説明

テトラサイクリン化合物を用いる、脊髄筋委縮症を治療するための方法

脊髄筋委縮症の治療のためにテトラサイクリン化合物が記載される。本発明は、少なくとも部分的には、脊髄筋委縮症について対象を治療する方法に関する。該方法は、脊髄筋委縮症が治療されるように、有効量のテトラサイクリン化合物を対象に投与することを含む。有利には、本発明の方法で用いるテトラサイクリン化合物は以下の特徴:1)mRNAスプライシングを変調する能力;2)中枢神経系および/または脳進入;3)減少した光毒性特性、および4)減少した抗菌特性、の内の1以上を有する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
脊髄筋委縮症について対象を治療するための方法であって、該対象における脊髄筋委縮症が治療されるように、有効量のテトラサイクリン化合物を該対象に投与することを含む、方法。
【請求項2】
前記化合物が式(I):
【化147】

[式中、XはCHC(R13Y’Y)、CR6’、C=CR6’、S、NR、またはOであり;
、R2’、R4’、およびR4”は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環もしくはプロドラッグ部位であり;
、R4a、R11およびR12は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環もしくはプロドラッグ部位であり;
はNR4’4”、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環もしくはプロドラッグ部位であり;
およびR5’は、各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環もしくはプロドラッグ部位であり;
およびR6’は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;
は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、複素環または−(CH0−3(NR7c0−1C(=W’)WR7aであり;
は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、複素環または−(CH0−3(NR8c0−1C(=E’)ER8aであり;
は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、複素環または−(CH0−3(NR9c0−1C(=Z’)ZR9aであり;
10は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;
7a、R7b、R7c、R7d、R7e、R7f、R8a、R8b、R8c、R8d、R8e、R8f、R9a、R9b、R9c、R9d、R9e、およびR9fは、各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;
13は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;
EはCR8d8e、S、NR8bまたはOであり;
E’はO、NR8f、またはSであり;
WはCR7d7e、S、NR7bまたはOであり
W’はO、NR7f、またはSであり;
XはCHC(R13Y’Y)、C=CR13Y、CR6’、S、NR、またはOであり;
ZはCR9d9e、S、NR9bまたはOであり;
Z’はO、S、またはNR9fであり;
Y’およびYは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環である]
の化合物、およびその医薬上許容される塩、エステルおよびエナンチオマーである請求項1に記載の方法。
【請求項3】
XがCR6’であり;R、R2’、R、R4a、R、R5’、R、R6’、R、R11、およびR12が各々水素であって、R10がヒドロキシルである請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
がNR4’4”であって、R4’およびR4”が各々アルキルである請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
がアミノである請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記アミノがジアルキルアミノである請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記ジアルキルアミノがジメチルアミノである請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
がアリールであり、ここに、該アリールは式(II):
【化148】

[式中、
9g、A9h、A9i、A9jおよびA9kは、各々、独立して、NまたはCであり;および
9g、A9h、A9i、A9jおよびA9kがCである場合、R9g、R9h、R9i、R9jおよびR9kは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;あるいは
9g、A9h、A9i、A9jおよびA9kがNである場合、R9g、R9h、R9i、R9jおよびR9kは存在しない]
の化合物である請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
9g、A9h、A9i、A9jおよびA9kが各々Cである請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
9g、R9i、R9jおよびR9kが各々水素である請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
9hがカルボニルであり、ここに、該カルボニルは式(III):
【化149】

[式中、R9lおよびR9mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であってよく;あるいはR9lおよびR9mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
9mが水素である請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
9lがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(IV):
【化150】

[式中、
はO、NまたはCR9’であり;
aは0〜10の整数であり;
9’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;および
がNまたはCR9’である場合、R9nおよびR9oは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり、あるいはR9nおよびR9oは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;あるいは
がOである場合、R9nは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であって、R9oは存在しない]
の化合物である請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
がNである請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
aが2または3である請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
9nおよびR9oが各々アルキルである請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
該アルキルがメチルである請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
aが0である請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
9nおよびR9oが各々水素である請求項18に記載の方法。
【請求項20】
がアリールであり、ここに、該アリールは式(X):
【化151】

[式中、
9pはN、O、SまたはCR9uであり;
9q、G9r、G9sおよびG9tは、各々、独立して、NまたはCであり;
9uは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;
9pがNまたはCR9uである場合、R9pは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり、あるいはG9pがOまたはSである場合、R9pは存在せず;
9qがCである場合、R9qは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはG9qがNである場合、R9qは存在せず;
9rがCである場合、R9rは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはG9rがNである場合、R9rは存在せず;
9sがCである場合、R9sは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいは、R9sは前記テトラサイクリン化合物の9−位置に共有結合しており;あるいはG9sがNである場合、R9sは存在せず;および
9tがCである場合、R9tは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいは、R9tは前記テトラサイクリン化合物の9−位置に共有結合しており;あるいはG9tがNである場合、R9tは存在せず;
但し、R9sまたはR9tの一方は前記テトラサイクリン化合物の9−位置に共有結合している]
の化合物である請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
9pがOである請求項20に記載の方法。
【請求項22】
9q、G9r、G9sおよびG9tが各々Cである請求項20または21に記載の方法。
【請求項23】
9tが前記テトラサイクリン化合物の9−位置に共有結合している請求項20〜22のいずれか1項に記載の方法。
【請求項24】
9rおよびR9sが各々水素である請求項20〜23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項25】
9qがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(IV):
【化152】

