説明

カムフォロア

【課題】 軸形状を簡素にできて、製造コストを低減でき、かつ誘起スラスト荷重への対応機能に優れたカムフォロアを提供する。
【解決手段】 このカムフォロアは、軸1と、この軸1の先端部に圧入嵌合されたシェル形内輪2と、外周面が従動面3bとされた外輪3と、この外輪3とシェル形内輪2との間に介在する保持器付きころ4とを備える。シェル形内輪2は両端に外径側へ延びるフランジ2bを有し、これら両フランジ2b,2b間に外輪3および保持器付きころ4が組み込まれる。外輪3は、鋼材の削り出し品であるソリッド形とされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、カム機構に組み込まれ、あるいはスライド部材のスライド案内機構等に組み込まれるカムフォロアに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のカムフォロアとして、図5に示す標準的な構造のものや、図6に示す構造のもの(特許文献1)が知られている。図5のカムフォロアは、一端部に外径側へ延びるフランジ11aを形成した軸11に、保持器付きころ14およびソリッド形の外輪13を組み込み、最後に軸11に側板12を圧入して構成される。保持器付きころ14および外輪13は、軸11のフランジ11aと側板12の間に組み込まれる。前記側板12は、軸11の外周に設けられた段差11bで軸方向に固定される。
【0003】
特許文献1に開示のカムフォロア(図6)は、軸21の一端部に内輪付きのシェル形ころ軸受20を組み付けて構成される。シェル形ころ軸受20は、軸21に圧入される片フランジ付きのシェル形内輪22と、外周面が従動面とされたシェル形外輪23と、これら内外輪22,23間に介在する保持器付きころ24とでなる。軸21の縦断面の外周形状は段差の無いストレート形状とされている。
【特許文献1】特開2000−320646号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図5に示す標準構造のカムフォロアの場合、側板12と軸11のフランジ11aとで外輪13の軸方向への移動を規制しており、軸11のフランジ11aの外径寸法をある程度大きくする必要がある。このため、軸11を例えばバー材から旋削して加工する場合などに、旋削量が非常に多くなり加工コストが高くなる。また、軸11の外周に、ころ転走面や側板12の圧入部となる段差などを設ける必要があるため、旋削・研削のコストが高くなる。さらに、軸11のころ転走面はころ16からの荷重を受けるため熱処理して硬化する必要がある。軸11のフランジ形成側とは反対側の端部には、支持部材に取付けるための雄ねじ部11cが加工されているのが一般的で、この雄ねじ部11cは硬化できないため、予め高周波で転走面部のみを熱処理するか、雄ねじ部11cに防浸炭処理を施してから浸炭など熱処理を実施するといった煩雑な処理手順を踏まなければならず、さらにコストが高くなる。
【0005】
特許文献1に開示のカムフォロア(図6)の場合は、軸21にフランジが無く、その縦断面の外周形状を段差の無いストレート形状として、内輪付きのシェル形ころ軸受20を組み付けているので、軸21の形状が簡単で熱処理も不要となりコストの低減が可能である。
しかし、誘起スラスト力への対応が十分でない。すなわち、カムフォロアの使用において、カムと外輪の取付け誤差などにより、外輪に誘起スラスト荷重が発生する場合がある。特許文献1のカムフォロアでは、図6に矢印Pで示すように誘起スラスト荷重が発生すると、シェル形ころ軸受20の内部で保持器25が挟まれたり、保持器25の端面と外輪23の鍔面や内輪22の鍔面の接触部で、摩耗などが発生する恐れがある。この摩耗は、保持器25の端面の接触面積が小さい影響もあって、より生じ易い。
さらに、外輪23がシェル形であり薄肉であるため、カムからの重荷重・衝撃荷重を受けた場合に損傷などが懸念される。また、図7のように軸21を支持部材27に組み込んだ場合に、支持部材27と外輪23の間に適切な隙間を確保して、支持部材27の幅面と外輪23の幅面との接触を避け、摩耗やトルク増が生じないようにする必要がある。しかし、軸21の外周形状がストレート形状であるため、軸方向の位置決めが難しく、支持部材27と外輪23の間に適切な隙間を確保するのが難しい。
【0006】
この発明の目的は、軸形状を簡素にできて、製造コストを低減でき、かつ誘起スラスト荷重への対応機能に優れたカムフォロアを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明のカムフォロアは、一端部が支持部材で支持される軸と、この軸の他端部に圧入嵌合されたシェル形内輪と、外周面が従動面とされた外輪と、この外輪と前記シェル形内輪との間に介在する保持器付きころとを備え、前記シェル形内輪は両端に外径側へ延びるフランジを有し、これら両フランジの間に前記外輪および保持器付きころを組み込んだことを特徴とする。
