説明

リラックス装置

【課題】使用者の体格の違いを考慮して効果的にリラックス効果を付与することができるリラックス装置を提供する。
【解決手段】身体支持部材13は、使用者が着座可能な座部30と、その座部30の後部に背もたれ部31が備えられる。そして、背もたれ部31には、使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位である耳珠の位置を所定位置に特定すべく使用者の頭部を支持する枕部42が設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用者にリラックス効果を付与するリラックス装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、使用者にリラックス効果を付与するリラックス装置として例えば特許文献1に開示されており、このリラックス装置は使用者の身体を着座状態若しくは寝た状態で支持する身体支持部材を揺動駆動装置にて緩やかに揺動させて、使用者にリラックス効果を付与するものである。
【特許文献1】特開2000−42112号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上記のようなリラックス装置では、身体支持部材を揺動させて使用者にリラックス効果を与える場合に、同様の揺動動作であっても使用者の体格(特に頭部の位置)の違いによって、使用者の感じるリラックス効果が異なってしまう。これは、頭部の高さが違うことによる平衡神経を司る三半規管を含む前庭器官の位置の違いによるものであり、特に三半規管が大きく揺動されると所謂乗り物酔いが発生しやすくなる。これにより、揺動動作によるリラックス効果が薄れる傾向となっており、この問題の改善が望まれている。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、使用者の体格の違いを考慮して効果的にリラックス効果を付与することができるリラックス装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、使用者の身体を支持する身体支持手段と、該身体支持手段を少なくとも一方向に揺動動作させる揺動駆動手段と、該揺動駆動手段を制御してリラックス揺動を行う制御手段とを備えたリラックス装置であって、前記身体支持手段は、使用者が着座可能な座部と、その座部の後部に背もたれ部が備えられており、前記背もたれ部には、前記使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を所定位置に特定すべく前記使用者の頭部を支持する枕部が設けられたことをその要旨とする。
【0006】
この発明では、身体支持手段は、使用者が着座可能な座部と、その座部の後部に背もたれ部が備えられる。そして、背もたれ部には、使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を所定位置に特定すべく使用者の頭部を支持する枕部が設けられる。つまり、枕部を設けることで、その枕部に使用者の頭部を誘導し易くなる。これにより、枕部にて使用者の平衡感覚等を司る前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を特定でき、前庭器官又はそれに相当する身体部位を中心とした揺動動作を行うことで、使用者に不快感を与えることが抑制され、所謂乗り物酔いの発生を抑えることが可能となる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、使用者の身体を支持する身体支持手段と、該身体支持手段を少なくとも一方向に揺動動作させる揺動駆動手段と、該揺動駆動手段を制御してリラックス揺動を行う制御手段とを備えたリラックス装置であって、前記身体支持手段は、使用者が着座可能な座部と、その座部の後部に背もたれ部が備えられており、前記背もたれ部には、前記使用者の頭部を支持するとともに、前記背もたれ部の長さ方向に移動可能な枕部が設けられ、前記制御手段は、前記枕部の位置を検出して前記使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を認識する位置認識手段を有し、該位置認識手段の検出結果に応じて前記揺動駆動手段による身体支持手段の前記揺動動作を変更、若しくは前記背もたれ部を傾動させるリクライニング機構にて前記背もたれ部の角度を変更するように構成されたことをその要旨とする。
【0008】
この発明では、身体支持手段は、使用者が着座可能な座部と、その座部の後部に背もたれ部が備えられる。背もたれ部には、使用者の頭部を支持するとともに、背もたれ部の長さ方向に移動可能な枕部が設けられる。このため、使用者の体格に合わせて枕部の位置を調整することができる。そして制御手段は、枕部の位置を検出して使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を認識する位置認識手段を有し、その位置認識手段の検出結果に応じて揺動駆動手段による身体支持手段の揺動動作を変更、若しくは前記背もたれ部を傾動させるリクライニング機構にて背もたれ部の角度を変更するように構成される。つまり、制御手段及び位置検出手段により、枕部の位置から前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置に応じて身体支持手段の揺動動作が変更、若しくは背もたれ部の角度が変更される。そのため、使用者の体格(特に前庭器官の三半規管)に応じた揺動動作、若しくは体格に応じた背もたれ部の角度となるため、使用者に不快感を与えることを抑制でき、所謂乗り物酔いの発生を抑えることが可能となる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のリラックス装置において、前記身体支持手段は、前記座部の前部にオットマンが備えられており、少なくとも前記座部、前記背もたれ部及び前記オットマンの前記使用者の身体と接触する上面が1枚のシート状をなす態様に構成されたことをその要旨とする。