[式中、
はO、N、NR9’またはCR9’であり;
aは0〜10の整数であり;
9’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;および
がNまたはCR9’である場合、R9nおよびR9oは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはR9nおよびR9oは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成するか;あるいは
がOである場合、R9nは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であって、R9oは存在しない]
の化合物である請求項20〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項26】
がNである請求項20〜25のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
aが1である請求項20〜26のいずれか1項に記載の方法。
【請求項28】
9nおよびR9oが連結して、6員複素環を形成する請求項20〜27のいずれか1項に記載の方法。
【請求項29】
前記複素環がピペラジニル環である請求項20〜28のいずれか1項に記載の方法。
【請求項30】
前記ピペラジニル環がヒドロキシアルキルでN−置換されている請求項20〜29のいずれか1項に記載の方法。
【請求項31】
前記ヒドロキシアルキルがヒドロキシエチルである請求項20〜30のいずれか1項に記載の方法。
【請求項32】
前記ピペラジニル環が構造:
【化153】

を含む請求項20〜31のいずれか1項に記載の方法。
【請求項33】
が水素である請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項34】
がアリールであり、ここに、該アリールが式(V):
【化154】

[式中、
、A、A、AおよびAは、各々、独立して、NまたはCであり;および
、A、A、AおよびAがCである場合;R7g、R7h、R7i、R7jおよびR7kは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはR7jおよびR7iは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;あるいは
、A、A、AおよびAがNである場合、R7g、R7h、R7i、R7jおよびR7kは存在しない]
の化合物である請求項33に記載の方法。
【請求項35】
が水素である請求項33または34に記載の方法。
【請求項36】
、A、A、AおよびAが各々Cである請求項33〜35のいずれか1項に記載の方法。
【請求項37】
7g、R7h、R7iおよびR7kが各々水素である請求項33〜36のいずれか1項に記載の方法。
【請求項38】
7jがカルボニルであり、ここに、該カルボニルは式(VI):
【化155】

[式中、
7sおよびR7tは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはR7sおよびR7tは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項33〜37のいずれか1項に記載の方法。
【請求項39】
7tが水素である請求項33〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項40】
7sがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化156】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;あるいは
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項33〜39のいずれか1項に記載の方法。
【請求項41】
DがNである請求項33〜40のいずれか1項に記載の方法。
【請求項42】
nが2である請求項33〜41のいずれか1項に記載の方法。
【請求項43】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項33〜42のいずれか1項に記載の方法。
【請求項44】
前記アルキルがメチルである請求項33〜43のいずれか1項に記載の方法。
【請求項45】
がアミノである請求項33または34に記載の方法。
【請求項46】
前記アミノがジアルキルアミノである請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記ジアルキルアミノがジメチルアミノである請求項45または46に記載の方法。
【請求項48】
、A、A、AおよびAが各々Cである請求項45〜47のいずれか1項に記載の方法。
【請求項49】
7g、R7h、R7iおよびR7kが各々水素である請求項45〜48のいずれか1項に記載の方法。
【請求項50】
7jがカルボニルであり、ここに、該カルボニルは式(VI):
【化157】

[式中、
7sおよびR7tは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはR7sおよびR7tは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項45〜49のいずれか1項に記載の方法。
【請求項51】
7sおよびR7tが各々水素である請求項45〜50のいずれか1項に記載の方法。
【請求項52】
7sおよびR7tが各々アルキルである請求項45〜50のいずれか1項に記載の方法。
【請求項53】
前記アルキルがメチルである請求項52に記載の方法。
【請求項54】
7sおよびR7tが連結して、6員の複素環を形成する請求項45〜50のいずれか1項に記載の方法。
【請求項55】
前記複素環がピペラジニル環である請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記ピペラジニルがN−アルキル化されている請求項54または55に記載の方法。
【請求項57】
前記N−アルキル化ピペラジニルがN−メチルピペラジニルである請求項54〜56のいずれか1項に記載の方法。
【請求項58】
前記ピペラジニル化合物が
【化158】

である請求項54〜57のいずれか1項に記載の方法。
【請求項59】
7sがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化159】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項50に記載の方法。
【請求項60】
7tが水素である請求項59に記載の方法。
【請求項61】
DがNである請求項59または60のいずれかに記載の方法。
【請求項62】
nが1である請求項59〜61のいずれか1項に記載の方法。
【請求項63】
7mが水素である請求項59〜62のいずれか1項に記載の方法。
【請求項64】
7lがアリールである請求項59〜63のいずれか1項に記載の方法。
【請求項65】
前記アリールがフラニルである請求項64に記載の方法。
【請求項66】
nが2である請求項59〜61のいずれか1項に記載の方法。
【請求項67】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記アルキルがメチル、プロピルまたはイソプロピルである請求項66または67に記載の方法。
【請求項69】
7lおよびR7mが各々水素である請求項66に記載の方法。
【請求項70】
7lが水素である請求項66に記載の方法。
【請求項71】
7mがアルキルである請求項70に記載の方法。
【請求項72】
前記アルキルがメチルである請求項70または71に記載の方法。
【請求項73】
7mがアシルである請求項70に記載の方法。
【請求項74】
7lおよびR7mが連結して、6員複素環を形成する請求項66に記載の方法。
【請求項75】
前記環がピペリジニルまたはモルホリニルである請求項74に記載の方法。
【請求項76】
7lおよびR7mが連結して、5員複素環を形成する請求項66に記載の方法。
【請求項77】
前記環がピロリジニルである請求項76に記載の方法。
【請求項78】
nが3である請求項59〜61のいずれか1項に記載の方法。
【請求項79】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項78に記載の方法。
【請求項80】
前記アルキルがメチルである請求項78または79に記載の方法。
【請求項81】
nが4である請求項59〜61のいずれか1項に記載の方法。
【請求項82】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項81に記載の方法。
【請求項83】
前記アルキルがメチルである請求項81または82に記載の方法。
【請求項84】
7tが水素である請求項50に記載の方法。
【請求項85】
7sがアルキルである請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記アルキルがアルコキシカルボニル置換アルキルである請求項84または85に記載の方法。
【請求項87】
前記アルコキシカルボニル置換アルキルがエトキシカルボニルエチルである請求項84〜86のいずれか1項に記載の方法。
【請求項88】
前記アルコキシカルボニル置換アルキルがCHCHOC(=O)CHCH−である請求項84〜86のいずれか1項に記載の方法。
【請求項89】
前記アルキルがn−ブチルである請求項85に記載の方法。
【請求項90】
前記アルキルが複素環置換アルキルである請求項85に記載の方法。
【請求項91】
前記複素環置換アルキルがピペリジニル置換アルキルである請求項90に記載の方法。
【請求項92】
前記ピペリジニル置換アルキルがピペリジニル置換プロピルである請求項90または91に記載の方法。
【請求項93】
前記ピペリジニル置換プロピルが
【化160】

