説明

デジタル写真管理システム、情報処理装置、携帯端末、及びデジタル写真管理方法

【課題】印刷した写真の元になるデジタル写真データをその後に保存先を変更した場合でも容易且つ迅速に検索する。
【解決手段】 デジタル写真管理システムは、デジタルカメラ11、カメラ付き携帯電話12、及びパソコン13を有する。デジタルカメラ11はデジタル写真データを転送する。携帯電話12は、デジタル写真データに対してその拡張データとして情報メモを登録、追加、及び更新する。パソコン13は、デジタル写真データの基本データ及びそのフラグからバーコードを作成保存し、写真画像150と共にバーコード152及び情報メモ151を写真15として印刷する。携帯電話12は、バーコード152を撮像する。パソコン13は、撮像されたバーコードからフラグ及び基本データを解読し、フラグが存在する場合、基本データを検索キーとして写真15の元になるデジタル写真データを検索する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタル写真管理システム、情報処理装置、携帯端末、及びデジタル写真管理方法にかかり、とくにデジタル写真データを登録、保存および検索するシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
写真をアルバムに差し込んで整理する場合、撮影の際の現場の状況やその時の気持ち等のコメントをアルバムの写真の下にメモ紙等を利用して書き留めておくことがある。この場合、写真を現像したりしていくうちに撮影から時間が経ち、その時の状況や気持ちを忘れてしまうこともあった。
【0003】
その対策として、デジタルカメラを利用し、写真を撮った直後にデジタルカメラに保存されているデジタル写真データを編集して保存し直す方法も考えられる。この場合、デジタルカメラは、使い勝手が良い分、通常はかなりの枚数を撮影しているため、その容量は増える一方であり、始めに写真をうまく整理をしていないと、どこに元のデジタル写真データを保存していたか分からなくなり、検索に時間がかかることもある。例えば、お気に入りの写真は、印刷してアルバムに差し込み、その後に年賀状やメールなどで再利用する場合が多いが、こういった場合にその元のデジタル写真データの検索に時間がかかっていた。
【0004】
その対策として、デジタル写真データをどの保存先(フォルダ又はディレクトリ)に保存したか、その保存先を明記しておく方法も考えられるが、これでは、保存先を変更したときには有効でなくなる。別の対策として、保存時に写真の下にデータの保存情報を書くことも考えられるが、これも面倒な作業となっていた。
【0005】
なお、本発明に関連する先行技術文献には、以下のものがある。
【特許文献1】特開2001−084266号公報
【特許文献2】特開2001−326802号公報
【特許文献3】特開2003−046934号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来は、撮影時の写真データは、保存時にパソコンでファイル名を新しく変更して保存する場合が多い。その場合、撮影後に時間が経過すると、そのファイル名を思い出せないこともあった。また、プリントアウト後にアルバムの写真に撮影時の状況などをメモするときには手作業で添付する必要があった。さらに、その後で写真データの検索が必要な際には、写真に添付していたメモ紙や保存時の場所を思い出しながら保存先を探すため、非常に困難であった。また、保存先をメモしていても、その後に何らかの要因で保存先を変更した場合には、せっかくメモしていても意味が無くなっていた。なお、特許文献1乃至3で開示されている技術は、こういった問題をとくに意識してなされたものではない。
【0007】
本発明は、このような従来の事情を考慮してなされたもので、印刷した写真の元になるデジタル写真データをその後に保存先を変更した場合でも容易且つ迅速に検索できるデジタル写真管理システム及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、写真の情報をバーコード化して保存し、写真にバーコードを印刷し、必要なときにバーコードを読み取り検索する方法に着目し、このような着想の元に完成されたものである。
【0009】
即ち、本発明に係るデジタル写真管理システムは、デジタル写真画像を登録、保存、および検索するデジタル写真管理システムであって、デジタル写真画像を撮像する撮像装置と、前記撮像装置に接続可能な携帯端末と、前記撮像装置及び前記携帯端末にそれぞれ接続可能な情報処理装置とを備え、前記撮像装置は、前記デジタル写真画像及びその属性を示す基本データを含むデジタル写真データを転送する転送手段を有し、前記携帯端末は、前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データに対してその拡張データとして文字情報を登録、追加、及び更新する処理手段を有し、前記情報処理装置は、前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データの基本データ及び予め設定されたデジタル写真データ用フラグからバーコードを作成するバーコード作成手段と、作成されたバーコードを前記デジタル写真画像に貼り付けて保存するデータ保存手段と、前記デジタル写真画像と共に前記バーコード及び前記文字情報を写真として印刷する印刷処理手段とを有することを特徴とするデジタル写真管理システム。
