説明

内容物収納容器の操作部ロック機構ならびに、この操作部ロック機構を備えたポンプ式製品およびエアゾール式製品

【課題】利用者が、容器内容物の放出用操作ボタンなどの誤動作を阻止するためのロック用部材を紛失してしまう、のを防ぐことを目的とする。
【解決手段】周知の弁機構を備えたピストン(ステム)7と一体になっている操作ボタン1を押下げることにより、容器本体8の内容物がノズル部分1dから外部空間に放出される。操作ボタン1にはロック用部材4が螺子結合しており、このロック用部材を回動してその下端側の環状鍔部4bを容器本体8に固定されたカバー体9の上面部分に当接させると、操作ボタン1を押下げることができない操作阻止モード(b)に移行する。なお、ロック用部材4を操作阻止モードよりも手前(上方)の任意の位置で止めることにより、操作ボタン1の押下げ操作時の移動ストロークを調整できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプ式容器やエアゾール式容器などの内容物収納容器の操作部ロック機構に関する。
【0002】
特に内容物収納容器の操作部と螺子結合する操作阻止用部材を設け、この螺子結合部分の相対的な回動により操作阻止用部材が容器本体側の表面部分に当接するまで移動して操作部(および操作阻止用部材)を容器本体側にロックする、すなわち操作部の作動モードへの設定操作が行えないようにしたものである。
【0003】
なお、本明細書においては「回動」の語を、1回転以下の動きおよび1回転以上の動きの双方を含む意で用いている。
【背景技術】
【0004】
従来、内容物収納容器の操作部(押しボタンなど)がその作動モードへと不用意に移動することを阻止するための操作部ロック用部材や、当該阻止機能を備えた操作部用のキャップとしては、下記の文献で開示のものがある。
【0005】
この操作部ロック用部材は、押しボタンと一体になって上下動する筒状部の(静止モードのとき外部空間に露出している)外周面の当該押しボタンと容器本体側の表面部分との間にいわばぴったりと嵌め込まれることにより、当該押しボタンを押圧できないようにしたものである。内容物収納容器を使用可能にするときはこの操作部ロック用部材を上記筒状部から取り外せばよい。
【0006】
また、上記設定機能を備えた操作部用のキャップは、押しボタンの放出口側に取り付けられて当該放出口をカバーするものであって、この取付け状態のときに容器本体側の肩カバーに係止される片部を新たに設けることにより、当該押しボタンを押圧できないようにする機能が付加されている。なお、内容物収納容器の使用時にキャップが押しボタンから取り外されるのは勿論である。
【特許文献1】実開平7−548号公報
【特許文献2】特開平8−113278号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
以上の操作部ロック機構はいずれも、その(操作部ロック機能を備えた)操作部ロック用部材やキャップが押しボタン(操作部)から独立した構成要素のものであり、これらのロック用部材は内容物の放出操作に先立って押しボタンから取り外されてしまう。
【0008】
そのため、これらのロック用部材を紛失する可能性があり、仮に紛失した場合には操作部ロック機構の動作が担保されないことになり、この点で当該ロック機構は改善の余地を残していた。
【0009】
そこで本発明では、操作部とその操作阻止用部材(ロック用部材)とを螺子結合する態様で設け、この螺子結合部分の回動により操作阻止用部材を容器本体側の表面部分に当接するまで移動させて、操作部を操作阻止用部材と螺子結合したままで容器本体側にロックし、このロック状態を解除する際はこの螺子結合部分をロック操作のときとは逆方向に回動するようにして、操作阻止用部材を紛失するおそれがなく、より高い利便性を期待できる操作部ロック機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)ポンプ式容器やエアゾール式容器などの容器本体(例えば後述の容器本体8)の内容物に対する操作部(例えば後述の操作ボタン1,2,3)が作動モードに移行しないようにするための操作阻止用部材(例えば後述のロック用部材4,5,6)を備えた操作部ロック機構において、
