説明

ピリダジン誘導体および治療剤としてのその用途

哺乳類、特にヒトにおけるSCDが介在する疾患または異常を処置する方法であって、該方法がそれを必要とする哺乳類に式(I)(式中、x、y、W、V、R、R、R、R、R、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは明細書中に定義されている)化合物を投与することを含んでなる方法が開示されている。式(I)の化合物を含んでなる薬剤組成物もまた開示されている。
【化1】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒトステアロイル−CoAデサチュラーゼ(hSCD)活性を阻害する方法であって、hSCD源を式(I):
【化1】

[式中、
xおよびyは、それぞれ、独立して、1、2または3であり;
Wは、−C(O)N(R)−;−C(O)N[C(O)R1a]−、−N(R)C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−であり;
Vは、−C(O)−、−C(S)−、または−C(R10)Hであり;
それぞれのRは、独立して、水素;所望により、ハロ、メチルまたはトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;および、所望により、メトキシおよびヒドロキシルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;から成る群より選択される;
1aは、水素、C−Cアルキルおよびシクロアルキルから成る群より選択される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリール、およびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
または、Rは、2〜4個の環を有する多環構造であり、該環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、そして、該環の一部または全部は、互いに縮合されてもよい;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリールおよびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
または、Rは、2〜4個の環を有する多環構造であり、該環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、そして、該環の一部または全部は、互いに縮合されてもよい;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロまたは−N(R12から選択される;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、RおよびR6aは一緒になって、またはRおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になって、またはRおよびR9aは一緒になって、オキソ基であり(但し、Vが−C(O)−である場合は、RおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になってオキソ基を形成しない)、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、R、R6a、R、およびR7aの一つは、R、R8a、RおよびR9aの一つと一緒になって、アルキレン架橋を形成し、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
10は、水素またはC−Cアルキルであり;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される]
の化合物、その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、その薬学的に許容される塩、その薬剤組成物またはそのプロドラッグと接触させることを含んでなる方法。
【請求項2】
哺乳類における、ステアロイル−CoAデサチュラーゼ(SCD)が介在する疾患または異常を処置する方法であって、該方法がそれを必要とする哺乳類に治療的に有効な量の式(I):
【化2】

[式中、
xおよびyは、それぞれ独立して、1、2または3であり;
Wは、−C(O)N(R)−;−C(O)N[C(O)R1a]−、−N(R)C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−であり;
Vは、−C(O)−、−C(S)−、または−C(R10)Hであり;
それぞれのRは、独立して、水素;所望により、ハロ、メチルまたはトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;および、所望により、メトキシおよびヒドロキシルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;から成る群から選択される;
1aは、水素、C−Cアルキルおよびシクロアルキルから成る群より選択される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリール、およびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
または、Rは、2〜4個の環を有する多環構造であり、該環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、そして、該環の一部または全部は、互いに縮合されてもよい;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリールおよびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
または、Rは、2〜4個の環を有する多環構造であり、該環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、そして、該環の一部または全部は、互いに縮合されてもよい;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロまたは−N(R12から選択される;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、RおよびR6aは一緒になって、またはRおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になって、またはRおよびR9aは一緒になって、オキソ基であり(但し、Vが−C(O)−である場合は、RおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になってオキソ基を形成しない);
または、R、R6a、R、およびR7aの一つは、R、R8a、RおよびR9aの一つと一緒になって、アルキレン架橋を形成し;
10は、水素またはC−Cアルキルであり;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される]
の化合物、その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、その薬学的に許容される
塩、その薬剤組成物またはそのプロドラッグを投与することを含んでなる方法。
【請求項3】
哺乳類がヒトである請求項2に記載の方法。
【請求項4】
疾患または異常が、II型糖尿病、耐糖能異常、インスリン耐性、肥満症、脂肪肝、非アルコール性脂肪性肝炎、異脂肪血症および代謝症候群並びにこれらの任意の組み合わせから成る群より選択される請求項3に記載の方法。
【請求項5】
疾患または異常が、II型糖尿病である請求項4に記載の方法。
【請求項6】
疾患または異常が、肥満症である請求項4に記載の方法。
【請求項7】
疾患または異常が、代謝症候群である請求項4に記載の方法。
【請求項8】
疾患または異常が、脂肪肝である請求項4に記載の方法。
【請求項9】
疾患または異常が、非アルコール性脂肪性肝炎である請求項4に記載の方法。
【請求項10】
その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、その薬学的に許容される塩、その薬剤組成物またはそのプロドラッグを含む、
式(II):
【化3】

[式中、
xおよびyは、それぞれ独立して、1、2または3であり;
Wは、−C(O)N(R)−および−N(R)C(O)−から選択される;
それぞれのRは、独立して、水素;所望により、ハロ、メチルまたはトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;および、所望により、メトキシおよびヒドロキシから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;から成る群から選択される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12アルコキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、C13−C19アラルキル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、およびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
または、Rは、2〜4個の環を有する多環構造であり、該環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、そして、該環の一部または全部は、互いに縮合されてもよい;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリールおよびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
または、Rは、2〜4個の環を有する多環構造であり、該環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、そして、該環の一部または全部は、互いに縮合されてもよい;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、RおよびR6aは一緒になって、またはRおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になって、またはRおよびR9aは一緒になって、オキソ基であり(但し、Vが−C(O)−である場合は、RおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になってオキソ基を形成しない)、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、R、R6a、R、およびR7aの一つは、R、R8a、RおよびR9aの一つと一緒になって、アルキレン架橋を形成し、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される]
の化合物。
【請求項11】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
Wは、−C(O)N(R)−および−N(R)C(O)−から選択される;
それぞれのRは、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12アルコキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、C13−C19アラルキル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、およびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
それぞれのRは、所望により、ハロ、C−Cアルキル、−OR11、−C(O)OR11、C−Cトリハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロアリールシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリールおよびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
それぞれのRは、所望により、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキル、C−Cトリハロアルコキシ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルスルホニル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、−N(R12、−C(O)OR11、−S(O)N(R12、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
Wは、−N(R)C(O)−であり;
は、水素であり;
は、C−C12シクロアルキルアルキルであり;
は、それぞれが、所望により、一つまたはそれ以上のハロ基によって置換される、C−C12アルキルまたはC−C12アルケニルであり;
