説明

入力装置及びこれを用いた操作システム

【課題】本発明は、ゲーム内におけるユーザの臨場感や体感性を高めること、容易かつ直感的な操作を実現すること、さらには、操作環境の制約を緩和することが可能な入力装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る入力装置1は、動画撮影を行い、所定のフレームレートで撮像データを逐次生成する撮像部11と;各フレームの撮像データから特徴点を抽出し、現フレームの撮像データから抽出される特徴点と、これよりも前のフレームの撮像データから抽出される特徴点とを比較することで、両フレーム間における前記特徴点の移動方向及び移動量を算出する画像処理部12と;前記特徴点の移動方向とは逆の移動方向を指示し、かつ、前記特徴点の移動量に応じた移動量を指示する制御信号を生成し、これをホスト装置2に送出する制御信号生成部13と;を有して成る構成とされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザ操作を受け付ける入力装置、及び、これを用いた操作システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、画面上における操作対象(キャラクタやカーソルなど)の移動方向及び移動量を指示するための入力装置としては、十字キーやアナログスティックを備えたゲームコントローラ、若しくは、機械式または光学式のマウスなどが一般に用いられている(例えば、特許文献1、2を参照)。
【0003】
例えば、ゲームコントローラを用いて画面上におけるキャラクタを移動させる場合、押下された十字キーの種類(上下左右)やアナログスティックの傾斜方向に応じて、キャラクタの移動方向が指示され、また、十字キーの押下回数や押下時間、若しくは、アナログスティックの傾斜量に応じて、キャラクタの移動量が指示されていた。
【0004】
また、マウスを用いて画面上におけるカーソルを移動させる場合、机上を画面に見立てたマウスの2次元的な移動に応じて、カーソルの移動方向及び移動量が指示されていた。
【特許文献1】特開平8−52275号公報
【特許文献2】特開平6−180627号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
確かに、上記従来の入力装置を用いれば、画面上における操作対象の移動方向及び移動量を指示することが可能である。
【0006】
しかしながら、上記従来の入力装置は、指先によるキー操作や机上でのマウス操作を反映して、画面上における操作対象の移動方向及び移動量を指示するものであるため、以下のような課題を有していた。
【0007】
例えば、上記従来のゲームコントローラを用いて、ゲームのキャラクタを操作する際には、ゲーム内におけるユーザの臨場感や体感性が損なわれるほか、手や指にハンディキャップを持つユーザ、或いは、手先が器用でない子供やお年寄りにとっては、必ずしもそのキー操作が容易ないし直感的でないという課題があった。
【0008】
また、上記従来のマウスを用いて、画面上のカーソルを操作する際には、マウスを机上(ないしは平面上)で操作する必要があり、その操作環境に少なからず制約があった。
【0009】
本発明は、上記の問題点に鑑み、ゲーム内におけるユーザの臨場感や体感性を高めること、容易かつ直感的な操作を実現すること、さらには、操作環境の制約を緩和することが可能な入力装置、及び、これを用いた操作システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明に係る入力装置は、動画撮影を行い、所定のフレームレートで撮像データを逐次生成する撮像部と;各フレームの撮像データから特徴点を抽出し、現フレームの撮像データから抽出される特徴点と、これよりも前のフレームの撮像データから抽出される特徴点とを比較することで、両フレーム間における前記特徴点の移動方向及び移動量を算出する画像処理部と;前記特徴点の移動方向とは逆の移動方向を指示し、かつ、前記特徴点の移動量に応じた移動量を指示する制御信号を生成し、これをホスト装置に送出する制御信号生成部と;を有して成る構成(第1の構成)とされている。
【0011】
なお、上記第1の構成から成る入力装置において、前記画像処理部は、フレーム毎に複数の特徴点を抽出し、各フレーム間で互いに対応する特徴点同士、或いは、複数の特徴点で形成される図形同士を比較する構成(第2の構成)にするとよい。
【0012】
また、上記第2の構成から成る入力装置において、前記画像処理部は、各フレーム間における前記特徴点の移動方向及び移動量に加えて、前記特徴点の回転方向及び回転量を算出するものであり、前記制御信号生成部は、前記特徴点の回転方向とは逆の回転方向を指示し、かつ、前記特徴点の回転量に応じた回転量を指示する制御信号を生成し、これを前記ホスト装置に送出するものである構成(第3の構成)にするとよい。
【0013】
また、本発明に係る操作システムは、上記第1〜第3いずれかの構成から成る入力装置と、前記入力装置から入力される前記制御信号に基づいて所定の処理を実行するホスト装置と、を有して成る構成(第4の構成)とされている。
【0014】
