説明

ユニット再起動方法、及び再起動装置

【課題】非常調速機試験終了後のユニットの再起動を早め、且つボイラの燃料消費量を最小限に抑えたユニット再起動方法を提供する。
【解決手段】このユニット再起動装置50は、タービンA、Bを起動して所定時間に亘って一定速度で回転させるタービン回転手段11と、タービン回転手段11によりタービンA、Bの回転数が一定速度に達したときに発電機A、Bを並列させる並列手段12と、タービン回転手段11によりタービンA、Bの回転数を所定の時間一定回転数で回転した後に発電機A、Bの並列を解列する解列手段13と、発電機A、Bを解列した後に、タービンA、Bの非常調速機試験を実施する試験実施手段14と、非常調速機試験が終了した後にタービンA、Bの回転数を再び一定速度に回転させる再回転手段10と、各手段を同期制御する制御手段15と、を備えて構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユニット再起動方法に関し、さらに詳しくは、タービンの非常調速機試験を終了した後に、ユニットを可能な限り速く再起動させるための起動手順に関するものである。
【背景技術】
【0002】
発電所に設置されているタービンには、タービン回転数を負荷の変動にかかわらず一定の範囲内に保つ調速装置が設置されている。調速装置は、調速機と調速弁からなり、定格負荷で遮断したときに達する速度上昇を非常調速装置が作動する速度未満にする調整能力を持つ。ここで、非常調速装置は異常時に確実に動作して、タービンの破壊を防ぐ重要な機能を有するため、定期的に点検されて機能を維持するように管理される(これを、非常調速機試験と呼ぶ)。
図6は、従来の火力発電所における非常調速機試験時の各部の状態変化を示す遷移図の一例である。符号20は主蒸気温度の変化を示し、符号21は蒸気圧力の変化を示し、符号22はタービン回転数の変化を示し、符号23は発電機出力の変化を示し、符号24はボイラの燃料消費量の変化を示している。
図7は、図6の遷移図に基づいて各部が動作する手順を説明するフローチャートである。まず、ボイラを点火する(S20)。これにより、主蒸気温度20と蒸気圧力21が上昇する。そして主蒸気温度20と蒸気圧力21が所定の値に達すると(S21でYES)、蒸気圧力21を一定に保持して(S22)、タービンを起動する(S23)。タービンは徐々に回転数を上げて所定回転数(例えば、3600rpm)に達すると(S24でYES)、回転数を一定に保持して(S25)、発電機を並列する(S26)。ここで、タービンの中心部メタルの遷移温度以上となった時点で(S27YES)、発電機を解列して(S28)、各試験(非常調速機試験)を開始する(S29)。試験が終了すると(S30でYES)、停止モードとなってタービンの回転数22は低下していく。そしてボイラを消火すると(S31)、それに伴って主蒸気温度20と蒸気圧力21も低下する。タービンの回転数22がゼロになると、燃料補機を起動して(S32)、ボイラを再点火する(S33)。それにより主蒸気温度20と蒸気圧力21も上昇して所定の値になると(S34でYES)、蒸気圧力21を一定に保持して(S35)、タービンを起動する(S36)。タービンは徐々に回転数を上げて所定回転数に達すると(S37でYES)、回転数を一定に保持して(S38)、発電機を並列にして(S39)、定常運転モードに移行する(S40)。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の非常調速機試験においては、試験が終了すると一旦ボイラを消火するため、主蒸気の温度20と蒸気圧力21が低下してしまうため、再点火してからタービンを再起動するため、メタル温度より低い蒸気が供給されることになる。その結果、メタル表面が冷却されて中心部との温度差が生じて、メタルにストレスが掛かるといった問題がある。また、一旦ボイラを消火して、再点火するために余分な燃料を消費するばかりでなく、再起動までに時間が余分に掛かるといった問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、非常調速機試験の終了後に、ボイラを消火せずにタービンを所定速度に維持して、発電機を並列することにより、非常調速機試験終了後のユニットの再起動を早め、且つボイラの燃料消費量を最小限に抑えたユニット再起動方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、発電機用タービンの非常調速機試験が終了した後にユニットを再起動する方法であって、前記発電機用タービンを起動して所定時間に亘って一定速度で回転させるタービン回転工程と、前記タービン回転工程により前記発電機用タービンの回転数が一定速度に達したときに発電機を並列させる並列工程と、前記タービン回転工程により前記発電機用タービンの回転数を所定の時間一定回転数で回転した後に前記発電機を解列する解列工程と、前記発電機を解列した後に、前記発電機用タービンの非常調速機試験を実施する試験実施工程と、前記非常調速機試験が終了した後に前記発電機用タービンの回転数を再び一定速度に回転させる再回転工程と、を備え、前記再回転工程を実施後に、前記並列工程により前記発電機を並列させることを特徴とする。
