説明

ピラゾロ−キナゾリン

本発明は、分子骨格の8位におけるオルト置換アリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ−またはC−Cシクロアルキルアミノ基、および3位におけるカルボキサミドの置換基としてのアリール、ヘテロシクリルまたはC−Cシクロアルキルを特徴とする、ピラゾロ−キナゾリンに関する。本発明の化合物は、タンパク質キナーゼの活性を調節し、したがって、タンパク質キナーゼ活性(特にMPS1/TTK)の調節不全に起因する疾患の治療に有用である。本発明はまた、これらの化合物を調製する方法、これらの化合物を含む医薬組成物、およびこれらの化合物を含む医薬組成物を用いて疾患を治療する方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物であって、
【化1】

式中、
R1は、オルト置換アリール基またはヘテロシクリルもしくはC−Cシクロアルキル基であり;
R2は、水素原子、または直鎖もしくは分枝のC−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキルもしくはヘテロシクリル基であり;
R3は、アリール、ヘテロシクリルまたはC−Cシクロアルキル基であり;
R4は、水素原子、ヒドロキシルまたはC−Cアルキル基であり、この基は、縮合C−C環式基を形成するために、R3が表し得る基の原子の1つと一緒になって任意に環化されていてもよく;
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキルであり、またはC−Cシクロアルキル基を形成するために、それらが結合している炭素原子と一緒になって任意に環化されており;
ここで、基オルト置換アリール、アリール、ヘテロシクリル、C−Cシクロアルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cアルキル、C−CアルケニルおよびC−Cアルキニルは、任意に(さらに)置換されていてもよく;但し、以下の化合物:
1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド、N−シクロプロピル−4,5−ジヒドロ−1−メチル−8−[(1−メチル−4−ピペリジニル)アミノ]および1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド、N−シクロヘキシル−8−(シクロペンチルアミノ)−4,5−ジヒドロ−N−ヒドロキシ−1−メチル
は除かれることを条件とする化合物およびこの薬学的に許容される塩。
【請求項2】
R1が式A、式Bまたは式C:
【化2】

(式中、R’は、ハロゲン原子、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、ポリフッ化アルキル、ポリフッ化アルコキシ、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクリル、C−Cシクロアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、メチレンジオキシ、アルキルカルボニルオキシ、アリールカルボニルオキシ、シクロアルケニルオキシ、ヘテロシクリルカルボニルオキシ、アルキリデンアミノオキシ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、シクロアルキルオキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、アミノ、ウレイド、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、ジアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、ホルミルアミノ、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、ヘテロシクリルカルボニルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、ヘテロシクリルアミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、ヒドロキシアミノカルボニル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、ヘテロシクリルスルホニルアミノ、ホルミル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、シクロアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノスルホニル、アリールアミノスルホニル、ヘテロシクリルアミノスルホニル、アリールチオ、アルキルチオ、ホスフェートまたはアルキルホスフェートであり;R’’およびR’’’は、独立して、水素またはR’についての上記意味の1つである。)
のオルト置換アリールである化合物であることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物およびこの薬学的に許容される塩。
【請求項3】
式(Ia):
【化3】

(式中、R’、R’’およびR’’’は、請求項2に定義されたとおりであり;
R2は、任意に置換された直鎖または分枝のC−CアルキルまたはC−Cアルケニル基であり;
R3は、任意に置換されたアリール基であり;
R4は、水素原子、または縮合C−C環式基を形成するために、R3が表す基の原子の1個と一緒になって任意に環化されていてもよいC−Cアルキル基であり;ならびに
R5およびR6は、請求項1に定義されたとおりである。)
を有する、請求項1に記載の式(I)の化合物、またはこの薬学的に許容される塩。
【請求項4】
式(Ia’):
【化4】

(式中、R’、R’’およびR’’’は、請求項2に定義されたとおりであり;
R2は、任意に置換された直鎖または分枝のC−CアルキルまたはC−Cアルケニル基であり;
R3は、請求項1に定義されたとおりであり;
R4は、水素原子、または縮合C−C環式基を形成するために、R3が表す基の原子の1個と一緒になって任意に環化されていてもよいC−Cアルキル基であり;ならびに
R5およびR6は、水素原子またはメチル基である。)
を有する、請求項1に記載の式(I)の化合物、またはこの薬学的に許容される塩。
【請求項5】
R1が、式D:
【化5】

