説明

タッチパネルキーボード入力装置

【課題】ユーザ自身の手指に合ったソフトウェアキーボードを、タッチパネルキーボード入力装置に自由に配置する。
【解決手段】タッチした複数の指の接触面積、指の位置を検出するタッチパネル3と、前記指の接触面積と位置からキートップの配置を計算するCPU2と、キートップを表示する表示部4と、タッチパネル3からの情報をキー入力に変換し上位装置に伝送する入出力制御部9とを有し、ユーザの手指に最適化されたキートップを表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルキーボード入力装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、特開2005−78156号公報(特許文献1)がある。この公報には、「ユーザからのデータ入力を取り込む際に使用される、ソフトウェアキーボードや手書き入力画面等の制御用画面を、ユーザの要求仕様が定義されたユーザプロファイルDBから読み出されるユーザプロファイルに基づき生成し、生成された制御用画面を、ユーザからの制御用画面起動指示を契機にタッチパネル等の表示入力デバイスに表示する」と記載されている(要約参照)。
【0003】
また、特開平5−46308号公報(特許文献2)がある。この公報には、「所定のモード切換によって所定のキーボードが表示されるタッチパネルと〜(中略)〜を設ける。そして、タッチパネル上にオペレータの指をタッチさせて指のサイズを測定し、そのサイズに応じてキートップサイズを変える」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−78156号公報
【特許文献2】特開平5−46308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記特許文献1には、ユーザの指の接触面積を算出してユーザの手のサイズを判定し、手のサイズに応じて用意されたソフトウェアキーボードを表示する入力装置が記載されている。
【0006】
また、前記特許文献2には、オペレータの複数の指の間隔を検出してキートップサイズを可変し、表示する入力装置が記載されている。
【0007】
しかしながら、このような従来のタッチパネル方式の入力装置にあっては、あらかじめ登録された形状のソフトウェアキーボードや、標準的な形状のソフトウェアキーボードをサイズ変更して表示するだけでは、ユーザ個人の左右の手の大きさ、指の長さの違い等により、操作に部分的な違和感が残ったり、体格の違いで手首の角度が不自然になる。
【0008】
また、通常のハードウェアキーボードと異なり、指先でキートップの凹凸を感じてホームポジションに戻ることは出来ない。手首を動かしてしまうとホームポジションに戻すには、目視によるキー位置の確認が必要となる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
【0010】
本発明は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、タッチパネルキーボード入力装置であって、タッチした複数の指の接触面積、指の位置を検出するタッチパネルと、前記指の接触面積と位置からキートップの配置を計算するCPUと、キートップを表示する表示部と、タッチパネルからの情報をキー入力に変換し上位装置に伝送する入出力制御部とを有し、ユーザの手指に最適化されたキートップを表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
ユーザ自身の手指に合ったソフトウェアキーボードを、タッチパネルキーボード入力装置に自由に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】タッチパネルキーボード入力装置の構成図の例である。
【図2】タッチパネルキーボード入力装置の外観図の例である。
【図3】実施例の概略動作を説明するフローチャートの例である。
【図4】実施例のステップS3時点の表示例である。
【図5】実施例のステップS8〜S10時点の表示例である。
【図6】実施例のキーパターン新規登録処理を説明するフローチャートの例である。
【図7】実施例のステップS502時点の表示例である。
【図8】実施例の左手の人差し指の入力31Lの座標例である。
【図9】実施例のステップS505時点の表示例である。
【図10】実施例のステップS508時点の表示例である。
【図11】実施例の左手人差し指、中指、薬指、小指にキー配置を割り当てる際の座標の例である。
【図12】実施例の左手人差し指、中指、薬指、小指にキー配置を割り当てた例である。
【図13】実施例のキーパターン呼出/修正処理を説明するフローチャートの例である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、実施例を図面を用いて説明する。
【0014】
