群から選択され、前記アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル−、縮合ベンゾシクロアルキル、縮合ベンゾヘテロシクロアルキル、縮合ヘテロアリールシクロアルキル、縮合ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、縮合シクロアルキルアリール、縮合ヘテロシクロアルキルアリール、縮合シクロアルキルヘテロアリール、縮合ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、縮合ベンゾシクロアルキルアルキル−、縮合ベンゾヘテロシクロアルキルアルキル−、縮合ヘテロアリールシクロアルキルアルキル−、縮合ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル−、縮合シクロアルキルアリールアルキル−、縮合ヘテロシクロアルキルアリールアルキル−、縮合シクロアルキルヘテロアリールアルキル−、縮合ヘテロシクロアルキルヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル、ヘテロシクレニル、およびヘテロシクリルアルキル−(heterocyclyalkyl−)であるR1A基は、1〜5個の独立して選択されるR21基で場合によりそれぞれ置換されており;
は、それぞれ独立して、H、−OH、−O−アルキル、−O−(ハロ置換アルキル)、−NH(R)、−N(R、−NH、−S(O)R、S(O)(OR)、−S(O)、−S(O)(OR)、−S(O)NHR、−S(O)N(R、−S(O)NH、−S(O)NHR、−S(O)N(R、−S(O)NH、−CN、−C(O)、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−C(O)NH、−C(O)R、非置換アリール、置換アリール、非置換へテロアリール、置換ヘテロアリール、非置換アルキル、置換アルキル、非置換アリールアルキル−、置換アリールアルキル−、非置換へテロアリールアルキル−、置換ヘテロアリールアルキル−、非置換アルケニル、置換アルケニル、非置換アルキニル、置換アルキニル、非置換シクロアルキル、および置換シクロアルキルからなる群から選択され、前記置換アリール基、ヘテロアリール基、アルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、アルケニル基、アルキニル基およびシクロアルキル基は、1〜5個の独立して選択されるR21基で置換されており;
は、H、−OH、ハロ、−O−アルキル、−O−(ハロ置換アルキル(halo substituted alky))、−NH(R)、−N(R、−NH、−S(R)、−S(O)R、−S(O)(OR)、−S(O)、−S(O)(OR)、−S(O)NHR、−S(O)N(R、−S(O)NH、−S(O)NHR、−S(O)N(R、−S(O)NH、−CN、−C(O)、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−C(O)NH、−C(O)R、非置換アリール、置換アリール、非置換へテロアリール、置換ヘテロアリール、非置換アルキル、置換アルキル、非置換アリールアルキル−、置換アリールアルキル−、非置換へテロアリールアルキル−、置換ヘテロアリールアルキル−、非置換アルケニル、置換アルケニル、非置換アルキニル、置換アルキニル、非置換シクロアルキル、および置換シクロアルキルからなる群から選択され、前記置換アリール基、ヘテロアリール基、アルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、アルケニル基、アルキニル基およびシクロアルキル基は、1〜5個の独立して選択されるR21基で置換されており;
は、それぞれ独立して、非置換アリール、置換アリール、非置換へテロアリール、置換ヘテロアリール、非置換アルキル、置換アルキル、非置換アリールアルキル−、置換アリールアルキル−、非置換へテロアリールアルキル−、置換ヘテロアリールアルキル−、非置換アルケニル、置換アルケニル、非置換アルキニル、置換アルキニル、非置換シクロアルキル、および置換シクロアルキルからなる群から選択され、前記置換アリール基、ヘテロアリール基、アルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、アルケニル基、アルキニル基およびシクロアルキル基は、1〜5個の独立して選択されるR21基で置換されており;
は、それぞれ独立して、H、非置換アルキル、置換アルキル、非置換アルケニル、置換アルケニル、非置換アルキニル、置換アルキニル、非置換シクロアルキル、置換シクロアルキル、非置換アリール、置換アリール、非置換へテロアリール、および置換ヘテロアリールからなる群から選択され、前記置換基は、Rから独立して選択される1個以上の置換基で置換されており;
は、それぞれ独立して、H、ハロ、−CF、−O−アルキル、−O−(ハロ置換アルキル(halo substituted alky))、−S(O)R、−S(O)(OR)、−S(O)NHR、−S(O)N(R(Rは、それぞれ独立して選択される)、−S(O)NH、−S(O)NHR、−S(O)N(R(Rは、それぞれ独立して選択される)、−S(O)NH、−C(=NOR24)R25、および−S(O)24、−CN、−C(O)、−C(O)NHR、−C(O)N(R(Rは、それぞれ独立して選択される)、−C(O)NH、−C(O)R、非置換アリール、置換アリール、非置換へテロアリール、置換ヘテロアリール、非置換アルキル、置換アルキル、非置換アリールアルキル−、置換アリールアルキル−、非置換へテロアリールアルキル−、置換ヘテロアリールアルキル−、非置換アルケニル、置換アルケニル、非置換アルキニル、置換アルキニル、非置換シクロアルキル、および置換シクロアルキルからなる群から選択され、前記置換アリール基、ヘテロアリール基、アルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、アルケニル基、アルキニル基およびシクロアルキル基は、1〜5個の独立して選択されるR21基で置換されており;
は、アリールアルコキシ−、ヘテロアリールアルコキシ−、アリールアルキルアミノ−、ヘテロアリールアルキルアミノ−、アリール、アリールアルキル−、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル、ヘテロシクレニル、およびヘテロシクリルアルキル−(heterocyclyalkyl−)からなる群から選択され、アリールアルコキシ−、ヘテロアリールアルコキシ−、アリールアルキルアミノ−、ヘテロアリールアルキルアミノ−、アリール、アリールアルキル−、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル、ヘテロシクレニル、およびヘテロシクリルアルキル−である前記Rは、それぞれ、1〜5個の独立して選択されるR21基で場合により置換されており;
10は、アリール−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル−、ヘテロシクリル−、ヘテロシクレニル−、ヘテロシクリルアルキル−、ヘテロシクリルアルケニル−(heterocyclyalkenyl−)、縮合ベンゾシクロアルキル−、縮合ベンゾヘテロシクロアルキル−、縮合ヘテロアリールシクロアルキル−、縮合ヘテロアリールヘテロシクロアルキル−、縮合シクロアルキルアリール、縮合ヘテロシクロアルキルアリール−、縮合シクロアルキルヘテロアリール−、縮合ヘテロシクロアルキルヘテロアリール−、
【化555】

