説明

内面溝付管の加工方法

【課題】金属管に容易にねじりを加えることができ、内面溝のリード角を大きくできる内面溝付管の加工方法を提供する。
【解決手段】金属管コイル18から引き出される金属管1内に、フローティングプラグ2と、フローティングプラグ2と連結棒3を介して接続された溝付きプラグ4とを配し、金属管1を引抜きダイス9を通すことでフローティングプラグ2を引抜きダイス9に留め、溝付きプラグ4の位置で金属管1を溝付きプラグ4上に圧迫して金属管1の内面に複数の溝8を形成する内面溝付管の加工方法において、金属管コイル18から金属管1を軸方向に引き出すと共に、金属管1が溝付きプラグ4の回転方向と同じ方向に回転するように金属管コイル18を軸廻りに回転させるものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内面に螺旋状の溝が形成された内面溝付管の加工方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
空気調和機や冷凍機などの熱交換器には、管内に相変化する冷媒を流動させ、管外流体と熱交換させることにより冷媒の蒸発あるいは凝縮を生じさせる伝熱管が用いられている。この伝熱管として、例えばルームエアコンなどの熱交換器には、管内での冷媒の蒸発や凝縮による熱伝導を促進するために、内面に螺旋状の連続した溝を設けた内面溝付管が使われている。
【0003】
このような内面溝付管は、たとえば、特許文献1〜3の記述にあるように金属管内に溝付きプラグ4を入れ、その外周面を押圧することで金属管内面に多数の螺旋状の溝を形成している。
【0004】
図3に示すように、従来の基本加工で用いる溝付きプラグ4は、外周に螺旋状の溝5を有し、フローティングプラグ2に連結棒3を介して回転自在に接続される。溝付きプラグ4は、金属管1内に配置される。フローティングプラグ2は、金属管1を引き抜くことで、引抜きダイス9の位置で止まり、それにより、溝付きプラグ4も引き抜き方向での位置が固定される。溝付きプラグ4の位置での金属管1の外周面を押圧手段6、例えばボール33もしくはロール(図示せず)が金属管1の周りを公転することで、金属管1の内面に溝付きプラグ4の溝5に応じたフィンが形成される。その後、金属管1が所定の外径に仕上げる仕上用引抜きダイス7を通過することで、内面に溝8が形成された内面溝付管が製造される。
【0005】
内面溝付管の管内に冷媒を流し、その冷媒が液体から気体になる蒸発や、気体から液体になる凝縮のときの管内から管外(または管外から管内)への熱伝達性能は、溝8が管軸となすリード角により異なる。リード角が30°以上と大きくなると凝縮の場合の熱伝達性能が向上することが判明している。しかし、従来の加工方法では、リード角を大きくすることは、溝付きプラグ4の溝5とプラグ軸方向とのなす角度が大きくなり、金属管1を引き抜く荷重が増加し、断管に至るなどの加工上の問題があり、高リード角の内面溝付管の生産性を阻害していた。
【0006】
リード角の大きな内面溝付管の加工方法としては、特許文献4〜8などの提案がある。これらには、加工に供する金属管1に回転(ねじれ)を加えながら内面溝付管を製造する方法もある。
【0007】
特許文献5、6に記載の金属管1にねじれを与える方法では、図3に示す基本加工を行うとき、フローティングプラグ2を引き留める引抜きダイス9を回転させる。これにより、金属管1がフローティングプラグ2と引抜きダイス9とに挟まれた状態で回転し、引き抜きダイス9、押圧手段6間の金属管1にねじりが加えられ、金属管1が連続的にねじりを受けながら内面加工されることとなる。これにより、金属管1にねじりを加えない場合に比べ、リード角の大きな加工が可能となった。しかしながら、この方法では、引抜きダイス9の回転により、金属管1の表面が円周方向で擦られ、引き抜きにより生じた軸方向の微小なキズ、かぶりなどの影響で、微細な銅粉の発生や、金属管1の表面品質の低下などの問題があった。
【0008】
一方、特許文献7、8に記載の方法は、金属管1を直接回転させて金属管1にねじりを与えるものである。
【0009】
この方法の例を図5に示す。内面溝付管の基本的な加工は前述と同様である。フローティングプラグ2を引き留める引抜きダイス9には、ダイス回転のためのプーリ15がパイプ12、ダイス接着部13を介して接続されている。プーリ15は、ベルト14を介して接続される図示しない回転駆動装置から動力を受けて回転する構造となっている。プーリ15の回転にともない、引抜きダイス9が回転する。金属管1は、フローティングプラグ2と引抜きダイス9に挟まれており、引抜きダイス9が回転することで、金属管1にねじれが加わり、その結果、溝リード角が増加する。図中、10はダイス受け、11はスラストベアリングである。
【0010】
また、図6に示すように、金属管1が巻かれた金属管コイル16を回転させて金属管1を回転させるものもある。加工機17は、図5と同一構造である。金属管コイル16は、金属管1を接線方向に引き出すと共に、金属管1と平行な軸廻りに回転する構造となっている。
