説明

プロテアーゼ変異体を含む組成物及び方法

本発明は、プロテアーゼ変異体、プロテアーゼ変異体を含む組成物、並びに、このようなプロテアーゼ変異体及び組成物を使用する方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
親プロテアーゼの単離されたプロテアーゼ変異体であって、前記変異体は、X024G/R、X053G、X078N、X101N、X128A/S及びX217L/Qからなる群から選択される3つのアミノ酸置換を含むアミノ酸配列を含み、ここで、前記変異体はタンパク質分解活性を有し、前記変異体の各アミノ酸位置は、配列番号2のアミノ酸配列と前記変異体のアミノ酸配列とのアラインメントによって決定される、配列番号2のアミノ酸配列におけるアミノ酸位置に対応させることにより番号付けされる、変異体。
【請求項2】
前記変異体のアミノ酸配列が、X024G/R、X053G、X078N、X101N、X128A/S及びX217L/Qからなる群から選択される4つのアミノ酸置換を含む、請求項1に記載の変異体。
【請求項3】
前記変異体のアミノ酸配列が、X024G/R、X053G、X078N、X101N、X128A/S及びX217L/Qからなる群から選択される5つのアミノ酸置換を含む、請求項1に記載の変異体。
【請求項4】
前記変異体のアミノ酸配列が、X024G/R、X053G、X078N、X101N、X128A/S及びX217L/Qからなる群から選択される6つのアミノ酸置換を含む、請求項1に記載の変異体。
【請求項5】
前記変異体のアミノ酸配列がアミノ酸置換X097Aを更に含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項6】
前記変異体のアミノ酸配列がアミノ酸置換X024G/R+X053G+X078N+X101N+X128A/S+X217L/Q又はX097A+X128A/S+X217L/Qを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項7】
前記変異体のアミノ酸配列がアミノ酸置換S024G/R+S053G+S078N+S101N+G128A/S+Y217L/Q又はG097A+G128A/S+Y217L/Qを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項8】
前記変異体のアミノ酸配列がアミノ酸置換S024G+S053G+S078N+S101N+G128S+Y217Q又はS024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q、を含み、選択的に、N109G、N076D、S033T、N243V、S248A、A088T、及びS063Gからなる群から選択される置換を更に含む、請求項7に記載の変異体。
【請求項9】
前記変異体のアミノ酸配列が、以下のもの:
A088T+N109G+A116T+G131H+N243V+L257G、
S033T+N076D、
S009T+N109G+K141R+N243V、
S162G+K256R、
N109G+A116T、
N109G+L257G、
S162G+L257G、
N061G+N109G+N243V、
N109G+N243V+S248A、
S033T+N076D+N109G+N218S+N243V+S248N+K256R、
N109G+A116T+N243V+K256R、
A088T+N109G+A116T+G131H+N243V、
A088T+N109G、
N109G+N243V、
T158S+L257G、
N061S+N109G+N243V、
P040A+N109G+N243V+S248N+K256R、
S009T+S018T+Y021N+N109G+K141R、
A088T+N109G+A116T+T158S+N243V+K256R、
A088T+N109G+A116T+T158S+N218S+L257G、
N109G+K256R、
N109G+N243V+K256R、
S063G+K256R、
S063G+N109G、
S063G、
S063G+N076D、
S033T+N076D+N218S、及び
N076D+N218Sからなる群から選択される1組のアミノ酸置換を更に含む、請求項7に記載の変異体。
【請求項10】
前記変異体のアミノ酸配列がアミノ酸置換S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Qを含み、以下のもの:
A088T+N109G+A116T+G131H+N243V+L257G、
S033T+N076D、
S009T+N109G+A128S+K141R+N243V、
S162G+K256R、
N109G+A116T、
N109G+L257G、
S162G+L257G、
N061G+N109G+N243V、
N109G+A128S+N243V+S248A、
S033T+N076D+N109G+A128S+N218S+N243V+S248N+K256R、
N109G+A116T+N243V+K256R、
A088T+N109G+A116T+G131H+N243V、
A088T+N109G、
N109G+N243V、
T158S+L257G、
N061S+N109G+N243V、
P040A+N109G+A128S+N243V+S248N+K256R、
S009T+S018T+Y021N+N109G+A128S+K141R、
A088T+N109G+A116T+T158S+N243V+K256R、
A088T+N109G+A116T+T158S+N218S+L257G、
N109G+K256R、
N109G+A128S+N243V+K256R、
S063G+K256R、
S063G+N109G、
S063G+A128S、
S063G+N076D、
S033T+N076D+A128S+N218S、及び
N076D+N218Sからなる群から選択される1組のアミノ酸置換を更に含む、請求項7に記載の変異体。
【請求項11】
前記変異体のアミノ酸配列が、配列番号2又は配列番号6のアミノ酸配列に対して少なくとも80%の配列同一性を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項12】
