説明

作業機の燃料供給口及びカバー構造

【課題】日常の給油作業が簡便で、しかも組付時に手戻りが生じない作業機の燃料供給口及びカバー構造を提供する。
【解決手段】機器室4内方に設置してある燃料タンク5を覆い得る機器カバー7と、基端部分が燃料タンク5に連なり且つ可撓性を有する給油管19と、給油管19の先端部分に装着した給油口部品20とを備え、燃料タンク5を覆う閉止姿勢に機器カバー7を位置させた際に給油口部品20が嵌まって外部へ突出し得る欠き取り27を、機器カバー7の縁部に形作り、閉止姿勢に位置した機器カバー7の欠き取り27に見合うように給油口部品20を、作業機の旋回体2のサイドフレーム8に拘束した構成を採っている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は作業機の燃料供給口及びカバー構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
内燃機関を搭載した油圧ショベルなどの作業機は、液体燃料(軽油)を携帯するための燃料タンクを備えている。
【0003】
一般に燃料タンクは、機器カバーで覆われる機器室内方に、作動油タンクやバッテリをはじめとする装備品に並べて設置してある事例が多い。
【0004】
また、燃料タンクへの液体燃料の補充、すなわち、日常の給油作業はできるだけ容易に行なえるようにすることが望ましい。
【0005】
そこで、作業機のボンネット内方に設置してある燃料タンクに可撓性を有するホースの一端部分をつなぎ、該ホースの他端部分に給油口部品を取り付けて、ボンネットの一部であるカバーを開いたときに、給油口部品をボンネット外方へ向かせることができるようにした燃料給油口の構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−114760号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら引用文献1のものは、ボンネットの一部であるカバーの開閉が前提となるので、別段、給油作業が簡便になる訳ではない。
【0007】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、日常の給油作業が簡便で、しかも組付時に手戻りが生じない作業機の燃料供給口及びカバー構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため本発明は、燃料タンクを覆い得る機器カバーと、可撓性を有し且つ基端部分が燃料タンクに連なる給油管と、該給油管の先端部分に取り付けた給油口部品とを備え、燃料タンクを覆う閉止姿勢に機器カバーを位置させた際に給油口部品が嵌まって外部へ突出し得る欠き取りを、この機器カバーの縁部に形作り、閉止姿勢に位置した機器カバーの欠き取りに見合うように給油口部品を、作業機架構に拘束した構成を採っている。
【0009】
より具体的には、給油口部品を作業機架構に拘束するための手段が、ボルト軸部分に対して径方向への変位を許容し得る孔と、当該孔に挿通される締結用のボルトとを備えている構成とし、必要に応じて、機器カバーに点検窓を形作る。
【0010】
つまり、閉止姿勢に位置する機器カバーの欠き取りから給油口部品を外部へ突出させ、機器カバーを開かずとも燃料タンクへの液体燃料の補充が行なえるようにする。
【0011】
更に、給油口部品を機器カバーの欠き取りに見合うように作業機架構に拘束して、当該給油口部品の組み付けに伴う機器カバー自体の位置調整を回避する。
【発明の効果】
【0012】
本発明の作業機の燃料供給口及びカバー構造によれば、下記のような優れた効果を奏し得る。
【0013】
(1)閉止姿勢に位置させた機器カバーの欠き取りから給油口部品を外部へ突出させたので、機器カバーを開かずとも燃料タンクへ液体燃料を補充することができ、日常の給油作業が簡便化される。
【0014】
(2)機器カバーの欠き取りに見合うように給油口部品を作業機架構に拘束するので、この給油口部品の組み付けに伴う機器カバー自体の位置調整を回避でき、組付時に手戻りが生じることがなく、作業工程の効率化を図れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0016】
図1乃至図5は本発明の作業機の燃料供給口及びカバー構造の第1の例であり、作業機(油圧ショベル)は、クローラ式の走行体1に組み付けた旋回体2の幅方向中央部分から左側寄り部位にわたってキャブ3を搭載し、残余の旋回体2の右側寄り部位に機器室4を設けている。
【0017】
機器室4内方の旋回体2前端寄り部位には、キャブ3側から旋回体2右方へ向けて順に燃料タンク5と作動油タンク6が並べて設置してある。
【0018】