【0011】
【特許文献1】特開平5−007920号公報
【特許文献2】特開平5−329529号公報
【特許文献3】特開平6−015345号公報
【特許文献4】特開2003−062609号公報
【特許文献5】特開2003−225704号公報
【特許文献6】特開2004−025230号公報
【特許文献7】特開2003−130569号公報
【特許文献8】特開2003−088913号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
このように、金属管1に回転(ねじれ)を付加する方法としては、引抜きダイス9を回転させる方法と、金属管コイル16を回転させる方法とがあったが、引抜きダイス9を回転させる方法は、引抜きダイス9で金属管1の表面を円周方向に擦ることになり、引き抜きにより生じた微小な軸方向のキズなどと直交することになる。そのため、銅粉の発生が多くなり、表面かぶりの発生など表面品質の低下を招く問題があった。
【0013】
また、金属管コイル16を回転させる方法は、金属管1に直接回転が付加できるが、数百kgもある金属管コイル16を持ち上げ、回転させるには大型装置が必要で設備費が高くなるという課題があった。またさらに作業安全上の課題もあった。
【0014】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、金属管に容易にねじりを加えることができ、内面溝のリード角を大きくできる内面溝付管の加工方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記課題を解決するために本発明は、金属管コイルから引き出される金属管内に、フローティングプラグと、該フローティングプラグと連結棒を介して接続された溝付きプラグとを配し、前記金属管を引抜きダイスを通すことで前記フローティングプラグを引抜きダイス部に留め、前記溝付きプラグの位置でそこを通過する金属管を押圧手段により溝付きプラグ上に圧迫することにより前記金属管の内面に複数の溝を形成する内面溝付管の加工方法において、金属管コイルから金属管を軸方向に引き出すと共に、金属管が前記溝付きプラグの回転方向と同じ方向に回転するように金属管コイルを軸廻りに回転させるものである。
【0016】
前記金属管コイルが、金属管を整列巻きにして形成されると共に鉛直軸廻り回転する回転台上に載置され、この回転台上には、金属管コイルを内周側から保持する金属管保持ロールが設けられると共に、金属管コイルから引き出される金属管をガイドする引出部ガイドが設けられるとよい。
【0017】
また、前記金属管コイルが、金属管を非整列巻きにすると共に容器内に格納して形成され、かつ、軸を鉛直方向に向けて配置されてもよい。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、金属管に容易にねじりを加えることができ、溝付きプラグの溝のリード角を変えることなく、溝のリード角が大きな内面溝付管を製造できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明の好適実施の形態を添付図面を用いて説明する。
【0020】
図1は、内面溝付管を製造する加工装置の概略説明図であり、図2は図1に示す金属管引出部の拡大斜視断面図である。なお、図1の金属管引出部については、金属管の状態を図示するために簡略化して図示する。
【0021】
図1に示すように、内面溝付管の加工装置22は、金属管コイル18を巻き軸廻りに回転させる金属管引出部25と、金属管コイル18から引き出される金属管1を案内するガイドローラ30、31と、金属管1の内面に螺旋溝8を形成すると共に金属管1を所定の外形に仕上げる加工機24とを備えて構成される。
【0022】
図2に示すように、金属管引出部25は、鉛直軸廻り回転自在に設けられ金属管コイル18を同軸上に載置する回転台23と、回転台23上に設けられ金属管コイル18を内周側から保持する金属管保持ロール26と、金属管コイル18から引き出される金属管1を金属管コイル18の軸方向に向けるように案内する引出部ガイド27とを備えて構成される。金属管コイル18は、金属管1を外径2m、内径450mmに整列巻きして形成される。回転台23は、加工機24から水平距離で約5m離れた位置に配置されている。金属管保持ロール26は、回転軸に沿って上方に延びる棒状に形成されており、金属管コイル18の内径とほぼ同じ外径に形成されている。引出部ガイド27は、金属管保持ロール26の上端に設けられ円錐状に形成される内周側ガイド28と、回転台23上に設けられ金属管コイル18の外周を囲む筒状に形成されると共に上端が円錐状に形成される外周側ガイド29とからなる。外周側ガイド29の上端には、金属管1を通すための挿通口36が形成される。
【0023】
