中空状プランター
【課題】適度な水分を持続的に供給可能な中空状プランターの提供。
【解決手段】ブロー成型を行う前に、中空状の連接ユニットBが金型9の内側表面に取り付けられ、金型9を閉じた後、ブローピン95を金型9内に位置する溶融プラスチックパリソンP内に挿入して加圧気体を注入し、半固溶状態の膨張したプラスチックパリソンPを金型9の内側表面に貼り付かせると共に、連接ユニットBの連接孔21,31,400,401を封鎖させ、気体の圧力で、膨張したプラスチックパリソンPを連接孔21,31,400,401内に押し入れ、破裂させて連接孔21,31,400,401の内壁に貼り付かせ、プランターユニットと連接ユニットBを気体漏れのないよう結合し、連接ユニットBの連通区域22,32,402とプランターユニットの空間区域12を連通させる。
【解決手段】ブロー成型を行う前に、中空状の連接ユニットBが金型9の内側表面に取り付けられ、金型9を閉じた後、ブローピン95を金型9内に位置する溶融プラスチックパリソンP内に挿入して加圧気体を注入し、半固溶状態の膨張したプラスチックパリソンPを金型9の内側表面に貼り付かせると共に、連接ユニットBの連接孔21,31,400,401を封鎖させ、気体の圧力で、膨張したプラスチックパリソンPを連接孔21,31,400,401内に押し入れ、破裂させて連接孔21,31,400,401の内壁に貼り付かせ、プランターユニットと連接ユニットBを気体漏れのないよう結合し、連接ユニットBの連通区域22,32,402とプランターユニットの空間区域12を連通させる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉢植えの技術領域に属し、特に、貯水及び安定的かつ持続的な微量化した受動式自動給水機能を備え、プランターユニット内の土壌を一定の湿度下に保持し、毎日水遣りをする必要なく、植物を生きた状態に維持して継続的に成長させることができ、消費者が遠出をしたり、何日も旅行に出たりするときの心配と不安を減少し、栽培を便利にすることができる中空状プランターに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の花や樹木のプランターは、その材質を陶器とプラスチック製品に分けることができ、且つ、すべて単一層で形成されている。また、プランターの中間には凹陥状の容器空間が形成され、且つ容器空間の底面に穿通孔が設けられ、土壌を容器空間内に入れて、水遣りが多すぎたときは土壌内に浸み入った水を直接穿通孔から下に流出させ、湿潤した土壌で花や樹木の苗を直接栽培することができる。
【0003】
しかしながら、上記従来のものは、使用時に次のような問題が発生する。
一.花または樹木の苗は栽培の過程で朝晩適量の水をやる必要があるが、一般の人々は植物栽培について知識が限られており、加えて主観的に「水は多めのほうが不足するよりは」植物にとって有利であるだろうと考え、経常的に水を多めにやり、水が土壌内に浸み込み始めて分布され、土壌を流れた後に形成される土を含んだ汚れた水が直接プランターの穿通孔から排出されるまで水遣りを続けてしまい、往々にしてプランターを配置した場所付近の環境を汚してしまうことが大きな問題となる。
二.第1点を受けて、現代人の住宅は高層のマンションが多く、このため水遣りをしたときの汚れた水が直接階下に滴り落ちると、自分の住居のベランダと建物の環境が不潔になるだけでなく、同時に滴り落ちる水の騒音が階下の隣人の迷惑となり、訴訟に発展することさえあるため、これも大きな問題となる。
三.従来のプランターは単層式であり、さらに太陽光の長時間の照射を受けると、往々にしてプランターが吸収した熱が直接土壌内に伝導され、プランター内部の土壌が高温高湿になって、高温高湿の土壌環境内にある植物の根部が傷んでしまい、成長できなくなることも大きな問題である。
四.現代人は海外旅行の機会が多く、出国期間中は自分で花や樹木の世話ができないため、帰国すると花や樹木が枯れて死んでしまっていることがあり、これも大きな問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の欠点を効果的に克服するために、一定期間給水する必要なく適度な水分の供給を持続させることができる、中空状プランターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の中空状プランターは、少なくともプランターユニットと連接ユニットを備え、前記プランターユニットは、凹陥状の収容区域を有する内表層と、前記内表層を支持するために用いる外表層と、前記内表層と前記外表層の間に配置された中空状の空間区域を備え、前記連接ユニットは、前記プランターユニットの空間区域に連通する中空状のユニットであり、中空ブロー成型金型を閉じて加圧気体を注入し、ブロー成型を行う前に、前記連接ユニットが先に前記金型の内側表面に取り付けられ、且つ金型を閉じた後、ブローピンを金型内に位置する溶融プラスチックパリソン内に挿入して加圧気体の注入を行い、半固溶状態の膨張したプラスチックパリソンを金型の内側表面に貼り付かせると共に、連接ユニットの連接孔を封鎖し、注入される気体の圧力で、連接孔外側に位置する膨張した前記プラスチックパリソンを前記連接孔内に強制的に押し入れ、膨張したプラスチックパリソンを引き伸ばし、破裂させて中空状の連接ユニットの前記連接孔の内壁に貼り付かせ、それにより固化後の膨張したプラスチックパリソン(即ちプランターユニット)と連接ユニットの間に緊密で気体漏れのない結合状態を確実に保つことができ、かつ連接ユニットの連通区域とプランターユニットの空間区域間が連通状を成し、連接ユニットを一体ブロー破裂被覆方式で緊密にプランターユニット上に組み込むことができる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、二種類の異なる材質を一体ブロー成型方式で一体として被覆結合させる応用が可能であり、且つ二次穴あけ及び組み立ての加工作業を回避でき、人力による組み立ての瑕疵によって生じる水漏れの問題を改善し、加工コストと組み立てコストを確実に抑えると同時に、透明ウィンドウ装置を外表層上に設置することで、透明部材内に流入した液体の液面を直接消費者が目視で確認し、液体の種類と液面高さの識別性を高め、水を追加するか否かの根拠とすることができるため、水がなくなって植物が枯れてしまうという問題の発生を確実に防止することができる。
【0007】
また、本発明は土壌の吸水性と空間区域内の密閉区域及び気流経路の設置の組み合わせ作用を利用して、中空状の空間区域内にある液体を浸水孔の毛細管作用により、凹陥状収容区域内にある土壌の場所に液体を上に向かって初歩的に導引することができ、空間区域の密閉区域内の気体圧力が大気圧より小さい状況下で、若干の大気圧の気体を気流経路から空間区域の密閉区域へ注入させた(即ち気体の補填)後、浸水孔を経て流れてきた液体をサイホン効果で自動的に上方に向かって土壌に流入させて分布させ、受動式の自動給水機能を形成することができる。これにより、毛細管とサイホンの原理で構成された受動式微量化自動給水機能を備え、凹陥状の収容区域内の土壌の含水量を一定の湿度(即ち若干の湿り気)に保ち、従来のプランター底部が水分を含みすぎて植物の根部を腐らせてしまう現象をなくして克服するだけでなく、同時に貯蔵水が空間区域から凹陥状の収容区域または土壌内に浸入する流量速度を調節し、収容区域内にある土壌に一定の湿度を保たせ、空間区域内の貯水量を確保し、一定期間別途給水する必要なく供給を持続させることができ、遠出や旅行などのときも毎日水遣りをする必要なく植物に正常な生存と成長を保たせ、消費者の利便性とケアを向上することができるため、消費者の使用意欲と購買欲を大幅に強化し、市場競争力とシェアを高めることができ、進歩性を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の中空状プランターを金型内で製造する時の断面図である。
