説明

オレフィン重合用触媒

【課題】オレフィン重合触媒として使用したときに分子量を飛躍的に高めたオレフィン共重合体が得られる遷移金属化合物の提供。
【解決手段】遷移金属化合物は、メタロセン誘導体であって、例えば、遷移金属化合物A:ジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、遷移金属化合物B:ジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(3,6−ジ−tert−ブチル−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、遷移金属化合物C:ジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、遷移金属化合物D:ジ(p−トリル)メチレン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリドなどが例示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(2a)で表されることを特徴とする遷移金属化合物(2a);
【化1】

(式中、R1、R3は水素であり、R2、R4は炭化水素基、ケイ素含有基から選ばれ、それぞれ同一でも異なっていてもよい。R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13
は水素、炭化水素基、ケイ素含有基から選ばれ、それぞれ同一でも異なっていてもよく、R5からR12までの隣接した置換基は互いに結合して環を形成してもよい。R14はアリー
ル基であり、R13とR14はそれぞれ同一でも異なっていてもよく、互いに結合して環を形成してもよい。Mは第4族遷移金属であり、Yは炭素原子であり、Qはハロゲン、炭化水素基、アニオン配位子または孤立電子対で配位可能な中性配位子から同一または異なる組合せで選んでもよく、jは1〜4の整数である。)。
【請求項2】
前記一般式(2a)におけるR13、R14が同時にアリール基であることを特徴とする、請求項1記載の遷移金属化合物(3a)。
【請求項3】
(A)請求項1に記載の遷移金属化合物(2a)または請求項2に記載の(3a)と、
(B)(B−1)有機金属化合物、
(B−2)有機アルミニウムオキシ化合物、
(B−3)遷移金属化合物(A)と反応してイオン対を形成する化合物、
とから選ばれる少なくとも1種の化合物とからなるオレフィン重合用触媒。

【図1】
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【公開番号】特開2010−209086(P2010−209086A)
【公開日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−96114(P2010−96114)
【出願日】平成22年4月19日(2010.4.19)
【分割の表示】特願2004−570194(P2004−570194)の分割
【原出願日】平成15年12月26日(2003.12.26)
【出願人】(000005887)三井化学株式会社 (2,318)
【Fターム(参考)】