図1に示すように、ガイドローラ30、31は、金属管コイル18の上方約2mの位置と、加工機24の入り側とに配設される。金属管コイル18の上方に配設される第1ガイドローラ30は、金属管コイル18から引き出される金属管1を金属管コイル18と同軸上となるように案内する。また、加工機24の入り側に配設される第2ガイドローラ31は、第1ガイドローラ30からの金属管1を後述する引抜きダイス9の引き抜き孔32と同軸上となるように案内する。
【0024】
図3に示すように、加工機24は、金属管コイル18から引き出された金属管1を挿通させる引抜きダイス9と、金属管1内に挿入され引抜きダイス9の位置で留められるフローティングプラグ2と、フローティングプラグ2に連結棒3を介して回転自在に接続され引抜きダイス9の下流側の金属管1内に位置される溝付きプラグ4と、溝付きプラグ4の位置でそこを通過する金属管1を溝付きプラグ4上に圧迫する押圧手段6と、押圧手段6の下流側に配設され内面に溝8を形成された金属管1を挿通させて金属管1を所定の外径に仕上げる仕上用引抜きダイス7とを備えて構成される。引抜きダイス9は、金属管1より小径の引き抜き孔32を有し、挿通される金属管1を縮径するようになっている。フローティングプラグ2は、引抜きダイス9の引き抜き孔32より大径に形成されており、引き抜き孔32を通過しないようになっている。溝付きプラグ4は、断面円形の棒状に形成されると共に外周に螺旋状の溝5を有する。図3では、このとき溝付きプラグ4は金属管1の進行方向に向かって右回転となる。押圧手段6は、金属管1の周りを公転する複数のボール33からなり、公転しながら金属管1の外周に押し付けられることで金属管1の内周面34を全周に亘って溝付きプラグ4に押し付けるようになっている。仕上用引抜きダイス7は、押圧手段6で縮径された金属管1よりも小径の引き抜き孔35を有し、引き抜き孔35を挿通した金属管1を所定の外径に仕上げるようになっている。
【0025】
次に、加工装置22を用いて内面溝付管を加工する方法について述べる。
【0026】
内面溝付管を加工する場合、図2に示すように、金属管引出部25の金属管コイル18から金属管1を軸方向に引き出すと共に、金属管1が後述する溝付きプラグ4の回転方向と同じ方向に回転するように回転台23を回転させる。具体的には、回転台23を金属管1の流れ方向上流側から視て右回りに回転させる。このとき、金属管1の引き出し速度を5m/minとし、これに対する金属管コイル18の回転速度を約60rpmとする。
【0027】
図1及び図2に示すように、金属管コイル18から引き出された金属管1は、内周側ガイド28と外周側ガイド29の間をこれらガイド28、29に案内されて金属管コイル18の軸上に送られ、金属管コイル18と同方向に回転しながら第1ガイドローラ30、第2ガイドローラ31を経て加工機24に至る。
【0028】
図3に示すように、金属管1は、引抜きダイス9を通過して縮径されたのち、押圧手段6で溝付きプラグ4に押し付けられる。このとき、金属管1内に配されたフローティングプラグ2は、引抜きダイス9の引き抜き孔32より大径に形成されているため、引抜きダイス9の上流側に留められ、溝付きプラグ4は押圧手段6の位置に留まる。溝付きプラグ4は、押圧手段6により圧迫された金属管1の内周面34に螺旋状の溝8を複数刻みつつこれらの溝8から回転方向の力を受けて金属管1と同方向に回転させられる。
【0029】
この後、内周面34に溝8を付けられた金属管1は、仕上用引抜きダイス7を通過することで所定の外形の内面溝付管となる。このとき、金属管1は軸方向に伸びると共に内面に形成された溝8を画定するフィンの影響で、リード角が小さくなる方向にねじれ(より戻りと称する)を生じるが、金属管1は溝付きプラグ4の回転と同じ方向に強制的に回転されているため、金属管1のより戻りを拘束する作用が生じ、リード角の減少を抑えることができる。
【0030】
この加工方法で製造した内面溝付管のリード角を調べたところ、金属管コイル18を回転させない場合と比べてリード角度を約4°大きくすることができた。金属管コイル18の回転により、金属管1が回転を受け、溝リード角が大きくなったと考える。
【0031】
このように、金属管コイル18から引き出される金属管1内に、フローティングプラグ2と、フローティングプラグ2と連結棒3を介して接続された溝付きプラグ4とを配し、金属管1を引抜きダイス9を通すことでフローティングプラグ2を引抜きダイス9に留め、溝付きプラグ4の位置でそこを通過する金属管1を押圧手段6により溝付きプラグ4上に圧迫することにより金属管1の内面に複数の溝8を形成する内面溝付管の加工方法において、金属管コイル18から金属管1を軸方向に引き出すと共に、金属管1が溝付きプラグ4の回転方向と同じ方向に回転するように金属管コイル18を軸廻りに回転させるものとしたため、容易に金属管1にねじりを加えることが出来る。その結果、溝付きプラグ4の溝5のリード角(軸線と溝5のなす角度)を変えることなく、溝8のリード角が大きな内面溝付管を製造できる。溝付きプラグ4のリード角が大きくなれば、金属管1の引き抜きに対しての抗力が大きくなり、引き抜き力の増加となり、加工性が低下することになるが、溝付きプラグ4の溝5のリード角を変えずに金属管1の溝8のリード角を大きくできることから、加工性の低下を招きにくいという効果がある。
