説明

リニア振動デバイス

【課題】寿命を半永久的に保つことができるリニア振動デバイスを提供する。
【解決手段】磁界を作るマグネット23;下側プレート22;上側プレート24;及び上側プレート24と結合された振動子21;を有する振動体20と、上側プレート24の上側面と結合された弾性部材31と、弾性部材31と結合して外部に振動音を伝達する内部が空いているケース32と、振動体20の下側面には、電磁気力を一方向に集中させるヨーク15;ヨーク15と結合して電磁気力を発生させるコイル14;コイル14と結合して外部から伝達される特定周波数の電気信号を伝達することができるプリント回路板12;及びプリント回路板12と結合されると共に、一部のへりから突出した拡張片を有するブラケット11;を有する固定体10と、固定体10と結合されたケース32とを備えるリニア振動デバイス。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はリニア振動デバイスに関する。詳しくは、外部で入力された特定周波数の電気信号によって重量体を含んだ振動体が上下に動作して、大きさと振動が変化しながら携帯電話など電子器機に振動を発生させるように発明されたリニア振動デバイスに関するのである。
【背景技術】
【0002】
一般的に携帯電話では着信状態を知らせてくれるために、ベルあるいはメロディーをたくさん常用しているが、これは周辺に騒音を発生して他人に不快感を与えてしまう。
【0003】
これを解決しようと、音ではない振動で着信状態を知らせてくれるように考案されたものが振動モーターであり、このような振動モーターにおいて、ブラッシュを用いた一般的なDCモーターに振動体をつけて用いるのが、一般的な方式である。
【0004】
しかし、この方式はブラッシュを使うので寿命の制限が発生し、多様な振動モードの使用上の制限が発生するので、現在、タッチパネル式携帯電話が流行しており早い応答の振動モーターが消費者から要求されているが、消費者の要求を満たしにくい。
【0005】
このような問題点を解決しようと、ブラッシュを使わず、上下に動作する振動デバイスとして、韓国特許10−0735299号として登録された"垂直振動子"と韓国特許10−0934584号として登録された"リニア振動モーター"があるが、このような構造のリニア振動デバイスは、コイルがマグネットとヨークの間を上下動作しなければならないので、十分な両方のギャップの確保が必要であり、コイルとマグネットとの間の相互の力によって制限なく継続的な上部への上昇と下部への下降が発生する。
【0006】
従って、他の構成品との機械的な接触によって、ノイズが発生するおそれが高く、ダンパと磁性流体を使っているが、これによって生産性及び進行性特性低下が発生して、根本的な解決点を捜すことができないから、生産性低下の抑制及び十分な製品信頼性確保が難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国登録特許第10−0735299号公報
【特許文献2】韓国登録特許第10−0934584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、このような問題点を解決しようと発明されたリニア振動デバイスに関するものであり、外部で入力された特定周波数の電気信号につれて、大きさと振動が変化されることができるように構成しながら、上下動作の時にこれ以上移動しないように磁気回路的に止めるように発明された方式で、タッチ(接触)性の騒音を大きく改善すると共に一方のギャップのみ維持することによって生産性を極大化したリニア振動デバイスに関するものである。
【0009】
本発明は、前記のような従来の振動モーターの構造上の問題点を解決して、ブラッシュと整流子を取り去って寿命を半永久的に保つことができるリニア振動デバイスを提供することを目的とする。
【0010】
更に、本発明の他の目的は、上下動作の時にコイルとマグネットとの間のギャップを一方のみ維持しながら、製品の信頼性を確保すると共に上下動作がこれ以上移動しないように磁気回路的に止めるようにして機械的に接触しないようにして、タッチ性騒音及び磁気的に安定的な動作及び早い応答速度を具現するリニア振動デバイスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記の目的を果たすための本発明のリニア振動デバイスは、一部のへりから突出した拡張片を有するブラケットと結合されながら外部の電気的信号をコイルに伝達してくれるためのプリント回路板と、その上面にコイルを結合して外部の電気的信号による電磁気力を発生し、発生した電磁気力の力を一方向に極大化するように構成されたヨークとを有する固定体を備える。
