説明

コネクタ

【課題】リテーナが半挿入状態にあることを確実に検知できるようにする。
【解決手段】第1ハウジング20には、第2ハウジング40を嵌合可能な筒状のフード部21が形成されている。第2ハウジング40には、端子金具80及びリテーナ60が装着されている。フード部21の内面のうち、一面には誘導部29が突出して形成され、一面と対向する他面には突き当て部27が突出して形成されている。リテーナ60が第2ハウジング40に正規深さで挿入されない半挿入状態の場合に、第2ハウジング40がフード部21内に嵌合される過程で誘導部29を摺動することにより、第2ハウジング40が突き当て部27側へ変位させられ、もってリテーナ60が突き当て部27に突き当てられて、第2ハウジング40の嵌合動作がそれ以上に進まないようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のコネクタは、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジングを備えている。第1ハウジングには、第2ハウジングを嵌合可能な筒状のフード部が形成されている。第2ハウジングには、端子金具及びリテーナが装着されている。リテーナは、端子金具の挿抜を許容する仮係止位置と、端子金具を抜け止めする本係止位置とに移動可能とされている。リテーナには突起が形成され、リテーナが仮係止位置にある状態では、突起がフード部の開口縁に干渉して、第2ハウジングの嵌合動作が進まず、リテーナが未だ仮係止位置に留まっている半挿入状態であることがわかるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−50384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、両ハウジングの嵌合時に、フード部の内面と第2ハウジングの外面との間には所定のクリアランスが空いており、このクリアランスによって両ハウジング間の嵌合抵抗が過大にならないようになっていた。しかし、クリアランスによってフード部内における第2ハウジングの遊動も許容されるため、リテーナが半挿入状態のときでも、突起がフード部の内側に入り込む可能性があり、ひいては第2ハウジングがフード部内に無理やり嵌合されるおそれがあった。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リテーナが半挿入状態にあることを確実に検知できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジングを備え、前記第1ハウジングには、前記第2ハウジングを嵌合可能な筒状のフード部が形成され、前記第2ハウジングには、端子金具及びリテーナが装着され、前記リテーナが、前記第2ハウジングの外面に突出する状態から前記第2ハウジング内に深く挿入されることにより、前記端子金具の前記第2ハウジングからの抜け止めがなされるものであって、前記フード部の内面のうち、一面には誘導部が突出して形成され、前記一面と対向する他面には突き当て部が突出して形成され、前記リテーナが前記第2ハウジングに正規深さで挿入されない半挿入状態の場合に、前記第2ハウジングが前記フード部内に嵌合される過程で前記誘導部を摺動することにより、前記第2ハウジングが前記突き当て部側へ変位させられ、もって前記リテーナが前記突き当て部に突き当てられて、前記第2ハウジングの嵌合動作がそれ以上に進まない構成とされているところに特徴を有する。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記誘導部の先端が、前記突き当て部の先端よりも前記フード部の奥面から離れた位置に配置されているところに特徴を有する。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記リテーナが、前記第2ハウジングにおいて、この第2ハウジングの前記フード部内への嵌合方向中間部に配置されているところに特徴を有する。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記突き当て部が、前記第2ハウジングの前記フード部内への嵌合方向と直交する幅方向に関して、前記リテーナの幅方向中央部及び両端部と対応する位置に複数配置されているところに特徴を有する。
【発明の効果】
【0010】
<請求項1の発明>
リテーナが半挿入状態の場合に、フード部内に嵌合される過程の第2ハウジングが誘導部を摺動することにより、第2ハウジングが突き当て部側へ変位させられ、もってリテーナが突き当て部に突き当てられて、第2ハウジングの嵌合動作がそれ以上に進まないようになっているため、誘導部によってリテーナが突き当て部に確実に突き当てられる。したがって、リテーナが半挿入状態であることを確実に知ることができる。
【0011】
<請求項2の発明>
誘導部の先端が突き当て部の先端よりもフード部の奥面から離れた位置に配置されているから、簡単な構造で、第2ハウジングが誘導部に確実に誘導されるとともに、リテーナが突き当て部に確実に突き当てられる。
【0012】
<請求項3の発明>
