説明

フランジ付きハウジング

【課題】生産時にハーネスのフランジ角度を決定しなくても取り付け対象物への取り付けが可能であり、しかも多くの仕様変更に対応可能なフランジ付きハウジングを提供する。
【解決手段】ケーブル12を取付対象物に取り付けるために用いられるフランジ付きハウジング1において、筒状に形成され、ケーブル12に固着されるハウジング本体10と、ハウジング本体10に設けられ、ハウジング本体10を取付対象物に固定するためのフランジ部4とを有し、フランジ部4が、ケーブル12に対して回転可能に設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車等の高圧ハーネスのハウジング構造に関するもので、特にフランジ付きハウジングに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ハイブリッド車、及び電気自動車には、動力源としてバッテリー、インバータ、モータが搭載されている。これらの接続には、シールド層付きケーブルにハウジング及び端子をアッセンブリしたハーネスがバッテリーとインバータ間に2本、インバータとモータ間に3本使用されている。
【0003】
図6にモータ11とインバータ12との間をシールド層付きケーブル13で接続した構造を示す。この構造では、シールド層付きケーブル13の端末(図の左側)に取り付けられたハウジング5のフランジ56がネジ19でモータ11の取付部50に固定され、シールド層付きケーブル13の内側被覆から露出する導体に取り付けられた端子17がモータ11に接続される。図6の右側のインバータ12に対する接続もモータ11の場合と同様である。
【0004】
ハイブリッド車、及び電気自動車は、モータ11と大型バッテリーを搭載するため、室内空間を確保するためにモータ11やバッテリーなど専用のユニットはコンパクトであることが求められている。小型化が進んでいく中で、ハーネスを取り回す空間も限られ、シールド層付きケーブル13を曲げて複雑に配線することも多くなっている。
【0005】
従来のハーネスは、シールド層付きケーブル13をモータ11などの取付対象物に組み付けるために必要なフランジ56と、シールド層付きケーブル13に固着させるための筒状金具及び金属スリーブとが一体となった、例えば図7に示すような構造のハウジング5となっており、フランジ56の向きは端子17に対して決められた角度で製造される。
【0006】
また、ハウジング5の外周面5aには、取付対象物内部の水密性を保つため、先端部にOリング8を嵌める凹溝9が設けられている。ハウジング5の内周面5b側では、シールド層付きケーブル13のシールド15を折り返し、固着用金属スリーブ18に接触させることによってノイズを防止する構造となっている(例えば特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2004−153904号公報
【特許文献2】特開2005−27446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、一度固着したハウジング5の角度を変更することは不可能であり、複雑に配線を行なった際にシールド層付きケーブル13の捻れ、配線方法によっては、取付対象物の取付穴の位置とフランジ56に設けられた固定用の穴がずれることによって取り付けることができないなどの問題が生じる。
【0009】
この問題を回避するために、ユニットを設計する際に、ハーネスのフランジ角度を決定し、決定したフランジ角度から±5°以内のものを使用しなくてはならない。ハーネスを取り付ける際、ケーブル外径、柔軟度によっては捻るなどの行為で対応は可能な場合もあるが、捻るなどの行為により、性能の低下や損傷も考えられる。
【0010】
また、製造する上でも、指定の角度で製造しなければならないため、試作段階で多くの角度指定が入った場合、冶具等の準備ができない、または用意しても冶具製作の時間と多くの費用がかかってしまう。
【0011】
このため、多くの仕様変更に対応するためにも、ハウジングの構造を見直さなければならない問題がある。
【0012】
本発明は、前記問題を解決するべく案出されたものであり、その目的とするところは、生産時にハーネスのフランジ角度を決定しなくても取付対象物への取り付けが可能であり、しかも多くの仕様変更に対応可能なフランジ付きハウジングを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
前記課題を解決するために本発明のフランジ付きハウジングは、ケーブルを取付対象物に取り付けるために用いられるフランジ付きハウジングにおいて、筒状に形成され、前記ケーブルに固着されるハウジング本体と、前記ハウジング本体に設けられ、前記ハウジング本体を前記取付対象物に固定するためのフランジ部とを有し、前記フランジ部が、前記ケーブルに対して回転可能に設けられることを特徴とする。
【0014】
また前記ハウジング本体は、筒状に形成され前記ケーブルに固着される金属スリーブと、筒状に形成され前記金属スリーブに回転可能に嵌合する筒状金具とを有するのが好ましい。
【0015】
