アイコンインタフェースの操作制御方法
【課題】アイコンインタフェースの操作制御方法の提供。
【解決手段】本発明はディスプレイスクリーンに表示されるアイコンインタフェースと組み合わせられて使用者にクリックして選択させる操作制御方法であり、その方法は少なくとも以下のステップ、すなわち、メニューページ起動、手指のタッチパネルへの接触を検出し並びに手指中心座標を算出する、手指中心位置をスクリーンに対応させる、対応するアイコンが図形変化を発生する、タッチ位置ずれ防止対策実行、選択されたアイコンの機能を実行、以上を包含し、以上のステップにより、使用者はスクリーンを通して対応するアイコンメニューを表示して機能選択の操作を行え、見やすく機能選択操作が速やかに簡単に行える。
【解決手段】本発明はディスプレイスクリーンに表示されるアイコンインタフェースと組み合わせられて使用者にクリックして選択させる操作制御方法であり、その方法は少なくとも以下のステップ、すなわち、メニューページ起動、手指のタッチパネルへの接触を検出し並びに手指中心座標を算出する、手指中心位置をスクリーンに対応させる、対応するアイコンが図形変化を発生する、タッチ位置ずれ防止対策実行、選択されたアイコンの機能を実行、以上を包含し、以上のステップにより、使用者はスクリーンを通して対応するアイコンメニューを表示して機能選択の操作を行え、見やすく機能選択操作が速やかに簡単に行える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一種のアイコンインタフェースの操作制御方法に係り、特にディスプレイスクリーンに表示されるアイコンインタフェースと組み合わせられて使用者にクリックさせ機能を選択させる操作制御方法であり、見やすく機能選択操作が速やかに簡単に行える操作制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に電子商品の操作は、使用者の操作に便利なように、多くがリモートコントロール機能を具え、このためリモートコントローラーを使用しての遠隔操作が各種の電子商品に必須の機能となっており、電器の機能の複雑化に伴い、多くの電器製品機能は相当に多くなり、例えばDVD、MP3プレイヤー、カーナビゲーションシステム、デジタルテレビ等は、多機能を提供するためにリモートコントローラーのボタンが増加し、多くのものは更に複合ボタンを使用し、すなわち同一のボタンで異なる状態で異なる機能を操作できるものとされる。ただし、このようなリモートコントロール方式はその操作が相当に複雑であり、使用者の学習時間が引き延ばされ、このため大部分の使用者が一部の簡単な機能しか使用しないという事態をもたらす。
【0003】
同様に複雑な機能を具えたコンピュータウインドウインタフェースは、使用者の学習を非常に容易とし、その理由は、現在のコンピュータウインドウインタフェースは、アイコンインタフェースを使用し、マウスカーソルをディスプレイ上の図形(アイコン)上に移動させると、文字説明が表示されることで、使用者の探索のステップを減らせるためである。さらに、コンピュータの普及により、ほとんどの人はすでにアイコンインタフェース操作に慣れており、電器製品の操作をコンピュータの操作方式に類似となるよう設計すれば、使用者はより操作に慣れることができる。
【0004】
上述の周知の電子製品の操作方式は、すでに早期のボタン式リモートコントロールから、例えば特許文献1のように、タッチパネルを具えたリモートコントロール装置Lへとグレードアップしている(図1)。しかし、その制御方式はほとんどがタッチパネルL0上に複雑な複合機能キーL1を設けて、異なる機能の命令操作を行えるようにしており、タッチパネルL0の画面は機能の違いに応じて変化し、同じタッチエリアに往々にして異なる画面下で、異なる操作機能が出現する。その最大の欠点は、操作が複雑すぎ、且つリモートコントローラーLのタッチパネルL0の制限のために、その表示する字体は小さくなり、操作者の目に過度の負担がかかることである。また、マウスを利用したタッチパネルの設計には例えば特許文献2があり、それは、該マウス上のタッチパネルを利用し操作命令の入力を行うが、前述の特許文献1の欠点を依然として克服できていない。
【0005】
【特許文献1】台湾特許公告第I248261号明細書
【特許文献2】台湾特許公告第M281228号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、一種のアイコンインタフェースの操作制御方法を提供することにあり、それはディスプレイスクリーンに表示されるアイコンメニューインタフェースに組み合わされて、使用者にクリックさせて機能選択させ、使用者がスクリーンを通して対応するアイコンメニューを表示して機能選択の操作を行え、見やすく機能選択操作が速やかに簡単に行えるようにする操作制御方法であるものとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は一種のアイコンインタフェースの操作制御方法を提供し、それは、ディスプレイスクリーンに表示されるアイコンインタフェースと組み合わせられて使用者にクリックして選択させる操作制御方法であり、その方法は少なくとも以下のステップ、すなわち、 アイコンメニューページ起動、
手指のタッチパネルへの接触を検出し並びに手指中心座標を算出する、
手指中心位置をスクリーンに対応させる、
対応するアイコンに図形変化を発生させる、
タッチ位置ずれ防止対策実行の、
選択されたアイコンの機能を実行する、
以上のステップを包含し、以上のステップにより、使用者はスクリーンを通して対応するアイコンメニューを表示して機能選択の操作を行え、見やすく機能選択操作が速やかに簡単に行える。
【0008】
上述の本発明のアイコンインタフェースの操作制御方法によると、該タッチパネルの座標計算はカーテシアン座標系を採用する。
【0009】
上述の本発明のアイコンインタフェースの操作制御方法によると、該タッチパネルの座標値は絶対座標値を採用し、並びに手指の該タッチパネルにタッチする位置を該ディスプレイのスクリーン上のカーソルの出現の根拠となす。
【0010】
また、上述の本発明のアイコンインタフェースの操作制御方法によると、該メニューページ起動の後に、手指のタッチパネルへの接触を検出し並びに手指中心座標を算出するステップで、該手指のタッチパネルへの接触を検出し並びに手指中心座標を算出するステップが不成立の時、手指が該タッチパネルより離れて設定時間に至ったことを検出すると、メニューページ起動を取り消し、もとの画面に戻る。
【発明の効果】
【0011】