火力発電所の発電機は、ボイラを加熱することにより高圧の蒸気を発生させ、その蒸気をタービンに噴射することにより、タービンに直結された発電機を回転させて発電している。このタービンには、回転数を負荷の変動にかかわらず一定の範囲内に保つ調速装置が設置されている。調速装置は、調速機と調速弁からなり、定格負荷で遮断したときに達する速度上昇を非常調速装置が作動する速度未満にする調整能力を持つ。ここで、非常調速装置は異常時に確実に動作して、タービンの破壊を防ぐ重要な機能を有するため、定期的に点検されて機能を維持するように非常調速機試験が実施される。また、試験終了後は速やかに定常運転に復帰することが好ましい。そこで本発明では、非常調速機試験が終了した後に、タービン回転工程により発電機用タービンの回転数を再び一定速度に回転させた後に、並列工程により発電機を並列して定常運転に移行する。これにより、非常調速機試験終了後のユニットの再起動を早め、且つボイラの燃料消費量を最小限に抑えることができる。
【0005】
請求項2は、前記再回転工程は、前記解列工程をリセットすることにより実施されることを特徴とする。
タービンの回転数が低下した後に、所定の回転数まで上昇させるためには、ボイラを消火せずに、タービンを回転させたまま所定速度まで上昇させる必要がある。そのためには、解列工程を解除する必要がある。そこで本発明では、再回転工程を実施するために、解列工程をリセットしてボイラを消火しないようにする。これにより、主蒸気温度と圧力の低下を抑えて、タービンの回転数を所定回転数に戻す時間を短縮することができる。
【0006】
請求項3は、前記再回転工程を実施後に、前記並列工程により前記発電機を並列することにより、前記発電機に係る再起動時間の短縮と燃料消費量の低減を実現したことを特徴とする。
ボイラを消火すると、急激に主蒸気温度と圧力が低下する。また、低下した主蒸気温度と圧力を定常値に戻すためには、ボイラを再点火して主蒸気温度と圧力が定常値になるまでタービンを回転することができない。その結果、ボイラの再点火するための燃料が必要となり、タービンの回転数を定常値まで上昇するまで時間を要する。そこで本発明では、再回転工程を実施後に、並列工程により発電機を並列する。これにより、発電機に係る再起動時間の短縮と燃料消費量の低減を実現することができる。
【0007】
請求項4は、発電機用タービンの非常調速機試験が終了した後にユニットを再起動する再起動装置であって、前記発電機用タービンを起動して所定時間に亘って一定速度で回転させるタービン回転手段と、前記タービン回転手段により前記発電機用タービンの回転数が一定速度に達したときに発電機を並列させる並列手段と、前記タービン回転手段により前記発電機用タービンの回転数を所定の時間一定回転数で回転した後に前記発電機を解列する解列手段と、前記発電機を解列した後に、前記発電機用タービンの非常調速機試験を実施する試験実施手段と、前記非常調速機試験が終了した後に前記発電機用タービンの回転数を再び一定速度に回転させる再回転手段と、を備え、前記再回転手段を実施後に、前記並列手段により前記発電機を並列させることを特徴とする。
本発明は請求項1と同様の作用効果を奏する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、非常調速機試験が終了した後に、タービン回転工程により発電機用タービンの回転数を再び一定速度に回転させた後に、並列工程により発電機を並列して定常運転に移行するので、非常調速機試験終了後のユニットの再起動を早め、且つボイラの燃料消費量を最小限に抑えることができる。
また、再回転工程を実施するために、解列工程をリセットしてボイラを消火しないようにする。これにより、主蒸気温度と圧力の低下を抑えて、タービンの回転数を所定回転数に戻す時間を短縮することができる。
また、再回転工程を実施後に、並列工程により発電機を並列するので、発電機に係る再起動時間の短縮と燃料消費量の低減を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の実施形態に係る発電所プラントシステムの概略構成を示す図である。この発電所プラントシステム50は、プラント全体の制御を司る制御用計算機1と、CRTの表示を制御するCRT制御装置2と、プラント状態をリアルタイムに表示するCRT3と、ユニット6と、各ユニット6を制御するプラント制御装置5と、夫々を接続する伝送ネットワーク4と、を備えて構成されている。尚、ユニット6の動作については、公知であるのでここでは省略する。また、ユニット6の構成は一例であり、火力発電の機能を実現できる構成であれば他の構成でも構わない。ここでは、プラント制御装置5がユニット6内の各装置からの情報を受け取って処理し、ユニットの状態を正常に維持している。また、制御用計算機1は各プラント制御装置5からの情報を統括して、発電所全体の統括制御を行なっている。