この構成によると、内輪を両鍔付きとし、かつシェル形として軸に圧入固定するため、軸にフランジや、フランジ固定用の段差を設ける必要がなく、軸が簡素な形状となって、旋削・研削などの加工費が低減され、コスト低下が可能となる。また、内輪を備え、軸の外径面が直接にころ転走面とならないため、熱処理により硬化させる必要がなくて、熱処理の費用も削減でき、さらにコスト低下が可能となる。また、内輪が両フランジを有し、そのフランジ間に外輪および保持器付きころを組み込んだため、外輪に誘起スラスト力が作用しても、保持器が内外輪のフランジ間で挟まれることがない。内輪のフランジと外輪の側面との接触面積も、前記従来の標準的なカムフォロアと同程度に確保でき、誘起スラスト荷重に対する耐摩耗性等についても、上記従来の片フランジ付きのシェル形内輪を用いたカムフォロアに対して、優れたものとなる。
【0008】
この発明において、前記外輪が、鋼材の削り出し品からなり、両側面の内径部に、前記内輪のフランジが嵌まる環状凹部を有するものとしても良い。外輪が鋼材の削り出し品からなると、シェル形外輪と異なり、カムからの重荷重・衝撃荷重を受けた場合にも損傷の恐れがない。外輪が両側面に、内輪のフランジが嵌まる環状凹部を有する場合は、内輪のフランジが突出せず、外輪の従動面の必要幅に対してカムフォロアのローラ部分の全体幅が広くなることが回避できる。
【0009】
この発明において、前記軸の外周形状を段差の無い無段差形状、いわゆるストレート形状としても良い。無段差形状とすることで、軸を形成する場合の旋削・研削などの加工費をさらに低減できる。
【0010】
この発明において、前記軸の外周に、この軸の基端部を支持する支持部材に対する軸方向の位置決め用の段差を設けても良い。
この構成の場合、例えばシェル形内輪を圧入嵌合だけで軸に固定する場合でも、軸を支持部材に締め込んだとき、支持部材による軸方向力がシェル形内輪に働かず、シェル形内輪が軸方向へ抜け落ちるのを防止できる。なお、この構成の場合は、前記軸は、前記位置決め用の段差の他は、段差のない無段差形状とすることが好ましい。
【0011】
この発明において、前記軸の他端部に形成した加締め部で前記シェル形内輪を軸方向に固定しても良い。これにより、圧入だけによる固定に比べて、内輪の固定を堅固にすることができる。加締めによるため、固定作業も簡単に行える。
【0012】
この発明において、前記シェル形内輪を、前記軸に嵌合した止め輪または溶接により軸方向に固定しても良い。この場合も、圧入だけによる固定に比べて、内輪の固定を堅固にすることができる。
【0013】
この発明において、前記シェル形内輪の両端のフランジの片方または両方を、転走面を有するシェル形の内輪本体に対して、別体の側板で構成しても良い。別体の側板を用いると、内輪の両フランジ間に外輪および保持器付きころを組み込む作業が簡単となる。
【0014】
この発明において、前記シェル形内輪の両フランジの片方または両方の内側に、前記外輪の軸方向移動を規制するワッシャーを設けても良い。
このように、外輪の軸方向移動を規制するワッシャーをフランジの内側に設けた場合、フランジの外向き高さを低くできる。そのため、保持器付きころおよび外輪をシェル形内輪に組み込んだ後で、フランジを縁曲げするときの割れなどを防止でき、シェル形内輪を容易に製作できる。
【発明の効果】
【0015】
この発明のカムフォロアは、軸と、この軸の先端部に圧入状態に嵌合させたシェル形内輪と、外周面が従動面とされた外輪と、この外輪と前記シェル形内輪との間に介在する保持器付きころとを備え、前記シェル形内輪は両端に外径側へ延びるフランジを有し、これら両フランジ間に前記外輪および保持器付きころを組み込んだため、軸形状を簡素にできて、製造コストを低減でき、また誘起スラスト荷重に対する保持器挟み込み回避や摩耗低減等の対応機能に優れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
この発明の第1の実施形態を図1と共に説明する。このカムフォロアは、図1(A)に示すように、軸1と、この軸1の先端部に圧入嵌合されたシェル形の内輪2と、ソリッド形外輪3と、このソリッド形外輪3と前記シェル形内輪2との間に介在する保持器付きころ4とを備える。ソリッド形外輪3は、鋼材の削り出し品からなる。シェル形内輪2は、鋼板から深絞り等のプレス加工で形成されたものであり、両端に外径側へ延びるフランジ2bを有し、外周面がころ転走面2aとされる。シェル形内輪2の両フランジ2b,2b間に前記ソリッド形外輪3および保持器付きころ4が組み込まれている。ソリッド形外輪3の内周面はころ転走面3aとされ、外周面が従動面3bとされる。ソリッド形外輪3の両側面における内径部には、シェル形内輪2のフランジ2b,2bが嵌まる環状凹部3cが形成されている。保持器付きころ4は、円筒状の保持器5に設けた周方向複数箇所の各ポケット5aにころ6を回転自在に収容してなる。