前記変異体のアミノ酸配列が、配列番号2又は配列番号6のアミノ酸配列に対して少なくとも85%の配列同一性を有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項13】
前記変異体が、前記親プロテアーゼと比較して向上したタンパク質分解活性及び/又はクリーニング活性を有するか、あるいは、配列番号2の配列を有するBPN’プロテアーゼのタンパク質分解活性と比較して向上したタンパク質分解活性及び/又はクリーニング活性を有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項14】
前記変異体が、配列番号4の配列を有するプロテアーゼのタンパク質分解活性と比較して向上したタンパク質分解活性を有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項15】
前記変異体が、配列番号6の配列を有するプロテアーゼのタンパク質分解活性と比較して向上したタンパク質分解活性を有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項16】
前記親プロテアーゼがスブチリシンプロテアーゼである、請求項1〜15のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項17】
前記親プロテアーゼが、配列番号2のアミノ酸配列を有するバチルス・アミロリケファシエンス(B. amyloliquefaciens)スブチリシンプロテアーゼBPN’に対して少なくとも80%の配列同一性を有する、請求項16に記載の変異体。
【請求項18】
前記親プロテアーゼが、配列番号2のアミノ酸配列に対して少なくとも85%の配列同一性を有する、請求項16に記載の変異体。
【請求項19】
前記変異体が配列番号6のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の変異体。
【請求項20】
親プロテアーゼの単離されたプロテアーゼ変異体であって、前記プロテアーゼ変異体はタンパク質分解活性を有し、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される配列番号2のアミノ酸位置に対応する1つ以上のアミノ酸位置にて変異を含むアミノ酸配列を含み、ここで、前記変異の少なくとも1つは独立して、
(i)前記位置を占めるアミノ酸残基の上流又は下流における1つ以上のアミノ酸残基の挿入、
(ii)前記位置を占めるアミノ酸残基の欠失、又は
(iii)異なるアミノ酸残基による、前記位置を占めるアミノ酸残基の置換、
であり、ここで、各アミノ酸位置は、配列番号2のアミノ酸配列と変異体のアミノ酸配列とのアラインメントによって決定される配列番号2に記載のバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)スブチリシンプロテアーゼBPN’のアミノ酸配列におけるアミノ酸位置に対応させることにより番号付けされる、変異体。
【請求項21】
前記変異体が、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される2つのアミノ酸位置における変異を含むアミノ酸配列を含む、請求項20に記載の変異体。
【請求項22】
前記変異体が、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される3つのアミノ酸位置における変異を含むアミノ酸配列を含む、請求項21に記載の変異体。
【請求項23】
前記変異体が、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される4つのアミノ酸位置における変異を含むアミノ酸配列を含む、請求項22に記載の変異体。
【請求項24】
前記変異体が、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される5つのアミノ酸位置における変異を含むアミノ酸配列を含む、請求項23に記載の変異体。
【請求項25】
前記変異体が、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される6つのアミノ酸位置における変異を含むアミノ酸配列を含む、請求項24に記載の変異体。
【請求項26】
前記変異体が、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される配列番号2の位置に対応するアミノ酸位置のそれぞれにおける変異を含むアミノ酸配列を含む、請求項25に記載の変異体。
【請求項27】
前記変異体が、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される位置における異なるアミノ酸残基によるアミノ酸残基の置換を含むアミノ酸配列を含む、請求項20〜26のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項28】
前記変異体が、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される2つの位置のそれぞれにおける異なるアミノ酸残基によるアミノ酸残基の置換を含むアミノ酸配列を含む、請求項27に記載の変異体。
【請求項29】
前記変異体が、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される4つの位置のそれぞれにおける異なるアミノ酸残基によるアミノ酸残基の置換を含むアミノ酸配列を含む、請求項28に記載の変異体。
【請求項30】
前記変異体が、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される5つの位置のそれぞれにおける異なるアミノ酸残基によるアミノ酸残基の置換を含むアミノ酸配列を含む、請求項29に記載の変異体。
【請求項31】
前記変異体が、位置24、53、78、97、101、128及び217からなる群から選択される6つの位置のそれぞれにおける異なるアミノ酸残基によるアミノ酸残基の置換を含むアミノ酸配列を含む、請求項30に記載の変異体。