【0010】
図2は本発明の実施形態に係るユニット再起動装置の機能を示すブロック図である。このユニット再起動装置51は、発電機用タービン(以下、単にタービンと呼ぶ)の非常調速機試験後のユニット再起動装置であって、タービンA、Bを起動して所定時間に亘って一定速度で回転させるタービン回転手段11と、タービン回転手段11によりタービンA、Bの回転数が一定速度に達したときに発電機A、Bを並列させる並列手段12と、タービン回転手段11によりタービンA、Bの回転数を所定の時間一定回転数で回転した後に発電機A、Bの並列を解列する解列手段13と、発電機A、Bを解列した後に、タービンA、Bの非常調速機試験を実施する試験実施手段14と、非常調速機試験が終了した後にタービンA、Bの回転数を再び一定速度に回転させる再回転手段10と、各手段を同期制御する制御手段15と、を備え、非常調速機試験が終了した後に、再回転手段10によりタービンA、Bの回転数を再び一定速度に回転させた後に、並列手段12により発電機A、Bを並列して定常運転に移行する。
即ち、火力発電所の発電機は、ボイラを加熱することにより高圧の蒸気を発生させ、その蒸気をタービンに噴射することにより、タービンに直結された発電機を回転させて発電している。このタービンには、回転数を負荷の変動にかかわらず一定の範囲内に保つ調速装置が設置されている。調速装置は、調速機と調速弁からなり、定格負荷で遮断したときに達する速度上昇を非常調速装置が作動する速度未満にする調整能力を持つ。ここで、非常調速装置は異常時に確実に動作して、タービンの破壊を防ぐ重要な機能を有するため、定期的に点検されて機能を維持するように非常調速機試験が実施される。また、試験終了後は速やかに定常運転に復帰することが好ましい。そこで本実施形態では、非常調速機試験が終了した後に、再回転手段10によりタービンA、Bの回転数を再び一定速度に回転させた後に、並列手段12により発電機A、Bを並列して定常運転に移行する。これにより、非常調速機試験終了後のユニットの再起動を早め、且つボイラの燃料消費量を最小限に抑えることができる。
【0011】
図3は、本発明の火力発電所における非常調速機試験時の各部の状態変化を示す遷移図の一例である。同じ構成要素には図6と同じ参照番号を付して説明する。
図4は制御手段の動作フローを説明するための論理系統図である。ABC(ボイラ自動制御装置)計算機モードのとき通常停止指令(CPTR)が出力されると、ゲート1(以下、G1と呼ぶ)からセット信号が出力されてFF1をセットして「通常停止モード」となる。また、ABC計算機モードのとき通常停止指令解除(CPTR)が出力されると、G1はリセット信号が出力されてFF1をリセットして「起動モード」となる。FF1のリセットの条件として、MFT動作又は加減弁無負荷位置がG17から出力されると、G3からリセット信号が出力されてリセットされて「起動モード」となる。また、MFT動作又は加減弁無負荷位置がG17から出力されると、起動モードリセット条件となって、G12からリセット信号が出力されてFF3とFF4をリセットする。また、この条件下で発電機遮断機「切り」となると、G13からセット信号が出力されて、FF5をセットする。また、ABC計算機モードのとき冷却停止指令(CPTR)が出力されると、G4からセット信号が出力されてFF2をセットすることにより、「冷却停止モード」となる。FF2のリセット条件は、ABC計算機モードのとき冷却停止指令解除が出力されることによりG5からリセット信号が出力される。
【0012】
図5は、図3の遷移図に基づいて各部が動作する手順を説明するフローチャートである。まず、ボイラを点火する(S1)。これにより、主蒸気温度20と蒸気圧力21が上昇する。そして主蒸気温度20と蒸気圧力21が所定の値に達すると(S2でYES)、蒸気圧力21を一定に保持して(S3)、タービンを起動する(S4)。タービンは徐々に回転数を上げて所定回転数(例えば、3600rpm)に達すると(S5でYES)、回転数を一定に保持して(S6)、発電機を並列する(S7)。ここで、タービンの中心部メタルの遷移温度以上となった時点で(S8YES)、発電機を解列して(S9)、各試験(非常調速機試験)を開始する(S10)。試験が終了すると(S11でYES)、ボイラを消火せずにしておき、その結果、主蒸気温度20と蒸気圧力21が上昇して所定の値になると(S12でYES)、蒸気圧力21を一定に保持して(S13)、タービンを起動する(S14)。タービンは徐々に回転数を上げて所定回転数に達すると(S15でYES)、回転数を一定に保持して(S16)、発電機を並列にして(S17)、定常運転モードに移行する(S18)。