この機器室4は、両タンク5,6及びその後方側にある機器類を上方から一体的に覆い得る機器カバー7を備えている。
【0019】
機器カバー7はキャブ3に隣接する縁部の後半分が平らで、当該部位が旋回体2に立設したサイドフレーム8に蝶番9を介して組み付けられている。
【0020】
蝶番9は、ボルト10及びタッププレート(ねじ孔を有する部材)11によってサイドフレーム8に締結した固定部材12と、ボルト13及びタップフレート14によって機器カバー7に締結した揺動部材15と、旋回体2の前後方向に延びてこれら部材12,15を相互に連結するピン16を構成要素としている。
【0021】
すなわち、機器カバー7は、燃料タンク5や作動油タンク6を上方から覆い且つ作動油タンク6を右側から覆って機器室4を全体的に閉ざす閉止姿勢となる位置と、キャブ3の右側面に沿うように立ち上がって機器室4を開く開放姿勢となる位置との間を、人力操作に応じて揺動する。
【0022】
機器カバー7には、この機器カバー7が閉止姿勢に位置した状態で、作動油タンク6の右側面に設けてある油面計17を外部から目視するための点検窓18が形作ってある。
【0023】
サイドフレーム8に上辺フランジ部分に穿設してあるボルト10用の挿通孔は、旋回体2の前後方向が長径となる長孔に形作られ、機器カバー7に穿設してあるボルト13用の挿通孔は、旋回体2の幅方向が長径となる長孔に形作られている。
【0024】
すなわち、ボルト10をサイドフレーム8の挿通孔の長径方向に動かせば、機器カバー7の位置が旋回体2の前後方向へ変位し、ボルト13を機器カバー7の挿通孔の長径方向に動かせば、機器カバー7の位置が旋回体2の幅方向へ変位するので、サイドフレーム8に機器カバー7を組み付けるのに際して、機器カバー7の点検窓18を作動油タンク6の油面計17に正対させることができる。
【0025】
燃料タンク5には、ゴムホースなどの屈曲性を有する管路材料を用いた給油管19と、該給油管19の先端部分に取り付けた給油口部品20が付帯している。
【0026】
給油管19の基端部分は、燃料タンク5の天板に設けてあるスタンド管21に外嵌し、外嵌部位を周方向に取り囲むホースバンド22によってスタンド管21に固定されている。
【0027】
給油口部品20は、給油管19の先端部分に嵌入した短筒状の栓受23と、該栓受23の給油口を塞ぎ得る栓体24と、栓受23に対して一体化したブラケット25とを有しており、栓受23は、給油管19の先端部分を周方向に取り囲むホースバンド26によって給油管19に固定されている。
【0028】
機器カバー7のキャブ3の右側面に沿う縁部には、この機器カバー7を閉止姿勢に位置させた際に給油口部品20が嵌まって機器室4の外部へ突出し得るような欠き取り27が形作ってある。
【0029】
ブラケット25は、旋回体2の前後方向に延びるボルト28によってサイドフレーム8の上辺フランジ部分(但し、蝶番9の固定部材12よりも旋回体2前端側の部位)に締結してある。
【0030】
サイドフレーム8に穿設してあるボルト28用の挿通孔は、上下方向が長径となる長孔に形作られている。
【0031】
サイドフレーム8に対するブラケット25の締結は、先に述べたサイドフレーム8への機器カバー7の組み付けが済んだ後に実行する。
【0032】
このとき、ボルト28をサイドフレーム8の挿通孔の長径方向へ動かして、ブラケット25と一緒に栓受23や栓体24を含めた給油口部品20を上下方向へ変位させ、給油口部品20が機器カバー7の欠き取り27に見合うように(具体的には、給油口部品20が欠き取り27の縁部に干渉しないように)サイドフレーム8に拘束する。
【0033】
よって、閉止姿勢に位置させた機器カバー7の欠き取り27から給油口部品20が外部へ突出し、機器カバー7を開かずとも燃料タンク5への軽油の補充が行なえるようになり、日常の給油作業が簡便化される。
【0034】
しかも、サイドフレーム8に対する組み付けが完了した機器カバー7の欠き取り27に見合うように、給油口部品20をサイドフレーム8に拘束するので、この給油口部品20の組み付けに伴う機器カバー7自体の位置調整を回避でき、組付時に手戻りが生じない。
【0035】
サイドフレーム8に穿設するボルト28用の挿通孔としては長孔の他に、ボルト軸部分に対して径方向への変位を許容し得る形状の孔、つまり、ボルト頭部が通過しない程度の内径の孔、あるいは十字状に開口した孔などを採用してもよい。
【0036】
図6及び図7は本発明の作業機の燃料供給口及びカバー構造の第2の例であり、図中、図1乃至図5と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0037】
