説明

ウエスト周囲径およびヒップ周囲径低減効果を有する剤又は食品

【課題】ウエスト周囲径およびヒップ周囲径低減効果を有する剤又は食品を提供する。
【解決手段】有効成分として、リジン、プロリン、アラニン、アルギニン及び共役リノール酸を含有する。また、食品は、リジン、プロリン、アラニン、アルギニン及び共役リノール酸のみからなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウエスト周囲径およびヒップ周囲径低減効果を有する剤又は食品に関する。
【背景技術】
【0002】
肥満とは、単に体重が多いということではなく、脂肪組織が過剰に蓄積した状態をいい、肥満が、2型糖尿病・耐糖能障害、脂質代謝異常、高血圧、高尿酸血症、痛風、睡眠時無呼吸症候群、脂肪肝、変形性関節症、腰椎症、月経異常等の健康障害をもたらしている場合、又は将来もたらす可能性が高い場合には特に「肥満症」という疾患単位で呼ばれる。また、コレステロール値、血圧、血糖等、個々の検査データは要注意レベルであっても、それらが重複すると動脈硬化を促進し、さらには致命的な心筋梗塞や脳梗塞などを起こし易いことがわかってきた。それらの疾患の根底には、糖代謝や脂質代謝など様々な代謝異常があることが多く、こうした抗血糖、高血圧、高コレステロール等のリスクが重なって存在する病態は、近年「メタボリックシンドローム(Metabolic Syndrome)」と呼ばれるようになった。
【0003】
また、最近公表されたメタボリックシンドロームの診断基準によると、まずウエスト周囲径を測り、男性85cm以上、女性90cm以上のウエスト周囲径があり、その上で、150mg/dL以上の高トリグリセライド血症、40mg/dL未満の低HDLコレステロール血症のいずれか又は両方、130mmHg以上の収縮期血圧、85mmHg以上の拡張期血圧のいずれか又は両方、110mg/dL以上の空腹時血糖の3つのリスクのうち、2つ以上のリスクを有する場合に、メタボリックシンドロームと診断される。現在、国内には、この診断基準に当てはまる患者が1000万人以上いると推定されている。
特に、お尻や下腹部などに皮下脂肪がつく「洋ナシ型肥満」に比べて、内臓周りに脂肪が蓄積される「リンゴ(タル)型肥満」の場合に、メタボリックシンドロームに罹患し易いとされる。ウエスト周囲径が、男性で85cm以上、女性で90cm以上あると、男女とも内臓脂肪の面積が危険水域の目安となる100cm2を超えるとされ、まずはウエスト周囲径を減らすことが重要とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開番号:WO 00/64854
【特許文献2】特許第3487079号
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】脂肪燃焼アミノ酸の解説:http://purelife.jp/amino/aruaru/sibou.html
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、運動と組み合わせることで、より効果的にウエスト周囲径及びヒップ周囲径低減効果を発揮する食品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、有酸素運動時に、抗肥満効果が報告されている多数の食品素材のうち、特に、リジン、アラニン、プロリン、アルギニン及び共役リノール酸の5種類の食品成分を組み合わせて摂取することにより、効果的にウエストを低減可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、下記(1)〜(4)に示すウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減効果を有する食品を提供する。
(1) リジン、プロリン、アラニン、アルギニン及び共役リノール酸を有効成分として含有するウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減効果を有する食品。
(2) リジンが48〜58重量部、プロリンが37〜47重量部、アラニンが27〜37重量部、アルギニンが58〜68重量部、共役リノール酸が150〜250重量部であることを特徴とする前記(1)のウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減効果を有する食品。
(3) 1粒当たりリジン48〜58mg、プロリン37〜47mg、アラニン27〜37mg、アルギニン58〜68mgを含むハードカプセル食品を4粒、並びに1粒当たり共役リノール酸150〜200mgを含むソフトカプセル食品を4粒含むことを特徴とするウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減効果を有する食品。
(4) 1粒当たりリジン52.9mg、プロリン41.8mg、アラニン32.3mg、アルギニン63.0mgを含むハードカプセル食品を4粒、並びに1粒当たり共役リノール酸200mgを含むソフトカプセル食品を4粒含むことを特徴とするウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減効果を有する食品。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、有効量のリジン、プロリン、アラニン、アルギニン及び共役リノール酸を含有する食品を摂取することにより、ウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減、及びメタボリックシンドロームの予防に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】各群のウエスト周囲径の変化を示した図である。
