説明

光ファイバケーブル

【課題】光ファイバケーブルの高密度化と細径化を図る。
【解決手段】 光ファイバケーブル1は、スロットコア3の外周に適宜な間隔で形成した各スロット溝7に複数枚の光ファイバテープ心線13を積層して収納するものである。前記スロット溝7内に、スリット19を設けたセパレータ9を前記スロットコア3の中心からみて放射状に配設して前記スロット溝7を複数に分割した分割スロット溝11と、前記各分割スロット溝11内に1列に積層して配設した複数の光ファイバテープ心線13と、から構成されていると共に、前記スリット19がセパレータ9の外周側に適宜間隔で設けられていることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、光ファイバケーブルに関し、特にスロットコアの外周に適宜な間隔で形成した各スロット溝に複数枚の光ファイバテープ心線を積層して収納する光ファイバケーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、1000心前後の光ファイバケーブルとしては現在スロット型が主流となっており、13溝のスロット溝を有するスロットコアを用いる場合が一般的である。例えば、スロット型光ファイバケーブルは、スロットコア(又は、「スロットロッド」ともいう)の中心に抗張力体が備えられ、前記スロットコアの周囲に配置された複数のスロット溝内に複数層の光ファイバテープ心線(以下、単に「テープ心線」という)が積層して集合され、前記スロットコアの外周に押え巻が巻かれ、このテープ巻線の外周にシース樹脂などの外被でシースされて構成されている。
【0003】
なお、上記のテープ心線は、一般的に、複数本の光ファイバ素線が横一列に並べられ、この複数本の複数の光ファイバ素線の外周をUV硬化樹脂などの一括樹脂で一括被覆して構成されている。例えば、8心の光ファイバテープ心線は、所謂、「8心テープ心線」と称する。
【0004】
しかしながら、スロット型光ファイバケーブルの不利な点である中心周辺のデッドスペースが比較的大きくならざるを得ない問題があった。FTTH(Fiber to the Home)の拡大に伴い、地下管路の有効利用が切望されており、より細径で高密度な光ファイバケーブルが望まれている。
【0005】
より多心テープ心線(例えぱ16心テープ心線)を用いることにより、スロット溝数を少なくすることは可能であるが、この場合は光ファイバの歪の増大や損失増加をしやすい問題があると共に、現行の8心テープ心線との接続において整合がとれなくなる問題がある。また、16心テープ心線同士の接続においても、融着機やコネクタ等の専用機器や治具を新たにそろえる必要が生じてくるため、線路構築全体を考えるとコストアップする要素が多いものであった。
【0006】
そこで、従来のスロット型光ファイバケーブルにおいては、ケーブル外径を大きくせずに光ファイバの数を増加させるために、すなわち、より細径で高密度な光ファイバケーブルとするために種々の工夫が行われている。所謂、多数のテープ心線を用いた高密度多心光ケーブル構造としては、以下に示されているような構造が考案されており、場合によってはこれらの複合構造となっている。
【0007】
例えば、特許文献1の光ファイバケーブルは、スロットコアのスロット溝内に、複数枚のテープ心線を2列以上並列に積層して配設し、前記複数枚のテープ心線の各列の間に仕切板を立ててテープ心線の配列の乱れを防止している。これにより、光ファイバケーブルの細径化、高密度化を図っている。
【0008】
また、特許文献2の光ファイバケーブルは、特許文献1とほぼ同様であり、スロットコアのスロット溝内に「T」、「L」などの形状をした長尺仕切り体を配置して各スロット溝を複数の空間に区切り、各空間に複数枚のテープ心線の積層体を配設している。
【0009】
また、特許文献3の光ファイバケーブルは、特許文献1及び特許文献2のようなスロット溝を備えたスロットコアではなく、断面が「コ」あるいは「E」の形状をしたスロットチューブの複数個が円周上に配列されてスロットコアを形成し、各スロットチューブには1列の複数枚のテープ心線の積層体が収納されている。また、各スロットチューブの溝の長手方向に延びる側壁には適宜間隔で切込みを入れて曲げ易くされている。
【0010】
また、特許文献4の光ファイバケーブルは屋内用ノンメタリック光ケーブルであり、テープ心線の外周に被覆を設けた光テープコードに、高抗張力繊維からなるテンションメンバが縦添えされて、切込み付断面コ字状のプラスチック成形体に収納され、さらに前記プラスチック成形体の外周にシースが設けられている。なお、プラスチック成形体の切込みはプラスチック成形体の長手方向に適宜間隔で設けられており、屈曲性の向上を図るためのものである。
【0011】
また、特許文献5の光ファイバケーブルは、特許文献1のようにスロット溝を備えたスロットコア(特許文献5では「スペーサロッド」と呼ぶ)であり、このスロットコアの外層部に周方向の切込みが長手方向にわたり所定のピッチで形成されている。上記の切込みによって光ファイバケーブルの曲げ剛性が低減する。そのために光ファイバケーブルが多心であっても太心であっても、曲げ剛性の小さくコーナ部の多い管路への敷設が容易となる。
