コンパクトディスク収納用包装容器
【課題】CD収納容器が簡単な構造であり、しかも薄い包装容器であって少なくとも二枚のCDを収納することができ、クッション性を有し往復郵便での貸し借りや交換等が可能なコンパクトディスク収納用包装容器を提供する。
【解決手段】二枚の表側シートと裏側シートと、二枚の表側シートのうち内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に不織布3を配置する。内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の上部の所定の位置にファスナFを取り付ける。 裏側シート2aは、表側シート1aおよび表側シート1bよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤6が塗布されて剥離シート7が載せてある。また、両端部は、前記二枚の表側シート(1q 、1b)と裏側シート2aと不織布3とが製作時の溶断により一体に密着固定されると共に下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールされて成る。
【解決手段】二枚の表側シートと裏側シートと、二枚の表側シートのうち内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に不織布3を配置する。内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の上部の所定の位置にファスナFを取り付ける。 裏側シート2aは、表側シート1aおよび表側シート1bよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤6が塗布されて剥離シート7が載せてある。また、両端部は、前記二枚の表側シート(1q 、1b)と裏側シート2aと不織布3とが製作時の溶断により一体に密着固定されると共に下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールされて成る。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンパクトディスク(以下、CDとする)を収納してそのまま販売したり、保管したり或いは貸し出したりすることが可能で、特に販売やリースする際往復郵便を利用することのできるCD収納用包装容器(CD収納用包装袋体)に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、CDを販売したり、購入したCDを保管する場合、図20に示すようなCD収納ケース21が利用される。即ち、この収納ケース21は、硬質の合成樹脂製例えばポリカーボネート樹脂製の矩形でCD収容空間22を形成したCD収容部本体23に蓋24をするようにしたもので、更にCDを収容し蓋23の内側から表側に説明文や宣伝文句を印刷した紙のカード25を入れるようにしてある。このような収納ケース21を硬質の樹脂製とするのは、長期間の使用に耐えかつ内部のCDを保護したり、衝撃で破損しないようにするためである。
【0003】
しかしながら、従来の図20に示すような硬質のCD収納ケース21は、相当の厚みがあり、衝撃にも弱く割れやすいという欠点がある。また、販売時や保管時にも相当嵩張るので保管時には比較的大きなスペースを必要とし、郵送するにも不便である。特に往復用として郵送する場合あて先の住所、氏名を記載したシールを貼り替えなければならず不便である。そこで、図21および図22に示すような往復便に使用可能なCD収納用封筒が提案されている(特許文献1)。
【0004】
このCD収納用封筒は、表面シート31と裏面シート32とよりなる封筒であって、前記裏面シート32には折線33との間にフラップ34を連設してある。該フラップ34には、窓部35を設けた往診用宛名36が設けられている。また、表面シート31には前記窓部35を設けた往診用宛名36と重なるように返信用宛名37が設けられている。そして、図22に示すように、封筒内には二つ折りとした宛名台紙38の間にCD10を挟んで入れ、往診時には、フラップ34の往診用宛名36を使用し、返信時にはフラップ34のミシン目39を破って表面シートの返信用宛名37を使用する。
【0005】
また、従来の硬質のCD収納ケースに代わるものとしてCD等の記録媒体を収納する収納ケース11が提案されている。即ち、この収納ケース11は、矩形状に形成される第1シート部材12と、この第1シート部材12の裏面に接着される第2シート部材13と、前記第1シート部材12の表面に接着される第3シート部材14及び第4シート部材15と、この第4シート部材15に接着レレル保護シート部材16と、この保護シート部材16に接着される第5シート部材17と、前記第1シート部材12に接着される第6シート部際18とから構成されている(特許文献2)。
【0006】
【特許文献1】実用新案登録第3148415号
【特許文献2】特許第3975106号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のCD(DVD)収納用ケースは、硬質のケース空間に一枚収容するのみであり、衝撃に弱く販売時や保管時に比較的スペースを必要とする点が問題である。また、CD収納用封筒は、宛名台紙を二つ折りとしてCD(DVD)を挟んで収納するものでフラップを曲げたり、折ったり、ミシン目から切り離したり等の作業を必要とし、少なくとも3枚のシートが必要で製造時比較的煩雑である。更に、第1シート部材から第6シート部材を必要とするものは、加工作業や組み込み作業が多く、これも製造時比較的煩雑である。また、使用時の開封においても比較的面倒であり、途中で破損することもある。
【0008】
最近は、CD(DVD)を収納した状態でカードにCDの内容の説明や広告を表示して販売し、購入者も一々CD等を移し替えて保管するのではなく、そのまま(購入した状態のまま)保管する方が便利である。この場合、購入者も一々CD等を移し替えて保管するのではなく、聞きたいCDの内容の説明や広告を表示して保管する方が、聞きたいCDを見つけやすく面倒がない。また、CDやDVDのレンタル店では、借りる人は店頭まで出かけなくても自宅からレンタル店へ注文し郵便で借り受け、視聴が済んだら再び郵便で返却する等のリース形態が多くなっている。従って、郵便を介してCD等を貸借し返却するのに適したコンパクトディスク収納用包装容器があれば便利である。
【0009】
本発明は、上記課題に対処するためになされたものであり、CD収納容器が簡単な構造であり、しかも薄い包装容器であって少なくとも二枚のCDを収納することができ、クッション性を有し往復郵便での貸し借りや交換等が可能なコンパクトディスク収納用包装容器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コンパクトディスク収納用包装容器が、二枚の表側シートと裏側シートと、
前記二枚の表側シートのうち内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に配置される薄い柔軟材3と、
前記内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナFと、より成り、
裏側シート2aは、表側シート1aおよび表側シート1bよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤6が塗布されて剥離シート7が載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シート(1a、1b)と裏側シート2aと不織布3とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールして成ることを特徴としている。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、コンパクトディスク収納用包装容器が、二枚の表側シートと裏側シートと、
