インターロイキン−22ポリペプチド、それをコードする核酸並びに膵臓疾患の治療方法
【課題】インターロイキン-22ポリペプチド及びそれらポリペプチドをコードする核酸を提供する。
【解決手段】インターロイキン-22ポリペプチド及びそれらポリペプチドをコードする核酸、ベクター及びこれら核酸配列を含む宿主細胞、異種ポリペプチド配列と融合した本発明のポリペプチドを含むキメラポリペプチド分子、本発明のポリペプチドと結合する抗体、そしてポリペプチドを産生する方法。哺乳動物へIL-22アンタゴニストの有効量を投与する膵臓疾患を治療する方法。
【解決手段】インターロイキン-22ポリペプチド及びそれらポリペプチドをコードする核酸、ベクター及びこれら核酸配列を含む宿主細胞、異種ポリペプチド配列と融合した本発明のポリペプチドを含むキメラポリペプチド分子、本発明のポリペプチドと結合する抗体、そしてポリペプチドを産生する方法。哺乳動物へIL-22アンタゴニストの有効量を投与する膵臓疾患を治療する方法。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)配列番号:2のアミノ酸1-179、又は(b)Xが(配列番号:2)の29-38の任意のアミノ酸であるアミノ酸X-179をコードするヌクレオチド配列と、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸、又はその相補鎖。
【請求項2】
図1(配列番号:1)に示すヌクレオチド配列と、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸、又はその相補鎖。
【請求項3】
図1(配列番号:1)に示す完全長コード化配列のヌクレオチド配列と、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸、又はその相補鎖。
【請求項4】
1999年12月7日にATCC番号PTA-1031として寄託されたDNAの完全長コード化配列と少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸、又はその相補鎖。
【請求項5】
配列番号:1に示す1152ヌクレオチド長の単離された核酸、及びその相補鎖。
【請求項6】
請求項1の核酸を含んでなるベクター。
【請求項7】
ベクターで形質転換した宿主細胞によって認識されるコントロール配列と作用可能に結合している、請求項6のベクター。
【請求項8】
請求項7のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項9】
前記細胞がCHO細胞、大腸菌又は酵母細胞である、請求項8の宿主細胞。
【請求項10】
請求項8の宿主細胞をIL-22ポリペプチドの発現に適した条件下で培養し、培養細胞から前記IL-22ポリペプチドを回収することを含んでなる、前記IL-22ポリペプチドを産生するための工程。
【請求項11】
アミノ酸1から約33を欠く、図2(配列番号:2)に示すアミノ酸配列、又は図2(配列番号:2)に示すアミノ酸配列と少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有する単離されたポリペプチド。
【請求項12】
1999年12月7日にATCC番号PTA-1031として寄託されたDNAの完全長コード化配列によってコードされるアミノ酸配列と、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有する単離されたポリペプチド。
【請求項13】
異種アミノ酸配列と融合した請求項12に記載のポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
【請求項14】
前記異種アミノ酸配列がエピトープタグ配列である、請求項13のキメラ分子。
【請求項15】
前記異種アミノ酸配列が免疫グロブリンのFc領域である、請求項14のキメラ分子。
【請求項16】
請求項11に記載のポリペプチドと結合する抗体。
【請求項17】
前記抗体がモノクローナル抗体、ヒト化抗体又は一本鎖抗体である、請求項16の抗体。
【請求項18】
前記抗体がIL-22のレセプターとの結合を阻止する、請求項15の抗体。
【請求項19】
膵臓細胞を含んでなる系において、前記膵臓細胞によってPAP1のIL-22誘導発現を阻害するための方法であって、前記系をIL-22アンタゴニストと接触させることを含んでなり、それによって前記膵臓細胞によって前記PAP1発現を阻害する前記方法。
【請求項20】
前記アンタゴニストが抗-IL-22抗体である、請求項19の方法。
【請求項21】
前記アンタゴニストがIL-22アンチセンス核酸である、請求項19の方法。
【請求項22】
接触の段階がインビトロでおこる、請求項19の方法。
【請求項23】
哺乳動物へIL-22アンタゴニストの有効量を投与することを含んでなる、前記哺乳動物における膵臓疾患を治療する方法。
【請求項24】
膵臓疾患が急性膵炎、慢性膵炎、腺房細胞癌又は混合細胞集団膵癌を含む膵癌である、請求項23の方法。
【請求項25】