およびRは、それぞれ水素であり;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、水素である、
請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
下記:
6−[4−(2−エチルブチリル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(3,3,3−トリフルオロ−2−メチル−2−トリフルオロメチルプロピオニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,2−ジメチルプロピオニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,2−ジメチルブチリル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,2−ジメチルペンタノイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(4,4,4−トリフルオロブタ−2−エノイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;および
6−[4−(4,4,4−トリフルオロ−3−トリフルオロメチルブタ−2−エノイル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピル−エチル)アミド;
から選択される群より選択される請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
Wは、−N(R)C(O)−であり;
は、水素であり;
は、C−C12シクロアルキルアルキルであり;
は、所望により、ヒドロキシ、C−CトリハロアルキルまたはC−Cアルキルから選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−C12シクロアルキルであり;
およびRは、それぞれ水素であり;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、水素である、
請求項11に記載の化合物。
【請求項15】
下記:
6−[4−(1−ヒドロキシシクロプロパンカルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−(4−シクロブタンカルボニルピペラジン−1−イル)ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルシクロプロパンカルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−(4−シクロヘキサンカルボニルピペラジン−1−イル)ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−メチルシクロヘキサンカルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(3−メチルシクロヘキサンカルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(4−メチルシクロヘキサンカルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−メチルシクロプロパンカルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;および
6−[4−(2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド、
から成る群より選択される請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
Wは、−N(R)C(O)−であり;
は、C−C12シクロアルキルアルキルであり;そして、
は、所望により、一つまたはそれ以上のハロ基で置換される、C−C12ヒドロキシアルキルであり;
およびRは、それぞれ水素であり;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、水素である、
請求項11に記載の化合物。
【請求項17】
下記:
6−[4−(4,4,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−3−トリフルオロメチルブチリル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(4,4,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−3−メチルブチリル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;および
6−[4−(3,3,3−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド、
から選択される請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
Wは、−N(R)C(O)−であり;
は、水素であり;
は、C−C12シクロアルキルアルキルであり;
は、C−C12アルコキシであり;
およびRは、それぞれ水素であり;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、水素である、
請求項11に記載の化合物。
【請求項19】
下記:
4−[6−(3−メチルブチルカルバモイル)ピリダジン−3−イル]ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチルエステル;および
4−[6−(2−シクロプロピルエチルカルバモイル)ピリダジン−3−イル]ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチルエステル、
から成る群より選択される請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
Wは、−N(R)C(O)−であり;
は、水素であり;
は、C−C12シクロアルキルアルキルであり;
は、所望により、独立して、ハロまたはC−Cトリハロアルキルから選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−C12アラルキルであり;
およびRは、それぞれ水素であり;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、水素である、
請求項11に記載の化合物。
【請求項21】
具体的に、6−{4−[2−(2−トリフルオロメチルフェニル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミドである請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
Wは、−N(R)C(O)−であり;
は、水素であり;
は、C−C12シクロアルキルアルキルであり;
は、それぞれ、所望により、独立して、ハロ、C−Cアルキル,C−Cトリハロアルキルまたはアラルキルから選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−C12ヘテロシクリルまたはC−C12ヘテロアリールであり;
およびRは、それぞれ水素であり;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、水素である、
請求項11に記載の化合物。
【請求項23】
下記:
6−[4−(ピリジン−2−カルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルフラン−3−カルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルピリミジン−5−カルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(5−メチル−2−トリフルオロメチルフラン−3−カルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−クロロピリジン−3−カルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−メチル−5−トリフルオロメチルオキサゾール−4−カルボニル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,6−ジクロロピリジン−3−カルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(ピロリジン−1−カルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(1−メチル−1H−ピロール−2−カルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;および
6−[4−(テトラヒドロフラン−2−カルボニル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド、
から成る群より選択される請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
哺乳類における、ステアロイル−CoAデサチュラーゼ(SCD)が介在する疾患または異常を処置する方法であって、該方法がそれを必要とする哺乳類に治療的に有効な量の請求項10に記載の化合物を投与することを含んでなる方法。
【請求項25】
薬学的に許容される賦形剤と治療的に有効な量の請求項10に記載の化合物を含んでなる薬剤組成物。
【請求項26】
式(III):
【化4】


[式中、
xおよびyは、それぞれ独立して、1、2または3であり;
Aは、酸素または硫黄であり;
Wは、−C(O)N(R)−および−N(R)C(O)−から選択される;
それぞれのRは、独立して、水素;所望により、ハロ、メチルまたはトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;および、所望により、メトキシおよびヒドロキシから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換されるC−Cアルキル;から成る群より選択される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−Cアルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリールおよびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
または、Rは、2〜4個の環を有する多環構造であり、該環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、該環の一部または全部は、互いに縮合されてもよい;
は、所望により、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキル、C−Cトリハロアルコキシ、C−Cアルキルスルホニル、−N(R11、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−S(O)N(R11、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニル(但し、Rは、所望により置換されるチエニルで置換されるフェニルではない)であり;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、RおよびR6aは一緒になって、またはRおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になって、またはRおよびR9aは一緒になって、オキソ基であり(但し、Vが−C(O)−である場合は、RおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になってオキソ基を形成しない)、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、R、R6a、R、およびR7aの一つは、R、R8a、RおよびR9aの一つと一緒になって、アルキレン架橋を形成し、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;そして、
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される]
の化合物、その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、その薬学的に許容される塩、その薬剤組成物またはそのプロドラッグ。
【請求項27】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
Aは、酸素または硫黄であり;
Wは、−C(O)N(R)−および−N(R)C(O)−から選択される;
それぞれのRは、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−Cアルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリールおよびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
