説明

フルオロアルキル含有金属錯体およびエポチロンを含む薬剤

本発明は、<10−3mol/lの臨界ミセル形成物濃度および>1nmの流体力学的ミセル直径を有する少なくとも1つのフルオロアルキレート化金属錯体、ならびに従来のガレヌス製剤補助剤を任意に有する少なくとも1つの天然または合成のエポチロンまたはエポチロン誘導体を含む薬剤に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特許請求の範囲において特徴付けられた対象:<10−3mol/lの臨界ミセル形成物濃度および>1nmの流体力学的直径(2Rh)を有する少なくとも1つのフルオロアルキル含有金属錯体、ならびに少なくとも1つの天然または合成のエポチロンまたはエポチロン誘導体を含む薬剤、また具体的には静脈内投与による腫瘍の診断、治療、および治療過程の監視のためのその使用法に関する。
【0002】
腫瘍の治療は、選択された治療様式が腫瘍およびその転移だけを対象とするのではなく、一般的には周囲の正常組織にも影響を与えるということから主に生じるいくつかの問題に直面する。腫瘍を囲む正常組織、または臓器全体の不可避の損傷により、多くの場合、腫瘍の処置に十分な投与量で物質または放射線を投与することが不可能になる。物理的な測定によって、放射線治療は腫瘍に集中させることができるが、周囲の組織は、完全に放射線の場の外部に維持することはできない。同様の議論が、エポチロンおよびエポチロン誘導体などの細胞増殖抑制剤の局所投与に当てはまる。同等の合併症も、化合物の不適切な腫瘍特異性により化学治療には伴う。これまで、化学治療剤を意図的に腫瘍に導入するために、いくつかの輸送機構(たとえば、賦形剤)が実験された。たとえば特許出願WO 97/30969には、フルオロアルキル含有化合物を含む薬剤が記載されている。これらの化合物の細胞毒性的性質によって、局所に限定された一時的な血管閉塞(塞栓)の形成物が、局所血管内投与後に生じる。この出願では、組成物が、化学治療剤など(具体的には、5−フルオロラウシル、シスプラチン、ドキソルビシン、またはミトマイシンCなどの細胞増殖抑制剤)、放射線介入治療または腫瘍治療のための添加剤を含むことができることがさらに開示されている。組み合わせによって(塞栓形成剤および化学治療剤)、治療剤が長期にわたって塞栓からゆっくり放出されることが達成される(化学塞栓形成)。
【0003】
しかし、この方法は、組成物が投与部位において血管の閉塞(塞栓)を瞬時に生成するので、局所的にしか腫瘍に対処することができないという欠点を有する。その場合、組成物に含まれる細胞増殖抑制剤はまた、閉塞の部位においてのみ隣接組織へ局所的に拡散する。標的特異的な局所投与は、カテーテルを腫瘍供給血管に選択的に挿入することを必要とする。組成物の高粘性のため、組成物は、高圧下において投与されなければならない。したがって、これは、患者にとって非常に不快であり、かつ副作用の危険の増大に関連する非常に浸襲的な処置方法である。
【0004】
さらに、この方法は、治療効果が塞栓の近傍において局所的にのみ現れることができ、それにより一方では腫瘍の転移は検出されず、他方では塞栓が腫瘍上に特異的に形成されず、したがって、治療が不適切にのみ腫瘍に届くという欠点を有する。
【0005】
また、この方法は、カテーテル法を完全に可能にするために、腫瘍に血液を供給する十分に大きな血管が存在することを必要とする。これにより、この方法で処置できる腫瘍のタイプの選択が大きく限定される。したがって、この方法は、基本的には、肝臓腫瘍を処置するためにのみ使用される。
【0006】
したがって、本発明の目的は、一方では腫瘍に対して高い有効性および特異性を示し、身体の全領域、したがって衛星転移も対処し、同時に、特に薬剤の投与に関して、患者にとって可能な限り穏やかである薬剤を利用可能とすることである。この目的は、本発明によって達成される。
【0007】
十分に驚くべきことに、<10−3mol/lの臨界ミセル形成物濃度および>1nmの流体力学的直径(2Rh)を有する少なくとも1つのフルオロアルキル含有金属錯体、ならびに少なくとも1つの天然または合成のエポチロンまたはエポチロン誘導体を含む薬剤が、腫瘍の診断、治療、および治療過程の監視に非常によく適していることが判明した。本発明による治療剤は、腫瘍と闘うのに驚くほど高い有効性を有し(腫瘍治療試験1から16を参照)、同時に、投与および分布において決定的な利点を示す。薬剤は、全身的(静脈内)投与のために体全体に分布することができ(例2)、したがって衛星転移にも対処できる比較的低粘性の溶液である(例1)。この静脈内投与(非浸襲性)は、カテーテルを介した投与との比較における不快さに関して(WO 97/30969に開示されている薬剤では必要)、患者にとって明らかな利点を有する。
【0008】
さらに、たとえば特許出願WO 02/14309およびWO 97/30969に記載されているフルオロアルキル化合物は、水溶性システムにおいてエポロチンなどの疎水性物質の溶液を媒介し、したがってその薬物動態学的および薬力学的特性を輸送する能力を有する、すなわちこの場合はその分布行為を本質的に変化させない。展開される構造は、たとえばリポソームより小さい流体力学的直径を有し、肝臓および脾臓におけるMPSの小部分においてのみ捕捉される。治療剤(たとえば、天然または合成のエポチロンまたはエポチロン誘導体)は、フルオロアルキル含有化合物の補助で標的部位(腫瘍)に輸送され、そこで長期休止時間を有する。ミセルを封入することにより、水溶性媒質におけるエポロチオンの安定性が向上する。対応する放射線学方法で診断剤を新たに投与せずに、局所治療効果(腫瘍の監視、部分的または完全な腫瘍排出)を追跡できるが、その理由は、その長い休止時間が化学治療サイクルにわたるからである。したがって、フルオロアルキル含有金属錯体は、いくつかの機能を満たす。腫瘍を可視化するための撮像における造影剤、作用部位(腫瘍)へのエポチロンのキャリア、および治療を監視するための造影剤。
【0009】
撮像診断において、直接腫瘍集中を示すいくつかの物質のみが利用可能である。動物実験研究では、上述されたフルオロアルキル含有金属錯体が好ましくは腫瘍に累積し、そこに長時間留まることを示すことが可能であった。したがって、常磁性化合物として、本発明による薬剤も、腫瘍の撮像診断に非常によく適している(例2、図1)。
【0010】
現在、十分驚くべきことに、具体的には、腫瘍における長期休止時間を有するこれらの物質は、治療剤、具体的には天然または合成のエポチロンまたはエポチロン誘導体を容易に装填することもでき、一方では腫瘍に集中するための賦形剤として適切であり、他方では静脈内投与し、かつ転移の対処に極めてよく適していることが判明している。したがって、身体に存在する腫瘍および転移に対する治療作用に集中することができ、簡単且つ複雑ではない方式で静脈内に投与することができ、身体において分散させることによって、腫瘍が調査されないという危険性はない。
【0011】
本発明による薬剤の治療の有効性は、腫瘍における活性物質を累積または放出させるx線および他の放射線によって向上させることができ、あるいはその作用を増大させることができる(Solberg,T.D.;Iwamoto,K.S.;Norman,A.Calculation of Radiation Dose Enhancement Factors for Dose Enhancement Therapy of Brain Tumors.Phys Med Biol.(1992年)、37:439〜443ページ)。
【0012】
少なくとも1つのフルオロアルキル含有化合物および少なくとも1つの天然または合成のエポチロンまたはエポチロン誘導体からなる本発明の薬剤は、通常、≧1nmの流体力学的直径を有する。特に、2Rh≧2nm、好ましくは≧3nmである本発明によるフルオロアルキル含有金属錯体が適切である。流体力学的直径は、動的光相関分光法によって決定される。本発明による物質では、臨界ミセル形成物濃度(CMC)は、通常、<10−3mol/l、特に適切な場合では<10−4mol/lであり、特に極めて適切な場合では<10−5mol/lである。CMCの決定は、H.−D.Dorfler「Grenzflachen und Kolloidchemie[Interface and Colloid Chemistry]」;ヴァンハイム、ニュー・ヨーク、バーゼル、ケンブリッジ、東京;VSH 1994に記載されている。
【0013】
エポチロンまたはエポチロン誘導体として、たとえばDE 19907588、WO 98/25929、WO 99/58534、WO 99/2514、WO 99/67252、WO 99/67253、WO 99/7692、EP 99/4915、WO 00/485、WO 00/11333、WO 00/66589、WO 00/49019、WO 00/49020、WO 00/49021、WO 00/71521、WO 00/37473、WO 00/57874、WO 01/92255、WO 01/81342、WO 01/73103、WO 01/64650、WO 01/70716、US 6204388、US 6387927、US 6380394、US 02/52028、US 02/58286、US 02/62030、WO 02/32844、WO 02/30356、WO 02/32844、WO 02/14323、およびWO 02/8440において挙げられている化合物を使用できる。
【0014】
使用できることが好適なエポチロンまたはエポチロン誘導体が、請求項50に記述される。使用できることが特に好適なエポチロンまたはエポチロン誘導体が、第2表に記述される。
【0015】
DE 100 41470A1、DE 199 21 086A1、およびDE 199 23 001Alにおいて、エポチロンおよびエポチロン誘導体は、たとえば、シスプラチンなどの白金錯体など、腫瘍の治療において使用できる追加の物質クラスとの組み合わせ治療について提案されている。しかしここで、組み合わせ治療は、2つの治療有効成分の別々の時間における投与を意味する。すなわち、2つの単一治療が共に実施される。この場合、一方では細胞増殖抑制剤(エポチロンまたはエポチロン誘導体)での処置、他方では、DNAに結合し、したがって急速成長細胞を主に殺傷する細胞毒性物質シスプラチンでの処置である。
【0016】
しかしこの文献では、本発明のフルオロアルキル含有金属錯体とエポチロンとをエポロチンの製剤として単一の製剤化において組み合わせることは提案されなかった。現在では、フルオロアルキル含有金属錯体は、特に良好な適合性によって特徴付けられ、それ自体が抗腫瘍作用を有する。
【0017】
本発明の実施態様では、好適な化合物として一般式I
−L−K I
[式中、
が、化学式−C2nEを有するフッ化された直鎖または分枝の炭素鎖であり、
Eが、末端のフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、または水素原子を表し、nが数字4〜30を表し、
Lが、直接結合、メチレン基、−NHCO基、以下の基
【化1】