総合すると、本発明の方法は使用者に親しみやすいアイコン形式の下でリモートコントロール操作を行わせることができ、使用者の探索の時間を短縮でき、これにより本発明は特に実用性と進歩性を有し、周知の技術の欠点を解決する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図2は本発明をリモートコントロール装置に使用する実施例表示図である。該リモートコントロール装置1は、少なくとも一つのタッチスイッチ12にディスプレイ2が組み合わされてなり、該タッチスイッチ12はタッチ入力機能を実行し、その上にタッチパネル11が設けられ、該タッチパネル11は手指によるタッチを検出しその位置を検出するのに用いられ、且つ該タッチパネル11はシステムにより制御され、一対一の方式で、該ディスプレイ2のスクリーン20上の座標に対応し(図3)、さらに、該スクリーン20上のアイコン21に併せてエリア分布が形成され、少なくとも二つの対応する対応するエリアに分けられる。以上の部品の組み合わせにより、本発明の操作制御方法の作動が提供され、その操作制御方法は図4に示されるように、少なくとも以下のステップを包含する。
【0013】
メニューページ起動(ステップ300):ディスプレイ2のスクリーン20上に複数のアイコン21の画面を表示し、該タッチパネル11とディスプレイ2のスクリーン20上の座標計算はカーテシアン座標系を採用し、且つ該タッチパネル11は一対一の方式で、該ディスプレイ2のスクリーン20上の座標に対応する(例えば絶対座標法で表示する)。
手指のタッチパネルへの接触を検出し並びに手指中心座標を算出する(ステップ400):手指Mがタッチパネル11に接触した時、該タッチパネル11が該手指Mのタッチの信号を検出し、並びに手指中心M1の座標を計算し、並びにステップ500を実行し、手指Mのタッチの信号を検出しなければ、ステップ300に戻る。
手指中心位置をスクリーンに対応させる(ステップ500):該タッチパネル11上の座標はスクリーン20上の座標に対応し、手指中心M1の位置は該スクリーン20上の一つの対応位置Aに対応し、該対応位置Aでカ−ソル22を発生する。
対応するアイコンに図形変化を発生させる(ステップ600):手指中心M1のスクリーン20上の対応位置Aが設定されたアイコン21の設定面積カバー範囲Bに位置する時(図5)、該アイコン21が図形変化を発生する(白色表示或いはフレ−ム表示23)。
タッチ位置ずれ防止対策を実行する(ステップ700):手指Mで該タッチパネル11をタッチする時、その手指中心M1は該スクリーン20上の対応位置Aに対応し(図5)、それが該アイコン21の設定面積カバー範囲Bに位置する時、暫時該タッチパネル11のタッチ有効エリア110をその境界エリアCまで拡大し、これによりタッチ操作時にタッチポイントM2が位置ずれする時の救済対策となす。
【0014】
上述のステップにより、使用者はカ−ソル22を移動する方式により、必要なアイコンをクリックして機能を選択できる。
【0015】
図7、8、9を参照されたい。本発明中、ステップ600の第2実施例によると、アイコンの選択をさらに便利とするため、スクリーン20上の起動されたアイコンメニュー(ステップ300参照)において、そのアイコン241、242、243の分布位置に対応するように、タッチパネル11が一つ以上のエリア111、112、113に区分され、使用者が直接アイコン241、242、243の代表するエリア111、112、113に直接タッチすることで、入力の操作を行え、カ−ソル221を移動する操作を必要としない。また、図8に示されるように、該スクリーン20がアイコン244、245、246、247、248を有するほか、その他の提示文字Tを有する時、該タッチパネル11もまたそれに対応するように一つ以上のエリア114、115、116、117、118に区分され、ステップ600はさらに以下のサブステップを包含する。
a.複数のアイコンが出現する(ステップ621):スクリーン20が複数のアイコン244、245、246、247、248(図8参照)を表示し、且つ該タッチパネル11が該スクリーン20の複数のアイコン244、245、246、247、248に対応するように、一つ以上のエリア114、115、116、117、118に区分される。
b.手指位置座標を計算する(ステップ622):手指中心M1の該タッチパネル11における座標位置を取得する。
c.カーソル生成(ステップ623):スクリーン20の該タッチパネル11の手指中心M1のタッチに対応する座標位置、すなわち、スクリーン20上の対応位置Aにカーソル221を表示し、使用者に手指Mのタッチの位置を了解させ、該カーソル221は提示符号(例えば矢印或いは十字の符号とする)。
d.アイコンが図形変化を発生する(ステップ624):手指中心M1の所在位置のエリア114、115、116、117、118は、該スクリーン20に表示されるアイコン244、245、246、247、248に対応し、該アイコン244、245、246、247、248は図形変化を発生し得て(白色表示或いはフレーム表示2451)、並びにステップ700を実行する。
【0016】
図10を図8と共に参照されたい。図10は本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップ600の第3実施例を示し、そのサブステップは以下を包含する。
a.手指位置座標を計算し(ステップ631)、手指中心M1の該タッチパネル11における座標位置を取得する。
b.カーソル生成(ステップ632):スクリーン20の該タッチパネル11の手指中心M1のタッチに対応する座標位置、すなわち、スクリーン20上の対応位置Aにカーソル221を表示し、使用者に手指中心M1のタッチ位置を了解させ、該カーソル221は提示符号(例えば矢印或いは十字の符号とする)。
c.手指が離れる時(ステップ633):手指Mが該タッチパネル11を離れて設定時間に達すると(該設定時間はシステムにより設定される)、ステップ634を実行し、達しなければステップ635を実行する。
d.カーソル消失(ステップ634):スクリーン20上に表示されたカ−ソル221が消失し、並びにステップ300を実行。
e.アイコンが図形変化を発生する(ステップ635):手指中心M1の所在位置のエリア114、115、116、117、118は、該スクリーン20に表示されるアイコン244、245、246、247、248に対応し、該アイコン244、245、246、247、248は図形変化を発生し得て(白色表示或いはフレーム表示2451)、並びにステップ700を実行する。
【0017】
以上のステップにより、使用者が手指をタッチパネル11より離して設定時間に達すると、カ−ソル221が消失し、スクリーン20の画面がアイコンメニュー起動に戻り、使用者の再操作に便利である。
【0018】
図11を図8と共に参照されたい。図11は本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップ600の第4実施例であり、そのサブステップは以下を包含する。
a.複数のアイコンが出現する(ステップ641):スクリーン20が複数のアイコン244、245、246、247、248を表示し、且つ該タッチパネル11が該スクリーン20の複数のアイコン244、245、246、247、248に対応するように、一つ以上のエリア114、115、116、117、118に区分される。
b.手指位置座標を計算する(ステップ642):手指中心M1の該タッチパネル11における座標位置を取得する。
