説明

加熱調理器

【課題】耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でも入力操作の受付け反応を十分に認識できて、誰にでも操作しやすいこと。
【解決手段】調理物を加熱する加熱手段3と、加熱開始や火力調節などの操作を行い動作中の状態などを表示する操作表示部5と、操作表示部の入力操作の受け付け時に報知専用で自発光して視覚的に報知を行う操作受付報知ランプ8と、加熱手段3や操作表示部5および操作受付報知ランプ8を制御する制御部4とを備え、制御部4は操作表示部5から有効な操作入力を受付ける毎に操作受付報知ランプ8を所定時間点灯するものである。これによって、耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でも入力操作の受付け反応を十分に認識できて誰にでも操作しやすくすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鍋などの被加熱物を加熱し調理する加熱調理器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の加熱調理器は、図3に示すように、調理物を入れる鍋51と、前記鍋51を加熱する鍋加熱手段52と、炊飯開始やコース選択などの情報を入力する操作手段54と、炊飯情報などを表示する表示手段55と、前記操作手段54からの入力受け付けや炊飯終了、異常発生などを報知する報知手段56と、前記操作手段54からの入力に基づき前記鍋加熱手段52や前記表示手段55、前記報知手段56を制御する制御手段53とを備え、前記制御手段53は、異常発生時以外の報知音の有無を条件に応じて自動で設定するように構成し、報知音なしの設定の場合、報知するタイミングになったときに報知音の代わりに所定の表示を行うように表示手段55を制御するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−106407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の構成では、各種条件により自動で報知音の有無を設定し、報知音なしの条件になっている場合において、報知するタイミングになったときに報知音の代わりに所定の表示を行うもので、普段報知音を使用している人が特定の条件において報知音を無くしたい場合に用いられる発明であり、耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方にとって十分な報知構成を有しているものではなく、相変わらず耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方は操作しにくい加熱調理器であることに変わりはないという課題があった。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でも入力操作の受付け反応を十分に認識できて、誰にでも操作しやすい加熱調理器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、調理物を加熱する加熱手段と、加熱開始や火力調節などの操作を行い動作中の状態などを表示する操作表示部と、前記操作表示部の入力操作の受け付け時に報知専用で自発光して視覚的に報知を行う操作受付報知ランプと、前記加熱手段や前記操作表示部および前記操作受付報知ランプを制御する制御部とを備え、前記制御部は操作表示部から有効な操作入力を受付ける毎に操作受付報知ランプを所定時間点灯するようにしたものである。
【0007】
これによって、耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でも入力操作の受付け反応を十分に認識することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の加熱調理器は、耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でも入力操作の受付け反応を十分に認識できて、誰にでも操作しやすい加熱調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施の形態における加熱調理器のブロック図
【図2】本発明の実施の形態における加熱調理器の操作表示部および操作受付報知ランプを示す図
【図3】従来の加熱調理器を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0010】
第1の発明は、調理物を加熱する加熱手段と、加熱開始や火力調節などの操作を行い動作中の状態などを表示する操作表示部と、前記操作表示部の入力操作の受け付け時に報知専用で自発光して視覚的に報知を行う操作受付報知ランプと、前記加熱手段や前記操作表示部および前記操作受付報知ランプを制御する制御部とを備え、前記制御部は前記操作表示部から有効な操作入力を受付ける毎に前記操作受付報知ランプを所定時間点灯することにより、耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でも入力操作の受付け反応を十分に認識できて、誰にでも操作しやすい加熱調理器を実現することができる。
【0011】
第2の発明は、特に、第1の発明において、制御部は、操作表示部から無効な操作入力を受付けた時には操作受付報知ランプを複数回点滅するようにしたことにより、入力操作を行う際に無効な操作入力を行った場合には入力操作を受付けないことを耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でも十分に認識できて、誰にでも操作しやすい加熱調理器を実現することができる。