(式中、Zは炭素または窒素原子であり、nは1、2または3であり;R’は水素原子、C−Cアルキル、ポリフッ化アルキル、ポリフッ化アルコキシ、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクリル、C−Cシクロアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、メチレンジオキシ、アルキルカルボニルオキシ、アリールカルボニルオキシ、シクロアルケニルオキシ、ヘテロシクリルカルボニルオキシ、アルキリデンアミノオキシ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、シクロアルキルオキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、アミノ、ウレイド、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、ジアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、ホルミルアミノ、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、ヘテロシクリルカルボニルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、ヘテロシクリルアミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、ヒドロキシアミノカルボニル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、ヘテロシクリルスルホニルアミノ、ホルミル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、シクロアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノスルホニル、アリールアミノスルホニル、ヘテロシクリルアミノスルホニル、アリールチオ、アルキルチオ、ホスフェートおよびアルキルホスフェートであり;ならびにR’およびR’は、それぞれ独立して、水素原子、またはシクロプロピル基を形成するために、それらが結合している炭素原子と一緒になって任意に環化されたC−Cアルキルである。)
のヘテロシクリルまたはC−Cシクロアルキル基であることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物。
【請求項6】
式(Ib):
【化6】

(式中、Zは、炭素または窒素原子であり、nは1または2であり;R’は請求項5に定義されたとおりであり、ならびに
R’およびR’は、独立して、水素原子またはC−Cアルキル基であり;
R2は、任意に置換された直鎖または分枝のC−CアルキルまたはC−Cアルケニル基であり;
R3は、任意に置換されたアリール基であり;
R4は、水素原子、または縮合C−C環式基を形成するために、R3が表すアリール基の原子の1個と一緒になって任意に環化されていてもよいC−Cアルキル基であり;ならびに
R5およびR6は、請求項1に定義されたとおりである。)
を有する、請求項1に記載の式(I)の化合物、またはこの薬学的に許容される塩。
【請求項7】
式(Ib’):
【化7】