それぞれのRは、所望により、ハロ、シアノ、オキソ、チオキソ、C−Cアルキル、−OR11、−C(O)R11、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)N(R12、−N(R12、C−Cトリハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロアリールシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される;
は、所望により、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキル、C−Cトリハロアルコキシ、C−Cアルキルスルホニル、−N(R12、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−S(O)N(R12、シクロアルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、RおよびR6aは一緒になって、またはRおよびR9aは一緒になって、オキソ基であり、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
Aは、酸素または硫黄であり;
Wは、−N(R)C(O)−であり;
は、水素、メチルまたはエチルであり;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
は、所望により、−OR11、C−Cアルキルまたはアリールから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、C−C12シクロアルキルアルキルであり;
は、所望により、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキル、C−Cトリハロアルコキシ、C−Cアルキルスルホニル、−N(R12、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−S(O)N(R12およびシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
下記:
6−(4−ベンゾイルピペラジン−1−イル)ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−クロロ−5−フルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(5−クロロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,5−ビス−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,4−ビス−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,5−ジフルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−シクロプロピルプロピル)アミド;
6−[4−(2−フルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(3−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(4−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−シクロプロピルプロピル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−メチルシクロプロピルメチル)アミド;
6−[4−(5−フルオロ−2−メトキシベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−ジメチルアミノベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−クロロ−5−ジメチルアミノベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,5−ジメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,5−ジクロロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸シクロブチルメチルアミド;
酢酸2−{4−[6−(2−シクロプロピルエチルカルバモイル)−ピリダジン−3−イル]ピペラジン−1−カルボニル}フェニルエステル
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピル−2−ヒドロキシエチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−フェニルシクロプロピルメチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−シクロプロピルプロピル)アミド;
6−[4−(2−シアノベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−{4−[2−(2−トリフルオロメチルフェニル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(4−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(5−クロロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−シクロプロピルプロピル)アミド;
6−[3,5−ジメチル−4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
2−{4−[6−(2−シクロプロピルエチルカルバモイル)ピリダジン−3−イル]ピペラジン−1−カルボニル}安息香酸メチルエステル;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロブチル−エチル)−アミド;
2−{4−[6−(2−シクロプロピル−エチルカルバモイル)−ピリダジン−3−イル]−ピペラジン−1−カルボニル}−安息香酸;
6−[4−(5−クロロ−2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロブチル−エチル)−アミド;
6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロブチル−エチル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(3−シクロブチル−プロピル)−アミド;
6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−[1,4]ジアゼパン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピル−エチル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−チオベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピル−エチル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(4−シクロプロピル−ブチル)−アミド;および
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2,2−ジメチル−シクロプロピルメチル)−アミド;
から成る群より選択される請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
Aは酸素であり、
は、それぞれ、所望により、ハロ、アリールオキシ、−C(O)R11、−OC(O)R11または−C(O)OR11から成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、C1−C12アルキルまたはC−C12アルケニルであり;
は、所望により、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキル、C−Cトリハロアルコキシ、C−Cアルキルスルホニル、−N(R12、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−S(O)N(R12およびシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アラルキルまたはアリール(所望により、一つまたはそれ以上のハロ基で置換される)から選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項28に記載の化合物。
【請求項32】
下記:
6−[4−(2−ニトロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチルブチル)アミド;
6−[4−(2−クロロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチルブチル)アミド;
6−[4−(2,4−ジクロロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチルブチル)アミド;
6−[4−(2−アミノベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチルブチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸[2−(4−クロロフェノキシ)エチル]アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3,3−ジメチルブチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸ペンチルアミド;
4−({6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボニル}アミノ)酪酸エチルエステル;
6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸ペンチルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−メチルペンチル)アミド;
6−[4−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチルブチル)アミド;
6−[4−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチルブチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−オキソ−2−フェニルエチル)アミド;
(15)酢酸1,1−ジメチル−3−({6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボニル}アミノ)プロピルエステル;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−フェノキシエチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸ヘキシルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−メチルペンチル)アミド;
6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−メチルペンチル)アミド;
6−[2,5−ジメチル−4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸ペンチルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸ヘプチルアミド;
6−[4−(2−スルファモイル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチル−ブチル)−アミド;
6−[4−(5−クロロ−2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸ヘキシルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピル−2−オキソ−エチル)−アミド;
4−トリフルオロメチル−6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチル−ブチル)−アミド;および
6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸ペンチル−4−エニルアミド、
から成る群より選択される請求項31に記載の化合物。
【請求項33】
Aは、酸素であり;
は、それぞれ、所望により、一つまたはそれ以上のハロ基によって置換される、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニルであり;