【0012】
更に、本発明のリニア振動デバイスは、コイルによって形成されたヨークの電磁気力に対応磁界を形成するように構成された永久磁石(マグネット)と、永久磁石の磁力を一方向に集中するように構成された上側プレートと下側プレートと、ヨークによる集中された電磁気力に対応して上下で動作され、この上下動作に体感振動を高めるように構成された振動子とを有する振動体を備える。
【0013】
更に、振動体を、外部に振動音を送るために、弾性部材と結合した後、内部が空いているカバーのケースの内側面に固定してから、一部のへりから突出した拡張片を有するブラケットと結合してリニア振動デバイスを完成する。
【0014】
このような構造で成り立った本発明のリニア振動デバイスは、磁気場を発生するマグネットとマグネットの磁力を一方向に集中するように形成された上側プレートと下側プレートとで構成され、コイルに電気的信号によって集中されたヨークの電磁気力と引力及び斥力によって上下で動作し、上下で動作した振動音は、弾性部材を通じて内部が空いているカバーを通じて、外部に伝達して電子器機などを振動させることができる。
【0015】
更に、上下動作は、ヨークの磁力と、上側プレートおよび下側プレートの磁力とに合わせて上下移動を制限して安定的な動作をして、上側と下側に接触しないように、十分なギャップを確保可能で上下動作の時にコイルとマグネットの間に一方のギャップ管理のみ行なうようにすることで生産性及び耐久性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0016】
このような本発明のリニア振動デバイスは、既存の振動モーターに適用されるブラッシュと整流子を用いないから、振動モーターの寿命を半分永久的に保つことができるという長所があり、既存のリニア振動デバイスが上下動作の時に磁気的に止めるようにして安定的な具現が可能で、コイルとマグネットとの間に一方のギャップのみ管理することで、生産性及び耐久性を大きく向上させて製品の信頼性を高めるように構成された製品である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明によるリニア振動デバイスの分解斜視図である。
【図2】本発明によるリニア振動デバイスの断面図である。
【図3】従来のリニア振動モーターの断面図である。
【図4】従来のリニア振動デバイスの改善された方式の断面図である。
【図5】本発明による磁界の構成を表した断面図である。
【図6】本発明による下側固定磁界を表した断面図である。
【図7】本発明による上側固定磁界を表した断面図である。
【図8】ブラッシュと整流子を用いた従来方式の振動モーターの断面図である。
【図9】本発明の技術が適用されたリニア振動デバイスの他の例を表した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、添付される図面を参照して本発明の望ましい実施例を説明する。
図1のように本発明によるリニア振動デバイスは、永久磁界を作るマグネット23と、前記マグネット23の磁力方向を特定方向に集中するために結合した下側プレート22及び上側プレート24と、前記上側プレート24と結合されて体感振動を高めるように構成された振動子21とで組み立て結合された振動体20を備える。
【0019】
この時、振動体20を構成する振動子21は、通常的に鉄より重い質量を有することが望ましい。
【0020】
また、本発明によるリニア振動デバイスは、振動体20の振動音を効果的に外部に伝達するために上側プレート24の上側面と結合されて振動体20の動作が上下に一定方向に動くことを助けるよう構成された弾性部材31と、前記弾性部材31と結合して外部に振動音を伝達し内部が空いているケース32とを備える。
【0021】
更に、前記振動体20に連結された弾性部材31は、始まり部位が上側プレート24に結合するようにし、終り部位がケース32に結合するようにして振動体20の上下動作の時、振動体20の揺れを最小化することができるようにし、中央が貫通されている形態が望ましく、振動子21との結合を容易にするために上側プレート24は下側プレート22より大きいことが望ましい。