【図1A】図1の部分拡大断面図である。
【図1B】図1の別の部分拡大断面図である。
【図1C】図1のさらに別の部分拡大断面図である。
【図2】本発明の中空状プランターの製造工程において、気体注入作動後の断面図である。
【図2A】図2の部分拡大断面図である。
【図2B】図2の別の部分拡大断面図である。
【図2C】図2のさらに別の部分拡大断面図である。
【図3】本発明の実施例1を示す中空状プランターの斜視図である。
【図4】本発明の実施例1を示す中空状プランターの水注入時における断面図である。
【図5】本発明の実施例1を示す中空状プランターの植物栽培時の満水状態における断面図である。
【図6】本発明の実施例1を示す中空状プランターの水位下降時における断面図である。
【図7】本発明の実施例1を示す中空状プランターの低水位時における断面図である。
【図8】本発明の実施例2を示す中空状プランターの斜視図である。
【図9】本発明の実施例3を示す中空状プランターの断面図である。
【図10】本発明の実施例4を示す中空状プランターの断面図である。
【図11】本発明の実施例5を示す中空状プランターの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の中空状プランターは、図1から図11に示すように、少なくともプランターユニット1と連接ユニットBから構成される。
プランターユニット1は、凹陥状の収容区域13を有する内表層10、内表層10を支持するために用いる外表層11、内表層10と外表層11の間に挟まれて配置された中空状の空間区域12、凹陥状の収容区域13と中空状の空間区域12の間を連通する浸水孔133を有する。
連接ユニットBは、プランターユニット1の空間区域12に連通する中空状のユニットであって、本実施例では、空間区域12をプランターユニット1の周囲外側に連通する中空状の注水ユニット3、空間区域12をプランターユニット1の周囲外側に連通する気流経路A、中空状の透明ウィンドウ装置4の少なくとも一つより成る。注水ユニット3は着脱可能なキャップユニット6で緊密に封鎖できるようになっている。
【0010】
プランターユニット1の内表層10の収容区域13には、適切な箇所に内凹部131が形成され、且つ内凹部131に少なくとも1つ以上の浸水孔133が設けられ、浸水孔133が空間区域12と連通している。浸水孔133の設置は、プランターユニット1の一体ブロー成型時に同時に完成させるか、或いはプランターユニット1を一体ブロー成型で完成させた後に別途穴あけ加工で完成することができる。
【0011】
また、空間区域12周囲の内表層10と外表層11の接続箇所または接触面間は密閉されて気体の漏出がないものとし、キャップユニット6で注水ユニット3箇所を封鎖すると、プランターユニット1の空間区域12の内部に中空状の密閉区域が形成される。さらに、内表層10と外表層11の間は一体中空ブロー成型(図1から図8参照)方式で形成するか、或いは2つの独立した部材の接触面間に漏れ防止部材17を必ず挟んで設置した組み立て方式(図11参照)とすることができ、内表層10と外表層11の接触面間を密閉して気体漏れを生じないようにし、空間区域12を中空の密閉状に保つ。空間区域12内における密閉区域は、空間区域12の吸気孔14(空間区域12が後述する導管2の第2連接孔21に連通される箇所を指す)からキャップユニット6で封鎖した注水ユニット3の間に形成される空間区域12、或いは浸水孔133からキャップユニット6で封鎖した注水ユニット3の間に形成される空間区域12、または導管2とプランターユニット1壁面間の接続箇所からキャップユニット6で封鎖した注水ユニット3の間に形成される空間区域12を指す。
【0012】
気流経路Aは、中空状の導管2(連接ユニットBの1つ)の二端を空間区域12及びプランターユニット1周囲外側にそれぞれ接続して連通する空気の経路を指す。導管2は少なくとも(第1)連接孔20、(第2)連接孔21、及び(第1)連接孔20から(第2)連接孔21までの間を連通する連通区域22に分けることができ、(第2)連接孔21が一体成型または挿入組み立てでプランターユニット1の空間区域12に連通される。また、気流経路Aに設置された(第1)連接孔20は、土壌85に覆われることがないよう収容区域13の外方に配置され、空間区域12とプランターユニット1外側の空気の円滑な流れが阻害のない状態に保たれる。さらに、導管2とプランターユニット1の間の結合方式は、一体射出成型方式、または一体射出オーバーモールド(図8、9、10参照)方式、或いは2つの独立した部材(図11参照)を被着式、嵌合式、挿入式、螺合式等の方式で相互に組み立てる方式を最良とする。
【0013】
連接ユニットBである、中空状の導管2、中空状の注水ユニット3、及び、中空状の透明ウィンドウ装置4は、それぞれ(第1)連接孔20、30、400、(第2)連接孔21、31、401、及び(第1)連接孔20、30、400と(第2)連接孔21、31、401の間を連通する位置にある連通区域22、32、402に分けることができ、連接ユニットBの少なくとも1つの連接孔21、31、401は挿入組み立て、または一体射出成型、或いは一体射出オーバーモールド、或いはブロー破裂被覆成型等の方式でプランターユニット1の空間区域12内に連通させることができる。
【0014】
製造時は、中空ブロー成型金型9を閉じて加圧気体を注入し、ブロー成型を行う前に、あらかじめ定めた形状の中空の連接ユニットB(例:中空状の導管2、中空状の注水ユニット3及び中空状の透明部材40)を先に中空ブロー成型金型9の内側表面に取り付けておく必要がある。上述の金型9を閉じた後(図1A、図1B、図1C参照)、ブローピン95を金型9内に配置された溶融プラスチックパリソンP内に挿入して加圧気体の注入を行い(図2B参照)、半固溶状態の膨張したプラスチックパリソンPを上述の金型9内側表面に緊密に貼り付かせると共に、連接ユニットBの連接孔21、31、401を封鎖させることができ、かつ持続的に注入される気体の圧力差を利用する方式で、(第2)連接孔21、31、401外側に位置する膨張したプラスチックパリソンPを(第2)連接孔21、31、401内に強制的に押し入れることができ、膨張したプラスチックパリソンPを引き伸ばし、破裂させて被覆する方式で中空状連接ユニットBの(第2)連接孔21、31、401の内壁縁上に貼り付かせ(図2A、図2C参照)、それにより固化後の膨張したプラスチックパリソンP(即ちプランターユニット1)と連接ユニットBの間に緊密で気体漏れのない結合状態を確実に保つことができ、かつ連接ユニットBの連通区域22、32、402とプランターユニット1の空間区域12間が連通状を成し、中空状連接ユニットB(中空状の導管2、中空状の注水ユニット3及び中空状の透明部材40を含む)を一体ブロー破裂被覆成型方式で凹陥状の収容区域13及び中空状の空間区域12を備えたプランターユニット1にそれぞれ緊密に組み込むことができる。
