説明

アラーム時計内臓・躾用子供玩具

【課題】本発明は、タイマー時計で定刻に音声を作動させる装置を用い、子供の就寝時間や子供を躾たい時に効果的に子供を驚かせ、寝かしつけ、又は躾けるためのタイマー内臓躾用玩具である。通常は、民話やおとぎ話し、大声で保護者が叱り付ける、保護者の脅し文句、偶然にも子供を驚かせる音声などを用いて子供を寝かしつける、又は躾ることがあったが、子供はなかなか言うことをきかず、保護者のストレスを増幅させるため、効果的な音声を定刻に用いることで、これら寝かしつけ、叱りつけのストレスを軽減するタイマー時計内蔵の躾用玩具を提供する。
【手段】 保護者が、就寝時間など、子供に注意を促すべき時間に本発明を使用し、子供を驚かせる、又は注意を促す音声を発生させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、子供を養育する一般家庭において、子供を驚かせる方法を用いて保護者の子育てを円滑化すると共に、幼い子供の創造性を養うためのものである。
【背景技術】
【0002】
子供の創造性を培い、子供を驚かせる方法で子育てを円滑にする知恵として、伝説や伝統行事、昔話や民話の中には、子供の創造性を利用して子供を驚かせ、脅かして子供に言うことをきかせようとする狙いのものが数多く見受けられる。
「お巡りさんが来るよ」、「おばけに食べられるよ」、等の脅し文句で保護者が子供に注意を促しても、子供はそれが脅しに過ぎないことを直ぐに悟ってしまう。保護者が大声で怒鳴りつけて叱り、子供を驚かせて寝かしつけることもあるが、保護者のストレスを増幅するものである。
タイミングよくパトカーや火の用心の見回りが来てくれる時には、それらの音声を利用することによって比較的短時間で寝かしつけが成功することが多く、このような偶然の音声を利用し、子供に早寝早起きの習慣をつけさせることも可能であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
早寝早起きできない子供が増加する傾向にあり、幼少期の生活サイクルの根本が狂いつつある。早く寝かしつけようとしても簡単に言うことを聞き入れない子供、いつまでも起きてぐずる子供をあやす時間は、保護者のストレスを増幅させる。また、言うことを聞き入れない子供を叱ることも、保護者のストレスを増幅させている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
保護者が、就寝時間など、子供に注意を促すべき時間に本発明を使用し、子供を驚かせる、又は注意を促す音声を発生させる。
【発明の効果】
【0005】
この発明による玩具を用いることにより、効率よく子供に注意を促すことが可能となり、子育てにおける保護者の手間暇、ストレスが軽減されると共に、子供に早寝早起きの習慣をつけさせることができる。
【発明の実施するための最良の形態】
以下、本発明の実施の形態を図 に基づいて説明する。
(イ) タイマー時計を用いて、定刻に音声を発する装置を設けて本体に内蔵する。
(ロ) 音声は用途に応じた選択が可能で、本体の表面部に設けられた選択スイッチから選択する。
(ハ) 本体裏にマグネットや吸盤を取り付け、ドアの外側に貼り付けることが可能。
(ニ) 本体を布・又はビニールの袋に入れて、ドアノブなどにひっかけて用いることもできる。
(ホ) 指定の時刻に本体が作動、又はリモコン操作により本体が作動し、音声を発して子供の注意を促す。
本発明は、以上の構成から成る。
本発明を使用する場合は、10センチ平方メートル以下の箱型本体表面に設けられた音声スイッチで音声を選択する。
タイマーの場合は、時計を定刻に設定する。音量スイッチで音量を設定する。
リモコン操作の場合は、本発明を作動させたい時にリモコン操作で主電源を稼動し、作動させ、保護者の望ましい時刻に望ましい音声と音量で子供の注意を促す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
幼い子供を寝かしつける定刻など、保護者の定めた時間に、リモコン操作又はタイマー作動によって、子殿の性格や年齢に合わせて子供を驚かせる音声を発し、備え付けのビニール、又は布製の袋に入れ、ドアやガラス窓の外側などに設置し、子供を驚かせて注意を促すタイマー時計内蔵・躾用子供玩具。
【請求項2】
保護者が子供に言うことを聞かせたい時など、請求項3の用途に沿って、おばけの声や警官の声など、自由に音声を変えて用い、イタズラをする子供への注意を促すことにも使用できる、請求項1のタイマー時計内蔵・躾用子供玩具。
【請求項3】
請求項1の本体と絵本を組み合わせ、絵本に出てくるおばけや警官などのキャラクターを本体のデザインに用い、絵本と併用して用いる請求項1のタイマー時計内蔵・躾様子供玩具。

【公開番号】特開2007−37957(P2007−37957A)
【公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−252560(P2005−252560)
【出願日】平成17年8月4日(2005.8.4)
【出願人】(505328557)
【Fターム(参考)】