説明

加圧された蝋質固体清浄組成物、及びそれらの製造方法

本発明は、固体清浄組成物の製造方法に関する。上記方法は、蝋質清浄組成物の流動性蝋質粒子を加圧及び/又は振動することを含むことができる。蝋質清浄組成物において、流動性蝋質粒子を加圧及び/又は振動することにより、上記固体の形状及び密度が決定されるが、固体を形成することは要求されない。上記方法は、加圧及び/又は振動のためのコンクリートブロック装置を用いることができる。本発明はまた、上記方法により製造された固体清浄組成物、及び結合剤により共に結合された粒子を含む固体清浄組成物に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
安定な固体清浄組成物の製造方法であって、
固化剤、並びにアルカリ源、酸性化剤、安定化された微生物又は酵素組成物、界面活性剤、金属イオン封鎖剤、及びそれらの混合物から成る群から選択される材料を含む流動性蝋質粒子を準備する工程、
前記流動性蝋質粒子をドロア内に置く工程、
前記流動性蝋質粒子を、前記ドロア内で振動させる工程、
前記流動性蝋質粒子を、前記ドロアから型に移動する工程、
前記安定な固体清浄組成物を製造するために、前記流動性蝋質粒子を前記型内で穏やかに加圧し、前記安定な固体清浄組成物を製造するために、前記流動性蝋質粒子を振動し、又はそれらの組み合わせを行う工程、
前記型から前記固体清浄組成物を取り出す工程、
を含む製造方法。
【請求項2】
前記流動性蝋質粒子をドロア内に置く工程が、ホッパーから、前記ドロア内に前記流動性蝋質粒子を流動させることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記流動性蝋質粒子を、前記ドロア内で振動させる工程が、前記流動性蝋質粒子を前記ドロア内に流動させながら振動させることを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記流動性蝋質粒子を、前記ドロアから型に移動する工程が、
前記型の上に配置されたドロアを準備すること、前記ドロアは、前記ドロアの内部及び前記型の間に配置されたパネルを含む、
前記パネルを、前記ドロアの内部及び前記型の間ではない位置に、側面に沿って移動させ、それにより前記流動性蝋質粒子が、前記型内に落下すること、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記型が、複数の空洞を含み、各空洞が、固体清浄組成物を製造するように構成されている、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
加圧すること及び振動することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記型から前記固体清浄組成物を取り出す工程が、前記型の底部を形成するパレットの上に残る前記組成物と共に、前記型を上昇させることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記パレットを、前記ドロア及び型から水平に動かすことをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記ドロア及び型が、コンクリートブロック装置の構成要素であり、そして
前記コンクリートブロック装置が、
前記流動性蝋質粒子を前記ドロア内で振動させ、
前記流動性蝋質粒子を、前記ドロアから型に移動させ、
前記固体清浄組成物を製造するために、前記型内で前記流動性蝋質粒子を穏やかに加圧すること、前記固体清浄組成物を製造するために、前記流動性蝋質粒子を振動すること、又はその組み合わせを行い、そして
前記固体清浄組成物を、前記型から取り出す、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
流動性蝋質粒子を含む前記ドロアを、約200〜約6,000rpmで、約1〜約10秒間振動することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
流動性蝋質粒子を含む前記型を、約200〜約6,000rpmで、約1〜約10秒間振動することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記流動性蝋質粒子を、前記型内で、約100〜約2000lbの質量で加圧することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項13】
蝋質固化剤;及びアルカリ源、酸性化剤、安定化された微生物又は酵素組成物、界面活性剤、金属イオン封鎖剤、又はそれらの混合物を混合し、前記流動性蝋質粒子を製造することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
追加の清浄剤、蝋質固化剤、アルカリ源、金属イオン封鎖剤、又はそれらの混合物を混合することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
混合に、リボンブレンダーを用いる、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記蝋質固化剤が、ポリエチレングリコール、アニオン性界面活性剤、ウレア、又はそれらの混合物を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記組成物が、約40〜約75質量%の蝋質固化剤を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記組成物が、炭酸アルカリ金属、アミノカルボキシレート、クエン酸、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、又はそれらの混合物を含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記組成物が、約0.5%未満のリン(phosphorous)を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記組成物が、約0.5%未満のニトリロ三酢酸を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記固体組成物が、1日間、120°Fで加熱された場合に、任意の寸法において、約3%未満膨張する、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