を含む請求項90〜92のいずれか1項に記載の方法。
【請求項94】
前記アルキルがヒドロキシル置換アルキルである請求項85に記載の方法。
【請求項95】
前記ヒドロキシル置換アルキルがヒドロキシプロピルである請求項94に記載の方法。
【請求項96】
DがOである請求項60に記載の方法。
【請求項97】
nが2である請求項96に記載の方法。
【請求項98】
7lがアルキルまたは水素である請求項96または97に記載の方法。
【請求項99】
前記アルキルがメチルである請求項96〜98のいずれか1項に記載の方法。
【請求項100】
nが3である請求項96に記載の方法。
【請求項101】
7lがアルキルである請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記アルキルがメチルである請求項100または101に記載の方法。
【請求項103】
DがNRである請求項60に記載の方法。
【請求項104】
7’、R7lおよびR7mが各々アルキルである請求項103に記載の方法。
【請求項105】
前記アルキルがメチルである請求項103または104に記載の方法。
【請求項106】
7tがアルキルである請求項59に記載の方法。
【請求項107】
前記アルキルがメチルである請求項106に記載の方法。
【請求項108】
nが2である請求項106または107に記載の方法。
【請求項109】
DがNである請求項106〜108のいずれか1項に記載の方法。
【請求項110】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項106〜109のいずれか1項に記載の方法。
【請求項111】
前記アルキルがメチルである請求項106〜110のいずれか1項に記載の方法。
【請求項112】
、AおよびAが各々Cである請求項45〜47のいずれか1項に記載の方法。
【請求項113】
およびAが各々Cである請求項112に記載の方法。
【請求項114】
7g、R7hおよびR7kが各々水素である請求項112に記載の方法。
【請求項115】
7iおよびR7jが連結して、6員アリール環を形成する請求項114に記載の方法。
【請求項116】
前記アリール環がベンゼン環である請求項115に記載の方法。
【請求項117】
7jがアシルである請求項49に記載の方法。
【請求項118】
7jがカルボニルである請求項49に記載の方法。
【請求項119】
前記カルボニルがアルコキシ置換カルボニルである請求項118に記載の方法。
【請求項120】
前記カルボニルがイソプロポキシカルボニルである請求項118または119に記載の方法。
【請求項121】
7jがアルケニルであり、ここに、該アルケニルは式(XI):
【化161】

[式中、
KはCまたはNであり、
7g*およびR7h*は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;および
KがCである場合、R7i*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;あるいはKがNである場合、R7i*は存在しない]
の化合物である請求項49に記載の方法。
【請求項122】
KがCである請求項121に記載の方法。
【請求項123】
7g*およびR7i*が各々水素である請求項121または122に記載の方法。
【請求項124】
7h*がシアノである請求項121〜123のいずれか1項に記載の方法。
【請求項125】
7g、R7hおよびR7iが各々水素である請求項48に記載の方法。
【請求項126】
7kがハロゲンである請求項125に記載の方法。
【請求項127】
前記ハロゲンがフッ素である請求項125または126に記載の方法。
【請求項128】
7jがカルボニルであり、ここに、該カルボニルは式(VI):
【化162】

[式中、
7sおよびR7tは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはR7sおよびR7tは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項125〜127のいずれか1項に記載の方法。
【請求項129】
7tが水素である請求項125〜128のいずれか1項に記載の方法。
【請求項130】
7sがアルキルであり、ここに、該アルキルは構造(VII):
【化163】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項125〜129のいずれか1項に記載の方法。
【請求項131】
DがNである請求項125〜130のいずれか1項に記載の方法。
【請求項132】
nが2である請求項125〜131のいずれか1項に記載の方法。
【請求項133】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項125〜132のいずれか1項に記載の方法。
【請求項134】
前記アルキルがメチルである請求項125〜133のいずれか1項に記載の方法。
【請求項135】
7gおよびR7hが各々水素である請求項48に記載の方法。
【請求項136】
7jがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化164】

「式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項135に記載の方法。
【請求項137】
DがNである請求項135または136に記載の方法。
【請求項138】
nが1である請求項135〜137のいずれか1項に記載の方法。
【請求項139】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項135〜138のいずれか1項に記載の方法。
【請求項140】
前記アルキルがメチルである請求項135〜139のいずれか1項に記載の方法。
【請求項141】
7iが水素である請求項135〜140のいずれか1項に記載の方法。
【請求項142】
7kがアルコキシである請求項135〜141のいずれか1項に記載の方法。
【請求項143】
前記アルコキシがメトキシである請求項135〜142のいずれか1項に記載の方法。
【請求項144】
7mがアルキルである請求項138に記載の方法。
【請求項145】
前記アルキルがメチルである請求項144に記載の方法。
【請求項146】
7lがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化165】

