説明

オキシメチレンアリール化合物およびその使用

II型糖尿病および糖調節がうまくいかないことに関連する他の疾患を含む糖尿病疾患を治療するための、オキシメチレンアリールGPR119アゴニストおよびDPP IV阻害剤の使用が提供される。本発明者らの予期せぬ発見は、GPR119(G−タンパク質共役受容体119)アゴニストおよびDPP IV阻害剤を、糖尿病被験体に両方とも投与すると有用であるということである。一実施形態では、本発明は、糖尿病の治療が必要な患者に、本明細書に記載の式(I)の化合物およびDPP IV阻害剤を投与する工程を含む、糖尿病を治療する方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
糖尿病の治療が必要な患者に、式(I)
【化353】

の化合物またはその医薬的に許容される塩またはエステルおよびDPP IV阻害剤を投与する工程を含む、糖尿病を治療する方法であって、式中、
Dは、O、SおよびNRからなる群より選択され;
X、YおよびZは、独立して、O、N、NR、SおよびCRからなる群より選択され、X、YおよびZのうち少なくとも1個は、O、N、NRまたはSであり;
J、K、TおよびUは、それぞれ独立して、C、CHおよびNからなる群より選択され;
添え字pは、0〜4の整数であり;
添え字qは、0〜4の整数であり;
は、H、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−X−COR、−X−CO、−X−CONR、−SO、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択されるメンバーであり、ここで、前記シクロアルキル基、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、ヘテロアリール、−CN、−NRCOR、−NRCONR、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−S(O)、−NRS(O)および−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されているか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し、Xは、結合、C2〜6アルケン、C2〜6アルキン、−C(O)−および−C(O)−(CH1〜4−からなる群より選択され、ここで、Xの脂肪族部分は、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4置換アルキルおよびC1〜4ハロアルキルから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており;
は、それぞれ独立して、ハロゲン、C1〜5アルキル、C1〜5置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、−COR、−CO、−CONR、−OR、−NR、−NRCOR、−SOR、−SOおよび−SONRからなる群より選択されるメンバーであり、添え字qが2であってRがアルキルまたは置換アルキルである場合、2個のRメンバーが、場合により環化して環を形成していてもよく;
は、水素、ハロゲン、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
は、それぞれ独立して、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRS(O)、−SONR、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択され、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、オキソ、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C3〜7シクロアルキル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRSOおよび−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されており、添え字mは、0〜2の整数であるか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し;
は、独立して、水素、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素、C1〜10アルキル、C1〜10ハロアルキル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、5〜6員環ヘテロアリールおよびアリールC1〜4アルキルからなる群より選択され;ここで、前記RおよびRのそれぞれの脂肪族部分は、ハロ、−OR、−OCOR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rからなる群より選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記アリール部分および前記ヘテロアリール部分は、ハロゲン、−OR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記化合物の分子量は、1200未満である、
方法。
【請求項2】
前記式Iの化合物が、実施例52、76、77、95、148、162、170、171、182、184、185および195の化合物からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記式(I)の化合物が、
【化354】

またはその医薬的に許容される塩である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチン、ビルダグリプチン、デナグリプチン、サクサグリプチンおよびアログリプチンからなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチンまたはビルダグリプチンである、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
血中グルコースレベルを低下させることが必要な患者に、式(I)
【化355】

