スターフルーツを使った，化粧料と洗濯石けん
【課題】 肌荒れやシミの改善，美白などに効果的なスターフルーツのエキスを利用して、肌荒れや美白効果を得られるようにする。またスターフルーツのもつ汚れを落とす作用を利用して、食器についた茶渋や衣類の汚れを落とすようにする
【解決手段】 石けん素地にスターフルーツエキスを配合して，美容石けんを作成する。また化粧水全体の質量のうち、スターフルーツエキスを２５％を配合してスターフルーツ化粧水を作成する。この石けんや化粧水を使用することによって、肌荒れやシミやクスミなどの改善効果が得られ、肌にツヤとハリが得られる。また廃油を中心とした石けん素地にスターフルーツエキスを配合して、洗濯石けんを作成し、この石けんを使って食器を洗うことにより食器についた落ちにくい茶しぶや油汚れもきれいに落とすことができ、食器にツヤを与える。また洗濯石鹸として使用すると、落ちにくいしょうゆやソースのシミもきれいに落ち、ソフトな洗いあがりになる。
【解決手段】 石けん素地にスターフルーツエキスを配合して，美容石けんを作成する。また化粧水全体の質量のうち、スターフルーツエキスを２５％を配合してスターフルーツ化粧水を作成する。この石けんや化粧水を使用することによって、肌荒れやシミやクスミなどの改善効果が得られ、肌にツヤとハリが得られる。また廃油を中心とした石けん素地にスターフルーツエキスを配合して、洗濯石けんを作成し、この石けんを使って食器を洗うことにより食器についた落ちにくい茶しぶや油汚れもきれいに落とすことができ、食器にツヤを与える。また洗濯石鹸として使用すると、落ちにくいしょうゆやソースのシミもきれいに落ち、ソフトな洗いあがりになる。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、スターフルーツエキスを配合した肌荒れやシミ，クスミなどの改善に有効な美容石けんや化粧水と、落ちにくいしみや油汚れをきれいに落とす洗濯石けんである。
【背景技術】
【０００２】
スターフルーツは温暖湿潤気候で育つ果物である。正式名称は「ゴレイシ」といって、原産はマレー地方、モロッコ、ジャワ島などの東南アジアである。星型の果物でなしのようなさくさくした舌触りから、サラダに入れて食べることが多い。また最近は県外に出荷する亜熱帯の果物の詰め合わせにいれることが多い。このことからもっぱら食用を中心に使われていることが分かる
【０００３】
スターフルーツは食用のみに活用するだけではない、成分を調べてみたところ肌荒れの改善によいといわれている「ナイアシン」や「カロチン」という成分が含まれていることがわかった。その他にも美白効果のある「ビタミンＣ」も含まれており、美容によい成分が含まれている。しかし「スターフルーツ」という果物自体があまり市場に出回っておらず、また亜熱帯の果物であるゆえ生産される区域も限られているため、「スターフルーツ」の存在を知らない人が多いというのが現状である。
【特許文献】 特開２００３−５５６９７号 公報
【発明の技術課題】
【０００４】
前述の通りスターフルーツには美容によい成分が含まれており、この成分を有効的に活かして美肌効果や、日常生活に必要な洗剤に有効的に活用するかということを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記の目的を達成するために、スターフルーツのエキスを石けん素地や、化粧水に配合することにした。スターフルーツのエキスは、スターフルーツの実を刻んで鍋に入れたあと、実が隠れるくらいまで水を入れて沸騰させた後水と同等量の泡盛を入れて、１ヶ月間冷蔵庫に入れて実を取り出した液を使用した。
【０００６】
スターフルーツには先ほども述べたように、肌荒れの改善になる「ナイアシン」をいう成分をはじめとして、様々な成分が含まれている。詳しい成分の名称と割合は、下記に表示する
＜果肉１００ｇ中の成分＞