前記操作阻止用部材は、前記操作部と螺子結合する螺子部分(例えば後述の操作ボタン1,2,3の谷部1c,2c,山部3cおよびロック用部材4,5,6の山部4a,5a,谷部6a)および容器本体側の表面部分(例えば後述のカバー体9の上面部分9a)と当接可能なストッパ部分(例えば後述の環状鍔部4b,5b,6b)を有し、
螺子結合した状態での前記操作部および前記操作阻止用部材の相対的な回動に基づき、当該操作阻止用部材はその前記ストッパ部分が前記表面部分に当接するまで移動して、当該操作部と当該操作阻止用部材とが当該表面部分に受け止められた状態に設定できる、
ように構成する。
(2)上記(1)において、
前記操作部は、環状の垂下部(例えば後述の環状の外側垂下部1b,2bや環状の内側垂下部3a)を備えた押下げタイプのものとし、
前記操作阻止用部材は、前記垂下部の周面部分と螺子結合し、前記ストッパ部分としての環状鍔部(例えば後述の環状鍔部4b,5b,6b)を下端側に形成したものとする。
【0011】
本発明は、以上の特徴を持つ操作部ロック機構を対象とするとともに、この操作部ロック機構を備えたポンプ式製品やエアゾール式製品も対象にしている。
【発明の効果】
【0012】
本発明はこのように、ポンプ式製品やエアゾール式製品の操作部ロック機構を、操作部(例えば環状の垂下部を備えた押下げタイプのもの)と螺子結合したまま、操作部のロック状態(操作阻止状態)と操作可能状態との間を移動できる操作阻止用部材(例えば当該垂下部の周面部分と螺子結合し、容器本体側とのストッパ部分として環状鍔部を下端側に形成したもの)により構成し内容物の放出操作のときにも操作阻止用部材は操作部と一体化されているので、操作阻止用部材の紛失を防止し、当該製品の操作部ロック機構の使用環境の継続化を確実に図ることができる。
【0013】
また、後述のように操作阻止用部材を、操作部の操作可能状態からロック状態に至るまでの途中の任意の位置(=非ロック状態)に設定可能となっているので、操作部が通常の静止モードから作動モードへ移動するときのストロークを調整することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1〜図3を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
【0015】
なお、上述したように、本発明はポンプ式製品およびエアゾール式製品の双方を対象としているが、以下に用いる各図では便宜的にポンプ容器の場合を前提とする。
【0016】
図1は操作阻止用部材であるロック用部材を操作ボタンの外側環状垂下部の内周面に螺子結合させたタイプの操作部ロック機構を示し、図2はロック用部材を操作ボタンの外側環状垂下部の外周面に螺子結合させたタイプの操作部ロック機構を示し、図3はロック用部材を操作ボタンの内側環状垂下部の外周面に螺子結合させたタイプの操作部ロック機構を示している。
【0017】
また、各図の(a)はロック用部材を作動させていない通常の操作可能モードを示し、(b)はロック用部材を作動させた操作阻止モードを示している。
【0018】
なお、以下のアルファベット付き参照番号が示す構成要素(例えば内側垂下部1a)はアルファベットなしの参照番号の構成要素(例えば操作ボタン1)の一部であることを示している。
【0019】
これらの図において、
1は押下げタイプの操作ボタン(その1:図1参照),
1aは後述のピストン7と強く嵌合した環状の内側垂下部,
1bは後述のロック用部材4と螺子結合した環状の外側垂下部,
1cは外側垂下部1bの内周面に形成された螺子結合用の螺旋状の谷部,
1dは内容物放出用のノズル部分,