c.カーソル生成(ステップ643):スクリーン20の該タッチパネル11の手指中心M1のタッチに対応する座標位置、すなわち、スクリーン20上の対応位置Aにカーソル221を表示し、使用者に手指Mのタッチの位置を了解させ、該カーソル221は提示符号(例えば矢印或いは十字の符号とする)。
d.手指が離れる時(ステップ644):手指Mが該タッチパネル11を離れて設定時間に達すると(該設定時間はシステムにより設定される)、ステップ645を実行し、達しなければステップ646を実行する。
e.カーソル消失(ステップ645):スクリーン20上に表示されたカ−ソル221が消失し、並びにステップ300を実行。
f.アイコンが図形変化を発生する(ステップ646):手指中心M1の所在位置のエリア114、115、116、117、118は、該スクリーン20に表示されるアイコン244、245、246、247、248に対応し、該アイコン244、245、246、247、248は図形変化を発生し得て(白色表示或いはフレーム表示2451)、並びにステップ700を実行する。
【0019】
以上のステップにより、使用者が手指をタッチパネル11より離して設定時間に達すると、カ−ソル221が消失し、ディスプレイ2のスクリーン20の画面がアイコンメニュー起動に戻り、使用者の再操作に便利である。
【0020】
アイコンの選択の制御を更に正確となすため、本発明はそのタッチ位置ずれ防止対策実行のステップ700が更に以下のサブステップを包含する(図4、12、13参照)。
a.手指中心M1のタッチ位置のスクリーン20上の対応位置が、アイコン設定面積カバー範囲にある(ステップ701):タッチパネル11上に設けられた複数のエリア119はスクリーン20上の複数のアイコン251に対応し、手指中心M1が該タッチパネル11上のエリア119にタッチするとき、該スクリーン20上のそれに対応する対応位置Aが、アイコン251の設定面積カバー範囲Bにある時(図13の斜線部分)、ステップ702を実行する。
b.有効エリア拡大(ステップ702):手指中心M1所在位置に対応する該スクリーン20の表示の対応位置Aがアイコン251の設定面積カバー範囲Bに位置する時、該タッチパネル11上の該アイコン251(例えばKの文字)に対応するエリア119はその有効エリアが四周に向けて拡大し境界エリアDにいたり、これにより手指Mで該エリア119をタッチするとき、そのタッチポイントM2が比較的大きなタッチエリアを有することができる。
c.タッチパネルへのタッチ動作検出(ステップ703):手指Mのタッチの力が設定値より大きい時、タッチ動作が成立したと見なし、ステップ800を実行し、設定値より小さければステップ300を実行する。
【0021】
図4、14、15、16は本発明のタッチ位置ずれ防止対策実行のステップ700の第2実施例であり、このステップ700はアイコンの有効エリア拡大のほか、時間を軸とし、それまでの所定の時間内のアイコンを追跡し、もしタッチ過程中に手指Mのタッチポイントに位置ずれが発生した場合、依然としてこのアイコンがタッチされたと認定し、そのサブステップは以下を包含する。
a.手指移動をスタック記録(ステップ711):手指中心M1のタッチパネル11の位置を記録し、且つファーストインファーストアウトのスタック原則を採用し、メモリ空間中にあって(例えば図15のように5つの枡に設定する)不断に新しい手指中心M1の位置の座標値X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7をメモリ空間Sに記録し、並びに最先の手指中心M1の位置の座標値を除去する。
b.タッチパネルのタッチ動作を検出(ステップ712):手指中心M1のタッチの力が設定値より大きい時、タッチ動作が成立したと見なし、ステップ713を実行する。
c.最後のアイコン取得(ステップ713):メモリ空間S中の手指中心M1の位置の座標値X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7を前から順に逐一取り出し、スクリーン20上のアイコン252に対応させ、もし、座標値X1、・・・、X7は該アイコン252の設定面積カバー範囲Bに属するなら、該アイコン252を選定し、並びにステップ800を実行する。
【0022】
上述のステップにより、使用者の手指がタッチパネル11にタッチする時、メモリ空間Sは不断に手指中心M1の位置の座標値X1、・・・、X7を更新し、もし、使用者の手指が単位時間T1〜T7内において、タッチパネル11上での移動位置の前後順序がそれぞれ座標値X1〜X7(スクリーン20上の対応位置はP1〜P7)であれば、タッチパネルのタッチ動作検出(ステップ712)の後、最後のアイコンを選択(ステップ713)する時、メモリ空間S中の手指中心M1の位置の座標値X1、・・・、X7を順に逐一取り出し、スクリーン20のアイコン252に対応させ、このとき、最近のものはただ時間T4の時、手指中心M1のタッチパネル11のX4位置の座標値がアイコン252の入力可能で、ゆえにこのアイコン252を選定する。これにより操作者がタッチパネル11にタッチする時、該アイコン252に対する確認上の遅延(例えば、思考、観察等の因子)が形成する誤動作を防止でき、たとえば、手指中心M1が該タッチパネル11上の該アイコン252を代表するエリア110’にある時間停留し、タッチ時に手指中心M1が加圧することで手指Mが移動する(通常下向きに移動)し、タッチパネルのタッチ動作検出(ステップ712)が成立するまでに、すでに意図せぬ移動が発生し(すなわち手指位置がX4からX7に移動)、且つこの移動はすでに該アイコン252を代表するエリア110’外に移出し(たとえば位置X7)、誤動作を発生する。ゆえに、上述のステップによりこの欠点を解決する必要があるのである。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】周知のリモートコントロール装置の表示図である。
【図2】本発明のリモートコントロール装置の表示図である。
【図3】本発明の実施例の表示図一である。
【図4】本発明の方法のフローチャートである。
【図5】本発明の実施例の表示図二である。
【図6】本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップの第1実施例フローチャートである。
【図7】本発明の実施例の表示図三である。
【図8】本発明の実施例の表示図四である。
【図9】本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップの第2実施例フローチャートである。
【図10】本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップの第3実施例フローチャートである。
【図11】本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップの第4実施例フローチャートである。
【図12】本発明のタッチ位置ずれ防止対策のステップの第1実施例フローチャートである。