【0010】
本発明に係るデジタル写真管理システムにおいて、前記携帯端末は、前記写真に印刷されたバーコードを撮像する撮像手段をさらに有し、前記情報処理装置は、前記携帯端末から転送されてくる前記バーコードから前記デジタル写真データ用フラグ及び前記基本データを解読する処理手段と、前記デジタル写真データ用フラグが存在する場合、前記基本データを検索キーとして前記写真の元になるデジタル写真データを検索するデータ検索手段とをさらに有してもよい。前記デジタル写真の基本データは、ファイルの種類、ファイル名、日付、時刻、及びデータ容量を含んでもよい。
【0011】
本発明に係る情報処理装置は、デジタル写真画像を撮像する撮像装置及び携帯端末にそれぞれ接続可能な情報処理装置であって、前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データの基本データ及び予め設定されたデジタル写真データ用フラグからバーコードを作成するバーコード作成手段と、作成されたバーコードを前記デジタル写真画像に貼り付けて保存するデータ保存手段と、前記デジタル写真画像と共に前記バーコード及び前記文字情報を写真として印刷する印刷処理手段と、前記写真のバーコードから前記デジタル写真データ用フラグ及び前記基本データを解読する処理手段と、前記デジタル写真データ用フラグが存在する場合、前記基本データを検索キーとして前記写真の元になるデジタル写真データを検索するデータ検索手段とを有することを特徴とする。
【0012】
本発明に係る携帯端末は、デジタル写真画像を撮像する撮像装置及び情報処理装置にそれぞれ接続可能な携帯端末であって、前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データに対してその拡張データとして文字情報を登録、追加、及び更新する処理手段と、前記文字情報が付加された前記デジタル写真データを前記撮像装置に戻す通信手段と、写真に印刷されたバーコードを撮像する撮像手段と、前記バーコードを前記情報処理装置に転送する手段とを有することを特徴とする携帯端末。
【0013】
本発明に係るデジタル写真管理方法は、デジタル写真画像を撮像する撮像装置と、前記撮像装置に接続可能な携帯端末と、前記撮像装置及び前記携帯端末にそれぞれ接続可能な情報処理装置とを備え、前記デジタル写真画像を登録、保存、および検索するデジタル写真管理システムで用いる方法であって、前記撮像装置が、前記デジタル写真画像及びその属性を示す基本データを含むデジタル写真データを転送するステップと、前記携帯端末が、前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データに対してその拡張データとして文字情報を登録、追加、及び更新するステップと、前記情報処理装置が、前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データの基本データ及び予め設定されたデジタル写真データ用フラグからバーコードを作成するステップ、作成されたバーコードを前記デジタル写真画像に貼り付けて保存するステップ、及び前記デジタル写真画像と共に前記バーコード及び前記文字情報を写真として印刷するステップとを有することを特徴とする。
【0014】
本発明に係るデジタル写真管理方法において、前記携帯端末が、前記写真に印刷されたバーコードを撮像するステップと、前記情報処理装置が、前記携帯端末から転送されてくる前記バーコードから前記デジタル写真データ用フラグ及び前記基本データを解読するステップ、及び前記デジタル写真データ用フラグが存在する場合、前記基本データを検索キーとして前記写真の元になるデジタル写真データを検索するステップとをさらに有してもよい。前記デジタル写真の基本データは、ファイルの種類、ファイル名、日付、時刻、及びデータ容量を含んでもよい。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、印刷した写真の元データをその後に保存先を変更した場合でも容易に検索できる。とくに、デジタルカメラで撮影したデジタル写真データに撮影時の状況を携帯端末を利用して登録し、デジタル写真データに日付、時刻、容量などの属性を示す基本データをバーコード化して保存し、デジタル写真データの印刷時にバーコードも一緒に印刷することにより、写真の元データが必要なときに印刷されたバーコードを利用して検索をスムーズに行うことが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
次に、本発明に係るデジタル写真管理システム及び方法を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
図1に示す本実施形態のデジタル写真管理システムは、被写体10の写真撮影を行う撮像装置としてのデジタルカメラ11と、携帯端末としてのカメラ付き携帯電話機(以下、単に「携帯電話」と呼ぶ)12と、情報処理装置としてのパソコン(PC:パーソナルコンピュータ)13と、パソコン13に接続される写真印刷可能な印刷装置としてのプリンタ14とから構成される。プリンタ14から出力される写真15には、被写体10の写真画像150に加え、後述するように携帯電話12で入力された情報メモ151及びパソコン13で作成されたバーコード152も同時に印刷可能となっている。
