プラスチック・コンテナのためのプレフォーム、および、プレフォーム・ホルダ
本発明は、特に加圧された飲料向けの缶の形のプラスチック・コンテナのためのプレフォーム、および、コンテナ製造工程におけるプレフォーム・ホルダに関するものである。プレフォーム(10)は、薄い外側フランジ(4)で終端する首(3)を有する本体(1)から構成される。サポート・フランジ(6)が首(3a)の内側の壁の上に形成される一方で、首(3b)の外側表面は均等である。プレフォーム・ホルダは、ポケット(13)を備えた本体(11)を含む。ポケットは、弾力的な型締リング(15)で本体(11)に固定された移動できるように固定された締金(14)を収容する。締金(14)は、プレフォーム(10)の薄い外側フランジ(4)が載置される座部(17)を通じて達する歯(16)で各々終端する。座部(17)の内側の側壁は、プレフォーム(10)のサポート・フランジ(6)を収容するためにそれに刻まれた溝(19)を有する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に加圧された飲料向けの缶の形のプラスチック・コンテナのためのプレフォーム、および、コンテナ製造工程におけるプレフォーム・ホルダに関するものである。
【背景技術】
【0002】
コンテナ製造工程において、プレフォームは特別なピックアップ・プラグのブロー成形機において担持され、適所に係止されて、ブロー成形において密封される。
【0003】
WO2005049434は、凸状の半球体の底を有する本体を含むプラスチック・コンテナのためのプレフォームを開示し、そこで円錐形の本体は、輪郭端で成端する外側に延長しているフランジで終端する円柱形の首を形成するために上方に開く。フランジの厚さは、完成したコンテナ上の金属蓋を良く継ぎ合わせるために必要とされる0.3mmより薄い。
【0004】
EP 0 482 652は、0.3mmより厚い外側に延長しているフランジで終端する円柱形のプレフォーム、および、このプレフォームからコンテナを製造する方法を開示した。この方法の下で、プレフォームは、コンテナ製造工程において適所に係止され、ブロー成形座部に外側のフランジを係止することによってブロー成形において密封される。方法は、プレフォーム・ブロー成形工程の間それらに影響を及ぼす外部の力の下で変形しない実質的な厚みを有するフランジのプレフォームに適用することができるのみである。
【0005】
外側のフランジを係止することによってブロー成形にプレフォームを係止し、密封する開示された方法は、厚さ0.3mmより薄い外側のフランジのプレフォームには不適当である。薄いフランジは、ブロー成形工程の間、プレフォームに影響を及ぼす力に適切に抵抗しない;それゆえに、それは変形するか、または損傷する。損傷した、または変形したフランジのコンテナは、拒絶される。
【0006】
WO0238353は、クランプ部材に作用しているバネ部材の効果でプレフォームの内側の表面に対して押圧するクランプ部材に適合するプレフォーム・ピックアップ・プラグを開示した。このように、ブロー成形機において輸送される場合、プレフォームは所望の位置において支持される。
【0007】
ピックアップ・プラグは、コンテナ形成工程の間、ブロー成形にプレフォームを密封し、保持するいかなる要素も存在しないので、ブロー成形機においてプレフォームを輸送するために適合されるだけである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】WO2005049434号
【特許文献2】EP0 482 652号
【特許文献3】WO0238353号
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、缶の形のコンテナにそれを吹きつける工程において、プレフォームの薄い外側フランジを損害から保護する問題を解決し、その後に、充填物はフランジを継ぎ合わせる工程において、金属缶に蓋をするための従来の機械の金属蓋で密封される。
【0010】
プレフォームの首の内側の壁を発達させ、および、プレフォームが適当な位置を保持するのを確実にするようにプレフォーム・ホルダを設計して、ブロー成形機の輸送中は適所に固定され、それを作る工程の間コンテナに密封されることによって、問題は解決された。
【0011】
本発明によると、凸状の底を有する円錐型の本体から構成され、‐他端では、 本体から離れて外側に延長された薄い外側フランジで終端する円柱形の首に直接結合するプレフォームは、サポート・フランジが上面の端の下の首の内側の壁の上に形成され、一方で、首の外側の壁は均等なままであるという事実によって特徴付けられる。
【0012】
好ましくは、サポート・フランジは、上面の端の少なくとも1.5mm下で形成される。
【0013】
加えて第1のサポート・フランジの下で、他のサポート・フランジまたはいくつかの他のサポート・フランジが、プレフォームの首の内側の壁上に下方向に形成される。
【0014】
本発明の変形例1によれば、弾力のあるクランプ部材と適合するプレフォーム・ホルダは、空気がそれを通じてプレフォームに送られる軸方向に続く空気ダクトを有する本体と、弾力的な型締リングで本体の上の位置においてしっかりつかむ移動できるように固定された締金を設置するポケットを備えた本体の外側の側壁とによって特徴付けられる。締金は、プレフォームの薄い外側フランジが載置されるホルダの前面壁で形成される座部を通じて達する歯で各々終端する。歯の底と座部との間に、フランジの端がすべり込む割れ目が作られる。溝は、適合するプレフォームのサポート・フランジを保持するため、座部の内側の側壁において刻まれる。2またはそれ以上のサポート・フランジと適合するプレフォームの場合には、座部の側面の壁は、プレフォームのサポート・フランジを保持するために適切であるように刻まれたいくつかの溝を有する。弾力的な型締リングは、好ましくはゴムでできている。