哺乳動物へIL-22アンタゴニストの有効量を投与することを含んでなる、哺乳動物における膵臓の活性化又は炎症症状を和らげる方法。
【請求項26】
前記アンタゴニストが抗-IL-22抗体である、請求項25の方法。
【請求項27】
前記アンタゴニストがIL-22アンチセンス核酸である、請求項25の方法。
【請求項28】
哺乳動物へIL-22ポリペプチド結合を阻害するIL-22R/IL-10Rβ複合体アンタゴニスト、アンタゴニスト抗体、又はその断片の有効量を投与することを含んでなる、前記哺乳動物における膵臓の活性化又は炎症症状を和らげる方法。
【請求項29】
哺乳動物へIL-22R/IL-10Rβ複合体アンタゴニストの有効量を投与することを含んでなる、前記哺乳動物における膵臓疾患の発症を予防するための方法。
【請求項30】
前記アンタゴニストがアンタゴニスト抗体である、請求項29の方法。
【請求項31】
前記アンタゴニストが抗体断片である、請求項29の方法。
【請求項32】
哺乳動物における膵臓の活性化又は炎症状態を診断する方法であって、哺乳動物の膵臓から得た生物学的試料をIL-22と接触させてSTAT3ポリペプチドスーパーシフトを測定することを含んでなり、スーパーシフトの存在が前記疾患の存在を示す前記方法。
【請求項33】
IL-22ポリペプチドをコードする遺伝子の発現を阻害する化合物を同定する方法であって、IL-22ポリペプチドを正常に発現する細胞を候補化合物と接触させ、前記遺伝子の発現を欠くことを確かめることを含んでなる方法。
【請求項34】
前記候補化合物がIL-22アンチセンス核酸を含む、請求項33の方法。
【請求項35】
組成物が哺乳動物の急性又は慢性膵炎のいずれかを和らげるために効果的であり、容器上の標識が組成物が膵臓疾患を治療することに使用することが可能であることを示し、及び組成物中の活性剤がIL-22ポリペプチドの活性又は発現を阻害する薬剤である、容器;
容器に付した標識;及び
容器内に含有されている活性剤を含んでなる組成物を含んでなる製造品。
【請求項36】
IL-22ポリペプチドを含有すると思われる試料からIL-22ポリペプチドを検出する方法であって、コンジュゲートの形成が前記試料中でのIL-22ポリペプチドの存在を示す、前記試料とIL-10Rβポリペプチド(配列番号:3)又はIL-22Rポリペプチド(配列番号:4)を接触させ、前記試料中におけるIL-22/IL-10Rβポリペプチドコンジュゲート又はIL-22/IL-22Rポリペプチドコンジュゲートの形成を確かめることを含んでなる前記方法。
【請求項37】
前記試料が前記IL-22ポリペプチドを発現すると思われる細胞を含む、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記IL-10Rβポリペプチドが検出可能な標識で標識されているか、又は固体支持体に付着している、請求項36に記載の方法。
【請求項39】
IL-22Rポリペプチドが検出可能な標識で標識されているか、又は固体支持体に付着している、請求項36に記載の方法。
【請求項40】
IL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドを含有すると思われる試料中でのIL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドを検出する方法であって、コンジュゲートの形成が前記試料中でのIL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドの存在を示す、前記試料をIL-22ポリペプチドと接触させ、前記試料中でのIL-22R/IL-22ポリペプチドコンジュゲート又はIL-10Rβ/IL-22ポリペプチドコンジュゲートの形成を確かめることを含んでなる前記方法。
【請求項41】
前記試料がIL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドを発現すると思われる細胞を含む、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記IL-22ポリペプチドが検出可能な標識で標識されるか、又は固体支持体に付着している、請求項40に記載の方法。
【請求項43】
生物活性分子をIL-22ポリペプチドを発現する細胞と結合させる方法であって、前記細胞を生物活性分子と結合しているIL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドと接触させて、前記IL-22ポリペプチドと前記IL-22Rポリペプチド、又は前記IL-22ポリペプチドと前記IL-10Rβポリペプチドの結合を可能にすることを含んでなり、それによって前記生物活性分子と前記細胞を結合させる前記方法。
【請求項44】
前記生物活性分子が毒素、放射標識又は抗体である、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記生物活性分子が前記細胞の死を引き起こす、請求項43に記載の方法。
【請求項46】
