説明

互いに自己整合的に形成されたセルダイオード及び下部電極を有する相変化記憶セル及びその製造方法

【課題】垂直ダイオードを有する集積回路素子が提供される。
【解決手段】前記集積回路素子は集積回路基板及び前記集積回路基板上の絶縁膜を具備する。前記絶縁膜を貫通するコンタクトホールが設けられる。前記コンタクトホールの下部領域内に垂直ダイオードが設けられ、前記垂直ダイオード上の前記コンタクトホール内に下部電極が設けられる。前記下部電極の下部面は前記垂直ダイオードの上部面上に位置する。前記下部電極は前記垂直ダイオードと自己整合される。前記下部電極の上部面は前記コンタクトホールの水平断面積よりも小さい面積を有する。前記集積回路素子の製造方法も提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体記憶セル及びその製造方法に関し、特に、互いに自己整合的に形成されたセルダイオード及び下部電極を有する相変化記憶セル及びその製造方法(Phase change memory cells having a cell diode and a bottom electrode self−aligned with each other and methods of fabricating the same)に関するものである。
【背景技術】
【0002】
不揮発性記憶素子は電源が切れてもその素子内のデータは保存される特徴を有する。このような不揮発性記憶素子は積層ゲート構造(stacked gate structure)を有するフラッシュ記憶セルを主に採用している。前記積層ゲート構造はチャネル上に順に積層されたトンネル酸化膜、浮遊ゲート、ゲート層間誘電体膜(inter−gate dielectric layer)及び制御ゲート電極を含む。よって、前記フラッシュ記憶セルの信頼性及びプログラム効率を向上させるためには前記トンネル酸化膜の膜質を改善させるべきであり、セルのカップリングの割合も増加すべきである。
【0003】
近来、前記フラッシュ記憶素子の代わりに新たな(novel)不揮発性記憶素子、例えば相変化記憶素子(phase change memory device)が提案されている。前記相変化記憶素子の単位セルは、一つのセルスイッチング素子及び前記スイッチング素子に電気的に接続された相変化抵抗体を具備し、前記相変化抵抗体は上部電極及び下部電極と共に、前記上/下部電極間に介在された相変化物質膜を具備する。また、前記セルスイッチング素子はMOSトランジスタのような能動素子とすることができる。この場合、前記相変化記憶セルをプログラムさせるためには、少なくとも数mAの大きいプログラム電流(large program current)が要求されており、前記プログラム電流は前記MOSトランジスタによって提供される。よって、前記MOSトランジスタが占める面積を低減させることには限界がある。すなわち、前記相変化記憶セルのスイッチング素子としてMOSトランジスタが採用される場合には、前記相変化記憶素子の集積度を向上させるのに限界があり得る。
【0004】
上述の問題点を解決するために前記MOSトランジスタの代わりに垂直ダイオード(vertical diode)がセルスイッチング素子として採用されている。前記垂直ダイオードを採用する相変化記憶セルは、特許文献1に「プログラマブル素子のための変形されたコンタクト(modified contact forprogrammable devices)」という名称でハッゼンスら(Hudgens et al.)によって開示されている。ハッゼンスらによれば、半導体基板の所定領域に素子分離膜を形成して活性領域を画定し、前記活性領域内にワードライン及び垂直セルダイオード(vertical cell diode)を形成することを含む。続いて、前記垂直セルダイオード上に金属シリサイド膜のようなコンタクトを形成し、前記コンタクトを有する基板上に絶縁膜を形成する。前記絶縁膜をパターニングして前記コンタクトを露出させる開口部(opening)を形成し、前記開口部内にスペーサ及び限られた(confined)プログラマブル物質膜(すなわち、限られた相変化物質膜)を形成する。
【0005】
結局、前記開口部は前記垂直セルダイオードと誤整列(mis−aligned)となって、前記相変化物質膜は前記金属シリサイド膜と直接接触する。よって、前記相変化セルのサイズを低減するのに相変らず制約があり、前記金属シリサイド膜は後続の熱工程で前記相変化物質膜と反応して前記相変化物質膜の固有の特性を低下させる。
【特許文献1】米国特許第6、511、862号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする技術的課題は、集積度の改善に好適な相変化記憶セルを提供することにある。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、集積度を改善させることができる相変化記憶セルの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一様態によると、垂直ダイオードを有する集積回路素子が設けられる。前記集積回路素子は集積回路基板及び前記集積回路基板上に形成された絶縁膜を具備する。前記絶縁膜を貫通するコンタクトホールが形成される。前記コンタクトホールの下部領域内に垂直ダイオードが設けられ、前記垂直ダイオードの上部面上の前記コンタクトホール内に下部電極が設けられる。前記下部電極は前記垂直ダイオードと自己整合される。前記下部電極の上部面は前記コンタクトホールの水平断面積よりも小さい面積を有する。
本発明のいくつかの実施形態において、前記集積回路素子は相変化記憶素子とすることができる。
【0008】
他の実施形態において、前記下部電極の上部面は前記集積回路基板を基準として前記絶縁膜の上部面と実質的に同じ高さであることができる。
さらに他の実施形態において、前記下部電極の側壁は絶縁性スペーサによって囲まれることができる。前記絶縁性スペーサの外側壁は前記コンタクトホールによって前記垂直ダイオードの側壁と自己整合される。前記絶縁膜及び前記絶縁性スペーサは同一物質膜とすることができる。前記絶縁膜及び前記絶縁性スペーサはシリコン酸化膜とすることができる。
【0009】
さらに他の実施形態において、前記下部電極と前記垂直ダイオードとの間にダイオード電極が設けられる。
さらに他の実施形態において、前記下部電極に電気的に接続されたメモリ保存要素を提供することができる。また、前記垂直ダイオードを介して前記下部電極に電気的に接続されたワードラインを提供することができる。前記ワードラインは前記集積回路基板上に配置されてメモリセルを構成することができる。前記メモリ保存要素は前記下部電極上に設けられた相変化物質パターン及び前記相変化物質パターン上の上部電極を含むことができる。
【0010】
さらに他の実施形態において、前記絶縁膜は前記集積回路基板上の第1絶縁膜及び前記第1絶縁膜上の第2絶縁膜を含むことができる。前記第2絶縁膜は前記第1絶縁膜に対してエッチング選択性を有する物質膜とすることができる。
本発明の他の様態によると、相変化記憶セルが設けられる。前記相変化記憶セルは集積回路基板上に形成された絶縁膜を具備する。前記絶縁膜を貫通するセルコンタクトホールが設けられる。前記セルコンタクトホールの下部領域内に垂直セルダイオードが設けられ、前記垂直セルダイオード上の前記セルコンタクトホール内に下部電極が設けられる。前記下部電極は前記垂直セルダイオードと自己整合される。前記下部電極上に相変化物質パターンが配置され、前記相変化物質パターン上に上部電極が設けられる。