を意味し、
その際、pが数字0から10を意味し、qおよびuが互いに独立して数字0または1を意味し、
が、水素原子、メチル基、−CH−OH基、−CH−COH基、あるいは1から3の酸素原子、1から2の−C(O)基、もしくは任意に置換されたアリール基によって任意に中断され、および/または1から4のヒドロキシル基、1から2のC−C−アルコキシ基、1から2のカルボキシ基、または基−SOH−で任意に置換されるC−C15−鎖であり、
あるいは、1から10の酸素原子、1から3の−NR基、1から2の硫黄原子、ピペラジン、−CONR基、−NRCO基、−SO基、−NR−CO基、1から2の−CO基、基−CO−NH−T−N(R)−SO−R、もしくは1から2の任意に置換されたアリールを任意に含み、および/またはこれらの基によって中断され、および/または1から3の−OR基、1から2のオキソ基、1から2の−NH−COR基、1から2の−CONHR基、1から2の−(CH−COH基、もしくは1から2の−(CH−(O)−CHCH−R基で任意に置換される直鎖、分枝、飽和、もしくは不飽和のC−C30−炭素鎖であり、
その際、
、R、ならびにpおよびqが、上記で示された意味を有し、
Tが、1から2の酸素原子または1から2の−NHCO基で任意に中断されるC−C10−鎖を意味し、
Kが、金属錯体又はそれらの有機塩基及び/又は無機塩基もしくはアミノ酸もしくはアミノ酸アミドの塩を表し、具体的には、一般式IIの錯体を表し、
【化2】

【0018】
式中、R、R、およびBが、互いに独立であり、
が、Rの意味を有し、または−(CH)m−L−Rを意味し、その際、mが0、1、または2であり、LおよびRが上述された意味を有し、
が、互いに独立して、水素原子、または原子番号20〜29、39、42、44、58〜70、もしくは83の金属イオン当量を意味し、その際、少なくとも2つのRが、金属イオン当量を意味し、
Bが、−OR、または以下を意味し、
【化3】

