説明

化合物947

式(I):


の化合物またはその薬学的に許容される塩、これらの調製方法、これらを含む医薬用組成物、および、たとえば癌などの増殖性疾患、特にmTORキナーゼおよび/または1種または2種以上のPI3K酵素が媒介する疾患の治療におけるこれらの使用。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
増殖性疾患の処置において薬剤として用いるための式(I):
【化1】

の化合物またはその薬学的に許容される塩
(式中、mは、0、1、2、3、または4であり;
YおよびYは、独立に、NまたはCRであり、ただし、YおよびYの一方がNで、他方がCRであるという条件であり;
Xは、−CR=CR−、−CR=CRCR−、−CRCR=CR−、−C≡C−、−C≡CCR−、−CRC≡C−、−NRCR−、−OCR−、−SCR−、−S(O)CR−、−S(O)CR−、−C(O)NRCR−、−NRC(O)CR−、−NRC(O)NRCR−、−NRS(O)CR−、−S(O)NRCR−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−NRC(O)NR−、−S(O)NR−、および−NRS(O)−から選ばれるリンカー基であり;
は、水素、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1−6アルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルC1−6アルキルから選ばれる基で、この基は、ハロ、シアノ、ニトロ、R、−OR、−SR、−SOR、−SO、−COR、−CO、−CONR10、−NR10、−NRCOR10、−NRCO10、−NRCONR1015、−NRCOCONR1015、および−NRSO10から選ばれる1つまたは2つ以上の置換基で置換されていてもよく;
は、C1−6アルキル、カルボシクリル、およびヘテロシクリから選ばれる基で、この基は、−NR17COR18で置換されていて、かつ、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO11、−COR11、−CO11、−CONR1112、−NR1112、および−NR11COCONR1216から独立に選ばれる1つまたは2つ以上の置換基で置換されていてもよく;
各Rは、存在する場合、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−SR13、−SOR13、−SO13、−COR13、−CO13、−CONR1314、−NR1314、−NR13COR14、−NR13CO14、および−NR13SO14から独立に選ばれ;
およびRは、独立に、水素またはC1−6アルキルであり;
あるいは、RおよびRは、それらに結合している1個の原子または複数の原子とともに、4員から10員の炭素環又は複素環を形成し、1、2、または3個の環炭素原子は、N、OまたはSで置き換えられていてもよく、環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルキル、ハロC1−6アルコキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルコキシ、アミノ、C1−6アルキルアミノ、ビス(C1−6アルキル)アミノ、アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ビス(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、シアノC1−6アルキル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルスルホニルアミノ、C1−6アルキルスルホニル(C1−6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1−6アルキルスルファモイル、ビス(C1−6アルキル)スルファモイル、C1−6アルカノイルアミノ、C1−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1−6アルキルカルバモイル、およびビス(C1−6アルキル)カルバモイルから選ばれる1つまたは2つ以上の置換基で置換されていてもよく;
およびRは、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、およびC1−6アルキルから独立に選ばれ;
は、水素、ハロ、シアノ、およびC1−6アルキルから選ばれ;
およびR10は、水素、または、C1−6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1−6アルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルC1−6アルキルから独立に選ばれる基で、この基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルキル、ハロC1−6アルコキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC-1−6アルコキシ、アミノ、C1−6アルキルアミノ、ビス(C1−6アルキル)アミノ、アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ビス(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、シアノC1−6アルキル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルスルホニルアミノ、C1−6アルキルスルホニル(C1−6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1−6アルキルスルファモイル、ビス(C1−6アルキル)スルファモイル、C1−6アルカノイルアミノ、C1−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1−6アルキルカルバモイル、およびビス(C1−6アルキル)カルバモイルから選ばれる1つまたは2つ以上の置換基で置換されていてもよく;
11、R12およびR17は、水素、または、C1−6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1−6アルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルC1−6アルキルから独立に選ばれる基で、この基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルキル、ハロC1−6アルコキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC-1−6アルコキシ、アミノ、C1−6アルキルアミノ、ビス(C1−6アルキル)アミノ、アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ビス(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、シアノC1−6アルキル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルカノイルアミノ、C1−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1−6アルキルカルバモイル、およびビス(C1−6アルキル)カルバモイルから選ばれる1つまたは2つ以上の置換基で置換されていてもよく;
13、R14、R15、R16およびR18は、水素、または、C1−6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1−6アルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルC1−6アルキルから独立に選ばれる基で、この基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルキル、ハロC1−6アルコキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC-1−6アルコキシ、アミノ、C1−6アルキルアミノ、ビス(C1−6アルキル)アミノ、アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ビス(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、シアノC1−6アルキル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルスルホニルアミノ、C1−6アルキルスルホニル(C1−6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1−6アルキルスルファモイル、ビス(C1−6アルキル)スルファモイル、C1−6アルカノイルアミノ、C1−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1−6アルキルカルバモイル、およびビス(C1−6アルキル)カルバモイルから選ばれる1つまたは2つ以上の置換基で置換されていてもよい)。
【請求項2】
YはCHで、かつYはNである、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項3】
Xは、−S(O)CH−、−S(O)CH(CH)−、または−S(O)C(CH−であり;かつ、
は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、フェネチル、ピリジニル、ピラゾリルエチル、フラニルメチル、チエニルメチル、チアゾリルメチル、チアジアゾリルメチル、およびピラジニルエチルから選ばれる基で、この基は、アミノ、ハロ、シアノ、メチル、メトキシ、トリフロオロメチル、トリフロオロメトキシ、−NHCOCH、−CONH、および−CONHCHから選ばれる1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい、請求項1または請求項2に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項4】
Xは、−S(O)CH−、−S(O)CH(CH)−、または−S(O)C(CH−であり;かつ、
は、メチル、イソプロピル、シクロプロピル、シクロヘキシル、−CHCHOH、−CHCHNC(O)CH、フェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニル、2−トリフルオロメチルフェニル、2−メトキシフェニル、2−メチルフェニル、4−アセトアミドフェニル、4−アミノフェニル、ピリジン−4−イル、ピリジン−2−イル、2−オキソピロリジン−3−イル、チアゾル−2−イル、4−メチルチアゾル−2−イル、および3−メチル−1,3,4−チアジアゾル−2−イルから選ばれる基である、請求項3に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項5】
は次式:
【化2】