【0010】
この発明では、身体支持手段は、座部の前部にオットマンが備えられており、少なくとも座部、背もたれ部及びオットマンの使用者の身体と接触する上面が1枚のシート状をなす態様に構成される。つまり、身体支持手段は通常の椅子と異なり各部が連続した構成であるため、使用者の体格によって異なる腰や膝等の位置に左右されにくく、様々な使用者に対応することができる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のリラックス装置において、前記身体支持手段は、少なくとも前記座部の一部に滑り止め部材を備えたことをその要旨とする。
【0012】
この発明では、身体支持手段は、少なくとも前記座部の一部に滑り止め部材が備えられる。つまり、滑り止め部材により揺動動作中の身体の滑りやズレが抑えられるため、より効果的なリラックス効果を付与することができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のリラックス装置において、前記枕部の幅方向外側には、スピーカが設けられたことをその要旨とする。
この発明では、枕部の幅方向外側には、スピーカが設けられる。そのため、例えば請求項1の構成のように枕部が所定位置に固定される場合や、請求項2の構成の枕部の位置を任意に調整できる場合においても、枕部とスピーカの位置関係を同じとすることができる。これにより、使用者の体格によってスピーカと使用者の頭部との位置関係も同じとすることができ、例えばリラックスできるような音楽等をスピーカから出力することで、より効果的なリラックス効果を付与することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、使用者の体格の違いを考慮して効果的にリラックス効果を付与することができるリラックス装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のリラックス装置の概略構成図を示す。図1に示すように、リラックス装置10は、その基台11の底部11aが図示しない床面に載置されるとともに、基台11に設けられた揺動駆動手段としての揺動駆動装置12と該揺動駆動装置12により揺動される身体支持手段としての身体支持部材13とを備えている。
【0016】
揺動駆動装置12は、モータ20と、減速機21と、クランク機構22と、リンク部材23とから構成されている。
モータ20は、基台11の底部11a上面に設けられるとともに、前記底部11a上面に設けられる制御手段としての制御部24によりその駆動が制御されている。減速機21は、基台11の底部11a上面に設けられるとともに、前記モータ20と駆動連結され、モータ20の駆動力を減速出力するものである。
【0017】
クランク機構22は、2つの接続部材22a,22bから構成されるとともに、減速機21の回転駆動を半径の極めて大きな円弧運動に変換するものである。接続部材22aは、その基端が減速機21の出力軸と一体回転可能に接続されるとともに、その先端が接続部材22bの基端と回転可能に接続されている。接続部材22bの先端は、身体支持部材13が固定される四角枠状のベース部25の下部と接続されている。
【0018】
前記基台11には、その底部11aから上方向に突設される支持枠11bが備えられており、2つのリンク部材23はそれらの基端が各支持枠11b上部に所定間隔を有して回転可能に連結されるとともに、各先端がベース部25の下部と回転可能に連結されている。つまり、この2本のリンク部材23は、基端を中心として回動するようになっており、クランク機構22からの駆動力を基に、ベース部25に固定される身体支持部材13をロッキングチェア等のように前後方向に揺動させている。
【0019】
ベース部25の上部には、身体支持部材13を構成する座部30がベース部25と一体移動可能に固定されており、この身体支持部材13は、座部30の後側に背もたれ部31と、座部30の前側にオットマン32とが設けられ、少なくとも各部30〜32の上面側が1枚のシート状をなして構成されている。身体支持部材13を構成する座部30の上面30aには、摩擦抵抗の高い材質からなる滑り止め防止部材40が設けられ、側面30bには、電源供給路をオンオフ切替可能な主電源スイッチ41が設けられている。
【0020】
また身体支持部材13は、平面視で背もたれ部31の後部側(図4(a)に示す使用者Mの頭部側)で使用者Mの頭部を支持する枕部42が設けられた頭部支持部31aから、使用者Mの腕を含む腰部側を支持する腰部支持部31bにかけて次第に幅広となり、腰部支持部31bの側の前部側及び座部30の後部側からオットマン32の先端側にかけて次第に幅狭となって、全体的に曲線状に形成されている。尚、腰部支持部31bの幅Xは頭部支持部31aの幅Yよりも広くなるように形成されている。