生物活性分子をIL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドを発現する細胞と結合させる方法であって、前記細胞を前記生物活性分子と結合しているIL-22ポリペプチドと接触させ、前記IL-22ポリペプチドと前記IL-22R、又は前記IL-22ポリペプチドと前記IL-10Rβポリペプチドの結合を可能にすることを含んでなり、それによって前記生物活性分子と前記細胞を結合させる前記方法。
【請求項47】
前記生物活性分子が毒素、放射標識又は抗体である、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記生物活性分子が前記細胞の死を引き起こす、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
IL-22ポリペプチドを発現する細胞の少なくとも1つの生物学的活性を調節する方法であって、前記細胞を(a)IL-22Rポリペプチド、(b)IL-10Rβポリペプチド又は(c)抗-IL-22ポリペプチド抗体と接触させ、これによって前記(a)IL-22Rポリペプチド、(b)IL-10Rβポリペプチド又は(c)抗-IL-22ポリペプチド抗体が前記IL-22ポリペプチドと結合することを含んでなり、その結果前記細胞の少なくとも1つの生物活性を調節する前記方法。
【請求項50】
前記細胞が死滅する、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
IL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドを発現する細胞の少なくとも1つの生物学的活性を調節する方法であって、前記細胞を(a)IL-22ポリペプチド、(b)抗-IL-22Rポリペプチド抗体又は(c)抗-IL-10Rβポリペプチド抗体と接触させ、それによって前記(a)IL-22ポリペプチド、(b)抗-IL-22Rポリペプチド抗体又は(c)抗-IL-10Rβポリペプチド抗体が前記IL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドと結合することを含んでなり、その結果前記細胞の少なくとも1つの生物活性を調節する前記方法。
【請求項52】
前記細胞が死滅する、請求項51に記載の方法。
【請求項1】
(a)配列番号:2のアミノ酸1-179、又は(b)Xが(配列番号:2)の29-38の任意のアミノ酸であるアミノ酸X-179をコードするヌクレオチド配列と、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸、又はその相補鎖。
【請求項2】
図1(配列番号:1)に示すヌクレオチド配列と、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸、又はその相補鎖。
【請求項3】
図1(配列番号:1)に示す完全長コード化配列のヌクレオチド配列と、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸、又はその相補鎖。
【請求項4】
1999年12月7日にATCC番号PTA-1031として寄託されたDNAの完全長コード化配列と少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸、又はその相補鎖。
【請求項5】
配列番号:1に示す1152ヌクレオチド長の単離された核酸、及びその相補鎖。
【請求項6】
請求項1の核酸を含んでなるベクター。
【請求項7】
ベクターで形質転換した宿主細胞によって認識されるコントロール配列と作用可能に結合している、請求項6のベクター。
【請求項8】
請求項7のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項9】
前記細胞がCHO細胞、大腸菌又は酵母細胞である、請求項8の宿主細胞。
【請求項10】
請求項8の宿主細胞をIL-22ポリペプチドの発現に適した条件下で培養し、培養細胞から前記IL-22ポリペプチドを回収することを含んでなる、前記IL-22ポリペプチドを産生するための工程。
【請求項11】
アミノ酸1から約33を欠く、図2(配列番号:2)に示すアミノ酸配列、又は図2(配列番号:2)に示すアミノ酸配列と少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有する単離されたポリペプチド。
【請求項12】
1999年12月7日にATCC番号PTA-1031として寄託されたDNAの完全長コード化配列によってコードされるアミノ酸配列と、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有する単離されたポリペプチド。
【請求項13】
異種アミノ酸配列と融合した請求項12に記載のポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
【請求項14】
前記異種アミノ酸配列がエピトープタグ配列である、請求項13のキメラ分子。
【請求項15】
