説明

吐出装置

【課題】吐出不良が生じない吐出装置を提供する。
【解決手段】タンク5内に複数の吐出機構を設けた回転体2を配置し、タンク5の底面に吐出先端部20を配置し、天井に押圧装置25を配置し、回転体2を回転させたときに、押圧装置25により、吐出先端部20上に位置する吐出機構から吐出液を吐出先端部20に供給し、吐出孔20bから吐出させる。吐出先端部20上から吐出機構9が移動すると、その吐出機構の貫通孔111〜113の内部に、底面14間の吐出液が吸引される。回転体2が一回転する間、吐出機構の数だけ吐出することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一定量を精度よく高速に吐出できる液体滴下ヘッドに関する。
【背景技術】
【0002】
液体を一定量吐出する滴下ヘッドは、液体の供給と排出に逆止弁を利用したものがある。
図5(a)、(b)、図6(c)、(d)の符号100は、従来技術の滴下ヘッドを示しており、液体120の吐出はシリンダ119に組み込まれたプランジャ111の往復動作によって行われる。
【0003】
図5(a)を参照し、シリンダ119への液体の供給は、液体供給口112を通して行われ、一回に吐出する体積分だけ、シリンダ119内に取り込まれる。このとき、液体供給口112の開閉は、バネ114によって押しつけられたボールバルブ113によって行われる。
【0004】
即ち、プランジャ111が引き上げられると、シリンダ119の内圧が下がり、このときバネ114によって、閉じられていたボールバルブ113が内圧によってシリンダ119側に引き込まれ、同時に供給口が開かれるため、液体がシリンダ119内に供給される。
【0005】
次に、図5(b)に示すように、プランジャ111が下がるとシリンダ119内の圧力が高くなり、バネ116によって閉じられていたノズル115側のボールバルブ117が押し下げられ、同時にノズル115側が解放され、液体がノズル115側に流れる。
【0006】
次に、図6(c)に示すように、更にプランジャ111が押し下げられると、ノズル115から液体120が吐出される。
次いで、図6(d)に示すように、再びプランジャ111が引き上げられると、ノズル115側のボールバルブ117が閉じて、液体供給口112のボールバルブ113が開き、液体がシリンダ119内に供給される。
【特許文献1】特開2008ー717号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このように、液体の供給と排出に逆止弁を利用したヘッドでは、構造が簡単で、吐出タイミングの長い定量吐出には適しているが、吐出のタイミングが早まると、バネの復元速度が追いつかなくなる。そのため、吐出不良が発生する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は、吐出液が配置されるタンクと、前記タンクの底面に配置され、前記タンクの底面上に突出する先端部本体と、前記タンクの内部に配置され、前記先端部本体の前記底面上の部分と接触する回転体と、前記回転体に接続され、前記回転体を回転させる回転軸と、前記回転体に設けられ、前記回転体の回転によって回転し、前記先端部本体の内部の吐出孔と連通する位置を通過する複数の貫通孔と、前記各貫通孔内に配置された押圧軸と、複数の前記貫通孔のうち、前記吐出孔と連通する前記貫通孔の内部の前記押圧軸を前記吐出孔方向に移動させる押圧装置と、前記押圧装置によって前記吐出孔側に移動された押圧軸を、前記吐出孔とは反対側に移動させるバネ部材とを有する吐出装置である。
また、本発明は、前記押圧軸は前記回転体の前記底面とは反対側の面上に突出され、前記バネ部材は、前記押圧軸の突出された部分の端部に設けられたフランジ部と前記回転体の間に配置された吐出装置である。
また、本発明は、前記押圧装置は、前記押圧軸が伸びる方向と同方向に伸びる可動軸と、前記可動軸を上下移動させる駆動部を有する吐出装置である。
【発明の効果】
【0009】
吐出の間隔が短いので、生産効率が向上する。