前記二枚の表側シートのうち内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に配置される薄い柔軟材3と、
前記内側の表側シート1bと、裏側シート2aとの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナFと、より成り、
前記外側の表側シート1aには窓1cを形成し、裏側シート2aは表側シート1aおよび表側シート1bよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤6が塗布されて剥離シート7が載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シート(1a、1b)と裏側シート2aと不織布3とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールして成ることを特徴としている。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、コンパクトディスク収納用包装容器が、二枚の裏側シートと表側シートと、
前記二枚の裏側シートのうち、内側の裏側シート2bと表側シート1aとの間に配置される薄い柔軟材3と、
より成り前記外側の裏側シート2aと内側の裏側シート2bとを上下で折り返すとともに前記内側の表側シート1aと内側の裏側シート2bの間の上部の所定の位置にファスナFを取り付け、
前記外側の裏側シート2aは内側の裏側シート2bおよび表側シート1aよりも長く製作され且つ下部近傍には接着剤6が塗布されて剥離シート7が載せてあり、
両端部は、前記二枚の裏側シート(2a、2b)と表側シート1aと不織布3とが製作時の溶断により一体に密着固定され、これら二枚の裏側シートと表側シートとの上端部は一体にシールして成ることを特徴としている。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、前記各請求項におけるコンパクトディスク収納用包装容器が、内側の表側シートと裏側シートとの上部にバインダ用孔を穿設してなることを特徴としている。
【0014】
更に、請求項5に記載の発明は、コンパクトディスク収納用包装容器が、二枚の表側シートと裏側シートと、
前記内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に配置される薄い柔軟材3と、
前記内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナFと、より成り、
裏側シート2aは二枚の表側シート1aおよび表側シート1bよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤6が塗布されて剥離シート7が載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シートと裏側シートと不織布とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールされ、
開口部16から90度横であって、表側シート1a、1bと裏側シート2aと薄い柔軟材3の端部から所定の位置(残りの幅にCDの直径が入る程度)を熱溶着シールして、成ることを特徴としている。
【0015】
また、請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記横から所定の位置にバインダ用孔を穿設して成ることを特徴としている。
【発明の効果】
【0016】
CDやDVDを収納してそのまま販売することが出来るし、購入者はそのまま購入した状態で保管することができるので、面倒がない。本発明のコンパクトディスク収納用包装容器は、全体的に厚みが薄く且つ薄い柔軟材(不織布等)のクッション性のある材料を入れて且つ二枚のCDやDVDを収納することができるので大きなスペースを必要としない。また、本発明のコンパクトディスク収納用包装容器は、落下させたり、或いは他の物に当たっても衝撃がかからず破損しにくい。特に、第2の実施例においては、送信用のカードと返信用のカードを二枚入れることができるので往復便として使用することができる。レンタル店等においては、店側も利用者側も面倒がなく繰り返し利用しやすい。往復便でなくても簡単に「ゆうメール」を利用して送信することができる。
【0017】
本発明のコンパクトディスク収納用包装容器は、透明な合成樹脂材を利用して安く製作することができ、利用範囲も広いのでCDだけでなく、文房具や簡単な衣類、プレゼント用品等にも応用することができ商品の生産・販売活動を間接的に刺激することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明のコンパクトディスク収納用包装容器の第1の実施例の正面図である。
【図2】本発明のコンパクトディスク収納用包装容器を示す図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図3(A)は、図2のP部拡大図であり、図3(B)は、図2のQ部拡大図であり、図3(C)は、図2のR部拡大図である。
【図4】図4(A)は、図1のB−B矢視断面図であり、図4(B)は、図4(A)のM部拡大図である。
【図5】本発明のCD収納用包装容器の第1の実施例にCDを収納し密封した状態の正面図である。
【図6】図6(A)は図5のC−C矢視断面図であり、図6(B)は、図6(A)のN部拡大図である。
【図7】本発明のCD収納用包装容器の第2の実施例の正面図である。
【図8】図8(A)は、図7のD−D矢視断面図であり、図8(B)は図8(A)のS部拡大図である。
【図9】本発明のCD収納用包装容器の第2の実施例であって、CDを収納し、切手を貼り、宛名を記載した紙を貼り付けた状態の正面図である。
【図10】図10(A)は、図9のE−E矢視断面図であって、本第2の実施例のCD収納用包装容器にCDを収納し密封した状態を示す図であり、図10(B)は、図10(A)のV部拡大図である。
【図11】本発明のCD収納用包装容器の第3の実施例の正面図である。
【図12】図12(A)は図11のF−F矢視断面図てあり、図12(B)は、図12のS部拡大図であり、図12(C)は、図12(A)のT部拡大図である。
【図13】本発明のCD収納用包装容器の第3の実施例にCDを収納し密封した状態の正面図である。
【図14】図14(A)は図5のG−G矢視断面図であり、図14(B)は、図14(A)のU部拡大図であり、図14(C)は図14(A)のW部拡大図である。
【図15】本発明のCD収納用包装容器の第4の実施例の正面図である。
【図16】図16(A)は図15のH−H矢視断面図てあり、図16(B)は、図16(A)のX部拡大図であり、図16(C)は、図16(A)のY部拡大図である。
【図17】図17(A)は、図15のI−I矢視断面図であり、図17(B)は、図17(A)のZ部拡大図である。
【図18】本発明のCD収納用包装容器の第4の実施例であって、CDを収納し、切手を貼り、宛名を記載した状態の正面図である。
【図19】図19(A)は、図18のJ−J矢視断面図であり、図19(B)は、図19(A)のK部拡大図であり、図19(C)は、図19(A)のL部拡大図である。
【図20】従来のCD収納用包装容器の全体斜視図である。
【図21】従来のCD収納用包封筒の正面ずである。
【図22】図21に示す従来のCD収納用封筒を構成するフラップを開いた状態の正面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図面を参照して本願発明の具体的な実施の形態を詳述する。
【0020】
図1は、本発明のコンパクトディスク収納用包装容器(以下、CD収納用包装容器とするが、CDにはDVDも含まれる)の第1の実施例の正面図である。図2は図1のA−A矢視断面図である。図3(A)は、図2のP部拡大図であり、図3(B)は、図2のQ部拡大図であり、図3(C)は、図2のR部拡大図である。また、図4(A)は、図1のB−B矢視断面図であり、図4(B)は、図4(A)のM部拡大図である。
