説明

シグナリングアクセスを与えるための方法および装置

【課題】ワイヤレスネットワークのためのネットワーク干渉管理を改善する。
【解決手段】アクセスノードにおけるデータアクセスがノードに許可されていないと判断したときなど、いくつかの状況下では、アクセスノードとのシグナリング専用アクセスを確立することができる。シグナリング専用アクセスを使用することによって、アクセスノードにおけるデータアクセスを許可されていないノードでもアクセスノードによってページングすることができる。このようにして、アクセスノードによる送信がノードにおけるページの受信と干渉しなくなる。たとえば、第2のノードが第1のノードよりも望ましいサービスを提供すると判断したときなど、いくつかの状況下では、ページングを行うための第1のノードを選択し、一方、アクセスのための第2のノードを選択する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[米国特許法第119条に基づく優先権の主張]
本出願は、各々の開示が参照により本明細書に組み込まれる、2008年1月31日に出願され、代理人整理番号第080314P1号を付与された、同一出願人が所有する米国特許仮出願第61/025,186号、2008年2月1日に出願され、代理人整理番号第080720P1号を付与された、米国特許仮出願第61/025,680号の利益および優先権を主張する。
【0002】
本出願は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、限定はしないが、通信パフォーマンスを改善することに関する。
【背景技術】
【0003】
[序論]
ワイヤレス通信システムは、様々なタイプの通信(たとえば、音声、データ、マルチメディアサービスなど)を複数のユーザに提供するために広く展開されている。高速なマルチメディアデータサービスの需要が急速に増大するにつれて、向上したパフォーマンスをもつ効率的でロバストな通信システムを実装することが課題となっている。
【0004】
従来のモバイル電話ネットワーク(たとえば、マクロセルラーネットワーク)の基地局を補うために、小カバレージ基地局を、たとえば、ユーザの家庭に展開することができる。そのような小カバレージ基地局は、アクセスポイント基地局、home NodeB(またはhome eNodeB)あるいはフェムトセルとして一般に知られ、よりロバストな屋内ワイヤレスカバレージをモバイルユニットに与えるために使用できる。一般に、そのような小カバレージ基地局は、DSLルータまたはケーブルモデムを介してインターネットおよびモバイルオペレータのネットワークに接続される。
【0005】
典型的なマクロセルラー展開では、無線周波数(「RF」)カバレージは、カバレージを最適化するためにセルラーネットワークオペレータによって計画され、管理される。そのような展開では、アクセス端末は、概して、それがサービスを聴取する最良の基地局に接続する。ここで、所与のアクセス端末がサービング基地局から受信する信号が、そのアクセス端末が干渉している基地局から受信する信号よりも十分に高くなるようにし、それによって、アクセス端末が適切なサービスを受信することが可能になるように、RF計画を採用することができる。あまりに高い干渉レベルを受けるアクセス端末を停止状態(outage)にあると定義することができる。
【0006】
対照的に、小カバレージ基地局の展開はアドホックRFとすることができ、これらの基地局のカバレージはモバイルオペレータによって最適化できない。したがって、RF干渉問題が起こることがある。たとえば、近くの基地局(たとえば、フェムトセル)にアクセスすることが許可されていないモバイルユニットは、その基地局から干渉を受けることがある。したがって、ワイヤレスネットワークのためのネットワーク干渉管理の改善が必要である。
【発明の概要】
【0007】
本開示の例示的な態様の概要について以下で説明する。本明細書における態様という用語への言及は、本開示の1つまたは複数の態様を指すことがあることを理解されたい。
【0008】
本開示は、ある態様では、アクセスノードへのおよび/またはそこからのシグナリング専用アクセスを確立することに関する。たとえば、第1のノード(たとえば、アクセスポイント)にアクセスすることが第2のノード(たとえば、アクセス端末)に許可されていない(たとえば、呼またはセッションを確立することを許可されていない)と判断された場合、第1のノードから第2のノードへのシグナリング専用アクセス(たとえば、シグナリング専用ルート)を確立する。
【0009】
いくつかの態様では、制限されたアクセスポイントからの干渉を管理するためにシグナリングを採用することができる。たとえば、アクセス端末と制限されたアクセスポイントとが、(たとえば、異なるタイムスロットまたは時系列のインターレースを使用することによって送信を直交化することによって)干渉送信を管理するために、制御メッセージを交換する。
【0010】
本開示は、いくつかの態様では、アクセス(たとえば、データアクセス)が許可されていないノードをページングすることに関する。たとえば、それへのアクセスが許可されていない制限されたアクセスノードをノードが識別したとき、ノードは、ノードが制限されたアクセスノードによってページングされるようにするメッセージを送信することができる。場合によっては、制限されたアクセスノードは、ノードに対して限定されたシグナリングアクセスを許し、その結果、ノードは、制限されたアクセスノードによってページングされることになる。たとえば、ノードは、制限されたアクセスノードに登録することが許される。この場合、制限されたアクセスノードは、登録の結果としてノードをページングする。別の場合、ノードは、ページングを含むサービスを可能にする、何らかの他のタイプのメッセージを制限されたアクセスノードに送信することが許される。したがって、ノードによるそのようなメッセージの送信の結果、ノードは、制限されたアクセスノードによってページングされる。代替的に、ノードは、制限されたアクセスノードによってページングされることをノードが望むことを示すメッセージを、別のノード(たとえば、アクセスが制限されていないアクセスノード)に送信することができる。次いで、他のノードは、ネットワーク中のページングを制御するエンティティ(たとえば、モビリティマネージャ)に、このメッセージを転送する(または別の形態のメッセージを送信する)。次いで、このエンティティは、指定されたページング時間にノードをページングするように、制限されたアクセスノードに命令する。ノードが制限されたアクセスノードによってページングされることを許すことによって、それらのページング時間におけるそのページのノードの受信と潜在的に干渉し得る他のタイプの信号を、制限されたアクセスノードはもはや送信しないので、ノードの指定されたページング時間中の制限されたアクセスノードからの潜在的な干渉を除去することができる。
【0011】
本開示は、いくつかの態様では、ページングを行うための第1のノードを選択し、アクセスすべき別のノードを選択することに関する。たとえば、第1のノードが第2のノードよりも良いジオメトリに関連する場合、ページングのために第1のノードを選択する。さらに、第2のノードが第1のノードよりも良い、または異なるサービスを提供する場合、アクセスのために第2のノードを選択する。
【0012】
本開示のこれらおよび他の例示的な態様について、以下の詳細な説明および添付の特許請求の範囲、ならびに添付の図面において説明する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
【図2】シグナリング専用リンクを確立するために実行される動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。
【図3】ページングおよびアクセスに対して異なるノードを識別するために実行される動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。
【図4】ノードがあるノードからページを受信し、別のノードにアクセスする例示的なシナリオを示す簡略図。
【図5】ノードが制限されたノードによってページングされることを可能にするために実行される動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。
【図6】ワイヤレス通信のためのカバレージエリアを示す簡略図。
【図7】フェムトノードを含むワイヤレス通信システムの簡略図。
【図8】通信構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
【図9】本明細書で教示する、シグナリングを与えるように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
【図10】本明細書で教示する、シグナリングを与えるように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
【図11】本明細書で教示する、シグナリングを与えるように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
【詳細な説明】
【0014】
慣例により、図面中に示される様々な特徴は一定の縮尺で示されていないことがある。したがって、様々な特徴の寸法は、分かりやすいように任意に拡大または縮小されることがある。さらに、図面のいくつかは、分かりやすいように簡略化されることがある。したがって、図面は所与の装置(たとえば、デバイス)または方法の構成要素のすべてを示しているわけではない。最後に、明細書および図の全体にわたって同じ特徴を示すために同じ参照番号が使用されることがある。
【0015】
本開示の様々な態様について以下で説明する。本明細書の教示が多種多様な形で実施でき、本明細書で開示された特定の構造、機能またはその両方は代表的なものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示される態様は他の態様とは独立に実現できること、およびこれらの態様のうちの2つ以上を様々な方法で組み合わせることができることを当業者は理解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置を実現し、または方法を実施することができる。さらに、本明細書で説明した態様の1つまたは複数に加えて、あるいはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置を実現し、またはそのような方法を実施することができる。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備えることができる。
【0016】
図1に、ワイヤレスノード102(たとえば、アクセス端末)がアクセスノード104(たとえば、基地局)とアクセスノード106(たとえば、基地局)との近くにある、システム100の例示的な態様を示す。いくつかの状況下では、ワイヤレスノード102は、ある方法でアクセスノード104と通信し、別の方法でアクセスノード106と通信することができる。
【0017】
ワイヤレスノード102は、様々な基準に基づいてノード104およびノード106とどのように通信するか判断することができる。たとえば、ワイヤレスノード102は、ノード104およびノード106に関連する相対的なジオメトリに基づいて、ノード104およびノード106のうちの1つからページを受信することを選択する。逆に、ワイヤレスノード102は、ノード104およびノード106によって与えられる相対的なサービスに基づいて、他のノードを介してデータアクセスを得ることを選択することができる。
【0018】
アクセスノード104などのアクセスノードを、(たとえば、ワイヤレスノード102ではない)いくつかのアクセス端末のみがアクセスノード104へのデータアクセスを許されるように制限することがあり、またはアクセスノード104を何らかの他の方法で制限することがある。そのような場合、ノード102とノード104との間の潜在的な干渉を緩和するために、これらのノード間でシグナリング専用リンクを確立することができる。たとえば、モビリティマネージャ108が、アクセスノード104にワイヤレスノード102をページングさせ、一方、ワイヤレスノード102は、アクセスノード106を介してネットワークアクセスを得ることができる。別の例として、ノード102およびノード104は、ノード間干渉を低減するために、(たとえば、送信を直交化することによって)それぞれの送信を制御するためのメッセージを交換するシグナリング専用リンクを確立することができる。
【0019】
図1に、本明細書の教示による、ワイヤレスノード102およびアクセスノード104に組み込むことができるいくつかの例示的な構成要素を示す。同様の構成要素をシステム中の他のノード(たとえば、ノード106)に組み込むことができることを諒解されたい。ワイヤレスノード102およびアクセスノード104はそれぞれ、互いと、および他のノードと通信するためのトランシーバ110およびトランシーバ112を含む。トランシーバ110は、信号を送信するための送信機114と、信号を受信するための受信機116とを含む。トランシーバ112は、信号を送信するための送信機118と、信号を受信するための受信機120とを含む。ノード102および104はそれぞれ、他のノードへのアクセスを管理するための、および本明細書で教示する他の関連する機能を与えるための許可コントローラ122および124を含むことができる。ノード102および104はまた、それぞれ、他のノードとの通信を管理するための、および本明細書で教示する他の関連する機能を与えるための通信コントローラ126および128を含むことができる。図1に示す他の構成要素について以下の開示で論じる。