【0019】
その際、R、L、R、およびRが、上述された意味を有し、
あるいは、
一般式IIIの錯体を表し、
【化4】

【0020】
式中、RおよびRが上述された意味を有し、RがRの意味を有し、
一般式IVの錯体を表し、
【化5】

【0021】
式中、Rが上述された意味を有し、
あるいは、
一般式Vの錯体を表し、
【化6】

【0022】
式中、Rが上述された意味を有し、oおよびqが、数字0または1を表し、和o+q=1をもたらし、
あるいは、
一般式VIの錯体を表し、
【化7】

【0023】
式中、Rが上述された意味を有し、
あるいは、
一般式VIIの錯体を表し、
【化8】

【0024】
式中、RおよびBが上述された意味を有し、
あるいは、
一般式VIIIの錯体を表し、
【化9】

【0025】
式中、RおよびRが上述された意味を有し、Rが上述されたRaの意味を有し、
あるいは、
一般式IXの錯体を表し、
【化10】

【0026】
式中、RおよびRが上述された意味を有し、
あるいは、
一般式Xの錯体を表し、
【化11】

【0027】
式中、RおよびRが上述された意味を有し、
あるいは、
一般式XIの錯体を表し、
【化12】

【0028】
式中、R、p、およびqが、上述された意味を有し、RがRの意味を有し、
あるいは、
一般式XIIの錯体を表し、
【化13】

【0029】
式中、L、R、およびZが、上述された意味を有し、
あるいは、
一般式XIIIの錯体を表し、
【化14】

【0030】
式中、Rが上述された意味を有する]の化合物が使用される。
【0031】
好ましくは、一般式Iで示され、その式中、Lが、
【化15】

【0032】
【化16】

を表し、かつαが金属錯体Kへの結合部位を表し、βがフッ素基への結合部位を表す化合物が使用される。
【0033】
特に好ましくは、一般式Iで示され、その式中、化学式−C2nEのnが数字4〜15を表し、および/またはこの化学式のEがフッ素原子を意味する化合物を使用することができる。
【0034】
特に有利には、以下の化合物
・ 10−[1−メチル−2−オキソ−3−アザ−5−オキソ−{4−ペルフルオロ−オクチルスルホニル−ピペラジン−1−イル}−ペンチル]−1,4,7−トリス(カルボキシメチル)−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカンのガドリニウム錯体
・ 10−[2−ヒドロキシ−4−アザ−5−オキソ−7−オキサ−10,10,11,11,12,12,13,13,14,14,15,15,16,16,17,17−ヘプタデカフルオロヘプタデシル]−1,4,7−トリス(カルボキシメチル)−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカンのガドリニウム錯体
・ 10−[2−ヒドロキシ−4−アザ−5,9−ジオキソ−9−{4−ペルフルオロオクチル)−ピペラジン−1−イル}−ノニル]−1,4,7−トリス(カルボキシメチル)−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカンのガドリニウム錯体
・ 10−[2−ヒドロキシ−4−アザ−5−オキソ−7−アザ−7−(ペルフルオロオクチル−スルホニル)−ノニル}−1,4,7−トリス(カルボキシメチル)−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカンのガドリニウム錯体
・ 10−[2−ヒドロキシ−4−オキサ−1H,1H,2H,3H,3H,5H,5H,6H,6H−ペルフルオロ−テトラデシル]−1,4,7−トリス(カルボキシメチル)−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカンのガドリニウム錯体
・ 10−[2−ヒドロキシ−4−アザ−5−オキソ−7−オキサ−10,10,11,11,12,12,13,13,14,14,15,15,16,16,17,17,18,18,19,19−ヘニコサフルオロ−ノナデシル]−1,4,7−トリス(カルボキシメチル)−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカンのガドリニウム錯体
・ 10−[2−ヒドロキシ−4−アザ−5−オキソ−11−アザ−11−(ペルフルオロ−オクチルスルホニル)−トリデシル]−1−4−7−トリス(カルボキシメチル)1,4,7,10−テトラアザシクロドデカンのガドリニウム錯体
・ 10−[2−ヒドロキシ−4−アザ−5−オキソ−7−アザ−7−(ペルフルオロ−オクチルスルホニル)−8−フェニル−オクチル]−1−4−7−トリス(カルボキシメチル)−1,4,7,10−テトラアザ−シクロドデカンのガドリニウム錯体
を使用することができる。
【0035】
この場合、これらは、WO 97/26017に記載されている既知の化合物である。また、その製造は、このWO刊行物においてみることができる。十分驚くべきことに、これらの化合物は、エポチロンまたはエポチロン誘導体と共に、腫瘍の診断、治療、および治療過程の監視に非常によく適していることが示された。金属錯体1〜4、6、および11〜13(第1表も参照)が、特に極めて好適な化合物として使用される。
【0036】
本発明の他の実施形態では、好ましい化合物として、一般式Ia
A−R (Ia)
[式中、
・ Aが、直接またはリンカーを介して環状骨格鎖の窒素原子に結合される2〜6金属錯体を含む分子部分であり、
が、化学式−C2nEを有するフッ化された直鎖または分枝の炭素鎖であり、
Eが、末端のフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、または水素原子を表し、
nが、数字4〜30を表し、
その際、分枝部分Aが、以下の構造
【化17】

を有し、その際、
・ qが、数字0、1、2、または3であり、
・ Kが、錯化剤または金属錯体、またはその有機塩基および/または無機塩基あるいはアミノ酸またはアミノ酸アミドの塩を表し、
・ Xが、ペルフルオロアルキル基、フェニレン基、あるいは1から15の酸素原子、1から5の硫黄原子、1〜10のカルボニル基、1〜10の(NR)基、1〜2の−NR−SO基、1〜10のCO−N(R)基、1のピペリジン基、1〜3のSO基、もしくは1〜2のフェニレン基を任意に含み、または1〜3の基Rによって任意に置換されるC−C10−アルキレン鎖への直接結合であり、その際、Rが、水素原子、フェニル基、ベンジル基、または1〜2のNHCO基、1〜2のCO基、もしくは1〜5の酸素原子を任意に含み、および1〜5のヒドロキシ基、1〜5のメトキシ基、1〜3のカルボキシ基、または1〜3のR基によって任意に置換されるC−C15−アルキル基を表し、
・ Vが、直接結合あるいは一般式IIaまたはIIIa
【化18】

の鎖であり、その際、
− Rが、水素原子、フェニル基、ベンジル基、またはカルボキシ基、メトキシ基、またはヒドロキシ基で任意に置換されるC−Cアルキル基であり、
− Wが、直接結合、最高で5のグリコール単位を有するポリグリコールエーテル基、または一般式IVa
−CH(R)− (IVa)
の分子部分であり、式中、Rが、C−C−カルボン酸、フェニル基、ベンジル基、または−(CH1−5−NH−K基であり、
− αが骨格鎖の窒素原子への結合を表し、βが錯化剤もしくは金属錯体Kへの結合を表し、
− 変数kおよびmが、0から10の間の自然数を表し、lが0または1を表し、
その際、
・ Dが、CO基またはSO基である]の化合物が使用される。
【0037】
その際好ましくは、一般式Iaで示され、その式中、qが数字1である化合物が使用される。
【0038】
更なる好ましい実施態様では、一般式Iaで示され、その式中、分子部分Xが、1から10の−CHCHO基または1〜5の−COCHNH基を含むアルキレン鎖、直接結合、または以下の構造
【化19】

の1つを含み、その際、
γがDに結合し、δがRに結合する化合物が使用される。
【0039】
更なる好ましい実施態様においては、一般式Iaで示され、その式中、Vが、以下の構造
【化20】

の1つを有する分子部分である、化合物が使用される。
【0040】
好ましくは更に、一般式Iaで示され、その式中、Kが、一般式Va、VIa、VIIa、またはVIIIa
【化21】

【0041】
【化22】

[式中、
・ Rが、互いに独立して、水素原子、あるいは原子番号23〜29、42〜46または58〜70の元素の金属イオン当量であり、
・ Rが、水素原子、あるいは、1〜5のヒドロキシル基、1〜3のカルボキシ基、もしくは1のフェニル基によって任意に置換され、および/または1〜10酸素原子、1のフェニレン基、または1のフェニレンオキシ基によって任意に中断される直鎖、分枝の、飽和もしくは不飽和のC−C30−アルキル鎖であり、
・ Rが、水素原子、直鎖もしくは分枝のC−C−アルキル基、フェニル基、またはベンジル基であり、
・ Rが、水素原子、ヒドロキシ基またはカルボキシ基によって任意に置換されるメチル基またはエチル基であり、
が、1〜5のイミノ基、1〜3のフェニレン基、1〜3のフェニレンオキシ基、1〜3のフェニレンイミノ基、1〜5のアミド基、1〜2のヒドラジド基、1〜5のカルボニル基、1〜5のエチレンオキシ基、1の尿素基、1のチオ尿素基、1〜2のカルボキシアルキルイミノ基、1〜2のエステル基、1〜10の酸素原子、1〜5の硫黄原子、および/または1〜5の窒素原子を任意に含み、および/または1〜5のヒドロキシ基、1〜2のメルカプト基、1〜5のオキソ基、1〜5のチオキソ基、1〜3のカルボキシ基、1〜5のカルボキシアルキル基、1〜5のエステル基、および/または1〜3のアミノ基によって任意に置換される直鎖、分枝の、飽和または不飽和のC−C20−アルキレン基であり、その際、任意に含まれるフェニレン基を1〜2のカルボキシ基、1〜2のスルホン基、または1〜2のヒドロキシ基によって置換することができ、
・ Tが、−CO−β、−NHCO−β、または−NHCS−β基を表し、その際、βが、Vへの結合部位を表す]の錯体を表す化合物が使用される。
【0042】
その際有利には、Uを表すC−C20−アルキレン鎖が、基−CHNHCO−、−NHCOCHO−、−NHCOCHOC−、−N(CHCOH)−、−CHOCH−、−NHCOCH−、−NHCSNHC−、−CHOC−、−CHCHO−を含み、および/または基−COOHまたは−CHCOOHによって置換される。
【0043】
特に好ましくは、Uが、−CH−、−CHCH−、−CHCHCH−、−C−、−C10−、−CH−、−CHNHCOCHCH(CHCOH)−C−、−CHNHCOCHOCH−、または−CHNHCOCHの基を表す。
【0044】
殊に、一般式Iaで示され、その式中、Kが、以下の構造
【化23】