【0011】
本発明のいくつかの実施形態において、前記下部電極の上部面は前記絶縁膜の上部面と実質的に同じ高さであることができる。
他の実施形態において、前記下部電極の側壁は絶縁性スペーサによって囲まれることができる。前記絶縁性スペーサの外側壁は前記セルコンタクトホールによって前記垂直セルダイオードの側壁と自己整合されることができる。前記下部電極の上部面は前記セルコンタクトホールの水平断面積よりも小さい面積を有することができる。前記絶縁膜は単一絶縁膜とすることができ、前記絶縁膜は前記絶縁性スペーサと同一物質膜とすることができる。前記絶縁膜は前記集積回路基板上の第1絶縁膜及び前記第1絶縁膜上の第2絶縁膜を含むことができる。前記第2絶縁膜は前記第1絶縁膜に対してエッチング選択性を有する物質膜とすることができる。前記第2絶縁膜は前記絶縁性スペーサと同一物質膜とすることができる。
【0012】
さらに他の実施形態において、前記下部電極と前記垂直セルダイオードとの間にセルダイオード電極を提供することができる。
さらに他の実施形態において、前記相変化物質パターン及び前記上部電極を覆う上部絶縁膜を提供することができる。前記上部絶縁膜上にビットラインを配置することができ、前記ビットラインは前記上部絶縁膜を貫通するビットラインコンタクトホールを介して前記上部電極に電気的に接続されることができる。
【0013】
さらに他の実施形態において、前記集積回路基板上にワードラインを配置することができる。前記セルコンタクトホールは前記ワードラインの一部を露出させることができる。前記ワードラインはn型不純物領域とすることができる。前記絶縁膜はシリコン酸化膜とすることができる。前記下部電極の側壁はシリコン酸化膜スペーサによって囲まれることができ、前記シリコン酸化膜スペーサの外側壁は前記セルコンタクトホールによって前記垂直セルダイオードの側壁と自己整合されることができる。前記下部電極の上部面は前記セルコンタクトホールの水平断面積よりも小さい面積を有することができる。
【0014】
本発明のさらに他の様態によると、垂直ダイオードを有する集積回路素子の製造方法を提供する。前記方法は集積回路基板上に絶縁膜を形成することを含む。前記絶縁膜上に犠牲膜を形成し、前記犠牲膜及び前記絶縁膜を貫通するセルコンタクトホールを形成する。前記セルコンタクトホールの下部領域内に垂直セルダイオードを形成し、前記セルコンタクトホールを埋め込む予備下部電極を形成する。前記犠牲膜を除去して前記予備下部電極の突出部を提供する。前記予備下部電極の前記突出部を平坦化させて前記セルコンタクトホール内に前記絶縁膜の上部面と実質的に同一レベルに位置する上部面を有する下部電極を形成する。
【0015】
本発明のいくつかの実施形態において、前記予備下部電極を形成する前に、前記垂直セルダイオード上の前記セルコンタクトホールの側壁上に絶縁性スペーサを形成することができる。この場合、前記犠牲膜を除去すれば、前記絶縁性スペーサの突出部を提供することができる。絶縁性スペーサの前記突出部は前記予備下部電極の前記突出部とともに平坦化することができる。前記絶縁膜を形成する前に前記集積回路基板上にワードラインを形成することができる。この場合、前記セルコンタクトホールは前記ワードラインの一部を露出させるように形成することができる。前記ワードラインはn型不純物領域として形成することができる。
【0016】
他の実施形態において、前記絶縁膜は単一絶縁膜として形成することができ、前記犠牲膜は前記単一絶縁膜に対してエッチング選択性を有する物質膜で形成することができる。前記単一絶縁膜はシリコン酸化膜で形成することができ、前記犠牲膜はシリコン酸窒化膜及び/またはシリコン窒化膜で形成することができる。前記絶縁性スペーサは前記単一絶縁膜と同一物質膜で形成することができる。
【0017】
さらに他の実施形態において、前記絶縁膜は前記集積回路基板上に第1及び第2絶縁膜を順に積層させて形成することができる。前記犠牲膜は前記第2絶縁膜に対してエッチング選択性を有する物質膜で形成することができる。前記第1絶縁膜及び前記犠牲膜はシリコン酸化膜で形成することができ、前記第2絶縁膜はシリコン酸窒化膜及び/またはシリコン窒化膜で形成することができる。前記絶縁性スペーサは前記第2絶縁膜と同一物質膜で形成することができる。前記予備下部電極を形成する前に、前記垂直セルダイオードの表面上にセルダイオード電極を形成することができる。前記セルダイオード電極は金属シリサイド膜で形成することができる。
【0018】
さらに他の実施形態において、前記予備下部電極は、チタン窒化膜(TiN)、チタンアルミニウム窒化膜(TiAlN)、タンタル窒化膜(TaN)、タングステン窒化膜(WN)、モリブデン窒化膜(MoN)、ニオブ窒化膜(NbN)、チタンシリコン窒化膜(TiSiN)、チタンホウ素窒化膜(TiBN)、ジルコニウムシリコン窒化膜(ZrSiN)、タングステンシリコン窒化膜(WSiN)、タングステンホウ素窒化膜(WBN)、ジルコニウムアルミニウム窒化膜(ZrAlN)、モリブデンアルミニウム窒化膜(MoAlN)、タンタルシリコン窒化膜(TaSiN)、タンタルアルミニウム窒化膜(TaAlN)、チタンタングステン膜(TiW)、チタンアルミニウム膜(TiAl)、チタン酸窒化膜(TiON)、チタンアルミニウム酸窒化膜(TiAlON)、タングステン酸窒化膜(WON)、またはタンタル酸窒化膜(TaON)で形成することができる。
【0019】
さらに他の実施形態において、前記下部電極上に相変化物質パターンを形成し、前記相変化物質パターン上に上部電極を形成することができる。さらに、前記上部電極を有する基板上に上部絶縁膜を形成し、前記上部絶縁膜上に前記上部電極が電気的に接続されたビットラインを形成することができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明の実施形態によれば、セルコンタクトホールの下部領域内に垂直セルダイオードが設けられ、前記垂直セルダイオード上に下部電極が設けられる。前記下部電極は前記セルコンタクトホールによって前記垂直セルダイオードと自己整合される。また、前記下部電極を形成するために追加の写真工程は要らない。よって、複雑な工程なしでも相変化記憶素子の集積度を増加させることができる。さらに、前記下部電極はシリコン窒化膜及びシリコン酸窒化膜よりも低い熱伝導度を有するシリコン酸化膜からなる絶縁性スペーサ及び下部絶縁膜で囲まれるように形成される。これによって、前記下部電極から発生されるジュール熱(joule heat)の損失を最小化させて前記下部電極と接触する相変化物質パターンのプログラム効率を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、添付した図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。しかしながら、本発明は、ここで説明する実施形態に限られず、他の形態で具体化されることもある。むしろ、ここで紹介される実施形態は開示された発明が完成されていることを示すと共に、当業者に本発明の思想を十分に伝えるために提供するものである。図面において、層及び領域の厚みは明確性をあたえるために誇張して図示されたものである。明細書全体にわたって同じ参照番号は、同様の構成要素を示す。
【0022】