【0015】
植物80を栽培したいときは、土壌85を凹陥状の収容区域13内に入れるが、土壌85が気流経路Aの(第1)連接孔20上を覆って塞ぐことがなく、空間区域12とプランターユニット1外側の空気の円滑な流れが阻害のない状態に保たれる。このとき、液体83を注水ユニット3内に入れ始めると、連通区域32の導引作用を経た後さらに空間区域12内に流入して貯蔵され、空間区域12内の液面高さが浸水孔133を超過する、または浸水孔133に触れるまで貯蔵すると、液体83の表面張力と浸水孔133の毛細管作用によって、液体83が微量ずつ上に向かって流れ、土壌85に分布して一定の湿り気を与えることができ、最後に、空間区域12内が満たされるまで継続して液体83を注入し、キャップユニット6をしっかりと注水ユニット3上に取り付ければ、キャップユニット6で封鎖された注水ユニット3から浸水孔133の間に密閉された空間区域12が形成される。
【0016】
植物80が土壌85内の水分を吸い取っているとき、吸い取る分量の関係で空間区域12の内部圧力が大気圧より小さい状況下で、プランターユニット1外側の空気が気流経路A(即ち中空状の導管2)から空間区域12内部に流入して充填され、空間区域12内部の液面が下に向かって圧迫されて、空間区域12内にある液体83が浸水孔133から毛細管作用で上に向かって流れ始め、サイホン方式を形成して土壌85に一定割合の湿度が保持されるまで供給が持続する。このように、毛細管とサイホンの原理で構成される受動式微量化自動給水で、凹陥状の収容区域13内の土壌85の含水量を一定の湿度(即ちやや湿った状態)に保ち、従来のプランター底部が水分を含みすぎて植物の根部を腐らせてしまう現象をなくして克服するだけでなく、同時に貯蔵水が空間区域12から凹陥状の収容区域13または土壌85内に浸入する流量速度を調節し、収容区域13内にある土壌85に一定の湿度を保たせ、空間区域12内の貯水量を確保し、一定期間別途給水する必要なく供給を持続させることができ、遠出や旅行などのときも毎日水遣りをする必要なく植物80に正常な生存と成長を保たせ、消費者の利便性とケアを向上することができるため、消費者の使用意欲と購買欲を大幅に強化し、市場競争力とシェアを高めることができる。
【0017】
プランターユニット1の外表層11の適切な箇所に透明ウィンドウ装置4を取り付けてもよい。透明ウィンドウ装置4は一体射出オーバーモールド方式、または一体ブロー破裂被覆成型方式等でプランターユニット1の外表層11の適切な箇所を被覆して結合される。また、透明ウィンドウ装置4は少なくとも中空状の透明部材40のみを含むか、或いは中空状の透明部材40と浮き48を含んで構成される。透明ウィンドウ装置4の内側の少なくとも2箇所がプランターユニット1の空間区域12に連通され、空間区域12から透明ウィンドウ装置4までの間に密閉された連通区域が形成され、浮き48を透明部材40の内側または密閉された連通区域内に配置して、液体83の液面と浮き48を共に透明部材40の外側から見えるようにすることができる。
【0018】
中空状の透明部材40は、少なくとも一端に形成された(第1)連接孔400、他端に形成された(第2)連接孔401、(第1)連接孔400と(第2)連接孔401を連通する間に位置する連通区域402に分けることができ、連通区域402の適切な箇所に仕切り部41が設置され、連通区域402が少なくとも上連通区域403と下連通区域404に分けられて、浮き48が上連通区域403または下連通区域404内に配置されることを最良とする。また、仕切り部41の材質は水溶性材質、または水解性材質、或いは水に触れるとばらけて分離する物質を最良とし、プランターユニット1の空間区域12内から連通区域402内に流入した液体83に連通区域402内にある仕切り部41が浸されて溶解または分解或いは散開され、浮き48と液面が共に透明部材40を通して見えて、消費者が水位を識別するために用いることができる。
【0019】
プランターユニット1の外表層11に凹部16を形成し、凹部16の適切な箇所に透明ウィンドウ装置4を取り付けてもよい。透明ウィンドウ装置4は少なくとも1つの透明部材40、漏れ防止体44、ネジ等の第3部材49を含んで構成されるか、或いは透明部材40、漏れ防止体44、浮き48、第3部材49を含んで構成される。第3部材49を利用して透明部材40がプランターユニット1の外表層11の凹部16上に取り付けられ、さらに透明部材40と外表層11または凹部16の接触面の間に漏れ防止体44が設置され、空間区域12と透明部材40間、または空間区域12と凹部16と透明部材40間に密閉された連通区域が形成され(連通区域は少なくとも2箇所が空間区域12に連通される)、浮き48を透明部材40の内側(密閉された連通区域内)に配置して、凹部16内に流入した液体83の液面高さと浮き48が透明ウィンドウ装置4の作用によって見えるようにすることができる。
【0020】
以上の説明は、単に本発明の最良の実施例に基づいたものであり、本発明の実施の範囲を限定するものではなく、本発明の特許請求の範囲に述べる特徴及び要旨から逸脱しない同等の変化や修飾はすべて本発明の特許請求の範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0021】
1 プランターユニット
10 内表層
11 外表層
12 空間区域
13 収容区域
131 内凹部
133 浸水孔
14 吸気孔
16 凹部
17 漏れ防止部材
2 導管
20 連接孔
21 連接孔
22 連通区域
3 注水ユニット
30 連接孔
31 連接孔
32 連通区域
4 透明ウィンドウ装置
40 透明部材
400 連接孔
401 連接孔
402 連通区域
403 上連通区域
404 下連通区域
41 仕切り部
44 漏れ防止体
48 浮き
49 第3部材
6 キャップユニット
80 植物
83 液体
85 土壌
9 金型
95 ブローピン
A 気流経路
B 連接ユニット
P プラスチックパリソン
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉢植えの技術領域に属し、特に、貯水及び安定的かつ持続的な微量化した受動式自動給水機能を備え、プランターユニット内の土壌を一定の湿度下に保持し、毎日水遣りをする必要なく、植物を生きた状態に維持して継続的に成長させることができ、消費者が遠出をしたり、何日も旅行に出たりするときの心配と不安を減少し、栽培を便利にすることができる中空状プランターに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の花や樹木のプランターは、その材質を陶器とプラスチック製品に分けることができ、且つ、すべて単一層で形成されている。また、プランターの中間には凹陥状の容器空間が形成され、且つ容器空間の底面に穿通孔が設けられ、土壌を容器空間内に入れて、水遣りが多すぎたときは土壌内に浸み入った水を直接穿通孔から下に流出させ、湿潤した土壌で花や樹木の苗を直接栽培することができる。
【0003】
しかしながら、上記従来のものは、使用時に次のような問題が発生する。