バネ部材の復元時間が長くなるので、吐出ミスが生じない。
吐出液の吸引に弁を用いないので、吸引も早くなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1、2の符号1は、本発明の吐出装置を示している。
この吐出装置1はタンク5を有しており、タンク5の内部には、回転体2が配置されている。回転体2は円形の下側底面4を有しており、その周辺の縁に沿って円周の側面を有している。ここでは回転体2の上側底面も円形であり、回転体2は円盤状又は円柱形状となっている。
【0011】
タンク5の外部には、モータ8が配置されている。モータ8はタンク5の上方に配置されており、モータ8には回転軸6の根本側が取り付けられており、その回転軸6の先端側はタンク5に気密に挿入されており、回転軸6は、回転体2の下側底面4の中心を通り、側面と平行な回転体2の回転軸線と、回転軸6の回転軸線が一致するように、回転体2に取り付けられている。回転体2の下側底面4は、回転体2の回転軸線と垂直である。
【0012】
回転体2は回転軸6によって持ち上げられており、回転体2の下側底面4と、該下側側面に面するタンク5の底面14とは離間され、隙間ができるようにされている。
【0013】
回転体2の側面と上方の底面も、タンク5の側面や天井の壁面から離間して配置されており、モータ8が動作し、回転軸6がその回転軸線の廻りに回転すると、回転体2も回転軸6の回転軸線廻りに回転するようにされている。回転体2の下側底面4と、該下側底面4に面するタンク5の底面14とは平行に配置されており、平行状態を維持しながら回転する。
なお、回転軸6の回転軸線と、回転体2の中心軸線は一致するように配置されているから、回転体2の側面は、同一の円周軌道上を回転移動する。
【0014】
回転体2には、複数の貫通孔111〜113(ここでは3個)が、その中心軸線が回転体2の下側底面4(及びタンク5の底面)に対して垂直になるように形成されている。
従って、回転体2の下側底面4を水平にすると、各貫通孔111〜113の中心軸線はそれぞれ鉛直になる。
【0015】
各貫通孔111〜113は同じ大きさに形成されており、また、各貫通孔111〜113の中心軸線は、回転軸6の回転軸線(又は回転体2の中心軸線)からの距離が、それぞれ等しくなるように配置されている。従って、各貫通孔111〜113は同一の円周軌道上を回転移動するようにされている。
【0016】
各貫通孔111〜113の回転体2の上側底面の開口の周囲には、螺旋の径が貫通孔111〜113の開口よりも大きいバネ部材171〜173が、中心軸線が一致するようにそれぞれ配置されている(図1ではバネ部材171〜173は省略)。
【0017】
貫通孔111〜113とバネ部材171〜173には、上端部にフランジ部131〜133が形成された押圧軸121〜123が、その反対側の下端部から挿入され、バネ部材171〜173の内部と貫通孔111〜113の上部に押圧軸121〜123が位置し、押圧軸121〜123の下端は、貫通孔111〜113の下端よりも上方に位置している。
【0018】
フランジ部131〜133はバネ部材171〜173の径よりも大きくされており、バネ部材171〜173は回転体2の上部表面とフランジ部131〜133の間に挟まれている。
【0019】
フランジ部131〜133が上部から押圧されると、バネ部材171〜173が圧縮変形される。このとき、押圧軸121〜123は、貫通孔111〜113の壁面と密着しながら、貫通孔111〜113の内部を下方に移動する。
【0020】
タンク5の天井の上には、押圧装置25が配置されている。この押圧装置25は電磁ソレノイドであり、電磁コイルが配置された駆動部25aと、一端が駆動部25a内部に挿入され、他端がタンク5内部に挿入された可動軸25bを有している。
【0021】
可動軸25bは、駆動部25aの電磁コイルへの電圧印加によって、可動軸25bを中心軸線が伸びる方向に沿って下方に移動、又は下方と上方に移動できるように構成されている。
【0022】