図1は、本発明の実施形態に適用できる(applicable)相変化記憶セルアレイ領域の一部を示す等価回路図(equivalent circuit diagram)である。
図1を参照すると、前記相変化記憶セルアレイ領域はn個の(n−number of)ビットラインBL1、BL2、…、BLn及び前記ビットラインBL1、BL2、…、BLnと交差するm個の(m−number of)ワードラインWL1、WL2、…、WLmとを具備する。前記ビットラインBL1、BL2、…、BLnと前記ワードラインWL1、WL2、…、WLmとの交差点(cross points)にそれぞれ2次元的に配列された複数の相変化記憶セルCpが配置される。前記相変化記憶セルCpのそれぞれは電気的に直列に接続された相変化抵抗体(phase change resistor)Rp及び垂直セルダイオード(vertical cell diode)Dを含む。前記相変化抵抗体Rpと前記垂直セルダイオードDとの間のノード(node)は前記相変化抵抗体Rpの下部電極(bottom electrode)BEに相当する。また、前記垂直セルダイオードDはp型半導体及びn型半導体を具備することができる。
【0023】
前記セルダイオードDのp型半導体は前記相変化抵抗体Rpの一端に電気的に接続され、前記相変化抵抗体Rpの他端は前記ビットラインBL1、BL2、…、BLnのいずれか1つに電気的に接続される。また、前記セルダイオードDのn型半導体は前記ワードラインWL1、WL2、…、WLmのいずれか1つに電気的に接続される。
【0024】
図1に示す前記相変化記憶セルのプログラム方法及び読み出し方法は、一般によく知られているので、これら駆動方法(operation methods)については説明を省略する。
【0025】
図2は、図1の等価回路図に相応する相変化記憶セルアレイ領域の平面図である。また、図3Aは本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを説明するための図2のI−I’線の断面図であり、図3Bは本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【0026】
図2、図3A及び図3Bを参照すると、半導体基板1上に複数のワードライン、例えば第1及び第2の互いに平行なワードラインWL1、WL2が設けられる。前記ワードラインWL1、WL2はn型の不純物でドーピングされた活性領域とすることができる。前記ワードラインWL1、WL2は素子分離膜3のような絶縁膜によって互いに電気的に絶縁することができる。
【0027】
前記ワードラインWL1、WL2を有する基板上に下部絶縁膜8が設けられる。前記下部絶縁膜8は順に積層された第1下部絶縁膜5及び第2下部絶縁膜7を含むことができる。前記第2下部絶縁膜7は前記第1下部絶縁膜5に対してエッチング選択性を有する絶縁膜とすることができる。例えば、前記第1下部絶縁膜5がシリコン酸化膜の場合に、前記第2下部絶縁膜7はシリコン酸窒化膜またはシリコン窒化膜とすることができる。
【0028】
前記ワードラインWL1、WL2の所定領域は前記下部絶縁膜8を貫通するセルコンタクトホール9aによって露出される。前記セルコンタクトホール9aの下部領域は垂直セルダイオード(vertical cell diode)Dで埋め込まれる。前記垂直セルダイオードDのそれぞれは順に積層されたn型半導体13n及びp型半導体13pを含むことができる。結果的に、前記垂直セルダイオードDの上部面は前記下部絶縁膜8の上部面よりも低い。前記垂直セルダイオードDの上部面上にセルダイオード電極15が設けられることができる。前記セルダイオード電極15はコバルトシリサイド膜、ニッケルシリサイド膜、またはチタンシリサイド膜のような金属シリサイド膜とすることができる。
【0029】
前記垂直セルダイオードD上の前記セルコンタクトホール内に下部電極(図1及び図2のBE)19aが設けられる。前記下部電極19aの上部面は前記下部絶縁膜8の上部面と実質的に同じ高さである。さらに、前記下部電極19aの側壁は絶縁性スペーサ17によって囲まれることができる。この場合、前記絶縁性スペーサ17の外側壁は前記セルコンタクトホール9aによって前記垂直セルダイオードDの側壁と自己整合され、前記下部電極19aも前記垂直セルダイオードDと自己整合される。前記絶縁性スペーサ17が設けられる際、前記下部電極19aの上部面は前記セルコンタクトホール9aの水平断面積(horizontal section areas)よりも小さい面積を有することができる。前記下部電極19aは、チタン窒化膜(TiN)、チタンアルミニウム窒化膜(TiAlN)、タンタル窒化膜(TaN)、タングステン窒化膜(WN)、モリブデン窒化膜(MoN)、ニオブ窒化膜(NbN)、チタンシリコン窒化膜(TiSiN)、チタンホウ素窒化膜(TiBN)、ジルコニウムシリコン窒化膜(ZrSiN)、タングステンシリコン窒化膜(WSiN)、タングステンホウ素窒化膜(WBN)、ジルコニウムアルミニウム窒化膜(ZrAlN)、モリブデンアルミニウム窒化膜(MoAlN)、タンタルシリコン窒化膜(TaSiN)、タンタルアルミニウム窒化膜(TaAlN)、チタンタングステン膜(TiW)、チタンアルミニウム膜(TiAl)、チタン酸窒化膜(TiON)、チタンアルミニウム酸窒化膜(TiAlON)、タングステン酸窒化膜(WON)、またはタンタル酸窒化膜(TaON)のような導電膜とすることができ、前記絶縁性スペーサ17は前記第2下部絶縁膜7と同一絶縁膜とすることができる。
【0030】
前記絶縁性スペーサ17が設けられる場合、前記下部電極19aの下部面も前記セルコンタクトホール9aの水平断面積(horizontal section areas)よりも小さい面積を有することができる。この場合、前記下部電極19aが前記垂直セルダイオードDのp型半導体13pと直接接触すると、前記下部電極19aを通る(passing through)電流は前記p型半導体13pの中心部を介して集中的に流れることができる。このような電流集中現象(current crowding effect)は前記垂直セルダイオードDの電流駆動能力を低下させることができる。しかし、上述のように前記p型半導体13pの上部面上に前記セルダイオード電極15が設けられる場合、前記下部電極19aを通る電流は前記セルダイオード電極15の存在により前記垂直セルダイオードDを介して均一に流れることができる。すなわち、前記セルダイオード電極15は前記垂直セルダイオードDの電流駆動能力を向上させることができる。
【0031】
前記下部電極19aは、それぞれ相変化物質パターン(phase change material patterns)21で覆われる。前記相変化物質パターン21は図1及び図2に示す前記相変化抵抗体Rpに相当する。前記相変化物質パターン21はGST合金膜(Germanium、Stibium及びTelluriumの合金膜)のようなカルコゲナイド膜(chalcogenide layer)とすることができる。前記相変化物質パターン21上に上部電極23が設けられる。前記上部電極23はチタン窒化膜のような導電膜とすることができる。
【0032】
前記相変化物質パターン21及び前記上部電極23を有する基板上に上部絶縁膜25が設けられる。前記上部絶縁膜25上に複数のビットライン、例えば、第1及び第2の互いに平行なビットラインBL1、BL2が設けられる。前記ビットラインBL1、BL2は、前記ワードラインWL1、WL2の上部を横切るように配置することができる。また、前記ビットラインBL1、BL2は前記上部絶縁膜25を貫通するビットラインコンタクトホールを介して前記上部電極23に電気的に接続することができる。