の1つを有する化合物が好ましい。
【0045】
更なる好ましい実施態様では、ペルフルオロアルキル鎖Rは−C13、−C17、−C1021、または−C1225である。
【0046】
特に好ましくは、1,4,7−トリス{1,4,7−トリス(N−(カルボキシラトメチル)−10−[N−1−メチル−3,6−ジアザ−2,5,8−トリオキソオクタン−1,8−ジイル)]−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン、Gd錯体}−10−[N−2H,2H,4H,4H,5H,5H−3−オキサ−ペルフルオロ−トリデカノイル]−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカンのガドリニウム錯体が使用される。
【0047】
これらの化合物は既知であり、WO 99/01161に記載されている。本発明によるその使用は、まだ記載されていない。これらの化合物の中で、金属錯体14(第1表参照)が使用されることが特に好ましい。
【0048】
本発明の更なる好ましい実施態様では、一般式Ib
【化24】

[式中、
Kが、一般式IIb
【化25】

の錯化剤または金属錯体を意味し、その際、
が、水素原子、または原子番号20〜29、31〜33、37〜39、42〜44、49または57〜83の金属イオン当量を表し、
およびRが、水素原子、C−C−アルキル基、ベンジル基、フェニル基、−CHOH、または−CH−OCHを表し、
が、基Lを表すが、LおよびUは互いに独立して同じまたは異なるとすることができ、
が、水素原子、1〜15の酸素原子で任意に中断され、および/または1〜10のヒドロキシ基、1〜2のCOOH基、フェニル基、ベンジル基、および/または1〜5の−OR基で任意に置換される直鎖または分枝のC−C30−アルキル基であり、Rが、水素原子、またはC−C−アルキル基、あるいは−L−Rの意味であり、
が、1〜10の酸素原子、1〜5の−NH−CO基、1〜5の−CO−NH基、COOH基によって任意に置換されるフェニレン基、1〜3の硫黄原子、1〜2の−N(B)−SO−基、および/またはBがAの意味である1〜2の−SO−N(B)基、NHCO基、CONH基、N(B)−SO−基、または−SO−N(B)−基によって任意に中断され、および/または基Rで任意に置換される直鎖または分枝のC−C30−アルキレン基を意味し、
が、化学式C2nEの直鎖または分枝のフッ化されたアルキル基を意味し、
その際、nが数字4〜30を表し、
Eが、末端のフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、または水素原子を表す]の大環状のペルフルオロアルキル化合物を使用することができ、かつ
任意に存在する酸基が、有機塩基および/または無機塩基あるいはアミノ酸またはアミノ酸アミドの塩として存在できる(これらとその使用は、WO 00/56723に開示及び定義されている)。
【0049】
好ましい実施態様では、一般式Ibで示され、その式中、R、R、およびRが、互いに独立して、水素、またはC−C−アルキル基を意味する化合物が使用される。
【0050】
更に好ましくは、一般式Ibで示され、その式中、Aが、水素、C−C15−アルキル基、
基C−O−CH、C−O−CH
−O−(C−O)−C−OH、
−O−(C−O)−C−OCH
OH、COH、COH、C10OH、C12OH、C14OH、
CH(OH)CHOH、
CH(OH)CH(OH)CHOH、CH[CH(OH)]CHOH、
CH[CH(OH)]CH(OH)CHOH、
CH(OH)CHOH、
(CHCOOH、
−O−(C−O)−CHCOOH、または
−O−(C−O)−C−C2nEを表し、
その際、
sが、1から15の整数を表し、
tが、0から13の整数を表し、
が、1から10の整数を表し、
nが、4から20の整数を表し、
Eが、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子を表し、ならびに可能であればその分枝異性体を表す化合物が使用される。
【0051】
好ましくは更に、一般式Ibで示され、その式中、Aが、水素、C−C10−アルキル、
−O−CH、C−O−CH
−O−(C−O)−C−OH、C−O−(C−O)−C−OCH
OH、COH、
CH[CH(OH)]CHOH、
CH[CH(OH)]CH(OH)CHOH、
(CHCOOH、
−O−(C−O)−CHCOOH、
−O−(C−O)−C−C2nEを意味し、
その際、
xが、0から5の整数を表し、
yが、1から6の整数を表し、
wが、1から10の整数を表し、
nが、4から15の整数を表し、
Eが、フッ素原子を表し、ならびに可能であればその分子異性体を表す化合物が使用される。
【0052】
さらに有利には、一般式Ibで示され、その式中、Lが、
【化26】

【0053】
【化27】

を意味し、その際、
sが、1から15の整数を表し、
yが、1から6の整数を表す化合物が使用される。
【0054】
好ましくは更に、一般式Ibで示され、その式中、Lが、
α−CH−O−CHCH−β
α−CH−CH−(O−CH−CH−)−β
α−CH−(O−CH−CH−)−β
α−CH−CH−NH−SO−β、例10
α−CHNHCOCH−O−CHCH−β
α−CH−CHNHCOCH−O−CHCH−β
α−CH−(CH−CH−O)−(CHNHCO−CH−O−CHCH−β
α−CHNHCO(CH10−O−CHCH−β
α−CHNHCO(CH10−O−CHCH−β
α−CH−O−CH−CH(OC1021)−CH−O−CHCH−β
α−CH−O−CH4−O−CH−CH−β または
α−CH−CH4−O−CH−CH−β
を意味し、その際、
yが、1から6の整数を表す化合物が使用される。
【0055】
好ましくは、更に一般式Ibで示され、その式中、Rが、化学式C2nEの直鎖または分枝のペルフルオロアルキル基を意味し、その際、nが数字4から15を表し、Eが末端のフッ素原子を表す化合物が使用される。
【0056】
特に好ましくは、以下の化合物
・ 1,4,7−トリス(カルボキシラトメチル)−10−(3−アザ−4−オキソ−ヘキサン−5−イル)酸−N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−N−(1H,1H,2H,2H,4H,4H,5H,5H−3−オキサ)−ペルフルオロトリデシル)−アミド]−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン、ガドリニウム錯体
・ 1,4,7−トリス(カルボキシラトメチル)−10−{(3−アザ−4−オキソ−ヘキサン−5−イル)酸−N−(3,6,9,12,15−ペンタオキサ)−ヘキサデシル)−(1H,1H,2H,2H,4H,4H,5H,5H−3−オキサ)−ペルフルオロトリデシル]−アミド}−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン、ガドリニウム錯体
・ 1,4,7−トリス(カルボキシラトメチル)−10−{(3−アザ−4−オキソ−ヘキサン−5−イル)酸−N−5−ヒドロキシ−3−オキサ−ペンチル)−N−(1H,1H,2H,2H,4H,4H,5H,5H−3−オキサ)−ペルフルオロトリデシル]−アミド}−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン、ガドリニウム錯体
・ 1,4,7−トリス(カルボキシラトメチル)−10−{(3−アザ−4−オキソ−ヘキサン−5−イル)酸−N−3,6,9,15−テトラオキサ−12−アザ−5−オキソ−C17−C26−ヘプタ−デカフルオロ)ヘキサコシル]アミド}−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン、ガドリニウム錯体
・ 1,4,7−トリス(カルボキシラトメチル)−10−[(3−アザ−4−オキソ−ヘキサン−5−イル]酸−N−(2−メトキシエチル)−N−(1H,1H,2H,2H,4H,4H,5H,5H−3−オキサ)−ペルフルオロトリデシル]−アミド}−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン、ガドリニウム錯体
が使用される。
【0057】
本発明の別の好ましい実施態様では、一般式Ic
【化28】

[式中、
Rが、1−OH−またはl−SH−位置を介して結合される単糖基またはオリゴ糖基を表し、
が、化学式−C2nEを有するフッ化された直鎖または分枝の炭素鎖であり、その際、Eが、末端のフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、または水素原子を表し、nが数字4〜30を表し、
Kが、一般式IIc
【化29】