【請求項32】
前記変異体が、位置24、53、78、101、128及び217のそれぞれにおける異なるアミノ酸残基によるアミノ酸残基の置換を含むアミノ酸配列を含み、ここで、各位置が配列番号2における位置と対応させることにより番号付けされる、請求項31に記載の変異体。
【請求項33】
前記変異体が、X024G/R、X053G、X078N、X097A、X101N、X128A/S及びX217Q/Lからなる群から選択される少なくとも1つのアミノ酸置換を含むアミノ酸配列を含む、請求項20〜32のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項34】
前記変異体が、X024G/R、X053G、X078N、X097A、X101N、X128A/S及びX217Q/Lからなる群から選択される少なくとも2つのアミノ酸置換を含むアミノ酸配列を含む、請求項33に記載の変異体。
【請求項35】
前記変異体が、X024G/R、X053G、X078N、X097A、X101N、X128A/S及びX217Q/Lからなる群から選択される少なくとも3つのアミノ酸置換を含むアミノ酸配列を含む、請求項34に記載の変異体。
【請求項36】
前記変異体が、X024G/R、X053G、X078N、X097A、X101N、X128A/S及びX217Q/Lからなる群から選択される少なくとも4つのアミノ酸置換を含むアミノ酸配列を含む、請求項35に記載の変異体。
【請求項37】
前記変異体が、X024G/R、X053G、X078N、X097A、X101N、X128A/S及びX217Q/Lからなる群から選択される少なくとも5つのアミノ酸置換を含むアミノ酸配列を含む、請求項36に記載の変異体。
【請求項38】
前記変異体が、X024G/R、X053G、X078N、X097A、X101N、X128A/S及びX217Q/Lからなる群から選択される少なくとも6つのアミノ酸置換を含むアミノ酸配列を含む、請求項37に記載の変異体。
【請求項39】
前記変異体が、(a)X128A/S及び/又はX217L/Q、(b)G128A/S及び/又はY217L/Q、並びに、(c)G097A、G128A/S及び/又はY217L/Qからなる群から選択される置換の組を含むアミノ酸配列を含む、請求項20〜38のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項40】
前記変異体が、アミノ酸置換X024G/R+X053G+X078N+X101N+X128A/S+X217Q/Lを含むアミノ酸配列を含む、請求項20〜39のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項41】
前記変異体が、配列番号2のアミノ酸配列に対して少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項20〜40のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項42】
前記変異体が、配列番号2に対して少なくとも85%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項41に記載の変異体。
【請求項43】
前記変異体のアミノ酸配列がS024G、S053G、S078N、S101N、G128A/S及びY217Qの群から選択される少なくとも1つのアミノ酸置換を含む、請求項20〜42のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項44】
前記変異体のアミノ酸配列がアミノ酸置換S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Qを含む、請求項20〜43のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項45】
前記変異体が、前記親プロテアーゼと比較して向上したタンパク質分解活性及び/又はクリーニング活性を有するか、あるいは、配列番号2に記載のプロテアーゼのタンパク質分解活性と比較して向上したタンパク質分解活性及び/又はクリーニング活性を有する、請求項20〜44のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項46】
前記変異体が、配列番号4に記載のプロテアーゼのタンパク質分解活性と比較して向上したタンパク質分解活性を有する、請求項20〜44のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項47】
前記変異体が、配列番号6に記載のプロテアーゼのタンパク質分解活性と比較して向上したタンパク質分解活性を有する、請求項20〜44のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項48】
前記親プロテアーゼがスブチリシンプロテアーゼである、請求項20〜47のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項49】
前記親プロテアーゼが、配列番号2のアミノ酸配列を有するバチルス・アミロリケファシエンス(B. amyloliquefaciens)スブチリシンプロテアーゼBPN’に対して少なくとも80%の配列同一性を有する、請求項48に記載の変異体。
【請求項50】
前記親プロテアーゼが、配列番号2のアミノ酸配列に対して少なくとも85%の配列同一性を有する、請求項49に記載の変異体。
【請求項51】
親プロテアーゼの単離されたプロテアーゼ変異体であって、(a)前記プロテアーゼ変異体は、(i)配列番号2の配列に対して少なくとも90%の同一性を有するアミノ酸配列であって、(ii)位置24及び53におけるグリシンの置換、位置78及び101におけるアスパラギンの置換、位置128におけるアラニン又はセリンの置換、及び位置217におけるグルタミンの置換を含む、アミノ酸配列を含み、(b)前記親プロテアーゼは、配列番号2に対して少なくとも90%の配列同一性を有し、(c)前記変異体の各アミノ酸位置は、配列番号2の配列のアミノ酸位置に対応させることにより番号付けされ、並びに(d)前記変異体は、親プロテアーゼと比較してタンパク質分解活性及び/又はクリーニング活性が増大している、変異体。