一.花または樹木の苗は栽培の過程で朝晩適量の水をやる必要があるが、一般の人々は植物栽培について知識が限られており、加えて主観的に「水は多めのほうが不足するよりは」植物にとって有利であるだろうと考え、経常的に水を多めにやり、水が土壌内に浸み込み始めて分布され、土壌を流れた後に形成される土を含んだ汚れた水が直接プランターの穿通孔から排出されるまで水遣りを続けてしまい、往々にしてプランターを配置した場所付近の環境を汚してしまうことが大きな問題となる。
二.第1点を受けて、現代人の住宅は高層のマンションが多く、このため水遣りをしたときの汚れた水が直接階下に滴り落ちると、自分の住居のベランダと建物の環境が不潔になるだけでなく、同時に滴り落ちる水の騒音が階下の隣人の迷惑となり、訴訟に発展することさえあるため、これも大きな問題となる。
三.従来のプランターは単層式であり、さらに太陽光の長時間の照射を受けると、往々にしてプランターが吸収した熱が直接土壌内に伝導され、プランター内部の土壌が高温高湿になって、高温高湿の土壌環境内にある植物の根部が傷んでしまい、成長できなくなることも大きな問題である。
四.現代人は海外旅行の機会が多く、出国期間中は自分で花や樹木の世話ができないため、帰国すると花や樹木が枯れて死んでしまっていることがあり、これも大きな問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の欠点を効果的に克服するために、一定期間給水する必要なく適度な水分の供給を持続させることができる、中空状プランターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の中空状プランターは、少なくともプランターユニットと連接ユニットを備え、前記プランターユニットは、凹陥状の収容区域を有する内表層と、前記内表層を支持するために用いる外表層と、前記内表層と前記外表層の間に配置された中空状の空間区域を備え、前記連接ユニットは、前記プランターユニットの空間区域に連通する中空状のユニットであり、中空ブロー成型金型を閉じて加圧気体を注入し、ブロー成型を行う前に、前記連接ユニットが先に前記金型の内側表面に取り付けられ、且つ金型を閉じた後、ブローピンを金型内に位置する溶融プラスチックパリソン内に挿入して加圧気体の注入を行い、半固溶状態の膨張したプラスチックパリソンを金型の内側表面に貼り付かせると共に、連接ユニットの連接孔を封鎖し、注入される気体の圧力で、連接孔外側に位置する膨張した前記プラスチックパリソンを前記連接孔内に強制的に押し入れ、膨張したプラスチックパリソンを引き伸ばし、破裂させて中空状の連接ユニットの前記連接孔の内壁に貼り付かせ、それにより固化後の膨張したプラスチックパリソン(即ちプランターユニット)と連接ユニットの間に緊密で気体漏れのない結合状態を確実に保つことができ、かつ連接ユニットの連通区域とプランターユニットの空間区域間が連通状を成し、連接ユニットを一体ブロー破裂被覆方式で緊密にプランターユニット上に組み込むことができる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、二種類の異なる材質を一体ブロー成型方式で一体として被覆結合させる応用が可能であり、且つ二次穴あけ及び組み立ての加工作業を回避でき、人力による組み立ての瑕疵によって生じる水漏れの問題を改善し、加工コストと組み立てコストを確実に抑えると同時に、透明ウィンドウ装置を外表層上に設置することで、透明部材内に流入した液体の液面を直接消費者が目視で確認し、液体の種類と液面高さの識別性を高め、水を追加するか否かの根拠とすることができるため、水がなくなって植物が枯れてしまうという問題の発生を確実に防止することができる。
【0007】
また、本発明は土壌の吸水性と空間区域内の密閉区域及び気流経路の設置の組み合わせ作用を利用して、中空状の空間区域内にある液体を浸水孔の毛細管作用により、凹陥状収容区域内にある土壌の場所に液体を上に向かって初歩的に導引することができ、空間区域の密閉区域内の気体圧力が大気圧より小さい状況下で、若干の大気圧の気体を気流経路から空間区域の密閉区域へ注入させた(即ち気体の補填)後、浸水孔を経て流れてきた液体をサイホン効果で自動的に上方に向かって土壌に流入させて分布させ、受動式の自動給水機能を形成することができる。これにより、毛細管とサイホンの原理で構成された受動式微量化自動給水機能を備え、凹陥状の収容区域内の土壌の含水量を一定の湿度(即ち若干の湿り気)に保ち、従来のプランター底部が水分を含みすぎて植物の根部を腐らせてしまう現象をなくして克服するだけでなく、同時に貯蔵水が空間区域から凹陥状の収容区域または土壌内に浸入する流量速度を調節し、収容区域内にある土壌に一定の湿度を保たせ、空間区域内の貯水量を確保し、一定期間別途給水する必要なく供給を持続させることができ、遠出や旅行などのときも毎日水遣りをする必要なく植物に正常な生存と成長を保たせ、消費者の利便性とケアを向上することができるため、消費者の使用意欲と購買欲を大幅に強化し、市場競争力とシェアを高めることができ、進歩性を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の中空状プランターを金型内で製造する時の断面図である。
【図1A】図1の部分拡大断面図である。
【図1B】図1の別の部分拡大断面図である。
【図1C】図1のさらに別の部分拡大断面図である。
【図2】本発明の中空状プランターの製造工程において、気体注入作動後の断面図である。
【図2A】図2の部分拡大断面図である。
【図2B】図2の別の部分拡大断面図である。
【図2C】図2のさらに別の部分拡大断面図である。
【図3】本発明の実施例1を示す中空状プランターの斜視図である。
【図4】本発明の実施例1を示す中空状プランターの水注入時における断面図である。
【図5】本発明の実施例1を示す中空状プランターの植物栽培時の満水状態における断面図である。
【図6】本発明の実施例1を示す中空状プランターの水位下降時における断面図である。
【図7】本発明の実施例1を示す中空状プランターの低水位時における断面図である。
【図8】本発明の実施例2を示す中空状プランターの斜視図である。
【図9】本発明の実施例3を示す中空状プランターの断面図である。
【図10】本発明の実施例4を示す中空状プランターの断面図である。
【図11】本発明の実施例5を示す中空状プランターの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の中空状プランターは、図1から図11に示すように、少なくともプランターユニット1と連接ユニットBから構成される。
プランターユニット1は、凹陥状の収容区域13を有する内表層10、内表層10を支持するために用いる外表層11、内表層10と外表層11の間に挟まれて配置された中空状の空間区域12、凹陥状の収容区域13と中空状の空間区域12の間を連通する浸水孔133を有する。
連接ユニットBは、プランターユニット1の空間区域12に連通する中空状のユニットであって、本実施例では、空間区域12をプランターユニット1の周囲外側に連通する中空状の注水ユニット3、空間区域12をプランターユニット1の周囲外側に連通する気流経路A、中空状の透明ウィンドウ装置4の少なくとも一つより成る。注水ユニット3は着脱可能なキャップユニット6で緊密に封鎖できるようになっている。
【0010】
プランターユニット1の内表層10の収容区域13には、適切な箇所に内凹部131が形成され、且つ内凹部131に少なくとも1つ以上の浸水孔133が設けられ、浸水孔133が空間区域12と連通している。浸水孔133の設置は、プランターユニット1の一体ブロー成型時に同時に完成させるか、或いはプランターユニット1を一体ブロー成型で完成させた後に別途穴あけ加工で完成することができる。
