説明

二層型美白化粧料

【課題】美白効果が高く、使用時のみずみずしい感触、肌なじみ、あと肌のしなやかさに優れ、静置時には透明な上層とゲル状の下層の二層に分離する外観の審美性に優れ、再分散性及び保存安定性が良好な二層型美白化粧料を提供すること。
【解決手段】(a)美白剤、(b)ショ糖とγ−リノレン酸とのエステル化物であって、その水酸基のアシル基置換度が糖単位当たり2以上であるものの占める割合が40〜95%であるショ糖γ−リノレン酸エステル
c)非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤またはリン脂質の中から選ばれる一種又は二種以上、(d)水を配合する二層型美白化粧料。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、二層型美白化粧料に関し、更に詳しくは、美白剤、特定のショ糖とγ−リノレン酸とのエステル、特定の界面活性剤および水を配合することにより、高い美白効果を有し、みずみずしい感触、肌なじみのよさ、あと肌のしなやかさに優れ、外観的にも静置時には透明な上層と、ゲル状の下層の二層に分離する審美性に優れるもので、再分散性及び保存安定性も良好な二層型美白化粧料に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、シミ、ソバカス等を目立たなくし、肌の色を白くする目的で美白剤の配合された美白化粧料が用いられることは周知であり、L−アスコルビン酸あるいはその誘導体、アルブチンなどの多くの美白剤が広く知られている。また、不飽和結合を含む脂肪酸についても美白効果があることが研究されており、これを他の美白成分と併用することで、さらに美白効果を向上させたものも知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
【特許文献1】特開平11−001423号公報
【特許文献2】特開平05−194176号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら美白効果を高めるために不飽和脂肪酸を多量に配合すると、乳化安定性が損なわれ、これを改善するために、界面活性剤を多く配合すると、肌なじみが悪くなる場合があった。また安定性確保のため、水溶性高分子を併用すると、みずみずしい感触が損なわれることがあった。
一方、化粧料の剤型としては、固形状、クリーム状、液状、ゲル状など種々のものがあるが、美白化粧料は、紫外線量の多く、陽射しの強い春、夏に多く使用されるため、さっぱりとしたみずみずしい使用感を有しつつも、紫外線照射による肌の乾燥やダメージを防ぎ、回復させてくれるものが一般に望まれる。しかしながら、みずみずしい使用感と肌の乾燥やダメージを防ぎ補うことは、いわば相反することであり、その具現化は非常に困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
かかる実情において、不飽和脂肪酸成分を多量に配合しながらも、使用性に耐えうるみずみずしい化粧料を開発すべく、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、特定のL−アスコルビン酸あるいはその誘導体、アルブチンなどの美白剤、特定のショ糖とγ−リノレン酸とのエステルと、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤またはリン脂質の中から選ばれる一種又は二種以上と、水を配合することにより、美白効果も高く、みずみずしい感触、肌なじみ、あと肌のしなやかさに優れ、静置時には、無色透明な水層の上層と、成分(b)を含有するゲル状の下層との二層に分離する外観の審美性に優れ、再分散性及び保存安定性が良好な二層型美白化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち本発明は、次の成分(a)〜(d)
(a)美白剤
(b)ショ糖とγ−リノレン酸とのエステル化物であって、その水酸基のアシル基置換度が糖単位当たり2以上であるものの占める割合が40〜95%であるショ糖γ−リノレン酸エステル
(c)非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤またはリン脂質の中から選ばれる一種又は二種以上
(d)水
を配合することを特徴とする二層型美白化粧料を提供するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の二層型美白化粧料は、美白効果が高く、みずみずしい感触と肌なじみのよさ、あと肌のしなやかさに優れ、静置時には、無色透明な水層の上層と、ゲル状の下層の二層に分離し、外観の審美性にも優れ、再分散性及び保存安定性が良好である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の構成について説明する。