リテーナが第2ハウジングの嵌合方向中間部に配置されているため、第2ハウジングがフード部内にある程度の深さ嵌合されたところでリテーナが半挿入状態にあることを知ることができる。その結果、リテーナの半挿入検知の信頼性が高められる。
【0013】
<請求項4の発明>
突き当て部がリテーナの幅方向中央部及び両端部と対応する位置に複数配置されているため、半挿入状態にあるリテーナがフード部内で幅方向のいずれに傾いていても、いずれかの突き当て部に突き当てられる。その結果、リテーナの半挿入検知の信頼性がより高められる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態1に係るコネクタの断面図である。
【図2】リテーナが仮係止位置にある場合に、第1ハウジングに第2ハウジングを嵌合させる前の状態の断面図である。
【図3】リテーナが仮係止位置にある場合に、第1ハウジングに第2ハウジングを嵌合させる途中の状態の断面図である。
【図4】リテーナが仮係止位置にある場合に、リテーナが突き当て部に突き当てられて、第2ハウジングの嵌合動作がそれ以上進まない状態の断面図である。
【図5】リテーナが本係止位置に装着された第2ハウジングの断面図である。
【図6】リテーナが本係止位置に装着された第2ハウジングの側面図である。
【図7】リテーナが本係止位置に装着された第2ハウジングの正面図である。
【図8】リテーナが本係止位置に装着された第2ハウジングの底面図である。
【図9】第1ハウジングの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図9によって説明する。実施形態1に係るコネクタ10は、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジング20、40を備えている。なお、以下の説明において前後方向については、両ハウジング20、40の相互の嵌合面側を前方とする。
【0016】
第1ハウジング20は合成樹脂製であって、図2及び図9に示すように、その前方に、第2ハウジング40を嵌合可能な複数のフード部21が突出して形成されている。各フード部21は、開口寸法を異にする複数種で構成され、大型のフード部21が高さ方向中央部に配置され、小型のフード部21が高さ方向両端部に配置されている。また、フード部21の周囲は、囲繞部22によって取り囲まれ、フード部21と囲繞部22との間には、第2ハウジング40の外周部48(後述する)が嵌合する空間部23が保有されている。
【0017】
各フード部21の奥壁26には、図示しない相手コネクタに装着された雄タブを挿入可能な複数のタブ挿入孔24が開口して形成されている。そして、各フード部21の左右(幅方向両側)の内面には、撓み可能な一対のロック受け部25が後方に突出して形成されている。
【0018】
また、各フード部21の下側の内面(本発明の他面であって高さ方向他側面)には、複数の突き当て部27が突出して形成されている。突き当て部27は、各フード部21の奥壁26から前方へ向けて、前後方向(フード部21内への第2ハウジング40の嵌合方向)に細長く延びるリブ状の形態とされている。突き当て部27の先端は、フード部21の前後方向中央よりも後方に位置し、上下(高さ方向)に略垂直に切り立つ突き当て面28を有している。そして、各突き当て部27は、フード部21の下側の内面において、幅方向中央部及び両端部のそれぞれに間隔をあけて配置され、後述するリテーナ60の幅方向中央部及び両端部と対応する位置に配置されている。
【0019】
一方、各フード部21の上側の内面(本発明の一面であって高さ方向一側面)には、複数の誘導部29が突出して形成されている。誘導部29は、各フード部21の奥壁26から前方へ向けて、前後方向に細長く延びるリブ状で、かつ突き当て部27よりも幅狭の形態とされている。誘導部29の先端は、突き当て部27の先端よりもフード部21の奥壁26から離れた位置となる開口面側に配置されている。
【0020】
また、誘導部29の前端部には、フード部21の前後方向ほぼ中央から先端にかけて、次第に肉厚を減じる切除部30が形成され、切除部30の下面には、テーパ状の誘導斜面31が形成されている。切除部30は、突き当て部27と前後方向に重なり合わない位置に配置されている。そして、各誘導部29は、フード部21の上側の内面において、幅方向中央部及び両端部のそれぞれに間隔をあけて配置され、幅方向に関して各突き当て部27と重なり合う位置に配置されている。
【0021】
続いて、第2ハウジング40について説明すると、第2ハウジング40は合成樹脂製であって、図5ないし図8に示すように、全体として幅方向に扁平なブロック状のハウジング本体41を有している。ハウジング本体41には、複数のキャビティ42が前後方向に貫通して形成されている。各キャビティ42は、幅方向に一列となって配置され、その下側の内面には、撓み可能なランス43が前方に突出して形成されている。各キャビティ42内には、後方から端子金具80が挿入され、正規挿入された端子金具80がランス43によって弾性的に抜け止めされるようになっている。
【0022】