穏やかに加圧すること、振動すること、又はそれらの組み合わせを行うことにより、前記固体組成物が製造され、前記固体組成物が、前記固体組成物が安定な固体清浄組成物に固化する、前記流動性蝋質粒子を構成する粒子間の十分な表面接触を提供するように圧縮された流動性蝋質粒子を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記流動性蝋質粒子が、蝋質粉末を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
前記流動性蝋質粒子が、追加の清浄剤をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項25】
前記安定な固体清浄組成物が、複数パーツの清浄組成物である、請求項1に記載の方法。
【請求項26】
蝋質固化剤、並びにアルカリ源、酸性化剤、安定化された微生物又は酵素組成物、界面活性剤、金属イオン封鎖剤、及びそれらの混合物から成る群から選択される材料を含む安定な固体清浄組成物であって、
前記安定な固体清浄組成物が、内部及び表面を含む清浄組成物の粒子を含み、前記粒子が、結合剤を含み、
隣接する粒子の表面が、安定な固体清浄組成物を提供するために前記隣接する粒子上で結合剤の十分な接触を提供するためにまさに十分にお互いに接触している、
前記安定な固体清浄組成物。
【請求項27】
前記蝋質固化剤が、ポリエチレングリコール、アニオン性界面活性剤、ウレア、又はそれらの混合物を含む、請求項26に記載の組成物。
【請求項28】
約40〜約75質量%の蝋質固化剤を含む、請求項26に記載の組成物。
【請求項29】
炭酸アルカリ金属、アミノカルボキシレート、クエン酸、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、又はそれらの混合物を含む、請求項28に記載の組成物。
【請求項30】
蝋質固化剤、並びにアルカリ源、酸性化剤、安定化された微生物又は酵素組成物、界面活性剤、金属イオン封鎖剤、及びそれらの混合物から成る群から選択される材料を含む安定な固体清浄組成物であって、
前記安定な固体清浄組成物が、下記、
固化剤、並びにアルカリ源、酸性化剤、安定化された微生物又は酵素組成物、界面活性剤、金属イオン封鎖剤、及びそれらの混合物から成る群から選択される材料を含む流動性蝋質粒子を準備すること、
前記流動性蝋質粒子を、コンクリートブロック装置のホッパー又はドロア内に置くこと、
前記コンクリートブロック装置を操作し、前記安定な固体清浄組成物を製造すること、
を含む方法により製造された前記安定な固体清浄組成物。
【請求項31】
前記流動性蝋質粒子が、下記:
胞子、細菌、真菌又は酵素;
ホウ酸アルカノールアミン;及び
界面活性剤;
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項32】
前記流動性蝋質粒子が、下記:
胞子、細菌、真菌又は酵素;
ホウ酸アルカノールアミン;及び
界面活性剤;
をさらに含む、請求項26に記載の組成物。
【請求項33】
下記:
胞子、細菌、真菌又は酵素;
ホウ酸アルカノールアミン;及び
界面活性剤;
をさらに含む、請求項30に記載の組成物。
【請求項34】
安定な固体清浄組成物の製造方法であって、
固化剤、並びにアルカリ源、酸性化剤、安定化された微生物又は酵素組成物、界面活性剤、金属イオン封鎖剤、及びそれらの混合物から成る群から選択される材料を準備する工程、
前記流動性蝋質粒子を、保持用ホッパー内に移動する工程、ここで、前記保持用ホッパーは、前記蝋質粒子が凝固することを防ぐ撹拌ブレードを含む、
前記流動性蝋質粒子を、前記保持用ホッパーからランホッパーに供給する工程、ここで、前記ランホッパーは、前記蝋質粒子が凝固することを防ぐ撹拌ブレードを含む、
前記流動性蝋質粒子を、前記ランホッパーからロードセル上の第1の空洞に移動する工程、
前記流動性蝋質粒子を、第2の空洞に移動し、そして穏やかに加熱し、前記安定な固体清浄組成物を製造する工程、
前記安定な固体清浄組成物を第2の空洞から取り出す工程、
を含む前記製造方法。
【請求項35】
安定な固体清浄組成物の製造方法であって、
固化剤、並びにアルカリ源、酸性化剤、安定化された微生物又は酵素組成物、界面活性剤、金属イオン封鎖剤、及びそれらの混合物から成る群から選択される材料を含む流動性蝋質粒子を準備する工程、
前記流動性蝋質粒子を、型内に置く工程、
前記流動性蝋質粒子を前記型内で穏やかに加圧して、前記安定な固体清浄組成物を製造する工程、
を含む前記製造方法。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2011−500913(P2011−500913A)
【公表日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−529490(P2010−529490)
【出願日】平成20年10月17日(2008.10.17)
【国際出願番号】PCT/IB2008/054290
【国際公開番号】WO2009/050684
【国際公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【出願人】(500320453)イーコラブ インコーポレイティド (120)
【Fターム(参考)】