【0021】
図1及び図2そして図3(A)、(B)、(C)に示すように、本発明のCD収納用容器は、裏側シート2aと、表側に二枚を重ねた外側の表側シート1aと、内側の表側シート1bと、裏側シート2aと、前記内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に配置される薄い柔軟材(例えば不織布シート)3(以下、不織布3とする)と、で構成される。前記内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の上端部の適当な位置には、ファスナFが取り付けてあるが、該ファスナFは、一方には凸条部f1設けた雄型ファスナF1と、他方には該凸条部f1を嵌合する凹条部f2を設けた雌型フエスナF2とから成る。そして、該ファスナFにより前記不織布3を配置した内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の空間4を密封したり、開放することができるようにしてある。なお、二枚の表側シート1aと、1bBと、裏側シート2aと不織布3の合わさった下端部は、熱溶着してある。また、裏側シート2aと内側の表側シート1bにはバインダに綴じるときの孔9、9が穿設してあるが、この孔9は設けても設けなくても良い。以下の第2の実施例と第3の実施例でも同様である。
【0022】
尚、上記および下記において「表側」と「裏側」という表現は便宜的な表現であり、一方を「表側」、他方を「裏側」というに過ぎず、逆であっても良い。
【0023】
次に、図4に示すように、二枚の表側シート1aと、1bと、裏側シート2aと不織布3の合わさった両端部5a、5aは、製作時の溶断により一体に密着固定された状態となる。そして図3(C)及び図4(B)に示すように、本発明のCD収納用包装容器は、不織布3の前後にCDを収納する空間4、4が形成される。また、外側の表側シート1aと、内側の表側シート1bとの間の空間8には、CDに関する情報(音楽の題名や歌手名・作曲家名、映画の題名や出演者等、広告)の説明用のカード12(図6(B)参照)を収納することができる。また、図1と図2および図3(A)に示すように、本発明のCD収納用容器は、裏側シート2aが表側シート1aおよび表側の内側シート1bよりも長く製作され、上部近傍には接着剤6が塗布され、剥離シート7が載せてある。
【0024】
図5は、本発明のCD収納用包装容器の第1の実施例にCD10を収納し密封した状態の正面図であり、図6(A)は図5のC−C矢視断面図であり、図6(B)は、図6(A)のN部拡大図である。
これらの図に示すように、本発明のCD収納用包装容器は、CD10を、不織布3の前後の空間4、4に収納した後、ファスナFの雄型ファスナF1と雌型フエスナF2とを嵌合し内部を密封する。そして、剥離シート7を剥がし、折れ線2dで折り曲げて、接着剤6を外側の表側シート1aの上部に接着する。こうして本発明のCD収納用包装容器によれば、このままの状態で販売したり、購入したCDをそのまま購入した状態で保管することができる。しかも嵩張らないのでスペースも小さくできる。
なお、図6(A)に示すように、表側シート1aに切手を貼り住所を記載した紙11を貼れば郵便でCDを送付することができる。勿論、裏面には「ゆうメール」のシールと適当な位置に送信者の住所を記載したシールを貼る。
【0025】
図7は、本発明のCD収納用包装容器の第2の実施例の正面図である。本実施例は、第1の実施例と同様に、裏側シート2aと、表側に二枚を重ねた外側の表側シート1aと、内側の表側シート1bと、裏側用シート2aと、前記内側の表側シート1bと裏側用シート2aとの間に配置される不織布シート3と、で構成される。また、ファスナFも設けられる。この場合、これらのシートの構成は図2および図3と同様である。図8(A)は、図7のD−D矢視断面図であり、図8(B)は図8(A)のS部拡大図である。これらの図に示すように、この第2の実施例は、表側に二枚を重ねた外側の表側シート1aと、内側の表側シート1bのうち、外側の表側シート1aには所定の広さの窓1cが開設してある点が第1の実施例と異なる。
【0026】
図9は、本発明のCD収納用包装容器の第2の実施例であって、CD10を収納し、切手を貼り、宛名を記載した紙12を貼り付けた状態の正面図である。前記外側の表側シート1aと前記内側の表側シート1bのの空間8には、送信用の切手を貼り、送信先の宛名が印刷或いは記載されるようなカードと、返信用の切手と返信先の宛名が印刷或いは記載されるようなカードとの二枚のカード(返信用の切手とカードは図示省略)を入れておくだけで、CDの送信用と返信用の往復便として利用することができる。特に、CDやDVDのレンタル用として便利である。この場合、販売や購入だけなら窓1cは不要であるが、窓1cを設けるのは郵便等に使用する場合は、切手に郵便局の受付印を押すことができないからである。尚、送信用だけなら空間8には送信用のカードをいれるだけで良い。
【0027】
図10(A)は、図9のE−E矢視断面図であって、本第2の実施例のCD収納用包装容器にCDを収納し密封した状態を示す図であり、図10(B)は、図10(A)のV部拡大図である。内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間には不織布3が配置され両側にできる二つの空間4、4にそれぞれCDを二枚収納する。図10では1枚のCDが収納されている。次に、ファスナFを閉じて、裏側シート2aの上部の剥離シート7(図3(A)参照)を剥がし該裏側シート2aの上部を折れ線で折り曲げて、外側の表側シート1aの上部に接着材6を接着するが、この接着の前に、外側の表側シート1aと内側の表側シート1bとの間に送信用の切手を貼り宛名を記載した紙11を入れてから接着しても良い。
【0028】
図11は、本発明のCD収納用包装容器の第3の実施例の正面図であり、図12(A)は図11のF−F矢視断面図てあり、図12(B)は、図12のS部拡大図であり、図12(C)は、図12(A)のT部拡大図である。
本第3の実施例は、外側の裏側シート2aと、内側の裏側シート2bと、表側シート1aと、前記内側の裏側シート2bと表側用シート1aとの間に配置される不織布シート3と、で構成される。また、ファスナFも設けられる。この場合、前記外側の裏側シート2aは他の二つの内側の裏側シート2b及び表側シート1aより長く形成する。即ち、外側の裏側シート2aを曲げて表側シート1aに接着したとき十分余裕のある程度に長く形成する。尚、前記二つの内側の裏側シート2b及び表側シート1aは同程度の長さである。そして、前記外側の裏側シート2aの下部近傍には接着剤6が塗布され、該接着剤6の上には剥離シート7が載せてある。尚、不織布3を配置した前後の空間4、4にはCDを収納する。また、外側の裏側シート2aと内側の裏側シート2bとの間の空間8にはCDに関する情報を記載したカードを収納することができる。
【0029】
尚、本第3の実施例は図12から判るように、外側の裏側シート2aと内側の裏側シート2bと表側シート1aとは、1枚の原反シートをS字状に形成したもので比較的単純に製作することが可能である。
【0030】
図13は、本発明のCD収納用包装容器の第3の実施例にCD10を収納し密封した状態の正面図であり、図14(A)は図5のG−G矢視断面図であり、図14(B)は、図14(A)のU部拡大図であり、図14(C)は図14(A)のW部拡大図である。
この第3の実施例では、先ず内側の裏側シート2bと表側シート1aとの間の空間4に不織布3を配置する。そしてファスナFを閉じる。次に、外側の裏側シート2aの下端部の剥離シート7を剥ぎ取り、該外側の裏側シート2aの下部を曲げて表側シート1aの下部に接着する。尚、外側の裏側シート2aと内側の裏側シート2bとの間に形成される空間8にはCD等に関する情報((音楽の題名や歌手名・作曲家名、映画の題名や出演者等、広告)を記載したカードを収容することができる。
