説明

医薬組成物の調製への、変異又は変異していないマトリックスメタロプロテイナーゼの使用、及び安定性の増加した変異メタロプロテイナーゼ

マトリックス生物高分子の蓄積及び/又はTIMPs(組織性メタロプロテイナーゼインヒビター;Tissue Inhibitors MetalloProteinases)の過剰に関連する病態の処置に有用な医薬組成物の調製への、変異又は変異していないマトリックスメタロプロテイナーゼの使用について、述べる;蛋白質の限定的な位置における少なくとも1つのアミノ酸残基が親水性及び/又は帯電したアミノ酸残基へと変異し、自己分解に対して安定性が増加した、変位マトリックスメタロプロテイナーゼについても、述べる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蛋白質の分野に係り、特に、医薬組成物の調製への、変異又は変異していないマトリックスメタロプロテイナーゼの使用とともに、下記に定義した変異マトリックスメタロプロテイナーゼに関するものであって、対応する変異していない蛋白質についての自己分解に対して増加した安定性を有するものである。
【背景技術】
【0002】
マトリックスメタロプロテイナーゼは、20以上の、異なる亜鉛依存性酵素のファミリーを構成し、細胞外マトリックスの分解を担うものである。細胞外マトリックス成分は、成長、形態変化及び組織修復工程の間、細胞環境の調節において基本的な役割を実行する。このため、マトリックスメタロプロテイナーゼの活性は、翻訳及び活性のレベルの両者で微妙に制御されるとともに、TIMPs(組織性メタロプロテイナーゼインヒビター;Tissue Inhibitors MetalloProteinases)及びα−マクログロブリンなどの内在性の阻害剤によっても、制御される。マトリックスメタロプロテイナーゼの活性を制御する微妙な平衡状態の変化は、強皮症、動脈硬化、腎硬化、肝線維症、肺線維症、膵臓線維症などの種々の病態の惹起及び発展に関連する。マトリックスメタロプロテイナーゼの酵素活性の阻害剤として、多くの活性本体が知られ、これらは、メタロプロテイナーゼの過剰発現に関連した病態の処置に有用な医薬組成物の調製に用いられている。逆に、本願出願人が認識する限りにおいて、マトリックスメタロプロテイナーゼは、単離且つ精製された形態で、活性本体として、医薬分野において直接使用されていない。
【0003】
それにもかかわらず、生理学的及び病態学的分野における関連性のため、学術分野及び工業分野の両方において、このような蛋白質について、大きな要求がある。事実、精製したマトリックスメタロプロテイナーゼの利用性は、これらの蛋白質が関連する生物学的過程の研究においても、候補となる阻害剤の開発においても、初期的に重要な問題である。
【0004】
しかしながら、自己分解に対する性質及びそれに続く蛋白質自体の分解のため、マトリックスメタロプロテイナーゼの使用は、通常、難しく、複雑で、且つ高価なものである。このような挙動は、蛋白質表面に露出する1つ以上のアミノ酸配列が蛋白質の触媒部位に対して良好な親和性を有し、結果としてそれ自体が加水分解されるという事実のためである。
【0005】
この自己分解及び劣化を回避するため、マトリックスメタロプロテイナーゼを使用することは、実験条件において使用することが非常に複雑でしばしば不可能であるという非常に狭い作業条件を必要とする。その輸送及び保存もまた、非常に複雑であって、事実、製造会社は、これらを−80℃の温度で保存することを推奨する。
【0006】
他の重要な制約要因は、低い濃度で研究者が自己分解を回避するような作業を強いられることである。このことは、多くの実験においてマトリックスメタロプロテイナーゼを使用することの他の制約要因である。
【0007】
今日まで、自己分解の現象を低減するため、研究者は、合成阻害剤又は自己阻害性蛋白質を使用しており、つまり、プロドメインを設けた蛋白質を使用している。それにもかかわらず、両方の戦略は、多くの制約を示し、且つこの問題に対する解決法を提供するものでもない。これらの困難を解決するため、酵素の活性部位に存在し且つ触媒機構に関連するグルタミン酸であるアミノ酸をアラニンに置換したマトリックスメタロプロテイナーゼの変異体が製造されている(非特許文献1)。事実、グルタミン酸は、側鎖のカルボキシル基により、加水分解中、水分子を統合し、ペプチド性カルボニル基に対する求核攻撃に関与する(非特許文献2);グルタミン酸の置換に従って、この蛋白質は、水分子を失い、もはや触媒作用を発揮し得なくなる。容易に理解されるように、この手法は、不活性な蛋白質を精製することから、触媒活性の保持を必要とする場合には、無効である。
【0008】
従って、触媒活性にも、基質及び天然の阻害剤に対する親和性にも影響を与えることなく、これらの蛋白質の自己分解に対する感受性を消失させ得る代替的な手法の開発が強く要求されている。
【非特許文献1】Morgunova,E.ら著、Science、1999年、284巻、p.1667
【非特許文献2】Babine,R.E.ら著、Chem.Rev.、1197巻、97号、p.1359−1472
【非特許文献3】Andreini C.ら著、J.of Proteome Research、2004年、3巻、p.21
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本願出願人は、活性部位とは遠く離れた特定に位置においてマトリックスメタロプロテイナーゼの触媒ドメインにおけるアミノ酸の変異により、野性型の変異していない蛋白質についての自己分解に対する安定性を増加することが可能であることを、驚くべきことに見出した。
【0010】
さらに、本願出願人は、変異及び野性型のマトリックスの両方が、医薬組成物、特に強皮症、動脈硬化、腎硬化、肝線維症、肺線維症及び膵臓線維症などのマトリックス生体高分子の蓄積及び/又はTIMPsの過剰に関連した病態の処置に有用な組成物の調製に使用され得ることを、驚くべきことに見出した。
【課題を解決するための手段】
【0011】
従って、本発明の主題は、ヒトマトリックスメタロプロテイナーゼの触媒ドメインであって、この触媒ドメインは、配列アクセス番号(sequence accession No.P39900)(スイスプロット)のナンバリング(numbering)による171番目のフェニルアラニンに対応するアミノ酸残基が親水性及び/又は帯電したアミノ酸残基であるように、変異されたものであることを特徴とする。
【0012】
本発明のさらなる主題は、触媒ドメインとして上記の変異した触媒ドメインを有するマトリックスメタロプロテイナーゼ;上記の変異したマトリックスメタロプロテイナーゼをコードするDNA配列;上記のDNA配列を有する組換えベクター;及び上記の組換えベクターでトランスフェクト又は形質転換した単離細胞;である。
【0013】
本発明のさらなる主題は、医薬組成物の調製への、上記の通り任意に変異されたヒトのマトリックスメタロプロテイナーゼ及び触媒ドメインの使用であり、また、いわゆる医薬組成物である。
【0014】
本発明のさらなる目的は、マトリックス生体重合体の蓄積及び/又はTIMPs(組織性マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤)の過剰に関連する病態の診断用の診断キットであって、ヒトマトリックスメタロプロテイナーゼ又はその触媒ドメインを有し、任意で上記の通り変異されたものである。
【0015】
本発明のさらなる主題は、医薬的な対象としてマトリックスメタロプロテイナーゼの医薬的な特徴に関連した試薬として、上述の通り変異されたヒトマトリックスメタロプロテイナーゼ、及び変異した触媒ドメインの使用である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
下記の記載の通り、本発明の特徴及び利点について、詳細に述べる。
【0017】
本発明において、表現「親水性及び/又は荷電したアミノ酸残基」とは、例えば、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸及びグルタミン酸からなる群から選択されたアミノ酸残基を意味し、好ましくは、アスパラギン酸を意味する。
【0018】
本発明において、表現「配列アクセス番号P39900(スイスプロット)のナンバリングによる171番目のフェニルアラニンに対応するアミノ酸残基」とは、下記に定義するように多重アライメント(multiple alignment)の結果として上記の171番目のフェニルアラニンと同じ位置のアミノ酸残基を意味する。
【0019】
上記の通り定義した対応する位置における親水性及び/又は帯電した残基などを有さない種々のマトリックスメタロプロテイナーゼ(以下、略称MMPと称する。)、つまり、MMP−1(配列番号1)、MMP−8(配列番号5)及びMMP−11(配列番号8)を除いたMMPsの全てについて、変異は、多重アライメントを介して同定された下記の位置に存在する:
【0020】
ヒトのMMP−2(配列番号2)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P08253(スイスプロット)のナンバリングによる181番目のグリシン;
ヒトのMMP−3(配列番号3)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P08254(スイスプロット)又はQ6GRF8(TrEMBL)のナンバリングによる171番目のフェニルアラニン;
ヒトのMMP−7(配列番号4)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P09237(スイスプロット)のナンバリングによる166番目のセリン;