給油口部品20は、給油管19の先端部分に嵌入した短筒状の栓受23と、該栓受23の給油口を塞ぎ得る栓体24と、栓受23に対して一体化したブラケット29とを有しており、このブラケット29には、サイドフレーム8の壁面部分に相対するフランジ部分が形作ってある。
【0038】
サイドフレーム8の壁面部分には、旋回体2の幅方向に延びるボルト30が螺合可能なタッププレート31が固着してあり、ブラケット29のフランジ部分は、前記ボルト28によってタッププレート31に締結されている。
【0039】
ブラケット29のフランジ部分に穿設したボルト30用の挿通孔は、ボルト軸部分に対して径方向への変位を許容し得る形状の孔、つまり、長孔やボルト頭部が通過しない程度の内径の孔、あるいは十字状に開口した孔などとする。
【0040】
サイドフレーム8に対するブラケット29の締結は、サイドフレーム8への機器カバー7の組み付けが済んだ後に実行する。
【0041】
このとき、ボルト30の径方向へブラケット29を動かすことにより、当該ブラケット29と一緒に栓受23や栓体24を含めた給油口部品20を上下方向へ変位させ、給油口部品20が機器カバー7の欠き取り27に見合うように(具体的には、給油口部品20が欠き取り27の縁部に干渉しないように)サイドフレーム8に拘束する。
【0042】
よって、閉止姿勢に位置させた機器カバー7の欠き取り27から給油口部品20が外部へ突出し、機器カバー7を開かずとも燃料タンク5への軽油の補充が行なえるようになり、日常の給油作業が簡便化される。
【0043】
しかも、サイドフレーム8に対する組み付けが完了した機器カバー7の欠き取り27に見合うように、給油口部品20をサイドフレーム8に拘束するので、この給油口部品20の組み付けに伴う機器カバー7自体の位置調整を回避でき、組付時に手戻りが生じない。
【0044】
図8及び図9は本発明の作業機の燃料供給口及びカバー構造の第3の例であり、図中、図1乃至図7と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0045】
給油口部品20は、給油管19の先端部分に嵌入した短筒状の栓受23と、該栓受23の給油口を塞ぎ得る栓体24と、栓受23に対して一体化したブラケット32とを有しており、このブラケット32には、サイドフレーム8の壁面部分に相対するフランジ部分が形作ってある。
【0046】
ブラケット32は、旋回体2の幅方向に延び且つフランジ部分を貫通するボルト33によってサイドフレーム8の壁面部分に締結されている。
【0047】
サイドフレーム8の壁面部分に穿設したボルト33用の挿通孔は、長孔やボルト頭部が通過しない程度の内径の孔、あるいは十字状に開口した孔などのようなボルト軸部分に対して径方向への変位を許容し得る形状としてある。
【0048】
サイドフレーム8に対するブラケット32の締結は、サイドフレーム8への機器カバー7の組み付けが済んだ後に実行する。
【0049】
このとき、ブラケット32には径方向へ不動であるボルト33を、サイドフレーム8に穿設した挿通孔に対して径方向へ動かし、ブラケット32と一緒に栓受23や栓体24を含めた給油口部品20を上下方向へ変位させ、給油口部品20が機器カバー7の欠き取り27に見合うように(具体的には、給油口部品20が欠き取り27の縁部に干渉しないように)サイドフレーム8に拘束する。
【0050】
よって、閉止姿勢に位置させた機器カバー7の欠き取り27から給油口部品20が外部へ突出し、機器カバー7を開かずとも燃料タンク5への軽油の補充が行なえるようになり、日常の給油作業が簡便化される。
【0051】
しかも、サイドフレーム8に対する組み付けが完了した機器カバー7の欠き取り27に見合うように、給油口部品20をサイドフレーム8に拘束するので、この給油口部品20の組み付けに伴う機器カバー7自体の位置調整を回避でき、組付時に手戻りが生じない。
【0052】
図10及び図11は本発明の作業機の燃料供給口及びカバー構造の第4の例であり、図中、図1乃至図9と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0053】
給油口部品20は、給油管19の先端部分に嵌入した短筒状の栓受23と、該栓受23の給油口を塞ぎ得る栓体24と、栓受23に対して一体化し且つ燃料タンク5の前端面に沿うブラケット34と、該ブラケット34に下向きに接続したブラケット35とを有しており、このブラケット35には、旋回体2のフレーム36に水平に相対するフランジ部分が形作ってある。
【0054】
ブラケット34,35は、旋回体2の前後方向に延びるボルト37によって相互に締結され、ブラケット34に穿設したボルト37用の挿通孔は、長孔やボルト頭部が通過しない程度の内径の孔、あるいは十字状に開口した孔などのようなボルト軸部分に対して径方向への変位を許容し得る形状としてある。
【0055】