は、所望により、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキル、C−Cトリハロアルコキシ、C−Cアルキルスルホニル、−N(R12、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−S(O)N(R12およびシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アラルキルまたはアリール(所望により、一つまたはそれ以上のハロ基で置換される)から選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項28に記載の化合物。
【請求項34】
下記:
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−ヒドロキシブチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−ヒドロキシ−4,4−ジメチルペンチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−3,3−ジメチルブチル)アミド;および
6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−3,3−ジメチルブチル)アミド、
から成る群より選択される請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
Aは、酸素であり;
は、C−C12アラルキル基のアリール部分が、所望により、独立して、ハロ、C−Cアルキル、−OR11、−C(O)OR11、C−Cトリハロアルキル、シクロアルキルおよびアリールから選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換され、そして、C−C12アラルキル基のアルキル部分が、所望により、ハロ、−OR11および−OC(O)R11から独立して選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、C−C12アラルキルであり;
は、所望により、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキル、C−Cトリハロアルコキシ、C−Cアルキルスルホニル、−N(R12、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−S(O)N(R12およびシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アラルキルまたはアリール(所望により、一つまたはそれ以上のハロ基で置換される)から選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項28に記載の化合物。
【請求項36】
下記:
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸[2−(2,4−フルオロフェニル)エチル]アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸[2−(2−フルオロフェニル)エチル]アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸[2−(4−クロロフェニル)エチル]アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸[2−(3−クロロフェニル)エチル]アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−フェニルプロピル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−ビフェニル−4−イルエチル)アミド;
(R)−6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−アミド;
(S)−6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−アミド;
酢酸1−フェニル−2−({6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボニル}アミノ)エチルエステル;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸[3−(4−フルオロフェニル)プロピル]アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,2−ジフルオロ−2−フェニルエチル)アミド;および
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸[2−(3−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル]アミド、
から成る群より選択される請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
Aは、酸素であり;
は、それぞれ、所望により、ハロまたはC−Cシクロアルキルから独立して選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−CアルコキシまたはC−C12アルコキシアルキルであり;
は、所望により、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキル、C−Cトリハロアルコキシ、C−Cアルキルスルホニル、−N(R12、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−S(O)N(R12およびシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アラルキルまたはアリール(所望により、一つまたはそれ以上のハロ基で置換される)から選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項28に記載の化合物。
【請求項38】
下記:
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−エトキシエチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−メトキシ−3,3−ジメチルブチル)アミド;および
2−(2−シクロプロピル−エトキシ)−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−イル}−アセトアミド、
から成る群より選択される請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
Aは、酸素であり;
は、所望により、ハロ、シアノ、C−Cアルキル、−OR11、−C(O)R11、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)N(R12、C−Cトリハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロアリールシクロアルキルから独立して選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、アリールであり;
は、所望により、C−CトリハロアルキルまたはC−Cトリハロアルコキシによって置換される、フェニルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アラルキルまたはアリール(所望により、一つまたはそれ以上のハロ基で置換される)から選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項28に記載の化合物。
【請求項40】
下記:
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−クロロ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−カルバモイル−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−カルバモイル−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸m−トリルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸p−トリルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸o−トリルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−プロピルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(4−プロピルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−イソプロピルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−イソプロピルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−クロロ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シアノ−3−フルオロフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,4−ジメチル−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,5−ジメチル−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,6−ジメチル−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,3−ジメチル−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3,5−ジメチル−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3,4−ジメチル−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−エチル−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−エチル−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−フルオロ−2−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−フルオロ−4−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−フルオロ−2−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−フルオロ−5−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(3−フルオロ−5−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(3−フルオロ−フェニル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−フルオロ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−フルオロ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2、4−ジフルオロ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,5−ジフルオロ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(3,4−ジフルオロ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2,3−ジフルオロ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,6−ジフルオロ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−シアノ−フェニル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シアノ−フェニル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−シアノ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−クロロ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−クロロ−2−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−クロロ−3−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,5−ジクロロフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−クロロ−5−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−クロロ−6−