ヒトのMMP−9(配列番号6)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P14780(スイスプロット)のナンバリングによる178番目のグリシン;
ヒトのMMP−10(配列番号7)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P09238(スイスプロット)又はQ53HH9(TrEMBL)のナンバリングによる170番目のフェニルアラニン;
ヒトのMMP−12(配列番号9)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P39900(スイスプロット)のナンバリングによる171番目のフェニルアラニン;
ヒトのMMP−13(配列番号10)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P45452(スイスプロット)又はQ7Z5M0、Q7Z5M1及びQ6NWN6(TrEMBL)のナンバリングによる175番目のフェニルアラニン;
ヒトのMMP−14(配列番号11)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P50281(スイスプロット)及びQ6GSF3(TrEMBL)のナンバリングによる189番目のセリン;
ヒトのMMP−15(配列番号12)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P51511(スイスプロット)及びQ7KZY0(TrEMBL)のナンバリングによる209番目のセリン;
ヒトのMMP−16(配列番号13及び14)並びに代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P51512(スイスプロット)又はQ52H48及びQ14824(TrEMBL)のナンバリングによる196番目のセリン;
ヒトのMMP−17(配列番号15)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9ULZ9(スイスプロット)又はQ5U5M0及びQ81WC3(TrEMBL)のナンバリングによる200番目のグリシン;
ヒトのMMP−19(配列番号16及び17)並びに代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q99542(TrEMBL)のナンバリングによる165番目のチロシン;
ヒトのMMP−20(配列番号18)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号O60882(TrEMBL)のナンバリングによる179番目のセリン;
ヒトのMMP−21(配列番号19)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q5VZP9及びQ8N119(TrEMBL)のナンバリングによる238番目のシステイン;
ヒトのMMP−23A(配列番号20)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号O75900(TrEMBL)のナンバリングによる152番目のシステイン;
ヒトのMMP−23B(配列番号21)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9UBR9(TrEMBL)のナンバリングによる152番目のシステイン;
ヒトのMMP−24(配列番号22)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9Y5R2及びQ9H440(TrEMBL)のナンバリングによる232番目のセリン;
ヒトのMMP−25(配列番号23)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9NPA2(TrEMBL)のナンバリングによる182番目のセリン;
ヒトのMMP−26(配列番号24)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9NRE1(TrEMBL)のナンバリングによる161番目のグリシン;
ヒトのMMP−27(配列番号25)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9H306及びQ6UWK6(TrEMBL)のナンバリングによる168番目のシステイン;
ヒトのMMP−28(配列番号26及び27)並びに代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9H239及びQ9BUG8(TrEMBL)のナンバリングによる193番目のグリシン;
ヒトのMMP−様1(配列番号28)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号O43923(TrEMBL)のナンバリングによる106番目のセリン。
【0021】
アライメントについて、下記のパラメータにて、プログラムClustalW(1.6)を使用した:代替行列Gonnet250、Gap open10、Gap close −1、Gap extention −2、Gap distance 4。アライメント法の完全な記載については、非特許文献3参照のこと。なお、この文献を参照して、本願に取り込む。
【0022】
下記の例に示すように、本発明による変異蛋白質は、対応する野性型、つまり変異されていない蛋白質について、安定性がより増加する。これにより、例えば、医薬の対象としてマトリックスメタロプロテイナーゼを有する新規の薬物を試験するための医薬用ツールとして科学研究手段としてだけでなく、医薬的な活性本体として、本発明の変異蛋白質を有効に使用することができる。
【実施例】
【0023】
本発明について示し限定せず、下記の例を示す。
【0024】
(例1)
本発明によると、アミン酸残基の変異は、部位特異的突然変異により得られてきた。ヌクレオチド対は、この目的で合成されてきており、このヌクレオチドは、その蛋白質において変異されたアミノ酸をコードするトリプレットを除き、野性型の遺伝子に相補的な35塩基からなる。これらのオリゴヌクレオチドについて、PCR反応は、オリゴヌクレオチドのtについて少なくとも15〜20℃だけ低下させたtなるアニーリング温度において、野性型遺伝子を有するプラスミドについて行った。変異遺伝子を有するプラスミドをこのようにして得た。反応混合物を、E.Coliにトランスフォームし、この細胞に含まれるプラスミドを単離した。遺伝子シーケンスにより変異した遺伝子を有するプラスミドを同定した。
【0025】
(例2)
下記の方法に従って、MMPs、野性型及び変異型の触媒ドメインをクローニングし、発現し、且つ精製した。
【0026】
各proMMPのcDNAをpET21ベクター(Novagen社)にクローニングした。得たベクターを、大腸菌BL21細胞のトランスフォーメーションに使用した。後者のトランスフォームした細胞の培養を、37℃の温度において、Lucia−Bertani培地において、行った。IPTG(イソプロピル−β−D−チオガラクトピラノシド)0.5mMを添加して、指数増殖期の間、各蛋白質の発現を誘導する。誘導4時間後、細胞を採取し、溶解した。細胞の溶解の後、封入体を収集し、6M尿素及び20mMのTris−HClを有するpH8の溶液に溶解した。その後、Hiprep16/10(20mL)QFF(Pharmacia社)を用い、6M尿素及び20mMのTris−HClを有するpH8の緩衝液を用い、0.35MまでのNaClの線形グラジエントで溶出することにより、精製した。全ての精製蛋白質を、50mMのTris−HCl(pH7.2)、10mMのCaCl、0.1mMのZnCl、0.3MのNaCl、及び0.2MのAHA(アセトヒドロキサム酸)を有する溶液を用い、次なる透析により、リフォールディングした。リフォールディングの間、プロドメインを切断することにより、各蛋白質を活性化する。最終的なリフォールディングを行う触媒ドメインにおいて、AHAの濃度は、0.5Mである。単一の触媒ドメインの単離については、最後の透析の緩衝液により溶出して、クロマトグラフ用カラムであるSuperdex 75 16/60(Pharmacia社)で行った。
【0027】
上記の通り調製し精製したMMPsのアミノ酸配列について、下記の通り、報告する。
【0028】
配列番号1 MMP−1 P03956
>gi|116852|sp|P03956|MMP1_HUMAN Interstitial collagenase precursor
(マトリックスメタロプロテイナーゼ−1)(MMP−1)(線維芽細胞コラゲナーゼ)
MHSFPPLLLLLFWGVVSHSFPATLETQEQDVDLVQKYLEKYYNLKNDGRQVEKRRNSGPVVEKLKQMQEFFGLKVTGKPDAETLKVMKQPRCGVPDVAQFVLTEGNPRWEQTHLTYRIENYTPDLPRADVDHAIEKAFQLWSNVTPLTFTKVSEGQADIMISFVRGDHRDSPFDGPGGNLAHAFQPGPGIGGDAHFDEDERWTNNFREYNLHRVAAHELGHSLGLSHSTDIGALMYPSYTFSGDVQLAQDDIDGIQAIYGRSQNPVQPIGPQTPKACDSKLTFDAITTIRGEVMFFKDRFYMRTNPFYPEVELNFISVFWPQLPNGLEAAYEFADRDEVRFFKGNKYWAVQGQNVLHGYPKDIYSSFGFPRTVKHIDAALSEENTGKTYFFVANKYWRYDEYKRSMDPGYPKMIAHDFPGIGHKVDAVFMKDGFFYFFHGTRQYKFDPKTKRILTLQKANSWFNCRKN
【0029】
配列番号2 MMP−2 P08253