本発明で用いられる成分(a)の美白剤は、美白効果発現のために配合されるものであり、通常化粧料に用いられ美白効果を有するものであれば、その起源、製法、作用メカニズム等は問わないが、美白効果の高さや安全性、安定性の面から、水溶性のL−アスコルビン酸及びその誘導体並びにこれらの塩、アルブチン及びその誘導体が好ましい。
L−アスコルビン酸及びその誘導体並びにこれらの塩は特に限定されないが、L−アスコルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸カリウム、L−アスコルビン酸マグネシウム等のL−アスコルビン酸塩、L−アスコルビン酸リン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸マグネシウム、L−アスコルビン酸リン酸カルシウム等のL−アスコルビン酸リン酸エステル塩、L−アスコルビン酸硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸硫酸マグネシウム、L−アスコルビン酸硫酸カルシウム等のL−アスコルビン酸硫酸エステル塩、L−アスコルビン酸グルコシドが例示され、なかでも保存安定性の観点からL−アスコルビン酸グルコシドが好ましい。
またアルブチン及びその誘導体としては、ハイドロキノン-β-D-グルコピラノシドが例示され、これらの美白剤は必要に応じて一種、又は二種以上用いることができる。
【0008】
本発明で用いられる成分(a)の美白剤の配合量は特に限定されないが、0.01〜10質量%(以下、単に「%」とする)が好ましく、より好ましくは0.5〜5%である。この範囲であれば、べたつくことなく十分な美白効果が得られる。
【0009】
また本発明で用いられる成分(b)は、油溶性で、美白効果と、肌なじみのよさとあと肌のしなやかさを付与するのために配合されるものであり、ショ糖とγ−リノレン酸とのエステル化物であって、ショ糖の水酸基のアシル基置換度が2以上のものの割合が、エステル化物全体のうち40〜95%であるものをいう。水酸基のアシル基置換度が2以上のものの割合が、この範囲のものであれば、その製法は特に問わないが、例えば、ショ糖10重量部に対し、10〜50重量部のγ―リノレン酸を用い、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアミド(DMF)、又はN−メチル2−ピロリドンを溶媒とするエステル交換反応やミクロエマルジョンエステル法、無溶媒エステル法等の通常公知の方法で製造される。
成分(b)の市販品としては、CRODESTA GAMMA(クローダジャパン社製)がある。
【0010】
本発明で用いられる成分(b)の配合量は特に限定されないが、0.01〜10%、好ましくは0.05%〜5%程度がより好ましい。この範囲であれば、べたつくことなく肌になじむので、肌がかさついて硬い感じになることもなくあと肌がしなやかで、十分な美白効果が得られる。
【0011】
本発明で用いられる成分(c)は、二層化の分離速度と再分散性をコントロールし、安定性を向上させるために配合するものであり、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤またはリン脂質が用いられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
【0012】
このうち、非イオン性界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、成分(a)以外のショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレン変性シリコーン等が挙げられる。
【0013】
また、陰イオン性界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、パルミチン酸のような脂肪酸及びそれらの無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。
【0014】
さらに、リン脂質としては、フォスファチジルコリン(レシチン)、フォスファチジルエタノールアミン、フォスファチジルセリン、フォスファチジルイノシトール、フォスファチジルグリセロール、ジフォスファチジン酸、スフィンゴミエリン等が挙げられる。この中では、大豆又は卵黄から得られるこれらの化合物の混合物であるリン脂質が好ましく、その中でも水素添加して安定性を向上させたものがよい。さらにその中でも、ヨウ素価が20以下のものがより好ましい。
【0015】
成分(c)のうち、化粧料の二層化の分離速度と再分散性をコントロールし、安定性を向上させることが容易であるという点から、特に非イオン性界面活性剤が好ましく、さらに、非イオン性界面活性剤の中でもポリオキシアルキレン基を構造中に有するものが好ましい。
【0016】