の化合物またはその医薬的に許容される塩またはエステルおよびDPP IV阻害剤を投与する工程を含む、血中グルコースレベルを低下させる方法であって、式中、
Dは、O、SおよびNRからなる群より選択され;
X、YおよびZは、独立して、O、N、NR、SおよびCRからなる群より選択され、X、YおよびZのうち少なくとも1個は、O、N、NRまたはSであり;
J、K、TおよびUは、それぞれ独立して、C、CHおよびNからなる群より選択され;
添え字pは、0〜4の整数であり;
添え字qは、0〜4の整数であり;
は、H、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−X−COR、−X−CO、−X−CONR、−SO、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択されるメンバーであり、ここで、前記シクロアルキル基、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、ヘテロアリール、−CN、−NRCOR、−NRCONR、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−S(O)、−NRS(O)および−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されているか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し、Xは、結合、C2〜6アルケン、C2〜6アルキン、−C(O)−および−C(O)−(CH1〜4−からなる群より選択され、ここで、Xの脂肪族部分は、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4置換アルキルおよびC1〜4ハロアルキルから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており;
は、それぞれ独立して、ハロゲン、C1〜5アルキル、C1〜5置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、−COR、−CO、−CONR、−OR、−NR、−NRCOR、−SOR、−SOおよび−SONRからなる群より選択されるメンバーであり、添え字qが2であってRがアルキルまたは置換アルキルである場合、2個のRメンバーが、場合により環化して環を形成していてもよく;
は、水素、ハロゲン、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
は、それぞれ独立して、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRS(O)、−SONR、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択され、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、オキソ、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C3〜7シクロアルキル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRSOおよび−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されており、添え字mは、0〜2の整数であるか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し;
は、独立して、水素、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素、C1〜10アルキル、C1〜10ハロアルキル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、5〜6員環ヘテロアリールおよびアリールC1〜4アルキルからなる群より選択され;ここで、前記RおよびRのそれぞれの脂肪族部分は、ハロ、−OR、−OCOR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rからなる群より選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記アリール部分および前記ヘテロアリール部分は、ハロゲン、−OR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記化合物の分子量は、1200未満である、
方法。
【請求項7】
前記式Iの化合物が、実施例52、76、77、95、148、162、170、171、182、184、185および195の化合物からなる群より選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記式(I)の化合物が、
【化356】

またはその医薬的に許容される塩である、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチン、ビルダグリプチン、デナグリプチン、サクサグリプチンおよびアログリプチンからなる群より選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチンまたはビルダグリプチンである、請求項6に記載の方法。
【請求項11】
血中インスリンレベルを低下させることが必要な患者に、式(I)
【化357】

の化合物またはその医薬的に許容される塩またはエステルおよびDPP IV阻害剤を投与する工程を含む、血中インスリンレベルを低下させる方法であって、式中、
Dは、O、SおよびNRからなる群より選択され;
X、YおよびZは、独立して、O、N、NR、SおよびCRからなる群より選択され、X、YおよびZのうち少なくとも1個は、O、N、NRまたはSであり;
J、K、TおよびUは、それぞれ独立して、C、CHおよびNからなる群より選択され;
添え字pは、0〜4の整数であり;
添え字qは、0〜4の整数であり;
は、H、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−X−COR、−X−CO、−X−CONR、−SO、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択されるメンバーであり、ここで、前記シクロアルキル基、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、ヘテロアリール、−CN、−NRCOR、−NRCONR、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−S(O)、−NRS(O)および−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されているか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し、Xは、結合、C2〜6アルケン、C2〜6アルキン、−C(O)−および−C(O)−(CH1〜4−からなる群より選択され、ここで、Xの脂肪族部分は、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4置換アルキルおよびC1〜4ハロアルキルから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており;
は、それぞれ独立して、ハロゲン、C1〜5アルキル、C1〜5置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、−COR、−CO、−CONR、−OR、−NR、−NRCOR、−SOR、−SOおよび−SONRからなる群より選択されるメンバーであり、添え字qが2であってRがアルキルまたは置換アルキルである場合、2個のRメンバーが、場合により環化して環を形成していてもよく;
は、水素、ハロゲン、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
は、それぞれ独立して、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRS(O)、−SONR、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択され、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、オキソ、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C3〜7シクロアルキル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRSOおよび−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されており、添え字mは、0〜2の整数であるか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し;
は、独立して、水素、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素、C1〜10アルキル、C1〜10ハロアルキル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、5〜6員環ヘテロアリールおよびアリールC1〜4アルキルからなる群より選択され;ここで、前記RおよびRのそれぞれの脂肪族部分は、ハロ、−OR、−OCOR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rからなる群より選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記アリール部分および前記ヘテロアリール部分は、ハロゲン、−OR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記化合物の分子量は、1200未満である、
方法。
【請求項12】
前記式Iの化合物が、実施例52、76、77、95、148、162、170、171、182、184、185および195の化合物からなる群より選択される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記式(I)の化合物が、
【化358】