【0020】
次に、システム100などのシステムの例示的な動作について、図2、図3、および図5のフローチャートに関連してより詳細に扱う。手短に言えば、図2は、ワイヤレスノード間でシグナリング専用リンクを確立することに関連して採用されるいくつかの動作を表す。図3に、あるノードからページングを受信し、別のノードにアクセスすることに関連して採用されるいくつかの動作を表す。図5に、制限されたノードからページを受信するために補足ページングセットを使用することに関連して採用されるいくつかの動作を表す。
【0021】
便宜上、図2、図3、および図5の動作(または、本明細書で論じるかまたは教示する他の動作)については、特定の構成要素(たとえば、システム100の構成要素)によって実行されるものとして説明する。ただし、これらの動作は、他のタイプの構成要素によって実行でき、異なる個数の構成要素を使用して実行できることを諒解されたい。また、本明細書で説明する動作の1つまたは複数は、所与の実装形態では採用されない場合があることを諒解されたい。
【0022】
説明のために、本開示の様々な態様について、1つまたは複数のアクセスノード(たとえば、アクセスノード104および106)と通信するアクセス端末(たとえば、アクセス端末102)の文脈で説明する。ただし、本明細書の教示は、他のタイプの装置、または他の用語を使用して参照される装置に適用可能であることを諒解されたい。
【0023】
最初に図2を参照すると、ブロック202で表されるように、ある時点において、アクセス端末102がカバレージの所与のエリア(たとえば、近傍)にあるアクセスノードのセットを発見する。たとえば、アクセス端末102が所与の地理的エリアを訪問すると、アクセス端末102は、アクセスノード104からブロードキャストチャネル上でシグナリングを受信するか、または別のノードからアクセスノード104の存在を示す情報を受信する。後者の場合の例として、アクセス端末102は、アクセスノード104のネイバーであるアクセスノード(たとえば、アクセスノード106)からネイバーリストを受信する。
【0024】
ブロック204で表されるように、場合によっては、アクセスノード104は、アクセスノード104において課される1つまたは複数の制限に関係する1つまたは複数の指示を広告する。たとえば、アクセスノード104は、アクセスノード104へのアクセスが何らかの方法で制限されることを示す情報を送信(たとえば、ブロードキャスト)する。以下でより詳細に論じるように、制限の1つのタイプは、アクセスノード104が指定されたノード(たとえば、アクセス端末)のセットに対してのみデータアクセスを与えることである。いくつかの態様では、アクセスノード104は、少なくとも1つのノードへのシグナリング(たとえば、制御メッセージ)、データアクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを制限する。したがって、様々な実装形態では、アクセスノード104は、制限のこれらまたは他のタイプに関係する1つまたは複数の指示を広告することができる。
【0025】
さらに、該当する場合、アクセスノード104におけるデータアクセスまたは何らかの他のアクセスが許可されていないノード(たとえば、アクセス端末)との何らかの形態のシグナリングをアクセスノード104が許すことを示す情報を、アクセスノード104は送信する。たとえば、アクセスノード104は、データアクセスが許可されていないノードから登録要求を受け入れるという指示を送信する。いくつかの態様では、ブロック204の動作は、図1に示す許可コントローラ124によっておよび/またはそれとともに実行される。
【0026】
ブロック206で表されるように、アクセス端末102は、アクセスノード104におけるデータアクセスが許可されているかどうかを判断する。この判断は、ブロック204で論じるアクセスノード104から受信した情報、またはアクセス端末によって維持される他の何らかの他の情報に基づくとすることができる。前者の場合の一例として、アクセス端末102は、受信された指示をアクセス識別子130のリストと比較して、どのサービスがアクセスノード104によって提供されるかを判断するか、または既存の制限を判断する。後者の場合の一例として、アクセス端末102は、アクセス端末102に対してオープンであるアクセスノードの識別子を含むリスト132(たとえば、ホーム基地局のリスト)か、またはアクセス端末102に対して制限されているアクセスノードの識別子を含むリスト132(たとえば、閉じられた基地局のリスト)を維持する。
【0027】
ブロック208および210で表されるように、アクセスノード104が制限されていない場合、アクセス端末102はアクセスノード104に関連付けることを選択する。たとえば、アクセス端末102は、アクセス要求(たとえば、登録要求)をアクセスノード104に送信し、アクセスノード104上でアイドリングを開始する。
【0028】
場合によっては、ブロック208において、アクセス端末102によるアクセスが制限されていると判断されたとしても、アクセス端末102は、アクセスノード104においてアイドリングすることを依然として選ぶことができる。たとえば、アクセスノード104から受信された信号の搬送波対干渉波(「C/I」)が他のアクセスノードから受信した信号のC/Iよりも高い場合、アクセス端末102は、アクセスノード104においてアイドリングすることを選ぶ。いくつかの態様では、アクセスノード104においてアイドリングすべきかどうかに関する決定は、アクセスノード104がアクセス端末102に何らかの形態のシグナリングアクセス(たとえば、ページング)を許可するかどうかに基づく。本明細書で論じるように、アクセスノード104におけるデータアクセスがアクセス端末102に許可されていない場合に、アクセスノード104においてアイドリングしているアクセス端末102によって引き起こされる場合がある干渉を緩和するために、そのようなシグナリングが望ましい。いくつかの態様では、ブロック206の動作は、図1の許可コントローラ122および/またはページングコントローラ136によっておよび/またはそれらとともに実行される。
【0029】
ブロック212で表されるように、アクセス端末102は、たとえば、アクセスノード104へのおよび/またはそこからの1つまたは複数のシグナリング専用リンク(またはルート)を生成するためにアクセス要求を送信することによって、シグナリングのためのアクセスノード104にアクセスする。そのような要求は様々な形態をとることができる。たとえば、アクセスノード104が、データアクセス権のないノードがアクセスノード104に登録することを許す場合、アクセス端末102はアクセスノード104に登録要求を無線で送信する。
【0030】
他の場合には、アクセス端末102は、アクセス端末102がより良いアクセス特権(たとえば、データアクセス)を有する別のネットワークノード(たとえば、アクセスノード106)に、アクセス要求を送信する。たとえば、アクセスノード106は、アクセス要求をアクセスノード104に、バックホールを介して、または無線で(たとえば、プロトコルトンネリングを介して)転送する。場合によっては、アクセス端末102は、別のノード(たとえば、アクセスノード106)に登録するとともに、アクセスノード104とのシグナリング専用アクセスを実行する(たとえば、アクセスノード104にアクセス端末102をページングさせる)指示を送信することができる。この後者のシナリオの一例について、図5に関連して以下でより詳細に論じる。いくつかの態様では、ブロック208の動作は、図1に示す通信コントローラ126によってまたはそれとともに実行される。
【0031】
ブロック214で表されるように、アクセスノード104(たとえば、許可コントローラ124)は、データアクセスがアクセス端末102に許可されていないと判断する。たとえば、アクセス要求を受信すると、アクセスノード104は、アクセスノード104によって維持される許可されたノード134のリスト中に要求側ノードIDがあるかどうかを判断する。また、アクセスノード104は、シグナリング専用アクセス要求を送信するノードにデータアクセスが許可されていないと仮定することができる。
【0032】
ブロック216で表されるように、データアクセスをアクセス端末102に許可していないが、(たとえば、許可コントローラ124によって)シグナリング専用アクセスをアクセス端末102に許可する。したがって、(たとえば、通信コントローラ126および128の協働によって)ノード102とノード104との間に1つまたは複数のシグナリング専用リンクを確立する。ここで、前者が許可されていない場合、ノード102とノード104との間のブロードキャスト交換の代わりにシグナリング交換を可能にするようにシグナリングセットを定義することができる。上述のように、登録要求、アクセス要求、あるいは何らかの他のイベントまたは状況の結果として、そのようなリンクを確立することができる。
【0033】
シグナリング専用リンクは様々な形態をとることができる。場合によっては、ノード102および104は、通常のトラフィック(たとえば、シグナリングおよびデータルート)およびシグナリング専用トラフィック(たとえば、シグナリングルート)に対して異なる専用のメッセージを使用する。他の場合には、ノード102および104は、データ、およびシグナリングトラフィックまたはシグナリング専用トラフィックを搬送するために共通メッセージを採用する。これらの場合、メッセージが通常のトラフィックに関連付けられているのか、またはシグナリングのみに関連付けられているのかを示すために、フィールド(たとえば、ビット)をメッセージ中に定義することができる。場合によっては、特定のタイプのシグナリング(たとえば、ルートがシグナリングのみに対して開かれていることを示す特別な要求)を使用することによってルートを確立する。いくつかの態様では、(たとえば、近傍で聴取されたパイロット信号の強度に基づいて)アクティブセットが管理されるのと同様の方法でシグナリングセットを維持する。さらに、たとえば、無線で、バックホールを介して、(たとえば、制御信号または実際のメッセージとして)レイヤ1またはレイヤ2シグナリングによってなど、様々な方法でシグナリングを交換することができる。
【0034】
シグナリング専用リンクは様々なタイプの情報を搬送することができる。たとえば、シグナリング専用リンクは、登録情報、サービス要求情報、サービス品質情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、干渉管理情報、負荷情報、または他のタイプの情報のうちの1つまたは複数を搬送する。
【0035】
いくつかの態様では、シグナリング専用アソシエーションに関連付けられたセキュリティが、通常のトラフィックに関連付けられたセキュリティと異なることがある。たとえば、制限されたアクセスポイントが、アクセス端末にサービスしていない場合、アクセス端末のフルセッションまたは証明にアクセスすることを制限されたアクセスポイントに許可しない。したがって、アクセス端末を認証するために、シグナリングに様々な暗号手法(たとえば、暗号化)を採用することができる。
【0036】
ブロック218で表されるように、場合によっては、アクセスノード104からアクセス端末102へのシグナリング専用アクセスが確立される。たとえば、アクセスノード104は、モビリティマネージャまたは何らかの他のノード(たとえば、ネイバーアクセスノード)からのページ要求に応答して、アクセス端末102をページングする。他のタイプのシグナリングは、たとえば、登録情報、サービス要求情報、サービス品質情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、干渉管理情報、負荷情報、または何らかの他のタイプの情報のうちの1つまたは複数を含む。
【0037】
ブロック220で表されるように、場合によっては、アクセス端末102からアクセスノード104へのシグナリング専用アクセスを確立する。たとえば、アクセス端末102は、シグナリングをアクセスノード104に無線で、またはバックホールを介して(たとえば、アクセスノード106を介して)送信する。場合によっては、このシグナリングはアクセス端末104に向けられる。このシグナリングは、たとえば、干渉管理情報、サービス品質情報、負荷情報、または何らかの他のタイプの情報のうちの1つまたは複数を含む。
【0038】
ブロック222で表されるように、アクセスノード104は受信されたシグナリングを別のノードに転送する。場合によっては、このシグナリングはモビリティマネージャ108に向けられる。このシグナリングは、たとえば、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、認証情報、または何らかの他のタイプの情報のうちの1つまたは複数を含む。場合によっては、シグナリングはアクセス端末106に向けられる。このシグナリングは、たとえば、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、干渉管理情報、または何らかの他のタイプの情報のうちの1つまたは複数を含む。
【0039】
アクセスノード104(たとえば、トランシーバ112)は、様々な方法で受信されたシグナリングを別のノードに転送することができる。場合によっては、トランシーバ112は、シグナリングを送信および受信するために様々な技法を使用する。たとえば、受信機120は、第1の周波数帯域および/または第1のタイプの技術を使用してシグナリングを受信する。しかしながら、送信機118は、第2の周波数帯域および/または第2のタイプの技術を使用して受信されたシグナリングを別のノードに転送することができる。特定の例として、アクセスノード104は、ワイヤレスリンクを介して信号を受信し、(たとえば、異なる搬送波上の)ワイヤレスリンクを介して、または有線リンク(たとえば、電気または光リンク)を介してシグナリングをノードに転送する。したがって、いくつかの態様では、トランシーバ112は、ワイヤレスおよび有線接続性をサポートする構成要素を含む。