【0015】
好ましくは、弾力的な型締リングは、締金のおよそ半分の高さで取付けられる。
【0016】
弾力的な型締リングは好ましくは、締金および/または本体の側面の壁において形成された凹部に取付けられる。
【0017】
歯が閉じた位置から偏向する最大角度を減らすため、型締リングの下の締金の下の部分は本体の方へ湾曲する、または、距離要素が加えて、締金の内側の側壁および/または本体の側壁で弾力的な型締リングの下で形成される。
【0018】
本発明の変形例2によれば、プレフォーム・ホルダは、空気がプレフォームに送られる軸方向に続く空気ダクトを有し、摺動可能なクランプ・ブッシングが埋め込まれる本体は、サポート・フランジまたは複数のフランジを備えた本体およびプレフォームの首の内側の壁と嵌合するプレフォームを係止する弾力的なリングと適合することにおいて特徴付けられる。クランプ・ブッシングは、本体に取付けられたピストンと嵌合するバネの動作を受ける。ピストンは、プレフォームがホルダのロックから解放される効果のクランプ・ブッシングの滑動を生じる力を受ける。
【0019】
ピストンは、ホルダ本体において作成される開口にぶつかる圧縮空気の力を受ける;あるいは、ピストンは、ピストン上の軸方向に向けられた力を及ぼすピンを使用して動かされる。プレフォーム固定リングは、好ましくはゴムでできている。
【0020】
サポート・フランジがプレフォームの首の端の下に位置するという事実が、金属缶に指定される典型的パッキング・ラインの金属蓋で、完成したコンテナの薄い外側フランジを継ぎ合わせるのを妨げるわけではない。適所の追加のサポート・フランジまたは複数のサポート・フランジにより、プレフォームはよりよく固定され、ブロー成形でよりしっかりと密封され、それがコンテナに作られる間、増加した圧力にさらされる。
【0021】
本発明によると、プレフォーム・ホルダはプレフォームのずれを防ぎ、ブロー成形機の輸送の際に適当な位置に保持されることを確実にする;プレフォーム・ブロー成形工程において、サポート・フランジまたはプレフォームのフランジがホルダ本体において形成される溝または複数の溝に係止されるという事実のため、アームはプレフォームが適切に係止され、ブロー成形において密封されるのを確実にする。
【0022】
本発明は、プラスチック、外側上の滑らかな壁を有する缶の形状のコンテナ、および、金属蓋によって継ぎ合わせられた場合密封する薄い外側フランジの製造を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0023】
本発明は、ここで添付の図面によって一例として記載される:そこで、
【図1】図1は、すでに缶に変形されたプレフォームの軸方向の部分を示す;
【図2】図2は、プレフォームの首およびサポート・フランジの軸方向の部分を示す;
【図3】図3は、2つのサポート・フランジを有するプレフォームの首の軸方向の部分を示す;
【図4】図4は、継ぎ合わされた蓋を有するコンテナの首の断面図を示す;
【図5】図5は、プレフォームを保持するプレフォーム・ホルダの軸方向の部分を示す;
【図6】図6は、閉じた位置において軸方向に表されたプレフォームの断片とともにプレフォーム・ホルダに取付けられた締金を示す;
【図7】図7は、開いた位置において軸方向に表されたプレフォームの断片とともにプレフォーム・ホルダに取付けられた締金を示す;
【図8】図8は、図6および7に表された方式における不等角投影図の締金を示す;
【図9】図9は、図6から8に表された方式のプレフォーム・ホルダに取付けられた締金の断片を示す;
【図10】図10は、プレフォーム・ホルダに搭載したプレフォームを上から見たプレフォーム・ホルダを示す。締金は閉じた位置にある;
【図11】図11は、距離要素が締金表面の上に形成された方式において、プレフォーム・ホルダに取付けられた締金の断片を示す;
【図12】図12は、距離要素がホルダ本体の表面の上に形成された方式において、プレフォーム・ホルダに取付けられた締金の断片を示す;
【図13】図13は、ピストンの下で圧縮空気を動かすための空気ダクトを有する変形例において、プレフォームを保持しているプレフォーム・ホルダの軸方向の部分を示す;
【図14】図14は、ピストンを操作しているピンを有する変形例において、プレフォームを保持しているプレフォーム・ホルダの軸方向の部分を示す;
【図15】図15は、プレフォーム・ホルダにプレフォームを搭載した上から見たプレフォーム・ホルダを示す;
【図16】図16は、軸方向の部分において、プレフォームを保持しているプレフォーム・ホルダの断片を示す;
【図17】図17は、軸方向の部分において、追加のサポート・フランジを有するプレフォームを保持しているプレフォーム・ホルダの断片を示す;
【図18】図18は、軸方向の部分において、外側フランジのないプレフォームを保持しているプレフォーム・ホルダの断片を示す。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明によると図1に示されるように、プレフォーム10は、凸状の底2を有する円錐形の本体1から構成されている。底2の反対側に、本体1は円柱形の首3に直接結合し、上面端5の約3mm下のその内側の壁3はサポート・フランジ6を有し、一方で外側の首の壁3bは均等である。円柱形の首3の端部は、図2に示されるように実質的に側面の壁に垂直であるように外側に延長している0.3mmよりも薄い外側のフランジ4で終端する。
【0025】
他の方式において図3に示されるように、プレフォームは、サポート・フランジ6の下で下の方向に形成された首3aの内側の壁上に追加のサポート・フランジを有する。
【0026】
円柱形の首3に直接結合している円錐形のプレフォーム形状は、図4に示すように金属蓋9と継ぎ合わされる完成した缶8において好都合な強度パラメータを有する薄い外側フランジ4を得るために最適である。