【0018】
デジタルカメラ11は、既知の撮像機能のほか、本実施形態では、携帯電話12及びパソコン13に通信可能に接続してデジタル写真データやこれに関する各種制御信号等の情報をやり取りする通信機能を有している。
【0019】
具体的には、このデジタルカメラ11は、図2に示すように、機能上、撮像部(CCD又はCMOS型固体撮像素子、その駆動回路、及び信号処理回路等)110、表示部(液晶ディスプレイ等)111、操作部(各種操作キー、ボタン、スイッチ等)112、デジタル写真データを格納するデータ格納部(メモリ等)113、外部機器(携帯電話12及びパソコン13)との間で有線(例えばUSB接続等)又は無線(例えば無線LAN等)でデータのやり取りが可能な通信インターフェース115、これら各部の全体動作を制御する制御部116、及び図示しない電源部等の既知構成からなる。制御部116は、プログラム制御で動作するCPU116a及びその制御プログラム116cを格納するメモリ116bを有している。制御プログラム116cとしては、通常のデジタルカメラ11に搭載される各種プログラムのほか、本実施形態では後述の全体動作を制御するものを含む。
【0020】
携帯電話12は、第三者との通話機能、メール機能、インターネット接続機能、カメラ撮影機能等の既知機能のほか、本実施形態では、デジタルカメラ11から転送されてくるデジタル写真データに情報を入力するための文字入力機能や、プリンタ14から印刷された写真15中のバーコード152に対するバーコード撮影及びその読み取り機能、デジタルカメラ11及びパソコン13との間の通信機能を有する。
【0021】
具体的には、この携帯電話12は、図3に示すように、機能上、通信アンテナ120aを有する無線通信部120(送受信回路、ベースバンド処理回路等)、表示部(液晶ディスプレイ等)122、音声入出力部(マイクロフォン及びスピーカ)123、音声処理部(音声コーデック回路等)124、撮像部125(CCD又はCMOS型固体撮像素子、その駆動回路、及び信号処理回路等)、操作部(操作キー、ボタン、スイッチ等)126、外部機器(デジタルカメラ13及びパソコン13)との間で有線(例えばUSB接続等)又は無線(例えば無線LAN等)でデータのやり取りが可能な通信インターフェース127、これら各部の全体動作を制御する制御部128、図示しない表示部(液晶ディスプレイ等)、キーボード/マウス等の入力器、電源部等の既知構成からなる。制御部128は、プログラム制御で動作するCPU128a及びその制御プログラム128cを格納するメモリ128bを有している。制御プログラム128cとしては、通常のカメラ付き携帯電話の機能を実現させるための各種プログラムのほか、本実施形態では後述の全体動作を制御するプログラムを搭載している。
【0022】
パソコン13は、図4に示すように、機能上、データ入出力部130、バーコード作成部131、データ格納部132、印刷処理部133、バーコード解凍部134、及びデータ検索部135、これら各部の全体動作を制御する制御部136を有する。制御部136は、プログラム制御で動作するCPU136a及びその制御プログラム136cを格納するメモリ136bを有している。制御プログラム136cには、通常のパソコン13に搭載されるOS及びそのOS上で動作する各種アプリケーションプログラムのほか、本実施形態では後述の全体動作を制御するプログラムを有している。
【0023】
データ入出力部130は、例えば有線(例えばUSB接続等)又は無線(例えば無線LAN等)の通信インターフェースを備え、制御部136から与えられる制御指令に応じて、外部機器であるデジタルカメラ11、カメラ付携帯電話12、及びプリンタ14と接続して相互に通信する機能を有する。
【0024】
バーコード作成部131は、バーコード作成プログラム131aを備え、制御部136から与えられる制御指令に応じてバーコード作成プログラム131aを起動させることにより、デジタル写真データのファイル情報(属性情報)を示す基本データ及びデジタル写真データを示すフラグ(後述参照)をバーコード(バーコードイメージ)化し、そのバーコードをデジタル写真データに挿入する機能を有する。
【0025】
データ格納部132は、デジタル写真データ132aを格納するデータベース部であり、磁気ディスク、CD、DVD等の記憶装置(ディスク駆動装置)又はメディア(記録媒体)から構成される。このデータ格納部132は、デジタル写真データの検索が可能な記憶装置又はメディアであれば、どのようなものでも使用可能である。この場合、デジタル写真データ132aは、データ格納部132の内部であればどこに保存しても構わない。
【0026】
印刷処理部133は、制御部136から与えられる制御指令に応じて、使用者による入力器(図示しないキーボード、マウス等)の操作で指示されたデジタル写真データをプリンタ14へ印刷する機能を有する。
【0027】