[式中、
はO、N、NR7a’またはCR7a’であり、
は0〜10の整数であり;
7a’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であり;および
がNまたはCR7a’である場合、R7laおよびR7maは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であるか、あるいはR7laおよびR7maは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
がOである場合、R7laは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリール、または複素環であって、
7maは存在しない]
の化合物である請求項144または145に記載の方法。
【請求項147】
がCR7a’である請求項144〜146のいずれか1項に記載の方法。
【請求項148】
7laおよびR7maが各々水素である請求項144〜147のいずれか1項に記載の方法。
【請求項149】
が0である請求項144〜148のいずれか1項に記載の方法。
【請求項150】
7a’がアリールである請求項144〜149のいずれか1項に記載の方法。
【請求項151】
前記アリールがピリジニルである請求項144〜150のいずれか1項に記載の方法。
【請求項152】
が1である請求項148に記載の方法。
【請求項153】
7a’がシアノである請求項152に記載の方法。
【請求項154】
がOである請求項146に記載の方法。
【請求項155】
が2である請求項154に記載の方法。
【請求項156】
7laがアルキルである請求項154または155に記載の方法。
【請求項157】
前記アルキルがt−ブチルである請求項154〜156のいずれか1項に記載の方法。
【請求項158】
7iおよびR7kが各々水素である請求項144〜157のいずれか1項に記載の方法。
【請求項159】
7a’がカルボニルである請求項149に記載の方法。
【請求項160】
前記カルボニルがアミノカルボニルである請求項159に記載の方法。
【請求項161】
7kが水素である請求項159または160に記載の方法。
【請求項162】
7iがアルコキシである請求項159〜161のいずれか1項に記載の方法。
【請求項163】
前記アルコキシがメトキシである請求項159〜161のいずれか1項に記載の方法。
【請求項164】
7g、R7h、R7iおよびR7kが各々水素である請求項48に記載の方法。
【請求項165】
7jがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化166】

[式中、
DがO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項164に記載の方法。
【請求項166】
DがNである請求項164または165に記載の方法。
【請求項167】
nが1である請求項164〜166のいずれか1項に記載の方法。
【請求項168】
7lがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化167】

[式中、
はO、N、NR7a’またはCR7a’であり;
は0〜10の整数であり;
7a’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
がNまたはCR7a’である場合、R7laおよびR7maは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7laおよびR7maは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
がOである場合、R7laは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7maは存在しない]
の化合物である請求項165〜167のいずれか1項に記載の方法。
【請求項169】
がNである請求項164〜168のいずれか1項に記載の方法。
【請求項170】
7laおよびR7maが各々アルキルである請求項164〜169のいずれか1項に記載の方法。
【請求項171】
前記アルキルがメチルである請求項164〜170のいずれか1項に記載の方法。
【請求項172】
が2、3または4である請求項164〜171のいずれか1項に記載の方法。
【請求項173】
7mがアルキルまたは水素である請求項164〜172のいずれか1項に記載の方法。
【請求項174】
前記アルキルがメチルである請求項164〜172のいずれか1項に記載の方法。
【請求項175】
7g、R7h、R7jおよびR7kが各々水素である請求項49に記載の方法。
【請求項176】
7jがアミノであり、該アミノは式(IX):
【化168】

[式中、
7wおよびR7xは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環である]
の化合物である請求項175に記載の方法。
【請求項177】
7xが水素である請求項175または176のいずれか1項に記載の方法。
【請求項178】
7wがアルキルであり、ここに、該アルキルが式(VII):
【化169】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項175〜177のいずれか1項に記載の方法。
【請求項179】
DがNである請求項175〜178のいずれか1項に記載の方法。
【請求項180】
nが1または3である請求項175〜179のいずれか1項に記載の方法。
【請求項181】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項175〜180のいずれか1項に記載の方法。
【請求項182】
前記アルキルがメチルである請求項175〜181のいずれか1項に記載の方法。
【請求項183】
7wがアルキルである請求項177に記載の方法。
【請求項184】
前記アルキルがメチルである請求項183に記載の方法。
【請求項185】
7g、R7h、R7jおよびR7kが各々水素である請求項48に記載の方法。
【請求項186】
7iがカルボニルであり、ここに、該カルボニルは式(VI):
【化170】

[式中、
7sおよびR7tは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7sおよびR7tは連結して、5または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項185に記載の方法。
【請求項187】
7tが水素である請求項185または186に記載の方法。
【請求項188】
7sがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化171】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり:および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lが水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項187に記載の方法。
【請求項189】
DがNである請求項185〜188のいずれか1項に記載の方法。
【請求項190】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項185〜189のいずれか1項に記載の方法。
【請求項191】
前記アルキルがメチルである請求項185〜190のいずれか1項に記載の方法。
【請求項192】
nが2または3である請求項185〜191のいずれか1項に記載の方法。
【請求項193】
7iがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化172】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、
7mは存在しない]
の化合物である請求項185に記載の方法、
【請求項194】
DがNである請求項193に記載の方法。
【請求項195】
nが1である請求項193または194に記載の方法。
【請求項196】
7mが水素である請求項193〜195のいずれか1項に記載の方法。
【請求項197】
7lがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化173】

[式中、
はO、N、NR7a’またはCR7a’であり;
は0〜10の整数であり;
7a’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
がNまたはCR7a’である場合、R7laおよびR7maは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7laおよびR7maは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
がOである場合、R7laは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7maは存在しない]
の化合物である請求項193〜196のいずれか1項に記載の方法。
【請求項198】
がCR7a’である請求項193〜197のいずれか1項に記載の方法。
【請求項199】
が0である請求項193〜198のいずれか1項に記載の方法。
【請求項200】
7laおよびR7maが各々水素である請求項193〜199のいずれか1項に記載の方法。
【請求項201】
7a’がアリールである請求項193〜200のいずれか1項に記載の方法。
【請求項202】
前記アリールがフェニルである請求項193〜201のいずれか1項に記載の方法。
【請求項203】
前記フェニルがp−置換アルコキシフェニルである請求項193〜202のいずれか1項に記載の方法。
【請求項204】
前記アルコキシフェニルがメトキシフェニルである請求項193〜203のいずれか1項に記載の方法
【請求項205】
がOである請求項197に記載の方法。
【請求項206】
が2である請求項205に記載の方法。
【請求項207】
7laがアルキルである請求項205または206に記載の方法。
【請求項208】
前記アルキルがメチルである請求項205〜207のいずれか1項に記載の方法。
【請求項209】
7iがカルボニルである請求項185に記載の方法。
【請求項210】
前記カルボニルがアルコキシカルボニルである請求項209に記載の方法。
【請求項211】
前記アルコキシカルボニルがメトキシカルボニルである請求項209または210に記載の方法。
【請求項212】
7iがアミノであり、ここに、該アミノは式(IX):
【化174】