の金属錯体を表し、式中、
が、少なくとも2つのRが金属イオン当量を表すことを条件として、水素原子、または原子番号20〜29、31〜33、37〜39、42〜44、49または57〜83の金属イオン当量を意味し、
およびRが、互いに独立して、水素、C−C−アルキル、ベンジル、フェニル、−CHOH、または−CHOCHを表し、
Uが、−C−O−CH−ω−、−(CH1―5−ω、フェニレン基、−CH−NHCO−CH−CH(CHCOOH)−C−ω、−C−(OCHCH0−1−N(CHCOOH)−CH−ω、あるいは1つまたは複数の酸素原子、1から3−NHCO基、もしくは1から3の−CONH基によって任意に中断され、および/または1から3の−(CH0−5COOH基によって任意に置換されるC−C12−アルキレン基もしくは(CH7−12−C−O基を表し、その際、ωが−CO−への結合部位を表し、
あるいは、
一般式IIIc
【化30】

の金属錯体を表し、式中、Rが上述された意味を有し、Rが、水素またはRの下で述べられる金属イオン当量を表し、Uが、−C−O−CH−ω−を表し、その際、ωが−CO−への結合部位を意味し、
あるいは一般式IVc
【化31】

の金属錯体を表し、式中、RおよびRが、上述された意味を有し、
あるいは、一般式VcAまたはVcB
【化32】

の金属錯体を表し、式中、R1が、上述された意味を有し、
あるいは、一般式VIc
【化33】

の金属錯体を表し、式中、Rが上述された意味を有し、
あるいは、一般式VIIc
【化34】

の金属錯体を表し、式中、Rが上述された意味を有し、
が、一般式C−O−CH−ω−を表し、その際、ωが−CO−への結合部位を意味し、
あるいは、一般式VIIIc
【化35】

の金属錯体を表し、式中、Rが上述された意味を有し、かつ
基Kに任意に存在する遊離酸基は、有機塩基および/または無機塩基あるいはアミノ酸またはアミノ酸アミドの塩として任意に存在することができ、
Gが、Kが金属錯体IIcからVIIcを意味する場合、以下の基a)からj)
【化36】

【0058】
【化37】

【0059】
【化38】

【0060】
【化39】

から選択される少なくとも3つの位置において官能化される基を表し、
Gが、Kが金属錯体VIIIcを意味する場合、少なくとも3つの位置において官能化され、かつk)またはl)
【化40】

から選択される基を表し、その際、αが錯体KへのGの結合部位を意味し、βが基YへのGの結合部位であり、γが基ZへのGの結合部位を表し、
Yが、−CH−、δ−(CH1−5CO−β、β−(CH1−5CO−δ、δ−CH−CHOH−CO−β、またはδ−CH(CHOH−CHOH)−CHOH−CHOH−CO−βであり、その際、δが糖基Rへの結合部位を表し、βが基Gへの結合部位であり、
Zが、
【化41】

【0061】
γ−COCH−N(C)−SO−ε、
γ−COCH−O−(CH−SO−ε、
【化42】

【0062】
または、
γ−NHCHCH−O−CHCH−ε
を表し、
その際、γが、基GへのZの結合部位を表し、εが、ペルフルオロ化された基RへのZの結合部位を意味し、かつ
、mが、互いに独立して、整数1または2を意味し、
pが、整数1から4を意味する]で示される糖基を有するペルフルオロアルキル含有錯体(WO 02/13874も参照)を使用することができる。
【0063】
前記化合物は、WO 02/143097に記載されている公知化合物である。またその製造もこのWO刊行物を参照できる。
【0064】
好ましい実施態様では、一般式Icで示され、その式中、Rが、5から6のC原子を有する単糖基、あるいはそのデスオキシ化合物、好ましくはグルコース、マンノース、またはガラクトースを表す化合物が使用される。
【0065】
好ましい実施態様では、一般式Icで示され、その式中、RおよびRが、互いに独立して、水素、もしくはC−C−アルキルを意味し、および/または化学式−C2nEのEがフッ素原子を意味する化合物が使用される。
【0066】
好ましい実施態様では、一般式Icで示され、その式中、Gがリシン基(a)または(b)を表す化合物が使用される。
【0067】
好ましい実施態様では、一般式Icで示され、その式中、Zが
【化43】

を意味し、その際、γが、基GへのZの結合部位を表し、εが、ペルフルオロ化された基RへのZの結合部位を意味し、および/またはYが、δ−CHCO−βを意味し、その際、δが糖基Rへの結合部位を表し、βが基Gへの結合部位を表す化合物が使用される。
【0068】
好ましい実施態様では、一般式Icで示され、その式中、金属錯体KにおけるUが、−CH−または−C−O−CH−ωを表し、その際、ωが−CO−への結合部位を表す化合物が使用される。
【0069】
殊に好ましい一般式Icの化合物としては、6−N−[1,4,7−トリス(カルボキシラトメチル)−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−10−N−(ペンタノイル−3−アザ−4−オキソ−5−メチル−5−イル)]−2−N−[1−O−α−D−カルボニルメチル−マンノ−ピラノース]−L−リジン−[1−(4−ペルフルオロオクチルスルホニル)−ピペラジン]−アミドのガドリニウム錯体が使用される。
【0070】
本発明の更なる好ましい実施態様では、一般式Id
【化44】

[式中、
が、化学式−C2nEを有するペルフルオロ化された直鎖または分枝の炭素鎖であり、Eが、末端のフッ素、塩素、臭素、ヨウ素または水素原子を表し、nが数字4〜30を表し、
Kが、一般式IId
【化45】

の金属錯体を表し、式中、
が、少なくとも2つのRが金属イオン当量を表すとして、水素原子、または原子番号23〜29、42〜46または58〜70の金属イオン当量を意味し、
およびRが、互いに独立して、水素、C−C−アルキル、ベンジル、フェニル、−CHOH、または−CHOCHを表し、
Uが、−C−O−CH−ω−、−(CH1−5−ω、フェニレン基、−CH−NHCO−CH−CH(CHCOOH)−C−ω−、−C−(OCHCH0−1−N(CHCOOH)−CH−ω、あるいは1つまたは複数の酸素原子、1から3の−NHCO基、もしくは1から3の−CONH基によって任意に中断され、および/または1から3の−(CH0−5COOH基によって任意に置換されるC−C12−アルキレン基もしくはC12−C−O基を表し、その際、ωが−CO−への結合部位を表し、
あるいは、一般式IIId
【化46】

の金属錯体を表し、式中、Rが上述された意味を有し、Rが、水素またはRの下で述べられる金属イオン当量を表し、Uが、−C−O−CH−ω−を表し、その際、ωが−CO−への結合部位を意味し、
あるいは、一般式IVd
【化47】

の金属錯体を表し、式中、RおよびRが上述された意味を有し、
あるいは、一般式VdAまたはVdBの金属錯体を表し、
【化48】

【0071】
式中、Rが上述された意味を有し、
あるいは、一般式VId
【化49】

の金属錯体を表し、式中、Rが上述された意味を有し、
あるいは、一般式VIId
【化50】

の金属錯体を表し、式中、Rが述された意味を有し、
が、−C−O−CH−ω−を表し、その際、ωが−CO−への結合部位を意味し、かつ基Kにおいて、任意に存在する遊離酸基は、有機塩基および/または無機塩基あるいはアミノ酸またはアミノ酸アミドの塩として任意に存在することができ
Gが、少なくとも3つの位置において官能化され、かつ以下の基a)からi)
【化51】