【化556】

【化557】

からなる群から選択され、式中、Xは、O、−N(R14)−および−S−からなる群から選択され、前記R10部分は、それぞれ、1〜5個の独立して選択されるR21基で場合により置換されているか;または
と、R10とが結合して縮合三環系を形成し、RおよびR10は、先に定義したとおりであり、RとR10とを結合する環は、アルキル環またはヘテロアルキル環またはアリール環またはヘテロアリール環またはアルケニル環またはヘテロアルケニル環であり(例えば、前記三環系は、RとRの両方を結合している原子に隣接する原子を結合することによって形成され);
14は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクレニル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルアルケニル−(heterocyclyalkenyl−)、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−CN、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、および−P(O)(OR15)(OR16)からなる群から選択され;
15AおよびR16Aは、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アリールシクロアルキル、アリールヘテロシクリル、(R18−アルキル、(R18−シクロアルキル、(R18−シクロアルキルアルキル、(R18−ヘテロシクリル、(R18−ヘテロシクリルアルキル、(R18−アリール、(R18−アリールアルキル、(R18−ヘテロアリールおよび(R18−ヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
15、R16およびR17は、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アリールシクロアルキル、アリールヘテロシクリル、(R18−アルキル、(R18−シクロアルキル、(R18−シクロアルキルアルキル、(R18−ヘテロシクリル、(R18−ヘテロシクリルアルキル、(R18−アリール、(R18−アリールアルキル、(R18−ヘテロアリールおよび(R18−ヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
18は、それぞれ独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、−NO、ハロ、ヘテロアリール、HO−アルキルオキシアルキル(HO−alkyoxyalkyl)、−CF、−CN、アルキル−CN、−C(O)R19、−C(O)OH、−C(O)OR19、−C(O)NHR20、−C(O)NH、−C(O)NH−C(O)N(アルキル)、−C(O)N(アルキル)(アリール)、−C(O)N(アルキル)(ヘテロアリール)、−SR19、−S(O)20、−S(O)NH、−S(O)NH(アルキル)、−S(O)N(アルキル)(アルキル)、−S(O)NH(アリール)、−S(O)NH、−S(O)NHR19、−S(O)NH(ヘテロシクリル)、−S(O)N(アルキル)、−S(O)N(アルキル)(アリール)、−OCF、−OH、−OR20、−O−ヘテロシクリル、−O−シクロアルキルアルキル、−O−ヘテロシクリルアルキル、−NH、−NHR20、−N(アルキル)、−N(アリールアルキル)、−N(アリールアルキル)−(ヘテロアリールアルキル)、−NHC(O)R20、−NHC(O)NH、−NHC(O)NH(アルキル)、−NHC(O)N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)C(O)NH(アルキル)、−N(アルキル)C(O)N(アルキル)(アルキル)、−NHS(O)20、−NHS(O)NH(アルキル)、−NHS(O)N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)S(O)NH(アルキル)および−N(アルキル)S(O)N(アルキル)(アルキル)からなる群から選択されるか;または
隣接する炭素上にある2個のR18部分が結合して、
【化558】