前記異種アミノ酸配列が免疫グロブリンのFc領域である、請求項14のキメラ分子。
【請求項16】
請求項11に記載のポリペプチドと結合する抗体。
【請求項17】
前記抗体がモノクローナル抗体、ヒト化抗体又は一本鎖抗体である、請求項16の抗体。
【請求項18】
前記抗体がIL-22のレセプターとの結合を阻止する、請求項15の抗体。
【請求項19】
膵臓細胞を含んでなる系において、前記膵臓細胞によってPAP1のIL-22誘導発現を阻害するための方法であって、前記系をIL-22アンタゴニストと接触させることを含んでなり、それによって前記膵臓細胞によって前記PAP1発現を阻害する前記方法。
【請求項20】
前記アンタゴニストが抗-IL-22抗体である、請求項19の方法。
【請求項21】
前記アンタゴニストがIL-22アンチセンス核酸である、請求項19の方法。
【請求項22】
接触の段階がインビトロでおこる、請求項19の方法。
【請求項23】
哺乳動物へIL-22アンタゴニストの有効量を投与することを含んでなる、前記哺乳動物における膵臓疾患を治療する方法。
【請求項24】
膵臓疾患が急性膵炎、慢性膵炎、腺房細胞癌又は混合細胞集団膵癌を含む膵癌である、請求項23の方法。
【請求項25】
哺乳動物へIL-22アンタゴニストの有効量を投与することを含んでなる、哺乳動物における膵臓の活性化又は炎症症状を和らげる方法。
【請求項26】
前記アンタゴニストが抗-IL-22抗体である、請求項25の方法。
【請求項27】
前記アンタゴニストがIL-22アンチセンス核酸である、請求項25の方法。
【請求項28】
哺乳動物へIL-22ポリペプチド結合を阻害するIL-22R/IL-10Rβ複合体アンタゴニスト、アンタゴニスト抗体、又はその断片の有効量を投与することを含んでなる、前記哺乳動物における膵臓の活性化又は炎症症状を和らげる方法。
【請求項29】
哺乳動物へIL-22R/IL-10Rβ複合体アンタゴニストの有効量を投与することを含んでなる、前記哺乳動物における膵臓疾患の発症を予防するための方法。
【請求項30】
前記アンタゴニストがアンタゴニスト抗体である、請求項29の方法。
【請求項31】
前記アンタゴニストが抗体断片である、請求項29の方法。
【請求項32】
哺乳動物における膵臓の活性化又は炎症状態を診断する方法であって、哺乳動物の膵臓から得た生物学的試料をIL-22と接触させてSTAT3ポリペプチドスーパーシフトを測定することを含んでなり、スーパーシフトの存在が前記疾患の存在を示す前記方法。
【請求項33】
IL-22ポリペプチドをコードする遺伝子の発現を阻害する化合物を同定する方法であって、IL-22ポリペプチドを正常に発現する細胞を候補化合物と接触させ、前記遺伝子の発現を欠くことを確かめることを含んでなる方法。
【請求項34】
前記候補化合物がIL-22アンチセンス核酸を含む、請求項33の方法。
【請求項35】
組成物が哺乳動物の急性又は慢性膵炎のいずれかを和らげるために効果的であり、容器上の標識が組成物が膵臓疾患を治療することに使用することが可能であることを示し、及び組成物中の活性剤がIL-22ポリペプチドの活性又は発現を阻害する薬剤である、容器;
容器に付した標識;及び
容器内に含有されている活性剤を含んでなる組成物を含んでなる製造品。
【請求項36】
IL-22ポリペプチドを含有すると思われる試料からIL-22ポリペプチドを検出する方法であって、コンジュゲートの形成が前記試料中でのIL-22ポリペプチドの存在を示す、前記試料とIL-10Rβポリペプチド(配列番号:3)又はIL-22Rポリペプチド(配列番号:4)を接触させ、前記試料中におけるIL-22/IL-10Rβポリペプチドコンジュゲート又はIL-22/IL-22Rポリペプチドコンジュゲートの形成を確かめることを含んでなる前記方法。
【請求項37】
前記試料が前記IL-22ポリペプチドを発現すると思われる細胞を含む、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記IL-10Rβポリペプチドが検出可能な標識で標識されているか、又は固体支持体に付着している、請求項36に記載の方法。
【請求項39】
IL-22Rポリペプチドが検出可能な標識で標識されているか、又は固体支持体に付着している、請求項36に記載の方法。
【請求項40】
IL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドを含有すると思われる試料中でのIL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドを検出する方法であって、コンジュゲートの形成が前記試料中でのIL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドの存在を示す、前記試料をIL-22ポリペプチドと接触させ、前記試料中でのIL-22R/IL-22ポリペプチドコンジュゲート又はIL-10Rβ/IL-22ポリペプチドコンジュゲートの形成を確かめることを含んでなる前記方法。
【請求項41】