水分９１．０ｇ 繊維９０．０ｍｇ 窒素７３．０ｍｇ 灰分３６０．０ｍｇ カルシウム４．４ｍｇ リン１５．５ｍｇ 鉄０．３ｍｇ カロチン０．５５２ｍｇ チアミン０．０３８ｍｇ リボブラフン０．０１９ｍｇ ナイアシン０．２９４ｍｇ ビタミンｃ２６．０ｍｇｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ１．ｏｄｎ．ｎｅ．ｊｐ／ａａｆ０７９５０／／ｓｔａｒ．ｈｔｍを参照した
【発明の実施するための形態】
【０００７】
前述したスターフルーツエキスの割合は、化粧水では１５０ｍｌの水分に対してスターフルーツエキスが５０ｍｌという具合に、スターフルーツと水分の比率が１：３という割合で作成した。１５０ｍｌの水分には、月桃エキスや海洋深層水、久米島の水を配合している。美容石けんと洗濯石けんにおいては、７５０ｇの石けん素地に対してスターフルーツエキスを１００ｍｌ配合した。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
本発明の実施の形態について、具体的に説明する。まずスターフルーツ化粧水の効能から説明したい。本出願人の足がストッキングでかぶれて荒れていたため、試しにスターフルーツの化粧水を肌荒れしている部分につけてみた。入浴後につけていくうちにストッキングで荒れた肌がよくなっていった。１０日後にはよくなるだけではない、肌もすべすべになり、固かった皮膚もだいぶ柔らかくなっていた。また肌にツヤも出てきた。スターフルーツ化粧水の成分表示については、後述する。
【０００９】
肌にトラブルを起こすどころか肌荒れの改善にもなったので、今度は顔につけてみることにした。化粧水として入浴後と朝の洗顔後につけていくうちに、肌につやが出てきて、化粧のノリもよくなり、顔にできていたシミも目立たなくなっていた。また化粧をしたあとにクレンジング化粧水として使用すると、化粧落しにもなることが分かった。
【００１０】
本出願人がなぜスターフルーツに目を向けたかということを述べることにする。本出願人の自宅にスターフルーツの実がたくさんなっており、食べきれなくて毎年たくさんの量を捨てていた。スターフルーツを使用して何かできないかと思い、まずインターネットで成分を調べたのである。成分は上記の通りであり、美白効果のあるビタミンＣや肌荒れに良いといわれている「ナイアシン」が含まれていることが分かり、エキスをとって化粧水や石けんを作成しようと思ったのである。
【００１１】
まず採取したエキスを化粧水にしてみようと思い、化粧水を作成した。化粧水の成分は以下の通りである
・スターフルーツエキス ５０ｍｌ
・海洋深層水（硬度１０００） ２５ｍｌ
・月桃エキス ２５ｍｌ
・久米島の銘水 １００ｍｌ
・粟国島の塩 ２つまみ
・グリセリン ３〜４ｍｌ
ここで使用した久米島の銘水は、肌に良いといわれている上質の軟水であるゆえ使用した。また硬度１０００の海洋新層水はミネラルも豊富で肌荒れの改善効果もあるため、スターフルーツエキスと併用して使用すると相乗効果が期待できるため、使用している。またゼラチンパウダーは肌に潤いと保湿効果を与えるため使用した。粟国島の塩は塩が持っている肌の引き締め効果に加えて、温泉の成分の１つでもあり肌を柔らかくする硫黄成分が含まれているゆえ使用した。グリセリンは化粧水を作成するときに必要なので使用している。
【００１２】
前述のスターフルーツ化粧水で肌荒れもかなり改善されたので、今度はスターフルーツ石けんを作成した。スターフルーツ石けんの材料は、後述の通りである
▲１▼パーム核油 ３１０ｇ
▲２▼ココナッツ油 ３１０ｇ
▲３▼米ぬか胚芽油 ８０ｇ
▲４▼大豆油 ５０ｇ
▲５▼水酸化ナトリウム １０５ｇ
▲６▼久米島の銘水 ２２５ｍｌ
▲７▼スターフルーツエキス １００ｍｌ
▲８▼月桃エキス ２５ｍｌ
▲９▼パパイヤエキス ２５ｍｌ
▲１０▼海洋深層水（硬度１０００） １０ｍｌ
▲１１▼粟国島の塩 ２つまみ
▲１２▼ゼラチンパウダー ２つまみ
