説明

ワイパモータの取り付け構造

【課題】ワイパモータをカウルトップ下面に取り付けやすくするワイパモータの取り付け構造を提供する。
【解決手段】車室前方において車幅方向に延設されるカウルトップ11と、前記カウルトップ11の下方に配置され、ワイパ装置を駆動するワイパモータ12と、前記カウルトップ11の下面に固設されて、車両側方から見て略波型に形成されるカウルトップ側ブラケット29とを備え、前記カウルトップ側ブラケット29の車両前方を向いた複数の傾斜面29aに、前記ワイパモータ12を固定して取り付けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイパモータの取り付け構造に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車の車室前部等のウインドシールドガラスには、雨水や埃等を除去するためにゴム製のワイパブレードを装着したワイパ装置が設置されている。このワイパ装置はワイパモータにより駆動されており、多くの場合、このワイパモータはウインドシールドガラス下端部に車幅方向に延設されて、車体前部の骨格部材を構成するカウルトップの前面に設置されている。このようなワイパ装置のレイアウトの一例が下記特許文献1に開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開平11−321568号公報
【0004】
しかし、上記特許文献1に開示されているようなワイパ装置のレイアウト構造では、ウインドシールドガラス下端部のカウルトップ前面にワイパモータが設置されているため、カウルトップ前面側に他の部品をレイアウトしづらく、また車両衝突時の衝撃エネルギー吸収に悪影響を及ぼすおそれもあり、改善の余地がある。このためワイパモータをカウルトップの下面に設置するレイアウトが考えられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ワイパモータをカウルトップの下面に設置した場合、ワイパモータの取り付け面がカウルトップの下面となるため、ワイパモータのカウルトップへの取り付け作業がしにくくなり、多くの労力を要する。特にワイパモータのように重量のある部品を固定する場合、複数の取付部を設定するのが一般的であり、複数の取付部に対して下方から作業することになると取付作業性の悪化は大きな問題となる。
【0006】
これらのことから、本発明は、ワイパモータをカウルトップ下面に取り付けやすいワイパモータの取り付け構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決する第1の発明(請求項1に対応)に係るワイパモータの取り付け構造は、車室前方において車幅方向に延設されるカウルトップと、前記カウルトップの下方に配置され、ワイパ装置を駆動するワイパモータと、前記カウルトップの下面に固設されて、車両側方から見て略波型に形成されるカウルトップ側ブラケットとを備え、前記カウルトップ側ブラケットの車両前方を向いた複数の傾斜面に、前記ワイパモータを固定して取り付けたことを特徴とする。
【0008】
上記の課題を解決する第2の発明(請求項2に対応)に係るワイパモータの取り付け構造は、第1の発明に係るワイパモータの取り付け構造において、前記ワイパモータは、モータ側ブラケットを介してカウルトップ側ブラケットに固定され、前記モータ側ブラケットの前記カウルトップ側ブラケットに対する固定部の形状を車両側方から見て前記カウルトップ側ブラケットとほぼ相似した波型とし、前記固定部の車両前方を向いた複数の傾斜面を前記カウルトップ側ブラケットに取付けるための取付け面としたことを特徴とする。
【0009】
上記の課題を解決する第3の発明(請求項3に対応)に係るワイパモータの取り付け構造は、第2の発明に係るワイパモータの取り付け構造において、前記モータ側ブラケットに仮置きフックを設け、前記カウルトップ側ブラケットに前記仮置きフックが引っ掛かる仮置き部を設けたことを特徴とする。
【0010】
上記の課題を解決する第4の発明(請求項4に対応)に係るワイパモータの取り付け構造は、第1の発明ないし第3の発明のいずれかに係るワイパモータの取り付け構造において、前記カウルトップ側ブラケットの波型の谷の部分に排水口を設けたことを特徴とする。