【0072】
【化52】

【0073】
【化53】

から選択される基を表し、その際、αが錯体KへのGの結合部位を意味し、βが基RへのGの結合部位であり、γが基ZへのGの結合部位を意味し、
Zが、
【化54】

【0074】
γ−C(O)CHO(CH)2−ε
を表し、その際、γが、基GへのZの結合部位を意味し、εが、ペルフルオロ化された基RへのZの結合部位を意味し、
Rが、一般式IIdからVIIdの錯体Kから選択される極性基を表し、その際、Rが、この場合、水素原子、または原子番号20、23〜29、42〜46、または58〜70の金属イオン当量を意味し、
基R、R、R、U、およびUが、上述された意味を有し、
あるいは、
葉酸基を表し、
あるいは、
−CO−、SO−もしくは直接結合を介して基Gに結合される2〜30のC原子を有する炭素鎖を表し、前記鎖は、直鎖もしくは分枝、飽和もしくは不飽和であり、1〜10酸素原子、1〜5の−NHCO基、1〜5の−CONH基、1〜2の硫黄原子、1〜5のNH基、もしくは1〜2のOH基、1〜2のNH基、1〜2の−COOH基、もしくは1〜2のSOH基で任意に置換されていてよい1〜2のフェニレン基によって任意に中断され、
または、
1〜8のOH基、1〜5の−COOH基、1〜2のSOH基、1〜5のNH基、もしくは1〜5のC−C−アルコキシ基で任意に置換され、かつ
、m、pが、互いに独立して、整数1または2を意味する]の極性基を有するペルフルオロアルキル含有錯体(WO 02/13874も参照)が使用される。
【0075】
好ましい実施態様では、一般式Idで示され、その式中、Kが一般式IId、IIId、VdB、またはVIIdの金属錯体を表す化合物が使用される。
【0076】
別の好ましい実施態様では、一般式Idで示され、極性基Rが、錯体K、好ましくは一般式IId、IIId、VdA、またはVIIdの錯体Kの意味を有する化合物が使用される。
【0077】
好ましい実施態様では、式Idで示され、その式中、極性基Rが
【化55】

の意味を有する化合物が使用される。
【0078】
別の好ましい実施態様では、一般式Idで示され、その式中、極性基Rが葉酸基である化合物が使用される。
【0079】
別の好ましい実施態様では、一般式Idで示され、その式中、Gがリシン基(a)または(b)を表す化合物が使用される。
【0080】
別の好ましい実施態様では、一般式Idで示され、その式中、金属錯体KにおけるUが基−CH−または−C−O−CH−ωを表し、それによって、ωが−COへの結合部位を表す化合物が使用される。
【0081】
特に好ましい実施態様では、2,6−N,N’−ビス[1,4,7−トリス(カルボキシラトメチル)−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−10−(ペンタノイル−3−アザ−4−オキソ−5−メチル−5−イル)]リジン−[1−(4−ペルフルオロオクチルスルホニル−ピペラジン]−アミドのガドリニウム錯体が使用される。
【0082】
前記化合物は、WO 02/013875に記載される公知化合物である。またその製造もこのWO刊行物を参照できる。
【0083】
特に好ましい一般式Idの化合物は、一般式IId、IIId、VdB又はVIIdのマクロ環を有する化合物である。
【0084】
本発明の他の好適な実施形態では、常磁性および反磁性のフルオロアルキル含有物質を含むガレヌス製剤を使用できる。常磁性物質および反磁性物質は、水性溶媒において溶解状態で存在することが好ましい。
【0085】
常磁性のフルオロアルキル含有化合物として、一般式I、Ia、Ib、Ic、および/またはIdのすべての上述された金属錯体を本発明による製剤において使用できる。
【0086】
反磁性のペルフルオロアルキル含有物質は、一般式XX
−L−B (XX)
[式中、Rが、4から30の炭素原子を有する直鎖または分枝ペルフルオロアルキル基を表し、Lがリンカーを表し、Bが親水性基を表す]の化合物(WO 02/013874を参照)である。リンカーLは、直接結合、−SO基、あるいは1つもしくは複数の−OH基、−COO基、もしくはSO基で置換することができ、および/または1つもしくは複数の−O−、−S−、−CO−、−CONH−、−NHCO−、−CONR−、−NRCO−、−SO−、−PO−、−NH−、−NR基、アリール環、もしくはピペラジンを任意に含む最高で20の炭素原子を有する直鎖または分枝炭素鎖であり、その際、Rが、1つまたは複数のO原子を含むことができ、および/または−COOもしくはSO基で置換できるC1−20−アルキル基を表す。
【0087】
有利には、親水性基Bが、1つまたは複数の隣接する−COO基または−SO基を有する単糖基またはジサッカライド基、ジカルボン酸基、イソフタル酸基、ピコリン酸基、ベンゼンスルホン酸基、テトラヒドロピランジカルボン酸基、2,6−ピリジンジカルボン酸基、4級アンモニウムイオン、アミノポリカルボン酸、アミノジポリエチレングリコールスルホン酸、アミノポリエチレングリコール基、−SO−(CH−OH基、少なくとも2つのヒドロキシル基を有するポリヒドロキシアルキル鎖、あるいは少なくとも2つのグリコール単位を有する1つまたは複数のポリエチレングリコール鎖であり、その際、ポリエチレングリコール鎖が、−OH基または−OCH基によって終端される。
【0088】
他の好適な反磁性ペルフルオロアルキル含有化合物は、シクロデキストリン及びペルフルオロアルキル含有化合物からなる複合体である。これらの複合体は、α−、β−、またはγ−シクロデキストリンおよび一般式XXII
−L−R (XXII)
[式中、
が、アダマンタン分子、ビフェニル分子、またはアントラセン分子を表し、Lがリンカーを表し、Rが、4から30の炭素原子を有する直鎖または分枝のペルフルオロアルキル基を表す]の化合物(WO 02/13874を参照)からなる複合体が使用される。リンカーLは、1つもしくは複数の酸素原子、1つもしくは複数の−CO−基、−SO−基、−CONH−基、−NHCO−基、CONR−基、−NRCO−基、−NH−基、または−NR−基、あるいはペラジン基によって中断できる1から20の炭素原子を有する直鎖炭化水素鎖であり、その際R10がC−C−アルキル基である。
【0089】
更なる好ましい実施態様では、反磁性ペルフルオロアルキル含有物質としては、一般式XXI
−X (XXI)
[式中、
が、4から30の炭素原子を有する直鎖または分枝のペルフルオロアルキル基を表し、Xが、以下の基
【化56】