を形成し得;
19は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
20は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ハロ置換アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
21は、それぞれ独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、=O、=N−R、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ハロ、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−P(O)(CH、−SO(=NR15)R16−、−SF、−OSF、−Si(R15A(R15Aは、それぞれ独立して選択される)、−S(O)N(R15)(R16)、−CH(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−アルキル−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−CH−N(R15)C(O)R16、−CH−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH−R15;−CHN(R15)(R16)、−N(R15)S(O)R16A、−N(R15)S(O)16A、−CH−N(R15)S(O)16A、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)OR16、−CH−N(R15)C(O)OR16、−S(O)R15A、=NOR15、−N、−NO、−S(O)15A、−O−N=C(R(Rは、それぞれ独立して選択される)および−O−N=C(R(Rと、これらが結合する炭素原子とで、5〜10員環の環を形成し、前記環が、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)−および−NR−からなる群から選択される1〜3個のヘテロ原子を場合により含有する)からなる群から選択され、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルであるR21基が、1〜5個の独立して選択されるR22基で場合によりそれぞれ置換されており;
22基は、それぞれ独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、−CF、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−アルキル−C(O)OR15、C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−アルキル−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−CH−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16A、−N(R15)S(O)16A、−CH−N(R15)S(O)16A、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)OR16、−CH−N(R15)C(O)OR16、−N、=NOR15、−NO、−S(O)R15Aおよび−S(O)15Aからなる群から選択され、
但し、
Wが−(C=O)−であり、Gが、Gに結合している場合、および、G、G、GおよびGが、同じ−C(R21−部分であるか、または異なる−C(R21−部分であり、Gが−CHR−である場合、Rは、H、ハロ、非置換アリール、置換アリール、非置換へテロアリール、置換ヘテロアリール、非置換アリールアルキル、置換アリールアルキル、非置換へテロアリールアルキル、置換ヘテロアリールアルキル、非置換アルキル、置換アルキルまたは−O−アルキルのいずれでもなく;
21が、R21との結合以外に3個の原子価が満たされた炭素に結合している場合、R21は、=O、=NRまたは=NOR15のいずれでもなく;
GがGに結合しており、GがC(R21基であり、前記G基の炭素が、環Bの=N−に結合しており、GとGとの間に前記任意の結合が存在せず、GがN(Rであり、Gが−C(R21−である場合、GはCHRではなく;
GがGに結合しており、GがC(R21基であり、前記G基の炭素が、環Bの−NR−に結合しており、GとGとの間に前記任意の結合が存在し、GがN(Rであり、Gが−C(R21−である場合、Gは、CHRではなく;
GがGに結合しており、GがC(R21基であり、前記G基の炭素が、環Bの=N−に結合しており、Gが直接結合であり、GがNである場合、Gは、CHRではない〕。
【請求項2】
10が、
【化559】

【化560】

からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式(I)の化合物に、−SF、−OSFおよび−Si(R15A(R15Aは、それぞれ独立して選択される)からなる群から選択される少なくとも1個の基が存在する、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
が、1gg〜13ggからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
が、1gg〜13ggからなる群から選択される、請求項2に記載の化合物。
【請求項6】
−R10−部分が、1bb〜40bbからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
1Aが、
【化561】

【化562】

からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
1Aが、
【化563】

からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
1Aが、1〜3個の独立して選択されるR21部分で置換されたフェニルであり、少なくとも1個のR21部分が、−SF、−OSFおよび−Si(R15Aからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
1Aが、1〜3個の独立して選択されるR21部分で置換されたフェニルであり、少なくとも1個のR21部分が、−SFおよび−OSFからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
−R10−部分が、
【化564】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
−R10−部分が、
【化565】