端子金具80は導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、相手側のタブを挿入接続可能な筒状の端子接続部81と、端子接続部81の後方に位置する電線接続部82とを有している。電線接続部82は、電線90の端末部にかしめ付けして接続されている。ハウジング本体41の左右の外面には、一対のロック部83が突出して形成されている。各ロック部83は、上下に分断された形態をなしている。
【0023】
ハウジング本体41の下面には、リテーナ60の装着孔44が開口して形成されている。装着孔44は、幅方向に細長いスリット状をなし、全キャビティ42に連通する深さをもって構成されている。また、装着孔44は、ランス43の根元の直後方となるハウジング本体41の前後方向ほぼ中央部に配置されている。
【0024】
リテーナ60は、幅方向に細長いリテーナ本体61と、リテーナ本体61の上面に突出する複数の係止突起62とを有している。そして、リテーナ60は、第2ハウジング40に対して仮係止位置と本係止位置との間を移動可能に装着されている。仮係止位置では、リテーナ本体61の下端部がハウジング本体41の下面から突出するとともに、係止突起62がキャビティ42から退避することによって端子金具80のキャビティ42への挿抜が許容される。一方、本係止位置では、リテーナ本体61がハウジング本体41側へ押し込まれてリテーナ本体61の下面とハウジング本体41の下面とがほぼ面一に揃えられるとともに、係止突起62がキャビティ42内に進入して端子金具80を係止可能に配置され、もって端子金具80のキャビティ42からの抜け止めがなされる。
【0025】
ハウジング本体41の後端部には、ゴム製のシール部材45が後方から装着され、さらにシール部材45の抜け止めをなすカバー46が後方から装着されている。カバー46には、シール部材45に後方から当接する押さえ部47が形成され、かつ押さえ部47の外側に張り出してシール部材45の周囲を覆う筒状の外周部48が形成されている。シール部材45には、電線90に密着可能な電線密着孔49が貫通して形成され、押さえ部47には、電線90を挿通可能な電線通し孔50が貫通して形成されている。ここで、端子金具80は電線通し孔50から電線密着孔49を経てキャビティ42内に挿入される。端子金具80がキャビティ42内に正規挿入された状態では、電線密着孔49の内周面に電線90の外周面が密着される。また、第2ハウジング40がフード部21内に正規嵌合されると、フード部21の内周面にシール部材45の外周面が密着される。これにより、電線90とハウジングとの間がシール部材45を介して液密にシールされる。
【0026】
外周部48の上側の外面には、複数の誤組付防止用のリブ51が突出して形成されている。各リブ51は、第1ハウジング20に形成されたリブ受け部34に嵌合可能とされている。第2ハウジング40がフード部21内に正規姿勢で嵌合される場合には、各リブ51が対応するリブ受け部34に進入して第2ハウジング40の嵌合動作が許容され、第2ハウジング40が正逆反転姿勢をとる場合には、各リブ51がフード部21の前端縁と干渉して第2ハウジング40の嵌合動作が規制されるようになっている。
【0027】
本実施形態に係るコネクタ10の構造は上述の通りであり、次に、第1、第2ハウジング20、40の嵌合作業について説明する。
【0028】
まず、第1ハウジング20のフード部21に第2ハウジング40を正対させ、その状態で、フード部21内に第2ハウジング40を嵌合させる。嵌合の過程では、第2ハウジング40の上面が誘導部29の誘導斜面31を摺動して、第2ハウジング40が突き当て部27側となる下方へ変位させられる。この場合に、リテーナ60が第2ハウジング40に正規深さで押し込まれて本係止位置に至っていれば、リテーナ60が突き当て部27の突き当て面28に突き当てられることはなく、リテーナ本体61の下面及びハウジング本体41の下面が突き当て部27の上面に当接する。したがって、フード部21の奥側へ第2ハウジング40を押し込むことにより、リテーナ本体61の下面及びハウジング本体41の下面が突き当て部27の上面を摺動するとともに、ハウジング本体41の上面が誘導部29の下面を摺動して、第2ハウジング40がフード部21内に正規深さで嵌合される(図1を参照)。こうして、第1、第2ハウジング20、40が正規嵌合されると、ロック部83がロック受け部25を弾性的に係止して、両ハウジング20、40が嵌合状態に保持される。また、シール部材45と外周部48との間にフード部21が挟み込まれ、かつカバー46の後端が第1ハウジング20の前端とほぼ面一に揃えられる。
【0029】
一方、リテーナ60が仮係止位置から本係止位置に至る過程で留め置かれている状態又はリテーナ60が仮係止位置に止まっている状態(以下、両状態を半挿入状態という)にある場合には、リテーナ60のリテーナ本体61の下端部がハウジング本体41から突出して配置されることになる(図2を参照)。このため、誘導部29によって第2ハウジング40が突き当て部27側へ変位させられると、半挿入状態にあるリテーナ60のリテーナ本体61の下端前縁部が突き当て部27の突き当て面28に突き当てられて、第2ハウジング40の嵌合動作の進行が停止される。(図3及び図4を参照)。このとき、仮に、第2ハウジング40がフード部21内で遊動する範囲で、リテーナ60が幅方向に傾いていたとしても、その傾き方向に位置する左右いずれかの突き当て部27にリテーナ60が突き当てられる。したがって、第2ハウジング40の嵌合動作が進まないことをもって、リテーナ60が半挿入状態にあることを知ることができる。なお、図示実施形態の場合、半挿入状態にあるリテーナ60が突き当て部27に突き当てられた状態で、突き当て部27の突き当て面28とフード部21の内面との間における略L字の段付き部36に、リテーナ本体61の下端前方の角部がほぼ適合して嵌合される。