>gi|116856|sp|P08253|MMP2_HUMAN 72 kDa type IV collagenase precursor
(72kDaゲラチナーゼ)(マトリックスメタロプロテイナーゼ−2)(MMP−2)(ゲラチナーゼA)(TBE−1)
MEALMARGALTGPLRALCLLGCLLSHAAAAPSPIIKFPGDVAPKTDKELAVQYLNTFYGCPKESCNLFVLKDTLKKMQKFFGLPQTGDLDQNTIETMRKPRCGNPDVANYNFFPRKPKWDKNQITYRIIGYTPDLDPETVDDAFARAFQVWSDVTPLRFSRIHDGEADIMINFGRWEHGDYPFDGKDGLLAHAFAPGTGVGGDSHFDDDELWTLGEGQVVRVKYGNADGEYCKFPFLFNGKEYNSCTDTGRSDGFLWCSTTYNFEKDGKYGFCPHEALFTMGGNAEGQPCKFPFRFQGTSYDSCTTEGRTDGYRWCGTTEDYDRDKKYGFCPETAMSTVGGNSEGAPCVFPFTFLGNKYESCTSAGRSDGKMWCATTANYDDDRKWGFCPDQGYSLFLVAAHEFGHAMGLEHSQDPGALMAPIYTYTKNFRLSQDDIKGIQELYGASPDIDLGTGPTPTLGPVTPEICKQDIVFDGIAQIRGEIFFFKDRFIWRTVTPRDKPMGPLLVATFWPELPEKIDAVYEAPQEEKAVFFAGNEYWIYSASTLERGYPKPLTSLGLPPDVQRVDAAFNWSKNKKTYIFAGDKFWRYNEVKKKMDPGFPKLIADAWNAIPDNLDAVVDLQGGGHSYFFKGAYYLKLENQSLKSVKFGSIKSDWLGC
【0030】
配列番号3 MMP−3 P08254
>gi|116857|sp|P08254|MMP3_HUMAN Stromelysin−1 precursor
(マトリックスメタロプロテイナーゼ−3)(MMP−3)(トランシン−1)(SL−1)
MKSLPILLLLCVAVCSAYPLDGAARGEDTSMNLVQKYLENYYDLKKDVKQFVRRKDSGPVVKKIREMQKFLGLEVTGKLDSDTLEVMRKPRCGVPDVGHFRTFPGIPKWRKTHLTYRIVNYTPDLPKDAVDSAVEKALKVWEEVTPLTFSRLYEGEADIMISFAVREHGDYPFDGPGNVLAHAYAPGPGINGDAHFDDDEQWTKDTTGTNLFLVAAHEIGHSLGLFHSANTEALMYPLYHSLTDLTRFRLSQDDINGIQSLYGPPPDSPETPLVPTEPVPPEPGTPANCDPALSFDAVSTLRGEILIFKDRHFWRKSLRKLEPELHLISSFWPSLPSGVDAAYEVTSKDLVFIFKGNQFWAIRGNEVRAGYPRGIHTLGFPPTVRKIDAAISDKEKNKTYFFVEDKYWRFDEKRNSMEPGFPKQIAEDFPGIDSKIDAVFEEFGFFYFFTGSSQLEFDPNAKKVTHTLKSNSWLNC
【0031】
配列番号4 MMP−7 P09237
>gi|116861|sp|P09237|MMP7_HUMAN Matrilysin precursor (Pump−1 protease)
(子宮メタロプロテイナーゼ)(マトリックスメタロプロテイナーゼ−7)(MMP−7)(マトリン)
MRLTVLCAVCLLPGSLALPLPQEAGGMSELQWEQAQDYLKRFYLYDSETKNANSLEAKLKEMQKFFGLPITGMLNSRVIEIMQKPRCGVPDVAEYSLFPNSPKWTSKVVTYRIVSYTRDLPHITVDRLVSKALNMWGKEIPLHFRKVVWGTADIMIGFARGAHGDYPFDGPGNTLAHAFAPGTGLGGDAHFDEDERWTDGSSLGINFLYAATHELGHSLGMGHSSDPNAVMYPTYGNGDPQNFKLSQDDIKGIQKLYGKRSNSRKK
【0032】
配列番号5 MMP−8 P22894
>gi|116862|sp|P22894|MMP8_HUMAN Neutrophil collagenase precursor
(マトリックスメタロプロテイナーゼ−8)(MMP−8)(PMNLコラゲナーゼ)(PMNL−CL)
MFSLKTLPFLLLLHVQISKAFPVSSKEKNTKTVQDYLEKFYQLPSNQYQSTRKNGTNVIVEKLKEMQRFFGLNVTGKPNEETLDMMKKPRCGVPDSGGFMLTPGNPKWERTNLTYRIRNYTPQLSEAEVERAIKDAFELWSVASPLIFTRISQGEADINIAFYQRDHGDSPFDGPNGILAHAFQPGQGIGGDAHFDAEETWTNTSANYNLFLVAAHEFGHSLGLAHSSDPGALMYPNYAFRETSNYSLPQDDIDGIQAIYGLSSNPIQPTGPSTPKPCDPSLTFDAITTLRGEILFFKDRYFWRRHPQLQRVEMNFISLFWPSLPTGIQAAYEDFDRDLIFLFKGNQYWALSGYDILQGYPKDISNYGFPSSVQAIDAAVFYRSKTYFFVNDQFWRYDNQRQFMEPGYPKSISGAFPGIESKVDAVFQQEHFFHVFSGPRYYAFDLIAQRVTRVARGNKWLNCRYG
【0033】
配列番号6 MMP−9 P14780
>gi|116863|sp|P14780|MMP9_HUMAN Matrix metalloproteinase−9 precursor (MMP−9)
(92kDa typeIVコラゲナーゼ)(92kDaゲラチナーゼ)(ゲラチナーゼB)(GELB)
[67kDaマトリックスメタロプロテイナーゼ;82kDaマトリックスメタロプロテイナーゼ−9を含む]
MSLWQPLVLVLLVLGCCFAAPRQRQSTLVLFPGDLRTNLTDRQLAEEYLYRYGYTRVAEMRGESKSLGPALLLLQKQLSLPETGELDSATLKAMRTPRCGVPDLGRFQTFEGDLKWHHHNITYWIQNYSEDLPRAVIDDAFARAFALWSAVTPLTFTRVYSRDADIVIQFGVAEHGDYPFDGKDGLLAHAFPPGPGIQGDAHFDDDELWSLGKGVVVPTRFGNADGAACHFPFIFEGRSYSACTTDGRSDGLPWCSTTANYDTDDRFGFCPSERLYTRDGNADGKPCQFPFIFQGQSYSACTTDGRSDGYRWCATTANYDRDKLFGFCPTRADSTVMGGNSAGELCVFPFTFLGKEYSTCTSEGRGDGRLWCATTSNFDSDKKWGFCPDQGYSLFLVAAHEFGHALGLDHSSVPEALMYPMYRFTEGPPLHKDDVNGIRHLYGPRPEPEPRPPTTTTPQPTAPPTVCPTGPPTVHPSERPTAGPTGPPSAGPTGPPTAGPSTATTVPLSPVDDACNVNIFDAIAEIGNQLYLFKDGKYWRFSEGRGSRPQGPFLIADKWPALPRKLDSVFEEPLSKKLFFFSGRQVWVYTGASVLGPRRLDKLGLGADVAQVTGALRSGRGKMLLFSGRRLWRFDVKAQMVDPRSASEVDRMFPGVPLDTHDVFQYREKAYFCQDRFYWRVSSRSELNQVDQVGYVTYDILQCPED
【0034】
配列番号7 MMP−10 P09238
>gi|116869|sp|P09238|MMP10_HUMAN Stromelysin−2 precursor
(マトリックスメタロプロテイナーゼ−10)(MMP−10)(トランシン−2)(SL−2)
MMHLAFLVLLCLPVCSAYPLSGAAKEEDSNKDLAQQYLEKYYNLEKDVKQFRRKDSNLIVKKIQGMQKFLGLEVTGKLDTDTLEVMRKPRCGVPDVGHFSSFPGMPKWRKTHLTYRIVNYTPDLPRDAVDSAIEKALKVWEEVTPLTFSRLYEGEADIMISFAVKEHGDYSFDGPGHSLAHAYPPGPGLYGDIHFDDDEKWTEDASGTNLFLVAAHELGHSLGLFHSANTEALMYPLYNSFTELAQFRLSQDDVNGIQSLYGPPPASTEEPLVPTKSVPSGSEMPAKCDPALSFDAISTLRGEYLFFKDRYFWRRSHWNPEPEFHLISAFWPSLPSYLDAAYEVNSRDTVFIFKGNEFWAIRGNEVQAGYPRGIHTLGFPPTIRKIDAAVSDKEKKKTYFFAADKYWRFDENSQSMEQGFPRLIADDFPGVEPKVDAVLQAFGFFYFFSGSSQFEFDPNARMVTHILKSNSWLHC
【0035】
配列番号8 MMP−11 P24347
>gi|116871|sp|P24347|MMP11_HUMAN Stromelysin−3 precursor
(マトリックスメタロプロテイナーゼ−11)(MMP−11)(ST3)(SL−3)
MAPAAWLRSAAARALLPPMLLLLLQPPPLLARALPPDVHHLHAERRGPQPWHAALPSSPAPAPATQEAPRPASSLRPPRCGVPDPSDGLSARNRQKRFVLSGGRWEKTDLTYRILRFPWQLVQEQVRQTMAEALKVWSDVTPLTFTEVHEGRADIMIDFARYWDGDLPFDGPGGILAHAFFPKTHREGDVHFDYDETWTIGDDQGTDLLQVAAHEFGHVLGLQHTTAAKALMSAFYTFRYPLSLSPDDCRGVQHLYGQPWPTVTSRTPALGPQAGIDTNEIAPLEPDAPPDACEASFDAVSTIRGELFFFKAGFVWRLRGGQLQPGYPALASRHWQGLPSPVDAAFEDAQGHIWFFQGAQYWVYDGEKPVLGPAPLTELGLVRFPVHAALVWGPEKNKIYFFRGRDYWRFHPSTRRVDSPVPRRATDWRGVPSEIDAAFQDADGYAYFLRGRLYWKFDPVKVKALEGFPRLVGPDFFGCAEPANTFL