またはその医薬的に許容される塩である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチン、ビルダグリプチン、デナグリプチン、サクサグリプチンおよびアログリプチンからなる群より選択される、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチンまたはビルダグリプチンである、請求項11に記載の方法。
【請求項16】
血中インクレチンレベルを上げることが必要な患者に、式(I)
【化359】

の化合物またはその医薬的に許容される塩またはエステルおよびDPP IV阻害剤を投与する工程を含む、血中インクレチンレベルを上げる方法であって、式中、
Dは、O、SおよびNRからなる群より選択され;
X、YおよびZは、独立して、O、N、NR、SおよびCRからなる群より選択され、X、YおよびZのうち少なくとも1個は、O、N、NRまたはSであり;
J、K、TおよびUは、それぞれ独立して、C、CHおよびNからなる群より選択され;
添え字pは、0〜4の整数であり;
添え字qは、0〜4の整数であり;
は、H、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−X−COR、−X−CO、−X−CONR、−SO、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択されるメンバーであり、ここで、前記シクロアルキル基、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、ヘテロアリール、−CN、−NRCOR、−NRCONR、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−S(O)、−NRS(O)および−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されているか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し、Xは、結合、C2〜6アルケン、C2〜6アルキン、−C(O)−および−C(O)−(CH1〜4−からなる群より選択され、ここで、Xの脂肪族部分は、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4置換アルキルおよびC1〜4ハロアルキルから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており;
は、それぞれ独立して、ハロゲン、C1〜5アルキル、C1〜5置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、−COR、−CO、−CONR、−OR、−NR、−NRCOR、−SOR、−SOおよび−SONRからなる群より選択されるメンバーであり、添え字qが2であってRがアルキルまたは置換アルキルである場合、2個のRメンバーが、場合により環化して環を形成していてもよく;
は、水素、ハロゲン、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
は、それぞれ独立して、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRS(O)、−SONR、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択され、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、オキソ、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C3〜7シクロアルキル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRSOおよび−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されており、添え字mは、0〜2の整数であるか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し;
は、独立して、水素、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素、C1〜10アルキル、C1〜10ハロアルキル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、5〜6員環ヘテロアリールおよびアリールC1〜4アルキルからなる群より選択され;ここで、前記RおよびRのそれぞれの脂肪族部分は、ハロ、−OR、−OCOR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rからなる群より選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記アリール部分および前記ヘテロアリール部分は、ハロゲン、−OR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記化合物の分子量は、1200未満である、
方法。
【請求項17】
前記式Iの化合物が、実施例52、76、77、95、148、162、170、171、182、184、185および195の化合物からなる群より選択される、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記式(I)の化合物が、
【化360】

またはその医薬的に許容される塩である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチン、ビルダグリプチン、デナグリプチン、サクサグリプチンおよびアログリプチンからなる群より選択される、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチンまたはビルダグリプチンである、請求項16に記載の方法。
【請求項21】
前記インクレチンが、GLP−1およびGIPからなる群より選択される、請求項16に記載の方法。
【請求項22】
血中トリグリセリドレベルを低下させることが必要な患者に、式(I)
【化361】

