説明

反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜とこの二重構造セルフクリーニング膜が形成された構造体ならびに製造方法

【課題】 セルフクリーニング機能と反射防止機能の両方を併せ持つ二重構造セルフクリーニング膜とこの二重構造セルフクリーニング膜が形成された構造体ならびに製造方法を提供する。
【解決手段】 カチオンポリマーを介在させ、透明基板上にSiO粒子、チタン酸ナノシートを静電気力により順次沈着させ、TiOが生成する温度で焼成し、カチオンポリマーを除去するとともにチタン酸ナノシートをTiOに変換し、透明基板の表面にSiO層を形成させ、かつSiO層の上にTiO層を形成させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、セルフクリーニング機能と反射防止機能の両方を併せ持つ二重構造セルフクリーニング膜とこの二重構造セルフクリーニング膜が形成された構造体ならびに製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
TiOの酸化分解機能と超親水性が利用され、TiOがコーティングされた各種製品が市販されている。この製品では、TiOの酸化分解機能により、紫外線(UV)照射条件下で有機汚染物を分解し、また、表面に付着した微生物を殺すことができる。さらに、TiOの超親水性により、表面上の水滴を急速かつ完全に拡散させることができる(たとえば、特許文献1、2)。このような機能は、一般に、セルフクリーニング機能と呼ばれている。
【特許文献1】特許第2756474号
【特許文献2】特許第3717868号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
TiOのコーティングはガラスやプラスチックなどの透明基材にも簡単に適用してセルフクリーニング機能を付与することが可能であると考えられる。
【0004】
しかしながら、実際には、TiOの屈折率nは大きく(アナターゼで約2.52、ルチルでは2.76)、これまでに開発されたコーティング技術では透明基材の表面反射を増強させてしまう。可視光での空気−ガラス界面における反射は約4%であるが、空気−TiO界面における反射は20%にも上る。太陽電池、照明器具、温室などへの応用を考慮すると、セルフクリーニング機能を持ちながらも、表面反射を低減させ、光透過率を大きくすることが望まれる。
【0005】
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、セルフクリーニング機能と反射防止機能の両方を併せ持つ二重構造セルフクリーニング膜とこの二重構造セルフクリーニング膜が形成された構造体ならびに製造方法を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するものとして、第1に、多孔性のSiO層の上にTiO層が形成されていることを特徴としている。
【0007】
本発明は、第2に、SiO層は二次元的に広がるSiO粒子の単層または該単層が積層した複層から形成されていることを特徴としている。
【0008】
本発明は、第3に、TiOはチタン酸ナノシートから変換されたものであることを特徴としている。
【0009】
本発明は、第4に、TiO層はチタン酸ナノシートの単層または複層から変換されて形成されていることを特徴としている。
【0010】
本発明は、第5に、透明基板の表面に第1ないし第4の特徴を有する反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜が形成されていることを特徴としている。
【0011】
本発明は、第6に、カチオンポリマーを介在させ、透明基板上にSiO粒子、チタン酸ナノシートを静電気力により順次沈着させ、TiOが生成する温度で焼成し、カチオンポリマーを除去するとともにチタン酸ナノシートをTiOに変換し、透明基板の表面にSiO層を形成させ、かつSiO層の上にTiO層を形成させることを特徴としている。
【0012】
本発明は、第7に、カチオンポリマーを介在させ、透明基板上にSiO粒子、チタン酸ナノシートを静電気力により順次沈着させ、TiOが生成する温度で焼成し、カチオンポリマーを除去するとともにチタン酸ナノシートをTiOに変換し、透明基板の表面にSiO層を形成させ、かつSiO層の上にTiO層を形成させた後、透明基板を除去することを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、上層のTiO層によりセルフクリーニング機能を保持しつつ、下層の多孔性SiO層によって反射防止機能を発現させ、表面反射を低減させることができる。反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜が実現され、この二重構造セルフクリーニング膜は、ガラス、プラスチックなどの透明基材の表面にコーティングすることができ、このようにして反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜が形成された構造体は、太陽電池、照明器具、温室などに応用可能となる。反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜および構造体は、二重構造セルフクリーニング膜を構成する各層を静電気引力によって沈着させることにより容易に製造することができる。また、各層の厚みを精度よく制御することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、実施例を示し、本発明の反射防止機能を持つ二重構造セルフコーティング膜とこの二重構造セルフコーティング膜が形成された構造体ならびに製造方法を詳しく説明する。