バーコード解凍部134は、バーコード解凍プログラム134aを備え、制御部136から与えられる制御指令に応じてバーコード解凍プログラム134aを起動させることにより、携帯電話12で撮影したバーコードを解凍し、解凍されたバーコードデータが検索対象のバーコード152のものか否かをデジタル写真データのフラグ(後述参照)の有無状況に基づいて確認し、そのデジタル写真データのフラグが存在して検索対象のバーコード152であることが確認されると、そのバーコードデータから、データ検索部135で検索対象となる画像ファイルのキーワード(検索キー)を復元してそのキーワードをデータ検索部135へ渡す機能(後述参照)を有する。
【0028】
データ検索部135は、ファイル検索プログラム135aを備え、制御部136から与えられる制御指令に応じてファイル検索プログラム135aを起動させることにより、バーコード解凍部134で解凍されたバーコードデータからなるキーワードに基づいて、データ格納部132に保存されているデジタル写真データを検索する機能を有する。
【0029】
なお、バーコード作成部131、バーコード解凍部134、及びデータ検索部135はあくまで機能上の各部を指すものであり、物理的には、バーコード作成プログラム131a、バーコード解凍プログラム134a、ファイル検索プログラム135aを格納したメモリ等の記録媒体及びこれらプログラム131a、134a、135bを実行するプロセッサ(CPU)からなる。これら各部131、134、135は、制御部136のCPU136a及びメモリ136bを兼用して一体に構成されてもよい。
【0030】
プリンタ14は、パソコン13の印刷処理部133による印刷指令に応じて、写真15の印刷時にバーコード152の印刷が可能な装置である。
【0031】
プリンタ14から出力される写真15には、図5に示すように、デジタル写真データの写真画像150と、デジタル写真データの拡張データを構成する情報メモ151と、デジタル写真データを識別するフラグ及びその基本データ(ファイル情報又は属性情報)から作成されるバーコードデータから成るバーコード152とが含まれる。バーコード152には、例えば所定規格の二次元コード(QRコード、MSコード等)が好適に使用される。
【0032】
図6(a)は、バーコード152を構成するバーコードデータの構成例、図6(b)はデジタル写真データの拡張データを構成する情報メモ151の構成例をそれぞれ示す。
【0033】
図6(a)に示すバーコードデータにおいて、デジタル写真データのフラグは、バーコードデータが検索用データであるか否かを認識をするためのフラグである。例えば、先頭データに「9999」等を配置したものを例示できる。後述するパソコン13の処理動作において、このフラグが存在すれば、バーコード解凍プログラム134aの動作によりバーコード152の情報を解凍して検索に必要な基本データを復元してその基本データをキーワードとしてファイル検索プログラム135aを動作させる一方、フラグが存在しない場合は、いわゆる無関係のバーコードと判断してファイル検索プログラム135bを起動させないようになっている。
【0034】
また、デジタル写真データの基本データは、デジタルカメラで撮影した際に、デジタルカメラで作成されるファイルの詳細データであり、本実施形態では、「ファイルの種類(例:JPEGイメージ)」、「ファイル名(例:ABCD)」、「撮影日(例:2004年5月26日)」、「撮影時間(例:13時15分)」、「データ容量(例:1234Kバイト)」を例示できる。
【0035】
情報メモ151は、図6(b)に示すように、携帯電話12から入力可能な文字情報(例えば、「2004年5月運動会(晴れてよかった)よ〜いどん、がんばれ〜」)であり、この文字情報はデジタル写真データの拡張データとして追加及び更新可能に登録できるようになっている。
【0036】
次に、図面を参照して、本実施形態によるデジタル写真管理システムの全体動作を説明する。以下の記述では、運動会で撮影した場合を説明する。
【0037】
最初に、図7に示す写真撮影時のフローチャートを用いて撮影時の情報入力方法を説明する。ここでは、デジタルカメラ11と携帯電話12とでそれぞれ処理が行われる。図6に示すデジタルカメラ11側の処理は、制御部116によるプログラム制御(CPU116aの制御プログラム116c実行)で、またカメラ付き携帯電話12側の処理は、制御部128によるプログラム制御(CPU128aの制御プログラム128c実行)でそれぞれ行われる。
【0038】
まず、デジタルカメラ11側では、使用者の操作により運動会で被写体10の撮影が行われると、制御部116による制御の元で、撮像部110にて得られた固体撮像素子の各画素信号に基づき写真画像及びその基本データ(ファイルの種類、ファイル名、撮影日、撮影時間、データ容量)を含むデジタル写真データを作成し、データ格納部113に保存する(St11)。
【0039】
次いで、携帯電話12側で、使用者による操作部122からの指示信号(予め設定された表示部122の画面上における表示項目の選択や操作キーの選択等)により、表示部122の画面上に、図8に示す写真撮影時のカメラ付携帯電話接続画面イメージW1を表示する(ステップSt21)。この画面イメージW1上には、図示のように、例えば「デジタルカメラに接続」等の接続を促す内容の表示メッセージA11のほか、「はい」ボタンA12、及び「いいえ」ボタンA13がそれぞれ所定領域に設定されている。