【0017】
軸1の基端部には雄ねじ部1aが形成されている。この雄ねじ部1aを、図示しない支持部材の取付け孔に挿入してナットで締付けることにより軸1がその基端部で支持部材に支持される。軸1の外周形状は、前記雄ねじ部1aや図示しない油孔を除いて段差の無い円筒面からなる無段差形状、いわゆるストレート形状とされている。
【0018】
シェル形内輪2は、図1(B)に示すように、両フランジ2bのうち片方のフランジ2bが軸方向に延びてストレート部2b’となった形状でプレス加工される。このように加工されたシェル形内輪2に、その軸方向に延びたストレート部2b’側から保持器付きころ4およびソリッド形外輪3を組み込んだ後で、図1(C)に示すように、前記ストレート部2b’をロール成形などにより外径側に縁曲げすることで、両端に外径側に延びるフランジ2bを有するシェル形内輪2とされる。このように、シェル形内輪2に保持器付きころ4およびソリッド形外輪3を組み込んだ組立品とし、この組立品の状態で、シェル形内輪2が軸1の先端部に圧入嵌合される。シェル形内輪2は、焼入れ等の熱処理が施されたものであるが、縁曲げされるストレート部2b’は、未熱処理部分(又は焼入後に焼鈍しなどにより硬度を低下させる)とされる。
【0019】
シェル形内輪2の圧入嵌合の後に、軸1の先端部は外径側に加締めて加締め部1bとされ、この加締め部1bによりシェル形内輪2が軸方向に固定されている。なお、シェル形内輪2を抜け止めする軸方向固定は、前記加締め部1bによらず、軸1に嵌合した止め輪や溶接(図示せず)により行なっても良く、さらには使用条件によっては圧入嵌合だけでも良い。
【0020】
この構成のカムフォロアによると、内輪2を両鍔付きとし、かつシェル形として軸1に圧入固定するため、軸1にフランジや、フランジ固定用の段差を設ける必要がなく、軸1が簡素な形状となって、旋削・研削などの加工費が低減され、コスト低下が可能となる。また、内輪2を備えていて、軸1の外径面が直接にころ転走面とならないため、熱処理により硬化させる必要がなくて、軸1の熱処理の費用も削減でき、さらにコスト低下が可能となる。また、内輪2が両側にフランジ2b,2bを有し、そのフランジ2b,2b間に外輪3および保持器付きころ4を組み込んだため、外輪3に誘起スラスト力が作用しても、保持器5が内外輪のフランジ間で挟まれることがない。内輪2のフランジ2b,2bと外輪3の側面との接触面積も、前記従来の標準的なカムフォロアと同程度に確保でき、誘起スラスト荷重に対する耐摩耗性等についても、上記従来の片フランジ付きのシェル形内輪を用いたカムフォロアに対して、優れたものとなる。
外輪3が鋼材の削り出し品からなるため、シェル形外輪と異なり、カムからの重荷重・衝撃荷重を受けた場合にも損傷の恐れがない。外輪3は、両側面にシェル形内輪2のフランジ2b,2bが嵌まる環状凹部2c,2cを有するため、シェル内輪2のフランジ2b,2bが、外輪3よりも軸方向に大きく突出せず、外輪3の従動面の必要幅に対してカムフォロアのローラ部分の全体幅が広くなることが回避できる。
【0021】
図2は、この発明の他の実施形態を示す。この実施形態は、図1の実施形態のカムフォロアにおいて、シェル形内輪2の両フランジ2bのうち、片方のフランジ2bを別体の側板で構成したものである。すなわち、この実施形態では、シェル形内輪2の内輪本体2Aとして、片方のフランジ2bのみ有する断面L字状にプレス加工される。この内輪本体2Aに、保持器付きころ4およびソリッド形外輪2を組み込んだ後で、フランジ2bを有する端面とは反対側の端面に、側板からなる別体のフランジ2b′が圧入や溶接等により固定される。その他の構成は、図1の実施形態の場合と同様である。
なお、この実施形態では、片方のフランジ2b′のみを、別体の側板で構成した場合を示したが、両フランジ2bとも別体の側板で構成しても良い。
【0022】
図3は、この発明のさらに他の実施形態を示す。この実施形態は、図1の実施形態のカムフォロアにおいて、軸1の外周に、軸1の基端部を支持する支持部材7に対する軸方向位置決め用の段差1cを設けたものである。シェル形内輪2は、軸1に圧入嵌合させるだけで、加締め部1bによる軸方向の固定は行なっていない。その他の構成は図1の実施形態の場合と同様である。
段差1cは、シェル形内輪2の圧入範囲よりも、支持部材7で支持される基端部寄りの位置に設けられる。図示の例では、段差1cは、シェル形内輪2のフランジ2bの外側面と略同じ軸方向位置であり、僅かに、フランジ2bよりも基端部寄りとされている。この段差1cは、支持部材7で支持される基端部側を、シェル内輪2の圧入嵌合される他端側よりも小径としたものである。
【0023】