【図13】本発明のタッチ位置ずれ防止対策のステップの第1実施例表示図である。
【図14】本発明のタッチ位置ずれ防止対策のステップの第2実施例フローチャートである。
【図15】本発明のタッチ位置ずれ防止対策のステップの第2実施例表示図である。
【図16】本発明のタッチ位置ずれ防止対策のステップの第2実施例のメモリ空間と時間関係図である。
【符号の説明】
【0024】
1 リモートコントロール装置
12 タッチスイッチ
2 ディスプレイ
11 タッチパネル
20 スクリーン
21 アイコン
M 手指
M1 手指中心
A 対応位置
22 カーソル
B 設定面積カバー範囲
110 タッチ有効エリア
C 境界エリア
M2 タッチポイント
241、242、243 アイコン
111、112、113 エリア
221 カ−ソル
244、245、246、247、248 アイコン
T 提示文字
114、115、116、117、118 エリア
X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7 座標値
S メモリ空間
252 アイコン
T1〜T7 単位時間
【技術分野】
【0001】
本発明は一種のアイコンインタフェースの操作制御方法に係り、特にディスプレイスクリーンに表示されるアイコンインタフェースと組み合わせられて使用者にクリックさせ機能を選択させる操作制御方法であり、見やすく機能選択操作が速やかに簡単に行える操作制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に電子商品の操作は、使用者の操作に便利なように、多くがリモートコントロール機能を具え、このためリモートコントローラーを使用しての遠隔操作が各種の電子商品に必須の機能となっており、電器の機能の複雑化に伴い、多くの電器製品機能は相当に多くなり、例えばDVD、MP3プレイヤー、カーナビゲーションシステム、デジタルテレビ等は、多機能を提供するためにリモートコントローラーのボタンが増加し、多くのものは更に複合ボタンを使用し、すなわち同一のボタンで異なる状態で異なる機能を操作できるものとされる。ただし、このようなリモートコントロール方式はその操作が相当に複雑であり、使用者の学習時間が引き延ばされ、このため大部分の使用者が一部の簡単な機能しか使用しないという事態をもたらす。
【0003】
同様に複雑な機能を具えたコンピュータウインドウインタフェースは、使用者の学習を非常に容易とし、その理由は、現在のコンピュータウインドウインタフェースは、アイコンインタフェースを使用し、マウスカーソルをディスプレイ上の図形(アイコン)上に移動させると、文字説明が表示されることで、使用者の探索のステップを減らせるためである。さらに、コンピュータの普及により、ほとんどの人はすでにアイコンインタフェース操作に慣れており、電器製品の操作をコンピュータの操作方式に類似となるよう設計すれば、使用者はより操作に慣れることができる。
【0004】
上述の周知の電子製品の操作方式は、すでに早期のボタン式リモートコントロールから、例えば特許文献1のように、タッチパネルを具えたリモートコントロール装置Lへとグレードアップしている(図1)。しかし、その制御方式はほとんどがタッチパネルL0上に複雑な複合機能キーL1を設けて、異なる機能の命令操作を行えるようにしており、タッチパネルL0の画面は機能の違いに応じて変化し、同じタッチエリアに往々にして異なる画面下で、異なる操作機能が出現する。その最大の欠点は、操作が複雑すぎ、且つリモートコントローラーLのタッチパネルL0の制限のために、その表示する字体は小さくなり、操作者の目に過度の負担がかかることである。また、マウスを利用したタッチパネルの設計には例えば特許文献2があり、それは、該マウス上のタッチパネルを利用し操作命令の入力を行うが、前述の特許文献1の欠点を依然として克服できていない。
【0005】
【特許文献1】台湾特許公告第I248261号明細書
【特許文献2】台湾特許公告第M281228号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、一種のアイコンインタフェースの操作制御方法を提供することにあり、それはディスプレイスクリーンに表示されるアイコンメニューインタフェースに組み合わされて、使用者にクリックさせて機能選択させ、使用者がスクリーンを通して対応するアイコンメニューを表示して機能選択の操作を行え、見やすく機能選択操作が速やかに簡単に行えるようにする操作制御方法であるものとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は一種のアイコンインタフェースの操作制御方法を提供し、それは、ディスプレイスクリーンに表示されるアイコンインタフェースと組み合わせられて使用者にクリックして選択させる操作制御方法であり、その方法は少なくとも以下のステップ、すなわち、 アイコンメニューページ起動、
手指のタッチパネルへの接触を検出し並びに手指中心座標を算出する、
手指中心位置をスクリーンに対応させる、
対応するアイコンに図形変化を発生させる、
タッチ位置ずれ防止対策実行の、
選択されたアイコンの機能を実行する、
以上のステップを包含し、以上のステップにより、使用者はスクリーンを通して対応するアイコンメニューを表示して機能選択の操作を行え、見やすく機能選択操作が速やかに簡単に行える。
【0008】
上述の本発明のアイコンインタフェースの操作制御方法によると、該タッチパネルの座標計算はカーテシアン座標系を採用する。
【0009】
上述の本発明のアイコンインタフェースの操作制御方法によると、該タッチパネルの座標値は絶対座標値を採用し、並びに手指の該タッチパネルにタッチする位置を該ディスプレイのスクリーン上のカーソルの出現の根拠となす。
【0010】
また、上述の本発明のアイコンインタフェースの操作制御方法によると、該メニューページ起動の後に、手指のタッチパネルへの接触を検出し並びに手指中心座標を算出するステップで、該手指のタッチパネルへの接触を検出し並びに手指中心座標を算出するステップが不成立の時、手指が該タッチパネルより離れて設定時間に至ったことを検出すると、メニューページ起動を取り消し、もとの画面に戻る。
【発明の効果】
【0011】
総合すると、本発明の方法は使用者に親しみやすいアイコン形式の下でリモートコントロール操作を行わせることができ、使用者の探索の時間を短縮でき、これにより本発明は特に実用性と進歩性を有し、周知の技術の欠点を解決する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図2は本発明をリモートコントロール装置に使用する実施例表示図である。該リモートコントロール装置1は、少なくとも一つのタッチスイッチ12にディスプレイ2が組み合わされてなり、該タッチスイッチ12はタッチ入力機能を実行し、その上にタッチパネル11が設けられ、該タッチパネル11は手指によるタッチを検出しその位置を検出するのに用いられ、且つ該タッチパネル11はシステムにより制御され、一対一の方式で、該ディスプレイ2のスクリーン20上の座標に対応し(図3)、さらに、該スクリーン20上のアイコン21に併せてエリア分布が形成され、少なくとも二つの対応する対応するエリアに分けられる。以上の部品の組み合わせにより、本発明の操作制御方法の作動が提供され、その操作制御方法は図4に示されるように、少なくとも以下のステップを包含する。