【0036】
配列番号9 MMP−12 P39900
>gi|729179|sp|P39900|MMP12_HUMAN Macrophage metalloelastase precursor
(HME)(マトリックスメタロプロテイナーゼ−12)(MMP−12)(マクロファージエラスターゼ)(ME)
MKFLLILLLQATASGALPLNSSTSLEKNNVLFGERYLEKFYGLEINKLPVTKMKYSGNLMKEKIQEMQHFLGLKVTGQLDTSTLEMMHAPRCGVPDVHHFREMPGGPVWRKHYITYRINNYTPDMNREDVDYAIRKAFQVWSNVTPLKFSKINTGMADILVVFARGAHGDHAFDGKGGILAHAFGPGSGIGGDAHFDEDEFWTTHSGGTNLFLTAVHEIGHSLGLGHSSDPKAVMFPTYKYVDINTFRLSADDIRGIQSLYGDPKENQRLPNPDNSEPALCDPNLSFDAVTTVGNKIFFFKDRFFWLKVSERPKTSVNLISSLWPTLPSGIEAAYEIEARNQVFLFKDDKYWLISNLRPEPNYPKSIHSFGFPNFVKKIDAAVFNPRFYRTYFFVDNQYWRYDERRQMMDPGYPKLITKNFQGIGPKIDAVFYSKNKYYYFFQGSNQFEYDFLLQRITKTLKSNSWFGC
【0037】
配列番号10 MMP−13 P45452
>gi|1168998|sp|P45452|MMP13_HUMAN Collagenase 3 precursor
(マトリックスメタロプロテイナーゼ−13)(MMP−13)
MHPGVLAAFLFLSWTHCRALPLPSGGDEDDLSEEDLQFAERYLRSYYHPTNLAGILKENAASSMTERLREMQSFFGLEVTGKLDDNTLDVMKKPRCGVPDVGEYNVFPRTLKWSKMNLTYRIVNYTPDMTHSEVEKAFKKAFKVWSDVTPLNFTRLHDGIADIMISFGIKEHGDYPFDGPSGLLAHAFPPGPNYGGDAHFDDDETWTSSSKGYNLFLVAAHEFGHSLGLDHSKDPGALMFPIYTYTGKSHFMLPDDDVQGIQSLYGPGDEDPNPKHPKTPDKCDPSLSLDAITSLRGETMIFKDRFFWRLHPQQVDAELFLTKSFWPELPNRIDAAYEHPSHDLIFIFRGRKFWALNGYDILEGYPKKISELGLPKEVKKISAAVHFEDTGKTLLFSGNQVWRYDDTNHIMDKDYPRLIEEDFPGIGDKVDAVYEKNGYIYFFNGPIQFEYSIWSNRIVRVMPANSILWC
【0038】
配列番号11 MMP−14 P50281
>gi|60392771|sp|P50281|MMP14_HUMAN Matrix metalloproteinase−14 precursor
(MMP−14)(細胞膜型マトリックスメタロプロテイナーゼ1)(MT−MMP 1)
(MTMMP1)(細胞膜−type−1マトリックスメタロプロテイナーゼ)(MT1−MMP)(MT1MMP)(MMP−X1)
MSPAPRPSRCLLLPLLTLGTALASLGSAQSSSFSPEAWLQQYGYLPPGDLRTHTQRSPQSLSAAIAAMQKFYGLQVTGKADADTMKAMRRPRCGVPDKFGAEIKANVRRKRYAIQGLKWQHNEITFCIQNYTPKVGEYATYEAIRKAFRVWESATPLRFREVPYAYIREGHEKQADIMIFFAEGFHGDTPFDGEGGFLAHAYFPGPNIGGDTHFDSAEPWTVRNEDLNGNDIFLVAVHELGHALGLEHSSDPSAIMAPFYQWMDTENFVLPDDDRRGIQQLYGGESGFPTKMPPQPRTTSRPSVPDKPKNPTYGPNICDGNFDTVAMLRGEMFVFKERWFWRVRNNQVMDGYPMPIGQFWRGLPASINTAYERKDGKFVFFKGDKHWVFDEASLEPGYPKHIKELGRGLPTDKIDAALFWMPNGKTYFFRGNKYYRFNEELRAVDSEYPKNIKVWEGIPESPRGSFMGSDEVFTYFYKGNKYWKFNNQKLKVEPGYPKSALRDWMGCPSGGRPDEGTEEETEVIIIEVDEEGGGAVSAAAVVLPVLLLLLVLAVGLAVFFFRRHGTPRRLLYCQRSLLDKV
【0039】
配列番号12 MMP−15 P51511
>gi|1705988|sp|P51511|MMP15_HUMAN Matrix metalloproteinase−15 precursor
(MMP−15)(細胞膜型マトリックスメタロプロテイナーゼ2)(MT−MMP 2)
(MTMMP2)(細胞膜−type−2マトリックスメタロプロテイナーゼ)(MT2−MMP)(MT2MMP)(SMCP−2)
MGSDPSAPGRPGWTGSLLGDREEAARPRLLPLLLVLLGCLGLGVAAEDAEVHAENWLRLYGYLPQPSRHMSTMRSAQILASALAEMQRFYGIPVTGVLDEETKEWMKRPRCGVPDQFGVRVKANLRRRRKRYALTGRKWNNHHLTFSIQNYTEKLGWYHSMEAVRRAFRVWEQATPLVFQEVPYEDIRLRRQKEADIMVLFASGFHGDSPFDGTGGFLAHAYFPGPGLGGDTHFDADEPWTFSSTDLHGNNLFLVAVHELGHALGLEHSSNPNAIMAPFYQWKDVDNFKLPEDDLRGIQQLYGTPDGQPQPTQPLPTVTPRRPGRPDHRPPRPPQPPPPGGKPERPPKPGPPVQPRATERPDQYGPNICDGDFDTVAMLRGEMFVFKGRWFWRVRHNRVLDNYPMPIGHFWRGLPGDISAAYERQDGRFVFFKGDRYWLFREANLEPGYPQPLTSYGLGIPYDRIDTAIWWEPTGHTFFFQEDRYWRFNEETQRGDPGYPKPISVWQGIPASPKGAFLSNDAAYTYFYKGTKYWKFDNERLRMEPGYPKSILRDFMGCQEHVEPGPRWPDVARPPFNPHGGAEPGADSAEGDVGDGDGDFGAGVNKDGGSRVVVQMEEVARTVNVVMVLVPLLLLLCVLGLTYALVQMQRKGAPRVLLYCKRSLQEWV
【0040】
配列番号13 MMP−16 P51512
アイソフォーム1
>gi|3041669|sp|P51512|MMP16_HUMAN Matrix metalloproteinase−16 precursor
(MMP−16)(細胞膜型マトリックスメタロプロテイナーゼ3)(MT−MMP 3)(MTMMP3)(細胞膜−type−3マトリックスメタロプロテイナーゼ)(MT3−MMP)(MT3MMP)(MMP−X2)
MILLTFSTGRRLDFVHHSGVFFLQTLLWILCATVCGTEQYFNVEVWLQKYGYLPPTDPRMSVLRSAETMQSALAAMQQFYGINMTGKVDRNTIDWMKKPRCGVPDQTRGSSKFHIRRKRYALTGQKWQHKHITYSIKNVTPKVGDPETRKAIRRAFDVWQNVTPLTFEEVPYSELENGKRDVDITIIFASGFHGDSPFDGEGGFLAHAYFPGPGIGGDTHFDSDEPWTLGNPNHDGNDLFLVAVHELGHALGLEHSNDPTAIMAPFYQYMETDNFKLPNDDLQGIQKIYGPPDKIPPPTRPLPTVPPHRSIPPADPRKNDRPKPPRPPTGRPSYPGAKPNICDGNFNTLAILRREMFVFKDQWFWRVRNNRVMDGYPMQITYFWRGLPPSIDAVYENSDGNFVFFKGNKYWVFKDTTLQPGYPHDLITLGSGIPPHGIDSAIWWEDVGKTYFFKGDRYWRYSEEMKTMDPGYPKPITVWKGIPESPQGAFVHKENGFTYFYKGKEYWKFNNQILKVEPGYPRSILKDFMGCDGPTDRVKEGHSPPDDVDIVIKLDNTASTVKAIAIVIPCILALCLLVLVYTVFQFKRKGTPRHILYCKRSMQEWV
【0041】
配列番号14
アイソフォーム2
>gi|13027800|ref|NP_072086.1| matrix metalloproteinase 16 isoform 2 [Homo sapiens]
MILLTFSTGRRLDFVHHSGVFFLQTLLWILCATVCGTEQYFNVEVWLQKYGYLPPTDPRMSVLRSAETMQSALAAMQQFYGINMTGKVDRNTIDWMKKPRCGVPDQTRGSSKFHIRRKRYALTGQKWQHKHITYSIKNVTPKVGDPETRKAIRRAFDVWQNVTPLTFEEVPYSELENGKRDVDITIIFASGFHGDSPFDGEGGFLAHAYFPGPGIGGDTHFDSDEPWTLGNPNHDGNDLFLVAVHELGHALGLEHSNDPTAIMAPFYQYMETDNFKLPNDDLQGIQKIYGPPDKIPPPTRPLPTVPPHRSIPPADPRKNDRPKPPRPPTGRPSYPGAKPNICDGNFNTLAILRREMFVFKDQWFWRVRNNRVMDGYPMQITYFWRGLPPSIDAVYENSDGNFVFFKVKGDTLSVIQDGWLYKYHWKWILEQRQSVPVLSRQTEKHKTYEELSSITY