【0033】
図4Aは、本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを説明するための図2のI−I’線の断面図であり、図4Bは本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【0034】
図4A及び図4Bを参照すると、半導体基板51上に複数のワードライン、例えば、第1及び第2ワードラインWL1、WL2が設けられる。前記ワードラインWL1、WL2は、図3A及び図3Bを参照して説明したワードラインと同一形態を有することができる。また、前記ワードラインWL1、WL2は、素子分離膜53のような絶縁膜によって電気的に絶縁されることができる。
【0035】
前記ワードラインWL1、WL2を有する基板上に下部絶縁膜55が設けられる。本実施形態によれば、前記下部絶縁膜55は単一絶縁膜とすることができる。例えば、前記下部絶縁膜55は単一シリコン酸化膜とすることができる。前記ワードラインWL1、WL2の所定領域は、前記単一下部絶縁膜55を貫通するセルコンタクトホール57aによって露出されることができる。前記セルコンタクトホール57aの下部領域内に垂直セルダイオードDが設けられる。前記垂直セルダイオードDのそれぞれは図3A及び図3Bを参照して説明したように順に積層されたn型半導体61n及びp型半導体61pを含むことができる。また、前記垂直セルダイオードDの上部面上に図3A及び図3Bに示す実施形態のようにセルダイオード電極63が設けられることができ、前記垂直セルダイオードD上の前記セルコンタクトホール内に下部電極(図1及び図2のBE)67aが設けられる。
【0036】
前記下部電極67aの上部面も図3A及び図3Bを参照して説明したように前記単一下部絶縁膜55の上部面と実質的に同じ高さである。さらに、前記下部電極67aの側壁は絶縁性スペーサ65によって囲まれることができる。前記絶縁性スペーサ65及び前記下部電極67aも図3A及び図3Bを参照して説明したように前記セルコンタクトホール57aによって前記垂直セルダイオードDと自己整合される。すなわち、前記絶縁性スペーサ65が設けられる際、前記下部電極67aの上部面は前記セルコンタクトホール57aの水平断面積(horizontal section areas)よりも小さい面積を有することができる。前記下部電極67aは、図3A及び図3Bを参照して説明した前記下部電極19aと同一物質膜とすることができ、前記絶縁性スペーサ65は前記単一下部絶縁膜55と同一絶縁膜とすることができる。
【0037】
前記下部電極67aは、図3A及び図3Bに示す実施形態のように相変化物質パターン69、すなわち相変化抵抗体Rpで覆われ、前記相変化物質パターン69上に上部電極71が設けられる。前記相変化物質パターン69及び上部電極71は、それぞれ図3A及び図3Bに示す前記相変化物質パターン21及び上部電極23と同一物質膜とすることができる。
【0038】
前記相変化物質パターン69及び上部電極71を有する基板上に上部絶縁膜73が設けられ、前記上部絶縁膜73上に図3A及び図3Bに示す実施形態のビットラインBL1、BL2が設けられる。
【0039】
図4A及び図4Bに示す実施形態によれば、前記下部電極67aはシリコン酸化膜からなるスペーサ65及びシリコン酸化膜からなる単一シリコン酸化膜で囲まれることができる。一般的に、シリコン酸化膜はシリコン酸窒化膜またはシリコン窒化膜よりも低い熱伝導度(thermal conductivity)を示す。よって、前記下部電極67aを介してプログラム電流が流れる際、前記下部電極67aから発生されるジュール熱(joule heat)の損失(loss)が図3a及び図3Bに示す実施形態と比べて相対的に減少することができる。その結果、前記相変化物質パターン55のプログラム効率が改善できる。
【0040】
次に、本発明に係る相変化記憶セルの製造方法を説明する。
図5Aないし図11Aは本発明の実施形態に係る相変化記憶セルの製造方法を説明するための図2のI−I’線の断面図であり、図5Bないし図11Bは本発明の実施形態に係る相変化記憶セルの製造方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【0041】
図5A及び図5Bを参照すると、半導体基板1の所定領域に素子分離膜3を形成して複数の活性領域、例えば、第1及び第2平行な活性領域3a、3bを画定する。前記活性領域3a、3b内に前記半導体基板1と異なる導電型の不純物イオンを注入して第1及び第2ワードラインWL1、WL2を形成する。結果的に、前記ワードラインWL1、WL2は前記半導体基板1と異なる導電型を有する不純物領域とすることができる。例えば、前記半導体基板1がp型半導体基板の場合、前記ワードラインWL1、WL2はn型の不純物イオンを注入して形成することができる。
【0042】
一方、前記ワードラインWL1、WL2は多様な他の方法を用いて形成することもできる。例えば、前記ワードラインWL1、WL2は前記半導体基板1上に複数の平行なエピタキシャル半導体パターンを形成し、前記エピタキシャル半導体パターン内に不純物イオンを注入することで形成することができる。
【0043】
図6A及び図6Bを参照すると、前記ワードラインWL1、WL2を有する基板上に下部絶縁膜8及び犠牲膜9を順に形成する。前記下部絶縁膜8は第1下部絶縁膜5及び第2下部絶縁膜7を順に積層させて形成することができ、前記犠牲膜9は前記第2下部絶縁膜7に対してエッチング選択性を有する物質膜で形成することができる。また、前記第2下部絶縁膜7は前記第1下部絶縁膜5に対してエッチング選択性を有する絶縁膜で形成することができる。例えば、前記第1下部絶縁膜5及び前記犠牲膜はシリコン酸化膜で形成することができ、前記第2下部絶縁膜7はシリコン酸窒化膜またはシリコン窒化膜で形成することができる。続いて、前記犠牲膜9及び前記下部絶縁膜8をパターニングして前記ワードラインWL1、WL2の所定領域を露出させるセルコンタクトホール9aを形成する。
【0044】
図7A及び図7Bを参照すると、前記セルコンタクトホール9a内にシリコンパターン、ゲルマニウムパターン、またはシリコンゲルマニウムパターンのような半導体パターン11を形成する。前記半導体パターン11は多様な方法を用いて形成することができる。例えば、前記半導体パターン11は前記露出されたワードラインWL1、WL2をシード層として採用する選択的エピタキシャル成長技術(selective epitaxial growth technique;SEG technique)を用いて形成することができる。一方、前記半導体パターン11は前記セルコンタクトホール9aを埋め込む半導体膜を形成し、前記犠牲膜9の上部面が露出されるまで前記半導体膜を平坦化させることで形成することができる。この場合、前記半導体膜は非晶質半導体膜または多結晶半導体膜で形成することができ、前記半導体膜の平坦化の前、または後に前記平坦化された半導体膜を、固相エピタキシャル技術を使って決定化することができる。前記選択的エピタキシャル成長技術、または前記固相エピタキシャル技術が適用される場合、前記ワードラインWL1、WL2は単結晶半導体基板に形成された不純物領域とすることができる。
【0045】