【0022】
更に、本発明によるリニア振動デバイスは、前記振動体20の下側面において、電磁気力を発生することができるコイル14と、前記コイル14によって発生した電磁気力を極大化するようにコイルの内部に挿入が可能で一方向で集中するように構成されたヨーク15と、外部から伝達される特定周波数の電気信号を伝達することができるプリント回路板(PCB)12と、内部が空いているカバーの一部のへりから突出した拡張片を有するブラケット11とで構成された固定体10を備える。
【0023】
この時、コイル14によって発生した電磁気力を極大化するために使われたヨーク15は、コイル14の内部に挿入するように外径がコイル14の内径より小さくなければならず、コイル14によって集中された電磁気力を上側プレート24と下側プレート22による磁力線に対応するように同じ一軸方向に突起円柱15A形態のように形成するのが望ましい。
【0024】
更に、プリント回路板12とコイル14の余裕線を半田付けまたは溶接で結合して外部の電気的信号をコイルに伝達し、振動体の上下動作の時、コイル半田付けまたは溶接部位を保護するために保護板13を付着して保護することが望ましい。
【0025】
更に、前記コイル14は、環形形象で構成されることが望ましく、前記コイル14はマグネット23に挿入されることができるようにマグネット23の内部直径がコイル14の外部直径より大きく形成した環形形象であることが望ましい。
【0026】
図2は、前記の構成品となる本発明の全体組立図の断面図であり、図3は従来のリニア振動モーターの断面図である。
【0027】
マグネット82の磁力によってヨーク84にはS極が、プレート83にはN極が、それぞれ形成されて一側方向に磁気的回路が形成されたと仮定し、電気信号+Aによってコイル87は、上側にN極が形成されたと仮定すれば、フレミングの左手法則によって振動体80は、下方向に移動するようになり、電気信号+Aが印加されている間に振動体80は持続的に下側に移動しようとしてブラケット88とぶつかることになる。
【0028】
反対に電気信号−Aがコイル87に印加されれば、上側にS極が形成されてフレミングの左手法則によって振動体80は上方向に移動することになり、電気信号−Aが印加されている間に持続的に振動体は上部に移動しようとしてケース81または弾性部材86にぶつかるようになって機械的タッチ騒音が発生することになる。
【0029】
図4は、従来のリニア振動モーターが有しているタッチ性騒音を克服するために、下側にはダンパ170と上側には磁性流体160を使った例であり、電気信号+Aによって振動体100は、下方向に降りるようになり、ブラケット115とぶつかることになる。
【0030】
これを防止するために下側にダンパ170を用い、ダンパ170の材質として衝撃が吸収されるものを用いているが、これは振動体100の動作による機械的な衝撃を避けることができず、100%吸収することができないので、振動体100の機械的衝撃音が、ダンパ170に伝達されて機械的騒音を発生させ、これは携帯電話及び電子器機と結合した製品の共振周波数とかみ合ってより一層、重複されて多くの高周波性ノイズを増幅して振動異音が発生する。これは消費者に不快感を誘発させ、生産ラインでの振動異音によった不良発生の原因になる。
【0031】
反対に電気信号−Aによって振動体100は、上方向に上昇するようになり、ケース110あるいは弾性部材130にぶつかることになる。これを防止するために磁力によって磁性体になることができる磁性流体160を用いて接触しないようにしているが、更に、これも磁性流体160の量によって振動体100の衝撃が変わり、これを克服するために磁性流体160の量を増加させれば振動体100の上下動作を制限するようになって振動量が急激に減るという短所が発生して適切な量の管理が難しく、適切な量を管理してもリニア振動モーターが設けられた携帯電話は、可変される多くの環境と位置で携帯して使うので、初期特性のために適切な量を維持することができず、進行性騒音及び特性低下の一原因になる。
【0032】