【0030】
以上説明したように、本実施形態によれば、リテーナ60が半挿入状態にある場合に、フード部21内に嵌合される過程の第2ハウジング40が誘導部29を摺動することにより、第2ハウジング40が突き当て部27側へ変位させられ、もってリテーナ60が突き当て部27に突き当てられて、第2ハウジング40の嵌合動作がそれ以上に進まないようになっているため、誘導部29による誘導によってリテーナ60が突き当て部27に確実に突き当てられる。したがって、リテーナ60が半挿入状態であることを確実に知ることができる。
【0031】
また、誘導部29の先端が突き当て部27の先端よりもフード部21の奥面から離れた位置に配置されているから、簡単な構造で、第2ハウジング40が誘導部29に確実に誘導されるとともに、リテーナ60が突き当て部27に確実に突き当てられる。
【0032】
さらに、リテーナ60が第2ハウジング40の嵌合方向中間部に配置されているため、第2ハウジング40がフード部21内にある程度の深さ嵌合されたところでリテーナ60が半挿入状態にあることを知ることができる。その結果、リテーナ60の半挿入検知の信頼性が高められる。
【0033】
さらにまた、突き当て部27がリテーナ60の幅方向中央部及び両端部と対応する位置に複数配置されているため、半挿入状態にあるリテーナ60がフード部21内で幅方向のいずれに傾いていても、いずれかの突き当て部27に突き当てられる。その結果、リテーナ60の半挿入検知の信頼性がより高められる。
【0034】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)第1ハウジングに相手の端子金具が装着され、第1、第2ハウジングの嵌合動作に伴って両端子金具が電気的に接続される構成であってもよい。
(2)リテーナの外面の一部に突起が形成され、仮係止位置では、突起のみがハウジングの外面に突出し、リテーナが半挿入状態にあるときに、この突起が突き当て部に突き当てられるものであってもよい。
(3)リテーナが本係止位置にあるときに、リテーナ本体がハウジング本体の外面に小さく突出され、あるいはリテーナ本体がハウジング本体の内部に引っ込む構成であってもよい。
【符号の説明】
【0035】
10…コネクタ
20…第1ハウジング
21…フード部
27…突き当て部
29…誘導部
40…第2ハウジング
60…リテーナ
80…端子金具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに嵌合可能な第1、第2ハウジングを備え、
前記第1ハウジングには、前記第2ハウジングを嵌合可能な筒状のフード部が形成され、
前記第2ハウジングには、端子金具及びリテーナが装着され、前記リテーナが、前記第2ハウジングの外面に突出する状態から前記第2ハウジング内に深く挿入されることにより、前記端子金具の前記第2ハウジングからの抜け止めがなされるものであって、
前記フード部の内面のうち、一面には誘導部が突出して形成され、前記一面と対向する他面には突き当て部が突出して形成され、
前記リテーナが前記第2ハウジングに正規深さで挿入されない半挿入状態の場合に、前記第2ハウジングが前記フード部内に嵌合される過程で前記誘導部を摺動することにより、前記第2ハウジングが前記突き当て部側へ変位させられ、もって前記リテーナが前記突き当て部に突き当てられて、前記第2ハウジングの嵌合動作がそれ以上に進まない構成とされていることを特徴とするコネクタ。
【請求項2】
前記誘導部の先端が、前記突き当て部の先端よりも前記フード部の奥面から離れた位置に配置されている請求項1記載のコネクタ。
【請求項3】
前記リテーナが、前記第2ハウジングにおいて、この第2ハウジングの前記フード部内への嵌合方向中間部に配置されている請求項1又は2記載のコネクタ。
【請求項4】
前記突き当て部が、前記第2ハウジングの前記フード部内への嵌合方向と直交する幅方向に関して、前記リテーナの幅方向中央部及び両端部と対応する位置に複数配置されている請求項1ないし3のいずれか1項記載のコネクタ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2012−84350(P2012−84350A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−228894(P2010−228894)
【出願日】平成22年10月8日(2010.10.8)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【Fターム(参考)】