【0021】
また、図1及び図2に示すように、枕部42は、使用者Mの頭部を誘導するために頭部支持部31a側の上面に設けられている。また、図2に示すように枕部42の幅方向外側には、スピーカ43が設けられている。
【0022】
また、背もたれ部31の側面には、前記制御部24(図1参照)と電気的に接続されるとともに、使用者Mによる操作が可能な操作部44が設けられている。この操作部44には、図3に示すように、複数の揺動パターンが設定されたコース選択部44aと、座部30の揺動動作の速度を調整する速度調整部44bと、揺動動作の振幅を調整する振幅調整部44cと、身体支持部材13のリクライニング角度θを調整するリクライニング機構としてのリクライニング駆動部13aを調整可能なリクライニング角度調整部44dと、スピーカ43の音量を調節する44eと、各種の動作状態を表示する表示部44fとを備えている。そして、使用者Mにて操作部44の各部44a〜44fが選択されることで制御部24に適宜信号が出力され、制御部24による揺動駆動装置12、リクライニング駆動部13a若しくはスピーカ43等、各部の制御が行われるようになっている。
【0023】
上記のように構成されたリラックス装置10では、図4(a)(b)に示すように、使用者Mの内耳50内に存在するとともに平衡感覚を司る三半規管51と耳石52とから構成される前庭器官53を中心とした揺動動作の代替動作として、前庭器官53に相当する身体部位である外耳54の耳珠54aを中心として身体支持部材13を前後方向に揺動動作させるリラックス揺動が行っている。この時、枕部42が固定されているため、例えば身長や座高の異なる複数の使用者Mが本装置10を使用した場合であっても、固定された枕部42にて使用者Mの頭部が誘導され、その枕部42の位置によって耳珠54aの位置が推定しやすく、複数の使用者Mに対して同様の揺動感やリラックス効果を与えることが可能となっている。
【0024】
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)身体支持部材13は、使用者Mが着座可能な座部30と、その座部30の後部に背もたれ部31が備えられる。そして、背もたれ部31には、使用者Mの前庭器官53又はそれに相当する身体部位である耳珠54aの位置を所定位置に特定すべく使用者Mの頭部を支持する枕部42が設けられる。つまり、枕部42を設けることで、その枕部42に使用者Mの頭部を誘導し易くなる。これにより、枕部42にて使用者Mの平衡感覚等を司る前庭器官53又はそれに相当する身体部位である耳珠54aの位置を特定でき、前庭器官53又はそれに相当する身体部位である耳珠54aを中心とした揺動動作を行うことで、使用者Mに不快感を与えることが抑制され、所謂乗り物酔いの発生を抑えることが可能となる。
【0025】
(2)身体支持部材13は、座部30の前部にオットマン32が備えられており、少なくとも座部30、背もたれ部31及びオットマン32の使用者Mの身体と接触する上面が1枚のシート状をなす態様に構成される。つまり、身体支持部材13は通常の椅子と異なり各部30,31,32が連続した構成であるため、使用者Mの体格によって異なる腰や膝等の位置に左右されにくく、様々な使用者に対応することができる。
【0026】
(3)身体支持部材13は、少なくとも座部30の一部に滑り止め部材40が備えられる。つまり、滑り止め部材40により揺動動作中の身体の滑りやズレが抑えられるため、より効果的なリラックス効果を付与することができる。
【0027】
(4)枕部42の幅方向外側には、スピーカ43が設けられる。そのため、枕部42とスピーカ43の位置関係を同じとすることができる。これにより、使用者Mの体格によってスピーカ43と使用者Mの頭部との位置関係も同じとすることができ、例えばリラックスできるような音楽等をスピーカから出力することで、より効果的なリラックス効果を付与することができる。
【0028】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、身体支持手段としての身体支持部材13(背もたれ部31、座部30及びオットマン32)を1枚のシート状に構成したが、これに限らず、例えば身体支持部材13を構成する、背もたれ部31と座部30、及びオットマン32及び座部30の内の少なくとも一組の上面が連続面とならない構成としてもよい。
【0029】
・上記実施形態では、座部30の上面30aに滑り止め部材40を設ける構成としたが、これに限らず、オットマン32や背もたれ部31に滑り止め部材40を設ける構成を採用してもよい。また、座部30に滑り止め部材40を設けなくてもよい。
【0030】
・上記実施形態では、枕部42の幅方向外側(両側)にスピーカ43を設ける構成を採用したが、これに限らず、その他の場所にスピーカ43を設けてもよい。また、スピーカ43を設けなくてもよい。
【0031】