可動軸25bは回転体2の上方に配置され、下方に移動したときは回転体2に近づくように延伸し、上方に移動したときは駆動部25a側に収縮する。
各押圧軸121〜123の中心軸線は貫通孔111〜113の中心軸線と一致している。
【0023】
また、貫通孔111〜113は、各貫通孔111〜113の中心軸線と回転軸6の回転軸線の間の距離がそれぞれ等しくなる位置に形成されており、可動軸25bの中心軸線と回転軸6の回転軸線との間の距離は、各貫通孔111〜113の中心軸線と回転軸6の回転軸線の間の距離と等しくなるように形成されている。
【0024】
可動軸25bの下端は、可動軸25bの下端以外の部分よりも大径な形状にされている。符号23はその下端を示している。
バネ部材171〜173と、バネ部材171〜173内に位置する押圧軸121〜123の部分と、押圧軸121〜123の上端のフランジ部131〜133とは、容器151〜153に納められている。
【0025】
可動軸25bが収縮しているときには、可動軸25bの下端23の高さは、容器151〜153の上端部の高さやフランジ部131〜133の高さよりも高くなるように設定されており、従って、可動軸25bが収縮しているときには、回転体2が回転しても、可動軸25bは容器151〜153やフランジ部131〜133とは衝突せず、回転体2は回転軸線を中心にして回転移動することができる。
【0026】
可動軸25bが延伸すると、可動軸25bの下端23の高さは、容器151〜153の上端部の高さやフランジ部131〜133の高さよりも低くなるように設定されている。
【0027】
容器151〜153の上部には、可動軸25bの下端23よりも大きな開口181〜183が形成されており、回転体2の回転により、収縮した可動軸25bの下方に開口18が位置するときに可動軸25bが延伸すると、可動軸25bの下端23は開口181〜183から容器151〜153の内部に進入する。
【0028】
このとき、可動軸25bの下方位置にフランジ部131〜133が位置すれば、可動軸25bの下端23はフランジ部131〜133に当接される。
【0029】
可動軸25bが延伸される際には、駆動部25aは、バネ部材171〜173が圧縮される際の反発力よりも大きな力を可動軸25bに印加しており、下端23はフランジ部131〜133に当接された後、更に可動軸25bが延伸されると、バネ部材171〜173はフランジ部131〜133の下方移動によって圧縮される。バネ部材171〜173の圧縮と共に押圧軸121〜123は下方に移動される。
【0030】
可動軸25bの真下位置には、吐出先端部20が配置されている。
吐出先端部20は、先端部本体20aと、先端部本体20aに形成された吐出孔20bを有している。
【0031】
先端部本体20aの上端は、タンク5の内部に突出されており、下端はタンク5の底面からタンク5の外部に突出されており、タンク5の内部は吐出孔20bによってタンク5の外部に接続されている。
回転体2の下側底面4は、先端部本体20aと接触しており、接触しながら回転する。
【0032】
吐出孔20bの中心軸線は、可動軸25bの中心軸線と一致するように配置されており、従って、吐出孔20bの中心軸線と、回転軸6の回転軸線との間の距離は、貫通孔111〜113の中心軸線と、回転軸6の回転軸線との間の距離とは等しくなっている。従って、いずれかの貫通孔111〜113が吐出孔20bの真上に位置するとき、真上に位置する貫通孔111〜113と吐出孔20bは連通する。
【0033】
押圧軸121〜123は貫通孔111〜113の内壁面と密着し、回転体2の下側底面4は、先端部本体20aと密着している。
【0034】
貫通孔111〜113の外周は、先端部本体20aの外周よりも小さく形成されており、貫通孔111〜113の内周は、先端部本体20aの外周の内側に配置されることができる。
【0035】
従って、その間、いずれかの貫通孔111〜113と吐出孔20bは連通でき、連通された貫通孔111〜113と吐出孔20bはタンク5の内部空間から遮断される。
【0036】