ブラケット35のフランジ部分は、上下方向に延びるボルト38によってフレーム36に締結され、このフランジ部分に穿設したボルト38用の挿通孔は、長孔やボルト頭部が通過しない程度の内径の孔、あるいは十字状に開口した孔などのようなボルト軸部分に対して径方向への変位を許容し得る形状としてある。
【0056】
旋回体2のフレーム36に対するブラケット35の締結、並びにブラケット34,35の相互の締結は、サイドフレーム8への機器カバー7の組み付けが済んだ後に実行する。
【0057】
このとき、ボルト38の径方向へブラケット35を動かすことにより、ブラケット34と一緒に栓受23や栓体24を含めた給油口部品20を水平方向へ変位させ、ボルト37の径方向へブラケット34を動かすことにより、当該ブラケット34と一緒に栓受23や栓体24を含めた給油口部品20を上下方向へ変位させ、給油口部品20が機器カバー7の欠き取り27に見合うように(具体的には、給油口部品20が欠き取り27の縁部に干渉しないように)旋回体2のフレーム36に拘束する。
【0058】
よって、閉止姿勢に位置させた機器カバー7の欠き取り27から給油口部品20が外部へ突出し、機器カバー7を開かずとも燃料タンク5への軽油の補充が行なえるようになり、日常の給油作業が簡便化される。
【0059】
しかも、サイドフレーム8に対する組み付けが完了した機器カバー7の欠き取り27に見合うように、給油口部品20を旋回体2に拘束するので、この給油口部品20の組み付けに伴う機器カバー7自体の位置調整を回避でき、組付時に手戻りが生じない。
【0060】
なお、本発明の作業機の燃料供給口及びカバー構造は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0061】
本発明の作業機の燃料供給口及びカバー構造は、油圧ショベル以外の他の機種にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0062】
【図1】本発明の第1の例を適用した油圧ショベルの旋回体上方構造物を示す斜視図である。
【図2】図1に示す機器室前端部分の部分斜視図である。
【図3】図1に示す機器室を旋回体中心から右方へ向けて見た配置図である。
【図4】図1に示す機器カバーを旋回体後方から前方へ向けて見た部分図である。
【図5】図1に示す油圧ショベル全体の右側面図である。
【図6】本発明の第2の例を適用した油圧ショベルの機器室を正面から見た配置図である。
【図7】図6に示す機器室を旋回体中心から右方へ向けて見た配置図である。
【図8】本発明の第3の例を適用した油圧ショベルの機器室を正面から見た配置図である。
【図9】図8に示す機器室を旋回体中心から右方へ向けて見た配置図である。
【図10】本発明の第4の例を適用した油圧ショベルの機器室を正面から見た配置図である。
【図11】図10に示す機器室を旋回体中心から右方へ向けて見た配置図である。
【符号の説明】
【0063】
5 燃料タンク
7 機器カバー
8 サイドフレーム(作業機架構)
18 点検窓
19 給油管
20 給油口部品
27 欠き取り
28 ボルト
30 ボルト
33 ボルト
36 フレーム(作業機架構)
37 ボルト
38 ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃料タンクを覆い得る機器カバーと、可撓性を有し且つ基端部分が燃料タンクに連なる給油管と、該給油管の先端部分に取り付けた給油口部品とを備え、燃料タンクを覆う閉止姿勢に機器カバーを位置させた際に給油口部品が嵌まって外部へ突出し得る欠き取りを、この機器カバーの縁部に形作り、閉止姿勢に位置した機器カバーの欠き取りに見合うように給油口部品を、作業機架構に拘束したことを特徴とする作業機の燃料給油口及びカバー構造。
【請求項2】
給油口部品を作業機架構に拘束するための手段が、ボルト軸部分に対して径方向への変位を許容し得る孔と、当該孔に挿通される締結用のボルトとを備えている請求項1に記載の作業機の燃料給油口及びカバー構造。
【請求項3】
機器カバーに点検窓を形作った請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載の作業機の燃料給油口及びカバー構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2007−90953(P2007−90953A)
【公開日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−280263(P2005−280263)
【出願日】平成17年9月27日(2005.9.27)
【出願人】(000198293)石川島建機株式会社 (96)
【Fターム(参考)】