2は押下げタイプの操作ボタン(その2:図2参照),
2aは後述のピストン7と強く嵌合した環状の内側垂下部,
2bは後述のロック用部材5と螺子結合した環状の外側垂下部,
2cは外側垂下部2bの外周面に形成された螺子結合用の螺旋状の谷部,
2dは内容物放出用のノズル部分,
3は押下げタイプの操作ボタン(その3:図3参照),
3aは後述のピストン7と強く嵌合し、かつ後述のロック用部材6と螺子結合した環状の内側垂下部,
3bは環状の外側垂下部,
3cは内側垂下部3aの外周面に形成された螺子結合用の螺旋状の山部,
3dは内容物放出用のノズル部分,
4は操作ボタン1と螺子結合した筒状のロック用部材,
4aは谷部1cに対応する態様で外周面に形成された螺旋状の山部,
4bは後述のカバー体9と当接可能な態様で外向きに形成された環状鍔部,
5は操作ボタン2と螺子結合した筒状のロック用部材,
5aは谷部2cに対応する態様で内周面に形成された螺旋状の山部,
5bは後述のカバー体9と当接可能な態様で内向きに形成された環状鍔部,
6は操作ボタン3と螺子結合した筒状のロック用部材,
6aは山部3cに対応する態様で内周面に形成された螺旋状の谷部,
6bは後述のカバー体9と当接可能な態様で外向きに形成された環状鍔部,
7は各操作ボタンの内側垂下部1a,2a,3aと強く嵌合して当該操作ボタンと連動し、内容物通過域としての内部空間を備えたピストン(ステム),
8は後述の各種内容物を収納した容器本体,
9は容器本体8の開口部に取り付けられて自らの中央開口部分をピストン7が上下方向に移動するカバー体,
9aは操作阻止モードにおける環状鍔部4b,5b,6bが当接する環状の上面部分,
をそれぞれ示している。
【0020】
ここで、操作ボタン1〜3およびロック用部材4〜6以外の構成要素はいずれも汎用されているものであり、ピストン7やハウジング(図示省略)の部分などに周知のポンプ機構やバルブ機構が設けられている。
【0021】
なお、操作ボタン1〜3,ロック用部材4〜6,ピストン7,容器本体8およびカバー体の材質は、ナイロン,ポリアセタール,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテレフタレート,NBR,ネオプレン,ブチルゴムなどである。
【0022】
操作ボタン1〜3は、それぞれの谷部1c,2c,山部3cがロック用部材4〜6の山部4a,5a,谷部6aと螺子結合している。
【0023】
図1〜図3の各(a)の操作可能モードにおいては、図示のようにロック用部材4〜6が操作ボタン1〜3に対し上動した位置にある。
【0024】
すなわち操作ボタン1〜3がまだ押下げられていない、いわゆる通常の静止モードでは、ロック用部材4〜6の各環状鍔部4b,5b,6bがカバー体9の上面部分9aから離れた位置にあり、利用者は、当該操作ボタンを押下げてポンプ式製品・エアゾール式製品の通常の作動モードに移行させることができる。
【0025】
一方、図1〜図3の各(b)の操作不能モードにおいては、図示のようにロック用部材4〜6を操作ボタン1〜3に対し下動させてそれぞれの環状鍔部4b,5b,6bの底面部分がカバー体9の上面部分に当接した状態になっている。
【0026】
そのため、操作ボタン1〜3およびこれと螺子結合しているロック用部材4〜6の一体物がカバー体9にロックされ、当該操作ボタンを押下げることは出来ない。
【0027】
このロック作用により、操作ボタン1〜3が不用意に押下げられて容器の内容物がピストン7やノズル部分1d,2d,3dなどを経て外部空間に放出されるという、誤動作を防止することができる。
【0028】
この誤動作防止機能を使用する状況としては、ポンプ式製品・エアゾール式製品を例えば出荷・運送するとき,店頭に陳列するとき,家庭などで子供が間違って使うのを避けたいときなどの各種のケースがある。
【0029】
図1〜図3の各操作部ロック機構の違いは、
(1)図1の場合、操作ボタン1の外側垂下部1bの内周面とロック用部材4の外周面とが螺子結合し、ロック用部材4の環状鍔部4bは外向きに形成され、