【0011】
上記の課題を解決する第5の発明(請求項5に対応)に係るワイパモータの取り付け構造は、第2の発明ないし第4の発明のいずれかに係るワイパモータの取り付け構造において、前記モータ側ブラケットは、前記固定部の側方に隣接して前記ワイパモータが設置される載置部と、前記固定部の前記載置部側に設けられて波型の谷部を側方から塞ぐ防水板部とを有することを特徴とする。
【0012】
上記の課題を解決する第6の発明(請求項6に対応)に係るワイパモータの取り付け構造は、第5の発明に係るワイパモータの取り付け構造において、前記モータ側ブラケットの前記固定部における波型の谷部底面を前記載置部とは反対側に傾斜させたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
第1の発明によれば、車室前方において車幅方向に延設されるカウルトップと、カウルトップの下方に配置され、ワイパ装置を駆動するワイパモータと、カウルトップの下面に固設されて、車両側方から見て略波型に形成されるカウルトップ側ブラケットとを備え、カウルトップ側ブラケットの車両前方を向いた複数の傾斜面に、ワイパモータを固定して取り付けたことにより、モータ側ブラケットの取付け面が車両前方を向くので、取付け位置の確認がし易く、ワイパモータの取付け作業を容易に行うことができる。
【0014】
第2の発明によれば、ワイパモータは、モータ側ブラケットを介してカウルトップ側ブラケットに固定され、モータ側ブラケットのカウルトップ側ブラケットに対する固定部の形状を車両側方から見てカウルトップ側ブラケットとほぼ相似した波型とし、固定部の車両前方を向いた複数の傾斜面をカウルトップ側ブラケットに取付けるための取付け面としたことにより、モータ側ブラケットをカウルトップ側ブラケットに取付ける場合の位置決めがし易く、所定の位置に容易に取り付けることができる。
【0015】
第3の発明によれば、モータ側ブラケットに仮置きフックを設け、カウルトップ側ブラケットに仮置きフックが引っ掛かる仮置き部を設けることにより、重量の大きいワイパモータを所定の位置に容易に取り付けることができる。
【0016】
第4の発明によれば、カウルトップ側ブラケットの波型の谷の部分に排水口を設けることにより、カウルトップを伝ってカウルトップ側ブラケットの波の谷の部分に流れてきた雨水等をモータ等にかからないように排水することができる。
【0017】
第5の発明によれば、モータ側ブラケットは、固定部の側方に隣接してワイパモータが設置される載置部と、固定部の載置部側に設けられて波型の谷部を側方から塞ぐ防水板部とを有することにより、カウルトップ側ブラケットを伝ってモータ側ブラケットに流れてきた雨水がワイパモータが設置される載置部側に浸入することを防ぐことができる。これにより、ワイパモータ等を雨水等から保護することができる。
【0018】
第6の発明によれば、モータ側ブラケットの固定部における波型の谷部底面を載置部とは反対側に傾斜させたことにより、カウルトップ側ブラケットを伝ってモータ側ブラケットの波型の谷の部分に流れてきた雨水を積極的に排水することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明に係るワイパ装置の取り付け構造の実施例について図1から図6を用いて説明する。図1は実施例1に係るワイパ装置の取り付け構造の斜視図、図2は実施例1に係る図6のD−D断面での断面図、図3は実施例1に係る図6のE−E断面での断面図、図4は実施例2に係る図6のD−D断面での断面図、図5はワイパ装置の斜視図、図6はワイパ装置の透視平面図である。なお、図中Frは車両前方、Inは車室内側、Upは車両上方を示し、左右方向については車両前方を向いた場合の左右の方向とする。
【実施例1】
【0020】
図5に示すように、自動車の車室前部にはウインドシールドガラス10がある。ウインドシールドガラス10の下端部の下部には車体前部の骨格部材であるカウルトップ11がある。図6に示すように、カウルトップ11の下面の中央部にワイパを駆動するためのモータ12を設置する。
【0021】