吐出液が貫通孔111〜113と吐出孔20bの内部に充満していた場合、可動軸25bの下方への移動により、連通する貫通孔111〜113の内部で押圧軸121〜123が下方に移動すると、移動量に応じて連通する貫通孔111〜113内の吐出液が吐出孔20bに移動され、吐出孔20b内部の吐出液が吐出孔20bの先端からタンク5の外部に吐出される。下方に移動しても、押圧軸121〜123の下端は、吐出孔20b内には進入しないようになっている。
【0037】
なお、タンク5の上部には、吐出液供給口26が設けられており、吐出液供給装置27が吐出液供給口26に接続され、タンク5の内部に吐出液を蓄液可能に構成されている。
【0038】
図3の符号10はタンク5の内部の吐出液を示している。吐出液10は、回転体2の下側底面4よりも上の位置まで蓄液する必要がある。
【0039】
タンク5の上部には、真空排気系29が接続されており、吐出孔20bの先端を閉塞させ、真空排気系29からタンク5内部を真空排気した後、吐出液10がタンク5内部に供給されると、貫通孔111〜113の内部に吐出液10を進入させることができ、複数回吐出動作を行うことで、吐出孔20b内部にも吐出液10を進入させることができる。
【0040】
このように、貫通孔111〜113と、貫通孔111〜113に挿入された押圧軸121〜123と、押圧軸121〜123上端位置のフランジ部131〜133と、押圧されたフランジ部131〜133を押圧軸121〜123と共に上方に戻すバネ部材171〜173とで吐出液を吐出する吐出機構91〜93が形成されている。
【0041】
回転体2に設けられた吐出機構91〜93が可動軸25bの下方に位置するときに押圧装置25を動作させる場合、回転体2が一回転する間、回転体2に設けられた吐出機構91〜93の個数の回数だけ吐出液を吐出させることができる。
【0042】
回転する回転体2と吐出機構91〜93の相互の位置関係と吐出のタイミングを説明すると、吐出液10の記載は図中では省略するが、先ず、図4(a)のように、可動軸25bと吐出孔20bの間の位置に貫通孔111〜113が位置しないとき、可動軸25bは収縮されており、押圧軸121〜123は可動軸25bによって押圧されていない。
【0043】
吐出機構91〜93の位置と、押圧装置25又は先端部本体20との間の位置関係は測定制御装置(不図示)によって測定されており、回転体2の回転により、いずれかの貫通孔111〜113の内周が、先端部本体20aの外周よりも内側に位置し、その貫通孔111〜113が吐出孔20bと連通した連通状態は検出され、連通状態になると測定制御装置によって、押圧装置25が動作され、貫通孔111〜113の中心軸線と吐出孔20bの中心軸線が一致する前に、可動軸25bに下方に移動する力を印加し、押圧軸121〜123のフランジ部131〜133の部分に当接させ、押圧軸121〜123を下方に移動させ始める。貫通孔111〜113と吐出孔20bが連通している間に、押圧軸121〜123を所定の距離だけ下方に移動させる。
【0044】
同様に吐出液10の記載を図中では省略するが、連通状態にあり、押圧軸121〜123が下方に移動した状態は図4(b)に示す。
【0045】
次に、回転体2の回転によって、貫通孔111〜113が先端部本体20aからはみ出し、貫通孔111〜113がタンク5内の吐出液が蓄液された空間と接続されると、測定制御装置は可動軸25bに印加する下向きの力を無くし、上向きの力に変更し、押圧軸121〜123の押圧を解除し、可動軸25bを開口181〜183から引き抜き、容器151〜153の上方に位置される。
【0046】
押圧の解除により、フランジ部131〜133には、ばね部材171〜173の復元力によって上向きの力が印加される。このとき、貫通孔111〜113が回転体2の下側底面4とタンク5の底面14との間に露出されると、その底面間に位置する吐出液が吸引可能な状態になり、フランジ部131〜133に印加された上向きの力によって、それに接続された押圧軸121〜123が上方に引き上げられ、貫通孔111〜113内に底面間の吐出液10が吸引される。
【0047】