図8A及び図8Bを参照すると、前記半導体パターン11をエッチバックして前記セルコンタクトホール9aの下部領域内にリセスされた半導体パターン11aを形成する。前記リセスされた半導体パターン11aは前記下部絶縁膜8の上部面(すなわち、前記第2下部絶縁膜7の上部面)よりも低い表面を有するように形成することが好ましい。結果的に、前記リセスされた半導体パターン11a上に上部セルコンタクトホール9bが存在する。
【0046】
続いて、前記リセスされた半導体パターン11aの下部領域内にn型の不純物イオンを注入して前記ワードラインWL1、WL2と接触するn型半導体13n、すなわち、n型不純物領域を形成し、前記リセスされた半導体パターン11aの上部領域内にp型の不純物イオンを注入して前記n型半導体13n上にp型半導体13p、すなわち、n型不純物領域を形成する。結果的に、前記セルコンタクトホール9aの下部領域内に垂直セルダイオードDが形成される。前記n型半導体13nを形成するためのイオン注入工程は前記p型半導体13pを形成した後実施することもできる。
【0047】
前記垂直セルダイオードDの上部面、すなわち、前記p型半導体13pの上部面上にセルダイオード電極15を形成することができる。前記セルダイオード電極15はコバルトシリサイド膜、ニッケルシリサイド膜、またはチタンシリサイド膜のような金属シリサイド膜で形成することができる。前記金属シリサイド膜は当業界において既知のサリサイド技術を用いて形成することができる。
【0048】
図9A及び図9Bを参照すると、前記上部セルコンタクトホール(図8A及び図8Bの9b)の側壁上に絶縁性スペーサ17を形成することができる。前記絶縁性スペーサ17は、前記犠牲膜9に対してエッチング選択性を有する絶縁膜で形成することができる。例えば、前記犠牲膜9がシリコン酸化膜で形成された場合、前記絶縁性スペーサ17はシリコン酸窒化膜またはシリコン窒化膜で形成することができる。
【0049】
本発明の他の実施形態において、前記セルダイオード電極15を形成するためのシリサイド工程は、前記絶縁性スペーサ17を形成した後に実施することもできる。この場合、前記絶縁性スペーサ17は、前記セルダイオード15の端と直接接触するので、前記セルダイオード電極15は前記絶縁性スペーサ17の形成後に露出する前記セルダイオードDの中心部上に形成される。
【0050】
前記セルダイオード電極15及び前記絶縁性スペーサ17を有する基板上に下部電極膜を形成する。前記下部電極膜はチタン窒化膜(TiN)、チタンアルミニウム窒化膜(TiAlN)、タンタル窒化膜(TaN)、タングステン窒化膜(WN)、モリブデン窒化膜(MoN)、ニオブ窒化膜(NbN)、チタンシリコン窒化膜(TiSiN)、チタンホウ素窒化膜(TiBN)、ジルコニウムシリコン窒化膜(ZrSiN)、タングステンシリコン窒化膜(WSiN)、タングステンホウ素窒化膜(WBN)、ジルコニウムアルミニウム窒化膜(ZrAlN)、モリブデンアルミニウム窒化膜(MoAlN)、タンタルシリコン窒化膜(TaSiN)、タンタルアルミニウム窒化膜(TaAlN)、チタンタングステン膜(TiW)、チタンアルミニウム膜(TiAl)、チタン酸窒化膜(TiON)、チタンアルミニウム酸窒化膜(TiAlON)、タングステン酸窒化膜(WON)またはタンタル酸窒化膜(TaON)のような導電膜で形成することができる。前記下部電極膜を平坦化させて前記犠牲膜9の上部面を露出させる。その結果、前記絶縁性スペーサ17によって囲まれた領域内に予備下部電極19が形成され、前記予備下部電極19は前記セルダイオード電極15の中心部と接触するように形成される。
【0051】
図10A及び図10Bを参照すると、前記犠牲膜(図9A及び図9Bの9)を選択的に除去して前記第2下部絶縁膜7を露出させる。その結果、前記予備下部電極19及び前記絶縁性スペーサ17が相対的に突出される。続いて、前記第2下部絶縁膜7を研磨阻止膜として用いて前記突出された予備下部電極19及び前記突出された絶縁性スペーサ17を平坦化させる。これによって、前記垂直セルダイオードDの上部に下部電極19aが形成され、前記下部電極19aの上部面は前記第2下部絶縁膜7の上部面と実質的に同じ高さであるように形成することができる。この場合、前記下部電極19aの上部面は前記セルコンタクトホール9aの水平断面積よりも小さい面積を有することができる。また、前記下部電極19aは前記セルコンタクトホール9aによって前記垂直セルダイオードDと自己整合されることができる。
【0052】
前記下部電極19aを有する基板上に相変化物質膜及び上部電極膜を順に形成する。前記相変化物質膜はGST合金膜(Germanium、Stibium及びTelluriumの合金膜)のようなカルコゲナイド膜で形成することができ、前記上部電極膜はチタン窒化膜のような導電膜で形成することができる。また、前記相変化物質膜は不良な段差塗布性(poor step coverage)を示すスパッタリング工程のような物理気相成長技術(physical vapor deposition technique)を用いて形成することができる。それにもかかわらず、前記相変化物質膜は前記半導体基板1の全体にかけて(throughout)均一な厚さで形成することができる。これは前記下部電極19aを有する基板が平らな表面を有するからである。前記上部電極膜及び前記相変化物質膜を連続的にパターニングして前記下部電極19aを覆う複数の相変化物質パターン21及び前記相変化物質パターン21上の上部電極23を形成する。
【0053】
図11A及び図11Bを参照すると、前記上部電極23を有する基板上に上部絶縁膜25を形成し、前記上部絶縁膜25をパターニングして前記上部電極23を露出させるビットラインコンタクトホールを形成する。前記ビットラインコンタクトホール内にビットラインコンタクトプラグ27を形成し、前記ビットラインコンタクトプラグ27を覆う複数のビットラインBL1、BL2を形成する。前記ビットラインBL1、BL2は前記ワードラインWL1、WL2の上部を横切るように形成することができる。
【0054】
図12Aないし図15Aは本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルの製造方法を説明するための図2のI−I’線の断面図であり、図12Bないし図15Bは本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルの製造方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【0055】
図12A及び図12Bを参照すると、半導体基板51に図5a及び図5Bを参照して説明したことと同じ方法を用いて複数のワードラインWL1、WL2及びこれらの間の絶縁膜53を形成する。前記ワードラインWL1、WL2を有する基板上に下部絶縁膜55及び犠牲膜57を順に形成する。本実施形態において、前記下部絶縁膜55は単一下部絶縁膜で形成される。例えば、前記下部絶縁膜55は単一シリコン酸化膜で形成することができる。前記犠牲膜57は前記下部絶縁膜55に対してエッチング選択性を有する物質膜で形成することができる。例えば、前記犠牲膜57はシリコン酸窒化膜またはシリコン窒化膜で形成することができる。
【0056】
図13A及び図13Bを参照すると、前記犠牲膜57及び前記下部絶縁膜55をパターニングして前記ワードラインWL1、WL2の所定領域を露出させるセルコンタクトホール57aを形成する。前記セルコンタクトホール57aの下部領域内に図7A、図7B、図8A及び図8Bを参照して説明した実施形態と同じ方法を用いてリセスされた半導体パターン59aを形成する。前記リセスされた半導体パターン59aは前記下部絶縁膜55の上部面よりも低い表面を有するように形成されることが好ましい。結果的に、前記リセスされた半導体パターン59a上に上部セルコンタクトホール57bが残存する。