前記試料がIL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドを発現すると思われる細胞を含む、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記IL-22ポリペプチドが検出可能な標識で標識されるか、又は固体支持体に付着している、請求項40に記載の方法。
【請求項43】
生物活性分子をIL-22ポリペプチドを発現する細胞と結合させる方法であって、前記細胞を生物活性分子と結合しているIL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドと接触させて、前記IL-22ポリペプチドと前記IL-22Rポリペプチド、又は前記IL-22ポリペプチドと前記IL-10Rβポリペプチドの結合を可能にすることを含んでなり、それによって前記生物活性分子と前記細胞を結合させる前記方法。
【請求項44】
前記生物活性分子が毒素、放射標識又は抗体である、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記生物活性分子が前記細胞の死を引き起こす、請求項43に記載の方法。
【請求項46】
生物活性分子をIL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドを発現する細胞と結合させる方法であって、前記細胞を前記生物活性分子と結合しているIL-22ポリペプチドと接触させ、前記IL-22ポリペプチドと前記IL-22R、又は前記IL-22ポリペプチドと前記IL-10Rβポリペプチドの結合を可能にすることを含んでなり、それによって前記生物活性分子と前記細胞を結合させる前記方法。
【請求項47】
前記生物活性分子が毒素、放射標識又は抗体である、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記生物活性分子が前記細胞の死を引き起こす、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
IL-22ポリペプチドを発現する細胞の少なくとも1つの生物学的活性を調節する方法であって、前記細胞を(a)IL-22Rポリペプチド、(b)IL-10Rβポリペプチド又は(c)抗-IL-22ポリペプチド抗体と接触させ、これによって前記(a)IL-22Rポリペプチド、(b)IL-10Rβポリペプチド又は(c)抗-IL-22ポリペプチド抗体が前記IL-22ポリペプチドと結合することを含んでなり、その結果前記細胞の少なくとも1つの生物活性を調節する前記方法。
【請求項50】
前記細胞が死滅する、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
IL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドを発現する細胞の少なくとも1つの生物学的活性を調節する方法であって、前記細胞を(a)IL-22ポリペプチド、(b)抗-IL-22Rポリペプチド抗体又は(c)抗-IL-10Rβポリペプチド抗体と接触させ、それによって前記(a)IL-22ポリペプチド、(b)抗-IL-22Rポリペプチド抗体又は(c)抗-IL-10Rβポリペプチド抗体が前記IL-22Rポリペプチド又はIL-10Rβポリペプチドと結合することを含んでなり、その結果前記細胞の少なくとも1つの生物活性を調節する前記方法。
【請求項52】
前記細胞が死滅する、請求項51に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6A】
【図6B】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6A】
【図6B】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2011−19519(P2011−19519A)
【公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−177460(P2010−177460)
【出願日】平成22年8月6日(2010.8.6)
【分割の表示】特願2006−242365(P2006−242365)の分割
【原出願日】平成13年5月30日(2001.5.30)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.UNIX
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年8月6日(2010.8.6)
【分割の表示】特願2006−242365(P2006−242365)の分割
【原出願日】平成13年5月30日(2001.5.30)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.UNIX
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
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