(式中、Zは炭素または窒素原子であり、nは1または2であり、R’は請求項5に定義されたとおりであり、R’およびR’は、独立して、水素原子またはC−Cアルキル基であり;
R2は、任意に置換された直鎖または分枝C−CアルキルまたはC−Cアルケニル基であり;
R3は、任意に置換されたアリール基であり;
R4は、水素原子、または縮合C−C環式基を形成するために、R3が表すアリール基の原子の1個と一緒になって任意に環化されていてもよいC−Cアルキル基であり;ならびに
R5およびR6は、水素原子またはメチル基である。)
を有する、請求項1に記載の式(I)の化合物、またはこの薬学的に許容される塩。
【請求項8】
以下に列挙された化合物:
1)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]−2−(トリフルオロメトキシ)フェニル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
2)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({2−メトキシ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
3)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
4)8−[(4−カルバモイル−2−メチルフェニル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
5)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
6)8−[(4−ブロモ−2−メトキシフェニル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
7)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル](メチル)アミノ}−2−メトキシフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
8)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
9)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[2−メトキシ−4−(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
10)tert−ブチル 4−({3−[(2,6−ジエチルフェニル)カルバモイル]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−8−イル}アミノ)−3−メトキシベンゾエート;
11)4−({3−[(2,6−ジエチルフェニル)カルバモイル]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−8−イル}アミノ)−3−メトキシ安息香酸;
12)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル](メチル)アミノ}−2−メトキシフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
13)8−[(4−カルバモイル−2−メトキシフェニル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
14)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル}−2−メトキシフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
15)1−メチル−8−({4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]−2−(トリフルオロメトキシ)フェニル}アミノ)−N−フェニル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
16)N−(2−エチルフェニル)−1−メチル−8−({4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]−2−(トリフルオロメトキシ)フェニル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
17)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(2−メトキシ−4−ニトロフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
18)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({2−メトキシ−4−[(2−メトキシエチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)−18)1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h] キナゾリン−3−カルボキサミド;
19)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(4−{[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]カルボニル}−2−メトキシフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
20)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(2−メトキシ−4−{[(2S)−2−(ピロリジン−1−イルメチル)ピロリジン−1−イル]カルボニル}フェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
21)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(2−メトキシ−4−{[(2R)−2−(ピロリジン−1−イルメチル)ピロリジン−1−イル]カルボニル}フェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
22)N−(2−エチルフェニル)−8−{[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
23)N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−8−{[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
24)8−{[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−N−(5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
25)3−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イルカルボニル)−N−[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−8−アミン;
26)N−(2,6−ジメチルフェニル)−8−{[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
27)N−(2−エチル−6−メチルフェニル)−8−{[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
28)8−{[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−N−(2−メトキシフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
29)N−1,3−ベンゾチアゾール−5−イル−8−{[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
30)N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−8−{[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
31)N−[2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル]−8−{[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
32)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({4−[(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル]−2−メトキシフェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
33)8−{[2−シアノ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
34)8−{[2−シアノ−4−(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−イル)フェニル]アミノ}−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
35)8−[(2−クロロフェニル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
36)8−[(4−ブロモ−2−シアノフェニル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
37)8−[(2−ブロモフェニル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
38)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(2−メトキシフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
39)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({2−メトキシ−4−[(3−ピロリジン−1−イルアゼチジン−1−イル)カルボニル]フェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
40)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[2−メトキシ−4−(3−ピロリジン−1−イルアゼチジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
41)N−(2,6−ジメチルフェニル)−8−{[2−メトキシ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1,5,5−トリメチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
42)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({2−メトキシ−4−[(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−イル)カルボニル]フェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
43)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({2−メトキシ−4−[(2−メトキシエチル)アミノ]フェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
44)8−[(4−ブロモ−2−メトキシフェニル)アミノ]−N−(2,6−ジメチルフェニル)−1,5,5−トリメチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
45)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(2−ヨードフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
46)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
47)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({4−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
48)8−[(5−ブロモ−2−メトキシフェニル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
49)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[2−メトキシ−5−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