の化合物またはその医薬的に許容される塩またはエステルおよびDPP IV阻害剤を投与する工程を含む、血中トリグリセリドレベルを低下させる方法であって、式中、
Dは、O、SおよびNRからなる群より選択され;
X、YおよびZは、独立して、O、N、NR、SおよびCRからなる群より選択され、X、YおよびZのうち少なくとも1個は、O、N、NRまたはSであり;
J、K、TおよびUは、それぞれ独立して、C、CHおよびNからなる群より選択され;
添え字pは、0〜4の整数であり;
添え字qは、0〜4の整数であり;
は、H、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−X−COR、−X−CO、−X−CONR、−SO、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択されるメンバーであり、ここで、前記シクロアルキル基、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、ヘテロアリール、−CN、−NRCOR、−NRCONR、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−S(O)、−NRS(O)および−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されているか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し、Xは、結合、C2〜6アルケン、C2〜6アルキン、−C(O)−および−C(O)−(CH1〜4−からなる群より選択され、ここで、Xの脂肪族部分は、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4置換アルキルおよびC1〜4ハロアルキルから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており;
は、それぞれ独立して、ハロゲン、C1〜5アルキル、C1〜5置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、−COR、−CO、−CONR、−OR、−NR、−NRCOR、−SOR、−SOおよび−SONRからなる群より選択されるメンバーであり、添え字qが2であってRがアルキルまたは置換アルキルである場合、2個のRメンバーが、場合により環化して環を形成していてもよく;
は、水素、ハロゲン、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
は、それぞれ独立して、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRS(O)、−SONR、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択され、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、オキソ、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C3〜7シクロアルキル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRSOおよび−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されており、添え字mは、0〜2の整数であるか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し;
は、独立して、水素、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素、C1〜10アルキル、C1〜10ハロアルキル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、5〜6員環ヘテロアリールおよびアリールC1〜4アルキルからなる群より選択され;ここで、前記RおよびRのそれぞれの脂肪族部分は、ハロ、−OR、−OCOR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rからなる群より選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記アリール部分および前記ヘテロアリール部分は、ハロゲン、−OR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記化合物の分子量は、1200未満である、
方法。
【請求項23】
前記式Iの化合物が、実施例52、76、77、95、148、162、170、171、182、184、185および195の化合物からなる群より選択される、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記式(I)の化合物が、
【化362】

またはその医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチン、ビルダグリプチン、デナグリプチン、サクサグリプチンおよびアログリプチンからなる群より選択される、請求項22に記載の方法。
【請求項26】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチンまたはビルダグリプチンである、請求項22に記載の方法。
【請求項27】
グルコース依存性インスリン産生量を上げることが必要な患者に、式(I)
【化363】

の化合物またはその医薬的に許容される塩またはエステルおよびDPP IV阻害剤を投与する工程を含む、グルコース依存性インスリン産生量を上げる方法であって、式中、
Dは、O、SおよびNRからなる群より選択され;
X、YおよびZは、独立して、O、N、NR、SおよびCRからなる群より選択され、X、YおよびZのうち少なくとも1個は、O、N、NRまたはSであり;
J、K、TおよびUは、それぞれ独立して、C、CHおよびNからなる群より選択され;
添え字pは、0〜4の整数であり;
添え字qは、0〜4の整数であり;
は、H、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−X−COR、−X−CO、−X−CONR、−SO、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択されるメンバーであり、ここで、前記シクロアルキル基、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、ヘテロアリール、−CN、−NRCOR、−NRCONR、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−S(O)、−NRS(O)および−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されているか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し、Xは、結合、C2〜6アルケン、C2〜6アルキン、−C(O)−および−C(O)−(CH1〜4−からなる群より選択され、ここで、Xの脂肪族部分は、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4置換アルキルおよびC1〜4ハロアルキルから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており;
は、それぞれ独立して、ハロゲン、C1〜5アルキル、C1〜5置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、−COR、−CO、−CONR、−OR、−NR、−NRCOR、−SOR、−SOおよび−SONRからなる群より選択されるメンバーであり、添え字qが2であってRがアルキルまたは置換アルキルである場合、2個のRメンバーが、場合により環化して環を形成していてもよく;
は、水素、ハロゲン、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
は、それぞれ独立して、ハロ、C1〜10アルキル、C1〜10置換アルキル、C3〜7シクロアルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRS(O)、−SONR、4〜7員環ヘテロシクロ基、アリール基および5〜10員環ヘテロアリール基からなる群より選択され、前記ヘテロシクロ基、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、それぞれ場合により、ハロ、オキソ、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C3〜7シクロアルキル、−CN、−NO、−OR、−NR、−COR、−CO、−CONR、−NRCOR、−NRCO、−NRCONR、−S(O)、−NRSOおよび−SONRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されており、添え字mは、0〜2の整数であるか、または場合により、RとRとが組み合わさって、4員環、5員環または6員環を形成し;
は、独立して、水素、C1〜4アルキルおよびC1〜4ハロアルキルからなる群より選択されるメンバーであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素、C1〜10アルキル、C1〜10ハロアルキル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、アリール、5〜6員環ヘテロアリールおよびアリールC1〜4アルキルからなる群より選択され;ここで、前記RおよびRのそれぞれの脂肪族部分は、ハロ、−OR、−OCOR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rからなる群より選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記アリール部分および前記ヘテロアリール部分は、ハロゲン、−OR、−OC(O)N(R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R、−NRS(O)、−C(O)N(R、−C(O)R、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R、−CO、−NRCO、−CN、−NO、−N(Rおよび−NRS(O)N(Rから選択される1〜3個のメンバーで場合により置換されており、Rは、それぞれ独立して、水素または置換されていないC1〜6アルキルであり;
前記化合物の分子量は、1200未満である、
方法。
【請求項28】
前記式Iの化合物が、実施例52、76、77、95、148、162、170、171、182、184、185および195の化合物からなる群より選択される、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記式(I)の化合物が、
【化364】