【0011】
また、空間区域12周囲の内表層10と外表層11の接続箇所または接触面間は密閉されて気体の漏出がないものとし、キャップユニット6で注水ユニット3箇所を封鎖すると、プランターユニット1の空間区域12の内部に中空状の密閉区域が形成される。さらに、内表層10と外表層11の間は一体中空ブロー成型(図1から図8参照)方式で形成するか、或いは2つの独立した部材の接触面間に漏れ防止部材17を必ず挟んで設置した組み立て方式(図11参照)とすることができ、内表層10と外表層11の接触面間を密閉して気体漏れを生じないようにし、空間区域12を中空の密閉状に保つ。空間区域12内における密閉区域は、空間区域12の吸気孔14(空間区域12が後述する導管2の第2連接孔21に連通される箇所を指す)からキャップユニット6で封鎖した注水ユニット3の間に形成される空間区域12、或いは浸水孔133からキャップユニット6で封鎖した注水ユニット3の間に形成される空間区域12、または導管2とプランターユニット1壁面間の接続箇所からキャップユニット6で封鎖した注水ユニット3の間に形成される空間区域12を指す。
【0012】
気流経路Aは、中空状の導管2(連接ユニットBの1つ)の二端を空間区域12及びプランターユニット1周囲外側にそれぞれ接続して連通する空気の経路を指す。導管2は少なくとも(第1)連接孔20、(第2)連接孔21、及び(第1)連接孔20から(第2)連接孔21までの間を連通する連通区域22に分けることができ、(第2)連接孔21が一体成型または挿入組み立てでプランターユニット1の空間区域12に連通される。また、気流経路Aに設置された(第1)連接孔20は、土壌85に覆われることがないよう収容区域13の外方に配置され、空間区域12とプランターユニット1外側の空気の円滑な流れが阻害のない状態に保たれる。さらに、導管2とプランターユニット1の間の結合方式は、一体射出成型方式、または一体射出オーバーモールド(図8、9、10参照)方式、或いは2つの独立した部材(図11参照)を被着式、嵌合式、挿入式、螺合式等の方式で相互に組み立てる方式を最良とする。
【0013】
連接ユニットBである、中空状の導管2、中空状の注水ユニット3、及び、中空状の透明ウィンドウ装置4は、それぞれ(第1)連接孔20、30、400、(第2)連接孔21、31、401、及び(第1)連接孔20、30、400と(第2)連接孔21、31、401の間を連通する位置にある連通区域22、32、402に分けることができ、連接ユニットBの少なくとも1つの連接孔21、31、401は挿入組み立て、または一体射出成型、或いは一体射出オーバーモールド、或いはブロー破裂被覆成型等の方式でプランターユニット1の空間区域12内に連通させることができる。
【0014】
製造時は、中空ブロー成型金型9を閉じて加圧気体を注入し、ブロー成型を行う前に、あらかじめ定めた形状の中空の連接ユニットB(例:中空状の導管2、中空状の注水ユニット3及び中空状の透明部材40)を先に中空ブロー成型金型9の内側表面に取り付けておく必要がある。上述の金型9を閉じた後(図1A、図1B、図1C参照)、ブローピン95を金型9内に配置された溶融プラスチックパリソンP内に挿入して加圧気体の注入を行い(図2B参照)、半固溶状態の膨張したプラスチックパリソンPを上述の金型9内側表面に緊密に貼り付かせると共に、連接ユニットBの連接孔21、31、401を封鎖させることができ、かつ持続的に注入される気体の圧力差を利用する方式で、(第2)連接孔21、31、401外側に位置する膨張したプラスチックパリソンPを(第2)連接孔21、31、401内に強制的に押し入れることができ、膨張したプラスチックパリソンPを引き伸ばし、破裂させて被覆する方式で中空状連接ユニットBの(第2)連接孔21、31、401の内壁縁上に貼り付かせ(図2A、図2C参照)、それにより固化後の膨張したプラスチックパリソンP(即ちプランターユニット1)と連接ユニットBの間に緊密で気体漏れのない結合状態を確実に保つことができ、かつ連接ユニットBの連通区域22、32、402とプランターユニット1の空間区域12間が連通状を成し、中空状連接ユニットB(中空状の導管2、中空状の注水ユニット3及び中空状の透明部材40を含む)を一体ブロー破裂被覆成型方式で凹陥状の収容区域13及び中空状の空間区域12を備えたプランターユニット1にそれぞれ緊密に組み込むことができる。
【0015】
植物80を栽培したいときは、土壌85を凹陥状の収容区域13内に入れるが、土壌85が気流経路Aの(第1)連接孔20上を覆って塞ぐことがなく、空間区域12とプランターユニット1外側の空気の円滑な流れが阻害のない状態に保たれる。このとき、液体83を注水ユニット3内に入れ始めると、連通区域32の導引作用を経た後さらに空間区域12内に流入して貯蔵され、空間区域12内の液面高さが浸水孔133を超過する、または浸水孔133に触れるまで貯蔵すると、液体83の表面張力と浸水孔133の毛細管作用によって、液体83が微量ずつ上に向かって流れ、土壌85に分布して一定の湿り気を与えることができ、最後に、空間区域12内が満たされるまで継続して液体83を注入し、キャップユニット6をしっかりと注水ユニット3上に取り付ければ、キャップユニット6で封鎖された注水ユニット3から浸水孔133の間に密閉された空間区域12が形成される。
【0016】
植物80が土壌85内の水分を吸い取っているとき、吸い取る分量の関係で空間区域12の内部圧力が大気圧より小さい状況下で、プランターユニット1外側の空気が気流経路A(即ち中空状の導管2)から空間区域12内部に流入して充填され、空間区域12内部の液面が下に向かって圧迫されて、空間区域12内にある液体83が浸水孔133から毛細管作用で上に向かって流れ始め、サイホン方式を形成して土壌85に一定割合の湿度が保持されるまで供給が持続する。このように、毛細管とサイホンの原理で構成される受動式微量化自動給水で、凹陥状の収容区域13内の土壌85の含水量を一定の湿度(即ちやや湿った状態)に保ち、従来のプランター底部が水分を含みすぎて植物の根部を腐らせてしまう現象をなくして克服するだけでなく、同時に貯蔵水が空間区域12から凹陥状の収容区域13または土壌85内に浸入する流量速度を調節し、収容区域13内にある土壌85に一定の湿度を保たせ、空間区域12内の貯水量を確保し、一定期間別途給水する必要なく供給を持続させることができ、遠出や旅行などのときも毎日水遣りをする必要なく植物80に正常な生存と成長を保たせ、消費者の利便性とケアを向上することができるため、消費者の使用意欲と購買欲を大幅に強化し、市場競争力とシェアを高めることができる。
【0017】
プランターユニット1の外表層11の適切な箇所に透明ウィンドウ装置4を取り付けてもよい。透明ウィンドウ装置4は一体射出オーバーモールド方式、または一体ブロー破裂被覆成型方式等でプランターユニット1の外表層11の適切な箇所を被覆して結合される。また、透明ウィンドウ装置4は少なくとも中空状の透明部材40のみを含むか、或いは中空状の透明部材40と浮き48を含んで構成される。透明ウィンドウ装置4の内側の少なくとも2箇所がプランターユニット1の空間区域12に連通され、空間区域12から透明ウィンドウ装置4までの間に密閉された連通区域が形成され、浮き48を透明部材40の内側または密閉された連通区域内に配置して、液体83の液面と浮き48を共に透明部材40の外側から見えるようにすることができる。