また前記筒状金具に前記フランジ部が一体に設けられるのが好ましい。
【0016】
また前記金属スリーブの内周面または外周面にネジが形成され、前記筒状金具の外周面または内周面に前記金属スリーブのネジに対応したネジが形成され、前記金属スリーブに対して前記筒状金具が回転可能にされるのが好ましい。
【0017】
また前記筒状金具と金属スリーブとの間に弾性材料からなるOリングと非弾性材料からなるスペーサの少なくとも一方が設けられるのが好ましい。
【0018】
また前記金属スリーブの内周面または外周面に突起が形成され、前記筒状金具の外周面または内周面に前記金属スリーブの突起に対応した溝が形成され、前記金属スリーブに対して前記筒状金具が回転可能にされるのが好ましい。
【0019】
また前記金属スリーブの内周面または外周面に溝が形成され、前記筒状金具の外周面または内周面に前記金属スリーブの溝に対応した突起が形成され、前記金属スリーブに対して前記筒状金具が回転可能にされるのが好ましい。
【0020】
また前記筒状金具に形成された端面と前記金属スリーブの先端面との間に前記フランジ部が別体として挟まれて固定されてもよい。
【発明の効果】
【0021】
本発明のフランジ付きハウジングによれば、生産時にハーネスのフランジ角度を決定しなくても取付対象物への取り付けが可能であり、しかも多くの仕様変更に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態を示すフランジ付きハウジングをシールド層付きケーブルに取り付け、モータとインバータとを接続した構造を示す概略図である。
【図2】図2は、本発明の一実施の形態を示すフランジ付きハウジングを分解した一部断面図である。
【図3】図3は、図2の状態からOリングとスペーサを組み付けた状態を示す断面図である。
【図4】図4は、フランジ付きハウジングの他の実施の形態を示す断面図である。
【図5】図5は、フランジ付きハウジングのさらに他の実施の形態を示す断面図である。
【図6】図6は、従来のハウジングをシールド層付きケーブルに取り付け、モータとインバータとを接続した構造を示す概略図である。
【図7】図7は、従来のハウジング構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0024】
図1、図2に示すように、本実施の形態に係るフランジ付きハウジング1は、筒状に形成されシールド層付きケーブル(ケーブル)13に固着されるハウジング本体10と、ハウジング本体10に設けられ、ハウジング本体10をモータ11やインバータ12などの取付対象物に固定するためのフランジ部4とを有する。
【0025】
図2に示すようにハウジング本体10は、筒状に形成されシールド層付きケーブル13に固着される金属スリーブ2と、筒状に形成され金属スリーブ2に回転可能に嵌合する筒状金具3とを有する。
【0026】
金属スリーブ2は、内周面21の先端側(図2において左側、以下同じ)に雌ネジ22が形成されている。金属スリーブ2の雌ネジ22が形成されていない内周面21は、例えば図7に示すようなシールド層付きケーブル13から折り返したシールド15を固着用金属スリーブ18に接触させるようになっており、ノイズを防止する構造となっている。
【0027】
筒状金具3は、その外周面31にフランジ部4が一体に設けられ、また外周面31の後端側(図2において右側、以下同じ)に雄ネジ32が形成されている。雄ネジ32は、金属スリーブ2の雌ネジ22に対応しており、雄ネジ32は雌ネジ22と螺合するようになっている。
【0028】
筒状金具3の外周面31には、図2に示す弾性材料からなるOリング6と非弾性材料からなるスペーサ7が介在される外周溝33が形成されている。Oリング6は、振動等による緩みを防止するためのものであり、スペーサ7は、フランジ部4の角度の調整やフランジ付きハウジング1の長さ調整等に使用するためのものである。
【0029】
また筒状金具3の外周面31の先端側には、弾性材料からなるOリング8を収容する収容溝34が形成されている(図3参照)。Oリング8は、取付対象物との間をシールするためのものである。
【0030】
筒状金具3の内周面35は、図7に示すようなシールド層付きケーブル13の被覆材(外皮)14を切除し、切除された被覆材14の下から露出するシールド15を折り返し、折り返したシールド15の下から露出する絶縁体16を挿通するようになっている。
【0031】
フランジ部4は、その一部は径方向に延出する延出部41を有し、延出部41に固定用の穴42が形成されている。
【0032】
図3に示すように筒状金具3の外周溝33に、スペーサ7を2つのOリング6で挟んで配置し、金属スリーブ2の雌ネジ22に筒状金具3の雄ネジ32をねじ込むことで、外周にフランジ部4を有するフランジ付きハウジング1が構成される。先端の収容溝34にOリング8を収容して、フランジ付きハウジング1を取付対象物の取付穴に挿入して組み付ける。
【0033】