上記の成分(c)の配合量は特に限定されないが、化粧料全体に対し0.01〜3%が好ましく、0.05〜2%がより好ましい。
【0017】
本発明に用いられる成分(d)の水は、本発明の二層型美白化粧料を構成する上で必須の成分で、べたつきのなさ、みずみずしさの付与等に寄与するものである。
【0018】
本発明の二層型美白化粧料には上記必須成分(a)〜(d)の他に、必要に応じ、各種水性成分、油剤、粉体、水溶性高分子、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、香料、抗炎症剤や各植物抽出液等の各種薬剤等を本発明の効果を妨げない範囲で適宜配合可能である。
【0019】
本発明の二層型美白化粧料は、上記成分(a)、(b)、(c)及び成分(d)を、常法に従い他の任意成分と適宜組合せることにより調製することができる。
【実施例】
【0020】
次に実施例を挙げて本発明を更に説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0021】
実施例1〜7及び比較例1〜4:化粧水
下記表1に示す組成の化粧水を下記製法により調製し、(1)美白効果、(2)みずみずしさ、(3)肌なじみ、(4)あと肌のしなやかさ、(5)外観、(6)再分散性、(7)保存安定性について、下記の方法により評価し、結果を併せて表1に示した。
【0022】
【表1】

【0023】
(製法)
A:成分(1)〜(6)を均一に混合する。
B:成分(7)〜(14)を均一に混合する。
C:AにBを添加し、化粧水を得た。
【0024】
[評価方法:(1)〜(4)の使用感]
20〜40代女性パネル55名に、実施例1〜7及び比較例1〜4の各化粧水を1ケ月間毎日朝夕使用してもらい、(1)美白効果、(2)みずみずしさ、(3)肌なじみ、(4)あと肌のしなやかさの各項目について、以下の(ハ)5段階評価基準にて官能評価し、更に全パネルの評点の平均値を(ニ)4段階判定基準を用いて判定した。
(ハ)5段階評価基準
(評 価) :(評点)
非常に良好/非常に感じる : 5点
良好/感じる : 4点
普通 : 3点
不良/あまり感じない : 2点
非常に不良/感じない : 1点
(ニ)4段階判定基準
(全パネルの評点の平均値) :(判定)
平均点4.5以上 : ◎
平均点3.5以上4.5未満: ○
平均点2.5以上3.5未満: △
平均点2.5未満 : ×
【0025】
[評価方法:(5)外観]
実施例1〜7及び比較例1〜4の各化粧水を室温にて1日静置し、外観を目視にて、下記の(イ)3段階判定基準に従って判定した。
(イ)3段階判定基準
(評 価) :(判定)
透明な上層と、ゲル状の下層に完全に分離 : ○
二層に分離するが界面があいまい : △
二層に分離しなかった : ×
【0026】
[評価方法:(6)再分散性]
実施例1〜7及び比較例1〜4の各化粧水を25℃の恒温槽で1ヶ月間保存し、1ヶ月静置後の各試料を10回振蘯した時の再分散性について以下の(ホ)3段階判定基準に従って判定した。
(ホ)3段階判定基準
(評 価) :(判定)
再分散し、均一層になる : ○
一部再分散する : △
再分散しない : ×
【0027】
[評価方法:(7)保存安定性]
実施例1〜7及び比較例1〜4の各化粧水を40℃恒温槽で1ヶ月間保存し、調製直後の状態を基準として目視により、以下の(ロ)4段階判定基準に従って判定した。
(ロ)4段階判定基準
(評 価) :(判定)
全く変化なし : ◎
僅かに変化があるが問題ない : ○
やや変化あり : △
かなり変化あり : ×
【0028】
上記表1の結果から明らかなように、本発明品である実施例1〜7の化粧水は、比較例1〜4化粧水に比較して、美白効果に優れ、使用時のみずみずしい感触、肌なじみ、あと肌のしなやかさに優れ、外観の審美性、再分散性、保存安定性の良好な二層型美白化粧料であった。
【0029】
実施例8:美容液
(成分) (%)
1.γ―リノレン酸ショ糖エステル 注1 0.5
2.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.08
3.ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩(8E.O.) 0.02
4.エタノール 10.0
5.1,3−ブチレングリコール 8.0
6.キサンタンガム 0.5
7.ヒドロキシエチルセルロース 0.02
8.エデト酸塩 0.2
9.香料 適量
10.アルブチン 注2 3.0
11.精製水 残量
【0030】
(製法)
A:成分(1)〜(4)を均一に混合する。
B:成分(5)〜(11)を均一に混合する。
C:AにBを添加し、美容液を得た。
【0031】
実施例8の美容液は、上層は透明で、下層はゲル状の外観の審美性に優れるもので、みずみずしさ、肌なじみ、あと肌のしなやかさ、美白効果の優れ、再分散性、保存安定性も良好な二層型美白美容液であった。
【0032】
実施例9:日焼け止め料
(成分) (%)