【0040】
次に図3を参照すると、上述のように、ノード(たとえば、ワイヤレスノード102)は、あるノードとシグナリングを確立し、別のノードにアクセス(たとえば、データアクセス)することができる。例示のために、図3の動作は、アクセス端末102があるノードからページを受信し、別のノードにアクセスするシナリオに関連して説明する。本明細書の教示は、他のタイプのシグナリング、他のタイプのアクセス、他のタイプのノード、および他のタイプの通信システムに適用できることを諒解されたい。
【0041】
あるノードからページを受信し、別のノードにアクセスする決定は様々なファクタに基づくことができる。図2に関連して上述したシナリオでは、アクセス端末102がアイドリングしているアクセスノード104におけるデータアクセスが、アクセス端末102に許可されていない。たとえば、アクセスノード104は、以下で説明するように制限されたフェムトまたはピコノードとすることができる。しかしながら、アクセスノード104による送信の干渉によりページを失うことを回避するために、アクセス端末102は、アクセスノード106(たとえば、マクロノード)を介してネットワークアクセス(たとえば、データアクセス)を得ることを選択するが、アクセス端末102は、アクセスノード104からページを受信することを選択することができる。
【0042】
図4に別のシナリオを示す。この例では、アクセス端末102は、アクセスノード106に関連付けられたカバレージエリア402内であり、アクセスノード104に関連付けられたカバレージエリア404内でもある。ここで、アクセスノード106(たとえば、マクロノード)は相対的に広いカバレージエリアを与えることができ、アクセスノード104(たとえば、フェムトまたはピコノード)はより小さいカバレージエリアを与えることができる。さらに、ノード102とノード106との間の経路406の距離は、ノード102とノード104との間の経路408の距離よりも長いとすることができる。
【0043】
この場合、アクセス端末102は、アクセスノード106からページを受信することを選択する一方、アクセスノード104にアクセスすることを選択することができる。たとえば、アクセスノード106がノード104よりも良いジオメトリに関連する(たとえば、アクセスノード106が、アクセスノード104よりも高いC/Iを与える)場合、ページングのためにアクセスノード106を選択する。
【0044】
逆に、アクセスノード104がアクセスノード106よりも良いサービスを提供する、および/またはアクセスノード106から利用可能でないサービスを提供する場合、アクセスのためにアクセスノード104を選択することができる。たとえば、アクセスノード106に比較して、アクセスノード104は、より低い経路損失に関連する、より良いスケジューリングを与える(たとえば、スケジュールごとのデータがより多い、スケジュールされる遅延がより短い、スケジュール時間が有利である)、より高いスループットを与える、または何らかの他の方法でより良いサービスを与える。
【0045】
したがって、図3のブロック302において、アクセス端末102(たとえば、ページングコントローラ136)は、アクセス端末102にページングを行うためのノードを識別する。たとえば、アクセス端末102が新しいアクセスノードを検出したときはいつでも、そのような動作を実行することができる。上述のように、図2の例では、アクセス端末102はページングを行うためのアクセスノード104を識別し、図4の例では、アクセス端末102はページングを行うためのアクセスノード106を識別する。
【0046】
ブロック304で表されるように、アクセス端末102がブロック302において識別されたノードからページを受信した場合、アクセス端末102(たとえば、アクセスコントローラ142)はアクセスすべきアクセスノード(たとえば、アクセスノード106)を識別する。上述のように、この動作は、アクセスノードによって提供される相対的なサービスに基づく、および/または所与のノードにおけるアクセスがアクセス端末102に許可されているかどうかに基づくことができる。したがって、図2の例では、アクセス端末102はアクセスノード106にアクセスすることを選択し、図4の例では、アクセス端末102はアクセスノード104にアクセスすることを選択する。
【0047】
ブロック306で表されるように、アクセス端末102は、ブロック302において識別されたノードからのページを待つ。ここで、いくつかのタイプのアクセスノードは、別のノードがそのアクセスノードによってページングされることを明確に要求しない限り、そのノードをページングすることができないことを諒解されたい。したがって、ブロック306において、ネットワークがそうするように構成されると、アクセス端末102は識別されたノードからのページの受信を開始することができる。いくつかの態様では、これは、アクセス端末102が、(たとえば、登録に関連した)メッセージを識別されたノードに、またはネットワーク中でページングを制御するエンティティ(たとえば、モビリティマネージャ108)に送信して、ノードが特定のノード、セル、ゾーン、セクタ、トラッキングエリアなどによってページングされることを望むことをエンティティに通知することによって達成できる。後者の動作の一例について、図5に関連して以下で論じる。
【0048】
ブロック308で表されるように、指定されたアクセスノードからページを受信すると、アクセス端末102(たとえば、通信コントローラ126)は、ブロック304において選択されたアクセスノードにアクセスする。ブロック310で表されるように、アクセス端末102は、アクセスのために識別されたアクセスノードにもはやアクティブにアクセスしていないと、ブロック302においてページングのために識別されたアクセスノード上でアイドリングすることに戻る(たとえば、動作フローがブロック306に戻る)、またはアクセス端末102は、アクセスに指定されたノード上に残ることを選択する。後者の場合の一例として、ブロック312において、アクセス端末102は、第2のノード上でページを待って第2のノード上でアイドリングする。ページが受信された場合、アクセス端末102は、ブロック308において再びアクセスノードにアクセスする。
【0049】
次に図5を参照しながら、説明のために、制限されたノードにおいてページングを確立する1つの方法に関係する例示的な動作について説明する。(たとえば、上述のように)制限されたノードにおいてページングを確立するために、他の技法を採用することができることを諒解されたい。図5の例では、アクセス端末102(たとえば、ページングコントローラ136)は、ネットワークによって実装されている標準のページングセット(たとえば、トラッキングエリアベース、ゾーンベース、距離ベース)に加えて使用される、補足(たとえば、提案)ページングセット(「SPS」)138を維持する。いくつかの態様では、SPS138は、アクセス端末102をページングすることができるエンティティを指定するリストの形態をとる。便宜のために、以下の説明は、アクセスノード識別子(「ID」)のリストを含むSPSを参照する。ただし、SPSは他のタイプのエントリ(たとえば、セクタID、セルIDなど)を含むことができることを諒解されたい。
【0050】
図5のブロック502において、アクセス端末102は、別のノード(たとえば、データアクセスが許可されていないノード)がそこでページングされることを明確に要求しない限り、そのノードをページングすることができないノード(たとえば、制限されたノード)の存在を発見する。たとえば、アクセスノード104(たとえば、そのノードの所与のセクタ)は、アクセスノード104が通常その隣接アクセスノードからページ要求を受信(ファンイン)することができない、またはその隣接アクセスノードにページ要求をファンアウトすることができないことを示す、SPS関連情報(たとえば、SPSビット)を広告する。フェムトノードは、この情報を広告することができるアクセスノードの一例である。
【0051】
いくつかの実装形態では、アクセス端末102は、距離、ゾーン、セクタ識別子(「SID」)、またはネットワーク識別子(「NID」)のパラメータ設定の1つまたは複数に基づいてSPSの必要性を推論することができる。そのような実装形態では、アクセスノード104は、SPSビットを無線で送信しない。
【0052】
ブロック504において、アクセスノード104のIDがまだSPS138中にない場合、アクセス端末102は、このIDをそのSPS138に追加する。上述のように、場合によっては、アクセスノード104をSPS138に追加するという決定は、アクセスノード104からのSPSビットなどの指示の受信、アクセスノード104をSPS138に追加する必要性の推論、アクセスノード104がより高いC/Iを有するという判断、またはアクセスノード104にアクセスすることがアクセス端末102に許可されていないという判断のうちの少なくとも1つに基づく。いくつかの態様では、アクセスノード104を追加するという決定は、アクセス端末102がアクセスノード104においてアイドリングするかどうか(たとえば、それが近い将来そうする可能性があるかどうか)に基づく。
【0053】
アクセス端末102は、最も強いアクセスノード(たとえば、アクセスノードのセクタ)をSPS138に常に追加することによって、そのSPS138を維持する。いくつかの態様では、アクセス端末102はまた、SPS138にそのアクセスノードの近隣を追加する。SPS138が必要でない(たとえば、アクセス端末102がマクロノード上でアイドリングしている)場合、マクロノードの近隣は標準のページングルール(たとえば、トラッキングエリアベース、ゾーンベース、距離ベース)に基づいてアクセス端末102を自動的にページングすることができるので、それらの近隣をSPS138に追加する必要がない。さらに、アクセス端末102は、ホームフェムトノードを聴取することができた場合、ホームフェムトノードをSPS138に自動的に追加する。アクセス端末102がそのホームマクロノード(たとえば、そのホームフェムトノードの最も強い近隣であるマクロノード)に現在登録されている場合、アクセス端末102はホームフェムトノードをそのSPS138に自動的に追加する。
【0054】
SPS138中のエントリの数を管理するために様々なプロビジョンを採用することができる。たとえば、SPS138に記載されたアクセスノードの信号が、ある時間期間の間弱すぎる(たとえば、アクセスノードに関連する搬送波対干渉波比がしきい値レベルを下回った)ままである場合、アクセスノード(および、随意に、このアクセスノードとともに追加された近隣)はSPS138から削除される。ここで、アクセスノードからの信号が指定されたしきい値を下回ったとき、タイマがカウントを開始し、この条件が当てはまる限り、カウントし続ける。次いで、定義されたカウントに達した場合、アクセスノードはSPS138から削除される。場合によっては、他の場合はSPS138から削除されるアクセスノードを、代わりにSPS138中に保持することができる。たとえば、それが何らかの他のアクセスノードの近隣である(たとえば、それによって、アクセス端末102が近い将来、指定されたアクセスノードをおそらく訪問する可能性がある)場合、指定されたアクセスノードはSPS138中に残る。さらに、SPS138がそのサイズ制限に達した場合、何らかの基準またはしきい値に基づいて1つまたは複数のアクセスノードを削除することができる(たとえば、最も長く稼動しているタイマをもつアクセスノードを削除する)。場合によっては、アクセス端末102がSPSビット(または何らかの他の同様の指示)を広告しない新しいアクセスノードに登録したとき、SPS138からアクセスノードを削除する。場合によっては、アクセス端末102が、標準のページングルール(たとえば、トラッキングエリア、ゾーン、距離)によりアクセスノードによってページングされると判断したことに基づいて、SPS138からアクセスノードを削除する。
【0055】
次いで、ブロック506において、アクセス端末102(たとえば、ページングコントローラ136)はアクセスノード104のIDを含むSPS138を、モビリティマネージャ108が(たとえば、SPS138の前の送信によって)この情報をまだ有していない場合、モビリティマネージャ108に送信する。いくつかの態様では、SPS138は登録とともに送信される。たとえば、アクセス端末102は、(許されている場合)アクセスノード104に、または別のノード(たとえば、アクセスノード106)に送信する登録メッセージ中にSPS138を含む。アクセス端末102によって検出された最も強いアクセスノード(たとえば、セクタ)がモビリティマネージャ108に送信された最後のSPS138中になかったとき、アクセス端末102はSPS138をモビリティマネージャ108に伝達し、アクセス端末102はSPS機能を利用する必要がある(たとえば、セクタについてのSPSビットが示される)。
【0056】
いくつかの態様では、アクセス端末102は、モビリティマネージャ108へのSPS138のその伝達を最適化する。たとえば、アクセス端末102は、送信された最後のSPSと現在のSPSとの間の差分をのみ送信する。また、アクセス端末102は、明示的に各セルを記載するのではなく、セル(またはセクタ、あるいはアクセスノード)およびゾーン/距離を記載することができる。