【実施例】
【0015】
(材料の調製)
直鎖状四級アンモニウムポリカチオンであるPoly(diallyldimethyl ammonium)(PDDA)には市販品(Aldrich、409022、中程度MW)を使用し、2mg mL−1の濃度でそれ以上精製せず、0.1mol L−1のアンモニウム水を用いてpHを9.0に調整した。SiOコロイド水溶液(平均直径:17nm;Cataloid SI-40;Catalyst Chemical Co., Japan)を脱イオン水で希釈し、1mg mL−1(pH約9)の濃度にした。脱イオン水には比抵抗が約18MΩcmのものを用いた。
【0016】
チタン酸ナノシートコロイド水溶液はSasakiの方法により0.08g L−1(pH約9)の濃度に調整した。CsCOとTiOの化学両論組成の混合物を800℃で20時間焼成し、セシウム・チタネート前駆体を作製する。得られたセシウム・チタネート前駆体の70gを1mol dm−3のHCl溶液2dmにより室温で処理する。この酸処理を24時間毎に新しい酸溶液で3度行う。得られた酸置換物を濾過、水洗浄、そして大気中で乾燥させる。得られたプロトン・チタネートを、0.0017mol dm−3のテトラブチルアンモニウム水酸化物溶液を用いて室温で10日間勢いよく振る。乳白色のコロイド状のサスペンションを得る。サスペンションは単一層の結晶を含む。
(二重構造膜および構造体の作製)
SiO粒子とチタン酸ナノシートはいずれも負に帯電している。一方、PDDA分子は正に帯電している。したがって、図1の模式図に示したように、交互に静電沈着を行うことによって、ガラスや石英などの透明基板上にSiO粒子層およびチタン酸ナノシートを形成することができる。チタン酸ナノシートは500℃で焼成すると、アナターゼ型のTiOに変換し、多孔性のSiO層上に高密度なTiO層が形成する。
【0017】
ガラスならびに石英基板を濃縮HSO/H(7:3v/v)溶液で洗浄した後、脱イオン水で洗った。洗浄した基板をPDDA溶液、SiOコロイド溶液中に交互に5分間ずつ浸漬した。各溶液に浸漬する前には基板を水で洗浄した。
【0018】
複層(PDDA/SiO(6回にわたり交互に浸漬したもの)を基板上に作製した。次いで、基板をPDDA溶液ならびにチタン酸ナノシートコロイド溶液中に交互に浸漬した。この後、500℃で1時間焼成してPDDAを除去し、チタン酸ナノシートをアナターゼ型のTiOに変換した。
(セルフクリーニング機能)
焼成して得たTiO−SiO二重構造膜の表面を、オクタドデシルリン酸(ODP)を用いて修飾した。オクタドデシルリン酸は和光純薬工業(株)より購入し、ヘプタンとイソプロパノール(1000:5v/v)(いずれも和光純薬工業(株)より購入、精製なし)の混合溶媒に溶解して1mMのODP溶液とした。このODP溶液にTiO−SiO二重構造膜が形成したガラス基板を72分以上浸漬した。次いで、ODP溶液からガラス基板を取り出し、イソプロパノールで洗浄した。ODP分子はTiO層の表面に緻密な単層を形成する。ODP分子の吸着後、TiO層の表面の水接触角は100°以上に増加した。表面は疎水性となった。
【0019】
ガラス基板をUV−A帯の紫外光を放出するUV光照射条件下(林時計工業(株)製 UV-310)に配置した。UV照射中に10カ所の異なる位置で水の接触角を測定し、TiO−SiO二重構造膜のセルフクリーニング機能を評価した。ガラス基板表面に照射した光の強度は2.6mW cm−2とした(浜松ホトニクス(株)製の電力計を用いて測定)。日光のUV成分の範囲内である。接触角の測定は、固着モード、室温で接触角測定計(協和界面科学(株)製CA-X)を用いて行い、市販のFMASソフトウェアで分析した。従来の静的な接触角測定に加えて、液滴が表面に広がる途中の一時的な接触角を測定することもできる。また、ODP単層の分解について、日本分光(株)製のFTIR分光計により赤外線(IR)スペクトルを用いて調べた。
(その他の測定)
TiO−SiO二重構造膜の透過スペクトルを、(株)島津製作所製の分光計を用いて垂直入射で測定した。TiO−SiO二重構造膜の表面形態と断面を、(株)日立製作所製のS4500走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて調べた。SEM測定は、試料に市販のスパッタリング装置を用いてプラチナをコーティングしてから行った。TiO−SiO二重構造膜の屈折率および各層の厚みを偏光解析装置(J.A.Woollam Co., Inc. M-2000U)を用いて測定した。