・上記実施形態では、枕部42を固定する構成を採用したが、例えば枕部42を背もたれ部31の長さ方向に移動可能な構成を採用し、枕部42の位置を図示しないエンコーダ等にて検出し、使用者Mの前庭器官53又はそれに相当する身体部位である耳珠54aの位置を認識する位置認識手段としての機能を制御部24に備える。そして、その制御部24により身体支持部材13の揺動動作を変更したり、背もたれ部31のリクライニング角度θを変更したりする構成を採用してもよい。このような構成とすることで、枕部42の位置から前庭器官53又はそれに相当する身体部位(耳珠54a)の位置に応じて身体支持部材13の揺動動作が変更、若しくは背もたれ部31の角度θが変更される。そのため、使用者Mの体格(特に前庭器官53の三半規管51)に応じた揺動動作、若しくは体格に応じた背もたれ部31の角度θとなるため、使用者Mに不快感を与えることを抑制でき、所謂乗り物酔いの発生を抑えることが可能となる。尚、枕部42を、図3に破線で示すように、モータ等の駆動力にて背もたれ部31の長さ方向に移動させる枕駆動部60を設ける構成であってもよい。この場合、前記操作部44に枕部42の位置を調整可能な枕調整部61を設けて、操作部44にて操作可能な構成であってもよい。
【0032】
・上記実施形態では、身体支持部材13を前後方向に揺動させる構成としたが、これに限らず、例えば身体支持部材13を左右方向に揺動させる構成としてもよい。
・上記実施形態では、特に言及していないが、身体支持部材13の各部にエアバッグを設けて適宜膨縮動作を行ってマッサージ等のリラックス効果を付与する構成を採用してもよい。
【0033】
・上記実施形態では、特に言及していないが、制御部24にてモータ20制御を行って、リラックス揺動後にリラックス揺動時よりも例えば揺動動作の振幅を大きくしたり揺動動作の周波数を高くしたりし、リラックス(睡眠)状態となった使用者Mを覚醒させるリフレッシュ揺動を行うように構成してもよい。また、この場合、リフレッシュ揺動後に上記実施形態の主電源スイッチ41を自動でオフ状態とさせる構成を採用してもよい。
【0034】
・上記実施形態では、特に言及していないが、リラックス揺動やリフレッシュ揺動に対応した音楽や振動を付与する構成を追加してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本実施形態におけるリラックス装置の概略構成図である。
【図2】リラックス装置の斜視図である。
【図3】リラックス装置のシステム構成を説明するためのブロック図である。
【図4】(a)(b)は、前庭器官と耳珠の関係を説明するための説明図である。
【符号の説明】
【0036】
10…リラックス装置、30…座部、30a…上面、31…背もたれ部、32…オットマン、42…枕部、43…スピーカ、53…前庭器官、M…使用者、θ…角度。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の身体を支持する身体支持手段と、該身体支持手段を少なくとも一方向に揺動動作させる揺動駆動手段と、該揺動駆動手段を制御してリラックス揺動を行う制御手段とを備えたリラックス装置であって、
前記身体支持手段は、使用者が着座可能な座部と、その座部の後部に背もたれ部が備えられており、
前記背もたれ部には、前記使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を所定位置に特定すべく前記使用者の頭部を支持する枕部が設けられたことを特徴とするリラックス装置。
【請求項2】
使用者の身体を支持する身体支持手段と、該身体支持手段を少なくとも一方向に揺動動作させる揺動駆動手段と、該揺動駆動手段を制御してリラックス揺動を行う制御手段とを備えたリラックス装置であって、
前記身体支持手段は、使用者が着座可能な座部と、その座部の後部に背もたれ部が備えられており、
前記背もたれ部には、前記使用者の頭部を支持するとともに、前記背もたれ部の長さ方向に移動可能な枕部が設けられ、
前記制御手段は、前記枕部の位置を検出して前記使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を認識する位置認識手段を有し、該位置認識手段の検出結果に応じて前記揺動駆動手段による身体支持手段の前記揺動動作を変更、若しくは前記背もたれ部を傾動させるリクライニング機構にて前記背もたれ部の角度を変更するように構成されたことを特徴とするリラックス装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のリラックス装置において、
前記身体支持手段は、前記座部の前部にオットマンが備えられており、少なくとも前記座部、前記背もたれ部及び前記オットマンの前記使用者の身体と接触する上面が1枚のシート状をなす態様に構成されたことを特徴とするリラックス装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載のリラックス装置において、
前記身体支持手段は、少なくとも前記座部の一部に滑り止め部材を備えたことを特徴とするリラックス装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載のリラックス装置において、
前記枕部の幅方向外側には、スピーカが設けられたことを特徴とするリラックス装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−124854(P2010−124854A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−299295(P2008−299295)
【出願日】平成20年11月25日(2008.11.25)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】