またはその医薬的に許容される塩である、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチン、ビルダグリプチン、デナグリプチン、サクサグリプチンおよびアログリプチンからなる群より選択される、請求項27に記載の方法。
【請求項31】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチンまたはビルダグリプチンである、請求項27に記載の方法。
【請求項32】
糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げることにおいて、同時に、別個に、または順に使用するための組み合わせ製剤としての、請求項1に定義されるような式(I)の化合物およびDPP IV阻害剤。
【請求項33】
糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げることにおいて組み合わせて使用するための、請求項1に定義されるような式(I)の化合物およびDPP IV阻害剤。
【請求項34】
糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げることにおいて使用するための、請求項1に定義されるような式(I)の化合物およびDPP IV阻害剤。
【請求項35】
糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げることにおいて、DPP IV阻害剤と組み合わせて使用するための、請求項1に定義されるような式(I)の化合物。
【請求項36】
糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げることにおいて、請求項1に定義されるような式(I)の化合物と組み合わせて使用するための、DPP IV阻害剤。
【請求項37】
糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げるための医薬の製造における、(a)請求項1に定義されるような式(I)の化合物および(b)DPP IV阻害剤の使用。
【請求項38】
糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げるための医薬の製造における、請求項1に定義されるような式(I)の化合物の使用であって、前記医薬がDPP IV阻害剤とともに投与されるか、またはDPP IV阻害剤とともに投与するために調製される、使用。
【請求項39】
糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げるための医薬の製造における、DPP IV阻害剤の使用であって、前記医薬が、請求項1に定義されるような式(I)の化合物とともに投与されるか、または請求項1に定義されるような式(I)の化合物とともに投与するために調製される、使用。
【請求項40】
糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げることに使用するための、請求項1に定義されるような式(I)の化合物であって、DPP IV阻害剤とともに投与されるか、またはDPP IV阻害剤とともに投与するために調製される、化合物
【請求項41】
糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げることに使用するための、DPP IV阻害剤であって、請求項1に定義されるような式(I)の化合物とともに投与されるか、または請求項1に定義されるような式(I)の化合物とともに投与するために調製される、DPP IV阻害剤。
【請求項42】
DPP IV阻害剤ですでに治療された患者において、糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げるための医薬の製造における、請求項1に定義されるような式(I)の化合物の使用。
【請求項43】
請求項1に定義されるような式(I)の化合物ですでに治療された患者において、糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げるための医薬の製造における、DPP IV阻害剤の使用。
【請求項44】
DPP IV阻害剤ですでに治療された患者において、糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げることにおいて使用するための、請求項1に定義されるような式(I)の化合物。
【請求項45】
請求項1に定義されるような式(I)の化合物ですでに治療された患者において、糖尿病を治療し;血中グルコースレベルを下げ;血中インスリンレベルを下げ;血中インクレチンレベルを上げ;血中トリグリセリドレベルを下げ;および/または、グルコース依存性インスリン産生量を上げるための医薬の製造における、DPP IV阻害剤。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図5】
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【図7】
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【図3】
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【図6】
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【公表番号】特表2011−516428(P2011−516428A)
【公表日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−502137(P2011−502137)
【出願日】平成21年3月30日(2009.3.30)
【国際出願番号】PCT/US2009/038847
【国際公開番号】WO2009/123992
【国際公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【出願人】(501467038)メタボレックス, インコーポレイテッド (8)
【Fターム(参考)】