押圧力が解除され、フランジ部131〜133が上方に移動すると、フランジ部131〜133は容器151〜153の天井に当接したところで停止する。
【0048】
可動軸25bは、押圧軸121〜123の押圧後、連通状態が維持される間、押圧軸121〜123を押圧する場合は、回転体2が回転しても、下端23とフランジ部131〜133の接触が維持されるように、開口181〜183が形成されている。
【0049】
吐出液10は回転体2を回転させながら吸引されるため、貫通孔111〜113内に吐出液10が吸引される間、又は吸引された後、次の吐出機構91〜93が可動軸25bの下方に位置するときに、測定制御装置はその吐出機構91〜93によって吐出液を吐出することができる。
【0050】
各各吐出機構91〜93は、押圧された押圧軸121〜123が、再度吐出する位置に戻るまでに、貫通孔111〜113内に吐出液を吸引していればよい。
以上のように、回転体2が一回転する間に、各吐出機構91〜93から吐出液を吐出させることができるから、吐出間隔は、一回転の期間Tを吐出機構91〜93の数Nで除した値T/Nとなる。
【0051】
各吐出機構91〜93の貫通孔111〜113の中心軸線と回転軸6の回転軸線とが成す角度を等しくし、回転体2を一定速度で回転させれば一定の時間間隔で吐出液を吐出することができる。
【0052】
なお、上記実施例では吐出機構91〜93は3個であったが、3個に限定されるものではなく、2個以上の場合が本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の吐出装置の内部斜視図
【図2】断面図
【図3】吐出液を配置した断面図
【図4】(a):連通状態にない吐出先端部と押圧装置の関係を説明するための断面図 (b):連通状態にある吐出先端部と押圧装置の関係を説明するための断面図
【図5】(a)、(b):従来技術の滴下ヘッドの動作を説明するための断面図 (1)
【図6】(c)、(d):従来技術の滴下ヘッドの動作を説明するための断面図 (2)
【符号の説明】
【0054】
2……回転体
4……回転体の底面
5……タンク
6……回転軸
10……吐出液
111〜113……貫通孔
121〜123……押圧軸
131〜133……フランジ部
171〜173……バネ部材
20a……先端部本体
20b……吐出孔
25b……可動軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吐出液が配置されるタンクと、
前記タンクの底面に配置され、前記タンクの底面上に突出する先端部本体と、
前記タンクの内部に配置され、前記先端部本体の前記底面上の部分と接触する回転体と、
前記回転体に接続され、前記回転体を回転させる回転軸と、
前記回転体に設けられ、前記回転体の回転によって回転し、前記先端部本体の内部の吐出孔と連通する位置を通過する複数の貫通孔と、
前記各貫通孔内に配置された押圧軸と、
複数の前記貫通孔のうち、前記吐出孔と連通する前記貫通孔の内部の前記押圧軸を前記吐出孔方向に移動させる押圧装置と、
前記押圧装置によって前記吐出孔側に移動された押圧軸を、前記吐出孔とは反対側に移動させるバネ部材とを有する吐出装置。
【請求項2】
前記押圧軸は前記回転体の前記底面とは反対側の面上に突出され、
前記バネ部材は、前記押圧軸の突出された部分の端部に設けられたフランジ部と前記回転体の間に配置された請求項1記載の吐出装置。
【請求項3】
前記押圧装置は、前記押圧軸が伸びる方向と同方向に伸びる可動軸と、前記可動軸を上下移動させる駆動部を有する請求項1又は請求項2のいずれか1項記載の吐出装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2010−104965(P2010−104965A)
【公開日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−282138(P2008−282138)
【出願日】平成20年10月31日(2008.10.31)
【出願人】(000231464)株式会社アルバック (1,740)
【Fターム(参考)】