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−クロロ−2−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−クロロ−3−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−クロロ−4−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−クロロ−4−メチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(5−クロロ−2−フルオロフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,5−ジフルオロフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,6−ジクロロフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−トリフルオロメチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−トリフルオロメチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−トリフルオロメチルフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸フェニルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(5−クロロ−2−メトキシフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,5−ジメトキシフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−クロロ−4−メトキシフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(4−メトキシ−フェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−メトキシフェニル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−メトキシフェニル)アミド;
4−({6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボニル}アミノ)−安息香酸メチルエステル;
4−({6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボニル}アミノ)−安息香酸;
2−({6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボニル}アミノ)−安息香酸メチルエステル;
2−({6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボニル}アミノ)−安息香酸;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3,4−ジクロロフェニル)アミド;
から成る群より選択される請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
Aは、酸素であり;
は、所望により、ハロ、シアノ、オキソ、チオキソ、C−Cアルキル、−OR11、−C(O)R11、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)N(R12およびC−Cトリハロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−C12ヘテロアリールであり;
は、所望により、C−CトリハロアルキルまたはC−Cトリハロアルコキシによって置換される、フェニルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アラルキルまたはアリール(所望により、一つまたはそれ以上のハロ基で置換される)から選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項28に記載の化合物。
【請求項42】
−C12ヘテロアリールが、ピリジニル、プリニル、ピラジニル、インドリル、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、イミダゾリル、テトラゾリル、トリアゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、ピリミジニル、チアジアゾリル、チアゾリルおよびピリダジニルから成る群より選択される請求項41に記載の化合物。
【請求項43】
下記:
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(5−クロロ−ピリジン−2−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(7H−プリン−6−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸ピラジン−2−イルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(1H−テトラゾール−5−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチル−イソオキサゾール−5−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(5−メチル−イソオキサゾール−3−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(1H−ピラゾール−3−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸ピリミジン−2−イルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸ピラジン−2−イルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(4−メチル−ピリミジン−2−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリミジン−4−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリミジン−2−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸[1,3,4]チアジアゾール−2−イルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸チアゾール−2−イルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸ピリジン−2−イルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸ピリダジン−3−イルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸ピリジン−3−イルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸ピリジン−4−イルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(6−オキソ−1,6−ジヒドロ−[1,3,5]トリアジン−2−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(5−シアノ−ピリジン−2−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(4,6−ジメチル−ピリミジン−2−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−クロロ−ピリジン−4−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(1H−インドール−6−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(1H−インドール−4−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(1H−インダゾール−5−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(1H−インダゾール−6−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(4−メチル−チアゾール−2−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(5−メチル−チアゾール−2−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(5−チオキソ−4,5−ジヒドロ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(6−メチルピリダジン−3−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(6−メトキシピリダジン−3−イル)アミド;および
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(6−クロロ−ピリダジン−3−イル)−アミド;
から成る群より選択される請求項42に記載の化合物。
【請求項44】
Aは酸素であり、
は、それぞれ、所望により、ハロ、シアノ、オキソ、チオキソ、C−Cアルキル、−OR11、−C(O)R11、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)N(R12およびC−Cトリハロアルキルから選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキルまたはC−C12ヘテロアリールアルキルであり;
は、所望により、ハロ、C−CトリハロアルキルまたはC−Cトリハロアルコキシによって置換される、フェニルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アラルキルまたはアリール(所望により、一つまたはそれ以上のハロ基で置換される)から選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項28に記載の化合物。
【請求項45】
下記:
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸インダン−1−イルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−オキソ−1,3−ジアザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−エン−4−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸インダン−5−イルアミド;
5−[1,2]ジチオラン−3−イル−ペンタン酸{6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−イル}−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボン酸(2−チオフェン−2−イル−エチル)−アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−エチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2,2−ジフルオロ−2−ピリジン−2−イルエチル)アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−ピリジン−2−イルエチル)アミド;および
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(ピリジン−2−イル−メチル)アミド、
から成る群より選択される請求項44に記載の化合物。
【請求項46】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
Aは、酸素であり;
Wは、−C(O)N(R)−であり;
は、水素、メチルまたはエチルであり;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項27に記載の化合物。
【請求項47】
は、それぞれ、所望により、−OR11、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキルまたはアリールから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、C−C12シクロアルキルまたはC−C12シクロアルキルアルキルであり;
は、所望により、ハロ、C−CトリハロアルキルおよびC−Cトリハロアルコキシから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;そして、
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される、