図1に示す左側のフランジ付きハウジング1は、左側に配置されているモータ11の取付穴52に挿入され、ネジ19をフランジ部4の穴42から取付部50のネジ穴51にねじ込んでモータ11に組み付けられ、右側のフランジ付きハウジング1は、右側に配置されているインバータ12の取付穴55に挿入され、ネジ19をフランジ部4の穴42から取付部53のネジ穴54にねじ込んでインバータ12に組み付けられる。シールド層付きケーブル13は、モータ11及びインバータ12に取り付けられた金属スリーブ2にシールド15が接続されることで接地される。
【0034】
本実施の形態に係るフランジ付きハウジング1は、金属スリーブ2、筒状金具3、筒状金具3に一体に設けられたフランジ部4、Oリング6及びスペーサ7の複数の部材から構成されている。
【0035】
ネジを利用し、複数の部材から構成することによって、後端側に雄ネジ32を形成した筒状金具3は、先端側に雌ネジ22を形成した金属スリーブ2にねじ込むことで回転が可能である。
【0036】
つまり、筒状金具3と一体となるフランジ部4は円周方向へ回転することになる。実際の使用では、金属スリーブ2はシールド層付きケーブル13に固着されるため、金属スリーブ2に対して筒状金具3が回転することになり、したがってフランジ部4はシールド層付きケーブル13に対して回転可能となっている。
【0037】
しかし、取付対象物のネジ穴51,54とフランジ部4の固定用の穴42とが合うように雌ネジ22に雄ネジ32をねじ込むだけでは、どちらか一方が緩む虞があるため、筒状金具3と金属スリーブ2との間に振動等による緩みを防止するため、Oリング6を介在させている。
【0038】
また、端子17からフランジ部4までの距離もスペーサ7を用いる。またはダブルナットなどにすることによって、寸法も変更が可能である。
【0039】
このことから、従来のようなハーネスのフランジ角度が厳しい公差、例えば指定角度±5°などの公差であっても、冶具を使用することなくハウジングの製造が可能であり、不良となる可能性を低減することが可能である。
【0040】
また試作段階で多くの角度指定があった場合でも本発明による構造のハウジングであれば、冶具等を準備する必要がないため、従来と比較し、冶具製作のための時間と費用がかからず、短納期が可能などの効果が得られる。
【0041】
これまで金属スリーブ2の内周面21に雌ネジ22が形成され、筒状金具3の外周面31に雄ネジ32が形成された場合を説明したが、金属スリーブ2の外周面24に雄ネジを形成し、この雄ネジに対応する雌ネジを筒状金具3の内周面35に形成して、金属スリーブ2の雄ネジに筒状金具3の雌ネジをねじ込んでフランジ付きハウジング1を構成してもよい。
【0042】
このように本発明のフランジ付きハウジング1は、筒状に形成され、シールド層付きケーブル13に固着されるハウジング本体10と、ハウジング本体10に設けられ、ハウジング本体10を取付対象物(モータ11、インバータ12)に固定するためのフランジ部4とを有し、フランジ部4が、シールド層付きケーブル13に対して回転可能に設けられる構成としたため、生産時にハーネスのフランジ角度を決定しなくても取付対象物への取り付けが可能であり、しかも多くの仕様変更に対応可能である。
【0043】
図7に示す従来のフランジ56と金属スリーブとが一体成形されたフランジ一体構造ハウジング5では、取付対象物に組み付かない虞もあったが、フランジ部4の角度を自在に変えることが可能なように複数の部材から構成されることによって、取付対象物に確実に組み付けることができる。
【0044】
また、製品ごとに冶具を用意する手間がなくなるため、製造コストの低減が期待できる。また組み付けの範囲が広がり、取付対象物への取付性の向上、寸法調整が可能なことによる汎用性の向上が可能である。
【0045】
図4は、本発明の他の実施形態を示すものである。
【0046】
本実施形態は、金属スリーブ2の内周面21に突起23が形成され、筒状金具3の外周面31に突起23に対応した凹溝(溝)36が形成されたものである。筒状金具3を金属スリーブ2に圧入することによって、筒状金具3を金属スリーブ2に接続することができる。圧入することによって、金属スリーブ2と筒状金具3とをネジで締め込む必要性がなくなり、ネジを締め込む工数を低減することができる。
【0047】
図4は、金属スリーブ2の内周面21に突起23が形成され、筒状金具3の外周面31に突起23に対応した凹溝36が形成された場合を示しているが、金属スリーブ2の外周面24に突起が形成され、この突起に対応した凹溝が筒状金具3の内周面35に形成されてもよい。また、金属スリーブ2は、その内周面21または外周面24に凹溝が形成され、筒状金具3は、金属スリーブ2の凹溝に対応した突起がその外周面31または内周面35に形成されてもよい。
【0048】
本実施形態も、シールド層付きケーブル13に金属スリーブ2を固着後、筒状金具3の部分のみ金属スリーブ2に対して360°の回転が可能なため、ハーネスのフランジ角度が厳しい公差、例えば指定角度±5°などの公差であっても、冶具を使用することなくハウジングの製造が可能であり、また試作段階で多くの角度指定があった場合でも、冶具等を準備する必要がないため、冶具製作のための時間と費用がかからず、短納期が可能などの効果が得られる。
【0049】
図5は、本発明のさらに他の実施形態を示すものである。
【0050】