即ち、タービンの回転数が低下した後に、所定の回転数まで上昇させるためには、ボイラを消火せずに、タービンを回転させたまま所定速度まで上昇させる必要がある。そのためには、解列工程を解除する必要がある。そこで本実施形態では、再回転工程を実施するために、解列工程をリセットしてボイラを消火しないようにする。これにより、主蒸気温度20と蒸気圧力21の低下を抑えて、タービンの回転数22を所定回転数に戻す時間を短縮することができる。
【0013】
また、ボイラを消火すると、急激に主蒸気温度20と蒸気圧力21が低下する。また、低下した主蒸気温度20と蒸気圧力21を定常値に戻すためには、ボイラを再点火して主蒸気温度20と蒸気圧力21が定常値になるまでタービンを回転することができない。その結果、ボイラを再点火するための燃料が必要となり、タービンの回転数を定常値まで上昇するまで時間を要する。そこで本実施形態では、再回転工程を実施後に、並列工程により発電機を並列する。これにより、発電機に係る再起動時間の短縮と燃料消費量の低減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態に係る発電所プラントシステムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係るユニット再起動装置の機能を示すブロック図である。
【図3】本発明の火力発電所における非常調速機試験時の各部の状態変化を示す遷移図の一例である。
【図4】制御手段の動作フローを説明するための論理系統図である。
【図5】図3の遷移図に基づいて各部が動作する手順を説明するフローチャートである。
【図6】従来の火力発電所における非常調速機試験時の各部の状態変化を示す遷移図の一例である。
【図7】図6の遷移図に基づいて各部が動作する手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
【0015】
1 制御用計算機、2 CRT制御装置、3 CRT、4 伝送ネットワーク、5 プラント制御装置、6 ユニット、10 再回転手段、11 タービン回転手段、12 並列手段、13 解列手段、14 試験実施手段、15 制御手段、20 主蒸気温度、21 蒸気圧力、22 タービン回転数、23 発電機出力、24 ボイラの燃料消費量、50 発電所プラントシステム、51 ユニット再起動装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発電機用タービンの非常調速機試験が終了した後にユニットを再起動する方法であって、
前記発電機用タービンを起動して所定時間に亘って一定速度で回転させるタービン回転工程と、
前記タービン回転工程により前記発電機用タービンの回転数が一定速度に達したときに発電機を並列させる並列工程と、
前記タービン回転工程により前記発電機用タービンの回転数を所定の時間一定回転数で回転した後に前記発電機を解列する解列工程と、
前記発電機を解列した後に、前記発電機用タービンの非常調速機試験を実施する試験実施工程と、
前記非常調速機試験が終了した後に前記発電機用タービンの回転数を再び一定速度に回転させる再回転工程と、を備え、
前記再回転工程を実施後に、前記並列工程により前記発電機を並列させることを特徴とするユニット再起動方法。
【請求項2】
前記再回転工程は、前記解列工程をリセットすることにより実施されることを特徴とする請求項1に記載のユニット再起動方法。
【請求項3】
前記再回転工程を実施後に、前記並列工程により前記発電機を並列することにより、前記発電機に係る再起動時間の短縮と燃料消費量の低減を実現したことを特徴とする請求項1又は2に記載のユニット再起動方法。
【請求項4】
発電機用タービンの非常調速機試験が終了した後にユニットを再起動する再起動装置であって、
前記発電機用タービンを起動して所定時間に亘って一定速度で回転させるタービン回転手段と、
前記タービン回転手段により前記発電機用タービンの回転数が一定速度に達したときに発電機を並列させる並列手段と、
前記タービン回転手段により前記発電機用タービンの回転数を所定の時間一定回転数で回転した後に前記発電機を解列する解列手段と、
前記発電機を解列した後に、前記発電機用タービンの非常調速機試験を実施する試験実施手段と、
前記非常調速機試験が終了した後に前記発電機用タービンの回転数を再び一定速度に回転させる再回転手段と、を備え、
前記再回転手段を実施後に、前記並列手段により前記発電機を並列させることを特徴とする再起動装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−174749(P2010−174749A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−18522(P2009−18522)
【出願日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【Fターム(参考)】