このように軸1に段差1cを設けると、シェル形内輪2を圧入嵌合だけで軸1に固定する場合でも、軸1を支持部材7に挿入して雄ねじ部1aをナットで締め込んだとき、支持部材7による軸方向力は軸1の段差1cに作用するだけでシェル形内輪2には作用せず、シェル形内輪2が軸方向へ抜け落ちるのを確実に防止できる。
【0024】
図4は、この発明のさらに他の実施形態を示す。この実施形態は、図1の実施形態のカムフォロアにおいて、シェル形内輪2の両フランジ2bのうち、片方のフランジ2bの内側に、ソリッド形外輪3の軸方向移動を規制するワッシャー8を設け、その片方のフランジ2bの外径側への突出高さを、もう片方のフランジ2bよりも低くしたものである。この場合、内側にワッシャー8を設けるフランジ2bは、ソリッド形外輪3および保持器付きころ4を組み込んだ後に縁曲げする側のフランジ2bであり、その突出高さとして縁曲げ時の割れなどの問題により設計上必要な高さを十分確保できない場合に適用できる。その他の構成は、図1の実施形態の場合と同様である。
【0025】
このように、ソリッド形外輪3の軸方向移動を規制するワッシャー8をフランジ2bの内側に設けることで、フランジ2bの外径側への突出高さを低くすると、保持器付きころ4およびソリッド外輪3をシェル形内輪2に組み込んだ後で、フランジ2bを縁曲げするときの割れなどを防止でき、シェル形内輪2の製作がより容易となる。なお、この実施形態では、支持部材で支持される基端部寄りのフランジ2bの内側にワッシャー8を設けた場合を示したが、先端部側のフランジ2bの内側に設けても、両フランジ2bの内側に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】(A)はこの発明の第1の実施形態にかかるカムフォロアの半部断面図、(B),(C)は同カムフォロアの内輪への保持器付きころおよび外輪の組み込み手順の説明図である。
【図2】この発明の他の実施形態にかかるカムフォロアの半部断面図である。
【図3】この発明のさらに他の実施形態にかかるカムフォロアの半部断面図である。
【図4】この発明のさらに他の実施形態にかかるカムフォロアの半部断面図である。
【図5】従来例の半部断面図である。
【図6】他の従来例の断面図である。
【図7】同従来例を支持部材で支持した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0027】
1…軸
1b…加締め部
1c…段差
2…シェル形内輪
2b…フランジ
3…ソリッド形外輪
3b…従動面
4…保持器付きころ
5…保持器
6…ころ
7…支持部材
8…ワッシャー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸と、この軸の先端部に圧入状態に嵌合させたシェル形内輪と、外周面が従動面とされた外輪と、この外輪と前記シェル形内輪との間に介在する保持器付きころとを備え、前記シェル形内輪は両端に外径側へ延びるフランジを有し、これら両フランジ間に前記外輪および保持器付きころを組み込んだことを特徴とするカムフォロア。
【請求項2】
請求項1において、前記外輪が、鋼材の削り出し品からなり、両側面の内径部に、前記内輪のフランジが嵌まる環状凹部を有するカムフォロア。
【請求項3】
請求項1または請求項2において、前記軸の外周形状を段差の無い無段差形状としたカムフォロア。
【請求項4】
請求項1または請求項2において、前記軸の外周に、この軸の基端部を支持する支持部材に対する軸方向位置決め用の段差を設けたカムフォロア。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、前記軸の先端部に形成した加締め部で前記シェル形内輪を軸方向に固定したカムフォロア。
【請求項6】
請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、前記シェル形内輪を、前記軸に嵌合した止め輪または溶接により軸方向に固定したカムフォロア。
【請求項7】
請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、前記シェル形内輪の両端のフランジの片方または両方を、転走面を有するシェル形の内輪本体に対して、別体の側板で構成したカムフォロア。
【請求項8】
請求項1ないし請求項7のいずれか1項において、前記シェル形内輪の両フランジの片方または両方の内側に、前記外輪の軸方向移動を規制するワッシャーを設けたカムフォロア。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−299819(P2009−299819A)
【公開日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−156235(P2008−156235)
【出願日】平成20年6月16日(2008.6.16)
【出願人】(000102692)NTN株式会社 (9,006)
【Fターム(参考)】