図5は、従来の問題点を克服するための磁気回路の構成に関する図であり、マグネット23の磁力は、上側プレート24と下側プレート22によって一方向に流れる磁気力線を発生させ、これに対応するコイル14による電磁気力は、中央にあるヨーク15を通じて磁気力線が集められ、ヨーク15の突起円柱15Aの部位に集められて発散するようになって、上側プレート24と下側プレート22に集められた磁気力と交番電源によってヨーク15の突起円柱15Aに集められた電磁気力との引力及び斥力によって上下に振動体20は動作することになる。
【0033】
図6は、本発明による下側固定磁界を表した断面図であり、振動体20のマグネット23によって発生した永久磁界は、上側プレート24の一方向にS極を形成し、下側プレート22には、N極が形成されて外部から入力される特定周波数の電気信号+Aによってコイル14には電磁気力が発生する。
【0034】
この電磁気力が発生したコイル14は、ヨーク15の一方向に集中され、マグネット23によってN極が形成された下側プレート22には、押し出す斥力が発生し、上側プレート24には引力が発生して、振動体20は下側に急速に移動される。
【0035】
このように移動された振動体20は、磁気的に安定した位置に到達して電気信号+Aが持続的に印加されても止まることになる。これにより、磁気的に安定した位置に振動体20を止めるようにできて安定的な動作を維持することができる。
【0036】
図7は、本発明による上側固定磁界を表した断面図であり、振動体20のマグネット23によって発生した永久磁界は、上側プレート24の一方向にS極を形成し、下側プレート22にはN極が形成され、外部から入力される特定周波数の電気信号−Aによってコイル14には、反対の電磁気力が発生する。
【0037】
これによってヨーク15には反対方向のS極が形成され、マグネット23によってS極が形成された上側プレート24には、押し出す斥力が発生し、下側プレート22には引力が発生して振動体20は上方向に急速に移動される。
【0038】
こう移動された振動体20は磁気的に安定された位置に到達して電気信号−Aが持続的に印加されても止まるようになる。これにより磁気的に安定された位置に振動体を止めることができて安定的な動作を維持することができる。
【0039】
こんなに電気信号+Aと電気信号−Aの矩形派に近いサイン波が交番でコイル14に早く印加されれば、ヨーク15は交番磁界を突起円柱15Aに集中するようになって振動体20は、上下動作をするようになって上下動作した振動体20による振動音は外部に弾性部材31を通じて、内部が空いているカバーのケース32に伝達して外部に送られる。
【0040】
図8は、ブラッシュ105と整流子111を用いた従来方式の振動モーターを表した断面図である。
【0041】
以上のように、本発明によるリニア振動デバイスは、既存の振動モーターに適用されるブラッシュ105と整流子111を使わないから、振動モーターの寿命を半永久的に保つことができる。
【0042】
更に、同じ方式について提起された問題点である、上下動作による振動体(80、100)と、ケース(81、110と)、ブラケット(88、115)とのタッチ(接触)性騒音を防止するために、磁性流体160とダンパ170を用いているが、これによる機械的振動異音及び進行性の振動特性が低下することを防止するために、上側プレート24と下側プレート22を用いてコイル14の磁力を極大化したヨーク15との引力及び斥力を利用して磁気的に安定に止めるように構成して、安定的な動作特性及び早い回答速度を大きく効果的に向上させることができる。
【0043】
図9は、本発明の技術が適用されたリニア振動デバイスの他の変形実施例を表す断面図であり、弾性部材13を下側ブラケット11に結合して構成したことにより、リニア振動デバイスの組立の容易性を提供する効果を有する。
【0044】
更に、図面の実施例に関して表し説明したが、以下の請求範囲による本発明の精神や分野を脱しない限度内で、本発明が多様に改造及び変化されることができるということを当業界で通常の知識を有する者が容易に分かることができることを示唆する。
【符号の説明】
【0045】
10 固定体
11 ブラケット
11A 中央突起ホール
12 プリント回路板
13 保護板
14 コイル
15 ヨーク
15A 突起円柱
15B 下側円柱部位
20 振動体
21 振動子
22 下側プレート
23 マグネット
24 上側プレート
31 弾性部材
32 ケース
80 振動体
81 ケース
