説明

デジタルテレビジョンとGPSとの共存を可能にする技術

本発明の実施の形態は、少なくとも1ビットのフラグがオンであるとき、デジタルテレビジョン(DTV)受信機が初期の取得プロセスを開始することが許可されないように、少なくとも1ビットのフラグを含むDTV受信機を含む装置を提供し、1ビットのフラグをオンにすることが可能な少なくとも1つの更なる受信機は、DTV受信機の受信チェインの一部を共有する。フラグは、DTV受信機のドライバと少なくとも1つの更なる受信機との間の通信を通して設定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタルテレビジョンとGPSとの共存を可能にする技術に関する。
【背景技術】
【0002】
デジタルテレビジョン(DTV)は、今日の新興の市場である。地上波放送の発展は、2005年の間に始まり、市場は、受信機の変更に耐えることができるハンドヘルド指向の放送サービスの方向に現在動いている。DVB−H及びT−DMBは、モバイルTV向けに広く展開されることになっており、DVB−Tは、ノーマディックからポータブルな(nomadic-portable)受信条件向けに既に広く展開されている。
【0003】
タイムスライスは、DVB−Hにより固有に採用される技術である。この技術は、タイムスロットで伝送が行われるのを可能にする。この特徴の主要な目的は、受信機での電力の節約である。しかし、全ての他の規格(DVB−T,T−DMB,ISDB−T)は、このメカニズムを有しておらず、連続的な受信条件に依存する。
【0004】
GPSは、これまで、ハンドヘルド/PDA装置により広く実施されている公知の技術である。GPSは、アシストモード及びノンアシストモードといった2つのモードで本質的にサポートされている。アシストモードでは、受信機は、ソースネットワーク(たとえばセルラーオペレータ)からスカイマップを取得し、これらのマップと共にタイミングの測定及びドップラー計算により、受信機は、受信機の正確な位置を決定することができる。ノンアシストモードでは、受信機は、衛星伝送からのスカイマップをデコードする必要がある。ノンアシストモードは、1分前後に及ぶバーストでの受信を大部分必要とする。アシストモードは、数百ミリ秒の受信であるが、部分的に連続な受信を必要とする。いずれのケースにおいても、GPS受信機は、受信を実行するため、少なくとも時々及びしばらくの間に数ミリ秒を必要とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方のサブシステムが動作可能なときに他方が受信を実行することができないような、2つのサブシステムが無線機/アンテナを共有するときに問題が生じる。
したがって、デジタルテレビジョンとGPSとの共存を可能にする技術が強く必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の目的は、本明細書の最後で特に指摘され、明確に特許請求される。本発明は、しかし、本発明の目的、特徴及び利点と共に構成及び方法の両者に関して、添付図面と共に読まれたときに、以下の詳細な説明を参照して最良に理解される場合がある。
【0007】
以下の詳細な説明では、本発明の全体的な理解を提供するために様々な詳細が述べられる。しかし、本発明はこれらの特定の詳細なしに実施される場合があることを当業者により理解されるであろう。他の例では、公知の方法、手順、コンポーネント及び回路は、本発明を曖昧にしないように詳細に記載されない。
【0008】
本発明の実施の形態は、様々なアプリケーションで使用される場合がある。本発明の幾つかの実施の形態は、様々な装置及びシステムと共に使用される場合がある。これら様々な装置及びシステムは、たとえば以下を含む。送信機、受信機、トランシーバ、送信機−受信機、無線通信ステーション、無線通信装置、無線アクセスポイント(AP)、モデム、ワイヤレスモデム、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルド装置、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)装置、ハンドヘルドPDA装置、ネットワーク、ワイヤレスネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスLAN(WLAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ワイヤレスMAN(WMAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ワイヤレスWAN(WWAN)、既存のIEEE802.11,802.11a,802.11b,802.11e,802.11g,80211h,802.11i,802.11n,802.16,802.16d,802.16e規格及び/又は将来のバージョン及び/又はその派生及び/又は上記規格のロングタームエボリューション(LTE)に従って動作する装置及び/又はネットワーク、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、ワイヤレスPAN(WPAN)、上記WLAN及び/又はPAN及び/又はWPANネットワークの一部であるユニット及び/又はデバイス、1方向及び/又は2方向無線通信システム、セルラー無線電話通信システム、セルラー電話、無線電話、パーソナル通信システム(PCS)装置、無線通信装置を組み込んだPDA装置、多入力多出力(MIMO)トランシーバ又は装置、1入力多出力(SIMO)トランシーバ又は装置、多入力1出力(MISO)トランシーバ又は装置、マルチレシーバチェイン(MRC)トランシーバ又は装置、「スマートアンテナ」技術又はマルチアンテナ技術を有するトランシーバ又は装置等。