(結果)
アルカリ性媒体の中ではガラスや石英などの基材は負に帯電している。したがって、静電沈着によりSiOおよびチタン酸ナノシートの複層を基板上に沈着させることが可能であった。SiOナノ粒子が沈着している証拠は表面反射の減少により得られる。6サイクルの沈着により基材の表面反射が非常に弱くなり、淡黄色を示した。
【0020】
一方、チタン酸ナノシートには260nmを中心とする特徴的な吸収帯が存在する。図2に示したように、チタン酸ナノシートを一層ずつ沈着させる過程で260nmの吸収はほぼ線形に増加した。このことは、チタン酸ナノシートが均一に積層していることを示している。チタン酸ナノシートの沈着時間が増えるにつれて基板の表面反射が徐々に増加し、表面反射の色は、淡黄色から暗い黄色(3層ナノシート)、ピンク(6層ナノシート)、青(9層ナノシート)に変化した。12層ナノシートでは反射防止機能は実現されなかった。
【0021】
図3に、6層SiOコーティング石英、3層チタン酸ナノシート/6層SiOコーティング石英、6層チタン酸ナノシート/6層SiOコーティング石英および9層チタン酸ナノシート/6層SiOコーティング石英の500℃焼成後の透過スペクトルを示した。リファレンスとして、250nm−800nm範囲の石英の透過スペクトルも示した。
【0022】
280nmでは、6層SiOコーティング石英が99.9%を超える最大の透過性を示した。390nmでは、3層ナノシート/6層SiO二重構造が99.4%を超える最大の透過性を示した。485nmでは、6層ナノシート/6層SiO二重構造が98.5%を超える最大の透過性を示した。585nmでは、9層ナノシート/6層SiO二重構造が97.6%を超える最大の透過性を示した。全ての試料は400−800nmの範囲で石英基板を超える透過性を示しており、反射防止機能を裏付けている。
【0023】
図4に、上記の内の3種類のTiO−SiO二重構造膜の吸収スペクトルを示した。リファレンスとしてチタン酸ナノシートコロイド水溶液の吸収スペクトルを併せて示した。
【0024】
全ての二重構造膜が示す吸収特性はチタン酸ナノシートと異なっているが、TiOの特性に類似しており、500℃での焼成途中でチタン酸からTiOへと相変化が生じたことが確認される。3種類の二重構造膜のバンドギャップを計算すると、3層ナノシート試料では3.59eV、6層ナノシート試料では3.43eV、9層ナノシート試料では3.32eVとなった。これらのバンドギャップ値はチタン酸ナノシートの値3.9eVよりかなり小さいが、それでもバルク状態のアナターゼのバンドギャップ値3.2eVよりは大きくなっており、TiO超薄層による2次元量子閉じ込め効果がその原因ではないかと考えられた。
【0025】
偏光解析装置を用いた500℃焼成後の複層ナノシートの厚み測定の結果、3層、6層、9層のナノシートの厚みは、それぞれ、2.2nm、4.3nm、6.5nmであり、ナノシート1層の厚みの平均は0.72nmであった。このデータは2002年のSasaki et al.による報告と一致している。633nmでの屈折率は、3層ナノシートで1.80、6層ナノシートで2.04、9層ナノシートで2.07であった。屈折率がアナターゼ(屈折率:2.52)と比較して小さい理由は、おそらく超薄層に起因していると考えられる。
【0026】
同様に、偏光解析装置による6層SiOの厚みの測定値は55nmであった。6層SiOの633nmにおける屈折率測定値は1.26であったが、この値は、純粋なSiO(屈折率:1.46)に比べ大幅に減少しており、SiO層が多孔性であることを裏付けている。
【0027】
図5に、いくつかの試料の電子顕微鏡写真を示した。上の2枚は厚さ55nmのSiO層、中央の2枚は厚さ4.3nmのTiO層/厚さ55nmのSiO層、下の2枚の内左側は、厚さ2.2nmのTiO層/厚さ55nmのSiO層、右側は厚さ6.5nmのTiO層/厚さ55nmのSiO層をそれぞれ示している。
【0028】
SiO層は多孔性が大きく、屈折率が低いことに対応している。チタン酸ナノシートを沈着させることにより、多孔性SiO層を覆う表面薄層が生じる。チタン酸ナノシート層の多孔性SiO層上におけるコーティング度は沈着回数が増えるに伴い増大し、9層ナノシートはほぼ完全に多孔性SiO層をコーティングした。断面の顕微鏡写真よりTiOの高密度層が多孔性SiO層の上に形成しているのが明確に確認される。
【0029】
セルフクリーニング機能の結果については図6に示した通りである。全てのTiO−SiO二重構造膜において、UV照射により水接触角が著しく減少している。また、接触角の減少速度はTiO層の厚みに依存することが確認された。3種類の試料の内で最も速い水接触角の減少が観察されたのは、6.5nmTiO/55nmSiO二重構造膜(△)であった。水接触角が3.5時間で107°から約0°に減少した。2.1nmTiO/55nmSiO二重構造膜(■)は、水接触角の減少が最も遅く、接触角が115°から約0°に減少するまでに6時間を要した。4.3nmTiO/55nmSiO二重構造膜(●)は両者の中間である。
【0030】