なお、上記第4の構成から成る操作システムにて、前記ホスト装置は、前記制御信号によって指示される移動方向及び移動量、及び/または、回転方向及び回転量に基づいて、表示装置上の操作対象を移動及び/または回転させる構成(第5の構成)にするとよい。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係る入力装置であれば、ゲーム内におけるユーザの臨場感や体感性を高めること、容易かつ直感的な操作を実現すること、さらには、操作環境の制約を緩和することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1は、本発明に係る操作システムの一実施形態を示すブロック図である。
【0017】
図1に示すように、本発明に係る操作システムは、入力装置1と、ホスト装置2と、表示装置3と、を有して成る。
【0018】
入力装置1は、表示装置3の画面上における操作対象(キャラクタやカーソルなど)の移動方向及び移動量、ないしは、回転方向及び回転量を指示するためのユーザ操作を受け付ける手段であり、撮像部11と、画像処理部12と、制御信号生成部13と、操作処理部14と、操作部15と、を有して成る。
【0019】
撮像部11は、動画撮影を行い、所定のフレームレートで撮像データを逐次生成する手段であり、その光電変換素子としては、CCD[Charge Coupled Devices]センサやCMOS[Complementary Metal Oxide Semiconductor]センサなどを用いることができる。
【0020】
画像処理部12は、撮像部11で得られた撮像データを解析する手段である。なお、画像処理部12における撮像データの解析処理については、後ほど具体例を挙げながら詳細に説明する。
【0021】
制御信号生成部13は、画像処理部12における撮像データの解析結果に基づいて、操作対象(表示装置3に表示されるキャラクタやカーソルなど)の移動方向や移動量、ないしは、回転方向や回転量を指示する制御信号CTRLを生成し、これをホスト装置2に送出する手段である。なお、制御信号生成部13における制御信号CTRLの生成処理については、後ほど具体例を挙げながら詳細に説明する。
【0022】
操作処理部14は、操作部15で受け付けられたユーザ操作に基づいて、これを反映した制御信号CTRLを生成すべく、制御信号生成部13の制御を行う手段である。
【0023】
操作部15は、ユーザ操作を受け付ける手段である。なお、操作部15としては、操作対象の移動指示以外に用いられるボタンやキーなどが想定されるが、十字キーやアナログスティックなど、従来通りの移動指示に用いられるキーを含むものであっても構わない。
【0024】
ホスト装置2は、入力装置1から所定の伝送路(有線または無線)を介して入力される制御信号CTRLに基づいて、所定の処理(本実施形態では、表示装置3に対する表示制御)を実行する手段であり、例えば、ゲーム機やパーソナルコンピュータなどを用いることができる。
【0025】
表示装置3は、ホスト装置2からの指示に基づいて、入力装置1による操作対象(キャラクタやカーソルなど)を含む画面表示を行う手段であり、例えば、液晶ディスプレイなどを用いることができる。
【0026】
次に、上記構成から成る入力装置1を用いて、操作対象の移動方向及び移動量を指示する動作について、図2を参照しながら詳細に説明する。
【0027】
図2は、移動方向及び移動量の指示動作を説明するための図である。なお、図2(a)は、入力装置1で得られる撮像データを模式的に示したものであり、図2(b)は、表示装置3の表示画面を模式的に示したものである。
【0028】
入力装置1を用いて、操作対象の移動方向及び移動量を指示する場合、画像処理部12は、まず、各フレームの撮像データから特徴点Pを抽出し、現フレームの撮像データから抽出される特徴点Pと、これよりも前のフレーム(本実施形態では直前のフレーム)の撮像データから抽出される特徴点P’とを比較することで、両フレーム間における特徴点Pの移動方向及び移動量(すなわち、特徴点P’から特徴点Pに至るための移動方向及び移動量)を算出する。
【0029】
例えば、図2(a)で示すように、ユーザがカメラ(撮像部11)を右へパンニングした場合、現フレームの特徴点Pは、先のフレームの特徴点P’から相対的に左へ所定量αだけシフトされる。従って、画像処理部12では、両フレーム間における特徴点Pの移動方向が「左」で、移動量が「α」であると算出される。また、ユーザがカメラを上へチルティングした場合、現フレームの特徴点Pは、先のフレームの特徴点P’から相対的に下へ所定量βだけシフトされる。従って、画像処理部12では、両フレーム間における特徴点Pの移動方向が「下」で、移動量が「β」であると算出される。カメラが左へパンニングされた場合や下へチルティングされた場合も、上記と同様である。
【0030】
なお、図2(a)の例では、撮像部11によって表示装置3を撮影し、表示装置3の外枠の対角線同士を結んだ交点を特徴点Pとして抽出する様子を示しているが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、表示装置3に表示された固定画像(背景画像や枠画像、特徴点抽出用に予め埋め込み表示された専用マークなど)から特徴点Pを抽出する構成としてもよい。また、撮像部11による撮影対象についても、表示装置3に限定されるものではなく、特徴点Pが適切に抽出し得る限り、いかなる対象を撮影しても構わない。