【0040】
次いで、デジタルカメラ11と携帯電話12をそれぞれの通信インターフェース115、127を介して接続ケーブル(有線の場合)にて繋ぎ、デジタル写真データを携帯電話12へ送るための準備が行われ、携帯電話12側で接続画面イメージW1上の「はい」ボタンA12が選択されると、デジタルカメラ11と携帯電話12とを通信可能に接続する(ステップSt12、St22)。接続後、デジタルカメラ11側のデータ格納部113のデジタル写真データを転送インターフェース115を介してカメラ付き携帯電話12側に転送する(ステップSt13、図1及び図7の点線矢印F1参照)。
【0041】
次いで、携帯電話12側では、転送インターフェース127を介してデジタル写真画像を受信すると(ステップSt23)、表示部122の画面上に、図9に示す情報メモ登録画面イメージW2を表示する(ステップSt24)。この画面イメージW2上には、図示のように、デジタルカメラ11から転送されたデジタル写真データの写真画像を表示する表示領域A21、情報メモを入力する入力領域A22、前画像選択(矢印「←」)ボタンA23、次画像選択(矢印「→」)ボタンA24、「登録」ボタンA25がそれぞれ設定されている。
【0042】
この情報メモ登録画面イメージW2上では、表示領域A21に表示されるデジタル写真データの写真画像を確認しながら、矢印「←」及び「→」ボタンA23、A24を操作することにより、必要な写真画像が選択される(ステップSt25)。次いで、選択された写真画像に対する情報メモが操作部126のキー操作にて入力され、入力後に「登録」ボタンA25を選択することにより、デジタル写真データの拡張データとして追加登録し(ステップSt28)、情報メモが追加されたデジタル写真データを通信インターフェース127を介してデジタルカメラ11側に転送する(ステップSt27、図1及び図7の点線矢印F2参照)。これにより、デジタルカメラ11側では、携帯電話12からの情報メモが追加されたデジタル写真データを通信インターフェース115を介して受信して、データ格納部113に保存する(ステップSt14)。
【0043】
次に、図10に示すデータ保存時のフローチャートを用いてパソコン13への保存方法を説明する。ここでは、デジタルカメラ11とパソコン13とでそれぞれ処理が行われる。図10に示すデジタルカメラ11側の処理は、制御部116によるプログラム制御(CPU116aの制御プログラム116c実行)で、またパソコン13側の処理は、制御部136によるプログラム制御(CPU136aの制御プログラム136c実行)でそれぞれ行われる。
【0044】
まず、デジタルカメラ11とパソコン13とを通信インターフェース115とデータ入出力部130を介して通信可能に接続する(ステップSt31、St41)。接続後、パソコン13側では、バーコード作成部131のバーコード作成プログラム131aを起動し(ステップSt42)、このプログラム131aを実行することにより、以下の処理を行う。
【0045】
即ち、パソコン13側では、表示部(図示しない)の画面上に、図11に示すデータ保存時のバーコード作成プログラム起動画面イメージW3を表示する(ステップSt43)。この画面イメージ上W3には、図示のように、タイトルA31(例:「バーコード作成プログラム起動」)、保存先フォルダ指定領域A32、「参照ボタン」A33、「保存開始」ボタンA34がそれぞれ所定領域に設定されている。
【0046】
この起動画面イメージW3において、保存先フォルダ指定領域A32に保存先を直接入力する、もしくは「参照」ボタンA33を用いて保存をしようと思っているドライブから保存先を確認しながらディレクトリ(フォルダ)を選択することにより、パソコン13側のデータ格納部132内の保存先を決定し(ステップSt44)、引き続き「保存開始」ボタンA34を用いて保存開始を行う(ステップSt45)。
【0047】
これにより、デジタルカメラ11側では、データ格納部113のデジタル写真データを通信インターフェース115を介してパソコン13に転送する(ステップSt32、図1及び図10の点線矢印F3参照)。パソコン13側では、デジタルカメラ11からのデジタル写真データをデータ入出力部130を介して受信し(ステップSt46)、受信されたデジタル写真データのフラグ(例えば「9999」)と基本データ(ファイルの種類、ファイル名、撮影日、撮影時間、データ容量)から所定規格(例えばQRコード等の二次元コード)のバーコード(バーコードイメージ)を作成し(ステップSt47)、作成されたバーコードをデジタル写真データの写真画像に貼り付けて、予め設定された画像合成等の画像処理アルゴリズムに従い、上記で決定されたデータ格納部132の保存先に保存する(ステップSt48)。ここで、写真画像とバーコードとの貼り付け処理は、予め設定された所定の画像処理アルゴリズムに基づくプログラムに従い行われる。
【0048】
その後、必要に応じて、パソコン13とプリンタ14を接続して、印刷処理部133の動作にてデータ格納部132内の保存先に保存されたデジタル写真データ132aをデータ入出力部130を介してプリンタ14に送り(図1の点線矢印F4参照)、プリンタ14にてデジタル写真データ132aの写真15を印刷させる(ステップSt49、図1の点線矢印F5参照)。これにより印刷された写真15には、図示のように、被写体10の写真画像150のほか、情報メモ151とバーコード152とが所定領域に付加されている。