82 マグネット
83 プレート
84 ヨーク
85 振動子
86 弾性部材
87 コイル
88 ブラケット
100 振動体
105 ブラッシュ
110 ケース
111 整流子
115 ブラケット
122 ヨーク
124 マグネット
126 プレート
130 弾性部材
142 振動子
150 コイル
160 磁性流体
170 ダンパ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
磁界を作るマグネット23;マグネット23の磁力方向を一方向に集中するために結合した下側プレート22;マグネット23の磁力方向を一方向で集中するようにした上側プレート24;及び上側プレート24と結合され体感振動を高めるように構成された振動子21;で組み立て結合された振動体20と、
前記振動体20の振動音を効果的に外部に伝達するために上側プレート24の上側面と結合されて振動体20の動作が上下で一定方向に動くことを助けることができるように構成された弾性部材31と、
前記弾性部材31と結合して外部に振動音を伝達する内部が空いているケース32と、
前記振動体20の下側面には、電磁気力を一方向に集中させるヨーク15;ヨーク15と結合して電磁気力を発生させるコイル14;コイル14と結合して外部から伝達される特定周波数の電気信号を伝達することができるプリント回路板12;及びプリント回路板12と結合されると共に、一部のへりから突出した拡張片を有するブラケット11;で組み立て結合された固定体10と、
前記固定体10と結合されたケース32とを備える
ことを特徴とするリニア振動デバイス。
【請求項2】
ヨーク15は、コイル14の電磁気力を集中し安定的な磁気の特性を維持するために使われたヨーク15の外径がコイル14の内径より小さく、上側部位の一部分の形象はコイル14によって集中された電磁気力を上側プレート24と、下側プレート22による磁力線に対応するようにコイル14の外径より大きい外径を有し突出円柱15A形態のように構成された
ことを特徴とする請求項1に記載のリニア振動デバイス。
【請求項3】
ブラケット11は、ヨーク15を固定するためにヨーク15の下側円柱部位15Bが位置する中央部位位置に中央突起ホール11Aを有する
ことを特徴とする請求項2に記載のリニア振動デバイス。
【請求項4】
マグネット23は、ヨーク15に集められた電磁気力に対応するようにヨーク15の外径より大きい内径を有する環形形態である
ことを特徴とする請求項1に記載のリニア振動デバイス。
【請求項5】
マグネット23の磁界を一方向に集中させるために上側面と下側面にはマグネット23の環形形態と同じ環形形態の上側プレート24と下側プレート22を構成する
ことを特徴とする請求項4に記載のリニア振動デバイス。
【請求項6】
下側プレート22と上側プレート24において、上側プレート24は、下側プレート22より外径が大きく、振動子21との結合が容易である
ことを特徴とする請求項5に記載のリニア振動デバイス。
【請求項7】
前記振動体20を構成する振動子21は、鉄より重い質量を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のリニア振動デバイス。
【請求項8】
振動体20に連結された弾性部材31は、始まり部位が上側プレート24と結合するようにし、終り部位がケース32に結合するようにして振動体20の動作の時の揺れを最小化することができるようにし、このために弾性部材31の中央が貫通されている
ことを特徴とする請求項1に記載のリニア振動デバイス。
【請求項9】
プリント回路板12とコイル14の余裕線を半田付けまたは溶接で結合して外部の電気的信号をコイル14に伝達し、振動体20の上下動作の時にコイル14の半田付けまたは溶接部位を保護するために、保護板13を付着して構成される
ことを特徴とする請求項1に記載のリニア振動デバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−115888(P2013−115888A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−258672(P2011−258672)
【出願日】平成23年11月28日(2011.11.28)
【出願人】(511287949)株式会社永進ハイ−テック (1)
【Fターム(参考)】