図1に示すように、ワイパモータ12はモータ側ブラケット13によりカウルトップ11の下面に取り付ける。ワイパモータ12はモータ側ブラケット13の車両前方を向いて右側の部分(以下、載置部13a)の下面にボルト締め等により結合されている。
【0022】
モータ側ブラケット13の車両前方を向いて左側の部分(以下、固定部13b)の形状は波型になっており、カウルトップ側ブラケット29の形状も固定部13bと略同様な波型になっている。モータ側ブラケット13の固定部13bとカウルトップ側ブラケット29は、その下面にそれぞれ車両前方を向いた傾斜面13e、29aを有する。そして、この傾斜面13eと傾斜面29aをお互いの取り付け面として、モータ側ブラケット13をカウルトップ側ブラケット29にボルト30によって結合している。
【0023】
モータ側ブラケット13の固定部13bの車両後方側の端部には、モータ側ブラケット13をカウルトップ側ブラケット29に結合する際、モータ側ブラケット13を仮置きするための仮置き用フック31が設けられている。仮置き用フック31の形状は鉤爪状になっている。
【0024】
カウルトップ側ブラケット29には仮置き用フック31を引っ掛けられるように仮置き部32が設けられている。図2に示すように、仮置き部32は開口部37aと開口部37bとの間にある。また、仮置き用フック31を仮置きした時に、仮置き用フック31の先端31aが開口部37bに挿入されることにより、モータ側ブラケット13が容易に脱落しないようになっている。
【0025】
ボルト30とモータ側ブラケット13の固定部13bとの間には防振ゴム33が挟み込まれている。モータ側ブラケット13とカウルトップ側ブラケット29とは防振ゴム33を介して結合される。また、カウルトップ側ブラケット29の谷の底部には雨水等を排水するための排水口34が設けられている。
【0026】
モータ側ブラケット13の固定部13bとモータ側ブラケット13のワイパモータ12等を載置する載置部13aとの間には、雨水等が載置部13a側に流れることを防ぐ防水板部13dが設けられている。また、図3に示すように、モータ側ブラケット13の固定部13bは谷の部分において底面13cが傾斜した構造になっている。さらに、モータ側ブラケット13の固定部13bの谷の底面13cに排水口を設けてもよい。
【0027】
図5及び図6に示すように、モータ側ブラケット13の上面中央部には回転板14が設けられている。図6において破線で示す部分は、カウルトップ11の下面にあることを示す。この回転板14はワイパモータ12と接続され、ワイパモータ12を駆動することにより回転板14を回転させることができる。
【0028】
ワイパの支持部となるピボット側ブラケット16をカウルトップ11の前面の右端に設置する。ピボット側ブラケット16には回転可能な円柱状の軸(以下、第1軸部材17及び第2軸部材18)が設けられている。
【0029】
第1軸部材17はピボット側ブラケット16の下面まで貫通しており、第1軸部材17の下端部には第1軸部材17に回転力を伝達するための連絡部19が設けられている。また、ピボット側ブラケット16には雨水を排水するための排水溝20を設ける。
【0030】
ピボット側ブラケット16の下面にはピボット側ブラケット16を支持するためのステー21が設置されている。ステー21の上端部はカウルトップ11の前面にボルト締めにより結合されており、ステー21の下端部はストラットが収容されているストラットハウス22の前面にボルト締めにより結合されている。また、ステー21にはピボット側ブラケット16をステー21の所定の位置に設置するための位置決めピン36が設けられている。
【0031】
ピボット側ブラケット16にはボルト取り付け部23が2個所あり、ステー21とピボット側ブラケット16とはボルト取り付け部23をステー21にボルト締めすることにより結合されている。
【0032】
ピボット側ブラケット16の連絡部19とモータ側ブラケット13の回転板14とはワイパモータ12の駆動力を伝達するための棒状のリンク24により接続されており、連絡部19とリンク24の端部及び回転板14とリンク24の端部とは回転可能に結合されている。
【0033】