ここで久米島の銘水を使用したのは先述したことに加えて、石けんの泡立ちをよくするには軟水が適しているということで使用した。また月桃エキスは防腐効果があるため天然の防腐剤ということで使用した。またパパイヤエキスにあるパパイン酵素は、汚れを落とす作用があるため、スターフルーツの汚れを落とす作用と相乗効果が期待されるため使用した。ゼラチンパウダーや海洋深層水、粟国島の塩を使用した理由については、崎ほど化粧水のところで述べたとおりである。
【００１３】
次に前述の材料を使って石けんの作成方法を述べることにしたい。まず▲５▼を▲６▼で溶かしてある程度冷却したあと、▲１▼〜▲４▼までをステンレス製のボールに入れて▲５▼と▲６▼を溶かして冷却したものをさらに付け加えて１時間ほどかき混ぜる。かき混ぜた後、▲７▼、▲８▼、▲１１▼、▲１２▼をガラス瓶に入れてレンジで温めてゼラチンパウダーを完全に溶かす。これに▲９▼と▲１０▼を加えてよくかき混ぜたあと、▲１▼〜▲６▼まで入っているボールに加えて３０分間かき混ぜる。かき混ぜたあとは牛乳パックに入れて２〜３日間保温箱に入れて放置する。その後型からはずして適当な大きさに切り、約１ヶ月間陰干しする。
【００１４】
以上の方法で使用した石けんを使用したところ、木目細かい泡が出て肌の汚れがきれいに落ちるし、肌のクスミやしみが薄くなり、肌にツヤも出てきて明るくなった感じがした。洗浄力がある割には洗いあがりも突っ張らず、肌にすべすべ感を与えた。肌荒れもかなり改善され、皮膚の角質もかなり柔らかくなった。
また。また虫さされの後のかゆみも、だいぶおさまるようになった。また使用したモニターの人達からも、「洗い上がりが突っ張らない」、「使用後にすべすべ感がある」、「吹き出物で病院に行っていたけれど、この石けんを使ったら吹き出物が出なくなった」という報告を受けた。
【００１５】
またスターフルーツエキスは、食器や衣類についた頑固な汚れを落とすことにも効果的である、ということが分かった。スターフルーツの化粧料として優れた効果があるということが分かったので、肌のクスミやシミの改善だけではなく、食器や衣類についた汚れも効果的に落とすことが可能かどうか、ということで食器の洗浄にスターフルーツエキスを使用してみた。茶渋がついた茶碗にスターフルーツエキスを入れて、一晩置いた後に洗浄した。茶渋がついたところをスポンジでこすったら、茶渋がきれいに取れて食器が光ったのである。茶渋だけではなく油汚れも素早く落ちることが分かった。またこの石けんで食器を洗うことによって、手が荒れるどころか洗剤であれた手が改善されてすべすべした手になった。また衣類の洗濯に使用するとしょうゆやソースのシミも落ちるし、洗い上がりが固くなく肌触りのよいソフトな仕上がりになることが分かった。
【００１６】
ここでスターフルーツ洗濯石けんの材料を述べることにする。
▲１▼廃油（大豆油、なたね油） ６００ｇ
▲２▼パーム油 ８０ｇ
▲３▼ココナッツ油 ７０ｇ
▲４▼水酸化ナトリウム １０５ｇ
▲５▼水道水（できれば軟水） ２２５ｍｌ
▲６▼スターフルーツエキス １００ｍｌ
▲７▼パパイヤエキス ２５ｍｌ
▲８▼タンカンエキス ２５ｍｌ
▲９▼月桃エキス １５ｍｌ
【００１７】
石けんの作成方法は次の通りである。▲４▼を▲５▼で溶かしてある程度冷却したあと、▲１▼〜▲３▼までをステンレス製のボールに入れて▲４▼と▲５▼を溶かして冷却したものをさらに付け加えて１時間ほどかき混ぜる。▲１▼〜▲５▼までを約１時間混ぜたあと、▲６▼〜▲９▼を混ぜて３０分間混ぜる。あとは美容石けんと同じ要領である。
【００１８】
ここでパパイヤエキスと月桃エキスを配合したのは、美容石けんのところで述べたので割愛する。タンカンエキスを加えたのは柑橘類には漂白作用があるため、廃油の黒ずみを漂白するということで使用した。▲５▼の水道水の分量を水道水のみではなく、水道水とタンカンエキスを半々にすると、廃油の黒ずみがいっそう漂白される。なお必ず廃油でなくても、大豆油や菜種油のようなスーパーで手に入るような油を使用してもよい。
【本発明の効果】
【００１８】