【0012】
第3の発明は、特に、第1の発明において、制御部は、加熱手段の加熱を所定時間継続し、所定時間経過後には加熱を自動停止するタイマー手段を有し、前記タイマー手段により加熱を自動停止する際に前記操作受付報知ランプを複数回点滅するようにしたことにより、耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でもタイマー終了や自動調理終了の報知を視覚的に認識でき、誰にでも安心して使える加熱調理器を実現することができる。
【0013】
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明において、制御部は、前記操作受付報知ランプによる視覚報知を実施しないように選択できるようにしたことにより、普段耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方が使用している加熱調理器を介助者など健常者が一時的に加熱調理器を使用する際、報知音が聞こえるために前記操作受付報知ランプの点灯がかえって煩わしく感じる場合は点灯しないようにでき、耳の不自由な方でも健常者でも誰でも不快な思いをしないで使用できる加熱調理器を実現することができる。
【0014】
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明において、操作受付報知ランプは、加熱する鍋の置く位置を示す鍋位置表示ランプにて代用したことにより、広い範囲の点灯にて視認性の高さを確保でき、耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方の視力がやや低下していても入力操作の反応を十分に認識できて、誰にでも操作しやすい加熱調理器を実現できる。
【0015】
第6の発明は、特に第1〜4のいずれか1つの発明において、報知信号を加熱調理器の外部に出力できる報知出力コネクタを備え、制御部は操作受付報知ランプを点灯する代わりに前記報知出力コネクタに前記操作受付報知ランプへの点灯信号と同期した信号を出力することにより、前記報知出力コネクタに接続した外付けランプで前記操作受付報知ランプの機能を代行でき、外付けランプを使用者の視力に応じて明るさを選択でき、外付けランプの設置位置を使用者の視点に合わせて調整でき、外付けランプの設置場所を使用者の居住スペースに設置してタイマー終了や自動調理終了の報知を別の場所からも視覚的に認識でき、外付けランプの数を使用者のライフスタイルに応じて増設することができ、あらゆる人や場所、状況においても状況に合わせて効果的な視覚的報知ができる加熱調理器を実現できる。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0017】
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態における加熱調理器のブロック図である。
【0018】
図1に示すように、本実施の形態における加熱調理器は、調理物を入れる鍋1と、鍋1を載置した耐熱ガラスなどで構成したトッププレート2と、鍋1、すなわち鍋内の調理物をトッププレート2越しに加熱するランプヒータ、または、電磁誘導加熱コイルなどの加熱手段3と、加熱手段3を制御するマイクロコンピュータなどで構成する制御部4と、加熱開始や火力調整などの使用者の操作情報を制御部4に伝達し、制御部4からの表示指示を受けて動作中の状態などを表示する操作表示部5を有する。
【0019】
操作表示部5は、主に使用者が操作入力を行う操作部6と主に使用者に加熱調理器の状態を表示する表示部7から構成している。
【0020】
また、操作表示部5とは別に表示部7のどのランプよりも明るいかまたは表示部7のどのランプよりも点灯範囲の広い自発光のLEDや電球などで構成する操作受付報知ランプ8と、トッププレート2の下に配置しトッププレート2越しに鍋1の適切な載置場所をランプで示す鍋位置表示ランプ9と、操作受付報知ランプ8と同期して報知信号を出力する報知出力コネクタ11を有し、報知出力コネクタ11には本発明の実施の形態における加熱調理器の外部に外付けランプ12を任意で接続できるようにしている。
【0021】
制御部4には、使用者が操作部6で設定したタイマー時間に応じて加熱開始から所定時間後に自動的に加熱を停止したり、使用者が操作部6で開始した自動調理メニューの所定の動作後に加熱を自動停止するタイマー手段10を備えている。
【0022】
また、図2は本発明の実施の形態における加熱調理器の操作表示部および操作受付報知ランプを示す図である。
【0023】
図2に示すように、本発明の実施の形態における加熱調理器の操作表示部および操作受付報知ランプは、加熱を開始する加熱キー21と、加熱動作中を状態表示する加熱ランプ22と、タイマー設定時間や加熱火力などの情報を表示する液晶表示部23と、火力の設定を1段階強くする火力アップキー24と、火力の設定を1段階弱くする火力ダウンキー25と、タイマー設定時間を設定するタイマーアップキー26およびタイマーダウンキー27と、加熱状態や各設定状態から初期状態に移行する切キー28と、目立つように広範囲を点灯できるように構成して各操作キーの操作を行うと所定時間点灯する操作受付報知ランプ8と、操作受付報知ランプ8の点灯の有効無効を選択するランプキー29と、操作受付報知ランプ8の点灯が有効か無効かを示す受付報知有効ランプ30により構成している。
【0024】