である、請求項7に記載の化合物。
【請求項13】
−R10−部分が、
【化566】

である、請求項8に記載の化合物。
【請求項14】
前記R10が、アリールおよび1個以上のR21基で置換されたアリールからなる群から選択され、前記R基が、ヘテロアリールおよび1個以上のR21基で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され、R21が、それぞれ独立して選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
前記R10が、1個のR21基で置換されたフェニルであり、前記Rが、1個のR21基で置換されたイミダゾリルであり、R21が、それぞれ独立して選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
−R10−部分が、
【化567】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
−R10−部分が、
【化568】

であるか、または前記R−R10−部分が、
【化569】

であるか、または前記R−R10−部分が、
【化570】

であるか、または前記R−R10−部分が、
【化571】

であるか、または前記R−R10−部分が、
【化572】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
1Aが、非置換アリールであるか、または1個以上の独立して選択されるR21基で置換されたアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
1Aが、フェニルであるか、または
1Aがフェニルであり、前記フェニルが、1〜3個の独立して選択されるR21基で置換されているか、または
1Aがフェニルであり、前記フェニルが、1〜3個のR21基で置換されており、R21基が、それぞれ同じハロであるか、または異なるハロであるか、または
1Aがフェニルであり、前記フェニルが、ハロである3個のR21基で置換されており、R21基が、それぞれ同じハロであるか、または異なるハロであるか、または
1Aがフェニルであり、前記フェニルが、ハロである2個のR21基で置換されており、R21基が、それぞれ同じハロであるか、または異なるハロであるか、または
1Aがフェニルであり、前記フェニルが、ハロである1個のR21基で置換されているか、または
1Aがフェニルであり、前記フェニルが、1個のFで置換されているか、または
1Aがフェニルであり、前記フェニルが、2個のF原子で置換されているか、または
1Aがフェニルであり、前記フェニルが、3個のF原子で置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
前記R1Aが、
【化573】

からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
前記R10が、ヘテロアリールおよび1個以上のR21基で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され、前記R基が、ヘテロアリールおよび1個以上のR21基で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され、R21が、それぞれ独立して選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
(1)(a)R1Aが、アリール基であるか、またはR1Aが、1〜3個の独立して選択されるR21基で置換されたアリール基であり、(b)R10が、アリールおよび1個以上の独立して選択されるR21基で置換されたアリールからなる群から選択され、(c)Rが、ヘテロアリールおよび1個以上の独立して選択されるR21基で置換されたヘテロアリールからなる群から選択されるか、または
(2)(a)R1Aが、フェニルであるか、またはR1Aが、1〜3個の独立して選択されるR21基で置換されたフェニルであり、(b)R10が、アリールおよび1個以上の独立して選択されるR21基で置換されたアリールからなる群から選択され、(c)Rが、ヘテロアリールおよび1個以上の独立して選択されるR21基で置換されたヘテロアリールからなる群から選択されるか、または
(3)(a)R1Aが、フェニルであるか、またはR1Aが、1〜3個の独立して選択されるR21基で置換されたフェニルであり、(b)R10が、フェニルおよび1個以上の独立して選択されるR21基で置換されたフェニルからなる群から選択され、(c)Rが、イミダゾリルおよび1個以上の独立して選択されるR21基で置換されたイミダゾリルからなる群から選択されるか、または
(4)(a)R1Aが、フェニルであるか、またはR1Aが、ハロである1〜3個の独立して選択されるR21基で置換されたフェニルであり、(b)R10が、フェニルおよび1個以上の独立して選択される−OR15基で置換されたフェニルからなる群から選択され、(c)Rが、イミダゾリルおよび1個以上の独立して選択されるアルキル基で置換されたイミダゾリルからなる群から選択されるか、または
(5)(a)R1Aが、フェニルであるか、またはR1Aが、ハロである1〜2個の独立して選択されるR21基で置換されたフェニルであり、(b)R10が、フェニルおよび1個または2個の独立して選択される−OR15基で置換されたフェニルからなる群から選択され、R15がアルキルであり、(c)Rが、イミダゾリルおよび1個または2個の独立して選択されるアルキル基で置換されたイミダゾリルからなる群から選択されるか、または
(6)(a)R1Aが、フェニルであるか、またはR1Aが、ハロである1個のR21基で置換されたフェニルであり、(b)R10が、フェニルおよび1個または2個の独立して選択される−OR15基で置換されたフェニルからなる群から選択され、R15がアルキルであり、(c)Rが、イミダゾリルおよび1個または2個の独立して選択されるアルキル基で置換されたイミダゾリルからなる群から選択されるか、または
(7)(a)R1Aが、フェニルであるか、またはR1Aが、1〜3個のFで置換されたフェニルであり、(b)R10が、フェニルおよび1個または2個の独立して選択される−OR15基で置換されたフェニルからなる群から選択され、R15がメチルであり、(c)Rが、イミダゾリルおよび1個または2個の独立して選択されるメチル基で置換されたイミダゾリルからなる群から選択されるか、または
(8)(a)R1Aが、フェニルであるか、またはR1Aが、1〜2個のFで置換されたフェニルであり、(b)R10が、フェニルおよび1個または2個の独立して選択される−OR15基で置換されたフェニルからなる群から選択され、R15がメチルであり、(c)Rが、イミダゾリルおよび1個または2個の独立して選択されるメチル基で置換されたイミダゾリルからなる群から選択されるか、または
(9)(a)R1Aが、フェニルであるか、またはR1Aが、1個のFで置換されたフェニルであり、(b)R10が、フェニルおよび1個または2個の独立して選択される−OR15基で置換されたフェニルからなる群から選択され、R15がメチルであり、(c)Rが、イミダゾリルおよび1個または2個の独立して選択されるメチル基で置換されたイミダゾリルからなる群から選択されるか、または
(10)R1Aが、
【化574】