【0009】
本発明の幾つかの実施の形態は、1以上のタイプの無線通信信号及び/又はシステムと共に使用される。この1以上のタイプの無線通信信号及び/又はシステムは、たとえば以下を含む。無線周波(RF)、赤外線(IR)、周波数分割多重(FDM)、直交FDM(OFDM)、時分割多重(TDM)、時分割多元接続(TDMA)、拡張TDMA(E−TDMA)、GPRS(General packet Radio Service)、Extended GPRS、符号分割多元接続(CDMA)、ワイドバンドCDMA(WCDMA)、CDMA2000、マルチキャリア変調(MDM)、ディスクリートマルチトーン(DMT)、Bluetooth(RTM)、ZigBee(TM)等である。本発明の実施の形態は、様々な他の装置、機器、システム及び/又はネットワークで使用される場合がある。
【0010】
本発明の実施の形態はこの点に関して限定されるものではないが、たとえば「処理“processing”」、「計算“computing”」、「計算“calculating”」、「決定“determining”」、「確立“establishing”」、「分析“analyzing”」、「チェック“checking”」等のような用語を利用する説明は、コンピュータレジスタ及び/又はメモリ又は動作及び/又は処理を実行する命令を記憶する他の情報記憶媒体内の物理量として同様に表現される他のデータに、コンピュータレジスタ及び/又はメモリ内の物理(たとえば電子)量として表現されるデータを操作及び/又は変換するコンピュータ、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングシステム又は他の電子コンピューティングデバイスの動作及び/又は処理を示す場合がある。
【0011】
本発明の実施の形態はこの点に関して限定されないが、本明細書で使用される「複数“plurality”、“a plurality”」は、たとえば「多数」又は「2以上」を含む。用語「複数“plurality”、“a plurality”」は、2以上のコンポーネント、装置、エレメント、ユニットパラメータ等を記載するために本明細書を通して使用される場合がある。たとえば、「複数のステーション」は、2以上のステーションを含む。
【0012】
上述されたように、現在、GPSとDTVは同じ無線機(同じアンテナ又は同じレシーバチェイン又は同じ局部発振器等)を共有するとき、DTV受信は、GPSがその通常の時定数で周期的に動作する必要がある場合に良好な品質とならない場合がある。これは、DTVは、これが起こるたびに(長時間を必要とし、ピクチャを「フリーズ」する)初期の取得プロセス(initial acquisition process)に進む必要があるためである。
【0013】
本発明の実施の形態では、提案されるアーキテクチャにより、DTV出力におけるカットは、現在の状況よりも桁違いに小さく、数秒の代わりに数ミリ秒続くべきである。これにより、高品質のユーザにより知覚される同時並行性が可能となる。
【0014】
GPSが組み込まれた本発明の幾つかの実施の形態がなければ、DTVの視聴品質に対する深刻なダメージが生じる可能性がある。本発明の実施の形態によれば、この品質の劣化を回避することができる。
【0015】
本発明の幾つかの実施の形態はグローバルポジショニングシステム(GPS)を使用して例示されるが、本発明は、リソースがデジタルTVと共有される任意の他の技術であって、DTVの受信が十分に短い期間であって頻繁でない期間についてのみ引き延ばされる他の技術について有効であることを理解されたい。
【0016】
本発明により解決される課題を理解するため、番号を見ることは役に立つ。DVB−Tは、200μsと1.8msとの間で続くブロックを有しており、T−DMBは、170μsと1.3msとの間で続くブロックを有する。GPSは、受信について数ミリ秒を(周期的に)必要とする。したがって、GPSを優先して受信チェインを引き延ばすことは、少なくとも幾つかのブロックをDTVが失うことになる。この場合、DTV受信機は、「信号の損失」を宣言し、初期の取得ステージを開始する可能性がある。DVB−Tのようなシステムの初期取得は、数秒(〜5秒)にわたり続く。これは、受信機が新たな周波数でロックし、関心のあるテレビジョンチャネルを発見する必要があるためである。問題は、受信機が既にロックした周波数以外の周波数を取得が調べ始めるときに悪化する。所期の取得ステージが実行され、5m秒の中断が受信において生じた場合、ユーザは、ピクチャフリーズ又はブランクスクリーンを知覚する。勿論、この状況が周期的に生じる場合、DTVの受信品質は、劇的に影響され、GPSとDTVは実際に「同時に」動作することができないことを意味する。