以上のように構成した加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
【0025】
初期状態において、受付報知有効ランプ30が点灯しているとき、加熱キー21を押すと、制御部4の指令により加熱手段3は加熱を開始し、加熱状態を示す加熱ランプ22が点灯する。同時に有効なキーを受け付けたことを視覚的に報知するため操作受付報知ランプ8を1秒間点灯する。
【0026】
次に、タイマー設定をして所定時間後に加熱を自動的に終了するべくタイマーアップキー26を押すと、有効なキーを受け付けたことを視覚的に報知するため操作受付報知ラン
プ8を1秒間点灯する。制御部4はタイマー手段10のタイマー時間を1分にセットし、表示部7の液晶表示部23に1分を示す「1」を表示する。
【0027】
そのまま加熱を継続すると、タイマーアップキー26の操作から1分後に制御部4は加熱手段3の加熱を自動的に停止し初期状態に移行する。同時に操作受付報知ランプ8を1秒間点灯と1秒間消灯を5回繰り返すことにより、タイマー加熱の終了を視覚的に報知する。
【0028】
次に、本発明の実施の形態における加熱調理器は、初期状態において有効なキーは加熱キー21とタイマーアップキー26およびタイマーダウンキー27であるが、初期状態において有効ではないキーである火力アップキー24を初期状態にて操作すると、制御部4は初期状態以外のモードへは移行しないで、操作受付報知ランプ8を0.5秒点灯と0.5秒消灯を3回繰り返すことによりキーの入力操作が無効である報知を行う。
【0029】
なお、キーの入力操作が無効の場合に、操作受付報知ランプ8の点滅で報知する他に、キー入力操作が無効であることを専用で視覚報知する操作受付無効報知ランプを別途設けることでも類似の効果が得られる。
【0030】
ここで、初期状態においてランプキー29を押すと、操作受付報知ランプ8の点灯を無効にすることができる。操作受付報知ランプ8が有効な状態でランプキー29を押すと、受付報知有効ランプ30が消灯し、その後、ランプキー29を操作するまで操作受付報知ランプ8は点灯しない。
【0031】
ところで、これまで操作受付報知ランプ8は、操作受付の報知専用として明るいランプか広く発光するランプで構成したが、本発明の実施の形態における加熱調理器を含む一部の加熱調理器には、トッププレート2の下に配置して、トッププレート2越しに鍋1の適切な載置場所をランプで示す鍋位置表示ランプ9を有するものがあり、一般に鍋位置表示ランプ9は他の表示手段に比べて明るく発光範囲も広く、鍋の外周よりも外側に位置するため、非常に視認性がよく、操作受付報知ランプ8の要求条件に適合している場合が多い。
【0032】
そこで、操作受付報知ランプ8を鍋位置表示ランプ9にて代用し、操作部6の操作入力時には鍋位置表示ランプ9が点灯するようにしても類似の効果が得られる。
【0033】
また、鍋位置表示ランプ9が通常状態で点灯している場合においては、操作部6の操作入力時には本来、操作受付報知ランプ8を点灯させるタイミングで鍋位置表示ランプ9を消灯させ、操作受付報知ランプ8を消灯させるタイミングで鍋位置表示ランプ9を点灯させるようにすることで、鍋位置表示ランプ9が定常的に点灯している場合でも操作受付報知ランプ8の点灯と消灯の動作を鍋位置表示ランプ9の消灯と点灯で代用することができる。
【0034】
また、本発明の実施の形態における加熱調理器には、報知出力コネクタ11が設けてあり、報知出力コネクタ11に外付けで別途接続する外付けランプ12を接続することで、操作受付報知ランプ8の点灯および消灯と同期して外付けランプ12を点灯および消灯することができる。
【0035】
外付けランプ12を接続することで、より光度の高い外付けランプ12を点灯させて弱視の方への視認性を高めることができたり、外付けランプ12の設置位置をより適切な位置に調整したり、外付けランプ12をより広い面積で発光できるランプにして視認性を高めたり、外付けランプ12を使用者が普段居住する部屋に設置して耳の不自由な方や耳が
遠い高齢者の方にも視覚的にタイマー加熱の終了や自動調理の終了を報知することができる。
【0036】
外付けランプ12の駆動については、報知出力コネクタ11から直接電力供給する方法と、報知出力コネクタ11からは駆動信号のみ出力して、電力供給は外付けランプ12が商用電源などから直接得る方法があるが、どちらの方法でも同様の効果を得られる。
【0037】
以上のように、本実施の形態においては耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でも入力操作の受付け反応を十分に認識できて、誰にでも操作しやすい加熱調理器を提供することができる。
【0038】
また、入力操作を行う際に無効な操作入力を行った場合には、入力操作を受付けないことを耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でも十分に認識できて誰にでも操作しやすい加熱調理器を提供することができる。
【0039】
また、耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でもタイマー終了や自動調理終了の報知を視覚的に認識でき、誰にでも安心して使える加熱調理器を提供することができる。
【0040】
また、普段耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方が使用している加熱調理器を介助者など健常者が一時的に加熱調理器を使用する際、報知音が聞こえるために前記、操作受付報知ランプの点灯がかえって煩わしく感じる場合は点灯しないようにでき、耳の不自由な方でも健常者でも誰でも不快な思いをしないで使用することができる。