【0031】
図15は、本発明のCD収納用包装容器の第4の実施例の正面図であり、図16(A)は図15のH−H矢視断面図てあり、図16(B)は、図16(A)のX部拡大図であり、図16(C)は、図16(A)のY部拡大図である。
本第4の実施例では、これらの図に示すように、本発明のCD収納用容器は、裏側シート2aと、表側に二枚を重ねた外側の表側シート1a及び内側の表側シート1bと、裏側シート2aと、前記内側の表側シート1bとの間の空間4に配置される不織布シート3と、で構成される点は第1の実施例と同様である。この場合、前記内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の上端部の適当な位置には、ファスナFが取り付けてある。そして、該ファスナFにより前記不織布3を配置した内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の空間4を密封したり、開放することができるようにしてある。なお、二枚の表側シート1a及び表側シート1bと、裏側シート2aと不織布3の合わさった横端部5a、5aは、熱溶着してある。また、下端部は外側の表側シート1aと内側の表側シート1bと裏側シート2aとは一体となるようにシールされている。尚、図15の1eはミシン目であり手で破断することができるようにしてある。また、線1dは折目の線である。
【0032】
次に、図17(A)は、図15のI−I矢視断面図であり、図17(B)は、図17(A)のZ部拡大図である。本第4の実施例では、内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間には不織布3が配置されるが、外側の表側シート1aと内側の表側シート1bとの間は空間8となり、CDに関する種々の情報を記載したカード(図示省略)が収納される。そして図15及び図17に示すように、入口16から90度横端部から所定の位置(残りの幅にCDの直径が入る程度)を熱溶着シール13が設けてある。そして、この横端部から所定の位置にバインダ用孔14、14を穿設する。
【0033】
図18は、本発明のCD収納用包装容器の第4の実施例であって、CDを収納し、切手を貼り、宛名を記載した状態の正面図である。図19(A)は、図18のJ−J矢視断面図であり、図19(B)は、図19(A)のK部拡大図であり、図19(C)は、図19(A)のL部拡大図である。本第4の実施例は次のようにして組み立てる。
先ず、ファスナFを開け、内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に入れた不織布3の前後(片側でも良い)にCD10を入れ、ファスナFを閉じる。次に、裏側シート2aの上部の接着剤6に被せてある剥離シート7を取り、該裏側シート2aの折れ線1dを折り外側の表側シート1aの上部に接着する。この場合、外側の表側シート1aと内側の表側シート1bとの間の空間8にCDに関する情報を記載したカード(図示省略)を入れておく。この状態でCD10を収納した状態で販売することができ、また購入者はそのまま保管しておくことが出来る。尚、郵便で送る場合は外側の表側シート1aに宛名を記載したシートと切手を貼り、投函すれば良い。
【0034】
図18に示すように、本発明の第4の実施例のCD収納用包装容器は、横に設けた孔14,14でバインダに閉じ、上方向入口16からCDを出し入れすることが可能である。上記した3つの実施例ではCDを出し入れする方向にバインダに閉じる孔14,14を設けるため、CDを出し入れするためにはこのCD収納用包装容器をバインダから一旦外さなければならない。しかし、この第4の実施例によれば、バインダで閉じた状態のままCDを出し入れすることが可能であるから大変便利である。
【0035】
尚、上記各実施例において、不織布3を配置する空間4の前後には、CDを二枚収納することができるが、一方の空間4にはCDを収納し、た方の空間4にはCDに関する情報を記載したカードを収納するようにしても良い。また、実施例では薄い柔軟材として不織布を例に挙げて説明したが、不織布に限らず柔らかく且つ薄い布地や和紙のような材料をクッション材として用いても良い。
【符号の説明】
【0036】
1a 外側の表側シート
1b 内側の表側シート
1c 窓
2a 外側の裏側シート
2b 内側の裏側シート
3 薄い柔軟材(不織布)
4 内側の表側シートと、裏側シートの間の空間
5a 両端部
6 接着剤
7 剥離シート
8 外側の表側シートと、内側の表側シートとの間の空間
9 バインダ用孔
10 CD(コンパクトディスク)
11 切手や住所を記載する紙(カード)
12 カード
13 熱溶着シール
14 バインダ用孔
F ファスナ
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンパクトディスク(以下、CDとする)を収納してそのまま販売したり、保管したり或いは貸し出したりすることが可能で、特に販売やリースする際往復郵便を利用することのできるCD収納用包装容器(CD収納用包装袋体)に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、CDを販売したり、購入したCDを保管する場合、図20に示すようなCD収納ケース21が利用される。即ち、この収納ケース21は、硬質の合成樹脂製例えばポリカーボネート樹脂製の矩形でCD収容空間22を形成したCD収容部本体23に蓋24をするようにしたもので、更にCDを収容し蓋23の内側から表側に説明文や宣伝文句を印刷した紙のカード25を入れるようにしてある。このような収納ケース21を硬質の樹脂製とするのは、長期間の使用に耐えかつ内部のCDを保護したり、衝撃で破損しないようにするためである。
【0003】
しかしながら、従来の図20に示すような硬質のCD収納ケース21は、相当の厚みがあり、衝撃にも弱く割れやすいという欠点がある。また、販売時や保管時にも相当嵩張るので保管時には比較的大きなスペースを必要とし、郵送するにも不便である。特に往復用として郵送する場合あて先の住所、氏名を記載したシールを貼り替えなければならず不便である。そこで、図21および図22に示すような往復便に使用可能なCD収納用封筒が提案されている(特許文献1)。
【0004】
このCD収納用封筒は、表面シート31と裏面シート32とよりなる封筒であって、前記裏面シート32には折線33との間にフラップ34を連設してある。該フラップ34には、窓部35を設けた往診用宛名36が設けられている。また、表面シート31には前記窓部35を設けた往診用宛名36と重なるように返信用宛名37が設けられている。そして、図22に示すように、封筒内には二つ折りとした宛名台紙38の間にCD10を挟んで入れ、往診時には、フラップ34の往診用宛名36を使用し、返信時にはフラップ34のミシン目39を破って表面シートの返信用宛名37を使用する。
【0005】
また、従来の硬質のCD収納ケースに代わるものとしてCD等の記録媒体を収納する収納ケース11が提案されている。即ち、この収納ケース11は、矩形状に形成される第1シート部材12と、この第1シート部材12の裏面に接着される第2シート部材13と、前記第1シート部材12の表面に接着される第3シート部材14及び第4シート部材15と、この第4シート部材15に接着レレル保護シート部材16と、この保護シート部材16に接着される第5シート部材17と、前記第1シート部材12に接着される第6シート部際18とから構成されている(特許文献2)。
【0006】
【特許文献1】実用新案登録第3148415号
