説明

アンパッカー装置

【課題】アンパッカー装置による素ガラス投入において、合紙が外れることを防いで動作異常のないアンパッカー装置を提供する。
【解決手段】素ガラス基板と合紙が交互に積み重ねられたデンスパックから素ガラス基板を取り出すアンパッカー装置であって、素ガラス基板を真空吸着する素ガラス基板吸着手段と、合紙を真空吸着する合紙吸着手段と、ガラス基板吸着手段を駆動する駆動手段Aと、合紙吸着手段を駆動する駆動手段Bと、駆動手段Aと駆動手段Bを制御する制御手段と、を備え、更に、合紙吸着手段には、ミストを噴射するミスト噴射ノズルと、合紙を押し当てる加熱された金属バーと、を備えたことを特徴とするアンパッカー装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばカラー液晶表示装置に用いられるカラーフィルタを製造する場合に、カラーフィルタの基板である素ガラス基板と合紙が交互に積み重ねられたいわゆる高密度梱包から素ガラス基板を合紙と分離して素ガラス基板を1枚ずつ製造工程に投入するアンパッカー装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
上記素ガラスは素ガラス基板メーカーからカラーフィルタ製造会社へ図1に示されるように素ガラス基板1−1と合紙2−1から素ガラス基板1−nと合紙2−nまでを素ガラス基板と合紙を交互に重ねた高密度梱包の形態で納入される。高密度梱包は、トレイなどに1枚ずつ素ガラス基板を収納する方法に比べ、省スペースで大量の枚数を一度に運搬できる利点があり、一般的に用いられている素ガラスの納入形態である。
【0003】
高密度梱包から、カラーフィルター製造ラインに素ガラス基板を投入する場合にはアンパッカー装置を用いて、一番上の素ガラス基板1−1を1枚取り出した後、合紙2−1を1枚取り出し、更に次の素ガラス基板を順次取り出し、製造ラインに投入する。
【0004】
図2は素ガラス基板及び合紙を取り出す場合を説明するための図で、素ガラス基板と合紙を交互に積み重ねた高密度梱包は、例えば傾斜を有する架台4に置かれ、パッカー装置を用いて製造ラインに投入する。
【0005】
図3は素ガラス基板1−1〜1−nを製造ラインに投入する場合を断面で示す図で、先ず素ガラス基板1−1には素ガラス基板吸着パッド10が押し当てられて素ガラス基板1−1が吸着される。同時に合紙2−1には合紙吸着パッド5が押し当てられて合紙2−1が吸着される。その後、合紙2−1が合紙吸着パッド5に押し当てられた状態で保持され、素ガラス基板1−1は素ガラス吸着パッド10に吸着されたまま製造ラインへ投入される。次に、合紙2−1は合紙吸着パッド5に吸着されたまま、高密度梱包された素ガラスと合紙の外に移動される。以上の動作が順次繰り返されて全ての素ガラスは製造ラインへ投入される。
【0006】
図4は合紙吸着機構を正面から見た概略図である。合紙吸着機構は合紙2に対して垂直方向にエアーシリンダ6で駆動し、真空パッド5−1〜5−nは真空ポンプ7に繋げられおり、合紙2を押し当てた後に合紙2を真空吸着する。
【0007】
素ガラス基板及び合紙は、先端に真空吸着機構を有する吸着パッドを押し当てることにより吸着し、合紙を吸着した状態で押し当てたまま、素ガラス基板を持ち上げて製造ラインに投入するのが一般的である。このため、図1に示すように、合紙を素ガラス基板よりも大きくしておき、素ガラス基板から外側にはみ出た合紙部分を吸着したまま、素ガラス基板を持ち上げる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2009−18898号公報
【特許文献2】特開2009−126609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら上記合紙を吸着した状態で素ガラス基板を持ち上る際に、合紙と素ガラス基板の間で静電気が発生し、合紙を吸着した状態でも、静電気による素ガラス基板と合紙の密着力によって、合紙が素ガラス基板と一緒に持ち上げられ、合紙吸着パッドから合紙が外れことがある。この場合は、アンパッカー装置側では素ガラス基板を製造ラインに供給することが出来なくなり、アンパッカー装置が停止する結果となり、製造ラインの生産性の低下の原因となる。
【0010】
また、素ガラス基板寸法よりも外側に出た合紙部分は、あらかじめ設定された吸着パッドの向き及び位置に合うように、ガラスメーカーとの取り決めにより、合紙を一定の方向に折り曲げているが、合紙は紙であるが故に、温度や湿度などの周辺環境により、折れ曲がり具合が変わるため、合紙に対して吸着パッドが垂直に当てられず、合紙の吸着不良が起こり、吸着が確実に行えない結果となる。