【0012】
また、特許文献6の光ファイバケーブルは、特許文献1のようにスロット溝を備えたスロットコアであって、前記スロット溝の底面が断面U字形状のように円孤形状である。これにより光ファイバケーブルの細径化を図っている。
【特許文献1】特開平10−123381号公報
【特許文献2】特開平8−220392号公報
【特許文献3】実開平4−77110号公報
【特許文献4】特開2000−81554号公報
【特許文献5】特開2000−66069号公報
【特許文献6】特開2000−241686号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
ところで、従来の光ファイバケーブルにおいては、例えば、特許文献1の光ファイバケーブルは、スロットコアのスロット溝内に、2列以上並列に積層した複数枚のテープ心線の前記各列の間が、仕切板で仕切られているが、この仕切板はプラスチックフィルム等を用いると記載されており、何ら具体的な構造の規定が記載されていない。しかしながら、仕切板が単なるプラスチックフィルムでは、多数枚のテープ心線と前記仕切板を同時にスロットコアのスロット溝内に収納しながら光ファイバケーブルを製造することはできないという問題点があった。
【0014】
特許文献2の光ファイバケーブルは、仕切板の形状が断面L字やT字となっているので、その構造が複雑であることと、その分スペースを取られるので、本発明の主目的である細径化には必ずしも有効ではないという問題点があった。
【0015】
特許文献3及び特許文献4の光ファイバケーブルは、スロット溝を備えたスロットコアを用いたスロット型光ファイバケーブルではなく、特許文献3は、断面が「コ」あるいは「E」の形状をしたスロットチューブの複数個を用いたものであり、特許文献4は、切込み付断面コ字状のプラスチック成形体を用いたものである。しかも、各スロットチューブやプラスチック成形体に設けた切込みは、あくまでも光ファイバケーブルの曲げ剛性を小さく押さえるための構造である。すなわち、各スロットチューブやプラスチック成形体が光ファイバケーブルの曲げ剛性に大きく影響している構造部材であるからである。
【0016】
特許文献5の光ファイバケーブルは、細径化を図るものではなく、あくまでもスロットコアの外層部に周方向に設けた切込みは、光ファイバケーブルの曲げ剛性を小さく押さえるための構造である。
【0017】
特許文献6の光ファイバケーブルは、スロット溝の底面が断面U字形状のように円孤形状であることにより、光ファイバケーブルの細径化を図るものであるが、特許文献2のような断面L字もしくはT字形状の仕切り板では、このような円孤形状の構造のスロット溝には適用できないものである。
【課題を解決するための手段】
【0018】
上記発明が解決しようとする課題を達成するために、この発明の光ファイバケーブルは、スロットコアの外周に適宜な間隔で形成した各スロット溝内に複数枚の光ファイバテープ心線を積層して収納する光ファイバケーブルにおいて、
前記スロット溝内に、スリット入りのセパレータを前記スロットコアの中心からみて放射状に配設して前記スロット溝を複数に分割した分割スロット溝と、この各分割スロット溝内に1列に積層して配設した複数の光ファイバテープ心線と、から構成されていると共に、前記スリットがセパレータの外周側に適宜間隔で設けられていることを特徴とするものである。
【0019】
また、この発明の光ファイバケーブルは、前記光ファイバケーブルにおいて、前記セパレータの厚さが0.1〜0.5mmであることが好ましい。
【0020】
また、この発明の光ファイバケーブルは、前記光ファイバケーブルにおいて、前記スリットの間隔が5〜50mmであることが好ましい。
【0021】
また、この発明の光ファイバケーブルは、前記光ファイバケーブルにおいて、前記セパレータの内周側に、その長手方向に延伸したテンションメンバを配設していることが好ましい。
【0022】
また、この発明の光ファイバケーブルは、前記光ファイバケーブルにおいて、前記テンションメンバが、鋼線、高張力繊維あるいはFRPであることが好ましい。
【発明の効果】
【0023】
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明によれば、1つのスロット溝内をスリット入りのセパレータで複数の分割スロット溝に分割し、各分割スロット溝に光ファイバテープ心線の積層体を実装することにより、1つのスロット溝内に2列以上の複数の光ファイバテープ心線の積層体を実装できるので、全体のスロット溝の数が削減されるため、スロットコアの外径を小さくすることが可能となり、光ファイバケーブルの実装高密度化、細径化及び軽量化が可能となる。しかも、テープ心線の積層体の各列の間に実装したスリット入りのセパレータにより、複数のテープ心線の配列不良による特性劣化を防止できる。
【0024】