【特許文献2】特許第3975106号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のCD(DVD)収納用ケースは、硬質のケース空間に一枚収容するのみであり、衝撃に弱く販売時や保管時に比較的スペースを必要とする点が問題である。また、CD収納用封筒は、宛名台紙を二つ折りとしてCD(DVD)を挟んで収納するものでフラップを曲げたり、折ったり、ミシン目から切り離したり等の作業を必要とし、少なくとも3枚のシートが必要で製造時比較的煩雑である。更に、第1シート部材から第6シート部材を必要とするものは、加工作業や組み込み作業が多く、これも製造時比較的煩雑である。また、使用時の開封においても比較的面倒であり、途中で破損することもある。
【0008】
最近は、CD(DVD)を収納した状態でカードにCDの内容の説明や広告を表示して販売し、購入者も一々CD等を移し替えて保管するのではなく、そのまま(購入した状態のまま)保管する方が便利である。この場合、購入者も一々CD等を移し替えて保管するのではなく、聞きたいCDの内容の説明や広告を表示して保管する方が、聞きたいCDを見つけやすく面倒がない。また、CDやDVDのレンタル店では、借りる人は店頭まで出かけなくても自宅からレンタル店へ注文し郵便で借り受け、視聴が済んだら再び郵便で返却する等のリース形態が多くなっている。従って、郵便を介してCD等を貸借し返却するのに適したコンパクトディスク収納用包装容器があれば便利である。
【0009】
本発明は、上記課題に対処するためになされたものであり、CD収納容器が簡単な構造であり、しかも薄い包装容器であって少なくとも二枚のCDを収納することができ、クッション性を有し往復郵便での貸し借りや交換等が可能なコンパクトディスク収納用包装容器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コンパクトディスク収納用包装容器が、二枚の表側シートと裏側シートと、
前記二枚の表側シートのうち内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に配置される薄い柔軟材3と、
前記内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナFと、より成り、
裏側シート2aは、表側シート1aおよび表側シート1bよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤6が塗布されて剥離シート7が載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シート(1a、1b)と裏側シート2aと不織布3とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールして成ることを特徴としている。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、コンパクトディスク収納用包装容器が、二枚の表側シートと裏側シートと、
前記二枚の表側シートのうち内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に配置される薄い柔軟材3と、
前記内側の表側シート1bと、裏側シート2aとの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナFと、より成り、
前記外側の表側シート1aには窓1cを形成し、裏側シート2aは表側シート1aおよび表側シート1bよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤6が塗布されて剥離シート7が載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シート(1a、1b)と裏側シート2aと不織布3とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールして成ることを特徴としている。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、コンパクトディスク収納用包装容器が、二枚の裏側シートと表側シートと、
前記二枚の裏側シートのうち、内側の裏側シート2bと表側シート1aとの間に配置される薄い柔軟材3と、
より成り前記外側の裏側シート2aと内側の裏側シート2bとを上下で折り返すとともに前記内側の表側シート1aと内側の裏側シート2bの間の上部の所定の位置にファスナFを取り付け、
前記外側の裏側シート2aは内側の裏側シート2bおよび表側シート1aよりも長く製作され且つ下部近傍には接着剤6が塗布されて剥離シート7が載せてあり、
両端部は、前記二枚の裏側シート(2a、2b)と表側シート1aと不織布3とが製作時の溶断により一体に密着固定され、これら二枚の裏側シートと表側シートとの上端部は一体にシールして成ることを特徴としている。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、前記各請求項におけるコンパクトディスク収納用包装容器が、内側の表側シートと裏側シートとの上部にバインダ用孔を穿設してなることを特徴としている。
【0014】
更に、請求項5に記載の発明は、コンパクトディスク収納用包装容器が、二枚の表側シートと裏側シートと、
前記内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に配置される薄い柔軟材3と、
前記内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナFと、より成り、
裏側シート2aは二枚の表側シート1aおよび表側シート1bよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤6が塗布されて剥離シート7が載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シートと裏側シートと不織布とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールされ、
開口部16から90度横であって、表側シート1a、1bと裏側シート2aと薄い柔軟材3の端部から所定の位置(残りの幅にCDの直径が入る程度)を熱溶着シールして、成ることを特徴としている。
【0015】
また、請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記横から所定の位置にバインダ用孔を穿設して成ることを特徴としている。
【発明の効果】
【0016】
CDやDVDを収納してそのまま販売することが出来るし、購入者はそのまま購入した状態で保管することができるので、面倒がない。本発明のコンパクトディスク収納用包装容器は、全体的に厚みが薄く且つ薄い柔軟材(不織布等)のクッション性のある材料を入れて且つ二枚のCDやDVDを収納することができるので大きなスペースを必要としない。また、本発明のコンパクトディスク収納用包装容器は、落下させたり、或いは他の物に当たっても衝撃がかからず破損しにくい。特に、第2の実施例においては、送信用のカードと返信用のカードを二枚入れることができるので往復便として使用することができる。レンタル店等においては、店側も利用者側も面倒がなく繰り返し利用しやすい。往復便でなくても簡単に「ゆうメール」を利用して送信することができる。
【0017】
本発明のコンパクトディスク収納用包装容器は、透明な合成樹脂材を利用して安く製作することができ、利用範囲も広いのでCDだけでなく、文房具や簡単な衣類、プレゼント用品等にも応用することができ商品の生産・販売活動を間接的に刺激することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明のコンパクトディスク収納用包装容器の第1の実施例の正面図である。
【図2】本発明のコンパクトディスク収納用包装容器を示す図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図3(A)は、図2のP部拡大図であり、図3(B)は、図2のQ部拡大図であり、図3(C)は、図2のR部拡大図である。
【図4】図4(A)は、図1のB−B矢視断面図であり、図4(B)は、図4(A)のM部拡大図である。