【0011】
また、合紙を吸着パッドで押し当てる際、合紙にシワが発生し、シワによって、吸着パッドと合紙の間に隙間ができ、合紙の吸着不良が起こり吸着パッドから外れることがある。この場合は、アンパッカー装置側では素ガラス基板を製造ラインに供給することが出来なくなり、アンパッカー装置が停止する結果となる。
【0012】
本発明は、係る問題点に鑑みてなされたものであり、上記アンパッカー装置による素ガラス投入において、合紙が外れることを防いで動作異常のないアンパッカー装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の請求項1に係る発明は、素ガラス基板と合紙が交互に積み重ねられた高密度梱包から素ガラス基板を取り出すアンパッカー装置であって、素ガラス基板を真空吸着する素ガラス基板吸着手段と、合紙を真空吸着する合紙吸着手段と、ガラス基板吸着手段を駆動する駆動手段Aと、合紙吸着手段を駆動する駆動手段Bと、駆動手段Aと駆動手段Bを制御する制御手段と、を備え、更に、合紙吸着手段には、ミストを噴射するミスト噴射ノズルと、合紙を押し当てる加熱された金属バーと、を備えたことを特徴とするアンパッカー装置である。
【0014】
本発明の請求項2に係る発明は、合紙を真空吸着する合紙吸着位置において、ミスト噴射ノズルによって合紙にミストを噴射した後、加熱された金属バーを合紙に押し当てることを特徴とする請求項1に記載のアンパッカー装置である。
【0015】
本発明の請求項3に係る発明は、合紙吸着手段は合紙の幅方向に1列に配置された複数の合紙吸着パッドを有し、個々の合紙吸着パッドを合紙の幅方向に対して中心から外側に向かって合紙を押し当てることを特徴とする請求項1または2に記載のアンパッカー装置である。
【0016】
本発明の請求項4に係る発明は、合紙吸着手段は合紙の幅方向に複数の合紙吸着パッドを有し、該複数の合紙吸着パッドには個々に真空計が備えられ、設定された真空度以下の合紙吸着パッドは吸着を行わないことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のアンパッカー装置である。
【発明の効果】
【0017】
本発明によるアンパッカー装置によれば、素ガラス投入において、合紙の吸着が確実に行うことが出来るため、吸着パッドから合紙が外れることを防ぐことが可能となり、その結果、アンパッカー装置での装置異常動作を防止することが出来、人手によるアンパッカー装置の異常復帰作業を軽減し、またカラーフィルタ製造工程全体の生産性を上げることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】素ガラス基板と合紙を交互に重ねた高密度梱包の形態を示す図。
【図2】素ガラス基板及び合紙を取り出す場合を説明するための図。
【図3】素ガラス基板を製造ラインに投入する場合を断面で示す図。
【図4】合紙吸着機構を正面から見た概略図。
【図5】本発明に係るアンパッカー装置の概略構成図。
【図6】本発明に係るアンパッカー装置の吸着パッドの詳細な平面図を示す図。 (a)は素ガラス基板吸着手段に備えられた素ガラス吸着パッドの詳細な平面図 (b)は合紙吸着手段に備えられた合紙吸着パッドの詳細な平面図
【図7】本発明に係るアンパッカー装置が採用される高密度梱包された素ガラス基板と合紙を示す図。。
【図8】本発明に係るアンパッカー装置によって素ガラス基板を製造ラインに投入する場 合を断面で示す図。
【図9】本発明に係るアンパッカー装置の合紙吸着手段を示す図。
【図10】本発明に係るアンパッカー装置の別の合紙吸着手段を示す図。
【図11】本発明に係るアンパッカー装置の合紙吸着手段の各合紙吸着パッド毎に真 空計と電磁弁を設けた合紙吸着パッドを示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面を参照して本発明に係るアンパッカー装置の実施形態を説明する。
【0020】
図5は本発明に係るアンパッカー装置の概略構成図である。アンパッカー装置は素ガラス基板を真空吸着する素ガラス基板吸着手段11と、合紙を真空吸着する合紙吸着手段12と、ガラス基板吸着手段を駆動する駆動手段A13と、合紙吸着手段を駆動する駆動手段B14と、駆動手段A13と駆動手段B14を制御する制御手段15を備えており、更に、合紙吸着手段12には、ミストを噴射するミスト噴射ノズル16と、合紙を押し当てる加熱された金属バー17と、を備えている。
【0021】