これまで述べたように、スターフルーツエキスを用いた化粧料を使用すると、肌荒れ、シミやクスミの改善に効果的であることがわかる。また食器や衣類の洗濯に使うと、落ちにくい汚れやシミが落ちやすいだけでなく、添加物を一切使用していない無添加石けんであるゆえ、肌荒れが気になる人でも安心して使うことができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、スターフルーツエキスを配合した肌荒れやシミ，クスミなどの改善に有効な美容石けんや化粧水と、落ちにくいしみや油汚れをきれいに落とす洗濯石けんである。
【背景技術】
【０００２】
スターフルーツは温暖湿潤気候で育つ果物である。正式名称は「ゴレイシ」といって、原産はマレー地方、モロッコ、ジャワ島などの東南アジアである。星型の果物でなしのようなさくさくした舌触りから、サラダに入れて食べることが多い。また最近は県外に出荷する亜熱帯の果物の詰め合わせにいれることが多い。このことからもっぱら食用を中心に使われていることが分かる
【０００３】
スターフルーツは食用のみに活用するだけではない、成分を調べてみたところ肌荒れの改善によいといわれている「ナイアシン」や「カロチン」という成分が含まれていることがわかった。その他にも美白効果のある「ビタミンＣ」も含まれており、美容によい成分が含まれている。しかし「スターフルーツ」という果物自体があまり市場に出回っておらず、また亜熱帯の果物であるゆえ生産される区域も限られているため、「スターフルーツ」の存在を知らない人が多いというのが現状である。
【特許文献】 特開２００３−５５６９７号 公報
【発明の技術課題】
【０００４】
前述の通りスターフルーツには美容によい成分が含まれており、この成分を有効的に活かして美肌効果や、日常生活に必要な洗剤に有効的に活用するかということを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記の目的を達成するために、スターフルーツのエキスを石けん素地や、化粧水に配合することにした。スターフルーツのエキスは、スターフルーツの実を刻んで鍋に入れたあと、実が隠れるくらいまで水を入れて沸騰させた後水と同等量の泡盛を入れて、１ヶ月間冷蔵庫に入れて実を取り出した液を使用した。
【０００６】
スターフルーツには先ほども述べたように、肌荒れの改善になる「ナイアシン」をいう成分をはじめとして、様々な成分が含まれている。詳しい成分の名称と割合は、下記に表示する
＜果肉１００ｇ中の成分＞
水分９１．０ｇ 繊維９０．０ｍｇ 窒素７３．０ｍｇ 灰分３６０．０ｍｇ カルシウム４．４ｍｇ リン１５．５ｍｇ 鉄０．３ｍｇ カロチン０．５５２ｍｇ チアミン０．０３８ｍｇ リボブラフン０．０１９ｍｇ ナイアシン０．２９４ｍｇ ビタミンｃ２６．０ｍｇｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ１．ｏｄｎ．ｎｅ．ｊｐ／ａａｆ０７９５０／／ｓｔａｒ．ｈｔｍを参照した
【発明の実施するための形態】
【０００７】
前述したスターフルーツエキスの割合は、化粧水では１５０ｍｌの水分に対してスターフルーツエキスが５０ｍｌという具合に、スターフルーツと水分の比率が１：３という割合で作成した。１５０ｍｌの水分には、月桃エキスや海洋深層水、久米島の水を配合している。美容石けんと洗濯石けんにおいては、７５０ｇの石けん素地に対してスターフルーツエキスを１００ｍｌ配合した。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
本発明の実施の形態について、具体的に説明する。まずスターフルーツ化粧水の効能から説明したい。本出願人の足がストッキングでかぶれて荒れていたため、試しにスターフルーツの化粧水を肌荒れしている部分につけてみた。入浴後につけていくうちにストッキングで荒れた肌がよくなっていった。１０日後にはよくなるだけではない、肌もすべすべになり、固かった皮膚もだいぶ柔らかくなっていた。また肌にツヤも出てきた。スターフルーツ化粧水の成分表示については、後述する。
【０００９】