1.γ―リノレン酸ショ糖エステル 注1 0.5
2.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.08
3.ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩(8E.O.)0.02
4.エタノール 10.0
5.1,3−ブチレングリコール 8.0
6.アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.5
7.ヒドロキシエチルセルロース 0.02
8.エデト酸塩 0.2
9.香料 適量
10.2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸 3.0
11.無孔質球状シリカ 1.0
12.アルブチン 注2 3.0
13.精製水 残量
【0033】
(製法)
A:成分(1)〜(4)を均一に混合する。
B:成分(5)〜(13)を均一に混合する。
C:AにBを添加し、日焼け止め料を得た。
【0034】
実施例9の日焼け止め料は、上層は透明で、下層は粉体を含むゲル状の外観を有し、みずみずしさ、あと肌のしなやかさ、肌なじみ、美白効果に優れ、再分散性、保存安定性の良好な二層型の日焼け止め料であった。
【0035】
実施例10:美容液
(成分) (%)
1.γ―リノレン酸ショ糖エステル 注1 0.5
2.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.08
3.ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩(8E.O.) 0.02
4.エタノール 10.0
5.1,3−ブチレングリコール 8.0
6.アルギン酸ナトリウム 0.5
7.ヒドロキシエチルセルロース 0.02
8.エデト酸塩 0.2
9.香料 適量
10.L−アスコルビン酸グルコシド 注3 2.0
11.水酸化ナトリウム 0.24
12.精製水 残量
【0036】
(製法)
A:成分(1)〜(4)を均一に混合する。
B:成分(5)〜(12)を均一に混合する。
C:AにBを添加し、美容液を得た。
【0037】
実施例10の美容液は、透明な上層とゲル状の下層を有する外観の審美性に優れるもので、みずみずしさ、肌なじみ、あと肌のしなやかさに優れ、使用時の再分散性及び保存安定性が良好で美白効果の高い二層型美白美容液あった。
【0038】
実施例11:美容液
(成分) (%)
1.γ―リノレン酸ショ糖エステル 0.5
2.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.08
3.水添大豆リン脂質(ヨウ素価:11) 0.02
4.エタノール 10.0
5.1,3−ブチレングリコール 6.0
6.エデト酸塩 0.2
7.香料 適量
8.アルブチン 注2 3.0
9.精製水 残量
【0039】
(製法)
A:成分(1)〜(4)を均一に混合する。
B:成分(5)〜(9)を均一に混合する。
C:AにBを添加し、美容液を得た。
【0040】
実施例11の美容液は、外観の審美性に優れ、みずみずしさ、肌なじみ、あと肌のしなやかさに優れ、使用時の再分散性及び保存安定性が良好で美白効果の高い二層型美白美容液あった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
次の成分(a)〜(d);
(a)美白剤
(b)ショ糖とγ−リノレン酸とのエステル化物であって、その水酸基のアシル基置換度が糖単位当たり2以上であるものの占める割合が40〜95%であるショ糖γ−リノレン酸エステル
(c)非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤またはリン脂質の中から選ばれる一種又は二種以上
(d)水
を配合することを特徴とする二層型美白化粧料。
【請求項2】
成分(a)がL−アスコルビン酸及びその誘導体並びにこれらの塩、アルブチン及びその誘導体から選ばれる一種又は二種以上である請求項1記載の二層型美白化粧料。
【請求項3】
成分(a)を0.01〜10質量%、成分(b)を0.01〜10質量%、成分(c)を0.01〜3質量%配合することを特徴とする請求項1又は2記載の二層型美白化粧料。
【請求項4】
静置時は、透明な上層と、ゲル状の下層に分離することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項記載の二層型美白化粧料。

【公開番号】特開2006−282588(P2006−282588A)
【公開日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−105119(P2005−105119)
【出願日】平成17年3月31日(2005.3.31)
【出願人】(000145862)株式会社コーセー (734)
【Fターム(参考)】