からなる群から選択され、R−R10−部分が、
【化575】

であるか、または
(11)R1Aが、
【化576】

からなる群から選択され、R−R10−部分が、
【化577】

であるか、または
(12)R1Aが、
【化578】

からなる群から選択され、R−R10−部分が、
【化579】

であるか、または
(13)R1Aが、
【化580】

からなる群から選択され、R−R10−部分が、
【化581】

であるか、または
(14)R1Aが、
【化582】

からなる群から選択され、R−R10−部分が、
【化583】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
Gが、−C(O)−、−CH−、−C(CH)−、−(CHOH)−、−C(OCH)−、−C(=NOCH)−、−(C=NR)−、−(C=C(R)−、−CHR−、−NH−、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)−および直接結合からなる群から選択される、請求項10に記載の化合物。
【請求項24】
Gが、−C(O)−、−CH−、−C(CH)−、−(CHOH)−、−C(OCH)−、−C(=NOCH)−、−(C=NR)−、−(C=C(R)−、−CHR−、−NH−、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)−および直接結合からなる群から選択され、Wが−C(O)−である、請求項11に記載の化合物。
【請求項25】
式(IA)の化合物(式中、GとGとの間に前記任意の結合が存在しない)、式(IA)の化合物(式中、GとGとの間に前記任意の結合が存在する)、式(IB)の化合物(式中、GとGとの間に前記任意の結合が存在しない)、式(IB)の化合物(式中、GとGとの間に前記任意の結合が存在する)、式IC〜IHの化合物、式2〜9の化合物、式12〜18の化合物、式20、式21、式40〜43、式55の化合物、式2A〜9Aの化合物、式12A〜18Aの化合物、式20A、式21A、式40A〜43A、式55Aの化合物、式2B〜9Bの化合物、式12B〜18Bの化合物、式20B、式21B、式40B〜43B、式55Bの化合物、式2C〜9Cの化合物、式12C〜18Cの化合物、式20C、式21C、式40C〜43C、式55Cの化合物、式6.2、式9.1、式10.1、式10.2、式10.3、式14.1、式16.1、式16.2、式18.1、式19.1、式20.2、式21.2、式23.2、式25.1、式26.1、式27.1、式28.1、式30.1、式36.1、式37.1、式38.1、式39.1、式41.1、式43.1、式45.1、式46.1、式47.1、式48.1、式49.1、式50.1、式51.1、式52.1、式59.1、式60.1、式61.1、式64.1、式65.1、式68.1、式70.1、式E1、式E2、式E3の化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
式(IA)の化合物(式中、GとGとの間に前記任意の結合が存在しない)、式(IA)の化合物(式中、GとGとの間に前記任意の結合が存在する)、式(IB)の化合物(式中、GとGとの間に前記任意の結合が存在しない)、式(IB)の化合物(式中、GとGとの間に前記任意の結合が存在する)、および式IC〜IHの化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
式2〜9、式12〜18、式20、式21、式40〜43、および式55の化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
式2A〜9A、式12A〜18A、式20A、式21A、式40A〜43A、および式55Aの化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
式2B〜9B、式12B〜18B、式20B、式21B、式40B〜43B、および式55Bからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
式2C〜9C、式12C〜18C、式20C、式21C、式40C〜43C、および式55Cの化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
式6.2、式9.1、式10.1、式10.2、式10.3、式14.1、式16.1、式16.2、式18.1、式19.1、式20.2、式21.2、式23.2、式25.1、式26.1、式27.1、式28.1、式30.1、式36.1、式37.1、式38.1、式39.1、式41.1、式43.1、式45.1、式46.1、式47.1、式48.1、式49.1、式50.1、式51.1、式52.1、式59.1、式60.1、式61.1、式64.1、式65.1、式68.1、および式70.1の化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項32】
式E1、式E2、および式E3の化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
式E1の化合物である、請求項1に記載の化合物。
【請求項34】
式E2の化合物である、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
式E3の化合物である、請求項1に記載の化合物。
【請求項36】
純粋で単離された形態である、請求項1に記載の化合物。
【請求項37】
純粋で単離された形態である、請求項32に記載の化合物。
【請求項38】
請求項1に記載の化合物の医薬的に許容される塩。
【請求項39】
請求項25に記載の化合物の医薬的に許容される塩。
【請求項40】
請求項1に記載の化合物の溶媒和物。
【請求項41】
請求項25に記載の化合物の溶媒和物。
【請求項42】
請求項1に記載の化合物の医薬的に許容されるエステル。
【請求項43】
請求項25に記載の化合物の医薬的に許容されるエステル。
【請求項44】
治療的に有効な量の請求項1に記載の化合物と、医薬的に許容されるキャリアとを含む、医薬組成物。
【請求項45】
治療的に有効な量の請求項25に記載の化合物と、医薬的に許容されるキャリアとを含む、医薬組成物。
【請求項46】
治療的に有効な量の請求項1に記載の化合物と、医薬的に許容されるキャリアと、(a)アルツハイマー病の処置に有用な薬物、(b)神経組織内部、神経組織表面または神経組織周囲にアミロイドタンパク質(例えば、アミロイドβタンパク質)が沈着するのを阻害するのに有用な薬物、(c)神経変性疾患を処置するのに有用な薬物、(d)γ−セクレターゼを阻害するのに有用な薬物、からなる群から選択される、有効量の1つ以上の他の医薬活性を有する薬物とを含む、医薬組成物。
【請求項47】
治療的に有効な量の請求項25に記載の化合物と、医薬的に許容されるキャリアと、(a)アルツハイマー病の処置に有用な薬物、(b)神経組織内部、神経組織表面または神経組織周囲にアミロイドタンパク質(例えば、アミロイドβタンパク質)が沈着するのを阻害するのに有用な薬物、(c)神経変性疾患を処置するのに有用な薬物、(d)γ−セクレターゼを阻害するのに有用な薬物、からなる群から選択される、有効量の1つ以上の他の医薬活性を有する薬物とを含む、医薬組成物。
【請求項48】
治療的に有効な量の請求項1に記載の化合物と、医薬的に許容されるキャリアと、有効量の1つ以上のBACE阻害剤とを含む、医薬組成物。
【請求項49】