【0018】
中空状の透明部材40は、少なくとも一端に形成された(第1)連接孔400、他端に形成された(第2)連接孔401、(第1)連接孔400と(第2)連接孔401を連通する間に位置する連通区域402に分けることができ、連通区域402の適切な箇所に仕切り部41が設置され、連通区域402が少なくとも上連通区域403と下連通区域404に分けられて、浮き48が上連通区域403または下連通区域404内に配置されることを最良とする。また、仕切り部41の材質は水溶性材質、または水解性材質、或いは水に触れるとばらけて分離する物質を最良とし、プランターユニット1の空間区域12内から連通区域402内に流入した液体83に連通区域402内にある仕切り部41が浸されて溶解または分解或いは散開され、浮き48と液面が共に透明部材40を通して見えて、消費者が水位を識別するために用いることができる。
【0019】
プランターユニット1の外表層11に凹部16を形成し、凹部16の適切な箇所に透明ウィンドウ装置4を取り付けてもよい。透明ウィンドウ装置4は少なくとも1つの透明部材40、漏れ防止体44、ネジ等の第3部材49を含んで構成されるか、或いは透明部材40、漏れ防止体44、浮き48、第3部材49を含んで構成される。第3部材49を利用して透明部材40がプランターユニット1の外表層11の凹部16上に取り付けられ、さらに透明部材40と外表層11または凹部16の接触面の間に漏れ防止体44が設置され、空間区域12と透明部材40間、または空間区域12と凹部16と透明部材40間に密閉された連通区域が形成され(連通区域は少なくとも2箇所が空間区域12に連通される)、浮き48を透明部材40の内側(密閉された連通区域内)に配置して、凹部16内に流入した液体83の液面高さと浮き48が透明ウィンドウ装置4の作用によって見えるようにすることができる。
【0020】
以上の説明は、単に本発明の最良の実施例に基づいたものであり、本発明の実施の範囲を限定するものではなく、本発明の特許請求の範囲に述べる特徴及び要旨から逸脱しない同等の変化や修飾はすべて本発明の特許請求の範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0021】
1 プランターユニット
10 内表層
11 外表層
12 空間区域
13 収容区域
131 内凹部
133 浸水孔
14 吸気孔
16 凹部
17 漏れ防止部材
2 導管
20 連接孔
21 連接孔
22 連通区域
3 注水ユニット
30 連接孔
31 連接孔
32 連通区域
4 透明ウィンドウ装置
40 透明部材
400 連接孔
401 連接孔
402 連通区域
403 上連通区域
404 下連通区域
41 仕切り部
44 漏れ防止体
48 浮き
49 第3部材
6 キャップユニット
80 植物
83 液体
85 土壌
9 金型
95 ブローピン
A 気流経路
B 連接ユニット
P プラスチックパリソン
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空状プランターであって、少なくともプランターユニットと連接ユニットを備え、
前記プランターユニットは、凹陥状の収容区域を有する内表層と、前記内表層を支持するために用いる外表層と、前記内表層と前記外表層の間に配置された中空状の空間区域を備え、
前記連接ユニットは、前記プランターユニットの空間区域に連通する中空状のユニットであり、
中空ブロー成型金型を閉じて加圧気体を注入し、ブロー成型を行う前に、前記連接ユニットが先に前記金型の内側表面に取り付けられ、且つ前記金型を閉じた後、ブローピンを前記金型内に配置されたプラスチックパリソン内に挿入して加圧気体の注入を行い、半固溶状態の膨張した前記プラスチックパリソンを前記中空ブロー成型金型の内側表面に緊密に貼り付かせると共に、中空状の前記連接ユニットの連接孔を封鎖させ、かつ持続的に注入される気体の圧力差を利用する方式で、前記連接孔外側に位置する膨張した前記プラスチックパリソンを前記連接孔内に強制的に押し入れ、さらに膨張した前記プラスチックパリソンを注入される加圧気体の作用によって引き伸ばし、破裂させて被覆する方式で中空状の前記連接ユニットの前記連接孔の内壁縁上に貼り付かせ、それにより固化後の膨張した前記プラスチックパリソン(即ち、前記プランターユニット)と前記連接ユニットの間に緊密で気体漏れのない結合状態を確実に保つと共に、かつ前記連接ユニットの連通区域と前記プランターユニットの前記空間区域間が連通状を成すことを特徴とする、中空状プランター。
【請求項2】
前記プランターユニットの凹陥状の前記収容区域に少なくとも1つ以上の浸水孔が形成され、かつ前記浸水孔と前記空間区域が連通されたことを特徴とする、請求項1に記載の中空状プランター。
【請求項3】
前記プランターユニット上に配置された前記連接ユニットが、中空状の導管であり、少なくとも第1連接孔、第2連接孔、前記第1連接孔と前記第2連接孔間を連通する連通区域に分けることができ、少なくとも1つの前記連接孔と前記プランターユニットの空間区域とが連通されたことを特徴とする、請求項2に記載の中空状プランター。
【請求項4】
前記連接ユニットが、単一の中空筒状の透明部材であり、少なくとも第1連接孔、第2連接孔、前記第1連接孔と前記第2連接孔の間を連通する連通区域に分けられ、前記2つの連接孔が前記プランターユニットの空間区域に連通され、前記プランターユニットの空間区域内から前記連通区域内に流入する液体の液面が前記透明部材を通して表示され、透明ウィンドウ装置が形成されることを特徴とする、請求項2に記載の中空状プランター。
【請求項5】
前記連通区域の適切な箇所に仕切り部が設けられ、それにより前記連通区域が少なくとも上連通区域と下連通区域に分けられ、前記仕切り部の材質が、水溶性材質、または水解性材質、或いは水に触れるとばらけて分離する物質とすることができ、且つ前記空間区域内の液体が前記連通区域内に流入した後、前記仕切り部が浸されて溶解または分解或いは散開され始め、液面が前記透明部材を通して表示されることを特徴とする、請求項4に記載の中空状プランター。
【請求項6】
前記連通区域内に浮きを設置し、前記浮きが前記上連通区域または前記下連通区域内に配置され、前記浮きと液面が共に前記透明部材内に表示されることを特徴とする、請求項5に記載の中空状プランター。
【請求項7】
中空状プランターであって、少なくとも中空状の密閉された空間区域を有するプランターユニットと、前記空間区域を前記プランターユニットの外側に連通する気流経路を備え、
前記プランターユニットが、凹陥状の収容区域を有する内表層と、前記内表層を支持するために用いる外表層と、前記内表層と前記外表層の間に配置された中空状の前記空間区域と、凹陥状の前記収容区域と中空状の前記空間区域の間を連通する浸水孔とを備え、前記空間区域と前記プランターユニット周囲外側を連通する注水ユニットと、前記注水ユニット箇所を緊密に封鎖する着脱可能なキャップユニットとを設け、前記内表層と前記外表層の接触面の位置する箇所が気密状に密閉され、