【図5】本発明のCD収納用包装容器の第1の実施例にCDを収納し密封した状態の正面図である。
【図6】図6(A)は図5のC−C矢視断面図であり、図6(B)は、図6(A)のN部拡大図である。
【図7】本発明のCD収納用包装容器の第2の実施例の正面図である。
【図8】図8(A)は、図7のD−D矢視断面図であり、図8(B)は図8(A)のS部拡大図である。
【図9】本発明のCD収納用包装容器の第2の実施例であって、CDを収納し、切手を貼り、宛名を記載した紙を貼り付けた状態の正面図である。
【図10】図10(A)は、図9のE−E矢視断面図であって、本第2の実施例のCD収納用包装容器にCDを収納し密封した状態を示す図であり、図10(B)は、図10(A)のV部拡大図である。
【図11】本発明のCD収納用包装容器の第3の実施例の正面図である。
【図12】図12(A)は図11のF−F矢視断面図てあり、図12(B)は、図12のS部拡大図であり、図12(C)は、図12(A)のT部拡大図である。
【図13】本発明のCD収納用包装容器の第3の実施例にCDを収納し密封した状態の正面図である。
【図14】図14(A)は図5のG−G矢視断面図であり、図14(B)は、図14(A)のU部拡大図であり、図14(C)は図14(A)のW部拡大図である。
【図15】本発明のCD収納用包装容器の第4の実施例の正面図である。
【図16】図16(A)は図15のH−H矢視断面図てあり、図16(B)は、図16(A)のX部拡大図であり、図16(C)は、図16(A)のY部拡大図である。
【図17】図17(A)は、図15のI−I矢視断面図であり、図17(B)は、図17(A)のZ部拡大図である。
【図18】本発明のCD収納用包装容器の第4の実施例であって、CDを収納し、切手を貼り、宛名を記載した状態の正面図である。
【図19】図19(A)は、図18のJ−J矢視断面図であり、図19(B)は、図19(A)のK部拡大図であり、図19(C)は、図19(A)のL部拡大図である。
【図20】従来のCD収納用包装容器の全体斜視図である。
【図21】従来のCD収納用包封筒の正面ずである。
【図22】図21に示す従来のCD収納用封筒を構成するフラップを開いた状態の正面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図面を参照して本願発明の具体的な実施の形態を詳述する。
【0020】
図1は、本発明のコンパクトディスク収納用包装容器(以下、CD収納用包装容器とするが、CDにはDVDも含まれる)の第1の実施例の正面図である。図2は図1のA−A矢視断面図である。図3(A)は、図2のP部拡大図であり、図3(B)は、図2のQ部拡大図であり、図3(C)は、図2のR部拡大図である。また、図4(A)は、図1のB−B矢視断面図であり、図4(B)は、図4(A)のM部拡大図である。
【0021】
図1及び図2そして図3(A)、(B)、(C)に示すように、本発明のCD収納用容器は、裏側シート2aと、表側に二枚を重ねた外側の表側シート1aと、内側の表側シート1bと、裏側シート2aと、前記内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に配置される薄い柔軟材(例えば不織布シート)3(以下、不織布3とする)と、で構成される。前記内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の上端部の適当な位置には、ファスナFが取り付けてあるが、該ファスナFは、一方には凸条部f1設けた雄型ファスナF1と、他方には該凸条部f1を嵌合する凹条部f2を設けた雌型フエスナF2とから成る。そして、該ファスナFにより前記不織布3を配置した内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の空間4を密封したり、開放することができるようにしてある。なお、二枚の表側シート1aと、1bBと、裏側シート2aと不織布3の合わさった下端部は、熱溶着してある。また、裏側シート2aと内側の表側シート1bにはバインダに綴じるときの孔9、9が穿設してあるが、この孔9は設けても設けなくても良い。以下の第2の実施例と第3の実施例でも同様である。
【0022】
尚、上記および下記において「表側」と「裏側」という表現は便宜的な表現であり、一方を「表側」、他方を「裏側」というに過ぎず、逆であっても良い。
【0023】
次に、図4に示すように、二枚の表側シート1aと、1bと、裏側シート2aと不織布3の合わさった両端部5a、5aは、製作時の溶断により一体に密着固定された状態となる。そして図3(C)及び図4(B)に示すように、本発明のCD収納用包装容器は、不織布3の前後にCDを収納する空間4、4が形成される。また、外側の表側シート1aと、内側の表側シート1bとの間の空間8には、CDに関する情報(音楽の題名や歌手名・作曲家名、映画の題名や出演者等、広告)の説明用のカード12(図6(B)参照)を収納することができる。また、図1と図2および図3(A)に示すように、本発明のCD収納用容器は、裏側シート2aが表側シート1aおよび表側の内側シート1bよりも長く製作され、上部近傍には接着剤6が塗布され、剥離シート7が載せてある。
【0024】
図5は、本発明のCD収納用包装容器の第1の実施例にCD10を収納し密封した状態の正面図であり、図6(A)は図5のC−C矢視断面図であり、図6(B)は、図6(A)のN部拡大図である。
これらの図に示すように、本発明のCD収納用包装容器は、CD10を、不織布3の前後の空間4、4に収納した後、ファスナFの雄型ファスナF1と雌型フエスナF2とを嵌合し内部を密封する。そして、剥離シート7を剥がし、折れ線2dで折り曲げて、接着剤6を外側の表側シート1aの上部に接着する。こうして本発明のCD収納用包装容器によれば、このままの状態で販売したり、購入したCDをそのまま購入した状態で保管することができる。しかも嵩張らないのでスペースも小さくできる。
なお、図6(A)に示すように、表側シート1aに切手を貼り住所を記載した紙11を貼れば郵便でCDを送付することができる。勿論、裏面には「ゆうメール」のシールと適当な位置に送信者の住所を記載したシールを貼る。
【0025】
図7は、本発明のCD収納用包装容器の第2の実施例の正面図である。本実施例は、第1の実施例と同様に、裏側シート2aと、表側に二枚を重ねた外側の表側シート1aと、内側の表側シート1bと、裏側用シート2aと、前記内側の表側シート1bと裏側用シート2aとの間に配置される不織布シート3と、で構成される。また、ファスナFも設けられる。この場合、これらのシートの構成は図2および図3と同様である。図8(A)は、図7のD−D矢視断面図であり、図8(B)は図8(A)のS部拡大図である。これらの図に示すように、この第2の実施例は、表側に二枚を重ねた外側の表側シート1aと、内側の表側シート1bのうち、外側の表側シート1aには所定の広さの窓1cが開設してある点が第1の実施例と異なる。
【0026】
図9は、本発明のCD収納用包装容器の第2の実施例であって、CD10を収納し、切手を貼り、宛名を記載した紙12を貼り付けた状態の正面図である。前記外側の表側シート1aと前記内側の表側シート1bのの空間8には、送信用の切手を貼り、送信先の宛名が印刷或いは記載されるようなカードと、返信用の切手と返信先の宛名が印刷或いは記載されるようなカードとの二枚のカード(返信用の切手とカードは図示省略)を入れておくだけで、CDの送信用と返信用の往復便として利用することができる。特に、CDやDVDのレンタル用として便利である。この場合、販売や購入だけなら窓1cは不要であるが、窓1cを設けるのは郵便等に使用する場合は、切手に郵便局の受付印を押すことができないからである。尚、送信用だけなら空間8には送信用のカードをいれるだけで良い。
【0027】