【図2】各群のヒップ周囲径の変化を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明のウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減効果を有する食品は、必須5成分であるリジン、プロリン、アラニン、アルギニン及び共役リノール酸を、リジンを48〜58重量部、プロリンを37〜47重量部、アラニンを27〜37重量部、アルギニンを58〜68重量部、共役リノール酸を150〜250重量部含有して成るものである。
【0011】
本発明に用いるリジン、プロリン、アラニン及びアルギニンは、食品中に蛋白質の構成要素として広く自然界に存在するアミノ酸で、その純粋品は、使用対象食品・使用量・使用制限等の使用基準が定められていない、安全性の高い食品添加物として広く利用されている。リジン、プロリン、アラニン及びアルギニンは、工業的に製造され、市販されている。例えば、味の素社製のL-リジン、L-プロリン、L-アラニン及びL-アルギニン等が挙げられる。
【0012】
本発明に用いる共役リノール酸は、植物中にグリセリドの形で存在する脂肪酸であり、また、動物の消化管内で一部の微生物の作用によりリノール酸から変換生成され、体内に吸収されることも知られている。共役リノール酸は、工業的にも製造され、市販されている。共役リノール酸製品としては、例えば、研光通商社の共役リノール酸含有脂肪酸(品名:活性リノール、英名:CLA 80HG)、リノール油脂社のCLA80活性リノール、Maypro社のトナリン等が挙げられる。これらは、天然のシス型リノール酸(C18:2)をアルカリ下で共役化する事により製造され、主成分は、cis-9,trans-11又はtrans-9,cis-11,trans-10,cis-12の遊離脂肪酸であり、その他いくつかの位置あるいは幾何異性体を含んでいる。
【0013】
本発明において使用されるリジン、プロリン、アラニン、アルギニン及び共役リノール酸は、それぞれ100%純粋品を使用しても良く、またこれを含有する素材を使用しても良い。なお、リジン、プロリン、アラニンおよびアルギニンはいずれも一般に粉状の形態で原料供給され、共役リノール酸は液状の形態で原料供給されるので、リジン、プロリン、アラニンおよびアルギニンの4成分のみ別途、上記量含むハードカプセルや錠剤の形で製造し、共役リノール酸のみ別途、ソフトカプセル形で製造し、得られた各ハードカプセル及びソフトカプセルを前記の配合重量部になるように分包化して提供することも可能である。それぞれの製造法は当該技術分野において周知である。
【0014】
その他、リジン、プロリン、アラニンおよびアルギニンをオリーブ油等の適当な基剤に懸濁・分散させた後、共役リノール酸と混合し、リジン、プロリン、アラニン、アルギニン及び共役リノール酸の必須5成分を含むソフトカプセルとすることも可能である。
【0015】
なお、本発明の食品の製造においては、上記必須5成分を含有させれば良く、または必要に応じて、各種フレーバー、果汁粉末、砂糖・果糖等の甘味料、クエン酸・リンゴ酸等の酸味料、安定剤、増粘剤、穀物粉、ビタミン類、ミネラル類等の副成分を添加することも可能である。
【0016】
リジン、プロリン、アラニン、アルギニン及び共役リノール酸は、経口投与可能な物質と共に飲食品として用いることができる。例えば、各種フレーバーや、果汁粉末、砂糖・果糖等の甘味料、クエン酸・リンゴ酸等の酸味料、安定剤、増粘剤、穀物粉、ビタミン類、ミネラル類等と混合して、パン、麺類、焼き菓子、クリーム、飴、チューインガム、錠菓、お茶、コーヒー、果汁飲料、発酵乳、炭酸飲料、プリン、ゼリー等の形態で用いることができる。同様に、タブレット、カプセル(ハードカプセル、ソフトカプセル)、顆粒あるいはサラダ油状食品等に加工して栄養補助食品の形態で用いることができる。
【0017】
本発明の食品の製造または摂取において、共役リノール酸以外の脂質を併用する際には、リノール酸含量の少ない油脂素材を用いることが望ましい。具体的には、バター油、魚油、シソ油、エゴマ油、パーム油、ヤシ油、アマニ油、オリーブ油、牛脂、ラード等の油脂を用いることが好ましい。リノール酸を多量に含む油脂を併用すると、共役リノール酸の有する生理的効果が阻害される可能性があるためである。
【0018】
より効果的なウエスト周囲径及びヒップ周囲径低減効果を得るには、本発明の食品を有酸素運動の10〜50分前、好ましくは20〜40分前、及び/又は有酸素運動直後〜30分後、好ましくは有酸素運動直後〜10分後に摂取することが好ましい。
【0019】
以下、本発明を更に詳しく説明するため、実施例を挙げるが本発明はこれに限定されない。
【実施例】
【0020】
本発明者は、本発明の食品の効果を実証すべく、以下の通りの臨床試験を行った。
〔臨床試験概要〕
(1) 試験デザイン
試験デザインは、二重盲検並行群間試験により行った。
(2) 対象者
BMIが23以上30未満の健常な過体重者。
(3) 使用食品
試験食品
・脂肪燃焼アミノ酸ハードカプセル:1粒当たりリジン52.9 mg、プロリン41.8 mg、アラニン32.3mg、アルギニン63.0 mgを含むハードカプセル食品。
・共役リノール酸ソフトカプセル:1粒当たり共役リノール酸200mgを含むソフトカプセル食品。
擬似対照食品
・脂肪燃焼アミノ酸ハードカプセルの擬似対照食品:脂肪燃焼アミノ酸の代わりにコーンスターチを含むハードカプセル食品。
・共役リノール酸ソフトカプセルの擬似対照食品:共役リノール酸の代わりに大豆油を含むソフトカプセル食品。
【0021】
(4) 運動
運動は、まずストレッチングを行い、次いで筋力トレーニング、次いで全身運動(有酸素運動)最後に再びストレッチングという順で行った。具体的内容を以下に示した。
【0022】
【表1】