【0049】
次に、図12に示すデータ検索時のフローチャートを用いてデータ保存場所の検索方法を説明する。ここでは、携帯電話12とパソコン13とでそれぞれ処理が行われる。図6に示す携帯電話12側の処理は、制御部128によるプログラム制御(CPU128aの制御プログラム128c実行)で、またパソコン13側の処理は、制御部136によるプログラム制御(CPU136aの制御プログラム136c実行)でそれぞれ行われる。
【0050】
まず、携帯電話12側で、撮像部125の動作にて、写真15のバーコード152に対するバーコード撮影を行い、得られたバーコード画像データをメモリ等のデータ格納部(図示しない)に保存する(ステップSt51)。その後で、携帯電話12とパソコン13とを通信インターフェース127及びデータ入出力部130を介して通信可能に接続する(ステップSt52、St61)。
【0051】
次いで、パソコン13側では、バーコード解凍部134のデータ検索時のバーコード解凍プログラム134aを起動し、表示部(図示しない)の画面上に、図13に示すデータ検索時の起動画面イメージW4を表示する(ステップSt64)。この画面イメージW4には、図示のように、「バーコードを貼り付けてください」旨の内容を示す表示メッセージA41、バーコードイメージを表示する表示領域A42、「検索開始」ボタンA43がそれぞれ所定領域に設定されている。
【0052】
次いで、携帯電話12では、撮影されたバーコード画像データを通信インターフェース127を介してパソコン13側に転送する(ステップSt53、図1及び図12の点線矢印F6参照)。パソコン13側では、携帯電話12からのバーコード画像データをデータ入出力部130を介して取り込み(ステップSt65)、そのバーコードイメージを起動画面イメージW4の表示領域A42に表示させることにより情報を読み取るための準備を完了する。
【0053】
次いで、携帯電話12では、バーコードイメージからバーコードデータへ解凍し(ステップSt66)、そのバーコードデータのフラグ(例えば、先頭データに「9999」)が存在するか否かを判断し、YES(フラグが存在する)の場合は、以下の次処理(ステップSt67〜St71)に移行し、NO(フラグが存在しない)の場合は、処理を終了する。
【0054】
上記処理にてバーコードデータのフラグが確認された場合、携帯電話12では、データ検索部135のファイル検索プログラム135aを起動させ(ステップSt67)、表示部(図示しない)の画面上に、図14に示す検索画面イメージW5を表示する(ステップSt68)。この画面イメージW5には、「ファイルの種類」表示領域A51、「ファイル名」表示領域A52、「データ容量」表示領域A53、「日付」表示領域A54、「時刻」表示領域A55、及び「探す場所」表示領域A56がそれぞれ所定領域に設定されている。この検索画面イメージW5の各表示領域A51〜A55には、上記処理にて解凍されたバーコードデータの基本データが表示される。
【0055】
次いで、パソコン13側では、この基本データをファイル検索プログラム135aの検索フィールドに入力し、即ちこの基本データをキーとして検索を実行し(ステップSt69)、その検索結果を、表示部(図示しない)の画面上に、図15に示すデータ検索時の検索結果画面イメージW6として表示する(ステップSt70)。この画面イメージW6には、「ファイル名」表示領域A61、「フォルダ名」表示領域A62、及びメッセージ表示領域A63(例:「1個のファイルがみつかりました。」)がそれぞれ所定領域に設定されている。このように画面イメージW6上に、検索されたデジタル画像データのファイル名及びその保存先フォルダ名が表示され、これによりパソコン13側のデータ格納部132内のファイル保存先が判明する。次いで、検索されたデジタル画像データのファイル名を図示しない入力部(マウス等)を用いてクリック操作することにより、その写真画像を表示部(図示しない)の画面上に表示し(ステップSt71)、これにより検索対象の写真と間違いないかを確認して処理を終了する。
【0056】
以上の本実施形態のデジタル写真管理システムによる写真撮影時、データ保存時、及びデータ検索時の各処理をまとめると、次のようになる。
【0057】
まず、写真撮影時には、デジタルカメラ11による写真撮影後に携帯電話12を利用して情報メモ151を入力する。この処理では、デジタルカメラ11と携帯電話12を接続しデジタルカメラ11から携帯電話12の表示部(ディスプレイ)122にデジタル画像データを表示させて、情報メモを入力したいデジタル写真データを選択して文字入力をし、デジタルカメラ11にあるデジタル画像データに情報を追加後、再度デジタルカメラ11に保存する。
【0058】
次いで、データ保存時には、デジタル写真データにバーコードを添付する。この処理では、使用者はデジタルカメラ11で撮影したデジタル写真データをパソコン13へ保存する際に、バーコード作成プログラム131aを起動することにより、それ以降にパソコン13へ保存されるデジタル写真データに自動的にひとつひとつのファイル単位に、バーコードを作成し添付する。このバーコード作成プログラム131aは、撮影時にデジタルカメラ11で作成されデジタル写真データ自身のファイル情報からなるファイルの種類、ファイル名、日付、時刻、データ容量、及びこのバーコードがデジタル写真データの検索対象か否かを確認するための予め設定されたフラグをバーコードとして作成する。