【0013】
メニューページ起動(ステップ300):ディスプレイ2のスクリーン20上に複数のアイコン21の画面を表示し、該タッチパネル11とディスプレイ2のスクリーン20上の座標計算はカーテシアン座標系を採用し、且つ該タッチパネル11は一対一の方式で、該ディスプレイ2のスクリーン20上の座標に対応する(例えば絶対座標法で表示する)。
手指のタッチパネルへの接触を検出し並びに手指中心座標を算出する(ステップ400):手指Mがタッチパネル11に接触した時、該タッチパネル11が該手指Mのタッチの信号を検出し、並びに手指中心M1の座標を計算し、並びにステップ500を実行し、手指Mのタッチの信号を検出しなければ、ステップ300に戻る。
手指中心位置をスクリーンに対応させる(ステップ500):該タッチパネル11上の座標はスクリーン20上の座標に対応し、手指中心M1の位置は該スクリーン20上の一つの対応位置Aに対応し、該対応位置Aでカ−ソル22を発生する。
対応するアイコンに図形変化を発生させる(ステップ600):手指中心M1のスクリーン20上の対応位置Aが設定されたアイコン21の設定面積カバー範囲Bに位置する時(図5)、該アイコン21が図形変化を発生する(白色表示或いはフレ−ム表示23)。
タッチ位置ずれ防止対策を実行する(ステップ700):手指Mで該タッチパネル11をタッチする時、その手指中心M1は該スクリーン20上の対応位置Aに対応し(図5)、それが該アイコン21の設定面積カバー範囲Bに位置する時、暫時該タッチパネル11のタッチ有効エリア110をその境界エリアCまで拡大し、これによりタッチ操作時にタッチポイントM2が位置ずれする時の救済対策となす。
【0014】
上述のステップにより、使用者はカ−ソル22を移動する方式により、必要なアイコンをクリックして機能を選択できる。
【0015】
図7、8、9を参照されたい。本発明中、ステップ600の第2実施例によると、アイコンの選択をさらに便利とするため、スクリーン20上の起動されたアイコンメニュー(ステップ300参照)において、そのアイコン241、242、243の分布位置に対応するように、タッチパネル11が一つ以上のエリア111、112、113に区分され、使用者が直接アイコン241、242、243の代表するエリア111、112、113に直接タッチすることで、入力の操作を行え、カ−ソル221を移動する操作を必要としない。また、図8に示されるように、該スクリーン20がアイコン244、245、246、247、248を有するほか、その他の提示文字Tを有する時、該タッチパネル11もまたそれに対応するように一つ以上のエリア114、115、116、117、118に区分され、ステップ600はさらに以下のサブステップを包含する。
a.複数のアイコンが出現する(ステップ621):スクリーン20が複数のアイコン244、245、246、247、248(図8参照)を表示し、且つ該タッチパネル11が該スクリーン20の複数のアイコン244、245、246、247、248に対応するように、一つ以上のエリア114、115、116、117、118に区分される。
b.手指位置座標を計算する(ステップ622):手指中心M1の該タッチパネル11における座標位置を取得する。
c.カーソル生成(ステップ623):スクリーン20の該タッチパネル11の手指中心M1のタッチに対応する座標位置、すなわち、スクリーン20上の対応位置Aにカーソル221を表示し、使用者に手指Mのタッチの位置を了解させ、該カーソル221は提示符号(例えば矢印或いは十字の符号とする)。
d.アイコンが図形変化を発生する(ステップ624):手指中心M1の所在位置のエリア114、115、116、117、118は、該スクリーン20に表示されるアイコン244、245、246、247、248に対応し、該アイコン244、245、246、247、248は図形変化を発生し得て(白色表示或いはフレーム表示2451)、並びにステップ700を実行する。
【0016】
図10を図8と共に参照されたい。図10は本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップ600の第3実施例を示し、そのサブステップは以下を包含する。
a.手指位置座標を計算し(ステップ631)、手指中心M1の該タッチパネル11における座標位置を取得する。
b.カーソル生成(ステップ632):スクリーン20の該タッチパネル11の手指中心M1のタッチに対応する座標位置、すなわち、スクリーン20上の対応位置Aにカーソル221を表示し、使用者に手指中心M1のタッチ位置を了解させ、該カーソル221は提示符号(例えば矢印或いは十字の符号とする)。
c.手指が離れる時(ステップ633):手指Mが該タッチパネル11を離れて設定時間に達すると(該設定時間はシステムにより設定される)、ステップ634を実行し、達しなければステップ635を実行する。
d.カーソル消失(ステップ634):スクリーン20上に表示されたカ−ソル221が消失し、並びにステップ300を実行。
e.アイコンが図形変化を発生する(ステップ635):手指中心M1の所在位置のエリア114、115、116、117、118は、該スクリーン20に表示されるアイコン244、245、246、247、248に対応し、該アイコン244、245、246、247、248は図形変化を発生し得て(白色表示或いはフレーム表示2451)、並びにステップ700を実行する。
【0017】
以上のステップにより、使用者が手指をタッチパネル11より離して設定時間に達すると、カ−ソル221が消失し、スクリーン20の画面がアイコンメニュー起動に戻り、使用者の再操作に便利である。
【0018】
図11を図8と共に参照されたい。図11は本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップ600の第4実施例であり、そのサブステップは以下を包含する。
a.複数のアイコンが出現する(ステップ641):スクリーン20が複数のアイコン244、245、246、247、248を表示し、且つ該タッチパネル11が該スクリーン20の複数のアイコン244、245、246、247、248に対応するように、一つ以上のエリア114、115、116、117、118に区分される。
b.手指位置座標を計算する(ステップ642):手指中心M1の該タッチパネル11における座標位置を取得する。
c.カーソル生成(ステップ643):スクリーン20の該タッチパネル11の手指中心M1のタッチに対応する座標位置、すなわち、スクリーン20上の対応位置Aにカーソル221を表示し、使用者に手指Mのタッチの位置を了解させ、該カーソル221は提示符号(例えば矢印或いは十字の符号とする)。