【0017】
DTV受信機は、信号が短時間に失われた場合にDTV受信機が同期を維持するのを可能にするメカニズムを含む。しかし、DTV受信機は、故意の時間的なロスと故意ではない受信のロスとを区別することができないため、短い中断でさえも再取得を開始する。本発明の幾つかの実施の形態では、GPS(又は受信チェインを共有する他の「同時の」アプリケーション)による信号期間のロスは短いが、再取得の開始を回避するために十分に短くないことが想定される。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施の形態の装置及びシステムを例示する図である。
【図2】本発明の実施の形態の方法のフローチャートである。
【0019】
例示の簡単さ及び明確さのため、図面において例示されるエレメントは、スケーリングされるように必ずしも描かれていない。たとえば、エレメントの幾つかの寸法は、明確さのために他のエレメントに関して誇張されている。さらに、適切に考慮される場合、参照符号は、対応又は類似のエレメントを示すために図面を通して繰り返される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
図1を参照して、本発明の1実施の形態に係る提案されるアーキテクチャが参照符号100で一般的に示される。DTVドライバへの命令は、上位レイヤのドライバが存在する場合に該上位レイヤのドライバから取得することができる。本発明の実施の形態は、DTV MACレイヤで1ビットのフラグを含めることを提供し、このフラグが「オン」であるとき、DTV受信機は、初期の取得プロセスを開始するのを許可されない。DTVドライバ125は、GPSドライバ105により駆動され(fed)、GPS取得が実行されたとき、GPS受信を合図するフラグ130を介して、1ビットフラグを「オン」モードにし、GPSがその取得プロセスを終了したとき(又はその後短時間で)、1ビットフラグを「オフ」モードにする役割を果たす。したがって、DTV受信機は、同じチャネルで再び信号を受信する機会を有し、ストリームにおける全体の中断は、数秒の代わりに数ミリ秒続く。この場合、最新のビデオデコーダはビデオストリームをエラーがないものとして知覚されるようにレンダリングすることができる。GPS復調器110及びDTV復調器120は、GPSドライバ105及びDTVドライバ105のそれぞれにより駆動される。GPS復調器110及びDTV復調器120は、チューナ115に接続され、このチューナは、アンテナ140に更に接続される。
【0021】
ここで、図2のフローチャートは、本発明の別の実施の形態であり、少なくとも1ビットのフラグが「オン」であるとき、DTV受信機は初期の取得プロセスを開始することが許可されないように、DTV MACレイヤでデジタルテレビジョン(DTV)受信機において少なくとも1ビットフラグを含むことを含む(210)。その後、ステップ220で、本発明の方法は、少なくとも1つの更なる受信機によりDTVの同じ受信チェインを共有し、少なくとも1つの受信機をDTVと共存するように適合させる。少なくとも1つの更なる受信機は、GPS受信機である場合があり、本発明の方法は、DTV受信機においてDTVドライバを含むことを更に有し、このDTVドライバは、GPSドライバにより駆動され、GPSによる受信が実行されたときにフラグを「オン」モードにし、前記GPSによる受信がパワーダウンされたときにフラグを「オフ」モードにする役割を果たす。
【0022】
本発明の幾つかの実施の形態は、たとえばコンピュータ読み取り可能な記録媒体又は製品を使用して実現され、この記録媒体又は製品は、たとえば図1のシステムによるか、プロセッサと接続される受信機(図示せず)によるか、又は他の適切なコンピュータによるといった、コンピュータにより実行された場合、コンピュータに、本発明の実施の形態に係る方法及び/又は動作を実行させる命令又は命令のセット記憶する。係るコンピュータは、たとえば適切な処理プラットフォーム、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングデバイス、処理デバイス、コンピューティングデバイス、処理システム、コンピュータ、プロセッサ等を含み、ハードウェア及び/又はソフトウェアの適切な組み合わせを使用して実現される場合がある。コンピュータ読み取り可能な記録媒体又は製品は、たとえば、適切なタイプのメモリユニット、メモリ装置、メモリ製品、メモリ媒体、及び/又は、たとえばメモリ、取り外し可能な又は取り外し不可能な媒体、消去可能又は消去不可能な媒体、書き込み可能又は書き込み不可能な媒体、デジタル又はアナログ媒体、ハードディスク、フロプティカルディスク、コンパクトディスク・リードオンリメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスク・レコーダブル(CD−R)、コンパクトディスク・リライタブル(CD−RW)、光ディスク、磁気媒体、各種のタイプのデジタルバーサティルディスク(DVD)、テープ、カセット等のストレージユニットを含む。