前記気流経路が、中空状の導管の二端を前記空間区域と前記プランターユニット周囲外側にそれぞれ連通して形成された空気の経路であり、且つ前記導管が少なくとも第1連接孔、第2連接孔、前記第1連接孔から前記第2連接孔までの間を連通する連通区域に分けられ、前記第2連接孔が前記プランターユニットの前記空間区域に連通され、前記第1連接孔が土壌によって覆われないよう前記収容区域の外方に配置されていることを特徴とする、中空状プランター。
【請求項8】
前記プランターユニットの密閉された空間区域が、前記キャップユニットで封鎖された前記注水ユニットから吸気孔までの間に形成される空間区域、または前記キャップユニットで封鎖された前記注水ユニットから前記浸水孔までの間に形成される空間区域、或いは前記導管と前記プランターユニット壁面間の接続箇所から前記キャップユニットで封鎖された前記注水ユニットまでの間に形成される空間区域であることを特徴とする、請求項7に記載の中空状プランター。
【請求項9】
前記プランターユニットの前記内表層と前記外表層の間が2つの独立した部材として相互に組み立てられ、前記内表層と前記外表層の接触面間に漏れ防止部材を設置して、前記内表層と前記外表層の接触面間に密閉された気体漏れがない状態が保持されたことを特徴とする、請求項8に記載の中空状プランター。
【請求項10】
前記プランターユニットの前記内表層及び前記外表層が一体中空ブロー成型方式によって形成され、前記内表層と前記外表層の接触面間に密閉された気体漏れがない状態が保持されたことを特徴とする、請求項8に記載の中空状プランター。
【請求項11】
中空状プランターであって、少なくとも中空状の空間区域を有するプランターユニットと、前記プランターユニットの外表層に設置される透明ウィンドウ装置を備え、
前記プランターユニットが少なくとも、凹陥状の収容区域を備えた内表層と、前記内表層を支持する外表層と、前記内表層と前記外表層の間に位置する中空状の前記空間区域と、凹陥状の前記収容区域と中空状の前記空間区域の間を連通する浸水孔とを備え、前記空間区域とプランターユニット周囲外側を連通する注水ユニットと、前記注水ユニット箇所を緊密に封鎖する着脱可能なキャップユニットを設け、前記キャップユニットが前記注水ユニット箇所を封鎖した時、前記プランターユニットの前記空間区域に中空状の密閉区域が形成され、
前記透明ウィンドウ装置が前記プランターユニットの前記外表層の適切な箇所に設置され、且つ前記透明ウィンドウ装置の内側が前記空間区域と2箇所以上連通され、前記空間区域から前記透明ウィンドウ装置までの間に密閉された連通区域が形成され、前記空間区域内に流入した液体の液面が前記透明ウィンドウ装置を通して表示されることを特徴とする、中空状プランター。
【請求項12】
前記プランターユニットの前記外表層の適切な箇所に凹部が形成され、且つ前記凹部の少なくとも上下二端が前記空間区域と連通され、前記凹部上に設置された前記透明ウィンドウ装置も前記空間区域と連通され、前記凹部内に流入した液体の液面高さが前記透明ウィンドウ装置を通して表示されることを特徴とする、請求項11に記載の中空状プランター。
【請求項13】
前記透明ウィンドウ装置が少なくとも中空状の透明部材と浮きを含んで構成され、前記浮きが、前記透明部材の内側、または前記プランターユニットの前記空間区域と前記透明部材の間に形成された密閉された連通区域内に配置されたことを特徴とする、請求項12に記載の中空状プランター。
【請求項14】
前記透明ウィンドウ装置が少なくとも透明部材、漏れ防止体、前記透明部材を前記プランターユニットの前記外表層に固定する第3部材を含み、前記透明部材と前記外表層または前記凹部の接触面間に前記漏れ防止体が設置され、前記空間区域、前記凹部及び前記透明部材間に密閉された連通区域が形成されることを特徴とする、請求項12に記載の中空状プランター。
【請求項15】
前記透明ウィンドウ装置が少なくとも透明部材、漏れ防止体、浮き、前記透明部材を前記プランターユニットの前記外表層に固定する第3部材を含み、前記透明部材と前記外表層または前記凹部の接触面間に前記漏れ防止体が設置され、前記空間区域、前記凹部と前記透明部材間に密閉された連通区域が形成され、且つ前記浮きが前記透明部材内側または密閉された連通区域内に配置されたことを特徴とする、請求項12に記載の中空状プランター。
【請求項16】
前記プランターユニットの前記内表層と前記外表層の間が2つの独立した部材として相互に組み立てられ、前記内表層と前記外表層の接触面間に漏れ防止部材が設置され、前記内表層と前記外表層の接触面間に密閉された気体漏れがない状態が保持されることを特徴とする、請求項13〜15のいずれかに記載の中空状プランター。
【請求項17】
前記プランターユニットの前記内表層と前記外表層が一体中空ブロー成型によって形成され、前記内表層と前記外表層の接触面間に密閉された気体漏れがない状態が保持されることを特徴とする、請求項13〜15のいずれかに記載の中空状プランター。
【請求項1】
中空状プランターであって、少なくともプランターユニットと連接ユニットを備え、
前記プランターユニットは、凹陥状の収容区域を有する内表層と、前記内表層を支持するために用いる外表層と、前記内表層と前記外表層の間に配置された中空状の空間区域を備え、
前記連接ユニットは、前記プランターユニットの空間区域に連通する中空状のユニットであり、
中空ブロー成型金型を閉じて加圧気体を注入し、ブロー成型を行う前に、前記連接ユニットが先に前記金型の内側表面に取り付けられ、且つ前記金型を閉じた後、ブローピンを前記金型内に配置されたプラスチックパリソン内に挿入して加圧気体の注入を行い、半固溶状態の膨張した前記プラスチックパリソンを前記中空ブロー成型金型の内側表面に緊密に貼り付かせると共に、中空状の前記連接ユニットの連接孔を封鎖させ、かつ持続的に注入される気体の圧力差を利用する方式で、前記連接孔外側に位置する膨張した前記プラスチックパリソンを前記連接孔内に強制的に押し入れ、さらに膨張した前記プラスチックパリソンを注入される加圧気体の作用によって引き伸ばし、破裂させて被覆する方式で中空状の前記連接ユニットの前記連接孔の内壁縁上に貼り付かせ、それにより固化後の膨張した前記プラスチックパリソン(即ち、前記プランターユニット)と前記連接ユニットの間に緊密で気体漏れのない結合状態を確実に保つと共に、かつ前記連接ユニットの連通区域と前記プランターユニットの前記空間区域間が連通状を成すことを特徴とする、中空状プランター。
【請求項2】
前記プランターユニットの凹陥状の前記収容区域に少なくとも1つ以上の浸水孔が形成され、かつ前記浸水孔と前記空間区域が連通されたことを特徴とする、請求項1に記載の中空状プランター。
【請求項3】
前記プランターユニット上に配置された前記連接ユニットが、中空状の導管であり、少なくとも第1連接孔、第2連接孔、前記第1連接孔と前記第2連接孔間を連通する連通区域に分けることができ、少なくとも1つの前記連接孔と前記プランターユニットの空間区域とが連通されたことを特徴とする、請求項2に記載の中空状プランター。
【請求項4】
前記連接ユニットが、単一の中空筒状の透明部材であり、少なくとも第1連接孔、第2連接孔、前記第1連接孔と前記第2連接孔の間を連通する連通区域に分けられ、前記2つの連接孔が前記プランターユニットの空間区域に連通され、前記プランターユニットの空間区域内から前記連通区域内に流入する液体の液面が前記透明部材を通して表示され、透明ウィンドウ装置が形成されることを特徴とする、請求項2に記載の中空状プランター。
【請求項5】