モータ側ブラケット13の後部右側とピボット側ブラケット16の後部左側との間には棒状の連結シャフト25が設けられており、モータ側ブラケット13とピボット側ブラケット16とを結合している。
【0034】
ピボット側ブラケット16の第1軸部材17の上端部にはワイパブレード26を支持し駆動させるためのメインアーム27が設置されており、メインアーム27のワイパブレード26を支持している端部と反対側にある端部27aが第1軸部材17の上端部に回動可能に結合されている。
【0035】
また、第2軸部材18の上端部にはワイパブレード26を支持しワイパブレード26に所望の拭き取り軌跡を描かせるためのサブアーム28が設置されており、サブアーム28のワイパブレード26を支持している端部と反対側にある端部28aが第2軸部材18の上端部に回動可能に結合されている。
【0036】
図6に示す状態から、回転板14が矢印Aで示す方向に回転したとき、連絡部19も矢印Bで示す方向に回転する。これにより第1軸も矢印Cで示す方向に回転するためメインアーム27はワイパブレード26を払い上げる方向に動作する。ワイパブレード26を払い下げる方向に動作させる場合は払い上げる動作と逆の動作をさせればよい。
【0037】
本実施例に係るワイパ駆動装置の取り付け構造によれば、図1に示すように、カウルトップ11の下面に固設されるカウルトップ側ブラケット29の形状を波型として、カウルトップ側ブラケット29の車両前方を向いた傾斜面29aに、モータ側ブラケット13の固定部13bを取り付けたので、モータ側ブラケットの取付面13eが車両前方を向く。よって、取付け位置の確認がし易くなり、作業者が下からのぞき込むような姿勢をとる必要がなくなるので、ワイパモータ12の取付け作業を容易に行うことができる。
【0038】
また、モータ側ブラケット13の固定部13bの形状を、車両側方から見てカウルトップ側ブラケット29とほぼ相似した波型とし、固定部13bの車両前方を向いた傾斜面13eをカウルトップ側ブラケット29に取付けるための取付け面としたことにより、モータ側ブラケット13をカウルトップ側ブラケット29に取付ける場合の位置決めがし易く、所定の位置に容易に取り付けることができる。
【0039】
さらに、モータ側ブラケット13に仮置きフック31を設け、カウルトップ側ブラケット29に仮置きフック13が引っ掛かる仮置き部32を設けたことにより、重量の大きいワイパ駆動装置を所定の位置に容易に取り付けることができる。これらの効果により、作業者の負担を大幅に軽減することができる。
【0040】
また、図2に示すように、カウルトップ側ブラケット29の波型の谷の部分に排水口34を設けることにより、カウルトップ11を伝って流れてきた雨水等を排水口34から積極的に下方に流すことでカウルトップ側ブラケット29の波型の谷の部分に水が溜まらず、雨水等をワイパモータ12等にかからないように排水することができる。
【0041】
またモータ側ブラケット13において、固定部13bの載置部13a側に波型の谷部を側方から塞ぐ防水板部13dを設けているので、カウルトップ側ブラケット29を伝ってモータ側ブラケット13に流れてきた雨水等が、隣接する載置部側に浸入するのを防止することができる。これにより、ワイパモータ12等を雨水等から保護することができる。
【0042】
また、図3に示すように、モータ側ブラケット13の固定部13bにおける波型の谷部底面13cを載置部13aとは反対側に傾斜させているため、カウルトップ側ブラケット29を伝ってモータ側ブラケット13の波型の谷の部分に流れてきた雨水等を積極的に下方へ排水することができる。
【0043】
また、図2に示すように、モータ側ブラケット13とカウルトップ側ブラケット29とを結合するボルト30に防振ゴム33を設置することにより、ワイパが動作した際の動作音を抑制することができる。
【実施例2】
【0044】
本実施例2の対象となる車体構造は実施例1に記載する車体構造と同様である。図4に示すように、ボルト30aには防振ゴム33を設置せず、モータ側ブラケット13とカウルトップ側ブラケット29とが直接接するように結合し、ボルト30bには防振ゴム33を設置し、モータ側ブラケット13とカウルトップ側ブラケット29とが防振ゴム33を介して結合する。