図6(a)は素ガラス基板吸着手段11に備えられた吸着パッドの詳細な平面図を示し、図6(b)は合紙吸着手段に備えられた吸着パッドの詳細な平面図を示す。図6(a)に示される素ガラス基板吸着手段11に備えられた素ガラス吸着パッドは、平面状に多数列配置された複数の素ガラス吸着パッド21−1−1〜21−m−nから成るものである。一方、図6(b)に示される合紙吸着手段12に備えられた合紙吸着パッドは、合紙の幅方向に1列に配置された複数の合紙吸着パッド22−1〜22−nから成るものである。
【0022】
図7は本発明に係るアンパッカー装置が採用される高密度梱包された素ガラス基板と合紙を示す。素ガラス基板31−1と合紙32−1から素ガラス基板31−nと合紙32−nまで素ガラスと合紙が交互に連続して積まれた高密度梱包の形態で納入される。高密度梱包から、例えばカラーフィルタ製造ラインに素ガラス基板を投入する場合にはアンパッカー装置を用いて、一番上の素ガラス基板31−1を1枚取り出した後、合紙32−1を1枚取り出し、更に次の素ガラス基板を順次取り出し開梱して、製造ラインに投入する。
【0023】
図8は本発明に係るアンパッカー装置によって素ガラス基板を製造ラインに投入する場合を断面で示す図である。素ガラス基板31−1〜31−nを製造ラインに投入する際には、素ガラス基板31−1には素ガラス基板吸着パッド21−1−1〜21−m−n(図8では断面を示す図であって素ガラス基板吸着パッドは21−1−1〜21−1−nを示す)からなる素ガラス基板吸着パッド21が押し当てられて素ガラス基板31−1が吸着
される。同時に合紙32−1には合紙吸着パッド22(同じく図8では断面を示す図であって合紙吸着パッドは22−1を示す)が押し当てられて合紙32−1が吸着される。その後合紙32−1が合紙吸着パッド21に押し当てられ吸着された状態で保持され、素ガラス基板31−1は素ガラス吸着パッド21に吸着されたまま製造ラインへ投入される。次に、合紙32−1は合紙吸着パッド22に吸着されたまま、高密度梱包された素ガラス基板と合紙の外に移動される。以上の動作が順次繰り返されて素ガラス基板31−nまでの全ての素ガラスは製造ラインへ投入される。
【0024】
更に本発明に係るアンパッカー装置の合紙吸着手段を図9に示す。合紙吸着手段40は合紙の幅方向に1列に配置された複数の合紙吸着パッド22−1〜22−nと、金属バー41と、ミスト噴射ノズル42と、金属バー41を加熱するためのヒータ43と、金属バー41を駆動するエアーシリンダ49と、ヒータ43によって加熱された純水44を金属バー41に送液する送液ポンプ45と、ミスト噴射ノズル42に純水を送液する制御を行うコントローラ48と、真空パッド22−1〜22−nに繋げられた真空ポンプ47と、合紙吸着パッド22−1〜22−nを駆動する駆動手段Bであるエアーシリンダ46と、を備えている。尚、金属バー41は金属バーからの金属粉の発生が無いようにステンレス材を用いることが望ましい。
【0025】
本発明に係るアンパッカー装置の合紙吸着手段は、先ずミスト噴射ノズル42で純水のミストを合紙(例えば図7合紙32−1)に吹きつけた後、40℃以上に加熱保温された金属バー41で、合紙吸着パッド22−1〜22−nが合紙32−1に垂直に当るような角度に合紙32−1を押し当てる(言い換えれば、合紙吸着パッド22−1〜22−nが合紙32−1に対して吸着漏れのないように、合紙32−1と相対峙するように合紙32−1を押し当てる)。
【0026】
表1に純水44の加熱温度と金属バー41の押し当て時間を変えた場合の合紙吸着パッド22−1〜22−nの合紙吸着結果を示す。ミスト噴射ノズル42と合紙32−1との距離は100mmにて実施した。その結果、金属バー41の押し当て時間は、純水44の加熱温度が35℃の場合は金属バー41の押し当て時間を15sec以上で、40℃の場合は10sec以上で、50℃の場合は5sec以上で、55℃の場合は3sec以上で合紙吸着が良好である結果を得た。
【0027】
【表1】

【0028】
合紙にミスト噴射ノズルからミストを噴射する場合は、合紙表面が濡れる程度にミストが噴射されれば良く、ミスト噴射ノズルからミストを噴射する代わりに、例えば、3リットル/時間の能力の市販の加湿器を使用し、0.5sec噴霧しても良い。
【0029】
また、図10は本発明に係るアンパッカー装置の上記とは別の合紙吸着手段を示す。別の合紙吸着手段50は、エアーシリンダ46とは別に合紙の幅方向に1列に配置された複数の吸着パッド22−1〜22−nを個別に駆動するエアーシリンダ51−1〜51−nを備えている。エアーシリンダ51−1〜51−nは合紙の中央部から順に、外側に向かって合紙吸着パッドを合紙に押し当てるように駆動し、その結果、合紙は外側に伸ばされながら合紙吸着パッドに吸着される。これによって、合紙吸着パッドは確実に合紙を吸着することが出来る。
【0030】