[式中、
7wおよびR7xは各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環である]
の化合物である請求項185に記載の方法。
【請求項213】
7xが水素である請求項212に記載の方法。
【請求項214】
7wがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化175】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項212または213に記載の方法。
【請求項215】
DがNある請求項212〜214のいずれか1項に記載の方法。
【請求項216】
nが1である請求項212〜215のいずれか1項に記載の方法。
【請求項217】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項212〜216のいずれか1項に記載の方法。
【請求項218】
前記アルキルがメチルである請求項212〜218のいずれか1項に記載の方法。
【請求項219】
7mが水素である請求項216に記載の方法。
【請求項220】
7lがアルキルである請求項219に記載の方法。
【請求項221】
前記アルキルがメチルである請求項219または220に記載の方法。
【請求項222】
がNである請求項34に記載の方法。
【請求項223】
、A、AおよびAがCである請求項222に記載の方法。
【請求項224】
7g、R7jおよびR7kが各々水素である請求項222または223に記載の方法。
【請求項225】
7iがアルコキシである請求項222〜224のいずれか1項に記載の方法。
【請求項226】
7iがアルコキシであり、ここに、該アルコキシは式(VIII):
式(VIII):
【化176】

[式中、
LはO、N、NR7”またはCR7”であり;
rは0〜10の整数であり;
7”は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
LがNまたはCR7”である場合、R7uおよびR7vは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7uおよびR7vは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;あるいは
LがOである場合、R7uは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、
7vは存在しない]
の化合物である請求項222〜225のいずれか1項に記載の方法。
【請求項227】
LがNである請求項222〜226のいずれか1項に記載の方法。
【請求項228】
7uおよびR7vが各々アルキルである請求項222〜227のいずれか1項に記載の方法。
【請求項229】
前記アルキルがメチルである請求項222〜228のいずれか1項に記載の方法。
【請求項230】
rが3である請求項222〜229のいずれか1項に記載の方法。
【請求項231】
が−C(=W’)WR7aである請求項33に記載の方法。
【請求項232】
W’がOである請求項231に記載の方法。
【請求項233】
WがNR7bである請求項231または232に記載の方法。
【請求項234】
7aが水素である請求項231〜233のいずれか1項に記載の方法。
【請求項235】
7bがアルキルである請求項231〜234のいずれか1項に記載の方法。
【請求項236】
前記アルキルがアミノアルキルである請求項231〜235のいずれか1項に記載の方法。
【請求項237】
前記アミノアルキルが
【化177】

である請求項231〜236のいずれか1項に記載の方法。
【請求項238】
WがCR7d7eである請求項232に記載の方法。
【請求項239】
7dおよびR7eが各々水素である請求項238に記載の方法。
【請求項240】
7aがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
式(VII):
【化178】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項238および239に記載の方法。
【請求項241】
DがNである請求項238〜240のいずれか1項に記載の方法。
【請求項242】
nが0である請求項238〜241のいずれか1項に記載の方法。
【請求項243】
7mが水素である請求項238〜242のいずれか1項に記載の方法。
【請求項244】
7lがテトロヒドロフランである請求項238〜242のいずれか1項に記載の方法。
【請求項245】
7lがアルキルである請求項243に記載の方法。
【請求項246】
前記アルキルが−CH(CHである請求項245に記載の方法。
【請求項247】
前記アルキルがアリール置換アルキルである請求項245に記載の方法。
【請求項248】
前記アリール置換アルキルがピリジン置換アルキル、フラニル置換アルキル、ピロリル置換アルキル、イミダゾリル置換アルキルまたはジヒドロイミダゾリル置換アルキルである請求項247に記載の方法。
【請求項249】
前記アリール置換アルキルが:
【化179】

である請求項247または248に記載の方法。
【請求項250】
前記アルキルがアミノカルボニル置換アルキルである請求項245に記載の方法。
【請求項251】
前記アミノカルボニル置換アルキルが−CH(C=O)NHである請求項250に記載の方法。
【請求項252】
前記アルキルがハロゲン置換アルキルである請求項245に記載の方法。
【請求項253】
前記ハロゲン置換アルキルがフッ素置換アルキルである請求項252に記載の方法。
【請求項254】
前記ハロゲン置換アルキルが−CHCFである請求項252または253に記載の方法。
【請求項255】
前記アルキルが:
【化180】

を含む請求項245に記載の方法。
【請求項256】
7lがアリールである請求項243に記載の方法。
【請求項257】
前記アリールがピリジニルである請求項256に記載の方法。
【請求項258】
7lがアルケニルであり、ここに、該アルケニルは式(XI):
【化181】

[式中、
KはCまたはNであり;
7g*およびR7h*は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
KがCである場合、R7i*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか;あるいはKがNである場合、R7i*は存在しない]
の化合物である請求項243に記載の方法。
【請求項259】
KがCである請求項258に記載の方法。
【請求項260】
7g*、R7i*およびR7h*が各々水素である請求項258または259に記載の方法。
【請求項261】
7lがアルキルである請求項243に記載の方法。
【請求項262】
前記アルキルがアルコキシアルキルである請求項261に記載の方法。
【請求項263】
前記アルコキシアルキルがメトキシエチルである請求項262に記載の方法。
【請求項264】
7mがアルキルである請求項242に記載の方法。
【請求項265】
前記アルキルがメチルである請求項264に記載の方法。
【請求項266】
7lがアルキルである請求項264または265に記載の方法。
【請求項267】
前記アルキルがイソプロピルである請求項264〜266のいずれか1項に記載の方法。
【請求項268】
前記アルキルがアルコキシアルキルである請求項264〜266に記載の方法。
【請求項269】
前記アルコキシアルキルがメトキシメチルである請求項268に記載の方法。
【請求項270】
7mおよびR7lが連結して、6員の複素環を形成する請求項242に記載の方法。
【請求項271】
前記環がピペリジニル環またはピペラジニル環である請求項270に記載の方法。
【請求項272】
前記ピペリジニル環が
【化182】