肌にトラブルを起こすどころか肌荒れの改善にもなったので、今度は顔につけてみることにした。化粧水として入浴後と朝の洗顔後につけていくうちに、肌につやが出てきて、化粧のノリもよくなり、顔にできていたシミも目立たなくなっていた。また化粧をしたあとにクレンジング化粧水として使用すると、化粧落しにもなることが分かった。
【００１０】
本出願人がなぜスターフルーツに目を向けたかということを述べることにする。本出願人の自宅にスターフルーツの実がたくさんなっており、食べきれなくて毎年たくさんの量を捨てていた。スターフルーツを使用して何かできないかと思い、まずインターネットで成分を調べたのである。成分は上記の通りであり、美白効果のあるビタミンＣや肌荒れに良いといわれている「ナイアシン」が含まれていることが分かり、エキスをとって化粧水や石けんを作成しようと思ったのである。
【００１１】
まず採取したエキスを化粧水にしてみようと思い、化粧水を作成した。化粧水の成分は以下の通りである
・スターフルーツエキス ５０ｍｌ
・海洋深層水（硬度１０００） ２５ｍｌ
・月桃エキス ２５ｍｌ
・久米島の銘水 １００ｍｌ
・粟国島の塩 ２つまみ
・グリセリン ３〜４ｍｌ
ここで使用した久米島の銘水は、肌に良いといわれている上質の軟水であるゆえ使用した。また硬度１０００の海洋新層水はミネラルも豊富で肌荒れの改善効果もあるため、スターフルーツエキスと併用して使用すると相乗効果が期待できるため、使用している。またゼラチンパウダーは肌に潤いと保湿効果を与えるため使用した。粟国島の塩は塩が持っている肌の引き締め効果に加えて、温泉の成分の１つでもあり肌を柔らかくする硫黄成分が含まれているゆえ使用した。グリセリンは化粧水を作成するときに必要なので使用している。
【００１２】
前述のスターフルーツ化粧水で肌荒れもかなり改善されたので、今度はスターフルーツ石けんを作成した。スターフルーツ石けんの材料は、後述の通りである
▲１▼パーム核油 ３１０ｇ
▲２▼ココナッツ油 ３１０ｇ
▲３▼米ぬか胚芽油 ８０ｇ
▲４▼大豆油 ５０ｇ
▲５▼水酸化ナトリウム １０５ｇ
▲６▼久米島の銘水 ２２５ｍｌ
▲７▼スターフルーツエキス １００ｍｌ
▲８▼月桃エキス ２５ｍｌ
▲９▼パパイヤエキス ２５ｍｌ
▲１０▼海洋深層水（硬度１０００） １０ｍｌ
▲１１▼粟国島の塩 ２つまみ
▲１２▼ゼラチンパウダー ２つまみ
ここで久米島の銘水を使用したのは先述したことに加えて、石けんの泡立ちをよくするには軟水が適しているということで使用した。また月桃エキスは防腐効果があるため天然の防腐剤ということで使用した。またパパイヤエキスにあるパパイン酵素は、汚れを落とす作用があるため、スターフルーツの汚れを落とす作用と相乗効果が期待されるため使用した。ゼラチンパウダーや海洋深層水、粟国島の塩を使用した理由については、崎ほど化粧水のところで述べたとおりである。
【００１３】
次に前述の材料を使って石けんの作成方法を述べることにしたい。まず▲５▼を▲６▼で溶かしてある程度冷却したあと、▲１▼〜▲４▼までをステンレス製のボールに入れて▲５▼と▲６▼を溶かして冷却したものをさらに付け加えて１時間ほどかき混ぜる。かき混ぜた後、▲７▼、▲８▼、▲１１▼、▲１２▼をガラス瓶に入れてレンジで温めてゼラチンパウダーを完全に溶かす。これに▲９▼と▲１０▼を加えてよくかき混ぜたあと、▲１▼〜▲６▼まで入っているボールに加えて３０分間かき混ぜる。かき混ぜたあとは牛乳パックに入れて２〜３日間保温箱に入れて放置する。その後型からはずして適当な大きさに切り、約１ヶ月間陰干しする。
【００１４】
以上の方法で使用した石けんを使用したところ、木目細かい泡が出て肌の汚れがきれいに落ちるし、肌のクスミやしみが薄くなり、肌にツヤも出てきて明るくなった感じがした。洗浄力がある割には洗いあがりも突っ張らず、肌にすべすべ感を与えた。肌荒れもかなり改善され、皮膚の角質もかなり柔らかくなった。
また。また虫さされの後のかゆみも、だいぶおさまるようになった。また使用したモニターの人達からも、「洗い上がりが突っ張らない」、「使用後にすべすべ感がある」、「吹き出物で病院に行っていたけれど、この石けんを使ったら吹き出物が出なくなった」という報告を受けた。