【0057】
モビリティマネージャ108においてアクセス端末102のSPS140を維持することができる。モビリティマネージャ108は、新たに受信されたSPSを使用して、モビリティマネージャ108において記憶された現在のSPS140を上書きする。モビリティマネージャ108は、たとえば、モビリティマネージャエンティティ(「MME」)、セッション基準ネットワークコントローラ(「SRNC」)、または何らかの他の同様の(1つまたは複数の)エンティティの形態をとることができる。
【0058】
ブロック508において、(たとえば、モビリティマネージャ108の制御下の)ネットワークは、ネットワークの標準のページングルール(たとえば、トラッキングエリアベースのルール、ゾーンベースのルール、距離ベースのルール)に従ってアクセス端末102をページングするアクセスノードに加えて、SPS中に記載されたすべてのアクセスノードにおいてアクセス端末102がページングされるようにする。たとえば、ブロック510において、アクセスノード104は、モビリティマネージャ108からページ要求を受信し、その要求によってアクセスノード104はアクセス端末102をページングする。
【0059】
いくつかの態様では、SPSは、どのアクセスノードが近い将来、アクセス端末102によって訪問されるかについての予測に関連して展開される。ここで、ネットワークがSPSを受信すると、ネットワークは指定されたアクセスノードにおいてアクセス端末102のページングを開始する。したがって、アクセス端末102が最後のSPS中にすでに挙げられたアクセスノード(たとえば、フェムトノード)を訪問するとき、アクセス端末102は再び登録する必要はない。したがって、先見的なSPSの使用により、アクセス端末102はその登録負荷を低減することができる。
【0060】
ブロック512で表されるように、アクセス端末102は、アクセスノード104からページを受信する。ページに応答して、アクセス端末102は別のアクセスノード(たとえば、上述のアクセスノード106)にアクセスすることができる。
【0061】
上述のように、いくつかの態様では、マクロスケールのカバレージ(たとえば、マクロセルラーネットワーク環境)、およびより小さいスケールのカバレージ(たとえば、宅内または建築物のネットワーク環境)を含むネットワーク中で、本明細書の教示を採用することができる。そのようなネットワークでは、アクセス端末(「AT」)がそのネットワーク中を移動するとき、アクセス端末は、あるロケーションでは、マクロカバレージを与えるアクセスノード(「AN」)によってサービスされ、他のロケーションでは、より小さいスケールのカバレージを与えるアクセスノードによってサービスされることがある。いくつかの態様では、より小さいカバレージノードを使用して、増分キャパシティの増大と、屋内カバレージと、(たとえば、よりロバストなユーザ経験のための)様々なサービスとを与えることができる。本明細書での説明では、比較的大きいエリアにわたるカバレージを与えるノードを、マクロノードと呼ぶ。比較的小さいエリア(たとえば、住居)にわたるカバレージを与えるノードを、フェムトノードと呼ぶ。マクロエリアよりも小さく、フェムトエリアよりも大きいエリアにわたるカバレージを与える(たとえば、商業建築物内のカバレージを与える)ノードを、ピコノードと呼ぶ。
【0062】
マクロノード、フェムトノード、またはピコノードに関連付けられたセルを、それぞれ、マクロセル、フェムトセル、またはピコセルと呼ぶ。いくつかの実装形態では、所与のセルを1つまたは複数のセクタにさらに関連付ける(たとえば、分割する)ことができる。
【0063】
様々な適用例では、他の用語を使用して、マクロノード、フェムトノード、またはピコノードを参照する。たとえば、マクロノードを、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、eNodeB、マクロセルなどとして構成し、またはそのように呼ぶ。また、フェムトノードを、home NodeB、home eNodeB、アクセスポイント、基地局、フェムトセルなどとして構成し、またはそのように呼ぶ。
【0064】
図6に、いくつかのトラッキングエリア602(またはルーティングエリアまたはロケーションエリア)が画定されたネットワークのカバレージマップ600の一例を示す。詳細には、トラッキングエリア602A、602B、および602Cに関連付けられたカバレージのエリアは、図6において太線によって示される。
【0065】
本システムは、たとえば、マクロセル604Aおよび604Bなど、(6角形で表された)複数のセル604を介したワイヤレス通信を行い、各セルは、対応するアクセスノード606(たとえば、アクセスノード606A〜606C)によってサービスされる。図6に示すように、アクセス端末608(たとえば、アクセス端末608Aおよび608B)は、所与の時点においてネットワーク全体にわたって様々な位置に分散される。各アクセス端末608は、たとえば、アクセス端末608がアクティブかどうか、およびアクセス端末608がソフトハンドオフ中かどうかに応じて、所与の瞬間に順方向リンク(「FL」)および/または逆方向リンク(「RL」)上で1つまたは複数のアクセスノード606と通信することができる。ネットワークは広い地理的領域にわたってサービスを提供する。たとえば、マクロセル604は、近隣中の複数のブロックをカバーする。
【0066】
トラッキングエリア602はフェムトカバレージエリア610をも含む。この例では、フェムトカバレージエリア610の各々(たとえば、フェムトカバレージエリア610A)は、マクロカバレージエリア604(たとえば、マクロカバレージエリア604B)内に示されている。ただし、フェムトカバレージエリア610は、完全にマクロカバレージエリア604内にあるわけではないことを諒解されたい。実際問題として、多数のフェムトカバレージエリア610を所与のトラッキングエリア602またはマクロカバレージエリア604内に画定することができる。また、1つまたは複数のピコカバレージエリア(図示せず)を所与のトラッキングエリア602またはマクロカバレージエリア604内に画定することができる。図6の複雑さを低減するために、数個のアクセスノード606、アクセス端末608、およびフェムトノード610のみを示してある。
【0067】
フェムトノード環境のための接続性を様々な方法で確立することができる。たとえば、図7に、1つまたは複数のフェムトノードがネットワーク環境内に展開された通信システム700を示す。特に、システム700は、比較的小規模のネットワーク環境中に(たとえば、1つまたは複数のユーザ住居730中に)設置された複数のフェムトノード710(たとえば、フェムトノード710Aおよび710B)を含む。各フェムトノード710は、DSLルータ、ケーブルモデム、ワイヤレスリンク、または他の接続手段(図示せず)を介して、ワイドエリアネットワーク740(たとえば、インターネット)およびモバイルオペレータコアネットワーク750に結合される。本明細書で論じるように、各フェムトノード710は、関連するアクセス端末720(たとえば、アクセス端末720A)、および、随意に、他のアクセス端末720(たとえば、アクセス端末720B)にサービスするように構成できる。言い換えれば、フェムトノード710へのアクセスを制限することができ、それによって、所与のアクセス端末720を、指定された(1つまたは複数の)(たとえば、ホーム)フェムトノード710のセットがサービスすることはできるが、指定されていないフェムトノード710(たとえば、ネイバーのフェムトノード710)がサービスすることはできない。
【0068】
フェムトノード710の所有者は、たとえば、モバイルオペレータコアネットワーク750を介して提供される3Gモバイルサービスなど、モバイルサービスに加入することができる。さらに、アクセス端末720は、マクロ環境と、より小規模の(たとえば、住居)ネットワーク環境の両方で動作することが可能である。言い換えれば、アクセス端末720の現在位置に応じて、アクセス端末720は、マクロセルモバイルネットワーク750のアクセスノード760によって、または、フェムトノード710のセット(たとえば、対応するユーザ住居730内に常駐するフェムトノード710Aおよび710B)のうちのいずれか1つによってサービスされる。たとえば、加入者は、自宅の外にいるときは標準のマクロアクセスノード(たとえば、ノード760)によってサービスされ、自宅の中にいるときはフェムトノード(たとえば、ノード710B)によってサービスされる。ここで、フェムトノード710は既存のアクセス端末720と後方互換性があることを諒解されたい。
【0069】
フェムトノード710は、単一の周波数上に展開でき、または代替として、複数の周波数上に展開できる。特定の構成に応じて、単一の周波数、あるいは複数の周波数のうちの1つまたは複数が、マクロノード(たとえば、ノード760)によって使用される1つまたは複数の周波数と重なることがある。
【0070】
いくつかの態様では、アクセス端末720は、そのような接続性が可能であるときはいつでも、好ましいフェムトノード(たとえば、アクセス端末720のホームフェムトノード)に接続するように構成できる。たとえば、加入者のアクセス端末720が加入者の住居730内にあるときはいつでも、アクセス端末720がホームフェムトノード710のみと通信することが望ましい。
【0071】
いくつかの態様では、アクセス端末720がマクロセルラーネットワーク750内で動作しているが、(たとえば、好ましいローミングリスト中で定義された)その最も好ましいネットワーク上に常駐していない場合、アクセス端末720は、ベターシステムリセレクション(「BSR」)を使用して、最も好ましいネットワーク(たとえば、好ましいフェムトノード710)を探索し続け、ベターシステムリセレクションでは、より良好なシステムが現在利用可能であるかどうかを判断するために利用可能なシステムの周期的なスキャンを行い、その後、そのような好ましいシステムに関連付けようとする。獲得エントリを用いて、アクセス端末720は、特定の帯域およびチャネルの探索を制限することができる。たとえば、最も好ましいシステムの探索を周期的に繰り返すことができる。好ましいフェムトノード710が発見されると、アクセス端末720は、そのカバレージエリア内にキャンプするためにフェムトノード710を選択する。
【0072】
上述のように、いくつかの態様では、フェムトノードなどのアクセスノードを制限することができる。たとえば、所与のフェムトノードが一定のサービスを一定のアクセス端末のみに与えることができる。いわゆる制限(または限定)関連付けを用いた展開では、所与のアクセス端末が、マクロセルモバイルネットワークと、フェムトノードの定義されたセット(たとえば、対応するユーザ住居730内に常駐するフェムトノード710)とによってのみサービスされる。
【0073】
いくつかの態様では、(限定加入者グループHome NodeBと呼ばれることもある)制限されたフェムトノードは、制限された準備されたアクセス端末のセットにサービスを与えるノードである。このセットは、必要に応じて、一時的にまたは永続的に拡大できる。いくつかの態様では、限定加入者グループ(「CSG」)は、アクセス端末の共通のアクセス制御リストを共有するアクセスノード(たとえば、フェムトノード)のセットとして定義できる。領域中のすべてのフェムトノード(または制限されたすべてのフェムトノード)が動作するチャネルをフェムトチャネルと呼ぶことがある。
【0074】
したがって、所与のフェムトノードと所与のアクセス端末との間には様々な関係が存在する。たとえば、アクセス端末の観点から、開いたフェムトノードは、制限された関連付けをもたないフェムトノードを指す。制限されたフェムトノードは、何らかの形で制限された(たとえば、関連付けおよび/または登録のために制限された)フェムトノードを指す。ホームフェムトノードは、アクセス端末がアクセスし、その上で動作することを許可されるフェムトノードを指す。ゲストフェムトノードは、アクセス端末がアクセスし、またはその上で動作することを一時的に許可されるフェムトノードを指す。外来フェムトノードは、おそらく非常事態(たとえば、911番)を除いて、アクセス端末がアクセスし、またはその上で動作することを許可されないフェムトノードを指す。
【0075】
制限されたフェムトノードの観点から、ホームアクセス端末は、制限されたフェムトノードへのアクセスを許可されるアクセス端末を指す。ゲストアクセス端末は、制限されたフェムトノードへの一時的アクセスをもつアクセス端末を指す。外来アクセス端末は、たとえば、おそらく911番などの非常事態を除いて、制限されたフェムトノードにアクセスする許可を有していないアクセス端末(たとえば、制限されたフェムトノードに登録する証明書または許可を有していないアクセス端末)を指す。
【0076】
便宜上、本明細書の開示では、フェムトノードの文脈で様々な機能について説明する。ただし、ピコノードは、より大きいカバレージエリアに同じまたは同様の機能を与えることができることを諒解されたい。たとえば、所与のアクセス端末に対して、ピコノードを制限すること、ホームピコノードを定義することなどが可能である。
【0077】
ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレスアクセス端末のための通信を同時にサポートすることができる。上述のように、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)とは、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力システム、多入力多出力(「MIMO」)システム、または何らかの他のタイプのシステムを介して確立できる。