である請求項270または271に記載の方法。
【請求項273】
前記ピペラジニル環がN−置換ピペラジニル環である請求項270または271に記載の方法。
【請求項274】
前記ピペラジニル環がアルキル、カルボニルまたはアシルでN−置換されている請求項273に記載の方法。
【請求項275】
前記アルキルがメチル、シクロヘキシルまたはイソプロピルである請求項274に記載の方法。
【請求項276】
前記カルボニルがエトキシカルボニルである請求項274に記載の方法。
【請求項277】
前記ピペラジニル環が
【化183】

である請求項271に記載の方法。
【請求項278】
nが1である請求項241に記載の方法。
【請求項279】
7mが水素である請求項278に記載の方法。
【請求項280】
7lがアシルである請求項278または279に記載の方法。
【請求項281】
7mおよびR7lが各々アルキルである請求項278に記載の方法。
【請求項282】
前記アルキルがメチルである請求項281に記載の方法。
【請求項283】
DがOである請求項240に記載の方法。
【請求項284】
nが0である請求項283に記載の方法。
【請求項285】
7lがアルキルである請求項283または284に記載の方法。
【請求項286】
前記アルキルがメチルである請求項283〜285に記載の方法。
【請求項288】

【化184】

である請求項33に記載の方法。
【請求項289】
がアルキルであり、ここに、該アルキルは(VII):
【化185】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項33に記載の方法。
【請求項290】
DがNである請求項289に記載の方法。
【請求項291】
nが1である請求項289または290に記載の方法。
【請求項292】
7lおよびR7mが連結して、6員の複素環を形成する請求項289〜291のいずれか1項に記載の方法。
【請求項293】
前記環がピペリジニル環である請求項289〜292のいずれか1項に記載の方法。
【請求項294】
前記ピペリジニル環がカルボニルで置換されている請求項289〜293のいずれか1項に記載の方法。
【請求項295】
前記ピペリジニル環が
【化186】

である請求項289〜294のいずれか1項に記載の方法。
【請求項296】
7mが水素である請求項291に記載の方法。
【請求項297】
7lがアルキルである請求項296に記載の方法。
【請求項298】
前記アルキルがアミノアルキルである請求項296または297に記載の方法。
【請求項299】
前記アミノアルキルがジメチルアミノブチルである請求項296〜298のいずれか1項に記載の方法。
【請求項300】
nが2である請求項290に記載の方法。
【請求項301】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項300に記載の方法。
【請求項302】
前記アルキルがメチルである請求項300または301に記載の方法。
【請求項303】
がアリールであり、該アリールは式(X):
【化187】

[式中、
はN、O、SまたはCR7f*であり;
、G、GおよびGは、各々、独立して、NまたはCR7f*であり;
7f*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;
がNまたはCR7f*である場合、R7a*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはGがOまたはSである場合、R7a*は存在せず;
がCR7f*である場合、R7b*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはGがNである場合、R7b*は存在せず;
がR7f*である場合、R7c*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはGがNである場合、R7c*は存在せず;
がCR7f*である場合、R7d*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいは
7d*は前記テトラサイクリン化合物の7−位置に共有結合しており;あるいはGがNである場合、R7d*は存在せず;および
がCR7f*である場合、R7e*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7e*は前記テトラサイクリン化合物の7−位置に共有結合しているか、あるいはGがNである場合、R7e*は存在せず;
但し、R7d*またはR7e*の一方は前記テトラサイクリン化合物の7−位置に共有結合している]
の化合物である請求項33に記載の方法。
【請求項304】
、G、GおよびGが各々Cである請求項303に記載の方法。
【請求項305】
7d*が前記テトラサイクリン化合物の7−位置に共有結合している請求項303または304に記載の方法。
【請求項306】
がOである請求項303〜305のいずれか1項に記載の方法。
【請求項307】
7c*およびR7e*が各々水素である請求項303〜306のいずれか1項に記載の方法。
【請求項308】
7d*がアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化188】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項303〜307のいずれか1項に記載の方法。
【請求項309】
nが1である請求項303〜308のいずれか1項に記載の方法。
【請求項310】
DがNである請求項303〜309のいずれか1項に記載の方法。
【請求項311】
7lおよびR7mが連結して、6員の複素環を形成する請求項303〜310のいずれか1項に記載の方法。
【請求項312】
前記環がピペリジニルである請求項303〜311のいずれか1項に記載の方法。
【請求項313】
7e*が前記テトラサイクリン化合物の7−位置に共有結合している請求項304に記載の方法。
【請求項314】
がNである請求項313に記載の方法。
【請求項315】
7a*が水素である請求項313または314に記載の方法。
【請求項316】
7c*およびR7d*が、各々、水素である請求項313〜315のいずれか1項に記載の方法。
【請求項317】
7b*がアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化189】

[式中、DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項313〜316のいずれか1項に記載の方法。
【請求項318】
nが1である請求項313〜317のいずれか1項に記載の方法。
【請求項319】
DがNである請求項313〜318のいずれか1項に記載の方法。
【請求項320】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項313〜319のいずれか1項に記載の方法。
【請求項321】
前記アルキルがメチルである請求項313〜319のいずれか1項に記載の方法。
【請求項322】
がOである請求項313に記載の方法。
【請求項323】
7b*およびR7c*が各々水素である請求項322に記載の方法。
【請求項324】
7d*がアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化190】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項322または323に記載の方法。
【請求項325】
nが1である請求項322〜324のいずれか1項に記載の方法。
【請求項326】
DがNである請求項322〜325のいずれか1項に記載の方法。
【請求項327】
7mがHである請求項322〜326のいずれか1項に記載の方法。
【請求項328】
7lがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化191】

