説明

アリールスルホンアミド化合物およびそれに関連する使用法

本発明は、式:(I)を有するアリールスルホンアミド化合物;およびそのプロドラッグまたは薬学的に許容される塩もしくはプロドラッグを提供する。アリールスルホンアミド化合物は糖尿病、肥満、ならびに他の疾患および障害を治療するために有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の式を有する化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、もしくはプロドラッグ:

(式中:
R1、R2およびR3は-H、-ハロ、-OH、-CN、-NO2、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-ハロアルキル、-ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリールおよび-アリールから独立に選択され;R1、R2およびR3の少なくとも一つは-H以外であり;
R4は-H、-ハロ、-CN、-NO2、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-ハロアルキル、-C2-C8ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリール、-アリール、-シクロアルキル-(C1-C6アルキル)、-複素環-(C1-C6アルキル)、-ヘテロアリール-(C1-C6アルキル)、-アリール-(C1-C6アルキル)、-C(O)R'、-C(O)OR'、-C(O)N(R')2、-C(OR')R'、-OR'、-SR'、-OC(O)R'、-C(O)N(R')2、-S(O)R'、-SO2R'、-SO2N(R')2、-N(R')2、または-NR'C(O)R'であり;
R5は-H、-ハロ、-CN、-NO2、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-ハロアルキル、-ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリール、-アリール、-シクロアルキル-(C1-C6アルキル)、-複素環-(C1-C6アルキル)、-ヘテロアリール-(C1-C6アルキル)、-アリール-(C1-C6アルキル)、-C(O)R'、-C(O)OR'、-C(O)N(R')2、-C(OR')R'、-OR'、-SR'、-OC(O)R'、-C(O)N(R')2、-S(O)R'、-SO2R'、-SO2N(R')2、-N(R')2、もしくは-NR'C(O)R'であるか、またはR5およびR6はそれらが結合されている炭素原子と一緒になって置換されていてもよいシクロアルカン環を形成し;
R6は-H、-ハロ、-CN、-NO2、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-ハロアルキル、-ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリール、-アリール、-シクロアルキル-(C1-C6アルキル)、-複素環-(C1-C6アルキル)、-ヘテロアリール-(C1-C6アルキル)、-アリール-(C1-C6アルキル)、-C(O)R'、-C(O)OR'、-C(O)N(R')2、-C(OR')R'、-OR'、-SR'、-OC(O)R'、-C(O)N(R')2、-S(O)R'、-SO2R'、-SO2N(R')2、-N(R')2、または-NR'C(O)R'であり;
R7は-H、-ハロ、-CN、-NO2、アミノおよび-C1-C8アルキルからなる群より選択され;
Qは-H、-ハロ、-CN、-NO2、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-ハロアルキル、-ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリール、-アリール、-シクロアルキル-(C1-C6アルキル)、-複素環-(C1-C6アルキル)、-ヘテロアリール-(C1-C6アルキル)、-アリール-(C1-C6アルキル)、-C(O)R'、-C(O)OR'、-C(O)N(R')2、-C(OR')R'、-OR'、-SR'、-OC(O)R'、-C(O)N(R')2、-S(O)R'、-SO2R'、-SO2N(R')2、-N(R')2、または-NR'C(O)R'からなる群より選択され;
L1は直接結合、-C1-C7アルキレン-または-C1-C7ヘテロアルキレン-であり;
L2は直接結合、-C1-C7アルキレン-または-C1-C7ヘテロアルキレン-であり;
ここでR'のそれぞれの出現は独立に-H、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-アルコキシアルキル、-ハロアルキル、-ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリール、-アリール、-シクロアルキル-(C1-C6アルキル)、-複素環-(C1-C6アルキル)、-ヘテロアリール-(C1-C6アルキル)、もしくは-アリール-(C1-C6アルキル)であるか、または二つのR'基は、同じ窒素原子に結合されている場合、それらが結合されている窒素原子との組み合わせで複素環もしくはヘテロアリール基を形成することもでき;かつ
R1、R2およびR3がそれぞれ-Fまたは-CH3である場合、R4は-H以外であり;かつ、この化合物は下記以外である:

(式中、Raは4-メトキシフェニル、4-クロロフェニルおよび4-ブロモフェニルから選択され、かつRbは4-フルオロフェニルまたは4-ブロモフェニルである))。
【請求項2】
Qが-アリールまたは-ヘテロアリールである、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Qがフェニル、ナフチル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、ピラジニル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、フリル、チエニル、ピリジル、トリアゾリル、ピリミジル、ピリダジニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾチアゾリル、プリニル、ベンズイミダゾリル、インドリル、インダゾリル、カルバゾリル、カルボリニル、キノリル、イソキノリル、キノキサリニルおよびキナゾリニルからなる群より選択される、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
R1がメチルまたは-OHである、請求項2記載の化合物。
【請求項5】
R1、R2およびR3がそれぞれメチルである、請求項4記載の化合物。
【請求項6】
R1が-OHであり、かつR2およびR3が独立にメチルまたはトリフルオロメチルである、請求項4記載の化合物。
【請求項7】
L1がC1-C7アルキレンであり、かつL2が直接結合である、請求項2記載の化合物。
【請求項8】
L1が-CH2-であり、かつL2が直接結合である、請求項7記載の化合物。
【請求項9】
L1が-C1-C7アルキレンであり、かつL2が-C1-C7アルキレンである、請求項2記載の化合物。
【請求項10】
L1およびL2がそれぞれ-CH2-である、請求項9記載の化合物。
【請求項11】
R5およびR6とそれらが結合されている炭素原子とが一緒になってシクロアルカンを形成する、請求項2記載の化合物。
【請求項12】
R5およびR6とそれらが結合されている炭素原子とが一緒になってシクロプロパン環を形成する、請求項11記載の化合物。
【請求項13】
R5およびR6とそれらが結合されている炭素原子とが一緒になってシクロブタン環を形成する、請求項11記載の化合物。
【請求項14】
R5およびR6とそれらが結合されている炭素原子とが一緒になってシクロペンタン環を形成する、請求項11記載の化合物。
【請求項15】
Qが-H、-C1-C8アルキル、-シクロアルキル、-複素環、-ヘテロアリール、-アリール、-OR'、-C(O)OR'または-CON(R')2である、請求項1記載の化合物。
【請求項16】
Qが-C(O)OR'または-CON(R')2である、請求項15記載の化合物。
【請求項17】
Qが-COOHまたは-CONH2である、請求項16記載の化合物。
【請求項18】
R1がメチルまたは-OHである、請求項16記載の化合物。
【請求項19】
R1、R2およびR3がそれぞれメチルである、請求項18記載の化合物。
【請求項20】
R1が-OHであり、かつR2およびR3が独立にメチルまたはトリフルオロメチルである、請求項18記載の化合物。
【請求項21】
L1が-C1-C7アルキレンであり、かつL2が直接結合である、請求項16記載の化合物。
【請求項22】
L1が-CH2-であり、かつL2が直接結合である、請求項21記載の化合物。
【請求項23】
L1が-C1-C7アルキレンであり、かつL2が-C1-C7アルキレンである、請求項16記載の化合物。
【請求項24】
L1およびL2がそれぞれ-CH2-である、請求項23記載の化合物。
【請求項25】
R5およびR6とそれらが結合されている炭素原子とが一緒になって(C3-C6)シクロアルカン環を形成する、請求項16記載の化合物。
【請求項26】
R5およびR6とそれらが結合されている炭素原子とが一緒になってシクロプロパン環を形成する、請求項25記載の化合物。
【請求項27】
R5およびR6とそれらが結合されている炭素原子とが一緒になってシクロブタン環を形成する、請求項25記載の化合物。
【請求項28】
R5およびR6とそれらが結合されている炭素原子とが一緒になってシクロペンタン環を形成する、請求項25記載の化合物。
【請求項29】
下記の構造を有する、請求項3記載の化合物:

またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、もしくはプロドラッグ。
【請求項30】
下記の構造を有する、請求項17記載の化合物:

またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、もしくはプロドラッグ。
【請求項31】
下記の構造を有する、請求項1記載の化合物:

【請求項32】
請求項1、29、30または31のいずれか一項記載の化合物と、薬学的に許容される媒体または担体とを含む薬学的組成物。
【請求項33】
請求項1、29、30または31のいずれか一項記載の化合物と、追加の治療薬とを含む薬学的組み合わせ。
【請求項34】
追加の治療薬が糖尿病、X症候群、肥満、多嚢胞性卵巣、摂食障害、頭蓋咽頭腫、プラダー-ウィリ症候群、フレーリッヒ症候群、高脂血症、異脂肪血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、低HDLレベル、高HDLレベル、高血糖、インスリン抵抗性、高インスリン血症、クッシング症候群、高血圧、アテローム性動脈硬化症、血管再狭窄、網膜症、腎症、神経変性疾患、神経症、筋萎縮、認知障害、痴呆、うつ、乾癬、緑内障、骨粗鬆症、ウイルス感染症、炎症性障害および免疫障害からなる群より選択される状態または障害を治療するために有用である、請求項33記載の薬学的組み合わせ。
【請求項35】
請求項33記載の薬学的組み合わせと、薬学的に許容される担体または媒体とを含む薬学的組成物。
【請求項36】
請求項34記載の薬学的組み合わせと、薬学的に許容される担体または媒体とを含む薬学的組成物。
【請求項37】
糖尿病、X症候群、肥満、多嚢胞性卵巣、摂食障害、頭蓋咽頭腫、プラダー-ウィリ症候群、フレーリッヒ症候群、高脂血症、異脂肪血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、低HDLレベル、高HDLレベル、高血糖、インスリン抵抗性、高インスリン血症、クッシング症候群、高血圧、アテローム性動脈硬化症、血管再狭窄、網膜症、腎症、神経変性疾患、神経症、筋萎縮、認知障害、痴呆、うつ、乾癬、緑内障、骨粗鬆症、ウイルス感染症、炎症性障害および免疫障害からなる群より選択される状態または障害の治療法であって、それを必要としている患者に式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、もしくはプロドラッグの治療上有効な量を投与する段階を含む方法:

(式中:
R1、R2およびR3は-H、-ハロ、-OH、-CN、-NO2、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-ハロアルキル、-ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリールおよび-アリールから独立に選択され、R1、R2およびR3の少なくとも一つは-H以外であり;
R4は-H、-ハロ、-CN、-NO2、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-ハロアルキル、-C2-C8ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリール、-アリール、-シクロアルキル-(C1-C6アルキル)、-複素環-(C1-C6アルキル)、-ヘテロアリール-(C1-C6アルキル)、-アリール-(C1-C6アルキル)、-C(O)R'、-C(O)OR'、-C(O)N(R')2、-C(OR')R'、-OR'、-SR'、-OC(O)R'、-C(O)N(R')2、-S(O)R'、-SO2R'、-SO2N(R')2、-N(R')2、または-NR'C(O)R'であり;
R5は-H、-ハロ、-CN、-NO2、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-ハロアルキル、-ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリール、-アリール、-シクロアルキル-(C1-C6アルキル)、-複素環-(C1-C6アルキル)、-ヘテロアリール-(C1-C6アルキル)、-アリール-(C1-C6アルキル)、-C(O)R'、-C(O)OR'、-C(O)N(R')2、-C(OR')R'、-OR'、-SR'、-OC(O)R'、-C(O)N(R')2、-S(O)R'、-SO2R'、-SO2N(R')2、-N(R')2、もしくは-NR'C(O)R'であるか、またはR5およびR6はそれらが結合されている炭素原子と一緒になって置換されていてもよいシクロアルカン環を形成し;
R6は-H、-ハロ、-CN、-NO2、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-ハロアルキル、-ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリール、-アリール、-シクロアルキル-(C1-C6アルキル)、-複素環-(C1-C6アルキル)、-ヘテロアリール-(C1-C6アルキル)、-アリール-(C1-C6アルキル)、-C(O)R'、-C(O)OR'、-C(O)N(R')2、-C(OR')R'、-OR'、-SR'、-OC(O)R'、-C(O)N(R')2、-S(O)R'、-SO2R'、-SO2N(R')2、-N(R')2、または-NR'C(O)R'であり;
R7は-H、-ハロ、-CN、-NO2、アミノおよび-C1-C8アルキルからなる群より選択され;
Qは-H、-ハロ、-CN、-NO2、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-ハロアルキル、-ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリール、-アリール、-シクロアルキル-(C1-C6アルキル)、-複素環-(C1-C6アルキル)、-ヘテロアリール-(C1-C6アルキル)、-アリール-(C1-C6アルキル)、-C(O)R'、-C(O)OR'、-C(O)N(R')2、-C(OR')R'、-OR'、-SR'、-OC(O)R'、-C(O)N(R')2、-S(O)R'、-SO2R'、-SO2N(R')2、-N(R')2、または-NR'C(O)R'からなる群より選択され;
L1は直接結合、-C1-C7アルキレン-または-C1-C7ヘテロアルキレン-であり;
L2は直接結合、-C1-C7アルキレン-または-C1-C7ヘテロアルキレン-であり;
ここでR'のそれぞれの出現は独立に-H、-C1-C8アルキル、-C2-C8アルケニル、-C2-C8アルキニル、-アルコキシ、-アルコキシアルキル、-ハロアルキル、-ヒドロキシアルキル、-シクロアルキル、-ヘテロシクロアルキル、-ヘテロアリール、-アリール、-シクロアルキル-(C1-C6アルキル)、-複素環-(C1-C6アルキル)、-ヘテロアリール-(C1-C6アルキル)、もしくは-アリール-(C1-C6アルキル)であるか、または二つのR'基は、同じ窒素原子に結合されている場合、それらが結合されている窒素原子との組み合わせで複素環もしくはヘテロアリール基を形成することもでき;かつ
R1、R2およびR3がそれぞれ-Fまたは-CH3である場合、R4は-H以外である)。
【請求項38】
糖尿病、X症候群、肥満、多嚢胞性卵巣、摂食障害、頭蓋咽頭腫、プラダー-ウィリ症候群、フレーリッヒ症候群、高脂血症、異脂肪血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、低HDLレベル、高HDLレベル、高血糖、インスリン抵抗性、高インスリン血症、クッシング症候群、高血圧、アテローム性動脈硬化症、血管再狭窄、網膜症、腎症、神経変性疾患、神経症、筋萎縮、認知障害、痴呆、うつ、乾癬、緑内障、骨粗鬆症、ウイルス感染症、炎症性障害および免疫障害からなる群より選択される状態または障害の治療法であって、それを必要としている患者に請求項1記載の化合物の治療上有効な量を投与する段階を含む方法。
【請求項39】
状態または障害が糖尿病または肥満である、請求項38記載の方法。
【請求項40】
ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼの調節に反応性の状態または障害の治療法であって、それを必要としている患者に請求項1記載の化合物の治療上有効な量を投与する段階を含む方法。
【請求項41】
ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼが11β-HSD1である、請求項40記載の方法。
【請求項42】
ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼが11β-HSD2である、請求項40記載の方法。
【請求項43】
ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼが17β-HSD3である、請求項40記載の方法。
【請求項44】
状態または障害が糖尿病、X症候群、肥満、多嚢胞性卵巣、摂食障害、頭蓋咽頭腫、プラダー-ウィリ症候群、フレーリッヒ症候群、高脂血症、異脂肪血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、低HDLレベル、高HDLレベル、高血糖、インスリン抵抗性、高インスリン血症、クッシング症候群、高血圧、アテローム性動脈硬化症、血管再狭窄、網膜症、腎症、神経変性疾患、神経症、筋萎縮、認知障害、痴呆、うつ、乾癬、緑内障、骨粗鬆症、ウイルス感染症、炎症性障害および免疫障害からなる群より選択される、請求項41記載の方法。
【請求項45】
状態または障害がアンドロゲンまたはエストロゲン関連障害である、請求項43記載の方法。
【請求項46】
ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ仲介性の状態または障害の治療法であって、それを必要としている患者に請求項1記載の化合物の治療上有効な量を投与する段階を含む方法。
【請求項47】
ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼが11β-HSD1である、請求項46記載の方法。
【請求項48】
ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼが11β-HSD2である、請求項46記載の方法。
【請求項49】
ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼが17β-HSD3である、請求項46記載の方法。
【請求項50】
状態または障害が糖尿病、X症候群、肥満、多嚢胞性卵巣、摂食障害、頭蓋咽頭腫、プラダー-ウィリ症候群、フレーリッヒ症候群、高脂血症、異脂肪血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、低HDLレベル、高HDLレベル、高血糖、インスリン抵抗性、高インスリン血症、クッシング症候群、高血圧、アテローム性動脈硬化症、血管再狭窄、網膜症、腎症、神経変性疾患、神経症、筋萎縮、認知障害、痴呆、うつ、乾癬、緑内障、骨粗鬆症、ウイルス感染症、炎症性障害および免疫障害からなる群より選択される、請求項46記載の方法。
【請求項51】
状態または障害がアンドロゲンまたはエストロゲン関連障害である、請求項46記載の方法。
【請求項52】
化合物を経口、非経口または局所投与する、請求項38、40および46のいずれか一項記載の方法。
【請求項53】
化合物を第二の治療薬との組み合わせで投与する、請求項38、40および46のいずれか一項記載の方法。
【請求項54】
患者がヒトである、請求項38、40および46のいずれか一項記載の方法。
【請求項55】
第二の治療薬が糖尿病、X症候群、肥満、多嚢胞性卵巣、摂食障害、頭蓋咽頭腫、プラダー-ウィリ症候群、フレーリッヒ症候群、高脂血症、異脂肪血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、低HDLレベル、高HDLレベル、高血糖、インスリン抵抗性、高インスリン血症、クッシング症候群、高血圧、アテローム性動脈硬化症、血管再狭窄、網膜症、腎症、神経変性疾患、神経症、筋萎縮、認知障害、痴呆、うつ、乾癬、緑内障、骨粗鬆症、ウイルス感染症、炎症性障害および免疫障害からなる群より選択される状態または障害を治療するために有用である、請求項53記載の方法。
【請求項56】
細胞におけるヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼの機能の調節法であって、細胞を請求項1記載の化合物と接触させる段階を含む方法。
【請求項57】
ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼの調節法であって、ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼタンパク質を請求項1記載の化合物と接触させる段階を含む方法。
【請求項58】
化合物がヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼを阻害する、請求項56または57記載の方法。
【請求項59】
細胞における11β-HSD1の機能の調節法であって、細胞を請求項1記載の化合物と接触させる段階を含む方法。
【請求項60】
11β-HSD1の調節法であって、11β-HSD1タンパク質を請求項1記載の化合物と接触させる段階を含む方法。
【請求項61】
化合物が11β-HSD1を阻害する、請求項59または60記載の方法。
【請求項62】
細胞における11β-HSD2の機能の調節法であって、細胞を請求項1記載の化合物と接触させる段階を含む方法。
【請求項63】
11β-HSD2の調節法であって、11β-HSD2タンパク質を請求項1記載の化合物と接触させる段階を含む方法。
【請求項64】
化合物が11β-HSD2を阻害する、請求項62または63記載の方法。
【請求項65】
細胞における17β-HSD3の機能の調節法であって、細胞を請求項1記載の化合物と接触させる段階を含む方法。
【請求項66】
17β-HSD3の調節法であって、17β-HSD3タンパク質を請求項1記載の化合物と接触させる段階を含む方法。
【請求項67】
化合物が17β-HSD3を阻害する、請求項65または66記載の方法。
【請求項68】
鏡像異性体として純粋な、請求項1記載の化合物。
【請求項69】
ジアステレオマーとして純粋な、請求項1記載の化合物。
【請求項70】
単離および精製された形の、請求項1記載の化合物。

【公表番号】特表2007−515490(P2007−515490A)
【公表日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−547244(P2006−547244)
【出願日】平成16年12月20日(2004.12.20)
【国際出願番号】PCT/US2004/042842
【国際公開番号】WO2005/063247
【国際公開日】平成17年7月14日(2005.7.14)
【出願人】(306047516)アムジェン インコーポレーティッド (1)
【Fターム(参考)】