治療的に有効な量の請求項25に記載の化合物と、医薬的に許容されるキャリアと、有効量の1つ以上のBACE阻害剤とを含む、医薬組成物。
【請求項50】
(1)治療的に有効な量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、または医薬的に許容されるその塩、溶媒和物またはエステルと、少なくとも1つの医薬的に許容されるキャリアとを含む医薬組成物、または
(2)治療的に有効な量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、または医薬的に許容されるその塩、溶媒和物またはエステルと、少なくとも1つの医薬的に許容されるキャリアと、(a)アルツハイマー病の処置に有用な薬物、(b)神経組織内部、神経組織表面または神経組織周囲にアミロイドタンパク質(例えば、アミロイドβタンパク質)が沈着するのを阻害するのに有用な薬物、(c)神経変性疾患を処置するのに有用な薬物、(d)γ−セクレターゼを阻害するのに有用な薬物からなる群から選択される、有効量の1つ以上の他の医薬活性を有する薬物とを含む医薬組成物、または
(3)治療的に有効な量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、または医薬的に許容されるその塩、溶媒和物またはエステルと、少なくとも1つの医薬的に許容されるキャリアと、有効量の1つ以上のBACE阻害剤とを含む医薬組成物、または
(4)治療的に有効な量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、または医薬的に許容されるその塩、溶媒和物またはエステルと、少なくとも1つの医薬的に許容されるキャリアと、有効量の1つ以上のコリンエステラーゼ阻害剤とを含む医薬組成物、または
(5)治療的に有効な量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物と、少なくとも1つの医薬的に許容されるキャリアと、有効量の1つ以上のコリンエステラーゼ阻害剤とを含む医薬組成物、または
(6)治療的に有効な量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、または医薬的に許容されるその塩、溶媒和物またはエステルと、少なくとも1つの医薬的に許容されるキャリアと、有効量の1つ以上のBACE阻害剤、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤;γ−セクレターゼ阻害剤;γ−セクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼ阻害剤;非ステロイド系抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸受容体アンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト;CB1受容体逆作動薬またはCB1受容体アンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進薬;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4阻害剤;GABA逆作動薬;アミロイド凝集阻害剤;グリコーゲン合成酵素キナーゼβ阻害剤;α−セクレターゼ活性の促進剤;PDE−10阻害剤およびコレステロール吸収阻害剤とを含む医薬組成物、または
(7)治療的に有効な量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物と、少なくとも1つの医薬的に許容されるキャリアと、有効量の1つ以上のBACE阻害剤、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤;γ−セクレターゼ阻害剤;γ−セクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼ阻害剤;非ステロイド系抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸受容体アンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト;CB1受容体逆作動薬またはCB1受容体アンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進薬;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4阻害剤;GABA逆作動薬;アミロイド凝集阻害剤;グリコーゲン合成酵素キナーゼβ阻害剤;α−セクレターゼ活性の促進剤;PDE−10阻害剤およびコレステロール吸収阻害剤とを含む医薬組成物、または
(8)治療的に有効な量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、または医薬的に許容されるその塩、溶媒和物またはエステルと、少なくとも1つの医薬的に許容されるキャリアと、有効量の塩酸ドネペジルとを含む医薬組成物、または
(9)治療的に有効な量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物と、少なくとも1つの医薬的に許容されるキャリアと、有効量の塩酸ドネペジルとを含む医薬組成物。
【請求項51】
有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、処置が必要な患者に投与する工程を含む、γ−セクレターゼを調節する方法。
【請求項52】
有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、処置が必要な患者に投与する工程を含む、1つ以上の神経変成疾患を処置する方法。
【請求項53】
有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、処置が必要な患者に投与する工程を含む、神経組織内部、神経組織表面または神経組織周囲にアミロイドタンパク質が沈着するのを阻害する方法。
【請求項54】
有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、処置が必要な患者に投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法。
【請求項55】
有効量の請求項25に記載の1つ以上の化合物を、処置が必要な患者に投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法。
【請求項56】
有効量の請求項1に記載の1つの化合物を、処置が必要な患者に投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法。
【請求項57】
有効量の請求項25に記載の1つの化合物を、処置が必要な患者に投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法。
【請求項58】
(1)有効量の請求項1に記載の化合物と、