【0042】
配列番号15 MMP−17 Q9ULZ9
>gi|21264469|sp|Q9ULZ9|MMP17_HUMAN Matrix metalloproteinase−17 precursor
(MMP−17)(細胞膜型マトリックスメタロプロテイナーゼ4)(MT−MMP 4)(細胞膜−type−4マトリックスメタロプロテイナーゼ)(MT4−MMP)
MRRRAARGPGPPPPGPGLSRLPLLPLPLLLLLALGTRGGCAAPAPAPRAEDLSLGVEWLSRFGYLPPADPTTGQLQTQEELSKAITAMQQFGGLEATGILDEATLALMKTPRCSLPDLPVLTQARRRRQAPAPTKWNKRNLSWRVRTFPRDSPLGHDTVRALMYYALKVWSDIAPLNFHEVAGSTADIQIDFSKADHNDYPFDGPGGTVAHAFFPGHHHTAGDTHFDDDEAWTFRSSDAHGMDLFAVAVHEFGHAIGLSHVAAAHSIMRPYYQGPVGDPLRYGLPYEDKVRVWQLYGVRESVSPTAQPEEPPLLPEPPDNRSSAPPRKDVPHRCSTHFDAVAQIRGEAFFFKGKYFWRLTRDRHLVSLQPAQMHRFWRGLPLHLDSVDAVYERTSDHKIVFFKGDRYWVFKDNNVEEGYPRPVSDFSLPPGGIDAAFSWAHNDRTYFFKDQLYWRYDDHTRHMDPGYPAQSPLWRGVPSTLDDAMRWSDGASYFFRGQEYWKVLDGELEVAPGYPQSTARDWLVCGDSQADGSVAAGVDAAEGPRAPPGQHDQSRSEDGYEVCSCTSGASSPPGAPGPLVAATMLLLLPPLSPGALWTAAQALTL
【0043】
配列番号16 MMP−19 Q99542
アイソフォーム rasi−1
>gi|12643345|sp|Q99542|MMP19_HUMAN Matrix metalloproteinase−19 precursor
(MMP−19)(マトリックスメタロプロテイナーゼ RASI)(MMP−18)
MNCQQLWLGFLLPMTVSGRVLGLAEVAPVDYLSQYGYLQKPLEGSNNFKPEDITEALRAFQEASELPVSGQLDDATRARMRQPRCGLEDPFNQKTLKYLLLGRWRKKHLTFRILNLPSTLPPHTARAALRQAFQDWSNVAPLTFQEVQAGAADIRLSFHGRQSSCSNTFDGPGRVLAHADIPELGSVHFDEDEFWTEGTYRGVNLRIIAAHEVGHALGLGHSRYSQALMAPVYEGYRPHFKLHPDDVAGIQALYGKKSPVIRDEEEEETELPTVPPVPTEPSPMPDPCSSELDAMMLGPRGKTYAFKGDYVWTVSDSGPGPLFRVSALWEGLPGNLDAAVYSPRTQWIHFFKGDKVWRYINFKMSPGFPKKLNRVEPNLDAALYWPLNQKVFLFKGSGYWQWDELARTDFSSYPKPIKGLFTGVPNQPSAAMSWQDGRVYFFKGKVYWRLNQQLRVEKGYPRNISHNWMHCRPRTIDTTPSGGNTTPSGTGITLDTTLSATETTFEY
【0044】
配列番号17
アイソフォーム rasi−6
>gi|13027792|ref|NP_073628.1| matrix metalloproteinase 19 isoform rasi−6
[Homo sapiens]
MRQPRCGLEDPFNQKTLKYLLLGRWRKKHLTFRILNLPSTLPPHTARAALRQAFQDWSNVAPLTFQEVQAGAADIRLSFHGRQSSCSNTFDGPGRVLAHADIPELGSVHFDEDEFWTEGTYRGVNLRIIAAHEVGHALGLGHSRYSQALMAPVYEGYRPHFKLHPDDVAGIQALYGKKSPVIRDEEEEETELPTVPPVPTEPSPMPDPCSSELDAMMLGEAPPLQAVGRRWGQPADPEAWTNGSDMGLQHEQWRAPWEDLCFQGGLCVDCIRFRTGPLVPSVCPLGGAPRKPGCCCLLASNTMDSLL
【0045】
配列番号18 MMP−20 O60882
>gi|56405303|sp|O60882|MMP20_HUMAN Matrix metalloproteinase−20 precursor
(MMP−20)(エナメル質メタロプロテイナーゼ)(エナメリシン)
MKVLPASGLAVFLIMALTFSTAAPSLVAASPRTWRNNYRLAQAYLDKYYTNKEGHQIGEMVARGSNSMIRKIKELQAFFGLQVTGKLDQTTMNVIKKPRCGVPDVANYRLFPGEPKWKKNTLTYRISKYTPSMSSVEVDKAVEMALQAWSSAVPLSFVRINSGEADIMISFENGDHGDYPFDGPRGTLAHAFAPGEGLGGDTHFDNAEKWTMGTNGFNLFTVAAHEFGHALGLAHSTDPSALMYPTYKYKNPYGFHLPKDDVKGIQALYGPRKVFLGKPTLPHAPHHKPSIPDLCDSSSSFDAVTMLGKELLLFKDRIFWRRQVHLRTGIRPSTITSSFPQLMSNVDAAYEVAERGTAYFFKGPHYWITRGFQMQGPPRTIYDFGFPRHVQQIDAAVYLREPQKTLFFVGDEYYSYDERKRKMEKDYPKNTEEEFSGVNGQIDAAVELNGYIYFFSGPKTYKYDTEKEDVVSVVKSSSWIGC
【0046】
配列番号19 MMP−21 Q8N119
>gi|50401068|sp|Q8N119|MMP21_HUMAN Matrix metalloproteinase−21 precursor
(MMP−21)
MLAASIFRPTLLLCWLAAPWPTQPESLFHSRDRSDLEPSPLRQAKPIADLHAAQRFLSRYGWSGVWAAWGPSPEGPPETPKGAALAEAVRRFQRANALPASGELDAATLAAMNRPRCGVPDMRPPPPSAPPSPPGPPPRARSRRSPRAPLSLSRRGWQPRGYPDGGAAQAFSKRTLSWRLLGEALSSQLSAADQRRIVALAFRMWSEVTPLDFREDLAAPGAAVDIKLGFGRGRHLGPRAFDGSGQEFAHAWRLGDIHFDDDEHFTPPTSDTGISLLKVAVHEIGHVLGLPHTYRTGSIMQPNYIPQEPAFELDWSDRKAIQKLYGSCEGSFDTAFDWIRKERNQYGEVMVRFSTYFFRNSWYWLYENRNNRTRYGDPIQILTGWPGIPTHNIDAFVHIWTWKRDERYFFQGNQYWRYDSDKDQALTEDEQGKSYPKLISEGFPGIPSPLDTAFYDRRQKLIYFFKESLVFAFDVNRNRVLNSYPKRITEVFPAVIPQNHPFRNIDSAYYSYAYNSIFFFKGNAYWKVVNDKDKQQNSWLPANGLFPKKFISEKWFDVCDVHISTLNM
【0047】
配列番号20 MMP−23A O75900
>gi|4758730|ref|NP_004650.1| matrix metalloproteinase 23A [Homo sapiens]
MGRGARVPSEAPGAGVERRWLGAALVALCLLPALVLLARLGAPAVPAWSAAQGDVAALGLSAVPPTRVPGPLAPRRRRYTLTPARLRWDHLNLTYRILSFPRNLLSPRETRRALAAAFRMWSDVSPFSFREVAPEQPSDLRIGFYPINHTDLVSALHHCFDGPTGELAHAFFPPHGGIHFDDSEYWVLGPTRYSWKKGVWLTDLVHVAAHEIGHALGLMHSQHGRALMHLNATLRGWKALSQDELWGLHRLYGCLDRLFVCASWARRGFCDARRRLMKRLCPSSCDFCYEFPFPTVATTPPPPRTKTRLVPEGRNVTFRCGQKILHKKGKVYWYKDQEPLEFSYPGYLALGEAHLSIIANAVNEGTYTCVVRRQQRVLTTYSWRVRVRG
【0048】
配列番号21 MMP−23B Q9UBR9
>gi|4468604|emb|CAB38176.1| MMP−23 [Homo sapiens]
MGRGARVPSEAPGAGVERRWLGAALVALCLLPALVLLARLGAPAVPAWSAAQGDVAALGLSAVPPTRVPGPLAPRRRRYTLTPARLRWDHFNLTYRILSFPRNLLSPRETRRALAAAFRMWSDVSPFSFREVAPEQPSDLRIGFYPINHTDLVSALHHCFDGPTGELAHAFFPPHGGIHFDDSEYWVLGPTRYSWKKGVWLTDLVHVAAHEIGHALGLMHSQHGRALMHLNATLRGWKALSQDELWGLHRLYGCLDRLFVCASWARRGFCDARRRLMKRLCPSSCDFCYEFPFPTVATTPPPPRTKTRLVPEGRNVTFRCGQKILHKKGKVYWYKDQEPLEFSYPGYLALGEAHLSIIANAVNEGTYTCVVRRQQRVLTTYSWRVRVRG
【0049】
配列番号22 MMP−24 Q9Y5R2