請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
下記:
4−シクロヘキシル−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}ブチルアミド;
2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボン酸{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}アミド;
シクロプロパンカルボン酸{6−[4−(2−トリフルオロメチル−ベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}アミド;
1−トリフルオロメチルシクロプロパンカルボン酸{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}アミド;および
2−フェニルシクロプロパンカルボン酸{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}アミド、
から成る群より選択される請求項47に記載の化合物。
【請求項49】
は、それぞれ、所望により、ハロ、シアノ、オキソ、チオキソ、C−Cアルキル、−OR11、−C(O)R11、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)N(R12、−N(R12、C−Cトリハロアルキル、シクロアルキルおよびアリールから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−CアルコキシまたはC−C12アルコキシアルキルであり;
は、所望により、ハロ、C−CトリハロアルキルまたはC−Cトリハロアルコキシによって置換される、フェニルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アラルキルまたはアリール(所望により、一つまたはそれ以上のハロ基で置換される)から選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項46に記載の化合物。
【請求項50】
下記:
2−ベンジルオキシ−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}アセトアミド;
2−エトキシ−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}アセトアミド;
2−シクロプロピルメトキシ−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}アセトアミド;
2−(2−メトキシエトキシ)−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}アセトアミド;
N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}−2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)アセトアミド;
3−メトキシ−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}プロピオンアミド;
3−フェノキシ−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−イル}プロピオンアミド;
2−ブトキシ−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}アセトアミド;
2−メチル−1−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イルカルバモイル}プロピルアミン;
2−フェノキシ−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}アセトアミド;
{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}カルバミン酸ブチルエステル;
{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}カルバミン酸プロピルエステル;
{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}カルバミン酸イソブチルエステル;
{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}カルバミン酸エチルエステル;
ヘキサン酸{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−イル}アミド;
4−フルオロ−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−イル}ベンズアミド;
{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}カルバミン酸3,3−ジメチルブチルエステル;および
{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}カルバミン酸2−シクロプロピルエチルエステル、
から成る群より選択される請求項49に記載の化合物。
【請求項51】
は、所望により、ハロ、シアノ、オキソ、チオキソ、C−Cアルキル、−OR11、−C(O)R11、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)N(R12、−N(R12、C−Cトリハロアルキル、シクロアルキルおよびアリールから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−C12アラルキルであり;
は、所望により、ハロ、C−CトリハロアルキルまたはC−Cトリハロアルコキシによって置換される、フェニルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アラルキルまたはアリール(所望により、一つまたはそれ以上のハロ基で置換される)から選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項46に記載の化合物。
【請求項52】
下記:
4−(4−メトキシフェニル)−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}ブチルアミド;および
3−(4−フルオロフェニル)−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−イル}プロピオンアミド、
から成る群より選択される請求項51に記載の化合物。
【請求項53】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
Aは、酸素であり;
Wは、−N(R)C(O)−であり;
は、水素、メチルまたはエチルであり;
は、シクロプロピルエチルまたはシクロプロピルメチルであり;
は、所望により、フルオロ、クロロおよびトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
およびRは、それぞれ水素であり;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ水素である、
請求項29に記載の化合物。
【請求項54】
下記:
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;および
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸シクロプロピルメチルアミド、
から成る群より選択される請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
Aは、酸素であり;
Wは、−N(R)C(O)−であり;
は、水素、メチルまたはエチルであり;
は、所望により、−C(O)OR11によって置換される、C−Cアルキルであり;
は、所望により、フルオロ、クロロおよびトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
およびRは、それぞれ水素であり;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ水素であり;そして、
11は、水素、メチル、エチルまたは1,1−ジメチルエチルである、
請求項31に記載の化合物。
【請求項56】
下記:
4−メチル−2−({6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−カルボニル}アミノ)ペンタン酸メチルエステル;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチルブチル)アミド;
6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチルブチル)アミド;
6−[4−(4−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−メチルブチル)アミド;および
4−メチル−2−({6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボニル}アミノ)ペンタン酸、
から成る群より選択される請求項55に記載の化合物。
【請求項57】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
Aは、酸素であり;
Wは、−N(R)C(O)−であり;
は、水素、メチルまたはエチルであり;
は、フェニル基が、所望により、クロロ、フルオロまたは−OR11から独立して選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、2−フェニルエチルまたは3−フェニルプロピルであり;
は、所望により、フルオロ、クロロおよびトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
およびRは、それぞれ水素であり;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ水素であり;そして、
11は、水素、メチル、エチルまたは1,1−ジメチルエチルである、
請求項35に記載の化合物。
【請求項58】
下記:
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸フェネチルアミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸[2−(4−メトキシフェニル)エチル]アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸[2−(3−フルオロフェニル)エチル]アミド;
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−フェニルプロピル)アミド;および
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸[2−(4−フルオロフェニル)エチル]アミド、
から成る群より選択される請求項57に記載の化合物。
【請求項59】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
Aは、酸素であり;
Wは、−C(O)N(R)−であり;
は、水素、メチルまたはエチルであり;
は、シクロプロピルエチル、シクロプロピルメチルまたはシクロペンチルエチルであり、;
は、所望により、フルオロ、クロロおよびトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ水素である、
請求項47に記載の化合物。
【請求項60】
具体的に、3−シクロペンチル−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}プロピオンアミドである請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
Aは、酸素であり;
Wは、−C(O)N(R)−であり;
は、水素、メチルまたはエチルであり;
は、C−Cアルキルであり、;
は、所望により、フルオロ、クロロおよびトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ水素である、
請求項49に記載の化合物。
【請求項62】
具体的に、4−メチルペンタン酸{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}アミドである請求項61に記載の化合物。
【請求項63】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
Aは、酸素であり;
Wは、−C(O)N(R)−であり;
は、水素、メチルまたはエチルであり;
は、3−フェニルプロピルであり、;
は、所望により、フルオロ、クロロおよびトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ水素である、
請求項51に記載の化合物。
【請求項64】