(式中、AおよびAは、CHまたはNから選ばれ、AまたはAの少なくとも一方がCHである)である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項6】
およびAがCHである、請求項5に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項7】
18が、水素、または、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロプロピル、シクロプロピルエチル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、ジヒドロピラニル、チアゾリル、チアジアゾリル、チエニル、イミダゾイルメチル、イミダゾイルエチル、フラニルメチル、フラニルエチル、モルホリニルメチル、ピリミジニルメチル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、ピロリジニル、ピロリジニルメチル、ピリジニル、およびピリミジニルから選ばれる基で、この基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルキル、ハロC1−6アルコキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルコキシ、アミノ、C1−6アルキルアミノ、ビス(C1−6アルキル)アミノ、アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ビス(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、シアノC1−6アルキル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルスルホニルアミノ、C1−6アルキルスルホニル(C1−6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1−6アルキルスルファモイル、ビス(C1−6アルキル)スルファモイル、C1−6アルカノイルアミノ、C1−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1−6アルキルカルバモイル、およびビス(C1−6アルキル)カルバモイルから選ばれる1つまたは2つ以上の置換基で置換されていてもよい、請求項5または6に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項8】
18が、水素、または、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、1−シアノシクロプロパ−1−イル、シクロプロパ−1−イルホルムアミド、−CH(シクロプロピル)、−CHCH(シクロプロピル)、−CHOH、−CHCN、−CHCHCN、−CHOCH、−CH(CH)OCH、−CHCHOCH、−CHF、−CHCF、−CHCHCF、−CHCHOCHCH、−CHNHCOCH、−CHCHNHCOCH、−CH(CH)NHCOCH、−CHSOCH、−CHNMe、−C(CHCONH、−CONH、−CHCHNMe、−CH(CH)CHOH、−C(CHCHOH、−CHCHOH、−CHCHCHOH、フェニル、イミダゾル−4−イル、4−メチルフェニル、4−クロロフェニル、4−トリフルオロメチルフェニル、4−フルオロフェニル、4−メトキシフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、チアゾル−5−イル、チエン−2−イル、−CH(イミダゾル−4−イル)、−CH(イミダゾル−2−イル)、−CH(イミダゾル−3−イル)、−CHCH(イミダゾル−4−イル)、−CHCH(フラン−2−イル)、−CH(モルホリン−4−イル)、−CH(ピリミジン−2−イル)、−CH(フラン−2−イル)、フラン−2−イル、テトラヒドロフラン−3−イル、テトラヒドロピラン−4−イル、ジヒドロピラン−3−イル、1,2−ジメチルピロル−5−イル、イソオキサゾリル−5−イル、イソオキサゾリル−3−イル、6−オキソ−1H−ピリジン−2−イル、5−メチルイソオキサゾル−3−イル、1−メチルピラゾル−4−イル、3−メチルピラゾル−1−イル、1,3−ジメチルピラゾル−5−イル、6−メトキシピリジン−3−イル、5−フルオロピリジン−2−イル、ピリミジン−2−イル、2−メチルピリジン−5−イル、2−シアノピリジン−5−イル、チアジアゾル−4−イル、5−オキソピロリジン−2−イル、−CH(2−オキソピロリジン−1−イル)、−CH(3−メチルピラゾル−1−イル)、ピリジン−3イル、および1H−ピラゾル−3−イルから選ばれる基である、請求項5または6に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項9】
次に挙げる化合物のいずれか一つから選ばれる請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩:
N−[2−(ヒドロキシメチル)−4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、
N−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]−1,2−オキサゾール−5−カルボキサミド、
2−ヒドロキシ−N−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]ベンズアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]シクロブタンカルボキサミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]ブタンアミド、
N−[[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]カルバモイルメチル]アセトアミド、
2−アセトアミド−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
2−メチルスルホニル−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド、
2−メチル−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
3−メチル−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]ブタンアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]フラン−2−カルボキサミド、
2−メトキシ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、
3−メトキシ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
3−エトキシ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
4,4,4−トリフルオロ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]ブタンアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]シクロプロパンカルボキサミド、