図10(A)は、図9のE−E矢視断面図であって、本第2の実施例のCD収納用包装容器にCDを収納し密封した状態を示す図であり、図10(B)は、図10(A)のV部拡大図である。内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間には不織布3が配置され両側にできる二つの空間4、4にそれぞれCDを二枚収納する。図10では1枚のCDが収納されている。次に、ファスナFを閉じて、裏側シート2aの上部の剥離シート7(図3(A)参照)を剥がし該裏側シート2aの上部を折れ線で折り曲げて、外側の表側シート1aの上部に接着材6を接着するが、この接着の前に、外側の表側シート1aと内側の表側シート1bとの間に送信用の切手を貼り宛名を記載した紙11を入れてから接着しても良い。
【0028】
図11は、本発明のCD収納用包装容器の第3の実施例の正面図であり、図12(A)は図11のF−F矢視断面図てあり、図12(B)は、図12のS部拡大図であり、図12(C)は、図12(A)のT部拡大図である。
本第3の実施例は、外側の裏側シート2aと、内側の裏側シート2bと、表側シート1aと、前記内側の裏側シート2bと表側用シート1aとの間に配置される不織布シート3と、で構成される。また、ファスナFも設けられる。この場合、前記外側の裏側シート2aは他の二つの内側の裏側シート2b及び表側シート1aより長く形成する。即ち、外側の裏側シート2aを曲げて表側シート1aに接着したとき十分余裕のある程度に長く形成する。尚、前記二つの内側の裏側シート2b及び表側シート1aは同程度の長さである。そして、前記外側の裏側シート2aの下部近傍には接着剤6が塗布され、該接着剤6の上には剥離シート7が載せてある。尚、不織布3を配置した前後の空間4、4にはCDを収納する。また、外側の裏側シート2aと内側の裏側シート2bとの間の空間8にはCDに関する情報を記載したカードを収納することができる。
【0029】
尚、本第3の実施例は図12から判るように、外側の裏側シート2aと内側の裏側シート2bと表側シート1aとは、1枚の原反シートをS字状に形成したもので比較的単純に製作することが可能である。
【0030】
図13は、本発明のCD収納用包装容器の第3の実施例にCD10を収納し密封した状態の正面図であり、図14(A)は図5のG−G矢視断面図であり、図14(B)は、図14(A)のU部拡大図であり、図14(C)は図14(A)のW部拡大図である。
この第3の実施例では、先ず内側の裏側シート2bと表側シート1aとの間の空間4に不織布3を配置する。そしてファスナFを閉じる。次に、外側の裏側シート2aの下端部の剥離シート7を剥ぎ取り、該外側の裏側シート2aの下部を曲げて表側シート1aの下部に接着する。尚、外側の裏側シート2aと内側の裏側シート2bとの間に形成される空間8にはCD等に関する情報((音楽の題名や歌手名・作曲家名、映画の題名や出演者等、広告)を記載したカードを収容することができる。
【0031】
図15は、本発明のCD収納用包装容器の第4の実施例の正面図であり、図16(A)は図15のH−H矢視断面図てあり、図16(B)は、図16(A)のX部拡大図であり、図16(C)は、図16(A)のY部拡大図である。
本第4の実施例では、これらの図に示すように、本発明のCD収納用容器は、裏側シート2aと、表側に二枚を重ねた外側の表側シート1a及び内側の表側シート1bと、裏側シート2aと、前記内側の表側シート1bとの間の空間4に配置される不織布シート3と、で構成される点は第1の実施例と同様である。この場合、前記内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の上端部の適当な位置には、ファスナFが取り付けてある。そして、該ファスナFにより前記不織布3を配置した内側の表側シート1bと、裏側シート2aの間の空間4を密封したり、開放することができるようにしてある。なお、二枚の表側シート1a及び表側シート1bと、裏側シート2aと不織布3の合わさった横端部5a、5aは、熱溶着してある。また、下端部は外側の表側シート1aと内側の表側シート1bと裏側シート2aとは一体となるようにシールされている。尚、図15の1eはミシン目であり手で破断することができるようにしてある。また、線1dは折目の線である。
【0032】
次に、図17(A)は、図15のI−I矢視断面図であり、図17(B)は、図17(A)のZ部拡大図である。本第4の実施例では、内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間には不織布3が配置されるが、外側の表側シート1aと内側の表側シート1bとの間は空間8となり、CDに関する種々の情報を記載したカード(図示省略)が収納される。そして図15及び図17に示すように、入口16から90度横端部から所定の位置(残りの幅にCDの直径が入る程度)を熱溶着シール13が設けてある。そして、この横端部から所定の位置にバインダ用孔14、14を穿設する。
【0033】
図18は、本発明のCD収納用包装容器の第4の実施例であって、CDを収納し、切手を貼り、宛名を記載した状態の正面図である。図19(A)は、図18のJ−J矢視断面図であり、図19(B)は、図19(A)のK部拡大図であり、図19(C)は、図19(A)のL部拡大図である。本第4の実施例は次のようにして組み立てる。
先ず、ファスナFを開け、内側の表側シート1bと裏側シート2aとの間に入れた不織布3の前後(片側でも良い)にCD10を入れ、ファスナFを閉じる。次に、裏側シート2aの上部の接着剤6に被せてある剥離シート7を取り、該裏側シート2aの折れ線1dを折り外側の表側シート1aの上部に接着する。この場合、外側の表側シート1aと内側の表側シート1bとの間の空間8にCDに関する情報を記載したカード(図示省略)を入れておく。この状態でCD10を収納した状態で販売することができ、また購入者はそのまま保管しておくことが出来る。尚、郵便で送る場合は外側の表側シート1aに宛名を記載したシートと切手を貼り、投函すれば良い。
【0034】
図18に示すように、本発明の第4の実施例のCD収納用包装容器は、横に設けた孔14,14でバインダに閉じ、上方向入口16からCDを出し入れすることが可能である。上記した3つの実施例ではCDを出し入れする方向にバインダに閉じる孔14,14を設けるため、CDを出し入れするためにはこのCD収納用包装容器をバインダから一旦外さなければならない。しかし、この第4の実施例によれば、バインダで閉じた状態のままCDを出し入れすることが可能であるから大変便利である。
【0035】
尚、上記各実施例において、不織布3を配置する空間4の前後には、CDを二枚収納することができるが、一方の空間4にはCDを収納し、た方の空間4にはCDに関する情報を記載したカードを収納するようにしても良い。また、実施例では薄い柔軟材として不織布を例に挙げて説明したが、不織布に限らず柔らかく且つ薄い布地や和紙のような材料をクッション材として用いても良い。
【符号の説明】
【0036】
1a 外側の表側シート
1b 内側の表側シート
1c 窓
2a 外側の裏側シート
2b 内側の裏側シート
3 薄い柔軟材(不織布)
4 内側の表側シートと、裏側シートの間の空間
5a 両端部
6 接着剤
7 剥離シート
8 外側の表側シートと、内側の表側シートとの間の空間
9 バインダ用孔
10 CD(コンパクトディスク)
11 切手や住所を記載する紙(カード)
12 カード
13 熱溶着シール
14 バインダ用孔
F ファスナ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
二枚の表側シートと裏側シートと、
前記二枚の表側シートのうち内側の表側シートと裏側シートとの間に配置される薄い柔軟材と、
前記内側の表側シートと、裏側シートの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナと、より成り、
