説明

パッキン及び防水構造

【課題】携帯電話機やデジタルカメラ等の電子機器には、防水機能を有するものが増え、電子機器の筐体を構成するケースにおいて回路基板等が配置される領域の周囲に溝部を形成し、パッキンを溝部に圧入することで、隙間を塞ぐ、デジタルカメラ等の電子機器を内部に収容した状態で通常時と同様に電子機器を操作することができる防水ケースにおいても、パッキンをケースの溝部に圧入して防水性を確保する場合がある。凹部が形成されたパッキンを溝部に圧入する防水構造において、パッキンのねじれに起因する浸水を抑制すること。
【解決手段】パッキン40は、第1面40aが、リアケースに形成された溝部の底面に当接するように溝部に圧入され、第1面40aにパッキン40の延在方向に沿って延在される凹部40bが形成されると共に、凹部40bを少なくとも一カ所で分断する壁部41を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防水用のパッキン及び防水構造に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話機やデジタルカメラ等の電子機器には、防水機能を有するものが増えてきている。防水性を確保するため、例えば、電子機器の筐体を構成するケースにおいて回路基板等が配置される領域の周囲に溝部を形成し、パッキンを溝部に圧入することで、筐体外部と筐体内部との隙間を塞ぐ構造が用いられる。
【0003】
一方で、上記のデジタルカメラ等の電子機器を内部に収容した状態において通常時と同様に電子機器を操作することができる防水ケースが知られている。このような防水ケースにおいても、パッキンをケースの溝部に圧入して防水性を確保する構造が用いられる場合がある。
【0004】
ここで、溝部に対するパッキンの挿入性を向上しつつパッキンと溝部との面圧を確保するために、パッキンの第1面に、当該パッキンの延在方向に沿って延在される凹部を形成する技術が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−81517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記のようなパッキンを溝部に圧入する構造においては、圧入する際にパッキンにねじれが生じる場合がある。ここで、特許文献1のようにパッキンの第1面に当該パッキンの延在方向に沿って延在される凹部を形成した場合、ねじれの向きによっては、凹部を通ってケース内部に水が浸入することが考えられる。
【0007】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、第1面に当該パッキンの延在方向に沿って延在される凹部が形成されたパッキンを、第1面が溝部の底面に当接するように溝部に圧入した状態において、パッキンにねじれが生じた場合であっても凹部を通ってケース内へ水が浸入することを抑制できる防水構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係るパッキンは、第1面がケースに形成された溝部の底面に当接されて前記溝部に圧入されるパッキンであって、前記第1面に当該パッキンの延在方向に沿って延在される凹部が形成されると共に、前記凹部を前記延在方向において少なくとも一カ所で分断する壁部を有する。
【0009】
また、本発明に係る防水構造は、請求項1に記載のパッキンと、前記パッキンが圧入される溝部が形成された第1ケースと、を有して構成される。
【0010】
また、前記防水構造においては、第2ケースを有し、前記第2ケースは、ネジによって前記第1ケースと前記パッキンの圧入方向に連結され、前記壁部は、前記ネジが螺合されるネジ穴に対応する位置に配設されることが好ましい。
【0011】
また、前記防水構造においては、第2ケースを有し、前記第1ケースおよび前記第2ケースの少なくとも一方には、前記第1ケースと前記第2ケースとを前記パッキンの圧入方向に固定する係合部が設けられ、前記第1ケースおよび前記第2ケースの少なくとも他方には、前記係合部が係合する被係合部が設けられ、前記壁部は、前記第1ケースに設けられた前記係合部または前記被係合部に対応する位置に配設されることが好ましい。
【0012】
また、前記防水構造においては、前記第1ケースにおける前記圧入方向に沿う面および前記第2ケースにおける前記圧入方向に沿う面の少なくとも一方に開口部が形成され、前記凹部は、前記開口部に対応する位置に配設されることが好ましい。
【0013】
また、前記防水構造においては、前記壁部は、前記開口部に対応する位置に配設されないことが好ましい。
【0014】
また、前記防水構造においては、前記溝部は、第1湾曲部および第2湾曲部ならびに前記第1湾曲部と前記第2湾曲部との間に位置する直線部を有し、前記壁部は、前記直線部に対応する位置に配設されることが好ましい。
【0015】
また、前記防水構造は、前記第1湾曲部は、前記直線部に対して前記直線部を境界とする一方側に湾曲すると共に、前記第2湾曲部は、前記直線部に対して前記直線部を境界とする他方側に湾曲している場合に有効である。
【0016】