命令は、たとえばソースコード、コンパイル済みコード、インタープリタコード、実行可能コード、スタティックコード、ダイナミックコード等の適切なタイプのコードを含む場合があり、たとえばC,C++、Java(登録商標),BASIC、Pascal、Fortran、Cobol、アセンブリ言語、マシンコード等といった、適切な高水準、低水準、オブジェクト指向、ビジュアル、コンパイル済み、及び/又はインタープリタ型プログラミング言語を使用して実現される場合がある。
【0023】
本発明の実施の形態では、コンピュータアクセス可能な記録媒体は、命令を供給するものであり、この命令は、アクセスされたとき、コンピュータに、フラグが「オン」であるとき、DTV受信機は初期の取得プロセスを開始するのを許可されないように、DTV MACレイヤでデジタルテレビジョン(DTV)受信機において少なくとも1ビットのフラグを含める動作を実行させる。
【0024】
コンピュータによりアクセス可能な記録媒体は、コンピュータに、少なくとも1つの更なる受信機によりDTVの同じ受信チェインを共有すること、少なくとも1つの更なる受信機をDTVと共存するように適合することを更に含む動作を実行させる命令を更に含み、コンピュータに、DTV受信機において、GPSドライバにより駆動されるDTVドライバであって、GPSによる受信が実行されたときにフラグを「オン」モードにし、前記GPSによる受信がその取得プロセスを終了したときにフラグを「オフ」モードにする役割を果たすDTVドライバを含めることを更に含む動作を実行させる命令を更に含む。
【0025】
本発明の幾つかの実施の形態は、特定のアプリケーションについて又は特定の設計の要件に従って適切であるように、ソフトウェアにより、ハードウェアにより、又はソフトウェア及び/又はハードウェアの組み合わせにより実現される場合がある。本発明の実施の形態は、ユニット及び/又はサブユニットを含む場合があり、これらは、互いに分離されているか又は互いに結合されているか、全体的であるか又は部分的である場合があり、特定の、多用途又は汎用プロセッサ又はコントローラ、又は当該技術分野で公知の装置を使用して実現される。本発明の幾つかの実施の形態は、データの一時的又は長期的な記憶のため、特定の実施の形態の動作を容易にするため、バッファ、レジスタ、スタック、ストレージユニット及び/又はメモリユニットを含む場合がある。
【0026】
本発明の所定の特徴が本明細書で例示及び記載されたが、多くの変更、置き換え、変形及び等価な概念は、当業者にとって行われる場合がある。したがって、特許請求の範囲は本発明の真の精神に含まれる全ての変更及び変形をカバーすることが意図されることが理解される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1ビットのフラグがオンであるとき、デジタルテレビジョン(DTV)受信機が初期の取得プロセスを開始することが許可されないように、前記少なくとも1ビットのフラグを含むデジタルテレビジョンと、
前記DTVの受信チェインの一部を共有する少なくとも1つの更なる受信機であって、前記1ビットのフラグをオンにすることが可能な少なくとも1つの更なる受信機と、
を有することを特徴とする装置。
【請求項2】
前記フラグは、前記DTV受信機のドライバと前記少なくとも1つの更なる受信機との間の通信を通して設定される、
請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記少なくとも1つの更なる受信機はグローバルポジショニングシステム(GPS)受信機であり、
前記DTVドライバは、GPSドライバにより駆動され、GPSによる受信が実行されたときに前記フラグを「オン」モードにし、前記GPSによる受信が停止されたときに前記フラグを「オフ」モードにする役割を果たす、
請求項1記載の装置。
【請求項4】
前記DTVのビデオストリームがエラーがないものとして知覚されるように適合されるビデオデコーダを更に有する、
請求項2記載の装置。
【請求項5】
前記DTV受信機と前記少なくとも1つの更なる受信機との間の前記1ビットフラグの通信は、第三のドライバ又はコントローラを通して行われる、
請求項2記載の装置。
【請求項6】
少なくとも1ビットのフラグがオンであるとき、デジタルテレビジョン(DTV)受信機が初期の取得プロセスを開始することが許可されないように、前記DTV受信機に前記少なくとも1ビットのフラグを含めるステップと、
前記1ビットのフラグをオンにすることが可能な少なくとも1つの更なる受信機により前記DTV受信機の受信チェインの一部を共有するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項7】