【0057】
図14A及び図14Bを参照すると、前記リセスされた半導体パターン59a内に不純物イオンを注入して垂直セルダイオードDを形成する。前記垂直セルダイオードDは、図8A及び図8Bを参照して説明したのと同じ方法を用いて形成することができる。結果的に、前記垂直セルダイオードDのそれぞれはn型半導体61n及びp型半導体61pを含むように形成される。前記垂直セルダイオードDの上部面上にセルダイオード電極63を形成することができる。前記セルダイオード電極63も図8A及び図8Bを参照して説明したのと同じ方法を用いて形成することができる。
【0058】
前記上部セルコンタクトホール57bの側壁上に当業界において既知の方法を用いて絶縁性スペーサ65を形成することができる。前記絶縁性スペーサ65は前記犠牲膜57に対してエッチング選択性を有する絶縁膜として形成することができる。例えば、前記絶縁性スペーサ65はシリコン酸化膜で形成することができる。前記セルダイオード電極63は図9A及び図9Bを参照して説明したように前記絶縁性スペーサ65の形成の後に形成することもできる。
【0059】
前記セルダイオード電極63及び前記絶縁性スペーサ65を有する基板上に下部電極膜を形成し、前記下部電極膜を平坦化させて前記犠牲膜57の上部面を露出させる。その結果、前記絶縁性スペーサ65によって囲まれた領域内に前記セルダイオード電極63と接触する予備下部電極67が形成される。前記下部電極膜はチタン窒化膜(TiN)、チタンアルミニウム窒化膜(TiAlN)、タンタル窒化膜(TaN)、タングステン窒化膜(WN)、モリブデン窒化膜(MoN)、ニオブ窒化膜(NbN)、チタンシリコン窒化膜(TiSiN)、チタンホウ素窒化膜(TiBN)、ジルコニウムシリコン窒化膜(ZrSiN)、タングステンシリコン窒化膜(WSiN)、タングステンホウ素窒化膜(WBN)、ジルコニウムアルミニウム窒化膜(ZrAlN)、モリブデンアルミニウム窒化膜(MoAlN)、タンタルシリコン窒化膜(TaSiN)、タンタルアルミニウム窒化膜(TaAlN)、チタンタングステン膜(TiW)、チタンアルミニウム膜(TiAl)、チタン酸窒化膜(TiON)、チタンアルミニウム酸窒化膜(TiAlON)、タングステン酸窒化膜(WON)またはタンタル酸窒化膜(TaON)のような導電膜で形成することができる。
【0060】
図15A及び図15Bを参照すると、前記犠牲膜57を選択的に除去して予備下部電極67及び前記絶縁性スペーサ65を相対的に突出させる。前記下部絶縁膜55を研磨阻止膜として用いて前記突出された予備下部電極67及び前記突出された絶縁性スペーサ65を平坦化させる。その結果、前記垂直セルダイオードDの上部に下部電極67aが形成され、前記下部電極67aの上部面は前記下部絶縁膜55の上部面と実質的に同じ高さであるように形成することができる。この場合、前記下部電極67aの上部面は前記垂直セルダイオードDの水平断面積よりも小さい面積を有することができる。また、前記下部電極67aは前記垂直セルダイオードDと自己整合される。
【0061】
前記下部電極67aを有する基板上に図10A及び図10Bを参照して説明したものと同じ方法を用いて相変化物質パターン69及び上部電極71を形成する。続いて、図示してないが、前記上部電極71を有する基板上に図11A及び図11Bを参照して説明したものと同じ方法を用いて上部絶縁膜及びビットラインを形成する。
【図面の簡単な説明】
【0062】
【図1】本発明に適用できる相変化記憶セルアレイ領域の一部を示す等価回路図である。
【図2】図1の等価回路図に相応する平面図である。
【図3A】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図3B】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図4A】本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図4B】本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図5A】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図5B】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図6A】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図6B】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図7A】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図7B】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図8A】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図8B】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図9A】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図9B】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図10A】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図10B】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図11A】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図11B】本発明の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図12A】本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図12B】本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図13A】本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図13B】本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図14A】本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図14B】本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【図15A】本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のI−I’線の断面図である。
【図15B】本発明の他の実施形態に係る相変化記憶セルを製造する方法を説明するための図2のII−II’線の断面図である。
【符号の説明】
【0063】
19a 下部電極
21 相変化物質パターン
23 上部電極
51 半導体
53 素子分離膜
55 下部絶縁膜
57a セルコンタクトホール
61n n型半導体