また、前記防水構造は、前記溝部に圧入された状態における前記パッキンの幅は、前記溝部の幅よりも狭い場合に有効である。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、第1面に当該パッキンの延在方向に沿って延在される凹部が形成されたパッキンを、第1面が溝部の底面に当接するように溝部に圧入した状態において、パッキンにねじれが生じた場合であっても凹部を通ってケース内へ水が浸入することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】携帯電話機1を操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開いた状態で示す外観斜視図である。
【図2】フロントケース2aおよびリアケース2bの分解斜視図である。
【図3】(a)パッキン40の外観斜視図である。(b)パッキン40の断面斜視図である。
【図4】パッキン40がリアケース2bの溝部25に挿入された様子を示す断面図である。
【図5】リアケース2bの溝部25に挿入されたパッキン40の一部を抜粋して示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。まず、図1により、電子機器としての携帯電話機1における基本構造を説明する。図1は、図1は、携帯電話機1を操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開いた状態で示す外観斜視図である。
【0020】
図1に示すように、携帯電話機1は、筐体としての操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、を備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジ機構を備える連結部4を介して開閉可能に連結される。具体的には、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して連結される。これにより、携帯電話機1は、ヒンジ機構を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に動かすことが可能に構成される。つまり、携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開いた状態(開状態)と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが折り畳まれた状態(閉状態)とにすることができる。ここで、閉状態とは、両筐体が互いに重なるように配置された状態であり、開状態とは、両筐体が互いに重ならないように配置された状態をいう。
【0021】
操作部側筐体2は、外面がフロントケース2aとリアケース2bとにより構成される。操作部側筐体2は、フロントケース2a側に、操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力される音声入力部12とがそれぞれ露出するように構成される。
【0022】
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー15とにより構成される。操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モード、或いは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
【0023】
音声入力部12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、音声入力部12は、携帯電話機1が開状態において一方の外端部側に配置される。
【0024】
操作部側筐体2における一方側の側面2sには、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)が配置される。操作部側筐体2の他方側の側面2sには、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置される。インターフェースは、キャップにより覆われている。各インターフェースは、使用時にはリアケースに形成された開口部16を介して操作部側筐体2の外部に露出され、不使用時にはキャップにより覆われる。
【0025】
表示部側筐体3は、外面がフロントパネル3aと、フロントケース3bと、リアケース3cと、リアパネル3dとにより構成される。表示部側筐体3には、各種情報を表示するための表示部21と、通話の相手側の音声を出力する音声出力部22と、が外部に露出するように配置される。
【0026】
表示部21は、液晶パネルと、この液晶パネルを駆動する駆動回路と、この液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とから構成される。
【0027】
次いで、図2により、フロントケース2aおよびリアケース2bの詳細な構造について説明する。図2は、フロントケース2aおよびリアケース2bの分解斜視図である。
【0028】
図2に示すように、フロントケース2aとリアケース2bとは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合される。また、フロントケース2aとリアケース2bとの間(操作部側筐体2の内部)には、不図示のキー構造部、キー基板、ケース体、回路基板、アンテナ部等が挟まれるようにして内蔵(配置)される。
【0029】