前記フラグを前記DTV受信機のドライバと前記少なくとも1つの更なる受信機との間の通信を通して設定するステップを更に含む、
請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つの更なる受信機はグローバルポジショニングシステム(GPS)受信機であり、
前記DTVドライバは、GPSドライバにより制御され、GPSによる受信が実行されたときに前記フラグを「オン」モードにし、前記GPSによる受信が停止されたときに前記フラグを「オフ」モードにする役割を果たす、
請求項6記載の方法。
【請求項9】
ビデオデコーダを使用して、前記DTVのビデオストリームがエラーがないものとして知覚されるようにレンダリングする、
請求項7記載の方法。
【請求項10】
前記DTV受信機と前記少なくとも1つの更なる受信機との間の前記1ビットフラグの通信を第三のドライバ又はコントローラを通して行われる、
請求項7記載の方法。
【請求項11】
コンピュータによりアクセスされたとき、コンピュータに、
少なくとも1ビットのフラグがオンであるとき、デジタルテレビジョン(DTV)受信機が初期の取得プロセスを開始することが許可されないように、前記DTV受信機に前記少なくとも1ビットのフラグを含め、
前記1ビットのフラグをオンにすることが可能な少なくとも1つの更なる受信機により前記DTV受信機の受信チェインの一部を共有する、
動作を実行させる命令を供給するコンピュータによりアクセス可能な記録媒体。
【請求項12】
コンピュータに、
前記フラグを前記DTV受信機のドライバと前記少なくとも1つの更なる受信機との間の通信を通して設定する動作を実行させる命令を更に含む、
請求項11記載のコンピュータによりアクセス可能な記録媒体。
【請求項13】
前記少なくとも1つの更なる受信機はグローバルポジショニングシステム(GPS)受信機であり、
前記DTVドライバは、GPSドライバにより制御され、GPSによる受信が実行されたときに前記フラグを「オン」モードにし、前記GPSによる受信が停止されたときに前記フラグを「オフ」モードにする役割を果たす、
請求項11記載のコンピュータによりアクセス可能な記録媒体方法。
【請求項14】
前記コンピュータに、
ビデオデコーダを使用して、前記DTVのビデオストリームがエラーがないものとして知覚されるようにレンダリングする動作を実行させる命令を更に含む、
請求項11記載のコンピュータによりアクセス可能な記録媒体方法。
【請求項15】
前記コンピュータに、
前記DTV受信機と前記少なくとも1つの更なる受信機との間の前記1ビットフラグの通信を第三のドライバ又はコントローラを通して行う動作を実行させる命令を更に含む、
請求項11記載のコンピュータによりアクセス可能な記録媒体方法。
【請求項16】
前記少なくとも1つの更なる受信機はグローバルポジショニングシステム(GPS)受信機であり、
前記DTVドライバは、GPSドライバにより制御され、GPSによる取得が実行されたときに前記フラグを「オン」モードにし、前記GPSがその取得プロセスを終了したときに前記フラグを「オフ」モードにする役割を果たす、
請求項11記載のコンピュータによりアクセス可能な記録媒体方法。
【請求項17】
グローバルポジショニングシステム(GPS)受信機と、
前記GPS受信機と同じ受信チェインで動作可能なデジタルテレビジョン(DTV)受信機であって、少なくとも1ビットのフラグがオンであるとき、前記DTV受信機が初期の取得プロセスを開始することが許可されず、これにより前記DTVとGPS受信機が共存することを可能にするように、前記DTVのMACレイヤで前記少なくとも1ビットのフラグを含めるDTV受信機と、
前記DTV受信機は、GPSドライバにより制御されるDTVドライバを含み、前記GPSによる受信が実行されたときに前記フラグを「オン」モードにし、前記GPSによる受信が停止されたときに前記フラグを「オフ」モードにする役割を果たす、
ことを特徴とするシステム。
【請求項18】
前記DTVのビデオストリームをエラーがないものとして知覚されるようにレンダリングするために適合されるビデオデコーダを更に有する、
請求項17記載のシステム。
【請求項19】
前記DTV受信機と前記少なくとも1つの更なる受信機との間の前記1ビットフラグの通信は、第三のドライバ又はコントローラを通して行われる、
請求項17記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2010−514267(P2010−514267A)
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−541447(P2009−541447)
【出願日】平成19年11月9日(2007.11.9)
【国際出願番号】PCT/US2007/084328
【国際公開番号】WO2008/079538
【国際公開日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【出願人】(593096712)インテル コーポレイション (931)
【Fターム(参考)】