本実施形態は、フランジ部4を筒状金具3とは別体に形成し、金属スリーブ2、筒状金具3、フランジ40の3個の部材から構成したものである。筒状金具3の外周面31は、雄ネジ32の外径より大きく拡径しており、外周面31と雄ネジ32との段差によって端面37が形成されている。フランジ40には、筒状金具3の雄ネジ32の外径より拡径した内径部43が形成されている。フランジ40の内径部43を筒状金具3の雄ネジ32に嵌挿し、筒状金具3の雄ネジ32を金属スリーブ2の雌ネジ22にねじ込んで締め付けることで、フランジ40を筒状金具3に形成された端面37と金属スリーブ2の先端面25との間に挟んで固定する。金属スリーブ2の雌ネジ22または筒状金具3の雄ネジ32を緩めることで、フランジ40は金属スリーブ2に対して360°の回転が可能である。
【0051】
本実施形態も、シールド層付きケーブル13に金属スリーブ2を固着後、フランジ40の部分のみ金属スリーブ2に対して360°の回転が可能なため、ハーネスのフランジ角度が厳しい公差、例えば指定角度±5°などの公差であっても、冶具を使用することなくハウジングの製造が可能であり、また試作段階で多くの角度指定があった場合でも、冶具等を準備する必要がないため、冶具製作のための時間と費用がかからず、短納期が可能などの効果が得られる。
【0052】
さらに本実施形態は、フランジ40のみを交換することが可能であり、これまでフランジの大きさにより取り付けが不可能であった場所やフランジを設置するための面積を確保できない場所でも、フランジを小型のフランジ40に交換することにより、取付対象物に取り付けが可能になる。また設置場所に応じてフランジ40の形状を変更することで取付対象物に取り付けが可能となる。このため、従来では、専用のハウジングを設計する必要があったが、変更がフランジ40のみである場合は、設計、製造にかかる時間、費用、労力を大幅に削減することが可能である。
【符号の説明】
【0053】
1 フランジ付きハウジング
2 金属スリーブ
3 筒状金具
4 フランジ部
6 Oリング
7 スペーサ
10 ハウジング本体
13 シールド層付きケーブル(ケーブル)
21 内周面
22 雌ネジ
23 突起
25 先端面
31 外周面
32 雄ネジ
36 凹溝(溝)
37 端面
40 フランジ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーブルを取付対象物に取り付けるために用いられるフランジ付きハウジングにおいて、
筒状に形成され、前記ケーブルに固着されるハウジング本体と、
前記ハウジング本体に設けられ、前記ハウジング本体を前記取付対象物に固定するためのフランジ部とを有し、
前記フランジ部が、前記ケーブルに対して回転可能に設けられることを特徴とするフランジ付きハウジング。
【請求項2】
前記ハウジング本体は、筒状に形成され前記ケーブルに固着される金属スリーブと、筒状に形成され前記金属スリーブに回転可能に嵌合する筒状金具とを有する請求項1記載のフランジ付きハウジング。
【請求項3】
前記筒状金具に前記フランジ部が一体に設けられる請求項2記載のフランジ付きハウジング。
【請求項4】
前記金属スリーブの内周面または外周面にネジが形成され、前記筒状金具の外周面または内周面に前記金属スリーブのネジに対応したネジが形成され、前記金属スリーブに対して前記筒状金具が回転可能にされる請求項2又は3記載のフランジ付きハウジング。
【請求項5】
前記筒状金具と金属スリーブとの間に弾性材料からなるOリングと非弾性材料からなるスペーサの少なくとも一方が設けられる請求項2〜4のいずれかに記載のフランジ付きハウジング。
【請求項6】
前記金属スリーブの内周面または外周面に突起が形成され、前記筒状金具の外周面または内周面に前記金属スリーブの突起に対応した溝が形成され、前記金属スリーブに対して前記筒状金具が回転可能にされる請求項2又は3記載のフランジ付きハウジング。
【請求項7】
前記金属スリーブの内周面または外周面に溝が形成され、前記筒状金具の外周面または内周面に前記金属スリーブの溝に対応した突起が形成され、前記金属スリーブに対して前記筒状金具が回転可能にされる請求項2又は3記載のフランジ付きハウジング。
【請求項8】
前記筒状金具に形成された端面と前記金属スリーブの先端面との間に前記フランジ部が別体として挟まれて固定される請求項2記載のフランジ付きハウジング。

【図1】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図7】
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【図2】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−139040(P2012−139040A)
【公開日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−289935(P2010−289935)
【出願日】平成22年12月27日(2010.12.27)
【出願人】(000005120)日立電線株式会社 (3,358)
【Fターム(参考)】