フロントケース2aには、係合穴23b(不図示)が形成されている。この係合穴23bには、後述するリアケース2bの側面2sに形成される係合爪23aが係合し、フロントケース2aとリアケース2bを固定する。すなわち、フロントケース2aとリアケース2bとは、係合爪23aおよび係合穴23bによって厚さ方向に固定される。
【0030】
リアケース2bの側面2sには、前述したフロントケース2aに形成される係合穴23bに係合する係合爪23aが設けられている。係合爪23aは、側面2sにおいて、開口部16が形成されない領域に複数設けられている。
【0031】
また、リアケース2bには、ネジ穴24が形成されている。ネジ穴24には、フロントケース2aとリアケース2bとを固定するためのネジ(不図示)が螺合される。すなわち、フロントケース2aとリアケース2bとは、ネジおよびネジ穴24によって厚さ方向に固定される。
【0032】
リアケース2bには、その外周部に略沿う形で溝部25が形成されている。溝部25は、底面25aと側面25bを有している。溝部25には、後述のパッキン40が、その第1面40aが底面25aに当接するように圧入される。
【0033】
次に、図3(a)(b)により、本発明の実施形態に係るパッキン40について説明する。図3(a)は、パッキン40の外観斜視図である。図3(b)は、パッキン40の一部分の断面斜視図である。
【0034】
図3(a)に示すように、パッキン40は、リアケース2bに形成された溝部25に沿うように形成される。パッキン40は、例えば、ゴム等の水を透過させない弾性部材により構成されている。
【0035】
図3(b)に示すように、パッキン40は、第1面40aと反対側に凸部40cを有する。凸部40cは、パッキン40が溝部25に圧入される際にフロントケース2aに押圧される。
【0036】
パッキン40は、第1面40aに、パッキン40の延在方向に沿って延在される凹部40bが形成されると共に、凹部40bを少なくとも一カ所で分断する壁部41を有する。壁部41は、第1面40aにおいて凹部40bが形成されない区間である。壁部41は、凹部40bの延在方向と所定の角度で交差して設けられる。
【0037】
次に、図4により、パッキン40が溝部25に圧入されたときの作用効果について説明する。図4は、パッキン40がリアケース2bの溝部25に圧入された様子を示す断面図である。
【0038】
図4に示すように、パッキン40は、係合爪23aおよび係合穴23bならびにネジおよびネジ穴24によってフロントケース2aおよびリアケース2bが互いに固定されるのに伴い、第1面40aが、リアケース2bに形成された溝部25の底面25aに当接するように溝部25に圧入される。
【0039】
溝部25に圧入された状態におけるパッキン40の幅は、溝部25の幅よりも狭くなっている。
【0040】
当該構成により、パッキン40の第1面40aに形成された凹部40bを少なくとも一カ所で分断する壁部41が設けられているので、パッキン40がねじれた場合であっても、壁部41における第1面40aが溝部25の底面25aと当接し、凹部40bを通って水が溝部25の内側に侵入することを抑制できる。
【0041】
特に、溝部25に圧入された状態においてパッキン40の幅が溝部25の幅よりも狭い場合、すなわち、パッキン40がねじれて凹部40bに水が浸入する可能性が高くなる構造において本発明は有効である。
【0042】
ここで、リアケース2bとパッキン40における凹部40bおよび壁部41との好適な配置関係について説明する。
【0043】
パッキン40における壁部41は、凹部40bに比べて圧入方向の厚さが厚くなっている。この厚さの違いに起因して、パッキン40がフロントケース2aにより溝部25に圧入された際、壁部41における反発力は、凹部40bにおける反発力と比較して大きくなる。すなわち、壁部41においては、フロントケース2aとリアケース2bとを離間させる方向へ相対的に大きな反発力が作用する。したがって、壁部41は、溝部25においてフロントケース2aとリアケース2bとを固定している係合爪23aまたはネジ穴24に対応する位置に設けられることが好ましい。
【0044】
また、リアケース2bにおいて前述の開口部16が形成されている部分は、他の部分に比して強度が劣っている。したがって、溝部25において開口部16に対応する部分には、パッキン40の凹部40bが配置されることが好ましい。さらに、開口部16に対応する部分には、壁部41が配置されないことが好ましい。
【0045】
次に、図5を用いて、溝部25の形状とパッキン40における凹部40bおよび壁部41との好適な配置関係について説明する。図5は、リアケース2bの溝部25に挿入されたパッキン40の一部を抜粋して示す平面図である。
【0046】
図5に示すように、リアケース2bに形成された溝部25は、直線部250と湾曲部251a、251bとを有する。湾曲部251aは、直線部250に対して直線部250を境界とする一方側に湾曲している。湾曲部251bは、直線部250に対して直線部250を境界とする他方側に湾曲している。このように湾曲する溝部25にパッキン40を挿入する場合には、パッキン40にねじれが生じて凹部40bを通って水が浸入する可能性が高くなるため、湾曲部251aと湾曲部251bとの間の直線部250に対応する位置に壁部41を設けることが好ましい。当該構成により、浸水の可能性が高い箇所においての防水性を確保することができる。
【0047】