【0032】
また、伝熱性能の高い溝8のリード角の大きな内面溝付管の製造を容易にすることは、高性能なエアコンの製造に寄与し、エネルギーの消費を抑え地球環境を守る上からも効果がある。
【0033】
また、金属管コイル18が、金属管1を整列巻きにして形成されると共に鉛直軸廻り回転する回転台23上に載置され、この回転台23上には、金属管コイル18を内周側から保持する金属管保持ロール26が設けられると共に、金属管コイル18から引き出される金属管1をガイドする引出部ガイド27が設けられるものとしたため、金属管コイル18の回転軸上を金属管1が通過することになり、回転による金属管1の折れ、などの発生を軽微にできる。
【0034】
なお、溝付きプラグ4の螺旋状の溝5は、金属管1の流れ方向上流側から下流側に向かうにつれて左回りに捻れるように形成され溝付きプラグ4は金属管1の進行方向に向かって右回転するものとしたが、逆に右回りに捻れ溝付きプラグ4が左回転となるように形成してもよい。この場合、金属管コイル18の回転方向も逆(上流側から視て左回り)にするとよい。
【0035】
また、金属管1の引き出し速度と金属管コイル18の回転速度は上述の数値に限るものではなく、金属管1の引き出し速度と金属管コイル18の回転速度の比が上述した数値の比と同じであればよい。
【0036】
またさらに、金属管コイル18は、整列巻きに限るものではなく、非整列巻きであってもよい。図4は、金属管1を非整列巻きして金属管コイル40を形成した金属管引出部41を示すものである。金属管引出部41以外の構成は上述と同様である。
【0037】
図4に示すように、金属管引出部41は、鉛直軸廻り回転自在に設けられ金属管コイル40を同軸上に載置する回転台23と、回転台23上に設けられ金属管1を格納するためのバスケット状の容器42とを備えて構成される。容器42は、回転台23の回転軸と同軸上に筒状に形成される。また、容器42内には、金属管1を案内するためのガイド43が形成される。ガイド43は、上側を窄める円錐状に形成され、容器42内の金属管1を回転軸上に案内するようになっている。
【0038】
このように、金属管コイル40が、金属管1を非整列巻きにすると共に容器42内に格納して形成され、かつ、軸を鉛直方向に向けて配置されるものとしても、上述の実施の形態と同様に容易に金属管1にねじりを加えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の好適実施の形態を示す内面溝付管の加工方法で用いる装置の概略図である。
【図2】金属管引出部の概略拡大斜視図である。
【図3】加工機の概略側断面図である。
【図4】他の実施の形態を示す金属管引出部の概略拡大斜視図である。
【図5】従来の加工機の概略図である。
【図6】従来の内面溝付管の加工方法で用いる装置の概略説明図である。
【符号の説明】
【0040】
1 金属管
2 フローティングプラグ
3 連結棒
4 溝付きプラグ
6 押圧手段
8 溝
9 引抜きダイス
18 金属管コイル
23 回転台
26 金属管保持ロール
27 引出部ガイド
40 金属管コイル
42 容器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属管コイルから引き出される金属管内に、フローティングプラグと、該フローティングプラグと連結棒を介して接続された溝付きプラグとを配し、前記金属管を引抜きダイスを通すことで前記フローティングプラグを引抜きダイス部に留め、前記溝付きプラグの位置でそこを通過する金属管を押圧手段により溝付きプラグ上に圧迫することにより前記金属管の内面に複数の溝を形成する内面溝付管の加工方法において、金属管コイルから金属管を軸方向に引き出すと共に、金属管が前記溝付きプラグの回転方向と同じ方向に回転するように金属管コイルを軸廻りに回転させることを特徴とする内面溝付管の加工方法。
【請求項2】
前記金属管コイルが、金属管を整列巻きにして形成されると共に鉛直軸廻り回転する回転台上に載置され、この回転台上には、金属管コイルを内周側から保持する金属管保持ロールが設けられると共に、金属管コイルから引き出される金属管をガイドする引出部ガイドが設けられる請求項1記載の内面溝付管の加工方法。
【請求項3】
前記金属管コイルが、金属管を非整列巻きにすると共に容器内に格納して形成され、かつ、軸を鉛直方向に向けて配置される請求項1記載の内面溝付管の加工方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−208139(P2009−208139A)
【公開日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−56097(P2008−56097)
【出願日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願人】(000005120)日立電線株式会社 (3,358)
【Fターム(参考)】