【００１５】
またスターフルーツエキスは、食器や衣類についた頑固な汚れを落とすことにも効果的である、ということが分かった。スターフルーツの化粧料として優れた効果があるということが分かったので、肌のクスミやシミの改善だけではなく、食器や衣類についた汚れも効果的に落とすことが可能かどうか、ということで食器の洗浄にスターフルーツエキスを使用してみた。茶渋がついた茶碗にスターフルーツエキスを入れて、一晩置いた後に洗浄した。茶渋がついたところをスポンジでこすったら、茶渋がきれいに取れて食器が光ったのである。茶渋だけではなく油汚れも素早く落ちることが分かった。またこの石けんで食器を洗うことによって、手が荒れるどころか洗剤であれた手が改善されてすべすべした手になった。また衣類の洗濯に使用するとしょうゆやソースのシミも落ちるし、洗い上がりが固くなく肌触りのよいソフトな仕上がりになることが分かった。
【００１６】
ここでスターフルーツ洗濯石けんの材料を述べることにする。
▲１▼廃油（大豆油、なたね油） ６００ｇ
▲２▼パーム油 ８０ｇ
▲３▼ココナッツ油 ７０ｇ
▲４▼水酸化ナトリウム １０５ｇ
▲５▼水道水（できれば軟水） ２２５ｍｌ
▲６▼スターフルーツエキス １００ｍｌ
▲７▼パパイヤエキス ２５ｍｌ
▲８▼タンカンエキス ２５ｍｌ
▲９▼月桃エキス １５ｍｌ
【００１７】
石けんの作成方法は次の通りである。▲４▼を▲５▼で溶かしてある程度冷却したあと、▲１▼〜▲３▼までをステンレス製のボールに入れて▲４▼と▲５▼を溶かして冷却したものをさらに付け加えて１時間ほどかき混ぜる。▲１▼〜▲５▼までを約１時間混ぜたあと、▲６▼〜▲９▼を混ぜて３０分間混ぜる。あとは美容石けんと同じ要領である。
【００１８】
ここでパパイヤエキスと月桃エキスを配合したのは、美容石けんのところで述べたので割愛する。タンカンエキスを加えたのは柑橘類には漂白作用があるため、廃油の黒ずみを漂白するということで使用した。▲５▼の水道水の分量を水道水のみではなく、水道水とタンカンエキスを半々にすると、廃油の黒ずみがいっそう漂白される。なお必ず廃油でなくても、大豆油や菜種油のようなスーパーで手に入るような油を使用してもよい。
【本発明の効果】
【００１８】
これまで述べたように、スターフルーツエキスを用いた化粧料を使用すると、肌荒れ、シミやクスミの改善に効果的であることがわかる。また食器や衣類の洗濯に使うと、落ちにくい汚れやシミが落ちやすいだけでなく、添加物を一切使用していない無添加石けんであるゆえ、肌荒れが気になる人でも安心して使うことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
スターフルーツエキスを石けん素地に配合した美容石けん
【請求項２】
スターフルーツエキスを配合した化粧水
【請求項３】
スターフルーツエキスを石けん素地に配合した洗濯石けん
【請求項１】
スターフルーツエキスを石けん素地に配合した美容石けん
【請求項２】
スターフルーツエキスを配合した化粧水
【請求項３】
スターフルーツエキスを石けん素地に配合した洗濯石けん
【公開番号】特開２００７−３１４７３９（Ｐ２００７−３１４７３９Ａ）
【公開日】平成１９年１２月６日（２００７．１２．６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−１７０６４８（Ｐ２００６−１７０６４８）
【出願日】平成１８年５月２３日（２００６．５．２３）
【出願人】（５０６２１２２８２）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年１２月６日（２００７．１２．６）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年５月２３日（２００６．５．２３）
【出願人】（５０６２１２２８２）
【Ｆターム（参考）】
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