(2)BACE阻害剤、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤;γ−セクレターゼ阻害剤;γ−セクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼ阻害剤;非ステロイド系抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸受容体アンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト;CB1受容体逆作動薬またはCB1受容体アンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進薬;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4阻害剤;GABA逆作動薬;アミロイド凝集阻害剤;グリコーゲン合成酵素キナーゼβ阻害剤;α−セクレターゼ活性の促進剤;PDE−10阻害剤およびコレステロール吸収阻害剤からなる群から選択される有効量の1つ以上の他の医薬活性を有する成分とを、処置の必要な患者に投与する工程を含む、(a)γ−セクレターゼを調節する方法、(b)1つ以上の神経変性疾患を処置する方法、(c)神経組織内部、神経組織表面または神経組織周囲にアミロイドタンパク質が沈着するのを阻害する方法、または(d)アルツハイマー病を処置する方法。
【請求項59】
有効量の請求項1に記載の1つの化合物と、Aβ抗体阻害剤、γ−セクレターゼ阻害剤およびβ−セクレターゼ阻害剤からなる群から選択される有効量の1つ以上の化合物とを、処置が必要な患者に投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法。
【請求項60】
有効量の請求項1に記載の1つの化合物と、有効量の1つ以上のBACE阻害剤とを、処置が必要な患者に投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法。
【請求項61】
(1)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のコリンエステラーゼと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(2)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の塩酸ドネペジルと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(3)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つの化合物を、有効量の1つ以上のコリンエステラーゼと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(4)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つの化合物を、有効量の塩酸ドネペジルと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(5)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量のリバスティグミンと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(6)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量のタクリンと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(7)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量のTauキナーゼ阻害剤と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(8)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、GSK3β阻害剤、cdk5阻害剤、ERK阻害剤からなる群から選択される有効量の1つ以上のTauキナーゼ阻害剤と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(9)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つの抗−Aβワクチン接種と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(10)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のAPPリガンドと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(11)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、インスリン分解酵素および/またはネプリライシンをアップレギュレーションするのに有効な量の1つ以上の薬剤と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(12)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のコレステロール低下剤と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(13)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、アトルバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチンおよびエゼチミブからなる群から選択される有効量の1つ以上のコレステロール低下剤と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(14)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のフィブラートと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(15)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、クロフィブラート、クロフィブリド、エトフィブラート、クロフィブラートアルミニウムからなる群から選択される有効量の1つ以上のフィブラートと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(16)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のLXRアゴニストと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(17)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のLRP模倣物と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(18)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上の5−HT6受容体アンタゴニストと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(19)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のニコチン性受容体アゴニストと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