(2)図2の場合、操作ボタン2の外側垂下部2bの外周面とロック用部材5の内周面とが螺子結合し、ロック用部材5の環状鍔部5bは内向きに形成され、
(3)図3の場合、操作ボタン3の内側垂下部3aの外周面とロック用部材6の内周面とが螺子結合し、ロック用部材6の環状鍔部6bは外向きに形成されている、
ことである。
【0030】
いずれも各操作ボタン1〜3のロック機構としての作用は同じである。外観を比べると、図3のロック機構は、操作阻止モード(b)においてもその螺子部分が利用者側から一切みえない態様になっている。
【0031】
なお、以上のロック機構においてはロック用部材4〜6を、押しボタン1〜3に対し、それぞれの操作可能モードと操作阻止モードとの間の任意の位置まで移動させてそこに設定する、といった使い方もできる。すなわち押しボタン1〜3の静止モードから作動モードへの移動ストロークを任意に調整することが可能である。
【0032】
本発明は、以上述べた押しボタンタイプの操作部に限定されるのではなく、チルトタイプやレバータイプなどの各種操作部にも適用可能である。
【0033】
容器内容物の対象としては、液状,発泡性(泡状),ペースト状,ジェル状,粉状などの各種性状のものがある。
【0034】
本発明が適用されるエアゾール式製品やポンプ式製品としては、洗浄剤,清掃剤,制汗剤,冷却剤,筋肉消炎剤,ヘアスタイリング剤,ヘアトリートメント剤,染毛剤,育毛剤,化粧品,シェービングフォーム,食品,液滴状のもの(ビタミンなど),医薬品,医薬部外品,塗料,園芸用剤,忌避剤(殺虫剤),クリーナー,消臭剤,洗濯のり,ウレタンフォーム,消火器,接着剤,潤滑剤などの各種用途のものがある。
【0035】
容器本体に収納する内容物は、例えば、粉状物,油成分,アルコール類,界面活性剤,高分子化合物,各用途に応じた有効成分などである。
【0036】
粉状物としては、金属塩類粉末,無機物粉末や樹脂粉末などを用いる。例えば、タルク,カオリン,アルミニウムヒドロキシクロライド(アルミ塩),アルギン酸カルシウム,金粉,銀粉,雲母,炭酸塩,硫酸バリウム,セルロース,これらの混合物などを用いる。
【0037】
油成分としては、シリコーン油,パーム油,ユーカリ油,ツバキ油,オリーブ油,ホホバ油,パラフィン油,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,リノール酸,リノレン酸などを用いる。
【0038】
アルコール類としては、エタノールなどの1価の低級アルコール,ラウリルアルコールなどの1価の高級アルコール,エチレングリコールなどの多価アルコールなどを用いる。
【0039】
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンオレイルエーテルなどの非イオン性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの両性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤などを用いる。
【0040】
高分子化合物としては、メチルセルロース,ゼラチン,デンプン,カゼインなどを用いる。
【0041】
各用途に応じた有効成分としては、サリチル酸メチル,インドメタシンなどの消炎鎮痛剤、安息香酸ナトリウム,クレゾールなどの除菌剤、ヒレスロイド,ジエチルトルアミドなどの害虫忌避剤、酸化亜鉛などの制汗剤、カンフル,メントールなどの清涼剤、エフェドリン,アドレナリンなどの抗喘息薬、スクラロース,アスパルテームなどの甘味料、エポキシ樹脂,ウレタンなどの接着剤や塗料、パラフェニレンジアミン,アミノフェノールなどの染料,リン酸二水素アンモニウム,炭酸水素ナトリウム・カリウムなどの消火剤などを用いる。
【0042】
さらに、上記内容物以外の、懸濁剤,紫外線吸収剤,乳化剤,保湿剤,酸化防止剤、金属イオン封鎖剤なども用いることができる。