50)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
51)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}−2−メトキシフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
52)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({2−メトキシ−4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル]フェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
53)tert−ブチル 4−({3−[(2,6−ジエチルフェニル)カルバモイル]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−8−イル}アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート;
54)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−(ピペリジン−4−イルアミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド,塩酸塩;
55)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[1−(エテニルスルホニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
56)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−[(1−{[2−(メチルアミノ)エチル]スルホニル}ピペリジン−4−イル)アミノ]−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
57)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
58)8−[(1−アセチルピペリジン−4−イル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
59)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(フェニルカルボニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
60)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({1−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
61)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({1−[(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
62)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(フェニルスルホニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
63)8−[(1−アクリロイルピペリジン−4−イル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
64)8−[(1−ベンジルピペリジン−4−イル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
65)8−({1−[(3−クロロプロピル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
66)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(N−メチル−β−アラニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
67)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[1−(N,N−ジメチル−β−アラニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
68)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(1−エチルピペリジン−4−イル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
69)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−[(1−{[3−(メチルアミノ)プロピル]スルホニル}ピペリジン−4−イル)アミノ]−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド,塩酸塩;
70)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−[(1−{[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]スルホニル}ピペリジン−4−イル)アミノ]−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
71)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(1−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]スルホニル}ピペリジン−4−イル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
72)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({1−[(2−ピペリジン−1−イルエチル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
73)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({1−[(2−モルホリン−4−イルエチル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
74)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({1−[(2−ピロリジン−1−イルエチル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
75)8−({1−[(2−アミノエチル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
76)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[2−メトキシ−4(4−ピロリジン−1−イルピペリジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
77)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[2−メトキシ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
78)tert−ブチル 4−({3−[(2,6−ジエチルフェニル)カルバモイル]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−8−イル}アミノ)−3−メチルベンゾエート;
79)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({2−メトキシ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
80)8−({1−[(3−クロロメチル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
81)8−[(4−アミノ−2−メトキシフェニル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
82)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(2−メトキシ−4−{[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]アミノ}フェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
83)4−({3−[(2,6−ジエチルフェニル)カルバモイル]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−8−イル}アミノ)−3−メチル安息香酸;
84)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(4−{[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]カルボニル}−2−メチルフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
85)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル}−2−メチルフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
86)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(4−{[4−(ジメチルアミノ)ブタノイル]アミノ}−2−メトキシフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド トリフルオロアセテート;
87)8−[(4−ブロモ−2−クロロフェニル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
88)8−{[2−クロロ−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
89)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−[(2−メチル−4−{[(2R)−2−(ピロリジン−1−イルメチル)ピロリジン−1−イル]カルボニル}フェニル)アミノ]−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
90)8−[(2−クロロ−4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル](メチル)アミノ}フェニル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
91)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({2−メチル−4−[(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−イル)カルボニル]フェニル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
92)8−({2−クロロ−4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]フェニル}アミノ)−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
93)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({4−[(4−ヒドロキシシクロヘキシル)アミノ]−2−メトキシフェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
94)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({2−メトキシ−4−[(3−ピペリジン−1−イルプロパノイル)アミノ]フェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
95)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({2−メチル−4−[(4−ピロリジン−1−イルピペリジン−1−イル)カルボニル]フェニル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
96)8−{[4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクタ−3−イルアミノ)−2−メトキシフェニル]アミノ}−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