(20)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のH3受容体アンタゴニストと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(21)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のヒストンデアセチラーゼ阻害剤と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(22)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のhsp90阻害剤と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(23)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のm1ムスカリン受容体アゴニストと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(24)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上の5−HT6受容体アンタゴニストmGluR1またはmGluR5のポジティブアロステリックモジュレーターまたはアゴニストと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(25)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のmGluR2/3アンタゴニストと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(26)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、神経炎症を減らすことが可能な有効量の1つ以上の抗炎症剤と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(27)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のプロスタグランジンEP2受容体アンタゴニストと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(28)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のPAI−1阻害剤と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(29)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、Aβ流出を誘導することが可能な有効量の1つ以上の薬剤と組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(30)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量のゲルソリンと組み合わせて投与する工程を含む、アルツハイマー病を処置する方法、または
(31)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を投与する工程を含む、ダウン症候群を処置する方法、または
(32)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つの化合物を投与する工程を含む、ダウン症候群を処置する方法、または
(33)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の1つ以上のコリンエステラーゼ阻害剤と組み合わせて投与する工程を含む、ダウン症候群を処置する方法、または
(34)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を、有効量の塩酸ドネペジルと組み合わせて投与する工程を含む、ダウン症候群を処置する方法、または
(35)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つの化合物を、有効量の1つ以上のコリンエステラーゼ阻害剤と組み合わせて投与する工程を含む、ダウン症候群を処置する方法、または
(37)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つの化合物を、有効量の塩酸ドネペジルと組み合わせて投与する工程を含む、ダウン症候群を処置する方法、または
(38)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を投与する工程を含む、軽度認知障害を処置する方法、または
(39)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を投与する工程を含む、緑内障を処置する方法、または
(40)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を投与する工程を含む、脳アミロイド血管症を処置する方法、または
(41)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を投与する工程を含む、脳卒中を処置する方法、または
(42)本発明は、また、処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を投与する工程を含む、認知症を処置する方法を提供するか、または
(43)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を投与する工程を含む、小膠細胞症を処置する方法、または
(44)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を投与する工程を含む、脳の炎症を処置する方法、または
(45)処置が必要な患者に、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物を投与する工程を含む、嗅覚機能の低下を処置する方法。
【請求項62】
別個の容器に入れられ、1個の包装に入れられた、組み合わせて使用するための医薬組成物を含み、1つの容器は、医薬的に許容されるキャリアに有効量の請求項1に記載の1つの化合物を加えたものを含み、別の容器には、有効量の別の医薬活性を有する成分を含み、請求項1に記載の化合物と、他の医薬活性を有する成分とを合わせた量が、(a)アルツハイマー病を処置するのに有効であるか、または(b)神経組織内部、神経組織表面または神経組織周囲にアミロイドタンパク質が沈着するのを阻害するのに有効であるか、または(c)神経変性疾患を処置するのに有効であるか、または(d)γ−セクレターゼ活性を調節するのに有効である、キット。

【公表番号】特表2011−506460(P2011−506460A)
【公表日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−538088(P2010−538088)
【出願日】平成20年12月9日(2008.12.9)
【国際出願番号】PCT/US2008/086030
【国際公開番号】WO2009/076337
【国際公開日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】