【0027】
本発明の変形例1によれば、プレフォーム・ホルダは、それを通じて空気がプレフォーム10に吹きつけられる12、軸方向に続く空気ダクトを有する本体11から構成される。本体11の外側の側壁は、弾力的な型締リング15で本体11上に固定される移動できるように固定された締金14に設置されたポケット13を備える。型締リング15は、締金14と本体11の側面の壁との中間の高さで形成された凹部20に取付けられる。
【0028】
プレフォーム10の薄い外側フランジ4が載置される座部17は、本体11の前面壁において形成される。締金14は、歯の底16と座部17との間に割れ目18を作り、座部17を通じて達する歯16で各々終端し、そこで、プレフォーム10の薄い外側フランジ4は、ブロー成形機の輸送の間にそのずれを防ぐために挿入される。座部17の内側の側壁は、プレフォーム10のサポート・フランジ6を適合するためにそれに刻まれる溝19を有する。ブロー成形工程において、型枠は、サポート・フランジ6の周りでホルダの本体11にプレフォーム10の壁3bを押圧し、したがって、プレフォーム10の望ましくないずれを防ぐ。コンテナ8が形成され、所定の場所へ運搬された後、締金14は、弾力的な型締リング15の下の本体11の側面の壁の方へのその側面の壁への圧力の結果として解放される。これによって、歯は本体11の表面から偏向16し、プレフォーム10から形成されたコンテナ8の薄い外側フランジ4は実質的に外され、コンテナ8はホルダから離れることができる。
【0029】
閉じた位置から歯16が偏向する最大角度を減らすため、締金14の下部は、図6から9に示されるように本体11の側面の壁の方へ湾曲する。他の実施例において図11に示されるように、距離要素21は、締金14の内側の側壁上の弾力的な型締リング15の下で形成される。さらに別の方式では、図12に示されるように本体11の外側の側壁の上に形成される距離要素21が考えられる。
【0030】
追加のサポート・フランジ7を備えたプレフォームの場合には、座部17の内側の側壁は、プレフォーム10の余分のサポート・フランジ7を収容するために刻まれる追加の溝を有する。
【0031】
いくつかの追加のサポート・フランジと適合するプレフォームの場合には、座部17の内側の側壁は、プレフォームの追加のサポート・フランジを保持するために適切なように刻まれるいくつかの溝を有する。
【0032】
本発明の変形例2によれば、図13に示されるように、プレフォーム・ホルダは、本体と嵌合する弾力的な固定リング32と適合する埋め込まれた摺動可能なクランプ・ブッシング31を有する本体30と、サポート・フランジ6を備えたプレフォームの首3aの内側の壁とを有する。クランプ・ブッシング31は、本体に取付けられるピストン34と嵌合するバネ33の動作を受ける。ピストン34は、本体30において作成される開口35を通じて動く圧縮空気の力を受け、それによって、クランプ・ブッシング31の滑動、および、ホルダにおける固定からのプレフォームの解放が生じる。ホルダは、プレフォームに送られる必要がある空気が供給される軸方向に続く空気ダクト36を有する。
【0033】
他の実施例において、図14に示されるように、ピストン34上の軸方向に向けられた力を及ぼすピン37を経て、ピストン34の運動は達成される。プレフォーム10はホルダにおいて保持される一方で、サポート・フランジ6と適合するプレフォーム3aの内側の側壁を押圧する引っ張られた弾力的な固定リング32のためブロー成形機において保持される。弾力的な固定リング32の張力はクランプ・ブッシング31からの圧力の効果であり、これは、バネ33の動作を条件にピストン34によって構築される。プレフォームの首3aの内側の壁上のサポート・フランジ6は、弾力的な固定リング32のいかなる軸方向の運動も妨げ、したがって、缶の形成工程におけるブロー成形からのプレフォームのブロー成形を防ぐ。プレフォーム10の薄い外側フランジ4は形成工程においていかなる力も伝えず、したがって、効果的に損害から守られる。
【0034】
追加のサポート・フランジ7を備えたプレフォームの変形例において、弾力的な固定リング32は、固定を強化し、ブロー成形工程においてプレフォームを密封し、図17に示すようにホルダ上にそれをすべり込ませる場合にプレフォームの位置決めを容易にする、プレフォームのサポート・フランジ6と追加のサポート・フランジ7との間で適合する。
【0035】
プレフォーム10がホルダにすべり込む、または、ブロー成形の後缶がすべり落ちる一方で、空気が特定の圧力で開口35に供給される。空気圧はピストン34を押し上げ、したがって、弾力的な固定リング32上のクランプ・ブッシング31の圧力を上げる。弾力的な固定リング32への圧力なしで、プレフォームの首3aの内側の壁に力は作用しない。これにより、ホルダ上にプレフォームをすべり込ませ、形成されたコンテナをホルダから離れてすべり込ませるのが容易になる。本発明の他の実施例において、弾力的な固定リング32上のクランプ・ブッシング31からの圧力の解放は、ピストン32を動かすピン37を使用することによって達成される;バネ33はクランプ・ブッシング31を押圧し、プレフォームの底に向かって移動を引き起こす。
【0036】
プレフォーム10がブロー成形の既製品への変換工程を受ける一方、弾力的な固定リング32は、プレフォームに吹きつける空気から追加的な下方への圧力を受け;空気はクランプ・ブッシング31の上面へ圧力を及ぼす。
【0037】
本発明のプレフォーム・ホルダはまた、図18に示すようにブロー成形工程において外側フランジなしでプレフォームを保持し、密封するために使うこともできる。
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に加圧された飲料向けの缶の形のプラスチック・コンテナのためのプレフォーム、および、コンテナ製造工程におけるプレフォーム・ホルダに関するものである。