61p p型半導体
63 セルダイオード電極
65 絶縁性スペーサ
67a 下部電極
69 相変化物質パターン
71 上部電極
73 上部絶縁膜
BL1、BL2 ビットライン
D 垂直セルダイオード
Rp 相変化抵抗体
WL1、WL2 第1及び第2ワードライン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
集積回路基板と、
前記集積回路基板上に形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜を貫通するコンタクトホールと、
前記コンタクトホールの下部領域内に設けられた垂直ダイオードと、
前記コンタクトホール内に設けられて前記垂直ダイオードの上部面上に下部表面を有する下部電極と、を含み、前記下部電極は前記垂直ダイオードと自己整合され、前記コンタクトホールの水平断面積よりも小さい面積を有する上部面を具備することを特徴とする集積回路素子。
【請求項2】
前記集積回路素子は、相変化記憶素子を含むことを特徴とする請求項1記載の集積回路素子。
【請求項3】
前記下部電極の上部面は、前記集積回路基板を基準として前記絶縁膜の上部面と実質的に同じ高さであることを特徴とする請求項2記載の集積回路素子。
【請求項4】
前記下部電極の側壁を囲む絶縁性スペーサをさらに含み、前記絶縁性スペーサの外側壁は前記コンタクトホールによって前記垂直ダイオードの側壁と自己整合されることを特徴とする請求項1記載の集積回路素子。
【請求項5】
前記絶縁膜及び前記絶縁性スペーサは、同一物質膜であることを特徴とする請求項4記載の集積回路素子。
【請求項6】
前記絶縁膜及び前記絶縁性スペーサは、シリコン酸化膜を含むことを特徴とする請求項5記載の集積回路素子。
【請求項7】
前記下部電極と前記垂直ダイオードとの間のダイオード電極をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の集積回路素子。
【請求項8】
前記下部電極に電気的に接続されたメモリ保存要素と、
前記垂直ダイオードを介して前記下部電極に電気的に接続され、前記集積回路基板上に配置されてメモリセルを構成するワードラインと、
をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の集積回路素子。
【請求項9】
前記メモリ保存要素は、前記下部電極上に設けられた相変化物質パターン及び前記相変化物質パターン上の上部電極を含むことを特徴とする請求項8記載の集積回路素子。
【請求項10】
前記絶縁膜は前記集積回路基板上の第1絶縁膜及び前記第1絶縁膜上の第2絶縁膜を含み、前記第2絶縁膜は前記第1絶縁膜に対してエッチング選択性を有する絶縁膜であることを特徴とする請求項1記載の集積回路素子。
【請求項11】
集積回路基板上の絶縁膜と、
前記絶縁膜を貫通するセルコンタクトホールと、
前記セルコンタクトホールの下部領域内の垂直セルダイオードと、
前記垂直セルダイオード上の前記セルコンタクトホール内に設けられて前記垂直セルダイオードと自己整合的に形成された下部電極と、
前記下部電極上の相変化物質パターンと、
前記相変化物質パターン上の上部電極と、
を含むことを特徴とする相変化記憶セル。
【請求項12】
前記下部電極の上部面は、前記絶縁膜の上部面と実質的に同じ高さであることを特徴とする請求項11記載の相変化記憶セル。
【請求項13】
前記下部電極の側壁を囲む絶縁性スペーサをさらに含み、前記絶縁性スペーサの外側壁は前記セルコンタクトホールによって前記垂直セルダイオードの側壁と自己整合されることを特徴とする請求項11記載の相変化記憶セル。
【請求項14】
前記下部電極の上部面は、前記セルコンタクトホールの水平断面積よりも小さい面積を有することを特徴とする請求項13記載の相変化記憶セル。
【請求項15】
前記絶縁膜は単一膜からなり、前記絶縁膜は前記絶縁性スペーサと同一物質膜であることを特徴とする請求項13記載の相変化記憶セル。
【請求項16】
前記絶縁膜は前記集積回路基板上の第1絶縁膜及び前記第1絶縁膜上の第2絶縁膜を含み、前記第2絶縁膜は前記第1絶縁膜に対してエッチング選択性を有する絶縁膜であることを特徴とする請求項13記載の相変化記憶セル。
【請求項17】
前記第2絶縁膜は、前記絶縁性スペーサと同一物質膜であることを特徴とする請求項16記載の相変化記憶セル。
【請求項18】
前記下部電極と前記垂直セルダイオードとの間のセルダイオード電極をさらに含むことを特徴とする請求項11記載の相変化記憶セル。
【請求項19】
前記相変化物質パターンは、前記下部電極を覆うことを特徴とする請求項11記載の相変化記憶セル。
【請求項20】
前記相変化物質パターン及び前記上部電極を覆う上部絶縁膜と、
前記上部絶縁膜上に形成され、前記上部絶縁膜を貫通するビットラインコンタクトホールを介して前記上部電極に電気的に接続されたビットラインと、
をさらに含むことを特徴とする請求項19記載の相変化記憶セル。
【請求項21】
前記集積回路基板上に配置されたワードラインをさらに含み、前記セルコンタクトホールは前記ワードラインの一部を露出させ、前記絶縁膜は単一絶縁膜であることを特徴とする請求項11記載の相変化記憶セル。
【請求項22】
前記ワードラインは、n型不純物領域であることを特徴とする請求項21記載の相変化記憶セル。
【請求項23】
前記絶縁膜は、シリコン酸化膜であることを特徴とする請求項21記載の相変化記憶セル。
【請求項24】
前記下部電極の側壁を囲むシリコン酸化膜スペーサをさらに含み、前記シリコン酸化膜スペーサの外側壁は前記セルコンタクトホールによって前記垂直セルダイオードの側壁と自己整合されることを特徴とする請求項23記載の相変化記憶セル。
【請求項25】
前記下部電極の上部面は、前記セルコンタクトホールの水平断面積よりも小さい面積を有することを特徴とする請求項24記載の相変化記憶セル。
【請求項26】
前記下部電極と前記垂直セルダイオードとの間のセルダイオード電極をさらに含むことを特徴とする請求項21記載の相変化記憶セル。
【請求項27】
前記相変化物質パターン及び前記上部電極を覆う上部絶縁膜と、
前記上部絶縁膜上に形成され、前記上部絶縁膜を貫通するビットラインコンタクトホールを介して前記上部電極に電気的に接続されたビットラインと、をさらに含み、前記ビットラインは前記ワードラインの上部を横断することを特徴とする請求項21記載の相変化記憶セル。
【請求項28】
前記集積回路基板上に配置されたワードラインをさらに含み、前記セルコンタクトホールは前記ワードラインの一部を露出させて前記絶縁膜は前記ワードラインを含む基板上の第1絶縁膜及び前記第1絶縁膜上の第2絶縁膜を含むことを特徴とする請求項11記載の相変化記憶セル。
【請求項29】
前記下部電極の上部面は、前記第2絶縁膜の上部面と実質的に同じ高さであることを特徴とする請求項28記載の相変化記憶セル。
【請求項30】
前記ワードラインは、n型不純物領域であることを特徴とする請求項29記載の相変化記憶セル。
【請求項31】
前記第1絶縁膜はシリコン酸化膜であり、前記第2絶縁膜はシリコン酸窒化膜及び/またはシリコン窒化膜であることを特徴とする請求項29記載の相変化記憶セル。
【請求項32】
前記下部電極の側壁を囲む絶縁性スペーサをさらに含み、前記絶縁性スペーサの外側壁は前記セルコンタクトホールによって前記セル垂直ダイオードの側壁と自己整合され、前記絶縁性スペーサはシリコン酸窒化膜スペーサ及び/またはシリコン窒化膜スペーサであることを特徴とする請求項31記載の相変化記憶セル。