【0078】
MIMOシステムは、データ送信用の複数(N)個の送信アンテナおよび複数(N)個の受信アンテナを使用する。N個の送信アンテナとN個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルと呼ばれることもあるN個の独立チャネルに分解でき、ここで、N≦min{N,N}である。N個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。
【0079】
MIMOシステムは時分割複信(「TDD」)および周波数分割複信(「FDD」)をサポートする。TDDシステムでは、順方向および逆方向リンク伝送が同一周波数領域上で行われるので、相反定理により逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能なとき、アクセスポイントは順方向リンク上で送信ビーム形成利得を取り出すことが可能になる。
【0080】
本明細書の教示は、少なくとも1つの他のノードと通信するために様々な構成要素を採用しているノード(たとえば、デバイス)中に組み込むことができる。図8に、ノード間の通信を可能にするために採用できるいくつかの例示的な構成要素を示す。特に、図8に、MIMOシステム800のワイヤレスデバイス810(たとえば、アクセスポイント)とワイヤレスデバイス850(たとえば、アクセス端末)とを示す。デバイス810では、いくつかのデータストリームのトラフィックデータが、データソース812から送信(「TX」)データプロセッサ814に供給される。
【0081】
いくつかの態様では、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータプロセッサ814は、符号化データを供給するために、そのデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて、データストリームごとにトラフィックデータをフォーマット化し、符号化し、インタリーブする。
【0082】
各データストリームの符号化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータと多重化される。パイロットデータは、一般に、知られている方法で処理される、知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムで使用される。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットデータと符号化データとは、変調シンボルを与えるために、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)される。各データストリームのデータ転送速度、符号化、および変調は、プロセッサ830によって実行される命令によって決定される。データメモリ832は、プロセッサ830またはデバイス810の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データおよび他の情報を記憶する。
【0083】
次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ820に供給され、TX MIMOプロセッサ820はさらに(たとえば、OFDMの場合)その変調シンボルを処理する。次いで、TX MIMOプロセッサ820は、N個の変調シンボルストリームをN個のトランシーバ(「XCVR」)822A〜822Tに供給する。いくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ820は、データストリームのシンボルと、シンボルが送信されているアンテナとにビーム形成重みを付加する。
【0084】
各トランシーバ822は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を供給し、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を供給する。次いで、トランシーバ822A〜822TからのN個の変調信号は、それぞれ、N個のアンテナ824A〜824Tから送信される。
【0085】
デバイス850では、送信された変調信号はN個のアンテナ852A〜852Rによって受信され、各アンテナ852からの受信信号は、それぞれのトランシーバ(「XCVR」)854A〜854Rに供給される。各トランシーバ854は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを供給し、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを供給する。
【0086】
次いで、受信(「RX」)データプロセッサ860は、特定の受信機処理技法に基づいてN個のトランシーバ854からN個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、N個の「検出」シンボルストリームを供給する。次いで、RXデータプロセッサ860は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームに対するトラフィックデータを回復する。RXデータプロセッサ860による処理は、デバイス810におけるTX MIMOプロセッサ820およびTXデータプロセッサ814によって実行される処理を補足するものである。
【0087】
プロセッサ870は、どのプリコーディング行列(以下で論じる)を使用すべきかを定期的に判断する。プロセッサ870は、行列インデックス部とランク値部とを備える逆方向リンクメッセージを作成する。データメモリ872は、プロセッサ870またはデバイス850の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データおよび他の情報を記憶する。
【0088】
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。次いで、逆方向リンクメッセージは、データソース836からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ838によって処理され、変調器880によって変調され、トランシーバ854A〜854Rによって調整され、デバイス810に戻される。
【0089】
デバイス810において、デバイス850からの変調信号は、アンテナ824によって受信され、トランシーバ822によって調整され、復調器(「DEMOD」)840によって復調され、RXデータプロセッサ842によって処理されて、デバイス850によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。次いで、プロセッサ830は、ビーム形成重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを判断し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
【0090】
図8はまた、通信構成要素が、本明細書で教示するシグナリング制御動作を実行する1つまたは複数の構成要素を含むことができることを示す。たとえば、シグナリング制御構成要素890は、デバイス810のプロセッサ830および/または他の構成要素と協働して、本明細書で教示する別のデバイス(たとえば、デバイス850)との間で信号を送信/受信することができる。同様に、シグナリング制御構成要素892は、デバイス850のプロセッサ870および/または他の構成要素と協働して、別のデバイス(たとえば、デバイス810)との間で信号を送信/受信することができる。各デバイス810および850について、記載の構成要素の2つ以上の機能が単一の構成要素によって提供できることを諒解されたい。たとえば、単一の処理構成要素がシグナリング制御構成要素890およびプロセッサ830の機能を提供し、単一の処理構成要素がシグナリング制御構成要素892およびプロセッサ870の機能を提供することができる。
【0091】
本明細書の教示は、様々なタイプの通信システムおよび/またはシステム構成要素に組み込むことができる。いくつかの態様では、本明細書の教示は、利用可能なシステムリソースを共有することによって(たとえば、帯域幅、送信電力、符号化、インタリーブなどのうちの1つまたは複数を指定することによって)、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムで使用できる。たとえば、本明細書の教示は、符号分割多元接続(「CDMA」)システム、多重キャリアCDMA(「MCCDMA」)、Wideband CDMA(「W−CDMA」)、高速パケットアクセス(「HSPA」、「HSPA+」)システム、時分割多元接続(「TDMA」)システム、周波数分割多元接続(「FDMA」)システム、単一搬送波FDMA(「SC−FDMA」)システム、直交周波数分割多元接続(「OFDMA」)システム、または他の多元接続技法の技術のいずれか1つまたは組合せに適用される。本明細書の教示を使用するワイヤレス通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMA、および他の規格など、1つまたは複数の規格を実装するように設計される。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(「UTRA」)、cdma2000、または何らかの他の技術などの無線技術を実装することができる。UTRAは、W−CDMAおよび低チップレート(「LCR」)を含む。cdma2000技術は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(「GSM(登録商標)」)などの無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(「E−UTRA」)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(「UMTS」)の一部である。本明細書の教示は、3GPP Long Term Evolution(「LTE」)システム、Ultra−Mobile Broadband(「UMB」)システム、および他のタイプのシステムで実装できる。LTEは、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。本開示のいくつかの態様については、3GPP用語を使用して説明するが、本明細書の教示は、3GPP(Rel99、Rel5、Rel6、Rel7)技術、ならびに3GPP2(1xRTT、1xEV−DO Rel0、RevA、RevB)技術および他の技術に適用できることを理解されたい。
【0092】
本明細書の教示は、様々な装置(たとえば、ノード)に組み込む(たとえば、装置内に実装する、または装置によって実行する)ことができる。たとえば、本明細書で論じるアクセスノード(たとえば、マクロノード、フェムトノード、またはピコノード)は、アクセスポイント(「AP」)、基地局(「BS」)、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eNodeB、基地局コントローラ(「BSC」)、送受信基地局(「BTS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の用語などとして構成し、またはそのように呼ぶ。
【0093】
さらに、本明細書で論じるアクセス端末は、移動局、ユーザ機器、加入者ユニット、加入者局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、またはユーザデバイスと呼ばれることがある。いくつかの実装形態では、そのようなノードは、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスからなる、それらの中に実装される、またはそれらを含むことができる。
【0094】
したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、様々なタイプの装置からなる、それらの中に実装される、またはそれらを含むことができる。そのような装置は、電話(たとえば、セルラー電話、スマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、携帯型通信デバイス、携帯型コンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、娯楽デバイス(たとえば、音楽またはビデオデバイス、あるいは衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体を介して通信するように構成される他の好適なデバイスを備えることができる。
【0095】
上述のように、いくつかの態様では、ワイヤレスノードは通信システムのためのアクセスデバイス(たとえば、アクセスポイント)を備えることができる。たとえば、そのようなアクセスノードは、有線またはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなど広域ネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を与えることができる。したがって、アクセスノードは、別のノード(たとえば、アクセス端末)がネットワークまたは何らかの他の機能にアクセスできるようにすることができる。さらに、一方または両方のノードはポータブルでも、場合によっては比較的非ポータブルでもよいことを諒解されたい。また、ワイヤレスノード(たとえば、ワイヤレスデバイス)はまた、有線の方式で適切な通信インターフェース(たとえば、有線接続)を介して情報を送信および/または受信することができることを諒解されたい。