【背景技術】
【0002】
コンテナ製造工程において、プレフォームは特別なピックアップ・プラグのブロー成形機において担持され、適所に係止されて、ブロー成形において密封される。
【0003】
WO2005049434は、凸状の半球体の底を有する本体を含むプラスチック・コンテナのためのプレフォームを開示し、そこで円錐形の本体は、輪郭端で成端する外側に延長しているフランジで終端する円柱形の首を形成するために上方に開く。フランジの厚さは、完成したコンテナ上の金属蓋を良く継ぎ合わせるために必要とされる0.3mmより薄い。
【0004】
EP 0 482 652は、0.3mmより厚い外側に延長しているフランジで終端する円柱形のプレフォーム、および、このプレフォームからコンテナを製造する方法を開示した。この方法の下で、プレフォームは、コンテナ製造工程において適所に係止され、ブロー成形座部に外側のフランジを係止することによってブロー成形において密封される。方法は、プレフォーム・ブロー成形工程の間それらに影響を及ぼす外部の力の下で変形しない実質的な厚みを有するフランジのプレフォームに適用することができるのみである。
【0005】
外側のフランジを係止することによってブロー成形にプレフォームを係止し、密封する開示された方法は、厚さ0.3mmより薄い外側のフランジのプレフォームには不適当である。薄いフランジは、ブロー成形工程の間、プレフォームに影響を及ぼす力に適切に抵抗しない;それゆえに、それは変形するか、または損傷する。損傷した、または変形したフランジのコンテナは、拒絶される。
【0006】
WO0238353は、クランプ部材に作用しているバネ部材の効果でプレフォームの内側の表面に対して押圧するクランプ部材に適合するプレフォーム・ピックアップ・プラグを開示した。このように、ブロー成形機において輸送される場合、プレフォームは所望の位置において支持される。
【0007】
ピックアップ・プラグは、コンテナ形成工程の間、ブロー成形にプレフォームを密封し、保持するいかなる要素も存在しないので、ブロー成形機においてプレフォームを輸送するために適合されるだけである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】WO2005049434号
【特許文献2】EP0 482 652号
【特許文献3】WO0238353号
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、缶の形のコンテナにそれを吹きつける工程において、プレフォームの薄い外側フランジを損害から保護する問題を解決し、その後に、充填物はフランジを継ぎ合わせる工程において、金属缶に蓋をするための従来の機械の金属蓋で密封される。
【0010】
プレフォームの首の内側の壁を発達させ、および、プレフォームが適当な位置を保持するのを確実にするようにプレフォーム・ホルダを設計して、ブロー成形機の輸送中は適所に固定され、それを作る工程の間コンテナに密封されることによって、問題は解決された。
【0011】
本発明によると、凸状の底を有する円錐型の本体から構成され、‐他端では、 本体から離れて外側に延長された薄い外側フランジで終端する円柱形の首に直接結合するプレフォームは、サポート・フランジが上面の端の下の首の内側の壁の上に形成され、一方で、首の外側の壁は均等なままであるという事実によって特徴付けられる。
【0012】
好ましくは、サポート・フランジは、上面の端の少なくとも1.5mm下で形成される。
【0013】
加えて第1のサポート・フランジの下で、他のサポート・フランジまたはいくつかの他のサポート・フランジが、プレフォームの首の内側の壁上に下方向に形成される。
【0014】
本発明の変形例1によれば、弾力のあるクランプ部材と適合するプレフォーム・ホルダは、空気がそれを通じてプレフォームに送られる軸方向に続く空気ダクトを有する本体と、弾力的な型締リングで本体の上の位置においてしっかりつかむ移動できるように固定された締金を設置するポケットを備えた本体の外側の側壁とによって特徴付けられる。締金は、プレフォームの薄い外側フランジが載置されるホルダの前面壁で形成される座部を通じて達する歯で各々終端する。歯の底と座部との間に、フランジの端がすべり込む割れ目が作られる。溝は、適合するプレフォームのサポート・フランジを保持するため、座部の内側の側壁において刻まれる。2またはそれ以上のサポート・フランジと適合するプレフォームの場合には、座部の側面の壁は、プレフォームのサポート・フランジを保持するために適切であるように刻まれたいくつかの溝を有する。弾力的な型締リングは、好ましくはゴムでできている。
【0015】
好ましくは、弾力的な型締リングは、締金のおよそ半分の高さで取付けられる。
【0016】
弾力的な型締リングは好ましくは、締金および/または本体の側面の壁において形成された凹部に取付けられる。
【0017】
歯が閉じた位置から偏向する最大角度を減らすため、型締リングの下の締金の下の部分は本体の方へ湾曲する、または、距離要素が加えて、締金の内側の側壁および/または本体の側壁で弾力的な型締リングの下で形成される。
【0018】
本発明の変形例2によれば、プレフォーム・ホルダは、空気がプレフォームに送られる軸方向に続く空気ダクトを有し、摺動可能なクランプ・ブッシングが埋め込まれる本体は、サポート・フランジまたは複数のフランジを備えた本体およびプレフォームの首の内側の壁と嵌合するプレフォームを係止する弾力的なリングと適合することにおいて特徴付けられる。クランプ・ブッシングは、本体に取付けられたピストンと嵌合するバネの動作を受ける。ピストンは、プレフォームがホルダのロックから解放される効果のクランプ・ブッシングの滑動を生じる力を受ける。
【0019】