d.手指が離れる時(ステップ644):手指Mが該タッチパネル11を離れて設定時間に達すると(該設定時間はシステムにより設定される)、ステップ645を実行し、達しなければステップ646を実行する。
e.カーソル消失(ステップ645):スクリーン20上に表示されたカ−ソル221が消失し、並びにステップ300を実行。
f.アイコンが図形変化を発生する(ステップ646):手指中心M1の所在位置のエリア114、115、116、117、118は、該スクリーン20に表示されるアイコン244、245、246、247、248に対応し、該アイコン244、245、246、247、248は図形変化を発生し得て(白色表示或いはフレーム表示2451)、並びにステップ700を実行する。
【0019】
以上のステップにより、使用者が手指をタッチパネル11より離して設定時間に達すると、カ−ソル221が消失し、ディスプレイ2のスクリーン20の画面がアイコンメニュー起動に戻り、使用者の再操作に便利である。
【0020】
アイコンの選択の制御を更に正確となすため、本発明はそのタッチ位置ずれ防止対策実行のステップ700が更に以下のサブステップを包含する(図4、12、13参照)。
a.手指中心M1のタッチ位置のスクリーン20上の対応位置が、アイコン設定面積カバー範囲にある(ステップ701):タッチパネル11上に設けられた複数のエリア119はスクリーン20上の複数のアイコン251に対応し、手指中心M1が該タッチパネル11上のエリア119にタッチするとき、該スクリーン20上のそれに対応する対応位置Aが、アイコン251の設定面積カバー範囲Bにある時(図13の斜線部分)、ステップ702を実行する。
b.有効エリア拡大(ステップ702):手指中心M1所在位置に対応する該スクリーン20の表示の対応位置Aがアイコン251の設定面積カバー範囲Bに位置する時、該タッチパネル11上の該アイコン251(例えばKの文字)に対応するエリア119はその有効エリアが四周に向けて拡大し境界エリアDにいたり、これにより手指Mで該エリア119をタッチするとき、そのタッチポイントM2が比較的大きなタッチエリアを有することができる。
c.タッチパネルへのタッチ動作検出(ステップ703):手指Mのタッチの力が設定値より大きい時、タッチ動作が成立したと見なし、ステップ800を実行し、設定値より小さければステップ300を実行する。
【0021】
図4、14、15、16は本発明のタッチ位置ずれ防止対策実行のステップ700の第2実施例であり、このステップ700はアイコンの有効エリア拡大のほか、時間を軸とし、それまでの所定の時間内のアイコンを追跡し、もしタッチ過程中に手指Mのタッチポイントに位置ずれが発生した場合、依然としてこのアイコンがタッチされたと認定し、そのサブステップは以下を包含する。
a.手指移動をスタック記録(ステップ711):手指中心M1のタッチパネル11の位置を記録し、且つファーストインファーストアウトのスタック原則を採用し、メモリ空間中にあって(例えば図15のように5つの枡に設定する)不断に新しい手指中心M1の位置の座標値X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7をメモリ空間Sに記録し、並びに最先の手指中心M1の位置の座標値を除去する。
b.タッチパネルのタッチ動作を検出(ステップ712):手指中心M1のタッチの力が設定値より大きい時、タッチ動作が成立したと見なし、ステップ713を実行する。
c.最後のアイコン取得(ステップ713):メモリ空間S中の手指中心M1の位置の座標値X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7を前から順に逐一取り出し、スクリーン20上のアイコン252に対応させ、もし、座標値X1、・・・、X7は該アイコン252の設定面積カバー範囲Bに属するなら、該アイコン252を選定し、並びにステップ800を実行する。
【0022】
上述のステップにより、使用者の手指がタッチパネル11にタッチする時、メモリ空間Sは不断に手指中心M1の位置の座標値X1、・・・、X7を更新し、もし、使用者の手指が単位時間T1〜T7内において、タッチパネル11上での移動位置の前後順序がそれぞれ座標値X1〜X7(スクリーン20上の対応位置はP1〜P7)であれば、タッチパネルのタッチ動作検出(ステップ712)の後、最後のアイコンを選択(ステップ713)する時、メモリ空間S中の手指中心M1の位置の座標値X1、・・・、X7を順に逐一取り出し、スクリーン20のアイコン252に対応させ、このとき、最近のものはただ時間T4の時、手指中心M1のタッチパネル11のX4位置の座標値がアイコン252の入力可能で、ゆえにこのアイコン252を選定する。これにより操作者がタッチパネル11にタッチする時、該アイコン252に対する確認上の遅延(例えば、思考、観察等の因子)が形成する誤動作を防止でき、たとえば、手指中心M1が該タッチパネル11上の該アイコン252を代表するエリア110’にある時間停留し、タッチ時に手指中心M1が加圧することで手指Mが移動する(通常下向きに移動)し、タッチパネルのタッチ動作検出(ステップ712)が成立するまでに、すでに意図せぬ移動が発生し(すなわち手指位置がX4からX7に移動)、且つこの移動はすでに該アイコン252を代表するエリア110’外に移出し(たとえば位置X7)、誤動作を発生する。ゆえに、上述のステップによりこの欠点を解決する必要があるのである。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】周知のリモートコントロール装置の表示図である。
【図2】本発明のリモートコントロール装置の表示図である。
【図3】本発明の実施例の表示図一である。
【図4】本発明の方法のフローチャートである。
【図5】本発明の実施例の表示図二である。
【図6】本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップの第1実施例フローチャートである。
【図7】本発明の実施例の表示図三である。
【図8】本発明の実施例の表示図四である。
【図9】本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップの第2実施例フローチャートである。
【図10】本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップの第3実施例フローチャートである。
【図11】本発明の対応するアイコンが図形変化を発生するステップの第4実施例フローチャートである。
【図12】本発明のタッチ位置ずれ防止対策のステップの第1実施例フローチャートである。
【図13】本発明のタッチ位置ずれ防止対策のステップの第1実施例表示図である。
【図14】本発明のタッチ位置ずれ防止対策のステップの第2実施例フローチャートである。
【図15】本発明のタッチ位置ずれ防止対策のステップの第2実施例表示図である。
【図16】本発明のタッチ位置ずれ防止対策のステップの第2実施例のメモリ空間と時間関係図である。
【符号の説明】
【0024】