>gi|12585280|sp|Q9Y5R2|MMP24_HUMAN Matrix metalloproteinase−24 precursor
(MMP−24)(細胞膜型マトリックスメタロプロテイナーゼ5)(MT−MMP 5)(細胞膜−type−5マトリックスメタロプロテイナーゼ)(MT5−MMP)
MPRSRGGRAAPGPPPPPPPPGQAPRWSRWRVPGRLLLLLLPALCCLPGAARAAAAAAGAGNRAAVAVAVARADEAEAPFAGQNWLKSYGYLLPYDSRASALHSAKALQSAVSTMQQFYGIPVTGVLDQTTIEWMKKPRCGVPDHPHLSRRRRNKRYALTGQKWRQKHITYSIHNYTPKVGELDTRKAIRQAFDVWQKVTPLTFEEVPYHEIKSDRKEADIMIFFASGFHGDSPFDGEGGFLAHAYFPGPGIGGDTHFDSDEPWTLGNANHDGNDLFLVAVHELGHALGLEHSSDPSAIMAPFYQYMETHNFKLPQDDLQGIQKIYGPPAEPLEPTRPLPTLPVRRIHSPSERKHERQPRPPRPPLGDRPSTPGTKPNICDGNFNTVALFRGEMFVFKDRWFWRLRNNRVQEGYPMQIEQFWKGLPARIDAAYERADGRFVFFKGDKYWVFKEVTVEPGYPHSLGELGSCLPREGIDTALRWEPVGKTYFFKGERYWRYSEERRATDPGYPKPITVWKGIPQAPQGAFISKEGYYTYFYKGRDYWKFDNQKLSVEPGYPRNILRDWMGCNQKEVERRKERRLPQDDVDIMVTINDVPGSVNAVAVVIPCILSLCILVLVYTIFQFKNKTGPQPVTYYKRPVQEWV
【0050】
配列番号23 MMP−25 Q9NPA2
>gi|12585274|sp|Q9NPA2|MMP25_HUMAN Matrix metalloproteinase−25 precursor
(MMP−25)(細胞膜型マトリックスメタロプロテイナーゼ6)(MT−MMP 6)(細胞膜−type−6マトリックスメタロプロテイナーゼ)(MT6−MMP)(ロイコリシン)
MRLRLRLLALLLLLLAPPARAPKPSAQDVSLGVDWLTRYGYLPPPHPAQAQLQSPEKLRDAIKVMQRFAGLPETGRMDPGTVATMRKPRCSLPDVLGVAGLVRRRRRYALSGSVWKKRTLTWRVRSFPQSSQLSQETVRVLMSYALMAWGMESGLTFHEVDSPQGQEPDILIDFARAFHQDYPFDGLGGTLAHAFFPGEHPISGDTHFDDEETWTFGSKDGEGTDLFAVAVHEFGHALGLGHSSAPNSIMRPFYQGPVGDPDKYRLSQDDRDGLQQLYGKAPQTPYDKPTRKPLAPPPQPPASPTHSPSFPIPDRCEGNFDAIANIRGETFFFKGPWFWRLQPSGQLVSPRPARLHRFWEGLPAQVRVVQAAYARHRDGRILLFSGPQFWVFQDRQLEGGARPLTELGLPPGEEVDAVFSWPQNGKTYLVRGRQYWRYDEAAARPDPGYPRDLSLWEGAPPSPDDVTVSNAGDTYFFKGAHYWRFPKNSIKTEPDAPQPMGPNWLDCPAPSSGPRAPRPPKATPVSETCDCQCELNQAAGRWPAPIPLLLLPLLVGGVASR
【0051】
配列番号24 MMP−26 Q9NRE1
>gi|13629493|sp|Q9NRE1|MMP26_HUMAN Matrix metalloproteinase−26 precursor
(MMP−26)(マトリリシン−2)(エンドメターゼ)
MQLVILRVTIFLPWCFAVPVPPAADHKGWDFVEGYFHQFFLTKKESPLLTQETQTQLLQQFHRNGTDLLDMQMHALLHQPHCGVPDGSDTSISPGRCKWNKHTLTYRIINYPHDMKPSAVKDSIYNAVSIWSNVTPLIFQQVQNGDADIKVSFWQWAHEDWPFDGPGGILGHAFLPNSGNPGVVHFDKNEHWSASDTGYNLFLVATHEIGHSLGLQHSGNQSSIMYPTYWYHDPRTFQLSADDIQRIQHLYGEKCSSDIP
【0052】
配列番号25 MMP−27 Q9H306
>gi|11066090|gb|AAG28453.1|AF195192_1 matrix metalloprotease MMP−27
[Homo sapiens]
MKRLLLLFLFFITFSSAFPLVRMMENEENVQLAQAYLNQFYSLEIEGNHLVQSKNRSLIDDKIREMQAFFGLTVTGKLDSNTLEIMKTPRCGVPDVGQYGYTLPGWRKYNLTYRIINYTPDMARAAVDEAIQEGLEVWSKVTPLKFTKISKGIADIMIAFRTRVHGRPRYFDGPLGVLGHAFPPGPGLGGDTHFDEDENWTKDGAGFNLFLVAAHEFGHALGLSHSNDQTALMFPNYVSLDPRKYPLSQDDINGIQSIYGGLPKEPAKPKEPTIPHACDPDLTFDAITTFRREVMFFKGRHLWRIYYDITDVEFELIASFWPSLPADLQAAYENPRDKILVFKDENFWMIRGYAVLPDYPKSIHTLGFPGRVKKIDAAVCDKTTRKTYFFVGIWCWRFDEMTQTMDKGFPQRVVKHFPGISIRVDAAFQYKGFFFFSRGSKQFEYDIKTKNITRIMRTNTWFQCKEPKNSSFGFDINKEKAHSGGIKILYHKSLSLFIFGIVHLLKNTSIYQ
【0053】
配列番号26 MMP−28 Q9H239
アイソフォーム1
>gi|37538314|sp|Q9H239|MMP28_HUMAN Matrix metalloproteinase−28 precursor
(MMP−28)(エピリシン)(UNQ1893/PRO4339)
MVARVGLLLRALQLLLWGHLDAQPAERGGQELRKEAEAFLEKYGYLNEQVPKAPTSTRFSDAIRAFQWVSQLPVSGVLDRATLRQMTRPRCGVTDTNSYAAWAERISDLFARHRTKMRRKKRFAKQGNKWYKQHLSYRLVNWPEHLPEPAVRGAVRAAFQLWSNVSALEFWEAPATGPADIRLTFFQGDHNDLGNAFDGPGGALAHAFLPRRGEAHFDQDERWSLSRRRGRNLFVVLAHEIGHTLGLTHSPAPRALMAPYYKRLGRDALLSWDDVLAVQSLYGKPLGGSVAVQLPGKLFTDFETWDSYSPQGRRPETQGPKYCHSSFDAITVDRQQQLYIFKGSHFWEVAADGNVSEPRPLQERWVGLPPNIEAAAVSLNDGDFYFFKGGRCWRFRGPKPVWGLPQLCRAGGLPRHPDAALFFPPLRRLILFKGARYYVLARGGLQVEPYYPRSLQDWGGIPEEVSGALPRPDGSIIFFRDDRYWRLDQAKLQATTSGRWATELPWMGCWHANSGSALF
【0054】
配列番号27
アイソフォーム2
>gi|14589912|ref|NP_116568.1| matrix metalloproteinase 28 preproprotein isoform 2 [Homo sapiens]
MVARVGLLLRALQLLLWGHLDAQPAERGGQELRKEAEAFLEKYGYLNEQVPKAPTSTRFSDAIRAFQWVSQLPVSGVLDRATLRQMTRPRCGVTDTNSYAAWAERISDLFARHRTKMRRKKRFAKQGNKWYKQHLSYRLVNWPEHLPEPAVRGAVRAAFQLWSNVSALEFWEAPATGPADIRLTFFQGDHNDLGNAFDGPGGALAHAFLPRRGEAHFDQDERWSLSRRRGRNLFVVLAHEIGHTLGLTHSPAPRALMAPYYKRLGRDALLSWDDVLAVQSLYGKPLGGSVAVQLPGKLFTDFETWDSYSPQGRRPETQGPKYCHSSFDAITVDRQQQLYIFKGSHFWEVAADGNVSEPRPLQERWVGLPPNIEAAAVSLNDGDFYFFKVQSV
【0055】
配列番号28 MMP−like1 O43923
>gi|4758728|ref|NP_004133.1| matrix metalloproteinase−like 1 [Homo sapiens]
MDPGTVATMRKPRCSLPDVLGVAGLVRRRRRYALSGSVWKKRTLTWRVRSFPQSSQLSQETVRVLMSYALMAWGMESGLTFHEVDSPQGQEPDILIDFARAFHQDYPFDGLGGTLAHAFFPGEHPISGDTHFDDEETWTFGSKASQQLEQELAGGSPVDEELGFSRGWRVNPLGPGSPERLS
【0056】
(例3)
変異MMP−3(配列番号3)の安定性の評価
野性型のヒトメタロプロテイナーゼ3(MMP−3)(配列番号3)の触媒ドメイン、及び変異ヒトメタロプロテイナーゼ3(MMP−3)(配列番号3)の触媒ドメインであって、フェニルアラニンをアスパラギン酸に変異したものの安定性の評価を行った。同様の条件におけるこれらの2つの蛋白質の自己分解に対する安定性と比較する分析を行った。
【0057】
上記の例1に述べた方法に従ってこれらの2つの蛋白質を調製し、下記の方法に従ってSDS/ポリアクリルアミドゲル電気泳動により、安定性を分析した。
【0058】