ピストンは、ホルダ本体において作成される開口にぶつかる圧縮空気の力を受ける;あるいは、ピストンは、ピストン上の軸方向に向けられた力を及ぼすピンを使用して動かされる。プレフォーム固定リングは、好ましくはゴムでできている。
【0020】
サポート・フランジがプレフォームの首の端の下に位置するという事実が、金属缶に指定される典型的パッキング・ラインの金属蓋で、完成したコンテナの薄い外側フランジを継ぎ合わせるのを妨げるわけではない。適所の追加のサポート・フランジまたは複数のサポート・フランジにより、プレフォームはよりよく固定され、ブロー成形でよりしっかりと密封され、それがコンテナに作られる間、増加した圧力にさらされる。
【0021】
本発明によると、プレフォーム・ホルダはプレフォームのずれを防ぎ、ブロー成形機の輸送の際に適当な位置に保持されることを確実にする;プレフォーム・ブロー成形工程において、サポート・フランジまたはプレフォームのフランジがホルダ本体において形成される溝または複数の溝に係止されるという事実のため、アームはプレフォームが適切に係止され、ブロー成形において密封されるのを確実にする。
【0022】
本発明は、プラスチック、外側上の滑らかな壁を有する缶の形状のコンテナ、および、金属蓋によって継ぎ合わせられた場合密封する薄い外側フランジの製造を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0023】
本発明は、ここで添付の図面によって一例として記載される:そこで、
【図1】図1は、すでに缶に変形されたプレフォームの軸方向の部分を示す;
【図2】図2は、プレフォームの首およびサポート・フランジの軸方向の部分を示す;
【図3】図3は、2つのサポート・フランジを有するプレフォームの首の軸方向の部分を示す;
【図4】図4は、継ぎ合わされた蓋を有するコンテナの首の断面図を示す;
【図5】図5は、プレフォームを保持するプレフォーム・ホルダの軸方向の部分を示す;
【図6】図6は、閉じた位置において軸方向に表されたプレフォームの断片とともにプレフォーム・ホルダに取付けられた締金を示す;
【図7】図7は、開いた位置において軸方向に表されたプレフォームの断片とともにプレフォーム・ホルダに取付けられた締金を示す;
【図8】図8は、図6および7に表された方式における不等角投影図の締金を示す;
【図9】図9は、図6から8に表された方式のプレフォーム・ホルダに取付けられた締金の断片を示す;
【図10】図10は、プレフォーム・ホルダに搭載したプレフォームを上から見たプレフォーム・ホルダを示す。締金は閉じた位置にある;
【図11】図11は、距離要素が締金表面の上に形成された方式において、プレフォーム・ホルダに取付けられた締金の断片を示す;
【図12】図12は、距離要素がホルダ本体の表面の上に形成された方式において、プレフォーム・ホルダに取付けられた締金の断片を示す;
【図13】図13は、ピストンの下で圧縮空気を動かすための空気ダクトを有する変形例において、プレフォームを保持しているプレフォーム・ホルダの軸方向の部分を示す;
【図14】図14は、ピストンを操作しているピンを有する変形例において、プレフォームを保持しているプレフォーム・ホルダの軸方向の部分を示す;
【図15】図15は、プレフォーム・ホルダにプレフォームを搭載した上から見たプレフォーム・ホルダを示す;
【図16】図16は、軸方向の部分において、プレフォームを保持しているプレフォーム・ホルダの断片を示す;
【図17】図17は、軸方向の部分において、追加のサポート・フランジを有するプレフォームを保持しているプレフォーム・ホルダの断片を示す;
【図18】図18は、軸方向の部分において、外側フランジのないプレフォームを保持しているプレフォーム・ホルダの断片を示す。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明によると図1に示されるように、プレフォーム10は、凸状の底2を有する円錐形の本体1から構成されている。底2の反対側に、本体1は円柱形の首3に直接結合し、上面端5の約3mm下のその内側の壁3はサポート・フランジ6を有し、一方で外側の首の壁3bは均等である。円柱形の首3の端部は、図2に示されるように実質的に側面の壁に垂直であるように外側に延長している0.3mmよりも薄い外側のフランジ4で終端する。
【0025】
他の方式において図3に示されるように、プレフォームは、サポート・フランジ6の下で下の方向に形成された首3aの内側の壁上に追加のサポート・フランジを有する。
【0026】
円柱形の首3に直接結合している円錐形のプレフォーム形状は、図4に示すように金属蓋9と継ぎ合わされる完成した缶8において好都合な強度パラメータを有する薄い外側フランジ4を得るために最適である。
【0027】
本発明の変形例1によれば、プレフォーム・ホルダは、それを通じて空気がプレフォーム10に吹きつけられる12、軸方向に続く空気ダクトを有する本体11から構成される。本体11の外側の側壁は、弾力的な型締リング15で本体11上に固定される移動できるように固定された締金14に設置されたポケット13を備える。型締リング15は、締金14と本体11の側面の壁との中間の高さで形成された凹部20に取付けられる。
【0028】
プレフォーム10の薄い外側フランジ4が載置される座部17は、本体11の前面壁において形成される。締金14は、歯の底16と座部17との間に割れ目18を作り、座部17を通じて達する歯16で各々終端し、そこで、プレフォーム10の薄い外側フランジ4は、ブロー成形機の輸送の間にそのずれを防ぐために挿入される。座部17の内側の側壁は、プレフォーム10のサポート・フランジ6を適合するためにそれに刻まれる溝19を有する。ブロー成形工程において、型枠は、サポート・フランジ6の周りでホルダの本体11にプレフォーム10の壁3bを押圧し、したがって、プレフォーム10の望ましくないずれを防ぐ。コンテナ8が形成され、所定の場所へ運搬された後、締金14は、弾力的な型締リング15の下の本体11の側面の壁の方へのその側面の壁への圧力の結果として解放される。これによって、歯は本体11の表面から偏向16し、プレフォーム10から形成されたコンテナ8の薄い外側フランジ4は実質的に外され、コンテナ8はホルダから離れることができる。
