説明

インターフェロン−αポリペプチドおよび結合体

本発明は、インターフェロン−αポリペプチドおよび結合体、ならびにこのポリペプチドをコードする核酸を提供する。本発明はまた、これらのポリペプチド、結合体、および核酸を含む組成物;上記ポリペプチド、結合体、および核酸を含む細胞、または上記ポリペプチド、結合体、および核酸を発現する細胞;上記ポリペプチド、結合体、および核酸を作製する方法;ならびに上記ポリペプチド、結合体、および核酸を使用する方法を包含する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)必要に応じてN末端にメチオニンをさらに含む配列番号3、配列番号12、配列番号47、配列番号53、配列番号1、配列番号8、配列番号2、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号9、配列番号10、配列番号11、配列番号13、配列番号14、および配列番号15から選択される配列と0〜16個のアミノ酸位置が異なる配列を含むポリペプチド;ならびに
(b)該ポリペプチドのリジン残基と共有結合する40kDaのmPEG2部分
を含む結合体であって、
該結合体が、抗ウイルス活性を示す、結合体。
【請求項2】
配列番号3と0〜16個のアミノ酸位置が異なる配列を含む、請求項1に記載の結合体。
【請求項3】
配列番号3と0〜8個のアミノ酸位置が異なる配列を含む、請求項2に記載の結合体。
【請求項4】
配列番号12と0〜16個のアミノ酸位置が異なる配列を含む、請求項1に記載の結合体。
【請求項5】
配列番号12と0〜8個のアミノ酸位置が異なる配列を含む、請求項4に記載の結合体。
【請求項6】
請求項1に記載の結合体と薬学的に受容可能な賦形剤とを含む組成物。
【請求項7】
請求項1に記載の結合体を調製するための方法であって、該方法は、
(i)項目(a)のポリペプチドを提供する工程、および
(ii)40kDaのmPEG2を該ポリペプチドのリジン残基に結合させる工程
を包含し、得られる結合体が抗ウイルス活性を示す、方法。
【請求項8】
前記ポリペプチドを提供する工程が、
宿主細胞を含む培養物を提供する工程であって、該宿主細胞が核酸に作動可能に連結されたプロモーターを含むベクターを含み、該核酸が該ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列を含む、工程、
該ポリペプチドの発現を可能にする条件下で該培養物を培養する工程、および
該ポリペプチドを回収する工程
を包含する、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記宿主細胞が、グリコシル化宿主細胞または細菌宿主細胞である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記細菌宿主細胞がE.coliである、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記ポリペプチドを回収する工程が、
(a)該ポリペプチドを含む封入体(IB)を単離する工程;
(b)該IBを可溶化し、それによってアンフォールディングしたポリペプチドを得る工程;
(c)該アンフォールディングしたポリペプチドをリフォールディングし、それによってリフォールディングしたポリペプチドを得る工程;および
(d)該リフォールディングしたポリペプチドを精製する工程
を包含する、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記40kDaのmPEG2を前記ポリペプチドのリジン残基に結合させる工程が、
該ポリペプチドと、3倍〜4倍のモル過剰の40kDaのmPEG2−NHSとを、pH9、2〜8℃で1〜8時間反応させる工程
を包含する、請求項7に記載の方法。
【請求項13】
ウイルスに感染した患者の血清中のウイルスレベルを低下させるための方法であって、該方法は、処置の開始前時点のレベルと比較して該血清中の該ウイルスレベルを低下させるために有効な量で、請求項1〜6に記載の結合体を該患者に投与する工程を包含する、方法。
【請求項14】
前記ウイルスが、HCV、HIVまたはHBVである、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
ウイルスに感染した細胞中のウイルスのコピー数を減少させるための方法であって、該方法は、該細胞中のウイルスのコピー数を減少させるために有効な量で、請求項1〜6に記載の結合体を該細胞に投与し、それによって該細胞中の該ウイルスのコピー数を減少させる工程を包含する、方法。
【請求項16】
HCVに感染した患者の血清中のHCV RNAレベルを低下させるための方法であって、該方法は、処置の開始前時点のHCV RNAレベルと比較して該HCV RNAレベルを低下させるために有効な量で、請求項1〜6に記載の結合体を該患者に投与する工程を包含する、方法。
【請求項17】
HBVに感染した患者の血清中のHBV DNAレベルを低下させるための方法であって、該方法は、処置の開始前時点のHBV DNAレベルと比較して該HBV DNAレベルを減少させるために有効な量で、請求項1〜6に記載の結合体を該患者に投与する工程を包含する、方法。
【請求項18】
HIVに感染した患者の血清中のHIV RNAレベルを低下させるための方法であって、該方法は、処置の開始前時点のHIV RNAレベルと比較して該HIV RNAレベルを減少させるために有効な量で、請求項1〜6に記載の結合体を該患者に投与する工程を包含する、方法。
【請求項19】
医薬として使用するための、請求項1〜6に記載の結合体。
【請求項20】
疾病の処置において使用するための医薬の製造のための、請求項1〜6に記載の結合体の使用。
【請求項21】
ウイルス疾患の処置において使用するための医薬の製造のための、請求項1〜6に記載の結合体の使用。
【請求項22】
ウイルスに感染した細胞中のウイルスのコピー数を減少させるための医薬の製造のための、請求項1〜6に記載の結合体の使用。
【請求項23】
ウイルスに感染した患者の血清中のウイルスレベルを低下させるための医薬の製造のための、請求項1〜6に記載の結合体の使用。
【請求項24】
前記ウイルスが、HCV、HBVまたはHIVである請求項22〜23のいずれかに記載の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2008−505985(P2008−505985A)
【公表日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−527553(P2007−527553)
【出願日】平成17年5月18日(2005.5.18)
【国際出願番号】PCT/US2005/018103
【国際公開番号】WO2006/083276
【国際公開日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【出願人】(500382048)マキシジェン, インコーポレイテッド (17)
【Fターム(参考)】