具体的に、4−フェニル−N−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}ブチルアミドである請求項63に記載の化合物。
【請求項65】
哺乳類における、ステアロイル−CoAデサチュラーゼ(SCD)が介在する疾患または異常を処置する方法であって、該方法がそれを必要とする哺乳類に治療的に有効な量の請求項26に記載の化合物を投与することを含んでなる方法。
【請求項66】
薬学的に許容される賦形剤と治療的に有効な量の請求項26に記載の化合物を含んでなる薬剤組成物。
【請求項67】
式(IV):
【化5】

[式中、
xおよびyは、それぞれ独立して、1、2または3であり;
それぞれのRは、独立して、水素;所望により、ハロ、メチルまたはトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;および、所望により、メトキシおよびヒドロキシから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;から成る群より選択される、
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロアリール、およびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
または、Rは、2〜4個の環を有する多環構造であり、該環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、そして、該環の一部または全部は、互いに縮合されてもよい;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリールおよびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
または、Rは、2〜4個の環を有する多環構造であり、該環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、そして、該環の一部または全部は、互いに縮合されてもよい;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、RおよびR6aは一緒になって、またはRおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になって、またはRおよびR9aは一緒になって、オキソ基であり(但し、Vが−C(O)−である場合は、RおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になってオキソ基を形成しない)、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、R、R6a、R、およびR7aの一つは、R、R8a、RおよびR9aの一つと一緒になって、アルキレン架橋を形成し、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される]
の化合物、その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、その薬学的に許容される塩、その薬剤組成物またはそのプロドラッグ。
【請求項68】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
それぞれのRは、水素またはC−Cアルキルであり;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロアリール、およびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
それぞれのRは、所望により、ハロ、オキソ、チオキソ、C−Cアルキル、−OR11、−C(O)OR11、C−Cトリハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロアリールシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリールおよびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
上記のR基のそれぞれは、所望により、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキル、C−Cトリハロアルコキシ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルスルホニル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、−N(R12、−C(O)OR11、−S(O)N(R12、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロアリールシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、RおよびR6aは一緒になって、またはRおよびR7aは一緒になって、オキソ基であり、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、R、R6a、R、およびR7aの一つは、R、R8a、RおよびR9aの一つと一緒になって、アルキレン架橋を形成し、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項67に記載の化合物。
【請求項69】
は、それぞれ、所望により、−OR11、C−Cアルキルまたはアリールから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、C−C12シクロアルキルまたはC−C12シクロアルキルアルキルであり;
は、所望により、ハロ、C−CトリハロアルキルおよびC−Cトリハロアルコキシから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;そして、
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される、
の請求項68に記載の化合物。
【請求項70】
下記:
1−(2−フェニルシクロプロピル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−シクロペンチル−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−イル}尿素;
1−(3−シクロプロピルプロピル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−シクロプロピルメチル−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−(2−シクロプロピルエチル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−(2−シクロプロピルエチル)−3−{6−[4−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−(2−シクロプロピルエチル)−3−{6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−シクロヘキシル−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−(2−シクロプロピルエチル)−3−{6−[4−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;および
1−(3−シクロプロピルプロピル)−3−{6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素、
から成る群より選択される請求項69に記載の化合物。
【請求項71】
は、所望により、ハロ、−OR11またはC−Cアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、C−C12アラルキルであり;
は、所望により、ハロ、C−CトリハロアルキルおよびC−Cトリハロアルコキシから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;そして、
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される、
請求項68に記載の化合物。
【請求項72】
下記:
1−[1−(4−フルオロフェニル)エチル]−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−[1−(4−フルオロフェニル)エチル]−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−[3−(4−フルオロフェニル)プロピル]−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−フェネチル−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−イル}尿素;
1−(4−フルオロベンジル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;および
1−(3,4−ジクロロベンジル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素、
から成る群より選択される請求項71に記載の化合物。
【請求項73】
は、所望により、ハロ、−OR11またはC−Cアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、アリールであり;
は、所望により、ハロ、C−CトリハロアルキルおよびC−Cトリハロアルコキシから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;そして、
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される、
請求項68に記載の化合物。
【請求項74】
下記:
1−(4−フルオロフェニル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−イル}尿素;および
1−(2−フルオロフェニル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素、
からなる群より選択される請求項73に記載の化合物。
【請求項75】
は、それぞれ、所望により、ハロ、−OR11または−C(O)OR11から成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、C−C12アルキル、C−C12ヒドロキシアルキルまたはC−C12アルコキシアルキルであり;
は、所望により、ハロ、C−CトリハロアルキルおよびC−Cトリハロアルコキシから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;そして、
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される、
請求項68に記載の化合物。
【請求項76】
下記:
3−(3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]−ピリダジン−3−イル}ウレイド)プロピオン酸エチルエステル;
1−ブチル−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−(2−クロロエチル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−{6−[4−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}−3−(3−メチルブチル)尿素;
1−(3,3−ジメチルブチル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−(2−イソプロポキシエチル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−(3−ヒドロキシ−4,4−ジメチルペンチル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−ヘキシル−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;
1−ヘプチル−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素;および
1−(4−メチルペンチル)−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素、
から成る群より選択される請求項75に記載の化合物。
【請求項77】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
それぞれのRは、水素、メチルまたはエチルであり;
は、ベンジルであり;
は、所望により、フルオロ、クロロおよびトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、水素である、
請求項71に記載の化合物。
【請求項78】
具体的に、1−ベンジル−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素である請求項77に記載の化合物。