【0029】
閉じた位置から歯16が偏向する最大角度を減らすため、締金14の下部は、図6から9に示されるように本体11の側面の壁の方へ湾曲する。他の実施例において図11に示されるように、距離要素21は、締金14の内側の側壁上の弾力的な型締リング15の下で形成される。さらに別の方式では、図12に示されるように本体11の外側の側壁の上に形成される距離要素21が考えられる。
【0030】
追加のサポート・フランジ7を備えたプレフォームの場合には、座部17の内側の側壁は、プレフォーム10の余分のサポート・フランジ7を収容するために刻まれる追加の溝を有する。
【0031】
いくつかの追加のサポート・フランジと適合するプレフォームの場合には、座部17の内側の側壁は、プレフォームの追加のサポート・フランジを保持するために適切なように刻まれるいくつかの溝を有する。
【0032】
本発明の変形例2によれば、図13に示されるように、プレフォーム・ホルダは、本体と嵌合する弾力的な固定リング32と適合する埋め込まれた摺動可能なクランプ・ブッシング31を有する本体30と、サポート・フランジ6を備えたプレフォームの首3aの内側の壁とを有する。クランプ・ブッシング31は、本体に取付けられるピストン34と嵌合するバネ33の動作を受ける。ピストン34は、本体30において作成される開口35を通じて動く圧縮空気の力を受け、それによって、クランプ・ブッシング31の滑動、および、ホルダにおける固定からのプレフォームの解放が生じる。ホルダは、プレフォームに送られる必要がある空気が供給される軸方向に続く空気ダクト36を有する。
【0033】
他の実施例において、図14に示されるように、ピストン34上の軸方向に向けられた力を及ぼすピン37を経て、ピストン34の運動は達成される。プレフォーム10はホルダにおいて保持される一方で、サポート・フランジ6と適合するプレフォーム3aの内側の側壁を押圧する引っ張られた弾力的な固定リング32のためブロー成形機において保持される。弾力的な固定リング32の張力はクランプ・ブッシング31からの圧力の効果であり、これは、バネ33の動作を条件にピストン34によって構築される。プレフォームの首3aの内側の壁上のサポート・フランジ6は、弾力的な固定リング32のいかなる軸方向の運動も妨げ、したがって、缶の形成工程におけるブロー成形からのプレフォームのブロー成形を防ぐ。プレフォーム10の薄い外側フランジ4は形成工程においていかなる力も伝えず、したがって、効果的に損害から守られる。
【0034】
追加のサポート・フランジ7を備えたプレフォームの変形例において、弾力的な固定リング32は、固定を強化し、ブロー成形工程においてプレフォームを密封し、図17に示すようにホルダ上にそれをすべり込ませる場合にプレフォームの位置決めを容易にする、プレフォームのサポート・フランジ6と追加のサポート・フランジ7との間で適合する。
【0035】
プレフォーム10がホルダにすべり込む、または、ブロー成形の後缶がすべり落ちる一方で、空気が特定の圧力で開口35に供給される。空気圧はピストン34を押し上げ、したがって、弾力的な固定リング32上のクランプ・ブッシング31の圧力を上げる。弾力的な固定リング32への圧力なしで、プレフォームの首3aの内側の壁に力は作用しない。これにより、ホルダ上にプレフォームをすべり込ませ、形成されたコンテナをホルダから離れてすべり込ませるのが容易になる。本発明の他の実施例において、弾力的な固定リング32上のクランプ・ブッシング31からの圧力の解放は、ピストン32を動かすピン37を使用することによって達成される;バネ33はクランプ・ブッシング31を押圧し、プレフォームの底に向かって移動を引き起こす。
【0036】
プレフォーム10がブロー成形の既製品への変換工程を受ける一方、弾力的な固定リング32は、プレフォームに吹きつける空気から追加的な下方への圧力を受け;空気はクランプ・ブッシング31の上面へ圧力を及ぼす。
【0037】
本発明のプレフォーム・ホルダはまた、図18に示すようにブロー成形工程において外側フランジなしでプレフォームを保持し、密封するために使うこともできる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
凸状の底を有する円錐型の本体(1)から構成され、他端では、該本体から離れて外側に延長された薄い外側フランジ(4)で終端する円柱形の首(3)に直接結合するプレフォームであって、サポート・フランジ(6)が上面の端(5)の下の首(3a)の内側の壁の上に形成され、一方で、首(3b)の外側の壁は等しいままであることにおいて特徴付けられるプラスチック・コンテナ用のプレフォーム。
【請求項2】
前記サポート・フランジ(6)が、前記上面端(5)の少なくとも1.5mm下で形成されることにおいて特徴付けられる、請求項1記載のプレフォーム。
【請求項3】
追加のサポート・フランジ(7)が、前記首(3a)の内側の壁の第1の前記サポート・フランジ(6)の下で形成されることにおいて特徴付けられる、請求項1または2記載のプレフォーム。
【請求項4】
いくつかのサポート・フランジが、前記首(3a)の内側の壁において下向きに形成されることにおいて特徴付けられる、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のプレフォーム。
【請求項5】