【0023】
【表2】

【0024】
【表3】

【0025】
(5) 投与方法および投与量
割付けられた各食品を以下の投与量で各群とも1日2回、有酸素運動の30分前および運動直後に水と一緒に摂取させた。
【0026】
【表4】

【0027】
(6) 試験期間およびスケジュール
前観察期間を2週間、観察期間(投与期間)を12週間、後観察期間を4週間とし、以下のスケジュールに従って実施した。
【0028】
【表5】

【0029】
(7) 実施手順
各時点で以下の観察・検査を実施した。また、それ以外でも必要と判断した場合には、随時観察・検査を行った。
前観察期間
同意取得、被験者背景、診察(自覚症状・他覚所見)、選択基準・除外基準の確認、体重・体脂肪率・W/H比の測定、臨床検査。
観察期間(12週間,来院2週毎)
診察(有害事象)、選択基準・除外基準の確認、体重・体脂肪率・W/H比の測定、臨床検査(観察期間中に3回)。
後観察期間
診察(有害事象)、選択基準・除外基準の確認、体重・体脂肪率・W/H比の測定・臨床検査。
【0030】
(8) 観察・検査項目
被験者背景
前観察期間中に以下の項目について調査し,被験者報告書に記入した。
被験者識別コード、性別(女性の場合,妊娠の有無)、生年月日、文書同意取得日、身長、診断名、アレルギーの有無、現病歴およびその内容,除外基準に抵触する可能性のある既往歴の有無、内容および発現時期、同意取得前3ケ月以内の治験薬の投与の有無、体重・体脂肪率・W/H比。
自覚症状,他覚所見等の発現または悪化
試験責任医師等は,本試験開始後に被験者の自覚症状・他覚所見の発現または悪化が認められた際に症状、発現日、消失日などを診察・聴取し記録するとともに、その内容を被験者報告書に記入した。
体重・体脂肪率・W/H比
体重および体脂肪率は来院時ごとに同じ体重計および体脂肪計で測定した。また、体脂肪は体内の水分量や測定部位の乾燥度により影響を受け易いため、試験期間を通じて可能な限り同一条件・同一時刻に行った。
臨床検査項目
観察期間中および終了時(投与終了時ただし中止例はその時点)に下記の項目について検査を行った。血液学的検査、血液生化学的検査、尿検査結果については、基準値から検査値の正常、異常を判定し、観察期が正常で、終了時が異常の場合、および観察期、終了時ともに異常で終了時に悪化傾向を認めた場合は変動を「有」と判定し、その変動理由を記載した。臨床的な見地から異常な変動であると医師が判断した場合は、原則として前値に回復するまで追跡調査を行った。
(血液学的検査)
赤血球数,ヘモグロビン,ヘマトクリット値,白血球数,白血球分画,血小板数
(血液生化学的検査)
総蛋白,アルブミン,総コレステロール,HDLコレステロール,遊離脂肪酸,中性脂肪,尿素窒素,尿酸,クレアチニン,AST(GOT),ALT(GPT),γ- GTP,血糖,インスリン
(尿検査)
尿蛋白,尿糖,尿沈渣(赤血球.白血球,円柱)
食事調査
被験者自らが食事調査記録票に記録した。
試験食品摂取調査および運動調査
被験者自らが日誌に記録した。なお、ライフコーダ(Lifecorder EX;株式会社ズズケン製)を利用し、毎日の運動状況を記録した。
【0031】
(10) 統計解析
主要評価項目の投与開始前から投与12週後までの変化量について、試験食品各群と対照食品群の各々の群内で2標本t検定を用いて比較した。参考として主要評価項目の投与期間中の各時点での値について、投与開始前の値と1標本t検定を用いて比較した。その他の項目(臨床検査)の投与期間中の各時点での値について、投与開始前と1標本t検定を用いて比較した。多重性は考慮せず、優位水準は両側5とした。
【0032】
〔臨床試験結果〕
〈1〉 ウエスト周囲径(図1)
LAAA4CLA4群の2、6、12、及び16週後でLS群と比較して有意な減少がみられた(p<0.05)。
〈2〉 ヒップ周囲径(図2)
LAAA4CLA4群の6、8、12、及び16週後でLS群と比較して有意な減少がみられた(p<0.05)。
〈3〉 副次評価項目
体重
季節変動(秋から冬)による増加が予想されたが、LPAA4 CLA4群の8週後でLS群と比較して有意に増加を抑制した(p<0.05)。
総コレステロール
群間での差はみられなかった。
中性脂肪
群間での差はみられなかった。
安全性の評価
AST(GOT)はLPAA4CLA4群の8、12、及び16週後で摂取前より有意に高値、ALT(GPT)はLPAA4群の16週後で摂取前より有意に低値であったが、共に臨床的に問題となる変化ではなかった。γ-GTPについては摂取前後の有意な変化はみられなかった。アルブミン、総タンパク、クレアチニン、及び尿素窒素について、摂取前後の有意な変動がみられる群及び時点があったが、全て臨床的に問題のない範囲内であった。HDL-コレステロール、尿酸、及びグルコースについて、摂取前後の有意な変動がみられる群及び時点があったが、全て臨床的に問題のない範囲内であった。インスリンについては摂取前後の有意な変化はみられなかった。その他、血圧及び血液学的検査項目について検討したが、臨床的に問題となる変化はみられなかった。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明により、蔓延するメタボリック症候群の予防に貢献するウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減効果を有する食品が提供される。