UV照射中のIRスペクトルは図7に示した通りである。図7は、6.5nmTiO/55nmSiO二重構造膜についてのIRスペクトルである。2919cm−1ならびに2850cm−1に現れるメチレン基のIR吸収は、UVの照射にともなって次第に減少した。3時間後、シグナルはほぼ消失した。接触角測定の結果が追認された。TiO−SiO二重構造膜はセルフクリーニング機能を持つ。ODP単層の分解後、二重構造膜の接触角は0°近くになったが、これはTiO層の超親水性によるものである。
【0031】
以上の通り、静電引力法により作製したTiO−SiO二重構造膜は、反射防止機能とともにセルフクリーニング機能を併せ持つ。反射防止機能は多孔性のSiO層により実現され、セルフクリーニング機能は、多孔性SiO層の上に形成されたTiO層により発現する。TiO層の屈折率は比較的大きいが、TiO−SiO二重構造のコーティングによってガラスまたは石英基板の最大透過率が97%を超える程度まで改善する。反射防止機能とセルフクリーニング機能は、形成するTiO層とSiO層の相対的な厚みを調節することによって最適化することが可能である。TiO層とSiO層の相対的な厚みの調節は、静電気力法により容易に可能である。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜とこの二重構造セルフクリーニング膜が形成された構造体の製造プロセスを示した概略図である。
【図2】複層(PDDA/SiO上に沈着させた(PDDA/チタン酸ナノシート)層毎の吸収スペクトルである。
【図3】6層SiOコーティング石英、3層チタン酸ナノシート/6層SiOコーティング石英、6層チタン酸ナノシート/6層SiOコーティング石英および9層チタン酸ナノシート/6層SiOコーティング石英の500℃焼成後の透過スペクトルである。
【図4】3層ナノシート/6層SiO二重構造膜、6層ナノシート/6層SiO二重構造膜および9層ナノシート/6層SiO二重構造膜の吸収スペクトルである。
【図5】実施例におけるいくつかの試料の電子顕微鏡写真である。
【図6】UV照射によるODPを修飾したTiO/SiO二重構造膜の接触角変化をプロットした図である。
【図7】6.5nmTiO/55nmSiO二重構造膜のUV照射中のIRスペクトルである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
多孔性のSiO層の上にTiO層が形成されていることを特徴とする反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜。
【請求項2】
SiO層は二次元的に広がるSiO粒子の単層または該単層が積層した複層から形成されている請求項1記載の反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜。
【請求項3】
TiOはチタン酸ナノシートから変換されたものである請求項1または2記載の反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜。
【請求項4】
TiO層はチタン酸ナノシートの単層または複層から変換されて形成されている請求項1ないし3いずれか1項に記載の反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜。
【請求項5】
透明基板の表面に請求項1ないし4いずれか1項に記載の反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜が形成されていることを特徴とする反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜が形成された構造体。
【請求項6】
カチオンポリマーを介在させ、透明基板上にSiO粒子、チタン酸ナノシートを静電気力により順次沈着させ、TiOが生成する温度で焼成し、カチオンポリマーを除去するとともにチタン酸ナノシートをTiOに変換し、透明基板の表面にSiO層を形成させ、かつSiO層の上にTiO層を形成させることを特徴とする反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜が形成された構造体の製造方法。
【請求項7】
カチオンポリマーを介在させ、透明基板上にSiO粒子、チタン酸ナノシートを静電気力により順次沈着させ、TiOが生成する温度で焼成し、カチオンポリマーを除去するとともにチタン酸ナノシートをTiOに変換し、透明基板の表面にSiO層を形成させ、かつSiO層の上にTiO層を形成させた後、透明基板を除去することを特徴とする反射防止機能を持つ二重構造セルフクリーニング膜の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−187785(P2007−187785A)
【公開日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−4605(P2006−4605)
【出願日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【出願人】(591243103)財団法人神奈川科学技術アカデミー (271)
【Fターム(参考)】