【請求項52】
前記変異体が成熟型である、請求項1〜51のいずれか一項に記載の変異体。
【請求項53】
タンパク質分解活性を有する単離されたポリペプチドであって、前記ポリペプチドは、
a)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+A088T+N109G+A116T+G131H+N243V+L257G、
b)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+S033T+N076D、
c)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128S+Y217Q+S009T+N109G+K141R+N243V、
d)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+S162G+K256R、
e)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+N109G+A116T、
f)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+N109G+L257G、
g)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+S162G+L257G、
h)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+N061G+N109G+N243V、
i)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128S+Y217Q+N109G+N243V+S248A、
j)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128S+Y217Q+S033T+N076D+N109G+N218S+N243V+S248N+K256R、
k)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+N109G+A116T+N243V+K256R、
l)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+A088T+N109G+A116T+G131H+N243V、
m)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+A088T+N109G、
n)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+N109G+N243V、
o)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+T158S+L257G、
p)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+N061S+N109G+N243V、
q)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128S+Y217Q+P040A+N109G+N243V+S248N+K256R、
r)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128S+Y217Q+S009T+S018T+Y021N+N109G+K141R、
s)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+A088T+N109G+A116T+T158S+N243V+K256R、
t)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+A088T+N109G+A116T+T158S+N218S+L257G、
u)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+N109G+K256R、
v)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128S+Y217Q+N109G+N243V+K256R、
w)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+S063G+K256R、
x)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+S063G+N109G、
y)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128S+Y217Q+S063G、
z)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+S063G+N076D、
aa)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128S+Y217Q+S033T+N076D+N218S、
bb)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q+N076D+N218S及び
cc)BPN’−S024G+S053G+S078N+S101N+G128A+Y217Q、からなる群から選択されるポリペプチド配列に対して少なくとも85%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、ここで、前記変異体の各アミノ酸位置は、配列番号2の配列のアミノ酸位置に対応させることにより番号付けされる、変異体。
【請求項54】
請求項1〜52のいずれか一項に記載の変異体又は請求項53に記載のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列あるいはその相補的ポリヌクレオチド配列を含む、単離された核酸。
【請求項55】
配列番号3若しくは配列番号5に記載のポリヌクレオチド配列又はその相補的ポリヌクレオチド配列に対して少なくとも80%の配列同一性を有するポリヌクレオチド配列を含む、単離された核酸。