1 リモートコントロール装置
12 タッチスイッチ
2 ディスプレイ
11 タッチパネル
20 スクリーン
21 アイコン
M 手指
M1 手指中心
A 対応位置
22 カーソル
B 設定面積カバー範囲
110 タッチ有効エリア
C 境界エリア
M2 タッチポイント
241、242、243 アイコン
111、112、113 エリア
221 カ−ソル
244、245、246、247、248 アイコン
T 提示文字
114、115、116、117、118 エリア
X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7 座標値
S メモリ空間
252 アイコン
T1〜T7 単位時間
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アイコンインタフェースの操作制御方法において、
アイコンメニューページを起動するステップ、
手指のタッチパネルへのタッチを検出し並びに手指中心座標を算出するステップ、
手指中心位置をスクリーンに対応させるステップ、
対応するアイコンに図形変化を発生させるステップ、
タッチ位置ずれ防止対策を実行するステップ、
選択されたアイコンの機能を実行するステップ、
以上のステップを包含することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項2】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、アイコンメニューページを起動するステップでは、ディスプレイのスクリーン上に複数のアイコンを表示することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項3】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、アイコンメニューページを起動するステップでは、スクリーンとタッチパネルの座標の対応には絶対座標法が採用され、並びに一対一の方式の対応とされることを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項4】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、アイコンメニューページを起動するステップでは、そのスクリーン上のアイコンの分布位置に対応するように、該タッチパネルに一つ以上のエリアが区分されたことを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項5】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、手指のタッチパネルへのタッチを検出し並びに手指中心座標を算出するステップでは、該タッチパネルにより手指タッチ信号を検出し、並びに手指中心位置の座標を計算することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項6】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、手指中心位置をスクリーンに対応させるステップでは、該タッチパネル上の座標が該スクリーン上の座標に対応し、手指中心位置が該スクリーン上の一つの対応位置に対応することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項7】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、手指中心位置をスクリーンに対応させるステップでは、スクリーン上の対応位置にカーソルを発生することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項8】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、対応するアイコンに図形変化を発生させるステップでは、該手指中心のスクリーン上の対応位置が、そのアイコンの設定面積カバー範囲にある時、そのアイコンが図形変化を発生することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項9】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、タッチ位置ずれ防止対策を実行するステップでは、該手指が該タッチパネルにタッチした時、該手指中心の、該スクリーン上の対応位置が、そのアイコンの設定面積カバー範囲に位置する時、該タッチパネルのタッチ有効エリアを暫時拡大し、タッチ位置ずれの救済となすことを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項10】
請求項9記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、タッチパネルのタッチ有効エリアを暫時拡大する際には、その境界エリアまで拡大することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項11】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、タッチ位置ずれ防止対策を実行するステップでは、時間を軸とし、前向きに、前のある時間内のアイコンを追認し、タッチ過程中に手指中心がそのアイコンから位置ずれを発生しても、そのアイコンがタッチされたと認定することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項12】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、選択されたアイコンの機能を実行するステップでは選択されたアイコン機能の出力を実行することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項13】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、アイコンメニューページを起動するステップは、手指のタッチパネルへのタッチを検出し並びに手指中心座標を算出するステップの後に実行されることを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項14】
請求項13記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、アイコンメニューページを起動するステップは、手指のタッチパネルへのタッチを検出し並びに手指中心座標を算出するステップの後に実行され、この手指のタッチパネルへのタッチを検出し並びに手指中心座標を算出するステップが不成立の時には、手指が該タッチパネルを離れて設定時間に達したことを検出した後に、アイコンメニュ−ページの起動が取り消され、並びにもとの画面に回復することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項1】