【0096】
ワイヤレスノードは、好適なワイヤレス通信技術に基づくあるいはサポートする1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを介して通信することができる。たとえば、いくつかの態様では、ワイヤレスノードはネットワークに関連付けることができる。いくつかの態様では、ネットワークはローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークを備えることができる。ワイヤレスデバイスは、本明細書で論じる様々なワイヤレス通信技術、プロトコル、または規格(たとえば、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、Wi−Fiなど)のうちの1つまたは複数をサポートあるいは使用することができる。同様に、ワイヤレスノードは、様々な対応する変調方式または多重化方式のうちの1つまたは複数をサポートあるいは使用することができる。したがって、ワイヤレスノードは、上記または他のワイヤレス通信技術を使用して1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを確立し、それを介して通信するために適切な構成要素(たとえば、エアインターフェース)を含むことができる。たとえば、ワイヤレスノードは、ワイヤレス媒体による通信を可能にする様々な構成要素(たとえば、信号発生器および信号処理器)を含む関連する送信機構成要素および受信機構成要素(たとえば、送信機114と118、および送信機116と120)をもつワイヤレストランシーバを備えることができる。
【0097】
本明細書で説明した構成要素は、様々な方法で実装することができる。図9〜図11を参照すると、装置900、1000および1100は一連の相互に関連する機能ブロックとして表される。いくつかの態様では、これらのブロックの機能は、1つまたは複数のプロセッサ構成要素を含む処理システムとして実装できる。いくつかの態様では、これらのブロックの機能は、たとえば、1つまたは複数の集積回路(たとえば、ASIC)の少なくとも一部を使用して実装できる。本明細書で論じるように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関連した構成要素、またはそれらの何らかの組合せを含むことができる。これらのブロックの機能は、本明細書で教示する方法とは別の何らかの方法で実装することもできる。いくつかの態様では、図9〜図11の1つまたは複数の破線ブロックは任意の機能に関する。
【0098】
装置900、1000および1100は、様々な図に関して上述した1つまたは複数の機能を実行することができる1つまたは複数のモジュールを含むことができる。たとえば、受信手段902は、たとえば、本明細書で論じる受信機120に対応することがある。データアクセス許可判断手段904は、たとえば、本明細書で論じる許可コントローラ124に対応することがある。シグナリング専用アクセス許可手段906は、たとえば、本明細書で論じる許可コントローラ124に対応することがある。送信手段908は、たとえば、本明細書で論じる送信機118に対応することがある。指示広告手段910は、たとえば、本明細書で論じる許可コントローラ124に対応することがある。データアクセス許可判断手段1002は、たとえば、本明細書で論じる許可コントローラ122に対応することがある。アクセス手段1004は、たとえば、本明細書で論じる通信コントローラ126に対応することがある。受信手段1006は、たとえば、本明細書で論じる受信機116に対応することがある。ページングノード識別手段1102は、たとえば、本明細書で論じるページングコントローラ136に対応することがある。ページ受信手段1104は、たとえば、本明細書で論じる受信機116に対応することがある。アクセスノード識別手段1106は、たとえば、本明細書で論じるアクセスコントローラ142に対応することがある。アクセス手段1108は、たとえば、本明細書で論じる通信コントローラ126に対応することがある。登録手段1110は、たとえば、本明細書で論じる通信コントローラ126に対応することがある。
【0099】
本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つ以上の要素またはある要素の複数の例を区別する便利な方法として使用できる。したがって、第1および第2の要素への言及は、そこで2つの要素のみが使用できること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段の規定がない限り、1組の要素は1つまたは複数の要素を備えることがある。さらに、明細書または特許請求の範囲において使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という形式の用語は、「AまたはBまたはC、あるいはそれらの任意の組合せ」を意味する。
【0100】
情報および信号は様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表すことができることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及されるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表すことができる。
【0101】
さらに、本明細書で開示された態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップのいずれかは、電子ハードウェア(たとえば、ソース符号化または何らかの他の技法を使用して設計できる、デジタル実装形態、アナログ実装形態、またはそれら2つの組合せ)、命令を組み込んだ様々な形態のプログラムまたは設計コード(便宜上、本明細書では「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ぶことがある)、あるいは両方の組合せとして実装できることを当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じると解釈すべきではない。
【0102】
本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路は、集積回路(「IC」)、アクセス端末、またはアクセスポイント内に実装できるか、またはそれらによって実行できる。ICは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、電子的構成要素、光学的構成要素、機械的構成要素、または本明細書に記載の機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを備えることができ、ICの内部に、ICの外側に、またはその両方に常駐するコードまたは命令を実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえばDSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としても実装できる。
【0103】
開示されたプロセス中のステップの特定の順序または階層は例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成できることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示するものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
【0104】
説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装できる。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にするいかなる媒体をも含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体でよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶装置、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを運搬または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線およびマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波などの無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。要約すると、コンピュータ可読媒体は任意の好適なコンピュータプログラム製品に実装できることを諒解されたい。
【0105】
開示された態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために提供されるものである。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の態様に適用できる。したがって、本開示は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、本明細書に開示された原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス通信の方法であって、
ノードからアクセス要求を受信することと、
前記ノードにデータアクセスが許可されていないと判断することと、
前記判断に基づいて前記ノードにシグナリング専用アクセスを許可することと、
前記判断に基づいてシグナリングを前記ノードに無線で送信することと
を備える方法。
【請求項2】
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、干渉管理情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ノードからシグナリングを無線で受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記シグナリングが基地局において受信され、
前記受信されたシグナリングが前記基地局に向けられる、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記受信されたシグナリングが、干渉管理情報、サービス品質情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記受信されたシグナリングをモビリティマネージャに送信することをさらに備える、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、および認証情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記シグナリングが基地局において受信され、前記方法が、前記受信されたシグナリングを別の基地局に送信することをさらに備える、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
前記基地局が、第1の周波数帯域および第1のタイプの技術を使用して前記受信されたシグナリングを受信し、
前記基地局が、第2の周波数帯域および第2のタイプの技術を使用して前記受信されたシグナリングを前記別の基地局に送信する、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、および干渉管理情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、干渉管理情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項3に記載の方法。
【請求項12】
前記アクセス要求が、前記ノードからネットワークノードを介して受信される、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記アクセス要求が、前記ノードから無線で受信される、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つが提供されないことを示すために制限の指示を広告することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
データアクセスを許可されていないノードから登録要求を受け入れるという指示を広告することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記シグナリングがフェムトノードまたはピコノードによって送信される、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記ノードがアクセス端末を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
ワイヤレス通信のための装置であって、
ノードからアクセス要求を受信するように構成された受信機と、
前記ノードにデータアクセスが許可されていないと判断するように構成され、前記判断に基づいて前記ノードにシグナリング専用アクセスを許可するようにさらに構成された許可コントローラと、
前記判断に基づいてシグナリングを前記ノードに無線で送信するように構成された送信機と
を備える装置。
【請求項19】