【0043】
エアゾール式製品における内容物放出用ガスとしては、炭酸ガス,窒素ガス,圧縮空気,酸素ガス,希ガス,これらの混合ガスなどの圧縮ガスや、液化石油ガス,ジメチルエーテル,フロロカーボンなどの液化ガスを用いる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の、操作阻止用部材であるロック用部材を操作ボタンの外側環状垂下部の内周面に螺子結合させたタイプの操作部ロック機構を示す説明図である。(a)はロック用部材を作動させていない通常の操作可能モードを示し、(b)はロック用部材を作動させた操作阻止モードを示している。
【図2】本発明の、ロック用部材を操作ボタンの外側環状垂下部の外周面に螺子結合させたタイプの操作部ロック機構を示す説明図である。(a)は通常の操作可能モードを示し、(b)は操作阻止モードを示している。
【図3】本発明の、ロック用部材を操作ボタンの内側環状垂下部の外周面に螺子結合させたタイプの操作部ロック機構を示している。(a)は通常の操作可能モードを示し、(b)は操作阻止モードを示している。
【符号の説明】
【0045】
1:押下げタイプの操作ボタン(その1:図1参照)
1a:環状の内側垂下部
1b:外側垂下部
1c:螺子結合用の螺旋状の谷部
1d:ノズル部分
2:押下げタイプの操作ボタン(その2:図2参照)
2a:環状の内側垂下部
2b:環状の外側垂下部
2c:螺子結合用の螺旋状の谷部
2d:ノズル部分
3:押下げタイプの操作ボタン(その3:図3参照)
3a:環状の内側垂下部
3b:環状の外側垂下部
3c:螺子結合用の螺旋状の山部
3d:ノズル部分
4:操作ボタン1と螺子結合した筒状のロック用部材
4a:谷部1cに対応する螺旋状の山部
4b:環状鍔部
5:操作ボタン2と螺子結合した筒状のロック用部材
5a:谷部2cに対応する螺旋状の山部
5b:環状鍔部
6:操作ボタン3と螺子結合した筒状のロック用部材
6a:山部3cに対応する螺旋状の谷部
6b:環状鍔部
7:ピストン(ステム)
8:容器本体
9:カバー体
9a:環状の上面部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポンプ式容器やエアゾール式容器などの容器本体の内容物に対する操作部が作動モードに移行しないようにするための操作阻止用部材を備えた操作部ロック機構において、
前記操作阻止用部材は、前記操作部と螺子結合する螺子部分および容器本体側の表面部分と当接可能なストッパ部分を有し、
螺子結合した状態での前記操作部および前記操作阻止用部材の相対的な回動に基づき、当該操作阻止用部材はその前記ストッパ部分が前記表面部分に当接するまで移動して、当該操作部と当該操作阻止用部材とが当該表面部分に受け止められた状態に設定できる、
ことを特徴とする内容物収納容器の操作部ロック機構。
【請求項2】
前記操作部は、環状の垂下部を備えた押下げタイプのものであり、
前記操作阻止用部材は、前記垂下部の周面部分と螺子結合し、前記ストッパ部分としての環状鍔部を下端側に形成したものである、
ことを特徴とする請求項1記載の内容物収納容器の操作部ロック機構。
【請求項3】
請求項1または請求項2記載の放出口開閉機構を備え、かつ、内容物を収容した、
ことを特徴とするポンプ式製品。
【請求項4】
請求項1または請求項2記載の放出口開閉機構を備え、かつ、噴射用ガスおよび内容物を収容した、
ことを特徴とするエアゾール式製品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−217039(P2007−217039A)
【公開日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−41247(P2006−41247)
【出願日】平成18年2月17日(2006.2.17)
【出願人】(000144463)株式会社三谷バルブ (142)
【Fターム(参考)】