弾力的な型締部材を備えたプレフォーム・ホルダであって、空気が前記プレフォーム(10)に送られる軸方向に続く空気ダクト(12)を有する本体(11)を有し、ポケット(13)を備えた該本体(11)の外側の側壁が弾力的な型締リング(15)で該本体(11)に固定される移動できるように固定された締金(14)を収容し、各々の該締金(14)が該プレフォーム(10)の前記薄い外側フランジ(4)を保持する前記ホルダの前面壁の前記座部(17)を通じて達する歯(16)で終端し、該歯の底(16)と該座部(17)との間に該フランジ(4)の端がすべり込む割れ目(18)を形成し、一方で、該座部(17)の内側の側壁は、該プレフォーム(10)の首(3a)の内側の壁において形成された適合するサポート・フランジ(6)を保持するために刻まれた溝(19)を有することにおいて特徴付けられる、プレフォーム・ホルダ。
【請求項6】
前記弾力的な型締リング(15)がゴムでできていることにおいて特徴付けられる、請求項5記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項7】
前記弾力的な型締リング(15)が前記締金(14)のおよそ中間の高さで取付けられることにおいて特徴付けられる、請求項5または6記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項8】
前記弾力的な型締リング(15)が前記締金(14)および/または前記本体(11)の側面の壁において形成される凹部(20)に取付けられることにおいて特徴付けられる、請求項5〜7のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項9】
前記型締リング(15)の下の前記締金(14)が距離要素(21)と適合することにおいて特徴付けられる、請求項5〜8のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項10】
前記距離要素(21)が、前記型締リング(15)の下の前記本体(11)の外壁にあることにおいて特徴付けられる、請求項5〜9のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項11】
前記型締リング(15)の下の前記締金(14)の下部が前記本体(11)の方へ湾曲することにおいて特徴付けられる、請求項5〜8のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項12】
追加の溝が、前記プレフォーム(10)の首(3a)の内側の壁に形成された追加のサポート・フランジ(7)に入れるため、前記座部(17)の内側の側壁において刻まれることにおいて特徴付けられる、請求項5〜11のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項13】
追加の溝が前記プレフォーム(10)の首(3a)の内側の壁に形成された追加のサポート・フランジ(7)を保持するため、前記座部(17)の内側の側壁において刻まれることにおいて特徴付けられる、請求項5〜11のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項14】
弾力的な型締部材を備えたプレフォーム・ホルダであって、空気が前記プレフォーム(10)に送られる軸方向に続く空気ダクト(36)を有する本体(30)と、該本体(30)と嵌合する弾力的な固定リング(32)と適合する埋め込まれた摺動可能なクランプ・ブッシング(31)と、サポート・フランジ(6)を適合される前記プレフォームの首(3a)の内側の壁とを有し、該本体(30)に取付けられるピストン(34)と嵌合しているバネ(33)の動作を受け、該クランプ・ブッシング(31)の滑動を引き起こす力を受け、したがって該プレフォームをホルダの固定から解放することにおいて特徴付けられる、プレフォーム・ホルダ。
【請求項15】
前記弾力的な固定リング(32)がゴムでできていることにおいて特徴付けられる、請求項14記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項16】
前記本体(30)は、その上に加圧空気が前記ピストン(34)に動かされる開口(35)を有することにおいて特徴付けられる、請求項14または15記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項17】
前記本体(30)が、前記ピストン(34)に作用する軸方向に取付けられる摺動可能なピン(37)と適合することにおいて特徴付けられる、請求項14または15記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項1】
凸状の底を有する円錐型の本体(1)から構成され、他端では、該本体から離れて外側に延長された薄い外側フランジ(4)で終端する円柱形の首(3)に直接結合するプレフォームであって、サポート・フランジ(6)が上面の端(5)の下の首(3a)の内側の壁の上に形成され、一方で、首(3b)の外側の壁は等しいままであることにおいて特徴付けられるプラスチック・コンテナ用のプレフォーム。
【請求項2】
前記サポート・フランジ(6)が、前記上面端(5)の少なくとも1.5mm下で形成されることにおいて特徴付けられる、請求項1記載のプレフォーム。
【請求項3】
追加のサポート・フランジ(7)が、前記首(3a)の内側の壁の第1の前記サポート・フランジ(6)の下で形成されることにおいて特徴付けられる、請求項1または2記載のプレフォーム。
【請求項4】
いくつかのサポート・フランジが、前記首(3a)の内側の壁において下向きに形成されることにおいて特徴付けられる、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のプレフォーム。
【請求項5】