裏側シートは、表側シートおよび表側シートよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤が塗布されて剥離シートが載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シートと裏側シートと不織布とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールして成ることを特徴とするコンパクトディスク収納用包装容器。
【請求項2】
二枚の表側シートと裏側シートと、
前記二枚の表側シートのうち内側の表側シートと裏側シートとの間に配置される薄い柔軟材と、
前記内側の表側シートと、裏側シートとの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナと、より成り、
前記外側の表側シートには窓を形成し、裏側シートは表側シートおよび表側シートよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤が塗布されて剥離シートが載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シートと裏側シートと不織布とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールして成ることを特徴とするコンパクトディスク収納用包装容器。
【請求項3】
二枚の裏側シートと表側シートと、
前記二枚の裏側シートのうち、内側の裏側シートと表側シートとの間に配置される薄い柔軟材と、
より成り前記外側の裏側シートと内側の裏側シートとを上下で折り返すとともに前記内側の表側シートと内側の裏側シートbの間の上部の所定の位置にファスナFを取り付け、
前記外側の裏側シートは内側の裏側シートおよび表側シートよりも長く製作され且つ下部近傍には接着剤が塗布されて剥離シートが載せてあり、
両端部は、前記二枚の裏側シートと表側シートと不織布とが製作時の溶断により一体に密着固定され、これら二枚の裏側シートと表側シートとの上端部は一体にシールして成ることを特徴とするコンパクトディスク収納用包装容器。
【請求項4】
内側の表側シートと裏側シートとの上部にバインダ用孔を穿設してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコンパクトディスク収納用包装容器。
【請求項5】
二枚の表側シートと裏側シートと、
前記内側の表側シートと裏側シートとの間に配置される薄い柔軟材と、
前記内側の表側シートと、裏側シートの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナと、より成り、
裏側シートは二枚の表側シートおよび表側シートよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤が塗布されて剥離シートが載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シートと裏側シートと不織布とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールされ、
開口部から90度横であって、表側シートと裏側シートと不織布の端部から所定の位置(残りの幅にCDの直径が入る程度)を熱溶着シールして、成ることを特徴とするコンパクトディスク収納用包装容器。
【請求項6】
前記横から所定の位置にバインダ用孔を穿設して成ることを特徴とする請求項4に記載のコンパクトディスク収納用包装容器。
【請求項1】
二枚の表側シートと裏側シートと、
前記二枚の表側シートのうち内側の表側シートと裏側シートとの間に配置される薄い柔軟材と、
前記内側の表側シートと、裏側シートの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナと、より成り、
裏側シートは、表側シートおよび表側シートよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤が塗布されて剥離シートが載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シートと裏側シートと不織布とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールして成ることを特徴とするコンパクトディスク収納用包装容器。
【請求項2】
二枚の表側シートと裏側シートと、
前記二枚の表側シートのうち内側の表側シートと裏側シートとの間に配置される薄い柔軟材と、
前記内側の表側シートと、裏側シートとの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナと、より成り、
前記外側の表側シートには窓を形成し、裏側シートは表側シートおよび表側シートよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤が塗布されて剥離シートが載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シートと裏側シートと不織布とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールして成ることを特徴とするコンパクトディスク収納用包装容器。
【請求項3】
二枚の裏側シートと表側シートと、
前記二枚の裏側シートのうち、内側の裏側シートと表側シートとの間に配置される薄い柔軟材と、
より成り前記外側の裏側シートと内側の裏側シートとを上下で折り返すとともに前記内側の表側シートと内側の裏側シートbの間の上部の所定の位置にファスナFを取り付け、
前記外側の裏側シートは内側の裏側シートおよび表側シートよりも長く製作され且つ下部近傍には接着剤が塗布されて剥離シートが載せてあり、
両端部は、前記二枚の裏側シートと表側シートと不織布とが製作時の溶断により一体に密着固定され、これら二枚の裏側シートと表側シートとの上端部は一体にシールして成ることを特徴とするコンパクトディスク収納用包装容器。
【請求項4】
内側の表側シートと裏側シートとの上部にバインダ用孔を穿設してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコンパクトディスク収納用包装容器。
【請求項5】
二枚の表側シートと裏側シートと、
前記内側の表側シートと裏側シートとの間に配置される薄い柔軟材と、
前記内側の表側シートと、裏側シートの間の上部の所定の位置に取り付けたファスナと、より成り、
裏側シートは二枚の表側シートおよび表側シートよりも長く製作され且つ上部近傍には接着剤が塗布されて剥離シートが載せてあり、
両端部は、前記二枚の表側シートと裏側シートと不織布とが製作時の溶断により一体に密着固定され、下端部は、これら二枚の表側シートと裏側シートとが一体にシールされ、
開口部から90度横であって、表側シートと裏側シートと不織布の端部から所定の位置(残りの幅にCDの直径が入る程度)を熱溶着シールして、成ることを特徴とするコンパクトディスク収納用包装容器。
【請求項6】
前記横から所定の位置にバインダ用孔を穿設して成ることを特徴とする請求項4に記載のコンパクトディスク収納用包装容器。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【公開番号】特開2010−269825(P2010−269825A)
【公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−123379(P2009−123379)
【出願日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【出願人】(000249676)株式会社ミューパック・オザキ (16)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【出願人】(000249676)株式会社ミューパック・オザキ (16)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]