97)8−{[4−({[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)−2−メトキシフェニル]アミノ}−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
98)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[4−(ヒドロキシメチル)−2−メトキシフェニル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
99)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({2−メトキシ−4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
100)tert−ブチル 4−({3−[(2,6−ジエチルフェニル)カルバモイル]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−8−イル}アミノ)−3,3−ジメチルピペリジン−1−カルボキシレート;
101)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(3,3−ジメチル−1−{[2−(メチルアミノ)エチル]スルホニル}ピペリジン−4−イル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
102)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({1−[(2,2,2−トリフルオロエチル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
103)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({1−[(トリフルオロメチル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
104)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(1H−ピラゾール−4−イルスルホニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
105)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[1−(1H−イミダゾール−4−イルスルホニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
106)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({1−[(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−7−イル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
107)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[1−(ジメチルスルファモイル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
108)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({1−[(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
109)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(ピリジン−3−イルスルホニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
110)8−[(1−{[4−(アセチルアミノ)フェニル]スルホニル}ピペリジン−4−イル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
111)8−({1−[(4−アミノフェニル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド 塩酸塩;
112)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({1−[(2−ヒドロキシエチル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
113)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−({1−[(2−メトキシエチル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
114)8−[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
115)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(1−{[2−(エチルアミノ)エチル]スルホニル}ピペリジン−4−イル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
116)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({1−[(5−メチルイソオキサゾール−4−イル)カルボニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
117)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−({1−[(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)カルボニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
118)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(ピリミジン−4−イルカルボニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
119)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(1H−ピロール−2−イルカルボニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
120)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−{[1−(1H−イミダゾール−4−イルカルボニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
121)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(ピリジン−3−イルカルボニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
122)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(ピリジン−2−イルカルボニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
123)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(1H−ピラゾール−4−イルカルボニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
124)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(チオフェン−3−イルカルボニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
125)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(ピリジン−4−イルカルボニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
126)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[1−(1H−ピロール−3−イルカルボニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド;
127)N−(2,6−ジエチルフェニル)−1−メチル−8−{[トランス−4−({[2−(メチルアミノ)エチル]スルホニル}アミノ)シクロヘキシル]アミノ}−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミドおよび
128)N−(2,6−ジエチルフェニル)−8−[(4−ホルミル−2−メトキシフェニル)アミノ]−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キナゾリン−3−カルボキサミド
の1つである、請求項1に記載の式(I)の化合物、またはこの薬学的に許容される塩。
【請求項9】
許容される賦形剤または担体と混合して、活性成分として、請求項1から8のいずれかに定義されたとおりの式(I)の化合物またはこの薬学的に許容される塩を含む医薬組成物。
【請求項10】
治療上の使用のための、請求項1から9のいずれかに定義されたとおりの式(I)の化合物またはこの薬学的に許容される塩。
【請求項11】
タンパク質キナーゼ活性の変化に起因および/または関連する疾患を治療するための、請求項1から10のいずれかに定義されたとおりの式(I)の化合物またはこの薬学的に許容される塩。
【請求項12】
タンパク質キナーゼ活性の変化がMPS−1であることを特徴とする、請求項11に記載の式(I)の化合物。
【請求項13】
タンパク質キナーゼ活性の変化に起因および/または関連する疾患が、癌または細胞増殖性障害であることを特徴とする、請求項11または12に記載の式(I)の化合物。
【請求項14】
癌が、膀胱癌、乳癌、結腸癌、腎癌、肝臓癌、肺癌(小細胞肺癌を含む。)、食道癌、胆嚢癌、卵巣癌、膵臓癌、胃癌、子宮頸癌、甲状腺癌、前立腺癌および皮膚癌(扁平上皮癌を含む。);リンパ系の造血器腫瘍(白血病、急性リンパ球性白血病、急性リンパ芽球性白血病、B−細胞リンパ腫、T−細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、毛様細胞リンパ腫およびバーキットリンパ腫を含む。);骨髄系の造血器腫瘍(急性および慢性の骨髄性白血病、骨髄異形成症候群および前骨髄球性白血病を含む。);間葉起源の腫瘍(線維肉腫および横紋筋肉腫を含む。);中枢および末梢神経系の腫瘍(星細胞腫、神経芽細胞腫、膠腫およびシュワン細胞腫を含む。);その他の腫瘍(黒色腫、セミノーマ、悪性奇形腫、骨肉腫、色素性乾皮症、角膜黄色腫(keratoxanthoma)、甲状腺濾胞癌およびカポジ肉腫中皮腫、高異数体腫瘍、ならびにMPS1、MAD2、MAD1、BUB1、BUBR1、BUB3などのような有糸分裂チェックポイント成分を過剰発現する腫瘍を含む。)などの癌腫から選択されることを特徴とする、請求項13に記載の式(I)の化合物。
【請求項15】
細胞増殖性障害が、良性前立腺肥大、家族性腺腫性ポリポーシス、神経線維腫症、乾癬、アテローム性動脈硬化症を伴う血管平滑細胞増殖、肺線維症、関節炎、糸球体腎炎ならびに術後狭窄および再狭窄から選択されることを特徴とする、請求項13に記載の式(I)の化合物。
【請求項16】
式(I)の化合物が、少なくとも1種の細胞増殖抑制剤または細胞毒性剤と組み合わせた、放射線療法または化学療法のレジメンと一緒に疾患を治療するために用いられることを特徴とする、請求項14または15に記載の式(I)の化合物。
【請求項17】
有効量の請求項1に定義されたとおりの式(I)の化合物を、治療を必要とする哺乳動物に投与する段階を含む、タンパク質キナーゼ活性の変化に起因および/または関連する疾患を治療する方法。
【請求項18】
治療を必要とする哺乳動物がヒトである、請求項17の方法。
【請求項19】
タンパク質キナーゼ活性の変化に起因および/または関連する疾患を治療するための薬剤の製造における、請求項1に定義されたとおりの式(I)の化合物の使用。
【請求項20】
タンパク質キナーゼ活性を阻害するための方法であって、前記キナーゼを有効量の請求項1に定義されたとおりの式(I)の化合物と接触させる段階を含む、方法。

【公表番号】特表2011−525516(P2011−525516A)
【公表日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−515314(P2011−515314)
【出願日】平成21年6月17日(2009.6.17)
【国際出願番号】PCT/EP2009/057512
【国際公開番号】WO2009/156315
【国際公開日】平成21年12月30日(2009.12.30)
【出願人】(307012403)ネルビアーノ・メデイカル・サイエンシーズ・エツセ・エルレ・エルレ (55)
【Fターム(参考)】