【0031】
また、図2(a)では、現フレームの特徴点Pと、直前フレームの特徴点P’とを比較する構成を例示して説明を行ったが、本発明の構成は、これに限定されるものではなく、例えば、最初に抽出された特徴点を基準特徴点P0とし、以後、各フレームから抽出される特徴点Pと基準特徴点P0とを比較する構成としても構わない。
【0032】
上記したように、画像処理部12において、特徴点Pの移動方向及び移動量が算出されると、制御信号生成部13では、特徴点Pの移動方向とは逆の移動方向を指示し、かつ、特徴点Pの移動量に応じた移動量を指示する制御信号CTRLが生成され、これがホスト装置2に送出される。
【0033】
上記の例に即して述べると、画像処理部12において、両フレーム間における特徴点Pの移動方向が「左」で、移動量が「α」であると算出された場合、制御信号生成部13では、特徴点Pの移動方向「左」とは逆の移動方向「右」を指示し、かつ、特徴点Pの移動量「α」に応じた移動量「k×α(ただしk>0)」を指示する制御信号CTRLが生成される。また、その他の場合も同様の処理に基づいて、制御信号CTRLが生成される。
【0034】
上記の制御信号CTRLの入力を受けたホスト装置2は、制御信号CTRLによって指示される移動方向及び移動量に基づいて、表示装置3に表示される操作対象(図2(b)の例ではカーソルC)を移動させる。その結果、表示装置3に表示されるカーソルCは、ユーザがカメラを上下左右に振り向けたことに伴い、それと同等の挙動で上下左右に移動することになる。なお、図2(b)では、現フレームのカーソルCと、直前フレームのカーソルC’とが比較し得る形で描写されている。
【0035】
次に、上記構成から成る入力装置1を用いて、操作対象の回転方向及び回転量を指示する動作について、図3を参照しながら詳細に説明する。
【0036】
図3は、回転方向及び回転量の指示動作を説明するための図である。なお、図3(a)は、入力装置1で得られる撮像データを模式的に示したものであり、図3(b)は、表示装置3の表示画面を模式的に示したものである。
【0037】
入力装置1を用いて、操作対象の回転方向及び回転量を指示する場合、画像処理部12は、まず、各フレームの撮像データから複数の特徴点P1〜P4を抽出し、各フレーム間で互いに対応する特徴点P1〜P4同士、或いは、複数の特徴点P1〜P4で形成される図形同士を比較することで、両フレーム間における特徴点P1〜P4の回転方向及び回転量を算出する。
【0038】
例えば、図3(a)で示すように、ユーザがカメラを時計回りにα°だけ回転させた場合、現フレームの特徴点P1〜P4は、先のフレームの特徴点P1’〜P4’(不図示)から各々相対的に反時計回りにα°だけシフトされる。従って、画像処理部12では、両フレーム間における特徴点P1〜P4の回転方向が「反時計回り」で、回転量が「α°」であると算出される。また、ユーザがカメラを反時計回りにβ°だけ回転させた場合、現フレームの特徴点P1〜P4は、先のフレームの特徴点P1’〜P4’から各々相対的に時計回りにβ°だけシフトされる。従って、画像処理部12では、両フレーム間における特徴点P1〜P4の回転方向が「時計回り」で、回転量が「β°」であると算出される。
【0039】
なお、図3(a)の例では、撮像部11によって表示装置3を撮影し、表示装置3の外枠の四隅を特徴点P1〜P4として抽出する様子を示しているが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、表示装置3に表示された固定画像(背景画像や枠画像、特徴点抽出用に予め埋め込み表示された専用マークなど)から特徴点Pを抽出する構成としてもよい。また、撮像部11による撮影対象についても、表示装置3に限定されるものではなく、複数の特徴点が適切に抽出し得る限り、いかなる対象を撮影しても構わない。
【0040】
上記したように、画像処理部12において、特徴点P1〜P4の回転方向及び回転量が算出されると、制御信号生成部13では、特徴点P1〜P4の回転方向とは逆の回転方向を指示し、かつ、特徴点P1〜P4の回転量に応じた回転量を指示する制御信号CTRLが生成され、これがホスト装置2に送出される。
【0041】
先の例に即して述べると、画像処理部12において、両フレーム間における特徴点P1〜P4の回転方向が「反時計回り」で、回転量が「α°」であると算出された場合、制御信号生成部13では、特徴点P1〜P4の回転方向「反時計回り」とは逆の回転方向「時計回り」を指示し、かつ、特徴点P1〜P4の回転量「α°」に応じた移動量「k×α°(ただしk>0)」を指示する制御信号CTRLが生成される。また、逆回転の場合も同様の処理に基づいて、制御信号CTRLが生成される。
【0042】
上記の制御信号CTRLの入力を受けたホスト装置2は、制御信号CTRLによって指示される回転方向及び回転量に基づいて、表示装置3に表示される操作対象(図3(b)の例ではヘリコプタの形状をしたキャラクタ)を回転させる。その結果、表示装置3に表示されるキャラクタは、ユーザがカメラを時計回り或いは反時計回りにひねったことに伴い、それと同等の挙動で、時計回り或いは反時計回りに回転することになる。