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、干渉管理情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項18に記載の装置。
【請求項20】
前記受信機が、前記ノードからシグナリングを無線で受信するようにさらに構成された、請求項18に記載の装置。
【請求項21】
前記装置が基地局であり、
前記受信されたシグナリングが前記基地局に向けられ、
前記受信されたシグナリングが、干渉管理情報、サービス品質情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項20に記載の装置。
【請求項22】
前記送信機が、前記受信されたシグナリングをモビリティマネージャに送信するようにさらに構成され、
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、および認証情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項20に記載の装置。
【請求項23】
前記装置が基地局であり、
前記受信機が、第1の周波数帯域および第1のタイプの技術を使用して前記受信されたシグナリングを受信するようにさらに構成され、
前記送信機が、第2の周波数帯域および第2のタイプの技術を使用して前記受信されたシグナリングを別の基地局に送信するようにさらに構成された、
請求項20に記載の装置。
【請求項24】
前記装置が基地局であり、
前記送信機が、前記受信されたシグナリングを別の基地局に送信するようにさらに構成され、
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、および干渉管理情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項20に記載の装置。
【請求項25】
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、干渉管理情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項20に記載の装置。
【請求項26】
前記許可コントローラが、少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つが提供されないことを示すために制限の指示の広告を行うようにさらに構成された、請求項18に記載の装置。
【請求項27】
前記許可コントローラが、データアクセスを許可されていないノードから登録要求を受け入れるという指示の広告を行うようにさらに構成された、請求項18に記載の装置。
【請求項28】
前記装置がフェムトノードまたはピコノードである、請求項18に記載の装置。
【請求項29】
ワイヤレス通信のための装置であって、
ノードからアクセス要求を受信するための手段と、
前記ノードにデータアクセスが許可されていないと判断するための手段と、
前記判断に基づいて前記ノードにシグナリング専用アクセスを許可するための手段と、 前記判断に基づいてシグナリングを前記ノードに無線で送信するための手段と
を備える装置。
【請求項30】
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、干渉管理情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項29に記載の装置。
【請求項31】
受信するための前記手段が、前記ノードからシグナリングを無線で受信するように構成された、請求項29に記載の装置。
【請求項32】
前記装置が基地局であり、
前記受信されたシグナリングが前記基地局に向けられ、
前記受信されたシグナリングが、干渉管理情報、サービス品質情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項31に記載の装置。
【請求項33】
送信するための前記手段が、前記受信されたシグナリングをモビリティマネージャに送信するように構成され、
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、および認証情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項31に記載の装置。
【請求項34】
前記装置が基地局であり、
受信するための前記手段が、第1の周波数帯域および第1のタイプの技術を使用して前記受信されたシグナリングを受信するようにさらに構成され、
送信するための前記手段が、第2の周波数帯域および第2のタイプの技術を使用して前記受信されたシグナリングを別の基地局に送信するように構成された、
請求項31に記載の装置。
【請求項35】
前記装置が基地局であり、
送信するための前記手段が、前記受信されたシグナリングを別の基地局に送信するように構成され、
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、および干渉管理情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項31に記載の装置。
【請求項36】
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、干渉管理情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項31に記載の装置。
【請求項37】
少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つが提供されないことを示すために制限の指示を広告するための手段をさらに備える、請求項29に記載の装置。
【請求項38】
データアクセスを許可されていないノードから登録要求を受け入れるという指示を広告するための手段をさらに備える、請求項29に記載の装置。
【請求項39】
前記装置がフェムトノードまたはピコノードである、請求項29に記載の装置。
【請求項40】
ノードからアクセス要求を受信することと、
前記ノードにデータアクセスが許可されていないと判断することと、
前記判断に基づいて前記ノードにシグナリング専用アクセスを許可することと、
前記判断に基づいてシグナリングを前記ノードに無線で送信することと
をコンピュータに行わせるためのコードを備える、コンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
【請求項41】
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、干渉管理情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項40に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項42】
前記コンピュータ可読媒体が、前記ノードからシグナリングを無線で受信することを、前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項40に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項43】
前記シグナリングが基地局において受信され、
前記受信されたシグナリングが前記基地局に向けられ、
前記受信されたシグナリングが、干渉管理情報、サービス品質情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項42に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項44】
前記コンピュータ可読媒体が、前記受信されたシグナリングをモビリティマネージャに送信することを、前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、および認証情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項42に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項45】
前記シグナリングが基地局において受信され、
前記コンピュータ可読媒体が、第1の周波数帯域および第1のタイプの技術を使用して前記受信されたシグナリングを受信することを、前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
前記コンピュータ可読媒体が、第2の周波数帯域および第2のタイプの技術を使用して前記受信されたシグナリングを別の基地局に送信することを、前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、
請求項42に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項46】
前記シグナリングが基地局において受信され、
前記コンピュータ可読媒体が、前記受信されたシグナリングを別の基地局に送信することを、前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、および干渉管理情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項42に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項47】
前記受信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、干渉管理情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項42に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項48】
前記コンピュータ可読媒体が、少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つが提供されないことを示すために制限の指示を広告することを、前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項40に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項49】
前記コンピュータ可読媒体が、データアクセスを許可されていないノードから登録要求を受け入れるという指示を広告することを、前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項40に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項50】
前記シグナリングがフェムトノードまたはピコノードによって送信される、請求項40に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項51】
ワイヤレス通信の方法であって、
第2のノードにおけるデータアクセスが第1のノードに許可されていないと判断することと、
前記第1のノードにデータアクセスが許可されていないという前記判断に基づいて、シグナリングのために前記第2のノードにアクセスすることと
を備える方法。
【請求項52】
前記第2のノードにアクセスすることが、前記第2のノードにシグナリング専用アクセス要求を送信することを備える、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記第2のノードにアクセスすることが、ネットワークノードを介して前記第2のノードにアクセス要求を送信することを備える、請求項51に記載の方法。
【請求項54】
前記第2のノードにアクセスすることが、アクセス要求を無線で前記第2のノードに送信することを備える、請求項51に記載の方法。
【請求項55】
前記判断に基づいて前記第2のノードとのシグナリング専用リンクを確立することをさらに備える、請求項51に記載の方法。
【請求項56】
別のノードと通信することをさらに備え、前記シグナリング専用リンクが前記通信の結果として確立される、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
前記第2のノードにアクセスすることが、前記シグナリングを無線で前記第2のノードに送信することを備える、請求項51に記載の方法。
【請求項58】
前記送信されたシグナリングが前記第2のノードに向けられる、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記送信されたシグナリングが、干渉管理情報、サービス品質情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記送信されたシグナリングがモビリティマネージャに向けられる、請求項57に記載の方法。
【請求項61】
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、および認証情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記第2のノードが基地局を備え、
前記送信されたシグナリングが別の基地局に向けられる、
請求項57に記載の方法。
【請求項63】
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、および干渉管理情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記第2のノードが、少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つを提供しないように制限されていることを示す指示を、前記第2のノードから無線で受信することをさらに備える、請求項51に記載の方法。