本実施例では、タッチパネルキーボード入力装置1の例を説明する。図1は、本実施例のタッチパネルキーボード入力装置1の構成図の例である。この図1において、タッチパネルキーボード入力装置1は、CPU2、タッチパネル3、表示部4、バス5、ROM6、RAM7、記憶装置8、記憶媒体8a及び入出力制御部9から構成されており、記憶媒体8aを除く各部はバス5に接続されている。
【0015】
CPU2は、ROM6内に格納されている制御プログラムをRAM7のプログラム領域に展開してタッチパネルキーボード装置1内の各部を制御する処理を実行し、タッチパネル3からの入力に応じて後述するソフトウェアキーボードの表示処理を実行する。
【0016】
すなわち、CPU2は、タッチパネル3からの入力情報に基づいてソフトウェアキーボードのキーパターン表示を演算し、表示する。
【0017】
タッチパネル3は、図1に示した表示部4と一体的構成されたパネルであり、その表面が指先で押圧操作される際に、その押圧位置座標あるいは座標の変化を検出してデータとしてCPU2に出力する。また、タッチパネル3は、複数の指先で押圧操作された座標データをすべてCPU2に出力する。
【0018】
表示部4は、CPU2によりその表示内容が制御されて、ソフトウェアキーボードの表示、タッチパネル3からの入力、設定内容等を表示する。
【0019】
ROM6は、CPU2が実行する制御プログラムやソフトウェアキーボード表示処理プログラムを格納する。
【0020】
RAM7は、CPU2が実行する制御プログラムやソフトウェアキーボード表示処理プログラムを展開すると共に、その各処理に際して処理される各種データを展開するメモリ領域を形成する。また、RAM7は、ソフトウェアキーボード表示処理に際して、記憶装置8から読み込まれたキーパターンを展開する。
【0021】
記憶装置8は、データやプログラムが予め記憶されている記憶媒体8aを有しており、この記憶媒体8aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。
【0022】
この記憶媒体8aは記憶装置8に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体8aにはユーザが作成したソフトウェアキーボードのパターンデータ等を記憶する。
【0023】
入出力制御部9は、上位制御装置にソフトウェアキーボードのデータを通信する制御を行う。キーボードインタフェースに限らず、USBやLAN等であってもよい。
【0024】
図2は、本実施例のタッチパネルキーボード入力装置1の外観図の例である。タッチパネル3と表示部4を重ね合わせて上面に設置してある。
【0025】
図3は、本実施例の概略動作を説明するフローチャートの例である。まず、タッチパネルキーボード入力装置の電源をONして起動すると、CPU2は、記憶装置8にキーパターンが格納されていれば、それを読み出してRAM7に展開する。記憶装置8にキーパターンが格納されていなければ、ROM6に格納されているデフォルトのキーパターンを読み出してRAM7に展開する(ステップS1)。
【0026】
CPU2は、RAM7に展開したキーパターンP1を表示部4に表示する(ステップS2)。次にCPU2は、図4に示すように、「キーパターン新規登録」M1a、「キーパターン呼出/修正」M1b、「メニュー終了」M1cのメニューM1を表示部4に表示する(ステップS3)。
【0027】
タッチパネル3が入力を受け、座標データを出力すると、CPU2は、座標データが「キーパターン新規登録」M1a、「キーパターン呼出/修正」M1b、「メニュー終了」M1cのいずれに該当するか判定し、それぞれの処理に分岐する(ステップS4)。
【0028】
「キーパターン新規登録」に分岐した場合、CPU2は、キーパターン新規登録処理プログラムをROM6から読み出してRAM7内に展開し、後述するキーパターン新規登録処理(ステップS5)を開始する。
【0029】
「キーパターン呼出/修正」に分岐した場合、CPU2は、キーパターン呼出/修正処理プログラムをROM6から読み出してRAM7内に展開し、後述するキーパターン呼出/修正処理(ステップS6)を開始する。
【0030】
「メニュー終了」に分岐した場合、CPU2は、「メニュー」M2a、「終了」M2bのメニューM2を表示部4に表示し(ステップS7)、キー入力処理プログラムをROM6から読み出してRAM7内に展開し、キー入力処理(ステップS8〜S10)を開始する。図5は、本実施例のステップS8〜S10時点の表示例である。
【0031】
タッチパネル3が入力を受け、座標データを出力すると(ステップS8)、CPU2は、座標データが「メニュー」M2a又は「終了」M2bに該当するか判定して(ステップS9)、該当するならそれぞれの処理に分岐し、どちらでもなければ座標データをキーコードに変換して、入出力制御部9を通して上位装置に出力し(ステップS10)、次の入力を待つ。
【0032】
「メニュー」に分岐した場合、処理はメニューM1の表示(ステップS3)に戻る。「終了」に分岐した場合、タッチパネルキーボード入力装置の動作を終了する。
【0033】