また、上記のセパレータは、当該セパレータの内周側にテンションメンバが実装され、且つセパレータの外周側にスリットが設けられているので、スロット溝内に収納しやすくできる。
【0025】
したがって、同じ光ファイバテープ心線の数ならば、外径の小さい光ファイバケーブルを構成することができ、光ファイバケーブルの高密度化と細径化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0027】
図1を参照するに、この実施の形態に係る光ファイバケーブル1は、所謂、「スロット型光ファイバケーブル」と称するもので、スロットコア3(又は、「スロットロッド」ともいう)の中心に抗張力体5が備えられ、スロットコア3の外周に複数のスロット溝7が適宜な間隔で配置されている。前記各スロット溝7は、スリット入りの例えばプラスチックフィルムなどからなるセパレータ9を前記スロットコア3の中心からみて放射状に配設して前記スロット溝7を分割した分割スロット溝11が形成されている。この各分割スロット溝11内には複数枚の光ファイバテープ心線13(以下、単に「テープ心線」という)が積層されるように収納して集合されている。
【0028】
さらに、前記スロットコア3の外周には押え巻テープとしての例えばテープ巻線15が巻かれ、このテープ巻線15の外周にはシース樹脂などの外被17でシースされている。
【0029】
この実施の形態では、1000心のスロット型光ファイバケーブル1が示されている。図1に示されているように、スロットコア3の外周には6つの大スロット溝7Aと1つの小スロット溝7Bが設けられており、大スロット溝7Aは上記のセパレータ9で2つの分割スロット溝11に分割されている。各分割スロット溝11には10枚のテープ心線13が積層されている。つまり、大スロット溝7Aには2列のテープ心線13の積層体が各列間をセパレータ9で仕切られて収納されている。一方、小スロット溝7Bには5枚のテープ心線13が積層されている。
【0030】
また、この実施の形態で用いられているテープ心線13は、所謂、「8心テープ心線」と称するものであり、横一列に並べられた8本の光ファイバ素線の外周をUV硬化樹脂(紫外線硬化性樹脂)などの一括樹脂で一括被覆して構成されている。なお、前記各光ファイバ素線は、一般にガラス(石英)からなる裸光ファイバの外周が一又は複数層からなるUV硬化樹脂などの被覆樹脂で被覆されて構成されている。なお、テープ心線13としては上記の8心テープ心線に限らず、他の心数を備えたものでも良い。
【0031】
したがって、各大スロット溝7Aには、それぞれ1列が10枚の8心テープ心線13を積層した積層体が、セパレータ9で分割された2つの分割スロット溝11に収納されているので、合計2列の積層体が収納される。6つの大スロット溝7Aでは合計960心であり、これに加えて、1つの小スロット溝7Bには5枚の8心テープ心線13が積層されているので合計40心であり、総合計で1000心となる。
【0032】
なお、この実施の形態では1つの大スロット溝7A内が2つの分割スロット溝11に分割されているが、3つ以上の分割スロット溝11に分割されても適用できる。
【0033】
また、上記のセパレータ9としては、図2に示されているように、多数のスリット19がセパレータ9の外周側に適宜間隔で設けられており、セパレータ9の内周側にはその長手方向に延伸したテンションメンバ21が配設されている。この多数のスリット19やテンションメンバ21は、積層すべき複数枚のテープ心線13とセパレータ9を同時にスロット溝7内に収納しながら光ファイバケーブル1を製造できるように機能している。
【0034】
なお、上記のセパレータ9の厚さは0.1〜0.5mmであることが、セパレータ9をスロット溝7内にスロットコア3の中心からみて放射状に立てて収納するための強度を有しているので、積層すべき複数枚のテープ心線13とセパレータ9を同時にスロット溝7内に収納しながら光ファイバケーブル1を製造できるようにするという点で望ましい。前記セパレータ9の厚さが0.1mm未満の場合には収納時のセパレータ9の強度が弱くなりすぎ、また、セパレータ9の厚さが0.5mm越えた場合には厚すぎて良くない。
【0035】
また、上記のセパレータ9のスリット19の間隔は5〜50mmであることが、セパレータ9をスロット溝7内にスロットコア3の中心からみて放射状に立てて収納し易くするのに適しているという点で望ましい。前記セパレータ9のスリット19の間隔が5mm未満の場合にはセパレータ9が弱くなりすぎ、また、セパレータ9のスリット19の間隔が50mm越えた場合には収納時に曲がりににくくなり収納しずらくなるので良くない。
【0036】
また、上記のテンションメンバ21はセパレータ9をスロット溝7内に集合する際の張力を分担するものであり、この点で鋼線、高張力繊維あるいはFRPが望ましい。
【0037】
また、この発明の他の実施の形態の光ファイバケーブル23としては、図3に示されているように、前述した実施の形態の光ファイバケーブル1におけるスロット溝7を断面U字形状とすることが、光ファイバの実装密度を上げると共に細径化を図ることができるという点で望ましい。