【0034】
(好ましい実施の態様)
1.リジン、プロリン、アラニン、アルギニン及び共役リノール酸を有効成分として含有するウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減効果を有する食品。
2.リジンが48〜58重量部、プロリンが37〜47重量部、アラニンが27〜37重量部、アルギニンが58〜68重量部、共役リノール酸が150〜250重量部であることを特徴とする上記1のウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減効果を有する食品。
3.1粒当たりリジン48〜58mg、プロリン37〜47mg、アラニン27〜37mg、アルギニン58〜68mgを含むハードカプセル食品を4粒、並びに1粒当たり共役リノール酸150〜200mgを含むソフトカプセル食品を4粒含むことを特徴とするウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減効果を有する食品。
4.1粒当たりリジン52.9mg、プロリン41.8mg、アラニン32.3mg、アルギニン63.0mgを含むハードカプセル食品を4粒、並びに1粒当たり共役リノール酸200mgを含むソフトカプセル食品を4粒含むことを特徴とするウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減効果を有する食品。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
有効成分として、リジン、プロリン、アラニン、アルギニン及び共役リノール酸を含有することを特徴とするウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減剤。
【請求項2】
リジンが48〜58重量部、プロリンが37〜47重量部、アラニンが27〜37重量部、アルギニンが58〜68重量部、共役リノール酸が150〜250重量部である請求項1に記載の低減剤。
【請求項3】
1粒当たりリジン48〜58mg、プロリン37〜47mg、アラニン27〜37mg、アルギニン58〜68mgを含むハードカプセルを4粒、並びに1粒当たり共役リノール酸150〜200mgを含むソフトカプセルを4粒含むことを特徴とするウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減剤。
【請求項4】
1粒当たりリジン52.9mg、プロリン41.8mg、アラニン32.3mg、アルギニン63.0mgを含むハードカプセルを4粒、並びに1粒当たり共役リノール酸200mgを含むソフトカプセルを4粒含むことを特徴とするウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減剤。
【請求項5】
リジン、プロリン、アラニン、アルギニン及び共役リノール酸のみからなる、ウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減用食品。
【請求項6】
リジンが48〜58重量部、プロリンが37〜47重量部、アラニンが27〜37重量部、アルギニンが58〜68重量部、共役リノール酸が150〜250重量部からなる、請求項5記載の食品。
【請求項7】
1粒当たりリジン48〜58mg、プロリン37〜47mg、アラニン27〜37mg、アルギニン58〜68mgのみを含むハードカプセルを4粒、並びに1粒当たり共役リノール酸150〜200mgのみを含むソフトカプセルを4粒含むことを特徴とするウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減用食品。
【請求項8】
1粒当たりリジン52.9mg、プロリン41.8mg、アラニン32.3mg、アルギニン63.0mgのみを含むハードカプセルを4粒、並びに1粒当たり共役リノール酸200mgのみを含むソフトカプセルを4粒含むことを特徴とするウエスト周囲径および/またはヒップ周囲径低減用食品。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−173676(P2009−173676A)
【公開日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−109657(P2009−109657)
【出願日】平成21年4月28日(2009.4.28)
【分割の表示】特願2005−170214(P2005−170214)の分割
【原出願日】平成17年6月9日(2005.6.9)
【出願人】(503011767)イービーエス株式会社 (5)
【Fターム(参考)】