更に、図11は本発明に係るアンパッカー装置の合紙吸着手段の各合紙吸着パッド毎に真空計と電磁弁を設けた合紙吸着パッドを示す。即ち、合紙32を吸着する合紙吸着パッド22−1〜22−nの個々に真空計53−1〜53−nと電磁弁52−1〜52−nが設けられ、合紙を吸着した後に、個々の合紙吸着パッド毎に真空度を計測し、真空度が設
定値以下の場合には、設定値以下の真空度の合紙吸着パッドの電磁弁を閉じ、当該合紙吸着パッド以外で合紙を吸着する。真空度が設定値以下の合紙吸着パッドに繋がれたシリンダ51−1〜51−nによって合紙32から合紙吸着パッドが離され、真空度が設定値以下の合紙吸着パッドの吸着を行わない。その結果、全体の真空度の低下を防ぐことができ、これによって合紙吸着パッドはより確実に合紙を吸着することが出来る。尚、シリンダ49は全ての合紙吸着パッド全体を駆動する場合に動作する。
【0031】
上記本発明の実施の形態では、カラーフィルタ製造工程に素ガラスを投入する場合を例示したが、これに限定されることは無く、高密度梱包された素ガラスに対して広く採用することが出来る。
【0032】
以上のように、本発明によるアンパッカー装置によれば、素ガラスと合紙が積み重ねられた高密度梱包状態から開梱して素ガラスをカラーフィルタ製造工程に投入する場合において、合紙吸着パッドによる合紙の吸着を確実に行うことが出来るため、合紙吸着パッドから合紙が外れることを防ぐことが可能となり、その結果、アンパッカー装置での装置異常動作を防止することが出来、人手によるアンパッカー装置の異常復帰作業を軽減し、またカラーフィルタ製造工程全体の生産性を上げることが出来る。
【符号の説明】
【0033】
1−1〜1−n・・・素ガラス基板
2・・・合紙
2−1〜2−n・・・合紙
3・・・高密度梱包された素ガラスと合紙
4・・・架台
5・・・合紙吸着パッド
5−1〜5−n・・・合紙吸着パッド
6・・・エアーシリンダ
7・・・真空ポンプ
10・・・素ガラス基板吸着パッド
11・・・素ガラス基板吸着手段
12・・・合紙吸着手段
13・・・ガラス基板吸着手段を駆動する駆動手段A
14・・・合紙吸着手段を駆動する駆動手段B
15・・・制御手段
16・・・ミスト噴射ノズル
17・・・金属バー
21・・・素ガラス基板吸着パッド
21−1−1〜21−m−n・・・複数の素ガラス吸着パッド
22−1〜22−n・・・複数の合紙吸着パッド
31−1〜31−n・・・素ガラス基板
32・・・合紙
32−1〜32−n・・・合紙
40・・・合紙吸着手段
41・・・金属バー
42・・・ミスト噴射ノズル
43・・・ヒータ
44・・・純水
45・・・送液ポンプ
46・・・エアーシリンダ
47・・・真空ポンプ
48・・・コントローラ
49・・・エアーシリンダ
50・・・別の合紙吸着手段
51−1〜51−n・・・エアーシリンダ
52−1〜52−n・・・電磁弁
53−1〜53−n・・・真空計

【特許請求の範囲】
【請求項1】
素ガラス基板と合紙が交互に積み重ねられたデンスパックから素ガラス基板を取り出すアンパッカー装置であって、素ガラス基板を真空吸着する素ガラス基板吸着手段と、合紙を真空吸着する合紙吸着手段と、ガラス基板吸着手段を駆動する駆動手段Aと、合紙吸着手段を駆動する駆動手段Bと、駆動手段Aと駆動手段Bを制御する制御手段と、を備え、更に、合紙吸着手段には、ミストを噴射するミスト噴射ノズルと、合紙を押し当てる加熱された金属バーと、を備えたことを特徴とするアンパッカー装置。
【請求項2】
合紙を真空吸着する合紙吸着位置において、ミスト噴射ノズルによって合紙にミストを噴射した後、加熱された金属バーを合紙に押し当てることを特徴とする請求項1に記載のアンパッカー装置。
【請求項3】
合紙吸着手段は合紙の幅方向に1列に配置された複数の合紙吸着パッドを有し、個々の合紙吸着パッドを合紙の幅方向に対して中心から外側に向かって合紙を押し当てることを特徴とする請求項1または2に記載のアンパッカー装置。
【請求項4】
合紙吸着手段は合紙の幅方向に複数の合紙吸着パッドを有し、該複数の合紙吸着パッドには個々に真空計が備えられ、設定された真空度以下の合紙吸着パッドは吸着を行わないことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のアンパッカー装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−98395(P2011−98395A)
【公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−252674(P2009−252674)
【出願日】平成21年11月4日(2009.11.4)
【出願人】(000003193)凸版印刷株式会社 (10,630)
【Fターム(参考)】