【請求項33】
前記下部電極の上部面は、前記セルコンタクトホールの水平断面積よりも小さい面積を有することを特徴とする請求項32記載の相変化記憶セル。
【請求項34】
前記下部電極と前記垂直セルダイオードとの間のセルダイオード電極をさらに含むことを特徴とする請求項29記載の相変化記憶セル。
【請求項35】
前記相変化物質パターン及び前記上部電極を覆う上部絶縁膜と、
前記上部絶縁膜上に配置され、前記上部絶縁膜を貫通するビットラインコンタクトホールを介して前記上部電極に電気的に接続されたビットラインと、をさらに含み、前記ビットラインは前記ワードラインの上部を横断することを特徴とする請求項34記載の相変化記憶セル。
【請求項36】
集積回路基板上に絶縁膜を形成する段階と、
前記絶縁膜上に犠牲膜を形成する段階と、
前記犠牲膜及び前記絶縁膜を貫通するセルコンタクトホールを形成する段階と、
前記セルコンタクトホールの下部領域内に垂直セルダイオードを形成する段階と、
前記セルコンタクトホールを埋め込む予備下部電極を形成する段階と、
前記犠牲膜を除去して前記予備下部電極の突出部を提供する段階と、
前記予備下部電極の前記突出部を平坦化させて前記セルコンタクトホール内に前記絶縁膜の上部面と実質的に同一レベルに位置する上部面を有する下部電極を形成する段階と、
を含むことを特徴とする集積回路素子の製造方法。
【請求項37】
前記予備下部電極を形成する前に、前記垂直セルダイオード上の前記セルコンタクトホールの側壁上に絶縁性スペーサを形成することをさらに含み、前記絶縁性スペーサは前記犠牲膜を除去する間に残存させて前記絶縁性スペーサの突出部を提供し、前記絶縁性スペーサの前記突出部は前記予備下部電極の前記突出部と共に平坦化されることを特徴とする請求項36記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項38】
前記絶縁膜を形成する前に、前記集積回路基板上にワードラインを形成することをさらに含み、前記セルコンタクトホールは前記ワードラインの一部を露出させるように形成されることを特徴とする請求項37記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項39】
前記ワードラインは、n型不純物領域で形成することを特徴とする請求項38記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項40】
前記絶縁膜は単一絶縁膜で形成し、前記犠牲膜は前記単一絶縁膜に対してエッチング選択性を有する物質膜で形成することを特徴とする請求項37記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項41】
前記単一絶縁膜はシリコン酸化膜であり、前記犠牲膜はシリコン窒化膜及び/またはシリコン酸窒化膜を含むことを特徴とする請求項40記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項42】
前記絶縁性スペーサは、前記単一絶縁膜と同一物質膜で形成することを特徴とする請求項40記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項43】
前記絶縁膜を形成することは、
前記集積回路基板上に第1絶縁膜を形成する段階と、
前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する段階と、を含み、前記犠牲膜は前記第2絶縁膜に対してエッチング選択性を有する物質膜で形成することを特徴とする請求項37記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項44】
前記第1絶縁膜及び前記犠牲膜はシリコン酸化膜で形成し、前記第2絶縁膜はシリコン酸窒化膜及び/またはシリコン窒化膜で形成することを特徴とする請求項43記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項45】
前記絶縁性スペーサは、前記第2絶縁膜と同一物質膜で形成することを特徴とする請求項43記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項46】
前記予備下部電極を形成する前に、前記垂直セルダイオードの表面上にセルダイオード電極を形成することをさらに含むことを特徴とする請求項37記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項47】
前記セルダイオード電極は、金属シリサイド膜で形成することを特徴とする請求項46記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項48】
前記予備下部電極は、チタン窒化膜(TiN)、チタンアルミニウム窒化膜(TiAlN)、タンタル窒化膜(TaN)、タングステン窒化膜(WN)、モリブデン窒化膜(MoN)、ニオブ窒化膜(NbN)、チタンシリコン窒化膜(TiSiN)、チタンホウ素窒化膜(TiBN)、ジルコニウムシリコン窒化膜(ZrSiN)、タングステンシリコン窒化膜(WSiN)、タングステンホウ素窒化膜(WBN)、ジルコニウムアルミニウム窒化膜(ZrAlN)、モリブデンアルミニウム窒化膜(MoAlN)、タンタルシリコン窒化膜(TaSiN)、タンタルアルミニウム窒化膜(TaAlN)、チタンタングステン膜(TiW)、チタンアルミニウム膜(TiAl)、チタン酸窒化膜(TiON)、チタンアルミニウム酸窒化膜(TiAlON)、タングステン酸窒化膜(WON)、またはタンタル酸窒化膜(TaON)のいずれか一つで形成することを特徴とする請求項37記載の集積回路素子の製造方法。
【請求項49】
前記下部電極上に相変化物質パターンを形成する段階と、
前記相変化物質パターン上に上部電極を形成する段階と、
前記上部電極を有する基板上に上部絶縁膜を形成する段階と、
前記上部絶縁膜上に前記上部電極が電気的に接続されたビットラインを形成する段階と、
をさらに含むことを特徴とする請求項37記載の集積回路素子の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13A】
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【図13B】
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【図14A】
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【図14B】
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【図15A】
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【図15B】
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【公開番号】特開2007−5785(P2007−5785A)
【公開日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−150232(P2006−150232)
【出願日】平成18年5月30日(2006.5.30)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【Fターム(参考)】