前記連通区域の適切な箇所に仕切り部が設けられ、それにより前記連通区域が少なくとも上連通区域と下連通区域に分けられ、前記仕切り部の材質が、水溶性材質、または水解性材質、或いは水に触れるとばらけて分離する物質とすることができ、且つ前記空間区域内の液体が前記連通区域内に流入した後、前記仕切り部が浸されて溶解または分解或いは散開され始め、液面が前記透明部材を通して表示されることを特徴とする、請求項4に記載の中空状プランター。
【請求項6】
前記連通区域内に浮きを設置し、前記浮きが前記上連通区域または前記下連通区域内に配置され、前記浮きと液面が共に前記透明部材内に表示されることを特徴とする、請求項5に記載の中空状プランター。
【請求項7】
中空状プランターであって、少なくとも中空状の密閉された空間区域を有するプランターユニットと、前記空間区域を前記プランターユニットの外側に連通する気流経路を備え、
前記プランターユニットが、凹陥状の収容区域を有する内表層と、前記内表層を支持するために用いる外表層と、前記内表層と前記外表層の間に配置された中空状の前記空間区域と、凹陥状の前記収容区域と中空状の前記空間区域の間を連通する浸水孔とを備え、前記空間区域と前記プランターユニット周囲外側を連通する注水ユニットと、前記注水ユニット箇所を緊密に封鎖する着脱可能なキャップユニットとを設け、前記内表層と前記外表層の接触面の位置する箇所が気密状に密閉され、
前記気流経路が、中空状の導管の二端を前記空間区域と前記プランターユニット周囲外側にそれぞれ連通して形成された空気の経路であり、且つ前記導管が少なくとも第1連接孔、第2連接孔、前記第1連接孔から前記第2連接孔までの間を連通する連通区域に分けられ、前記第2連接孔が前記プランターユニットの前記空間区域に連通され、前記第1連接孔が土壌によって覆われないよう前記収容区域の外方に配置されていることを特徴とする、中空状プランター。
【請求項8】
前記プランターユニットの密閉された空間区域が、前記キャップユニットで封鎖された前記注水ユニットから吸気孔までの間に形成される空間区域、または前記キャップユニットで封鎖された前記注水ユニットから前記浸水孔までの間に形成される空間区域、或いは前記導管と前記プランターユニット壁面間の接続箇所から前記キャップユニットで封鎖された前記注水ユニットまでの間に形成される空間区域であることを特徴とする、請求項7に記載の中空状プランター。
【請求項9】
前記プランターユニットの前記内表層と前記外表層の間が2つの独立した部材として相互に組み立てられ、前記内表層と前記外表層の接触面間に漏れ防止部材を設置して、前記内表層と前記外表層の接触面間に密閉された気体漏れがない状態が保持されたことを特徴とする、請求項8に記載の中空状プランター。
【請求項10】
前記プランターユニットの前記内表層及び前記外表層が一体中空ブロー成型方式によって形成され、前記内表層と前記外表層の接触面間に密閉された気体漏れがない状態が保持されたことを特徴とする、請求項8に記載の中空状プランター。
【請求項11】
中空状プランターであって、少なくとも中空状の空間区域を有するプランターユニットと、前記プランターユニットの外表層に設置される透明ウィンドウ装置を備え、
前記プランターユニットが少なくとも、凹陥状の収容区域を備えた内表層と、前記内表層を支持する外表層と、前記内表層と前記外表層の間に位置する中空状の前記空間区域と、凹陥状の前記収容区域と中空状の前記空間区域の間を連通する浸水孔とを備え、前記空間区域とプランターユニット周囲外側を連通する注水ユニットと、前記注水ユニット箇所を緊密に封鎖する着脱可能なキャップユニットを設け、前記キャップユニットが前記注水ユニット箇所を封鎖した時、前記プランターユニットの前記空間区域に中空状の密閉区域が形成され、
前記透明ウィンドウ装置が前記プランターユニットの前記外表層の適切な箇所に設置され、且つ前記透明ウィンドウ装置の内側が前記空間区域と2箇所以上連通され、前記空間区域から前記透明ウィンドウ装置までの間に密閉された連通区域が形成され、前記空間区域内に流入した液体の液面が前記透明ウィンドウ装置を通して表示されることを特徴とする、中空状プランター。
【請求項12】
前記プランターユニットの前記外表層の適切な箇所に凹部が形成され、且つ前記凹部の少なくとも上下二端が前記空間区域と連通され、前記凹部上に設置された前記透明ウィンドウ装置も前記空間区域と連通され、前記凹部内に流入した液体の液面高さが前記透明ウィンドウ装置を通して表示されることを特徴とする、請求項11に記載の中空状プランター。
【請求項13】
前記透明ウィンドウ装置が少なくとも中空状の透明部材と浮きを含んで構成され、前記浮きが、前記透明部材の内側、または前記プランターユニットの前記空間区域と前記透明部材の間に形成された密閉された連通区域内に配置されたことを特徴とする、請求項12に記載の中空状プランター。
【請求項14】
前記透明ウィンドウ装置が少なくとも透明部材、漏れ防止体、前記透明部材を前記プランターユニットの前記外表層に固定する第3部材を含み、前記透明部材と前記外表層または前記凹部の接触面間に前記漏れ防止体が設置され、前記空間区域、前記凹部及び前記透明部材間に密閉された連通区域が形成されることを特徴とする、請求項12に記載の中空状プランター。
【請求項15】
前記透明ウィンドウ装置が少なくとも透明部材、漏れ防止体、浮き、前記透明部材を前記プランターユニットの前記外表層に固定する第3部材を含み、前記透明部材と前記外表層または前記凹部の接触面間に前記漏れ防止体が設置され、前記空間区域、前記凹部と前記透明部材間に密閉された連通区域が形成され、且つ前記浮きが前記透明部材内側または密閉された連通区域内に配置されたことを特徴とする、請求項12に記載の中空状プランター。
【請求項16】
前記プランターユニットの前記内表層と前記外表層の間が2つの独立した部材として相互に組み立てられ、前記内表層と前記外表層の接触面間に漏れ防止部材が設置され、前記内表層と前記外表層の接触面間に密閉された気体漏れがない状態が保持されることを特徴とする、請求項13〜15のいずれかに記載の中空状プランター。
【請求項17】
前記プランターユニットの前記内表層と前記外表層が一体中空ブロー成型によって形成され、前記内表層と前記外表層の接触面間に密閉された気体漏れがない状態が保持されることを特徴とする、請求項13〜15のいずれかに記載の中空状プランター。
【図1】
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図2】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図2】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2012−5484(P2012−5484A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−143235(P2011−143235)
【出願日】平成23年6月28日(2011.6.28)
【出願人】(511157848)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年6月28日(2011.6.28)
【出願人】(511157848)
【Fターム(参考)】
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