Tris ヒドロキシメチルアミノエタン(Tris)50mM pH7.2;CaCl 5mM;ZnCl 0.1mM;NaCl 0.3M;及びアセトヒドロキサム酸(AHA)0.5Mを含有する緩衝液に溶解し、0.45mMの濃度の蛋白質のサンプルを使用する。このサンプルを、室温で保持する。
【0059】
0、4、7、11及び14日に対応する時間において、室温で保持した上記の2つのサンプルの一部5μLを採取し、−80℃で急速に凍結する;上記の蛋白質濃度を有する収集したサンプルについて、SDS/ポリアクリルアミドゲル(17%)の電気泳動により分析し、図1に示し、下記に示す結果を得る。
【0060】
この分析が示すように、野性型の蛋白質に対して変異蛋白質の安定性が増加する。事実、野性型及び変異型の蛋白質の両方は、時間0からみて、分解したバンドを示し、次の14日の間、分解されていない野性型の蛋白質に対するするバンドの強度は、有意に低下する。逆に、分解されていない変異蛋白質に対応するバンドの強度は、14日の間、実質的に一定である。さらに、変異蛋白質における変異部位に対応する171番目のアミノ酸残基を包含する野性型蛋白質の断片化(fragmentation)は、変異蛋白質で得た断片と比較して、低い分子量の断片を得る。このことは、野性型及び変異型蛋白質について、異なる切断部位を示し、変異蛋白質の変異部位は、野性型蛋白質の同一の位置におけるものよりも切断部位として、好ましく少なく、このことは、分解されていない変異蛋白質がより安定であることを示唆するものである。
【0061】
最終的に、図1に示すように、変異蛋白質の分解に由来する断片に対応するバンドは、実質的に保持された強度を有し、このことが示すのは、変異蛋白質が、断片化の影響を受けにくいばかりでなく、その断片化に由来する断片が、野性型の蛋白質の断片化により形成するものよりもより安定でもあることである。
【0062】
(例4)
変異MMP−10(配列番号7)の安定性の評価
野性型のヒトメタロプロテイナーゼ10(MMP−10)(配列番号7)の触媒ドメイン、及び変異ヒトメタロプロテイナーゼ10(MMP−10)(配列番号7)の触媒ドメインであって、フェニルアラニンをアスパラギン酸に変異したものの安定性の評価を行った。同様の条件におけるこれらの2つの蛋白質の自己分解に対する安定性と比較する分析を行った。
【0063】
上記の例1に述べた方法に従ってこれらの2つの蛋白質を調製し、下記の方法に従ってSDS/ポリアクリルアミドゲル電気泳動により、安定性を分析した。
【0064】
Tris 10mM pH7.2;CaCl 10mM;ZnCl 0.1mM;NaCl 0.3M;及びAHA 0.5Mを含有する緩衝液に溶解し、0.3mMの濃度の野性型の蛋白質、及び0.26mMの濃度の変異型のサンプルを使用する。このサンプルを、4℃で保持する。
【0065】
野性型の蛋白質について、0、1、2及び3日に対応する時間、並びに変異型の蛋白質について、0、6及び30日の時間において、4℃で保持した上記の2つのサンプルの一部5μLを採取し、−80℃で急速に凍結する;上記の蛋白質濃度を有する収集したサンプルについて、SDS/ポリアクリルアミドゲル(17%)の電気泳動により分析し、図2に示し、下記に示す結果を得る。
【0066】
MMP−3(配列番号3)に関連する結果について上記の通り既に行った、MMP−10(配列番号10)について得たものと実質的に同様の結果である観察とは別に、30日後にあっても、変異蛋白質により示されたように、高い安定性を有意に示す。
【0067】
(例5)
変異MMP−13(配列番号10)の安定性の評価
野性型のヒトメタロプロテイナーゼ13(MMP−13)(配列番号10)の触媒ドメイン、及び変異ヒトメタロプロテイナーゼ13(MMP−13)(配列番号10)の触媒ドメインであって、フェニルアラニンをアスパラギンに変異したものの安定性の評価を行った。同様の条件におけるこれらの2つの蛋白質の自己分解に対する安定性と比較する分析を行った。
【0068】
上記の例1に述べた方法に従ってこれらの2つの蛋白質を調製し、下記の方法に従ってSDS/ポリアクリルアミドゲル電気泳動により、安定性を分析した。
【0069】
Tris 50mM pH7.2;CaCl 5mM;ZnCl 0.1mM;及びNaCl 0.3Mを有し、AHAを有さない緩衝液に溶解し、80μMの濃度の蛋白質のサンプルを使用する。このサンプルを、室温で保持する。
【0070】
0、2、7、14及び21日に対応する時間において、室温で保持した上記の2つのサンプルの一部5μLを採取し、−80℃で急速に凍結する;上記の蛋白質濃度を有する収集したサンプルについて、SDS/ポリアクリルアミドゲル(17%)の電気泳動により分析し、図3に示し、下記に示す結果を得る。
【0071】
この分析により、野性型の蛋白質に対して変異蛋白質の安定性が増加する。図3から明らかなように、21日後にほとんど消失する分解されていない野性型の蛋白質に対応するバンドの強度は、減少する;逆に、本発明により変異させた蛋白質についての同様のバンドの強度は、21日後であっても、ほとんど変化しない。
【0072】
さらに、図3は、野性型の蛋白質についてのみ低い分子量の断片に対応するバンドを示す一方、斯かるバンドは、本発明により変異させた蛋白質については、観られない。
【0073】
(例6)
活性の評価
活性測定は、下記の方法により行った。比色分析用基質は、Biomolカタログ由来の試薬であるチオペプチド(Ac−Pro−Leu−Gly−[2−メルカプト−4−メチル−ペンタノイル]−Leu−Gly−OC)である。マトリックスメタロプロテイナーゼによるこの基質の加水分解により、DTNB(5,5’−ジチオビス(2−ニトロ安息香酸)、Ellman試薬と称されるもの)と反応するサルフィドリル基(sulphydrilic)を生じ、412nmの吸光度を用いて検出可能な2−ニトロ−5−チオ安息香酸を生じる。
【0074】
反応条件は、下記の通りである。
反応セル=500μL
チオペプトリデル*=100μM
蛋白質*=50nM
*印は、セルにおける最終濃度
【0075】
活性測定用の緩衝液:
50mM HEPES pH 7
5mM CaCl
0.1mM ZnCl
0.05% Brj−35
1mM DTNB [5,5’−ジチオビス(2−ニトロ安息香酸)]
【0076】
25℃での結果は、下記の通りである:
MMP3(配列番号3)(F171)−25℃における特定活性:43U/μg。U=100pモル/分
MMP7(配列番号4)(S166D)−25℃における特定活性:66U/μg。U=100pモル/分
MMP10(配列番号7)(F171)−25℃における特定活性:41U/μg。U=100pモル/分
MMP12(配列番号9)(F171)−25℃における特定活性:91U/μg。U=100pモル/分
【0077】
BiomolによるMMPの活性値は、用いた同様の基材について、37℃で測定したものであり、下記の通りである:
【0078】
MMP3(配列番号3)−37℃における特定活性:50U/μg。U=100pモル/分
MMP7(配列番号4)−37℃における特定活性:34.5U/μg。U=100pモル/分
MMP10(配列番号7)−37℃における特定活性:42.5U/μg。U=100pモル/分
MMP12(配列番号9)−37℃における特定活性:86U/μg。U=100pモル/分
【0079】
(例7)
各MMPについての触媒ドメインのcDNAを、pET21ベクター(Novagen社)にクローニングした;得たベクターを使用して、大腸菌であるBL21−DE3細胞をトランスフォームした。トランスフォームした細胞を、37℃でLuria−Bertani培地で増殖させた。IPTG 0.5mMを添加して、指数増殖期の間、各蛋白質の発現を誘導した。誘導5時間後、細胞を採取し、溶解し、封入体を、6M尿素及び20mMのTris−HClを有するpH8の溶液に溶解した。その後、20mMのTris−HCl pH8及び6M尿素を有する緩衝液を用い、0.5MまでのNaClの線形グラジエントで溶出することにより、陰イオン交換樹脂(HiTrap−QHP)(Pharmacia社)により、精製した。
【0080】
その後、50mMのTris−HCl pH7.2、CaCl 10mM、ZnCl 0.1mM、NaCl 0.3M、及びAHA 0.2Mを有する溶液を用い、次なる透析により、精製した蛋白質をリフォールディングした。最終的なリフォールディングにおいて、AHAの濃度は、0.5Mである。触媒ドメインの単離については、最後の透析の緩衝液により溶出して、クロマトグラフ用カラムであるSuperdex 75 16/60(Pharmacia社)を用いた。
【0081】
上記の方法に従って、MMP−1(配列番号1)、MMP−3(配列番号3)、MMP−7(配列番号4)、MMP−8(配列番号5)、MMP−10(配列番号7)、及びMMP−12(配列番号9)の触媒ドメインを調製し、精製した。
【図面の簡単な説明】
【0082】
【図1】例3に示した通り、野性型及び変異型のMMP3(配列番号3)のSDS(ドデシル硫酸ナトリウム)/ポリアクリルアミドゲル電気泳動である。
【図2】例4に示した通り、野性型及び変異型のMMP10(配列番号10)のSDS/ポリアクリルアミドゲル電気泳動である。
【図3】例5に示した通り、野性型及び変異型のMMP13(配列番号10)のSDS/ポリアクリルアミドゲル電気泳動である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒトマトリックスメタロプロテイナーゼの触媒ドメインであって、
当該触媒ドメインは、配列アクセス番号P39900(スイスプロット)のナンバリングによる171番目のフェニルアラニンに対応するアミノ酸残基が、親水性及び/又は帯電したアミノ酸残基であるように、変異されていることを特徴とする触媒ドメイン。
【請求項2】