図6は、本実施例のキーパターン新規登録処理を説明するフローチャートの例である。CPU2は、ホームポジションの人差し指の座標データを取得する為、図7に示すように、表示部4に入力ガイドG1「両手の人差し指をホームポジションでタッチしてください」を表示し、ユーザに入力を促す(ステップS501)。
【0034】
タッチパネル3が人差し指の入力31L,31Rを受け、座標データを出力すると(ステップS502)、CPU2は、座標データをRAM7に格納し、後述する指の接触面積、中心座標を計算する(ステップS503)。
【0035】
図8は、左手の人差し指の入力31Lの座標例である。RAM7に格納した入力31Lの座標データはX方向、Y方向に連続する座標であり、座標31a〜31nの11個の座標で構成される。これらを座標群とする。座標群を構成する座標の数が接触面積となり、入力31Lの接触面積は「11」となる。
【0036】
座標群の中で最大のX座標をXmax、最小のX座標をXmin、最大のY座標をYmax、最小のY座標をYminとすると、座標群の中心座標Xc、Ycは次の式となる。
【0037】
Xc=(Xmax+Xmin)÷2
Yc=(Ymax+Ymin)÷2
図8において、入力31Lの中心座標は、白丸の位置となる。入力31Rについても同様の計算を実施する。
【0038】
次にCPU2は、ホームポジションの中指、薬指、小指の座標データを取得する為、図9に示すように、表示部4に入力ガイドG2「両手の中指、薬指、小指をホームポジションでタッチしてください」を表示し、ユーザに入力を促す(ステップS504)。
【0039】
タッチパネル3が中指、薬指、小指の入力32L〜34L,32R〜34Rを受け、座標データを出力すると(ステップS505)、CPU2は、座標データをRAM7に格納し、ステップS503と同様に指の接触面積、中心座標を計算する(ステップS506)。
【0040】
人差し指の中心座標を基準に、近い順から外側に向かって座標群に中指、薬指、小指を割り当てる。
【0041】
次にCPU2は、指を伸ばした状態の全ての指の座標データを取得する為、図10に示すように、表示部4に入力ガイドG3「両手の全ての指を伸ばした状態でタッチしてください」を表示し、ユーザに入力を促す(ステップS507)。
【0042】
タッチパネル3が全ての指の入力35L〜39L、35R〜39Rを受け、座標データを出力すると(ステップS508)、CPU2は、座標データをRAM7に格納し、ステップS53と同様に指の接触面積、中心座標を計算する(ステップS509)。
【0043】
図11は、本実施例の左手人差し指、中指、薬指、小指にキー配置を割り当てる際の座標の例である。前述で計算した中心座標は、図11中に白丸で示す。これらの白丸は「1」、「2」、「3」、「4」、及び「A」、「S」、「D」、「F」のキーの中心座標となる。
【0044】
人差し指のホームポジションの入力31Lの中心座標と、中指のホームポジションの入力32Lの中心座標を結んだ点線上の中間座標を計算し、図11中に白三角で示す。同様に、隣接する指の入力の中心座標を結んだ点線上の中間座標を計算し、図11中に白三角で示す。
【0045】
ホームポジションの入力間の白三角と、伸ばした時の入力間の白三角を結んだ二点鎖線は、キートップの境界となる。
【0046】
次に、人差し指のホームポジションの入力31Lの中心座標と、人差し指を伸ばした時の入力36Lの中心座標とを結んだ破線上の中間座標を計算し、図11中に白四角で示す。同様に、他の指でホームポジションと伸ばした時の入力の中心座標を結んだ破線上の中間座標を計算し、図11中に白四角で示す。これらの白四角は「Q」、「W」、「E」、「R」のキーの中心座標となる。
【0047】
次に、入力の中心座標白丸と、白四角を結んだ破線上の中間座標を計算し、図11中に×印で示す。入力の中心座標白丸と、白四角を結んだ破線に対する、×印を交点とする垂線である一点鎖線は、キートップの境界となる。
【0048】
また、白丸と×印の間の距離と等しい距離だけ白丸側に延長した座標を計算し、図11中に黒三角で示す。白丸と黒三角を結んだ破線に対する、黒三角を交点とする垂線である一点鎖線は、キートップの境界となる。
【0049】
次に、ホームポジションの下側のキーについて、ホームポジションの白丸とキートップの境界の黒三角の距離と等しい距離を下方向に延長し、図11中に黒四角で示す。これらの黒四角は「Z」、「X」、「C」、「V」のキーの中心座標となる。さらに同じ距離を下方向に延長し、図11中に白逆三角で示す。黒四角と白逆三角を結んだ線に対する、白逆三角を交点とする垂線である一点鎖線は、キートップの境界となる。
【0050】
次に、「A」及び「F」の白丸と「Q」及び「R」の白四角の間の、キートップの境界の×印から、内側のキートップの境界と交差する点までの距離と等しい距離だけ外側に延長し、図11中に白星印で示す。前述の白丸と白四角を結んだ破線に対して平行な、白星印を通る二点鎖線は、キートップの境界となる。
【0051】
次に、人差し指の右側のキーについて、前述の×印と白星印の間の距離と等しい距離だけ右側に延長し、図11中に黒逆三角で示す。さらに、同じ距離を右側に延長し、図11中に黒星印で示す。
【0052】