【0045】
本実施例2に係るワイパ駆動装置の取り付け構造によれば、図4に示すように、モータ側ブラケット13とカウルトップ側ブラケット29とを結合するボルト30bにのみ防振ゴム33を設置することにより高い結合強度が得られるため、ワイパが所定の動作範囲を越えて動作することを防ぐことができると共に、ワイパが動作した際の動作音を抑制することができる。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明は、ワイパ装置のワイパモータをカウルトップ下面に取り付ける場合に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】実施例1に係るワイパ装置の取り付け構造の斜視図
【図2】実施例1に係る図6のD−D断面での断面図
【図3】実施例1に係る図6のE−E断面での断面図
【図4】実施例2に係る図6のD−D断面での断面図
【図5】ワイパ装置の斜視図
【図6】ワイパ装置の透視平面図
【符号の説明】
【0048】
11 カウルトップ
12 ワイパモータ
13 モータ側ブラケット
13a モータ側ブラケット載置部
13b モータ側ブラケット固定部
13c モータ側ブラケット固定部底面
13d モータ側ブラケット防水板部
13e モータ側ブラケット傾斜面(取り付け面)
29 カウルトップ側ブラケット
29a カウルトップ側ブラケット傾斜面(取り付け面)
31 仮置き用フック
32 仮置き部
33 防振ゴム
34 排水口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車室前方において車幅方向に延設されるカウルトップと、
前記カウルトップの下方に配置され、ワイパ装置を駆動するワイパモータと、
前記カウルトップの下面に固設されて、車両側方から見て略波型に形成されるカウルトップ側ブラケットとを備え、
前記カウルトップ側ブラケットの車両前方を向いた複数の傾斜面に、前記ワイパモータを固定して取り付けた
ことを特徴とするワイパモータの取り付け構造。
【請求項2】
前記ワイパモータは、モータ側ブラケットを介してカウルトップ側ブラケットに固定され、前記モータ側ブラケットの前記カウルトップ側ブラケットに対する固定部の形状を車両側方から見て前記カウルトップ側ブラケットとほぼ相似した波型とし、前記固定部の車両前方を向いた複数の傾斜面を前記カウルトップ側ブラケットに取付けるための取付け面とした
ことを特徴とする請求項1に記載するワイパモータの取り付け構造。
【請求項3】
前記モータ側ブラケットに仮置きフックを設け、前記カウルトップ側ブラケットに前記仮置きフックが引っ掛かる仮置き部を設けた
ことを特徴とする請求項2に記載するワイパモータの取り付け構造。
【請求項4】
前記カウルトップ側ブラケットの波型の谷の部分に排水口を設けた
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載するワイパモータの取り付け構造。
【請求項5】
前記モータ側ブラケットは、前記固定部の側方に隣接して前記ワイパモータが設置される載置部と、前記固定部の前記載置部側に設けられて波型の谷部を側方から塞ぐ防水板部とを有する
ことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載するワイパモータの取り付け構造。
【請求項6】
前記モータ側ブラケットの前記固定部における波型の谷部底面を前記載置部とは反対側に傾斜させた
ことを特徴とする請求項5に記載するワイパモータの取り付け構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−106189(P2007−106189A)
【公開日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−297115(P2005−297115)
【出願日】平成17年10月12日(2005.10.12)
【出願人】(000006286)三菱自動車工業株式会社 (2,892)
【出願人】(000176811)三菱自動車エンジニアリング株式会社 (402)
【Fターム(参考)】