前記の171番目のフェニルアラニンに対応するアミノ酸残基は:
ヒトのMMP−2(配列番号2)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P08253(スイスプロット)のナンバリングによる181番目のグリシン;
ヒトのMMP−3(配列番号3)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P08254(スイスプロット)又はQ6GRF8(TrEMBL)のナンバリングによる171番目のフェニルアラニン;
ヒトのMMP−7(配列番号4)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P09237(スイスプロット)のナンバリングによる166番目のセリン;
ヒトのMMP−9(配列番号6)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P14780(スイスプロット)のナンバリングによる178番目のグリシン;
ヒトのMMP−10(配列番号7)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P09238(スイスプロット)又はQ53HH9(TrEMBL)のナンバリングによる170番目のフェニルアラニン;
ヒトのMMP−12(配列番号9)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P39900(スイスプロット)のナンバリングによる171番目のフェニルアラニン;
ヒトのMMP−13(配列番号10)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P45452(スイスプロット)又はQ7Z5M0、Q7Z5M1及びQ6NWN6(TrEMBL)のナンバリングによる175番目のフェニルアラニン;
ヒトのMMP−14(配列番号11)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P50281(スイスプロット)及びQ6GSF3(TrEMBL)のナンバリングによる189番目のセリン;
ヒトのMMP−15(配列番号12)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P51511(スイスプロット)及びQ7KZY0(TrEMBL)のナンバリングによる209番目のセリン;
ヒトのMMP−16及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォーム(配列番号13及び14)については、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号P51512(スイスプロット)又はQ52H48及びQ14824(TrEMBL)のナンバリングによる196番目のセリン;
ヒトのMMP−17(配列番号15)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9ULZ9(スイスプロット)又はQ5U5M0及びQ81WC3(TrEMBL)のナンバリングによる200番目のグリシン;
ヒトのMMP−19及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォーム(配列番号16及び17)については、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q99542(TrEMBL)のナンバリングによる165番目のチロシン;
ヒトのMMP−20(配列番号18)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号O60882(TrEMBL)のナンバリングによる179番目のセリン;
ヒトのMMP−21(配列番号19)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q5VZP9及びQ8N119(TrEMBL)のナンバリングによる238番目のシステイン;
ヒトのMMP−23A(配列番号20)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号O75900(TrEMBL)のナンバリングによる152番目のシステイン;
ヒトのMMP−23B(配列番号21)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9UBR9(TrEMBL)のナンバリングによる152番目のシステイン;
ヒトのMMP−24(配列番号22)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9Y5R2及びQ9H440(TrEMBL)のナンバリングによる232番目のセリン;
ヒトのMMP−25(配列番号23)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9NPA2(TrEMBL)のナンバリングによる182番目のセリン;
ヒトのMMP−26(配列番号24)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9NRE1(TrEMBL)のナンバリングによる161番目のグリシン;
ヒトのMMP−27(配列番号25)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9H306及びQ6UWK6(TrEMBL)のナンバリングによる168番目のシステイン;
ヒトのMMP−28及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォーム(配列番号26及び27)については、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号Q9H239及びQ9BUG8(TrEMBL)のナンバリングによる193番目のグリシン;並びに
ヒトのMMP−様1(配列番号28)及び代替的な「スプライシング」によって決定された全てのアイソフォームについては、変異されたアミノ酸残基が、配列アクセス番号O43923(TrEMBL)のナンバリングによる106番目のセリン;
から選択されることを特徴とする請求項1に記載の触媒ドメイン。
【請求項3】
前記の親水性及び/又は帯電したアミノ酸残基は、グルタミン、グルタミン酸、アスパラギン及びアスパラギン酸からなる群から選択されたアミノ酸残基であることを特徴とする請求項1に記載の触媒ドメイン。
【請求項4】
前記の親水性及び/又は帯電したアミノ酸残基は、アスパラギン酸残基であることを特徴とする請求項3に記載の触媒ドメイン。
【請求項5】
触媒ドメインとして、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の触媒ドメインを有することを特徴とする変異ヒトマトリックスメタロプロテイナーゼ。
【請求項6】
請求項1乃至5に規定の通り任意に変異した、ヒトマトリックスメタロプロテイナーゼ及び触媒ドメインの、医薬組成物の調製への使用。
【請求項7】
マトリックス生体高分子の蓄積及び/又はTIMPs(組織性メタロプロテイナーゼインヒビター)の過剰に関連した病態の処置に有用な医薬組成物の調製への、請求項6に記載の使用。
【請求項8】
前記病態は、強皮症、動脈硬化、腎硬化、肝線維症、肺線維症及び膵臓線維症から選択されることを特徴とする請求項7に記載の使用。
【請求項9】
活性本体として、請求項1乃至5のいずれか一項に規定の通り任意に変異された、ヒトマトリックスメタロプロテイナーゼ又は触媒ドメインを有することを特徴とする医薬組成物。
【請求項10】
マトリックス生体高分子の蓄積及び/又はTIMPs(組織性メタロプロテイナーゼインヒビター)の過剰に関連した病態の診断用の診断キットであって、
請求項1乃至5のいずれか一項に規定の通り任意に変異された、ヒトマトリックスメタロプロテイナーゼ又は触媒ドメインを有することを特徴とする診断キット。
【請求項11】
前記病態は、強皮症、動脈硬化、腎硬化、肝線維症、肺線維症及び膵臓線維症から選択されることを特徴とする請求項10に記載の診断キット。
【請求項12】
医薬的な標的としてのマトリックスメタロプロテイナーゼの医薬的な特徴付け用の試薬として、請求項1乃至4に規定の通り変異されたマトリックスメタロプロテイナーゼの触媒ドメイン、又は請求項5に規定の通り変異されたマトリックスメタロプロテイナーゼの使用。
【請求項13】
請求項5に規定の通り変異されたマトリックスメタロプロテイナーゼをコードすることを特徴とするDNA配列。
【請求項14】
請求項13に記載のDNA配列を有することを特徴とする組換えベクター。
【請求項15】
請求項14に記載の組換えベクターで、トランスフェクト又はトランスフォームされたことを特徴とする単離細胞。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2009−507469(P2009−507469A)
【公表日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−525585(P2008−525585)
【出願日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【国際出願番号】PCT/EP2006/065200
【国際公開番号】WO2007/020223
【国際公開日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【出願人】(507031996)プロテラ ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ (2)
【Fターム(参考)】