【請求項65】
前記第2のノードによって提供されるサービスを判断するために、前記指示をアクセス識別子のリストと比較することをさらに備える、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記第2のノードにアクセスすることが、前記第2のノードがデータアクセスを許可されていないノードから登録要求を受け入れるという判断に基づいて前記第2のノードに登録することを備える、請求項51に記載の方法。
【請求項67】
前記第2のノードがフェムトノードまたはピコノードを備える、請求項51に記載の方法。
【請求項68】
前記フェムトノードまたは前記ピコノードが、少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つを提供しないように制限される、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記第2のノードが基地局を備える、請求項51に記載の方法。
【請求項70】
ワイヤレス通信のための装置であって、
第2のノードにおけるデータアクセスが第1のノードに許可されていないと判断するように構成された許可コントローラと、
前記第1のノードにデータアクセスが許可されていないという前記判断に基づいて、シグナリングのために前記第2のノードにアクセスするように構成された通信コントローラと
を備える装置。
【請求項71】
前記第2のノードにアクセスすることが、アクセス要求をネットワークノードを介して前記第2のノードに送信することを備える、請求項70に記載の装置。
【請求項72】
前記第2のノードにアクセスすることが、アクセス要求を無線で前記第2のノードに送信することを備える、請求項70に記載の装置。
【請求項73】
前記通信コントローラが、前記判断に基づいて前記第2のノードとのシグナリング専用リンクを確立するようにさらに構成され、
前記通信コントローラが、別のノードと通信するようにさらに構成され、
前記シグナリング専用リンクが前記通信の結果として確立される、
請求項70に記載の装置。
【請求項74】
前記第2のノードにアクセスすることが、前記シグナリングを無線で前記第2のノードに送信することを備える、請求項70に記載の装置。
【請求項75】
前記送信されたシグナリングが前記第2のノードに向けられ、
前記送信されたシグナリングが、干渉管理情報、サービス品質情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項74に記載の装置。
【請求項76】
前記送信されたシグナリングがモビリティマネージャに向けられ、
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、および認証情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項74に記載の装置。
【請求項77】
前記第2のノードが基地局を備え、
前記送信されたシグナリングが別の基地局に向けられ、
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、および干渉管理情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項74に記載の装置。
【請求項78】
前記第2のノードが、少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つを提供しないように制限されていることを示す指示を前記第2のノードから無線で受信するように構成された受信機をさらに備える、請求項70に記載の装置。
【請求項79】
前記許可コントローラが、前記第2のノードによって提供されるサービスを判断するために、前記指示をアクセス識別子のリストと比較するようにさらに構成された、請求項78に記載の装置。
【請求項80】
前記第2のノードにアクセスすることが、前記第2のノードがデータアクセスを許可されていないノードから登録要求を受け入れるという判断に基づいて前記第2のノードに登録することを備える、請求項70に記載の装置。
【請求項81】
前記第2のノードがフェムトノードまたはピコノードを備える、請求項70に記載の装置。
【請求項82】
前記フェムトノードまたは前記ピコノードが、少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つを提供しないように制限される、請求項81に記載の装置。
【請求項83】
ワイヤレス通信のための装置であって、
第2のノードにおけるデータアクセスが第1のノードに許可されていないと判断するための手段と、
前記第1のノードがデータアクセスを許可されていないという前記判断に基づいて、シグナリングのために前記第2のノードにアクセスするための手段と
を備える装置。
【請求項84】
前記第2のノードにアクセスすることが、アクセス要求をネットワークノードを介して前記第2のノードに送信することを備える、請求項83に記載の装置。
【請求項85】
前記第2のノードにアクセスすることが、アクセス要求を無線で前記第2のノードに送信することを備える、請求項83に記載の装置。
【請求項86】
アクセスするための前記手段が、前記判断に基づいて前記第2のノードとのシグナリング専用リンクを確立するように構成され、
アクセスするための前記手段が、別のノードと通信するようにさらに構成され、
前記シグナリング専用リンクが前記通信の結果として確立される、
請求項83に記載の装置。
【請求項87】
前記第2のノードにアクセスすることが、前記シグナリングを無線で前記第2のノードに送信することを備える、請求項83に記載の装置。
【請求項88】
前記送信されたシグナリングが前記第2のノードに向けられ、
前記送信されたシグナリングが、干渉管理情報、サービス品質情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項87に記載の装置。
【請求項89】
前記送信されたシグナリングがモビリティマネージャに向けられ、
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、および認証情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項87に記載の装置。
【請求項90】
前記第2のノードが基地局を備え、
前記送信されたシグナリングが別の基地局に向けられ、
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、および干渉管理情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項87に記載の装置。
【請求項91】
前記第2のノードが、少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つを提供しないように制限されていることを示す指示を、前記第2のノードから無線で受信するための手段をさらに備える、請求項83に記載の装置。
【請求項92】
判断するための前記手段が、前記第2のノードによって提供されるサービスを判断するために、前記指示をアクセス識別子のリストと比較するように構成された、請求項91に記載の装置。
【請求項93】
前記第2のノードにアクセスすることが、前記第2のノードがデータアクセスを許可されていないノードから登録要求を受け入れるという判断に基づいて前記第2のノードに登録することを備える、請求項83に記載の装置。
【請求項94】
前記第2のノードがフェムトノードまたはピコノードを備える、請求項83に記載の装置。
【請求項95】
前記フェムトノードまたは前記ピコノードが、少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つを提供しないように制限される、請求項94に記載の装置。
【請求項96】
第2のノードにおけるデータアクセスが第1のノードに許可されていないと判断することと、
前記第1のノードにデータアクセスが許可されていないという前記判断に基づいて、シグナリングのために前記第2のノードにアクセスすることと
をコンピュータに行わせるためのコードを備える、コンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
【請求項97】
前記第2のノードにアクセスすることが、アクセス要求をネットワークノードを介して前記第2のノードに送信することを備える、請求項96に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項98】
前記第2のノードにアクセスすることが、アクセス要求を無線で前記第2のノードに送信することを備える、請求項96に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項99】
前記コンピュータ可読媒体が、前記判断に基づいて前記第2のノードとのシグナリング専用リンクを確立することを、前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、 前記コンピュータ可読媒体が、別のノードと通信することを、前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
前記シグナリング専用リンクが前記通信の結果として確立される、
請求項96に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項100】
前記第2のノードにアクセスすることが、前記シグナリングを無線で前記第2のノードに送信することを備える、請求項96に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項101】
前記送信されたシグナリングが前記第2のノードに向けられ、
前記送信されたシグナリングが、干渉管理情報、サービス品質情報、および負荷情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項100に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項102】
前記送信されたシグナリングがモビリティマネージャに向けられ、
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、および認証情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項100に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項103】
前記第2のノードが基地局を備え、
前記送信されたシグナリングが別の基地局に向けられ、
前記送信されたシグナリングが、登録情報、サービス要求情報、サービス品質設定情報、認証情報、リソース予約情報、ハンドオフ要求情報、および干渉管理情報からなるグループのうちの少なくとも1つを備える、
請求項100に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項104】
前記コンピュータ可読媒体が、前記第2のノードが、少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つを提供しないように制限されていることを示す指示を前記第2のノードから無線で受信することを、前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項96に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項105】
前記コンピュータ可読媒体が、前記第2のノードによって提供されるサービスを判断するために、前記指示をアクセス識別子のリストと比較することを、前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項104に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項106】
前記第2のノードにアクセスすることが、前記第2のノードがデータアクセスを許可されていないノードから登録要求を受け入れるという判断に基づいて前記第2のノードに登録することを備える、請求項96に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項107】
前記第2のノードがフェムトノードまたはピコノードを備える、請求項96に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項108】
前記フェムトノードまたは前記ピコノードが、少なくとも1つのノードへのシグナリング、データアクセス、登録、ページング、およびサービスからなるグループのうちの少なくとも1つを提供しないように制限される、請求項107に記載のコンピュータプログラム製品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2013−85258(P2013−85258A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−253923(P2012−253923)
【出願日】平成24年11月20日(2012.11.20)
【分割の表示】特願2010−544959(P2010−544959)の分割
【原出願日】平成20年8月29日(2008.8.29)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】