【0038】
すなわち、図3のようにスロット溝7が断面U字形状のような円弧形状である場合は、スロット溝7同士の間隔(厚さ)を確保するのに、図1のようにスロット溝7が断面コ字形状の場合よりもスロット溝7同士の間隔(厚さ)を狭くすることができる。
【0039】
より詳しく説明すると、スロット溝7はスロットコア3の半径方向が深さ方向として形成されるので、隣り合うスロット溝7同士の距離はスロットコア3の中心に向かって狭くなる。スロット溝7が断面コ字形状の場合は隣り合うスロット溝7同士の距離がスロット溝7の底部で最も狭くなるが、断面U字形状の場合は隣り合うスロット溝7同士の距離がスロット溝7の底部で漸次広くなる。したがって、スロットコア3の外径が同じである場合、隣り合うスロット溝7同士の距離が最短となる位置は断面コ字形状の場合よりも断面U字形状の場合の方がスロットコア3の周面側に移動するので、この分だけスロット溝7の間隔を狭く形成することができ、その結果、スロットコア3の外径を細くすることができる。
【0040】
この実施の形態のスリット19を有するセパレータ9は、図3のように底部が断面円弧形状のスロット溝7にも適用することが可能であるので有用である。
【0041】
以上のことから、1つのスロット溝7内に2列以上の複数のテープ心線13の積層体を実装することにより、全体のスロット溝7の数が削減されるため、スロットコア3の外径を小さくすることが可能となり、光ファイバケーブル1の実装高密度化、細径化及び軽量化が可能となる。しかも、テープ心線13の積層体の各列の間にはスリット19を有するセパレータ9が実装されて各スロット溝7が仕切られていることにより、複数のテープ心線13の配列不良による特性劣化を防止できる。
【0042】
また、上記のセパレータ9は、当該セパレータ9の内周側にテンションメンバ21が実装され、且つセパレータ9の外周側にスリット19が設けられているので、スロット溝7内に収納し易くできる。
【0043】
したがって、光ファイバテープ心線13が同じ数ならば、外径の小さい光ファイバケーブル1を構成することができる。
【0044】
さらに、図3の光ファイバケーブル23のようにスロット溝7をU字形状とすることにより、さらにスロットコア3の細径化が可能となり、この実施の形態のスリット19を有するセパレータ9を前記U字形状のスロット溝7に実装できる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】この発明の実施の形態の光ファイバケーブルの断面図である。
【図2】この発明の実施の形態のセパレータの概略的な正面図である。
【図3】この発明の他の実施の形態の光ファイバケーブルの断面図である。
【符号の説明】
【0046】
1 光ファイバケーブル(スロット型光ファイバケーブル)
3 スロットコア
5 抗張力体
7 スロット溝
7A 大スロット溝
7B 小スロット溝
9 セパレータ(スリット入りの)
11 分割スロット溝
13 光ファイバテープ心線
15 テープ巻線
17 外被
19 スリット
21 テンションメンバ
23 光ファイバケーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スロットコアの外周に適宜な間隔で形成した各スロット溝内に複数枚の光ファイバテープ心線を積層して収納する光ファイバケーブルにおいて、
前記スロット溝内に、スリット入りのセパレータを前記スロットコアの中心からみて放射状に配設して前記スロット溝を複数に分割した分割スロット溝と、この各分割スロット溝内に1列に積層して配設した複数の光ファイバテープ心線と、から構成されていると共に、前記スリットがセパレータの外周側に適宜間隔で設けられていることを特徴とする光ファイバケーブル。
【請求項2】
前記セパレータの厚さが0.1〜0.5mmであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
【請求項3】
前記スリットの間隔が5〜50mmであることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバケーブル。
【請求項4】
前記セパレータの内周側に、セパレータの長手方向に延伸したテンションメンバを配設していることを特徴とする請求項1、2又は3記載の光ファイバケーブル。
【請求項5】
前記テンションメンバが、鋼線、高張力繊維あるいはFRPであることを特徴とする請求項4記載の光ファイバケーブル。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−248740(P2007−248740A)
【公開日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−71072(P2006−71072)
【出願日】平成18年3月15日(2006.3.15)
【出願人】(000005186)株式会社フジクラ (4,463)
【Fターム(参考)】