【請求項79】
xおよびyは、それぞれ、1であり;
それぞれのRは、水素、メチルまたはエチルであり;
は、ペンチルであり;
は、所望により、フルオロ、クロロおよびトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される;そして、
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、水素である、
請求項75に記載の化合物。
【請求項80】
具体的に、1−ペンチル−3−{6−[4−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−イル}尿素である請求項79に記載の化合物。
【請求項81】
哺乳類における、ステアロイル−CoAデサチュラーゼ(SCD)が介在する疾患または異常を処置する方法であって、該方法がそれを必要とする哺乳類に治療的に有効な量の請求項67に記載の化合物を投与することを含んでなる方法。
【請求項82】
薬学的に許容される賦形剤と治療的に有効な量の請求項67に記載の化合物を含んでなる薬剤組成物。
【請求項83】
式(Va):
【化6】

[式中、
xおよびyは、それぞれ独立して、1、2または3であり;
Wは、−C(O)N(R)−;−N(R)C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−であり;
それぞれのRは、独立して、水素;所望により、ハロ、メチルまたはトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;および、所望により、メトキシおよびヒドロキシから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;から成る群より選択される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、C13−C19アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリール、およびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリールおよびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロまたは−N(R12から選択される;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、RおよびR6aは一緒になって、またはRおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になって、またはRおよびR9aは一緒になって、オキソ基であり(但し、Vが−C(O)−である場合は、RおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になってオキソ基を形成しない)、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、R、R6a、R、およびR7aの一つは、R、R8a、RおよびR9aの一つと一緒になって、アルキレン架橋を形成し、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
10は、水素またはC−Cアルキルであり;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
ただし、Rは、ピラジニル、ピリジノニル、ピロリジノニルまたはイミダゾリルであることはできない]
の化合物、その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、その薬学的に許容される塩、その薬剤組成物またはそのプロドラッグ。
【請求項84】
xおよびyは、それぞれ、独立して、1であり;
Wは、−N(R)C(O)−であり;
それぞれのRは、水素またはC−Cアルキルであり;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、C13−C19アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリール、およびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
それぞれのRは、所望により、ハロ、シアノ、オキソ、チオキソ、C−Cアルキル、−OR11、−C(O)R11、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)N(R12、−N(R12、C−Cトリハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロアリールシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリールおよびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
それぞれのRは、所望により、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキル、C−Cトリハロアルコキシ、C−Cアルキルスルホニル、−N(R12、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−S(O)N(R12、シクロアルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロまたは−N(R12から選択される;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
10は、水素またはC−Cアルキルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項83に記載の化合物。
【請求項85】
は、それぞれ、所望により、ハロ、C−Cトリハロアルキル、−OR11、C−Cアルキルまたはアリールから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、C−C12シクロアルキルまたはC−C12シクロアルキルアルキルであり;
は、所望により、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C−Cアルキル、C−Cトリハロアルキル、C−Cトリハロアルコキシ、C−Cアルキルスルホニル、−N(R12、−OC(O)R11、−C(O)OR11、−S(O)N(R12およびシクロアルキルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基によって置換される、フェニルであり;
それぞれのR11は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、アリールまたはアラルキルから選択される;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される、
請求項84に記載の化合物。
【請求項86】
下記:
6−[4−(2−トリフルオロメチルベンジル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンジル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(4−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンジル)−ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(5−クロロ−2−トリフルオロメチルベンジル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,5−ジクロロベンジル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(2,4−ジクロロベンジル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド;
6−[4−(5−フルオロ−2−トリフルオロメチルベンジル)ピペラジン−1−イル]ピリダジン−3−カルボン酸(3−シクロプロピルプロピル)アミド;そして、
6−{4−[1−(2−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル}−ピリダジン−3−カルボン酸(2−シクロプロピルエチル)アミド、
から成る群より選択される請求項85に記載の化合物。
【請求項87】
哺乳類における、ステアロイル−CoAデサチュラーゼ(SCD)が介在する疾患または異常を処置する方法であって、該方法がそれを必要とする哺乳類に治療的に有効な量の請求項83に記載の化合物を投与することを含んでなる方法。
【請求項88】
薬学的に許容される賦形剤と治療的に有効な量の請求項83に記載の化合物を含んでなる薬剤組成物。
【請求項89】
式(Vb):
【化7】

[式中、
xおよびyは、それぞれ独立して、1、2または3であり;
Wは、−C(O)N(R)−;−N(R)C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−であり;
それぞれのRは、独立して、水素;所望により、ハロ、メチルまたはトリフルオロメチルから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;および、所望により、メトキシおよびヒドロキシから成る群より選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換される、C−Cアルキル;から成る群より選択される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシ、C−C12アルコキシアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C12シクロアルキルアルキル、アリール、C−C12アラルキル、C−C12ヘテロシクリル、C−C12ヘテロシクリルアルキル、C−C12ヘテロアリール、およびC−C12ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される;
は、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C12ヒドロキシアルキル、C−C12ヒドロキシアルケニル、C−C12アルコキシまたはC−C12アルコキシアルキルから成る群より選択される;
およびRは、それぞれ、独立して、水素、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロまたは−N(R12から選択される;
、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、RおよびR6aは一緒になって、またはRおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になって、またはRおよびR9aは一緒になって、オキソ基であり(但し、Vが−C(O)−である場合は、RおよびR7aは一緒になって、またはRおよびR8aは一緒になってオキソ基を形成しない)、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
または、R、R6a、R、およびR7aの一つは、R、R8a、RおよびR9aの一つと一緒になって、アルキレン架橋を形成し、他方、残存しているR、R6a、R、R7a、R、R8a、RおよびR9aは、それぞれ、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される;
10は、水素またはC−Cアルキルであり;そして、
それぞれのR12は、独立して、水素またはC−Cアルキルから選択される]
の化合物、その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、その薬学的に許容される塩、その薬剤組成物またはそのプロドラッグ。
【請求項90】
哺乳類における、ステアロイル−CoAデサチュラーゼ(SCD)が介在する疾患または異常を処置する方法であって、該方法がそれを必要とする哺乳類に治療的に有効な量の請求項89に記載の化合物を投与することを含んでなる方法。
【請求項91】
薬学的に許容される賦形剤と治療的に有効な量の請求項89に記載の化合物を含んでなる薬剤組成物。


【公表番号】特表2007−500717(P2007−500717A)
【公表日】平成19年1月18日(2007.1.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−522075(P2006−522075)
【出願日】平成16年7月29日(2004.7.29)
【国際出願番号】PCT/US2004/024548
【国際公開番号】WO2005/011655
【国際公開日】平成17年2月10日(2005.2.10)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(506030826)ゼノン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (47)
【氏名又は名称原語表記】XENON PHARMACEUTICALS INC.
【Fターム(参考)】