[式中、
はO、N、NR7a’またはCR7a’であり;
は0〜10の整数であり;
7a’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
がNまたはCR7a’である場合、R7laおよびR7ma、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7laおよびR7maは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
がOである場合、R7laは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7maは存在しない]
の化合物である請求項322〜327のいずれか1項に記載の方法。
【請求項329】
が2である請求項322〜328のいずれか1項に記載の方法。
【請求項330】
がOである請求項322〜329のいずれか1項に記載の方法。
【請求項331】
7laがアルキルである請求項322〜330のいずれか1項に記載の方法。
【請求項332】
前記アルキルがメチルである請求項322〜331のいずれか1項に記載の方法。
【請求項333】
7c*およびR7d*が各々水素である請求項322に記載の方法。
【請求項334】
7b*がアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化192】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7m、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項333に記載の方法。
【請求項335】
nが1である請求項333または334に記載の方法。
【請求項336】
DがNである請求項333〜335のいずれか1項に記載の方法。
【請求項337】
7lおよびR7mが連結して、6員の複素環を形成する請求項333〜336のいずれか1項に記載の方法。
【請求項338】
前記環がモルホリニルまたはピペラジニルである請求項333〜337のいずれか1項に記載の方法。
【請求項339】
前記ピペラジニル環がN−置換されている請求項333〜338のいずれか1項に記載の方法。
【請求項340】
前記N−置換基がメチルである請求項333〜339のいずれか1項に記載の方法。
【請求項341】
前記ピペラジニル環が
【化193】

である請求項333〜340のいずれか1項に記載の方法。
【請求項342】
7mが水素である請求項336に記載の方法。
【請求項343】
7lがアルキルである請求項342に記載の方法。
【請求項344】
前記アルキルがアリール置換アルキルである請求項342または343に記載の方法。
【請求項345】
前記アリール置換アルキルがピリジン置換アルキルである請求項342〜344のいずれか1項に記載の方法。
【請求項346】
前記ピリジン置換アルキルが
【化194】

である請求項342〜345のいずれか1項に記載の方法。
【請求項347】
7lがアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化195】

[式中、Dは、O、N、NR7a’またはCR7a’であり:
は0〜10の整数であり;
7a’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり:および
がNまたはCR7a’である場合、R7laおよびR7maは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか;あるいはR7laおよびR7maは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
がOである場合、R7laは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7maは存在しない]
の化合物である請求項336に記載の方法。
【請求項348】
が2である請求項347に記載の方法。
【請求項349】
DがNである請求項347または348に記載の方法。
【請求項350】
7laおよびR7maがアルキルである請求項347〜349のいずれか1項に記載の方法。
【請求項351】
前記アルキルがメチルである請求項347〜350のいずれか1項に記載の方法。
【請求項352】
7lが水素またはアルキルである請求項347〜351のいずれか1項に記載の方法。
【請求項353】
前記アルキルがメチルである請求項352に記載の方法。
【請求項354】
7b*がアルケニルであり、ここに、該アルケニルは式(XI):
【化196】

[式中、
KはCまたはNであり;
7g*およびR7h*は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
KがCである場合、R7i*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか;あるいはKがNである場合、R7i*は存在しない]
の化合物である請求項333に記載の方法。
【請求項355】
7g*が水素である請求項354に記載の方法。
【請求項356】
KがNである請求項354または355に記載の方法。
【請求項357】
7h*がアルコキシである請求項354〜356のいずれか1項に記載の方法。
【請求項358】
前記アルコキシがメトキシである請求項354〜357のいずれか1項に記載の方法。
【請求項359】

【化197】

[式中、
KはCまたはNである;
7g*およびR7h*は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
KがCである場合、R7i*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか;あるいはKがNである場合、R7i*は存在しない]
である請求項33に記載の方法。
【請求項360】
KがNである請求項359に記載の方法。
【請求項361】
7h*がアルコキシである請求項359または360に記載の方法。
【請求項362】
前記アルコキシがt−ブトキシである請求項359〜361のいずれか1項に記載の方法。
【請求項363】
7g*がアルキルであり、ここに、該アルキルは式(VII):
【化198】

[式中、
DはO、N、NR7’またはCR7’であり;
nは0〜10の整数であり;
7’は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
DがNまたはCR7’である場合、R7lおよびR7mは、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか;あるいはR7lおよびR7mは連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成し;および
DがOである場合、R7lは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であって、R7mは存在しない]
の化合物である請求項359〜362のいずれか1項に記載の方法。
【請求項364】
DがNである請求項359および363のいずれか1項に記載の方法。
【請求項365】
nが2である請求項359〜364のいずれか1項に記載の方法。
【請求項366】
7lおよびR7mが各々アルキルである請求項359〜365のいずれか1項に記載の方法。
【請求項367】
前記アルキルがメチルである請求項359〜366のいずれか1項に記載の方法。
【請求項368】
前記テトラサイクリン化合物が:
【化199】

【化200】

【化201】

【化202】

【化203】

【化204】

【化205】

【化206】

およびその医薬上許容される塩である請求項1に記載の方法。
【請求項369】
前記テトラサイクリン化合物が式(XII):
【化207】

[式中、
rは1〜10の整数であり;
MはOR7o*またはNR7p*7q*であり;
Qは水素またはアルキルであり;
7o*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
7p*およびR7q*は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか;あるいはR7p*およびR7q*は連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項1に記載の方法。
【請求項370】
前記テトラサイクリン化合物が式(XIII):
【化208】

[式中、
sおよびsは、各々、独立して、1〜10の整数であり;
TはOR7r*、またはNR7s*7t*であり;
7r*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
7s*およびR7t*は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7s*およびR7t*は連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項1に記載の方法。
【請求項371】
前記テトラサイクリン化合物が式(XIV):
【化209】