【0059】
次いで、データ検索時には、プリントアウトした写真15の元になるデジタル写真データを検索する。この処理では、使用者はバーコード解凍プログラム134aを起動し、携帯電話12でデジタル写真に印刷されたバーコードを撮影し、パソコン13に送信する。バーコード化された情報はバーコード解凍プログラム134aで解凍され、解凍された情報、即ちファイルの種類、ファイル名、日付、時刻、データ容量が、ファイル検索プログラム135aにより検索フィールドに自動で入力され検索される。
【0060】
従って、本実施形態によれば、デジタルカメラ11で撮影したデジタル写真データに撮影時の状況をカメラ付き携帯電話12を利用して登録し、デジタル写真データに日付、時刻、容量などのデータ固有のファイル情報(属性情報)をバーコード化して保存し、デジタル写真データの印刷時にバーコードも一緒に印刷することにより写真の元データが必要なときに印刷されたバーコードを利用して検索をスムーズに行える。
【0061】
これによれば、1)印刷された写真から元のデジタル写真データを検索する方法を自動化ができ、2)写真を写した時点での情報入力でメモ情報の物忘れ防止ができ、3)保存先を意識せずに保存でき、4)写真印刷時に同時にメモ情報もプリントアウトでき、5)検索が容易になるため場所を考えず元のデジタル写真データを保存できる等の利点が得られる。
【0062】
なお、上記実施形態の応用例として、デジタルカメラで撮像したデジタル写真データの代わりに、スキャナーやインターネットなどで入手した写真データにも応用できる。さらに別の例として、写真の保管に留まらず、文書の保管にも有効である。
【0063】
なお、上記実施形態では、パソコン側でバーコードを解凍している例を説明したが、本発明はこれに限らず、携帯電話側でバーコード撮影後にそのバーコードを解凍してそのデータのみをパソコンに転送するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタル写真管理システムの全体構成図である。
【図2】図1に示すデジタルカメラの構成図である。
【図3】図1に示すカメラ付き携帯電話の構成図である。
【図4】図1に示すパソコンの構成図である。
【図5】デジタル写真データの写真の一例を説明する図である。
【図6】(a)はバーコードデータとなるデジタル写真データの基本データ及びフラグを説明する図、(b)はデジタル写真データに付加される拡張データとなる情報メモを説明する図である。
【図7】本発明の実施形態に係るデジタル写真管理システムによる写真撮影時の処理を示すフローチャートである。
【図8】写真撮影時のカメラ付携帯電話接続画面イメージを示す図である。
【図9】写真撮影時の情報メモ登録画面イメージを示す図である。
【図10】本発明の実施形態に係るデジタル写真管理システムによるデータ保存時の処理を示すフローチャートである。
【図11】データ保存時のバーコード作成プログラム起動画面イメージを示す図である。
【図12】本発明の実施形態に係るデジタル写真管理システムによるデータ検索時の処理を示すフローチャートである。
【図13】データ検索時のバーコード解凍プログラム起動画面イメージを示す図である。
【図14】データ検索時の検索画面イメージを示す図である。
【図15】データ検索時の検索結果画面イメージを示す図である。
【符号の説明】
【0065】
11 デジタルカメラ
110 撮像部
111 表示部
112 操作部
113 データ格納部
115 通信インターフェース
116 制御部
116a CPU
116b メモリ
116c 制御プログラム
12 カメラ付き携帯電話
120 無線通信部
120a 通信アンテナ
122 表示部
123 音声入出力部
124 音声処理部
126 操作部
127 通信インターフェース
128 制御部
128a CPU
128b メモリ
128c 制御プログラム
13 パソコン
130 データ入出力部
131 バーコード作成部
131a バーコード作成プログラム
132 データ格納部
133 印刷処理部
134 バーコード解凍部
134a バーコード解凍プログラム
135 データ格納部
135a データ格納プログラム
136 制御部
136a CPU
136b メモリ
136c 制御プログラム
14 プリンタ
15 写真
150 写真画像
151 情報メモ
152 バーコード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
デジタル写真画像を登録、保存、および検索するデジタル写真管理システムであって、
デジタル写真画像を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置に接続可能な携帯端末と、
前記撮像装置及び前記携帯端末にそれぞれ接続可能な情報処理装置とを備え、
前記撮像装置は、前記デジタル写真画像及びその属性を示す基本データを含むデジタル写真データを転送する転送手段を有し、