弾力的な型締部材を備えたプレフォーム・ホルダであって、空気が前記プレフォーム(10)に送られる軸方向に続く空気ダクト(12)を有する本体(11)を有し、ポケット(13)を備えた該本体(11)の外側の側壁が弾力的な型締リング(15)で該本体(11)に固定される移動できるように固定された締金(14)を収容し、各々の該締金(14)が該プレフォーム(10)の前記薄い外側フランジ(4)を保持する前記ホルダの前面壁の前記座部(17)を通じて達する歯(16)で終端し、該歯の底(16)と該座部(17)との間に該フランジ(4)の端がすべり込む割れ目(18)を形成し、一方で、該座部(17)の内側の側壁は、該プレフォーム(10)の首(3a)の内側の壁において形成された適合するサポート・フランジ(6)を保持するために刻まれた溝(19)を有することにおいて特徴付けられる、プレフォーム・ホルダ。
【請求項6】
前記弾力的な型締リング(15)がゴムでできていることにおいて特徴付けられる、請求項5記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項7】
前記弾力的な型締リング(15)が前記締金(14)のおよそ中間の高さで取付けられることにおいて特徴付けられる、請求項5または6記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項8】
前記弾力的な型締リング(15)が前記締金(14)および/または前記本体(11)の側面の壁において形成される凹部(20)に取付けられることにおいて特徴付けられる、請求項5〜7のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項9】
前記型締リング(15)の下の前記締金(14)が距離要素(21)と適合することにおいて特徴付けられる、請求項5〜8のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項10】
前記距離要素(21)が、前記型締リング(15)の下の前記本体(11)の外壁にあることにおいて特徴付けられる、請求項5〜9のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項11】
前記型締リング(15)の下の前記締金(14)の下部が前記本体(11)の方へ湾曲することにおいて特徴付けられる、請求項5〜8のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項12】
追加の溝が、前記プレフォーム(10)の首(3a)の内側の壁に形成された追加のサポート・フランジ(7)に入れるため、前記座部(17)の内側の側壁において刻まれることにおいて特徴付けられる、請求項5〜11のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項13】
追加の溝が前記プレフォーム(10)の首(3a)の内側の壁に形成された追加のサポート・フランジ(7)を保持するため、前記座部(17)の内側の側壁において刻まれることにおいて特徴付けられる、請求項5〜11のうちいずれか一項に記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項14】
弾力的な型締部材を備えたプレフォーム・ホルダであって、空気が前記プレフォーム(10)に送られる軸方向に続く空気ダクト(36)を有する本体(30)と、該本体(30)と嵌合する弾力的な固定リング(32)と適合する埋め込まれた摺動可能なクランプ・ブッシング(31)と、サポート・フランジ(6)を適合される前記プレフォームの首(3a)の内側の壁とを有し、該本体(30)に取付けられるピストン(34)と嵌合しているバネ(33)の動作を受け、該クランプ・ブッシング(31)の滑動を引き起こす力を受け、したがって該プレフォームをホルダの固定から解放することにおいて特徴付けられる、プレフォーム・ホルダ。
【請求項15】
前記弾力的な固定リング(32)がゴムでできていることにおいて特徴付けられる、請求項14記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項16】
前記本体(30)は、その上に加圧空気が前記ピストン(34)に動かされる開口(35)を有することにおいて特徴付けられる、請求項14または15記載のプレフォーム・ホルダ。
【請求項17】
前記本体(30)が、前記ピストン(34)に作用する軸方向に取付けられる摺動可能なピン(37)と適合することにおいて特徴付けられる、請求項14または15記載のプレフォーム・ホルダ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【公表番号】特表2011−506129(P2011−506129A)
【公表日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−536873(P2010−536873)
【出願日】平成20年12月3日(2008.12.3)
【国際出願番号】PCT/PL2008/000093
【国際公開番号】WO2009/072910
【国際公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【出願人】(509115476)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年12月3日(2008.12.3)
【国際出願番号】PCT/PL2008/000093
【国際公開番号】WO2009/072910
【国際公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【出願人】(509115476)
【Fターム(参考)】
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