【0041】
また、広い範囲の点灯にて視認性の高さを確保でき、耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方の視力がやや低下していても入力操作の反応を十分に認識できて誰にでも操作しやすい加熱調理器を提供することができる。
【0042】
また、報知出力コネクタに接続した外付けランプで操作受付報知ランプの機能を代行でき、外付けランプを使用者の視力に応じて明るさを選択でき、外付けランプの設置位置を使用者の視点に合わせて調整でき、外付けランプの設置場所を使用者の居住スペースに設置してタイマー終了や自動調理終了の報知を別の場所からも視覚的に認識でき、外付けランプの数を使用者のライフスタイルに応じて増設することができ、あらゆる人や場所、状況においても状況に合わせて効果的な視覚的報知をすることができる。
【0043】
なお、本実施の形態における加熱調理器において、操作受付報知ランプ8は位置的に表示部7の領域に配置してもよいし、トッププレート2の下に配置してトッププレート2越しに点灯してもよい。
【0044】
また、トッププレート2の端面を光らすように構成したり、加熱調理器から放射発光して側壁や鍋などを光らす方法も有効である。
【0045】
また、報知出力コネクタ11は、加熱調理器の筐体やトッププレート2に設置する方法のほかに加熱調理器からケーブルを延ばした先に設置する方法でもよい。
【0046】
また、外付けランプ12は、接続しなくても加熱調理器としては使用できるが、外付けランプ12の接続を前提として操作受付報知ランプ8を廃止しても効果が劣ることはない。
【0047】
また、操作受付報知ランプ8の点灯タイミングは、本発明の実施の形態では操作部6の操作入力時とタイマー手段10のタイマー終了時を説明したが、耳の不自由な方や耳の遠
い高齢者にとってはそれ以外の音声報知する場面でも全て視覚報知すべきであり、キーの入力操作が無効の場合以外に、例えば、エラー発生時である調理に不適切な鍋の使用を検知して加熱を停止したり、調理物の焦げ付きや鍋の空焼き等により温度過昇防止機能が作動した時、や予熱完了などのタイミングでも同様に操作受付報知ランプを点灯すべきである。
【0048】
また、操作受付報知ランプ8は表示部7のどのランプよりも明るいか、または、表示部7のどのランプよりも点灯範囲の広い自発光のLEDや電球などで構成するものとしたが、表示部7の全てのランプよりも明るくなくても、表示部7の全てのランプよりも点灯範囲が広くなくても、明るさと点灯範囲の広さとのバランスにより、最も視認性が高く出来れば目的を達するので同様の効果を得ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0049】
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、耳の不自由な方や耳の遠い高齢者の方でも入力操作の受付け反応を十分に認識できて誰にでも操作しやすくできるので、熱源の如何にかかわらず各種調理器の用途に有効である。
【符号の説明】
【0050】
3 加熱手段
4 制御部
5 操作表示部
8 操作受付報知ランプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
調理物を加熱する加熱手段と、加熱開始や火力調節などの操作を行い動作中の状態などを表示する操作表示部と、前記操作表示部の入力操作の受け付け時に報知専用で自発光して視覚的に報知を行う操作受付報知ランプと、前記加熱手段や前記操作表示部および前記操作受付報知ランプを制御する制御部とを備え、前記制御部は前記操作表示部から有効な操作入力を受付ける毎に前記操作受付報知ランプを所定時間点灯する加熱調理器。
【請求項2】
制御部は、操作表示部から無効な操作入力を受付けた時には操作受付報知ランプを複数回点滅する請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
制御部は、加熱手段の加熱を所定時間継続し、所定時間経過後には加熱を自動停止するタイマー手段を有し、前記タイマー手段により加熱を自動停止する際に前記操作受付報知ランプを複数回点滅する請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項4】
制御部は、前記操作受付報知ランプによる視覚報知を実施しないように選択できるようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
【請求項5】
操作受付報知ランプは、加熱する鍋の置く位置を示す鍋位置表示ランプにて代用した請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
【請求項6】
報知信号を加熱調理器の外部に出力できる報知出力コネクタを備え、制御部は操作受付報知ランプを点灯する代わりに前記報知出力コネクタに前記操作受付報知ランプへの点灯信号と同期した信号を出力するようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−154507(P2012−154507A)
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−11652(P2011−11652)
【出願日】平成23年1月24日(2011.1.24)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】