本実施形態によれば、パッキン40の第1面40aに形成された凹部40bを少なくとも一カ所で分断する壁部41が設けられているので、パッキン40がねじれた場合であっても、凹部40bを通って水が溝部25の内側に侵入することを抑制できる。
【0048】
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態においては、防水ケースとして携帯電話機の筐体について説明しているが、本発明はこれに限定されず、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、等のその他の携帯電子機器の筐体であってもよい。また、電子機器等を収納するケースであってもよい。
【0049】
また、本実施形態においては、溝部はリアケースの外周部を環状に取り巻くように形成されているが、本発明はこれに限定されず、直線状の溝部であってもよい。また、リアケースでなくフロントケースに溝部が形成される構成であってもよい。
【0050】
また、本実施形態においては、フロントケースによりパッキンが溝部に圧入されるが、本発明はこれに限定されず、例えば蓋体と一体形成されたパッキンが溝部に圧入される構成であってもよい。
【0051】
また、本実施形態においては、溝部に圧入された状態において、パッキンの幅が溝部の幅よりも狭くなっているが、本発明はこれに限定されず、圧入された状態においてパッキンの幅と溝部の幅とが略同じであってもよい。
【0052】
また、本実施形態においては、リアケースに係合爪が設けられ、フロントケースに係合穴が形成されているが、本発明はこれに限定されず、リアケースに係合穴が形成され、フロントケースに係合爪が設けられる構成であってもよい。また、リアケースとフロントケースの両方に係合爪および係合穴が設けられる構成であってもよい。
【符号の説明】
【0053】
1 携帯電話機
2 操作部側筐体
2a フロントケース(第2ケース)
2b リアケース(第1ケース)
3 表示部側筐体
16 開口部
23a 係合爪(係合部)
23b 係合穴(被係合部)
24 ネジ穴
25 溝部
25a 底面
25b 側面
40 パッキン
40a 第1面
40b 凹部
41 壁部
250 直線部
251a 湾曲部(第1湾曲部)
251b 湾曲部(第2湾曲部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1面がケースに形成された溝部の底面に当接されて前記溝部に圧入されるパッキンであって、
前記第1面に当該パッキンの延在方向に沿って延在される凹部が形成されると共に、前記凹部を前記延在方向において少なくとも一カ所で分断する壁部を有することを特徴とするパッキン。
【請求項2】
請求項1に記載のパッキンと、
前記パッキンが圧入される溝部が形成された第1ケースと、
を有して構成される防水構造。
【請求項3】
第2ケースを有し、
前記第2ケースは、ネジによって前記第1ケースと前記パッキンの圧入方向に連結され、
前記壁部は、前記ネジが螺合されるネジ穴に対応する位置に配設される
請求項2に記載の防水構造。
【請求項4】
第2ケースを有し、
前記第1ケースおよび前記第2ケースの少なくとも一方には、前記第1ケースと前記第2ケースとを前記パッキンの圧入方向に固定する係合部が設けられ、
前記第1ケースおよび前記第2ケースの少なくとも他方には、前記係合部が係合する被係合部が設けられ、
前記壁部は、前記第1ケースに設けられた前記係合部または前記被係合部に対応する位置に配設される
請求項2に記載の防水構造。
【請求項5】
前記第1ケースにおける前記圧入方向に沿う面および前記第2ケースにおける前記圧入方向に沿う面の少なくとも一方に開口部が形成され、
前記凹部は、前記開口部に対応する位置に配設される
請求項3または請求項4に記載の防水構造。
【請求項6】
前記壁部は、前記開口部に対応する位置に配設されない
請求項5に記載の防水構造。
【請求項7】
前記溝部は、第1湾曲部および第2湾曲部ならびに前記第1湾曲部と前記第2湾曲部との間に位置する直線部を有し、
前記壁部は、前記直線部に対応する位置に配設される
請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の防水構造。
【請求項8】
前記第1湾曲部は、前記直線部に対して前記直線部を境界とする一方側に湾曲すると共に、前記第2湾曲部は、前記直線部に対して前記直線部を境界とする他方側に湾曲する
請求項7に記載の防水構造。
【請求項9】
前記溝部に圧入された状態における前記パッキンの幅は、前記溝部の幅よりも狭い
請求項2乃至請求項8のいずれか一項に記載の防水構造。

【図1】
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【図4】
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【図5】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−7697(P2012−7697A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−145628(P2010−145628)
【出願日】平成22年6月25日(2010.6.25)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】