前記携帯端末は、前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データに対してその拡張データとして文字情報を登録、追加、及び更新する処理手段を有し、
前記情報処理装置は、
前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データの基本データ及び予め設定されたデジタル写真データ用フラグからバーコードを作成するバーコード作成手段と、
作成されたバーコードを前記デジタル写真画像に貼り付けて保存するデータ保存手段と、
前記デジタル写真画像と共に前記バーコード及び前記文字情報を写真として印刷する印刷処理手段とを有することを特徴とするデジタル写真管理システム。
【請求項2】
前記携帯端末は、前記写真に印刷されたバーコードを撮像する撮像手段をさらに有し、
前記情報処理装置は、
前記携帯端末から転送されてくる前記バーコードから前記デジタル写真データ用フラグ及び前記基本データを解読する処理手段と、
前記デジタル写真データ用フラグが存在する場合、前記基本データを検索キーとして前記写真の元になるデジタル写真データを検索するデータ検索手段とをさらに有することを特徴とする請求項1記載のデジタル写真管理システム。
【請求項3】
前記デジタル写真の基本データは、ファイルの種類、ファイル名、日付、時刻、及びデータ容量を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のデジタル写真管理システム。
【請求項4】
デジタル写真画像を撮像する撮像装置及び携帯端末にそれぞれ接続可能な情報処理装置であって、
前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データの基本データ及び予め設定されたデジタル写真データ用フラグからバーコードを作成するバーコード作成手段と、
作成されたバーコードを前記デジタル写真画像に貼り付けて保存するデータ保存手段と、
前記デジタル写真画像と共に前記バーコード及び前記文字情報を写真として印刷する印刷処理手段と、
前記写真のバーコードから前記デジタル写真データ用フラグ及び前記基本データを解読する処理手段と、
前記デジタル写真データ用フラグが存在する場合、前記基本データを検索キーとして前記写真の元になるデジタル写真データを検索するデータ検索手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
デジタル写真画像を撮像する撮像装置及び情報処理装置にそれぞれ接続可能な携帯端末であって、
前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データに対してその拡張データとして文字情報を登録、追加、及び更新する処理手段と、
前記文字情報が付加された前記デジタル写真データを前記撮像装置に戻す通信手段と、
写真に印刷されたバーコードを撮像する撮像手段と、
前記バーコードを前記情報処理装置に転送する手段とを有することを特徴とする携帯端末。
【請求項6】
デジタル写真画像を撮像する撮像装置と、前記撮像装置に接続可能な携帯端末と、前記撮像装置及び前記携帯端末にそれぞれ接続可能な情報処理装置とを備え、前記デジタル写真画像を登録、保存、および検索するデジタル写真管理システムで用いる方法であって、
前記撮像装置が、前記デジタル写真画像及びその属性を示す基本データを含むデジタル写真データを転送するステップと、
前記携帯端末が、前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データに対してその拡張データとして文字情報を登録、追加、及び更新するステップと、
前記情報処理装置が、
前記撮像装置から転送されてくるデジタル写真データの基本データ及び予め設定されたデジタル写真データ用フラグからバーコードを作成するステップ、
作成されたバーコードを前記デジタル写真画像に貼り付けて保存するステップ、及び
前記デジタル写真画像と共に前記バーコード及び前記文字情報を写真として印刷するステップとを有することを特徴とするデジタル写真管理方法。
【請求項7】
前記携帯端末が、前記写真に印刷されたバーコードを撮像するステップと、
前記情報処理装置が、
前記携帯端末から転送されてくる前記バーコードから前記デジタル写真データ用フラグ及び前記基本データを解読するステップ、及び
前記デジタル写真データ用フラグが存在する場合、前記基本データを検索キーとして前記写真の元になるデジタル写真データを検索するステップとをさらに有することを特徴とする請求項6記載のデジタル写真管理方法。
【請求項8】
前記デジタル写真の基本データは、ファイルの種類、ファイル名、日付、時刻、及びデータ容量を含むことを特徴とする請求項6又は7記載のデジタル写真管理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2006−79333(P2006−79333A)
【公開日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−262402(P2004−262402)
【出願日】平成16年9月9日(2004.9.9)
【出願人】(000232140)NECフィールディング株式会社 (373)
【Fターム(参考)】