2−シアノ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、
2−ジメチルアミノ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、
3−(2−フリル)−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]ピリジン−3−カルボキサミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]オキサミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]−5−オキソ−ピロリジン−2−カルボキサミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]オキソラン−3−カルボキサミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]−1,2−オキサゾール−5−カルボキサミド、
6−メチル−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]ピリジン−3−カルボキサミド、
6−シアノ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]ピリジン−3−カルボキサミド、
2−イミダゾル−1−イル−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、
1,5−ジメチル−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]ピロール−2−カルボキサミド、
3−シクロプロピル−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
N’−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]シクロプロパン−1,1−ジカルボキサミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]オキサン−4−カルボキサミド、
3−アセトアミド−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド、
2,5−ジメチル−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]ピラゾール−3−カルボキサミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]−5,6−ジヒドロ−4H−ピラン−3−カルボキサミド、
3−(1H−イミダゾル−4−イル)−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
2−(2−フリル)−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]−2−(2−オキソピロリジン−1−イル)アセトアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]−2−ピリミジン−2−イル−アセトアミド、
2,2−ジメチル−N’−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンジアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド、
2−(3−メチルピラゾル−1−イル)−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]−1,3−チアゾール−5−カルボキサミド、
(2R)−2−メトキシ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
3,3,3−トリフルオロ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
2,2−ジフルオロ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、
N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]チアジアゾール−4−カルボキサミド、
1−シアノ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]シクロプロパン−1−カルボキサミド、
3−シアノ−N−[4−[4−(メチルスルホニルメチル)−6−モルホリン−4−イル−ピリミジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド、
N−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド、および
N−[3−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]アセトアミド。
【請求項10】
増殖性疾患の処置において薬剤として用いるための、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項11】
増殖性疾患の処置に用いる薬剤の製造における、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項12】
ヒトなどの温血動物において抗増殖効果をもたらすための、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項13】
ヒトなどの温血動物において抗増殖効果をもたらすのに用いられる薬剤の製造における、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項14】
抗増殖効果をもたらす治療を必要とするヒトなどの温血動物において抗増殖効果をもたらす方法であって、有効量の請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を該動物に投与することを含む方法。
【請求項15】
癌、炎症性疾患、閉塞性気道疾患、免疫疾患、または循環器疾患を治療することを必要とするヒトなどの温血動物において癌、炎症性疾患、閉塞性気道疾患、免疫疾患、または循環器疾患を治療するための方法であって、有効量の請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む方法。
【請求項16】
薬学的に許容される希釈剤または担体と共に、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む医薬用組成物。
【請求項17】
薬剤として用いるための、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。

【公表番号】特表2010−533159(P2010−533159A)
【公表日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−515601(P2010−515601)
【出願日】平成20年7月8日(2008.7.8)
【国際出願番号】PCT/GB2008/050547
【国際公開番号】WO2009/007749
【国際公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】