【0090】
【化57】

【0091】
【化58】

【0092】
【化59】

【0093】
【化60】

の群から選択される基である(この場合、nは1から10の間の数字である)]の化合物を使用することができる。
【0094】
概述すると、第1表において挙げられているガドリニウム錯体が、特に極めて好適な化合物として本発明による基準を満たすことに留意されたい。
【0095】
本発明による一般式I、Ia、Ib、Ic、およびIdの常磁性化合物、ならびに本発明による常磁性および反磁性のフルオロアルキル含有物質からなる製剤の両方とも、腫瘍の診断、治療および治療過程の監視について、エポチロンまたはエポチロン誘導体と共によく適している。
【0096】
特許請求の範囲において使用される「金属イオン当量」という用語は、錯体化学の分野の当業者には周知の共通用語である。金属イオン当量は、たとえば水素の代わりにカルボキシレート基に結合できる金属イオンの当量である。たとえば、Gd3+は、3つのカルボキシレート基に結合できる。すなわち、1/3Gd3+は、金属がガドリニウムである場合、化学式(III)の金属イオン当量Rに対応する。
【0097】
好適なフッ素錯体:エポチロン分子比は100:1から1:1であり、20:1から5:1の比が特に好ましい。
【0098】
特に好適な実施形態では、本発明による薬剤は、静脈内に投与される。
【0099】
したがって、本発明は、静脈内投与するための本発明による薬剤に関する。好適な実施形態では、静脈内投与は、腫瘍の治療において使用される。他の好適な実施形態では、静脈内投与は、特に腫瘍の処置における治療過程の監視において、腫瘍の図的表現に使用される。
【0100】
さらに、本発明は、静脈内投与用の医薬品または診断剤を作成するための本発明による薬剤の使用に関する。好適な実施形態では、医薬品または診断剤は、腫瘍の治療に使用される。他の好適な実施形態では、医薬品または診断剤は、腫瘍の図的表現、特に腫瘍の処置における治療過程の監視に使用される。さらに、本発明による薬剤は、腫瘍を治療するための追加の放射線治療と組み合わせて使用できる。
【0101】
さらに、本発明は、本発明による薬剤が薬剤的に有効な量で患者に静脈内投与されることを特徴とする、腫瘍を処置する方法に関する。
【0102】
さらに、本発明は、本発明による薬剤が患者に静脈内投与され、薬剤に含まれる金属錯体が適切なシステムによって身体において検出され、それにより、信号の局所的な増大が腫瘍の存在を示すことを特徴とする、腫瘍を撮像可視化する方法に関する。検出は、金属錯体に含まれる金属イオンに基づいて、MRIまたはCTなどによって行うことができる。好適な実施形態では、腫瘍の撮像可視化は、腫瘍の治療過程の監視に使用できる。この場合、腫瘍を撮像可視化する方法は、腫瘍処置の開始時および/または腫瘍処置中および/または腫瘍処置の終了時の少なくとも2回使用され、後の検出の結果は、以前の検出と比較される。したがって、治療過程を監視できる。
【0103】
図面
図1:図1は、200μmolのGd/kg体重の例1の製剤F1−Eを静脈内投与した24時間後(a)、192時間後(b)、ならびに336時間後(c)のMR断面像(軸方向)を示す図である(T:腫瘍;N:腫瘍壊死)。
【0104】
以下で示される実施例は、本発明の主題を説明するために使用される。
【0105】
実施例
以下に提示される表は、製剤を作成するために使用されることが好適な金属錯体のリストを提供する。
【0106】
第1表:エポチロン製剤を作成するために本発明により使用されることが好ましいGd−金属錯体
【表1】

【0107】
【表2】

【0108】
【表3】

【0109】
以下に示す表は、これらの例において使用されるエポチロンA−Nのリストを提供する。
【0110】
第2表:本発明により使用されるのが特に極めて好ましいエポチロン
【表4】

【0111】
【表5】

【0112】
例1
薬剤を作成する一般的な指示
xmmolのエポチロン(第2表)を50μlのエタノール(40℃)に溶解させ、第1表の化合物のzmmolのGd/lからのymlのガドリニウム錯体溶液(錯体番号)に変換する。
【0113】
点滴部位の上に白色のフォグが瞬時に形成され、前記フォグは、短い振とう後に消失する。澄明な溶液が存在する。
【0114】
第3表:本発明により使用される特に極めて好ましいフッ素鎖含有Gd錯体を有するエポチロンの製剤
【表6】

【0115】
例2
例1の製剤F1−Eの使用による腫瘍の可視化
腫瘍の接種:ヌード/ヌード・ヘアレス・マウスにおいて、A549細胞の接種によって、ヒト非小細胞肺腫瘍を右大腿骨筋肉の領域の皮下において誘発した(4×10細胞/30μlの全媒質)。腫瘍誘発の約4週間後、緩慢成長腫瘍が米粒サイズになる。この時点で撮像を開始した。
【0116】
MR撮像:(Siemens 1.5T.SE シーケンス、TR/TE400/15ms,α90°、軸方向、7層)。200μmolのGd/kg体重の例1の製剤F1−Eを静脈内(i.v.)投与する前(ベースライン)、ならびに投与後5分、10分、および20分、さらに24時間、96時間、および336時間の腫瘍の像。通常の断面像を図1に示す。図1の断面像は、24時間p.i.の時間において腫瘍における製剤の強い集中(均一な強調)を示し、ならびに、腫瘍壊死における信号強度の同時増大を有するその後の緩慢な寛解を示す。
【0117】
例3
増大したエポチロン含有量を有する薬剤の製剤
xmmolのエポチロン(第2表)を50μlのエタノール(40℃)に溶解させ、zmmolのGd/lの第1表の化合物(錯体番号)からなるymlのガドリニウム錯体溶液に変換する。短時間振とうした後、澄明の均一溶液が作成される。
【0118】
第4表:本発明により使用されるのに特に極めて好ましいフッ素鎖含有Gd錯体を有するエポチロンの製剤(増大したEPO部分)
【表7】

【0119】
例4
例1および3の製剤を使用する腫瘍治療例
A549肺腫瘍をヘアレス・マウスにおいて誘発させた(4×10細胞/30μlの全媒質)。動物の体重および腫瘍の表面積/容積を決定し、この場合、腫瘍の表面積または腫瘍の容積(回転楕円面に基づく)を計算した。ノギスを使用して腫瘍の長さおよび幅を測定した。エンドウ豆のサイズに到達した後、処置を開始した。
【0120】
例として使用した製剤および投与量の記述
(第4表の情報に関する説明)
試験溶液
(a)例1または3において挙げた20mmolのGd/lのGd錯体化合物(比較溶液として=ブラインド値)
(b)水溶性ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン溶液(従来の技術)における、例1または3において挙げた1.5mmol/lのエポチロン
(従来の技術の製剤を作成するため、WO 99/07692およびWO 00/49021参照)
(c)例1または3の製剤(本発明による製剤)
投与量:
(a)100μmolのGd/kg体重
(b)11μmol/kgまたは18μmol/kg体重
(c)100μmolのGd/kg+11(または18)μmolのエポチロン/kg体重(例1または3の製剤における比に対応する)
動物の体重および腫瘍のサイズを、静脈内投与後20日の期間にわたって測定した。
【0121】
以下に示す第4表は、使用する腫瘍治療試験1〜16の投与量を記述する。
【0122】
第4表
【表8】

【0123】
【表9】

【0124】
腫瘍治療試験の結果:
腫瘍治療試験番号1
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の数日において小さい体重減少を示した(第2表)。
【0125】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0126】
【表10】

【0127】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0128】
【表11】

【0129】
腫瘍治療試験番号2
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0130】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0131】
【表12】

【0132】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0133】
【表13】

【0134】
腫瘍治療試験番号3
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0135】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0136】
【表14】

【0137】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0138】
【表15】

【0139】
腫瘍治療試験番号4
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0140】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0141】
【表16】

【0142】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0143】
【表17】

【0144】
腫瘍治療試験番号5
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0145】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0146】
【表18】

【0147】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0148】
【表19】

【0149】
腫瘍治療試験番号6
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0150】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0151】
【表20】

【0152】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0153】
【表21】

【0154】
腫瘍治療試験番号7
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0155】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0156】
【表22】

【0157】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0158】
【表23】

【0159】
腫瘍治療試験番号8
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0160】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0161】
【表24】

【0162】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0163】
【表25】

【0164】
腫瘍治療試験番号9
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0165】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0166】
【表26】

【0167】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0168】
【表27】

【0169】
腫瘍治療試験番号10
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0170】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0171】
【表28】

【0172】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0173】
【表29】

【0174】
腫瘍治療試験番号11
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0175】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0176】
【表30】

【0177】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0178】
【表31】

【0179】
腫瘍治療試験番号12
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0180】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0181】
【表32】

【0182】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0183】
【表33】

【0184】
腫瘍治療試験番号13
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0185】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0186】
【表34】

【0187】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0188】
【表35】

【0189】
腫瘍治療試験番号14
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0190】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0191】
【表36】

【0192】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0193】
【表37】

【0194】
腫瘍治療試験番号15
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0195】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0196】
【表38】

【0197】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0198】
【表39】

【0199】
腫瘍治療試験番号16
群(c)では、腫瘍の成長が、制御グループ(a)および(b)と比較して、約20日にわたり阻害された(第1表)。群(a)を除いて、相対的な動物の体重は、物質投与後の最初の何日かにおいて小さい体重減少を示した(第2表)。
【0200】
第1表:相対腫瘍表面積。処置の開始時(0日)における腫瘍の表面積を1に正規化した。
【0201】
【表40】