【0043】
なお、図3(a)、(b)の例では、操作対象の回転方向及び回転量を指示するに際して、複数の特徴点P1〜P4を抽出する例を挙げたが、このような複数の特徴点P1〜P4に基づいて、操作対象の移動方向及び移動量を指示することも当然に可能である。その際には、特徴点P1〜P4毎の移動方向及び移動量を求めて、それらの平均値を算出してもよいし、或いは、特徴点P1〜P4から形成される図形(図3(a)の場合には、長方形)の重心点X(不図示)を求めて、フレーム間における重心点Xの移動方向及び移動量を算出しても構わない。
【0044】
上記で説明したように、本発明に係る入力装置1、及び、これを用いた操作システムであれば、指先での操作に比べて、ユーザの意思反映度合いが強調されるため、ゲーム内におけるユーザの臨場感や体感性を高めることが可能となる。
【0045】
また、手や指にハンディキャップを持つユーザ、或いは、手先が器用でない子供やお年寄りにとっても、容易かつ直感的な操作を実現することが可能となる。例えば、寝たきりのユーザであっても、本発明に係る入力装置1を備えたヘッドギアをかぶり、表示装置3を見ながら、頭や首のわずかな動きだけで、操作対象の位置指定が可能となる。
【0046】
また、上記従来のマウスと異なり、入力装置1を机上(ないしは平面上)で操作する必要はないため、その操作環境の制約を緩和することが可能となる。
【0047】
なお、上記の実施形態では、入力装置1からの制御信号CTRLに基づいて、表示装置3に表示される操作対象の移動ないし回転を制御する構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、ホスト装置2は、制御信号CTRLに基づいて、その他の処理(例えば、スピーカ等を用いた移動方向や移動量の報知制御)を実行する構成としても構わない。
【0048】
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明は、ユーザ操作を受け付ける入力装置、及び、これを用いた操作システムの利便性を高める上で有用な技術である。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】は、本発明に係る操作システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】は、移動方向及び移動量の指示動作を説明するための図である。
【図3】は、回転方向及び回転量の指示動作を説明するための図である。
【符号の説明】
【0051】
1 入力装置
11 撮像部
12 画像処理部
13 制御信号生成部
14 操作処理部
15 操作部
2 ホスト装置(ゲーム機、パーソナルコンピュータなど)
3 表示装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
動画撮影を行い、所定のフレームレートで撮像データを逐次生成する撮像部と;
各フレームの撮像データから特徴点を抽出し、現フレームの撮像データから抽出される特徴点と、これよりも前のフレームの撮像データから抽出される特徴点とを比較することで、両フレーム間における前記特徴点の移動方向及び移動量を算出する画像処理部と;
前記特徴点の移動方向とは逆の移動方向を指示し、かつ、前記特徴点の移動量に応じた移動量を指示する制御信号を生成し、これをホスト装置に送出する制御信号生成部と;
を有して成ることを特徴とする入力装置。
【請求項2】
前記画像処理部は、フレーム毎に複数の特徴点を抽出し、各フレーム間で互いに対応する特徴点同士、或いは、複数の特徴点で形成される図形同士を比較することを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記画像処理部は、各フレーム間における前記特徴点の移動方向及び移動量に加えて、前記特徴点の回転方向及び回転量を算出するものであり、
前記制御信号生成部は、前記特徴点の回転方向とは逆の回転方向を指示し、かつ、前記特徴点の回転量に応じた回転量を指示する制御信号を生成し、これを前記ホスト装置に送出するものであることを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
【請求項4】
請求項1〜請求項3のいずれかに記載の入力装置と、前記入力装置から入力される前記制御信号に基づいて所定の処理を実行するホスト装置と、を有して成ることを特徴とする操作システム。
【請求項5】
前記ホスト装置は、前記制御信号によって指示される移動方向及び移動量、及び/または、回転方向及び回転量に基づいて、表示装置上の操作対象を移動及び/または回転させることを特徴とする請求項4に記載の操作システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−15666(P2009−15666A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−177910(P2007−177910)
【出願日】平成19年7月6日(2007.7.6)
【出願人】(000116024)ローム株式会社 (3,539)
【Fターム(参考)】