[式中、
tは1〜10の整数であり;
UはOR7u*、またはNR7v*7w*であり;
7u*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
7v*およびR7w*は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7v*およびR7w*は連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項1に記載の方法。
【請求項372】
前記テトラサイクリン化合物が式(XV):
【化210】

[式中、
uは1〜10の整数であり;
LはOR7x*またはNR7y*7z*であり;
7x*は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
7y*およびR7z*は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7y*およびR7z*は連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項1に記載の方法。
【請求項373】
前記テトラサイクリン化合物が式(XVI):
【化211】

[式中、
vおよびvは、各々、独立して、1〜10の整数であり;
TはOR7b**、またはNR7c**7d**であり;
7b**は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
7c**およびR7d**は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7c**およびR7d**は連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項1に記載の方法。
【請求項374】
前記テトラサイクリン化合物が式(XVII):
【化212】

[式中、
xおよびxは各々、独立して、1〜10の整数であり;
はOR7e**、またはNR7f**7g**であり;
はNH、NCH、O、CHであり;
7e**は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
7f**およびR7g**は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり、R7f**およびR7g**は連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項1に記載の方法。
【請求項375】
前記テトラサイクリンが式(XVIII):
【化213】

「式中、
uは1〜10の整数であり;
はOR7h**、またはNRi**7j**であり;
はNH、NCH、O、またはCHであり;
7h**は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
7i**およびR7j**は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7i**およびR7j**は連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項1に記載の方法。
【請求項376】
前記テトラサイクリン化合物が式(XIX):
【化214】

[式中、
yは1〜10の整数であり;
はOR7k**、またはNR7l**7m**であり;
はNH、NCH、O、またはCHであり;
7k**は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であり;および
7l**およびR7m**は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7l**およびR7m**は連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
の化合物である請求項1に記載の方法。
【請求項377】
前記化合物が式(XX):
【化215】

[式中、W’’はCR7d”7e”、S、NR7b”またはOであり;および
7a”、R7b”、R7c”、R7d”およびR7e”は、各々、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲン、チオエーテル、スルフィニル、スルホニル、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボニル、アリールまたは複素環であるか、あるいはR7a”およびR7c”は一緒に連結して、5員または6員のアリール、複素環または脂肪族環を形成する]
およびその医薬上許容される塩である請求項1に記載の方法。
【請求項378】
前記対象がヒトである請求項1〜377のいずれか1項に記載の方法。
【請求項379】
第二の薬剤と組み合せて前記テトラサイクリン化合物を投与することをさらに含む請求項1〜377のいずれか1項に記載の方法。
【請求項380】
医薬上許容される担体と組み合せて前記テトラサイクリン化合物を投与することをさらに含む請求項1〜377のいずれか1項に記載の方法。
【請求項381】
前記テトラサイクリン化合物がエクソン7の含有を増加させる請求項1〜377のいずれか1項に記載の方法。
【請求項382】
前記テトラサイクリン化合物がイントロン6のスプライシングを増加させる請求項1〜377のいずれか1項に記載の方法。
【請求項383】
前記テトラサイクリン化合物が細胞SMN蛋白質レベルを増加させる請求項1〜377のいずれか1項に記載の方法。
【請求項384】
前記テトラサイクリン化合物が前記対象における細胞中のgemを増加させる請求項1〜377のいずれか1項に記載の方法。
【請求項385】
前記テトラサイクリン化合物が、該対象の肝臓および/または腎臓におけるFL SMN2 mRNA発現を増加させる請求項1〜377のいずれか1項に記載の方法。
【請求項386】
SMN2 mRNAスプライシングが変調されるように、全長SMN2をテトラサイクリン化合物と接触させることを含む、SMN2 mRNAスプライシングを変調するための方法。
【請求項387】
前記メッセージスプライシングが増加する請求項386に記載の方法。
【請求項388】
前記メッセージスプライシングが約50倍増加される請求項387に記載の方法。
【請求項389】
前記メッセージスプライシングが約10倍増加される請求項388に記載の方法。
【請求項390】
前記メッセージスプライシングが約2.6倍増加される請求項389に記載の方法。
【請求項391】
SMNpレベルが変調されるようにテトラサイクリン化合物を投与することを含む、対象においてSMNpレベルを変調するための方法。
【請求項392】
前記SMNpレベルが増加される請求項391に記載の方法。
【請求項393】
前記SMNpレベルが約50倍増加される請求項392に記載の方法。
【請求項394】
前記SMNpレベルが約15倍増加される請求項393に記載の方法。
【請求項395】
前記SMNpレベルが約10倍増加される請求項393に記載の方法。
【請求項396】
前記SMNpレベルが約8.3倍増加される請求項393に記載の方法。
【請求項397】
前記SMNpの変調がSMNpの発現の増加である請求項393に記載の方法。
【請求項398】
前記SMNpの発現が、10μMの前記テトラサイクリン化合物の濃度で、約40%増加される請求項393に記載の方法。
【請求項399】
前記SMNpの発現が、2.5μMの前記テトラサイクリン化合物の濃度で、約2.8倍増加される請求項393に記載の方法。
【請求項400】
前記SMN2 mRNAの発現が腎臓組織において約23%増加される請求項386に記載の方法。
【請求項401】
前記SMN2 mRNAの発現が肝臓組織において約74%増加される請求項386に記載の方法。
【請求項402】
有効量のテトラサイクリン化合物、および脊髄筋委縮症の治療のために前記テトラサイクリン化合物を用いるための指示書を含むパッケージされたテトラサイクリン化合物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2010−523684(P2010−523684A)
【公表日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−503091(P2010−503091)
【出願日】平成20年4月14日(2008.4.14)
【国際出願番号】PCT/US2008/004827
【国際公開番号】WO2008/127722
【国際公開日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【出願人】(500127209)パラテック ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (50)
【Fターム(参考)】