【請求項56】
請求項54又は55に記載の少なくとも1つの核酸を含む発現ベクター。
【請求項57】
前記少なくとも1つの核酸がプロモーターに作用可能に連結されている、請求項56に記載の発現ベクター。
【請求項58】
(a)請求項64又は65に記載の核酸、あるいは、(b)請求項56又は57に記載の発現ベクター、を含む、組み換え宿主細胞。
【請求項59】
前記宿主細胞が細菌細胞である、請求項58に記載の組み換え宿主細胞。
【請求項60】
前記宿主細胞がバチルス細胞である、請求項59に記載の組み換え宿主細胞。
【請求項61】
前記宿主細胞が枯草菌(Bacillus subtilis)細胞である、請求項70に記載の組み換え宿主細胞。
【請求項62】
(a)請求項54又は55に記載の核酸、あるいは、(b)請求項56又は57に記載の発現ベクター、を含む、細胞培養物。
【請求項63】
プロテアーゼ変異体の製造方法であって、前記方法が、前記変異体の生産を促進する条件下で請求項58〜61のいずれか一項に記載の組み換え宿主細胞を培養することを含む、方法。
【請求項64】
前記細胞培養物から前記変異体を回収することを更に含む、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
プロテアーゼ変異体の製造方法であって、前記方法が、
(a)請求項56又は57に記載の組み換え発現ベクターを細胞集団に導入することと、
(b)前記発現ベクターによりコードされるプロテアーゼ変異体の生産を促進する条件下で培地内で前記細胞を培養することと、を含む、方法。
【請求項66】
(c)前記細胞から又は前記培地から前記変異体を単離又は回収することを更に含む、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
組成物が布地ケア製品及びホームケア製品ではない、請求項1〜52のいずれか一項に記載の変異体又は請求項53に記載のポリペプチドを含む組成物。
【請求項68】
少なくとも1つの添加剤成分又は担体を含む、請求項67に記載の組成物。
【請求項69】
前記組成物が追加の酵素を含む、請求項67又は68に記載の組成物。
【請求項70】
前記追加の酵素が、ヘミセルラーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、ペクタートリアーゼ、マンナナーゼ、ケラチナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシターゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ及びラッカーゼからなる群から選択される、請求項69に記載の組成物。
【請求項71】
前記組成物が、コンタクトレンズをクリーニングするための洗剤組成物である、請求項67〜70のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項72】
前記組成物が、パーソナルケア用途において有用であるクリーニング組成物である、請求項67〜70のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項73】
少なくとも1つのビルダー及び/又は少なくとも1つの界面活性剤を更に含む、請求項67〜72のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項74】
クリーニングの必要のある物品又は表面をクリーニングするための方法であって、前記方法が、前記物品又は表面を、請求項1〜52のいずれか一項に記載の変異体、請求項53に記載のポリペプチド又は請求項67〜73のいずれか一項に記載の組成物と接触させることを含む、方法。
【請求項75】
前記物品又は表面を水ですすぐことを更に含む、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
表面又は物品をクリーニングするための方法であって、前記物品又は表面を所望の程度までクリーニング又は洗浄するのに、充分な時間にわたって並びに/又は充分な若しくは有効な条件下で、請求項1〜52のいずれか一項に記載の変異体、請求項53に記載のポリペプチド又は請求項67〜73のいずれか一項に記載の組成物と、洗浄すべき前記物品又は表面の少なくとも一部分を接触させることを含む、方法。
【請求項77】
表面若しくは布地の処理及び/又はクリーニング方法であって、選択的に前記表面若しくは布地を洗浄する及び/又はすすぐ工程、前記表面若しくは布地を請求項1〜52のいずれか一項に記載の変異体、請求項52に記載のポリペプチド又は請求項67〜73のいずれか一項に記載の組成物と接触させる工程、次いで、選択的に前記表面若しくは布地を洗浄する及び/又はすすぐ工程を含む、方法。
【請求項78】
請求項1〜52のいずれか一項に記載の変異体であって、前記親プロテアーゼがスブチリシンプロテアーゼであり、前記変異体が、前記親スブチリシンプロテアーゼと比較したときに洗剤において向上した洗浄性能又は向上したクリーニング性能を有するスブチリシンプロテアーゼ変異体、又は、
請求項53に記載のポリペプチドであって、配列番号2、配列番号4又は配列番号6のプロテアーゼと比較したときに洗剤において向上した洗浄性能又は向上したクリーニング性能を有するポリペプチド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2013−513385(P2013−513385A)
【公表日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−543275(P2012−543275)
【出願日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【国際出願番号】PCT/US2010/059628
【国際公開番号】WO2011/072099
【国際公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【出願人】(509240479)ダニスコ・ユーエス・インク (81)
【Fターム(参考)】