【0202】
第2表:相対動物体重。処置の開始時(0日、約30〜35g)における動物の体重を1に正規化した。
【0203】
【表41】

【0204】
腫瘍治療試験の結果のまとめ
これらの新しい本発明の製剤は、従来の技術(EPOのみ)と比較して明確な利点を有す、すなわち、腫瘍成長の著しい遅延を生成することが示される。この利点は、統計的に有意である(p<0.001、t−試験)。
【0205】
また、より高い投与量が非常に良好に許容され、これは、これらの製剤の良好な適合性に対応する。
【0206】
具体的には、本発明による物質は、静脈内投与に極めてよく適している。低浸透圧溶液の静脈内投与により、患者の身体に対する不快さはごくわずかである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
静脈内投与するための薬剤であって、a)原子番号20〜29、39、42、44、57〜70、または83の元素のイオンを金属として含み、かつ<10−3mol/lの臨界ミセル形成物濃度および>1nmの流体力学的ミセル直径(2Rh)を有する少なくとも1つのフルオロアルキル含有金属錯体と、b)少なくとも1つの天然または合成のエポチロンまたはエポチロン誘導体とを含み、場合によりガレヌス製剤において一般的に使用される添加剤を有する薬剤。
【請求項2】
ミセル形成物濃度が<10−4mol/lである金属錯体が使用されることを特徴とする、請求項1に記載の薬剤。
【請求項3】
ミセル形成物濃度が<10−5である金属錯体が使用されることを特徴とする、請求項1に記載の薬剤。
【請求項4】
流体力学的ミセル直径が≧2nmである金属錯体が使用されることを特徴とする、請求項1に記載の薬剤。
【請求項5】
流体力学的ミセル直径が≧3nmである金属錯体が使用されることを特徴とする、請求項1に記載の薬剤。
【請求項6】
フルオロアルキル含有金属錯体が、原子番号21〜29、42、44、または58〜70の元素の常磁性イオンを金属として含むことを特徴とする、請求項1に記載の薬剤。
【請求項7】
フルオロアルキル含有金属錯体として、一般式I、Ia、Ib、Ic、および/またはIdの常磁性フルオロアルキル含有金属錯体、ならびに反磁性ペルフルオロアルキル含有物質を含むガレヌス製剤が使用される、請求項1から6の1項に記載の薬剤。
【請求項8】
以下のエポチロン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−[1−メチル−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−16−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−メチル−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[1−メチル−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−16−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−[1−メチル−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−[1−フルオロ−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−16−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−フルオロ−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,3−ペンタメチル−16−[1−クロロ−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−16−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−クロロ−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[1−フルオロ−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−16−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−[1−フルオロ−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[1−クロロ−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−16−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−[1−クロロ−2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−[1−メチル−2−(2−ピリジル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−メチル−2−(2−ピリジル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[1−メチル−2−(2−ピリジル)−ビニル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−[1−メチル−2−(2−ピリジル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−[1−フルオロ−2−(2−ピリジル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−フルオロ−2−(2−ピリジル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−[1−クロロ−2−(2−ピリジル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−クロロ−2−(2−ピリジル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[1−フルオロ−2−(2−ピリジル)−ビニル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−[1−フルオロ−2−(2−ピリジル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[1−クロロ−2−(2−ピリジル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−[1−クロロ−2−(2−ピリジル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−[1−メチル−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−16−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−メチル−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[1−メチル−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−16−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−[1−メチル−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−メチル−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−[1−フルオロ−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−16−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−フルオロ−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−[1−クロロ−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−16−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−クロロ−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[1−フルオロ−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−16−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−[1−フルオロ−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−フルオロ−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[1−クロロ−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(Z))−16−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−[1−クロロ−2−(2−メチル−オキサゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−オキサゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,7−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(Z),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−オキサゾール−4−イル)−1−クロロ−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]−ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−[2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−16−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−16−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−16−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−[2−(2−メチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−[2−(2−ヒドロキシメチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−3−[2−(2−アミノメチル−チアゾール−4−イル)−ビニル]−7,11−ヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−[2−(2−ピリジル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[2−(2−ピリジル)−ビニル]−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S(E))−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[2−(2−ピリジル)−ビニル]−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S(E),7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−[2−(2−ピリジル)−ビニル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−プロピル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7−プロピル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−プロピル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−プロピル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−10−プロピル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−プロピル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7−ブチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−10−ブチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−アリル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7−アリル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−アリル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−アリル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−10−アリル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−アリル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−プロプ−2−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7−プロプ−2−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−プロプ−2−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−プロプ−2−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−10−プロプ−2−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−プロプ−2−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブト−3−エニル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7−ブト−3−エニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブト−3−エニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブト−3−エニル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−10−ブト−3−エニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブト−3−エニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブト−3−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7−ブト−3−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブト−3−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブト−3−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−10−ブト−3−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンゾチアゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブト−3−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−16−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−5,5,7,9,13−ペンタメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−エチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−エチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−プロピル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7−プロピル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−プロピル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−プロピル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−10−プロピル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−プロピル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブチル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7−ブチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブチル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブチル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−10−ブチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブチル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−アリル−5,5,9,13−テトラメチル−16−[2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7−アリル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−アリル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−アリル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−10−アリル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−アリル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−プロプ−2−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7−プロプ−2−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−プロプ−2−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−プロプ−2−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−10−プロプ−2−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−プロプ−2−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブト−3−エニル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7−ブト−3−エニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブト−3−エニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブト−3−エニル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−10−ブト−3−エニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブト−3−エニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブト−3−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−16−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−4,8−ジヒドロキシ−16−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7−ブト−3−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(4S,7R,8S,9S,13Z,16S)−16−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,8−ジヒドロキシ−7−ブト−3−イニル−5,5,9,13−テトラメチル−オキサシクロヘキサデカ−13−エン−2,6−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブト−3−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−3−(2−メチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−7,11−ジヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−10−ブト−3−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
(1S,3S,7S,10R,11S,12S,16R)−3−(2−アミノメチル−ベンズオキサゾール−5−イル)−7,11−ジヒドロキシ−10−ブト−3−イニル−8,8,12,16−テトラメチル−4,17−ジオキサ−ビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
の少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項1に記載の薬剤。
【請求項9】
静脈内投与に使用される、請求項1に記載の薬剤。
【請求項10】
腫瘍の治療に使用される、請求項9に記載の薬剤。
【請求項11】
腫瘍の図的表現に使用される、請求項9に記載の薬剤。
【請求項12】
腫瘍の処置において治療過程の監視に使用される、請求項11に記載の薬剤。
【請求項13】
静脈内投与するための医薬品または診断剤を製造するための、請求項1に記載の薬剤の使用。
【請求項14】
腫瘍を治療するための医薬品を製造するための、請求項13に記載の薬剤の使用。
【請求項15】
腫瘍を図的表現するための診断剤を製造するための、請求項13に記載の薬剤の使用。
【請求項16】
腫瘍の処置において治療過程を監視するための診断剤を製造するための、請求項15に記載の薬剤の使用。

【公表番号】特表2008−530157(P2008−530157A)
【公表日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−555508(P2007−555508)
【出願日】平成18年2月6日(2006.2.6)
【国際出願番号】PCT/EP2006/001200
【国際公開番号】WO2006/087145
【国際公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【出願人】(507210421)バイエル・シエーリング・ファーマ アクチエンゲゼルシャフト (12)
【氏名又は名称原語表記】Bayer Schering Pharma Aktiengesellschaft
【住所又は居所原語表記】D−13353 Berlin, Germany
【Fターム(参考)】