アイコンインタフェースの操作制御方法において、
アイコンメニューページを起動するステップ、
手指のタッチパネルへのタッチを検出し並びに手指中心座標を算出するステップ、
手指中心位置をスクリーンに対応させるステップ、
対応するアイコンに図形変化を発生させるステップ、
タッチ位置ずれ防止対策を実行するステップ、
選択されたアイコンの機能を実行するステップ、
以上のステップを包含することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項2】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、アイコンメニューページを起動するステップでは、ディスプレイのスクリーン上に複数のアイコンを表示することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項3】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、アイコンメニューページを起動するステップでは、スクリーンとタッチパネルの座標の対応には絶対座標法が採用され、並びに一対一の方式の対応とされることを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項4】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、アイコンメニューページを起動するステップでは、そのスクリーン上のアイコンの分布位置に対応するように、該タッチパネルに一つ以上のエリアが区分されたことを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項5】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、手指のタッチパネルへのタッチを検出し並びに手指中心座標を算出するステップでは、該タッチパネルにより手指タッチ信号を検出し、並びに手指中心位置の座標を計算することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項6】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、手指中心位置をスクリーンに対応させるステップでは、該タッチパネル上の座標が該スクリーン上の座標に対応し、手指中心位置が該スクリーン上の一つの対応位置に対応することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項7】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、手指中心位置をスクリーンに対応させるステップでは、スクリーン上の対応位置にカーソルを発生することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項8】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、対応するアイコンに図形変化を発生させるステップでは、該手指中心のスクリーン上の対応位置が、そのアイコンの設定面積カバー範囲にある時、そのアイコンが図形変化を発生することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項9】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、タッチ位置ずれ防止対策を実行するステップでは、該手指が該タッチパネルにタッチした時、該手指中心の、該スクリーン上の対応位置が、そのアイコンの設定面積カバー範囲に位置する時、該タッチパネルのタッチ有効エリアを暫時拡大し、タッチ位置ずれの救済となすことを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項10】
請求項9記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、タッチパネルのタッチ有効エリアを暫時拡大する際には、その境界エリアまで拡大することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項11】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、タッチ位置ずれ防止対策を実行するステップでは、時間を軸とし、前向きに、前のある時間内のアイコンを追認し、タッチ過程中に手指中心がそのアイコンから位置ずれを発生しても、そのアイコンがタッチされたと認定することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項12】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、選択されたアイコンの機能を実行するステップでは選択されたアイコン機能の出力を実行することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項13】
請求項1記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、アイコンメニューページを起動するステップは、手指のタッチパネルへのタッチを検出し並びに手指中心座標を算出するステップの後に実行されることを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【請求項14】
請求項13記載のアイコンインタフェースの操作制御方法において、アイコンメニューページを起動するステップは、手指のタッチパネルへのタッチを検出し並びに手指中心座標を算出するステップの後に実行され、この手指のタッチパネルへのタッチを検出し並びに手指中心座標を算出するステップが不成立の時には、手指が該タッチパネルを離れて設定時間に達したことを検出した後に、アイコンメニュ−ページの起動が取り消され、並びにもとの画面に回復することを特徴とする、アイコンインタフェースの操作制御方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2009−223532(P2009−223532A)
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−66254(P2008−66254)
【出願日】平成20年3月14日(2008.3.14)
【出願人】(593061064)怡利電子工業股▲ふん▼有限公司 (18)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年3月14日(2008.3.14)
【出願人】(593061064)怡利電子工業股▲ふん▼有限公司 (18)
【Fターム(参考)】
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