「4」、「R」、「F」、「V」の中心座標の位置関係を保ったまま、黒逆三角の破線へ平行移動させた位置を、図11中に黒丸で示す。これらの黒丸は「5」、「T」、「G」、「B」のキーの中心座標となる。また、黒丸を結んだ破線に対して平行な、黒星印を通る二点鎖線は、キートップの境界となる。
【0053】
図12は、前述の本実施例に基づき、左手人差し指、中指、薬指、小指にキー配置を割り当てた例である。
【0054】
同様の手順により、右手の各指の入力から座標を計算し、キー配置を割り当てる(ステップS510)。
【0055】
Shiftキー、Enterキー、矢印キーなど必要なキーの配置は、個別に入力ガイドを表示してタッチし、その座標を元に割り当てる(ステップS511)。
【0056】
全てのキーを配置し終えたら、CPU2はキーパターンとして登録する旨を表示部4に表示して、ユーザに確認の入力をさせ(ステップS512)、記憶装置8に保存する(ステップS513)。
【0057】
図13は、本実施例のキーパターン呼出/修正処理を説明するフローチャートの例である。CPU2は、記憶装置8に保存されているキーパターンの数を読み出して、表示部4にキーパターンの番号を表示し(ステップS601)、ユーザに選択入力をさせる(ステップS602)。
【0058】
CPU2は選択されたキーパターンを記憶装置8から読み出してRAM7に展開し、表示部4に表示する(ステップS603)。表示されたキーパターンについて、「別のキーパターン表示」、「決定」、「修正」の何れかをユーザに選択させる(ステップS604)。
【0059】
「別のキーパターン表示」が選択された場合、ステップS603へ戻る。
【0060】
「決定」が選択された場合、キーパターン呼出/修正処理を終了する。
【0061】
「修正」が選択された場合、ユーザに修正するキーをタッチして選択させ(ステップS605)、次のタッチでそのキーの新しい座標を入力し(ステップS606)、接触面積、中心座標、キー配置を計算する(ステップS607)。
【0062】
キー配置の計算の結果、周囲のキートップのサイズも変化するが、既に登録されていた接触面積より小さくなってしまう場合、表示部4に警告メッセージを表示し、再入力を促す。問題なければ、修正したキーパターンを表示する(ステップS608)。
【0063】
表示されたキーパターンについて、「修正」、「決定」の何れかをユーザに選択させる(ステップS609)。「修正」が選択された場合、ステップS605に戻る。
【0064】
「決定」が選択された場合、CPU2はキーパターンとして登録する旨を表示部4に表示して、ユーザに確認の入力をさせ(ステップS610)、記憶装置8に保存し(ステップS611)、キーパターン呼出/修正処理を終了する。
【0065】
以上のように、本実施例において、ユーザ自身の手指に合ったソフトウェアキーボードを、タッチパネルキーボード入力装置に自由に配置できる。
【0066】
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。
【0067】
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
【0068】
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
【0069】
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
【0070】
また、図1におけるCPU2、バス5、ROM6、RAM7、記憶装置8、記憶媒体8a及び入出力制御部9は、タッチパネル3及び表示部4とは独立した制御装置、例えばパーソナルコンピュータ等としてもよい。
【符号の説明】
【0071】
1…タッチパネルキーボード入力装置、2…CPU、3…タッチパネル、4…表示部、5…バス、6…ROM、7…RAM、8…記憶装置、8a…記憶媒体、9…入出力制御部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチパネルキーボード入力装置であって、
タッチした複数の指の接触面積、指の位置を検出するタッチパネルと、
前記指の接触面積と位置からキートップの配置を計算するCPUと、
キートップを表示する表示部と、
タッチパネルからの情報をキー入力に変換し上位装置に伝送する入出力制御部と、
を有し、
ユーザの手指に最適化されたキートップを表示する
ことを特徴とするタッチパネルキーボード入力装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2012−108683(P2012−108683A)
【公開日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−256383(P2010−256383)
【出願日】平成22年11月17日(2010.11.17)
【出願人】(504373093)日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 (1,225)
【Fターム(参考)】